JP2002157008A - 周回型プラントの生産指示及び生産管理システム - Google Patents

周回型プラントの生産指示及び生産管理システム

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JP2002157008A
JP2002157008A JP2000351509A JP2000351509A JP2002157008A JP 2002157008 A JP2002157008 A JP 2002157008A JP 2000351509 A JP2000351509 A JP 2000351509A JP 2000351509 A JP2000351509 A JP 2000351509A JP 2002157008 A JP2002157008 A JP 2002157008A
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Yuichi Imaide
祐一 今出
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】同種または複数種の型板を一定数搭載して循環
可能な周回型プラントにおいて、安価のもとに生産の指
示及び管理を行うことができ、しかも上位コンピュータ
及びその通信回線の負荷を軽減することが可能なシステ
ムを提供する。 【解決手段】上位コンピュータ等が持つ、型板固有の情
報、その型板により生産される製品の情報及び生産計画
情報を参照し、周回型プラント上で必要なデータの全て
を、個々の型板Pに装着した記憶保持媒体(RFIDタ
グT等)に書き込んで記憶保持するとともに、製品Wが
必要とする情報を記録した情報媒体(2次元バーコード
ラベルL等)を製品Wそのものに装着することで、周回
型プラント上の1つのステージにおいてトラッキング管
理を行うだけで、周回型プラント全周の生産指示及び生
産管理を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同種または複数種
の型板を常に一定枚数搭載して循環可能な周回型プラン
トの生産指示及び生産管理システムに係り、例えば、住
宅用外壁材を生産する周回型プラントの生産指示及び生
産管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅用外壁材を生産する周回型プラント
の一例を図9に示す。
【0003】この例の周回型プラントは、同種または複
数種の型板Pを、プラント上に一定枚数搭載して循環可
能な構成となっている。プラント上を循環する型板P
は、原料投入ステージ101においてセメント等の原料
が投入される。原料が投入された型板Pは、補強材装着
ステージ102及び部材装着ステージ103に送られ、
その各ステージで補強材と部材の装着が行われた後、多
段プレス104にて加熱・硬化される。次に、型板P
は、脱型ステージ105に送られ、型板Pから製品Wが
脱型される。脱型された製品(素板)Wは乾燥炉106
にて乾燥された後、穴開加工ステージ107及び検査ス
テージ108を経て製品化される。
【0004】一方、脱型後の型板Pは、型板交換ステー
ジ109に送られ、型板交換の必要がある場合、型板排
出・型板投入処理にて型板Pの交換が行われる。型板交
換の必要が無い場合は、そのままの状態で型板交換ステ
ージ109を通過する。そして、型板交換ステージ10
9から送り出された型板Pは、型板洗浄ステージ110
にて洗浄された後、再び原料投入ステージ101に送ら
れて、原料が投入される。
【0005】このような周回型プラントにおいて、生産
の指示及び管理をする方法として、 シーケンサを用いて、型板及び製品にそれぞれを一意
に特定できる情報を、周回型プラントの全周にわたって
トラッキングするシステム、あるいは、型板及び製品
本体にそれぞれを一意に特定できる情報を記録した情報
媒体を取り付けることにより、情報が必要となる都度、
型板及び製品を一意に特定する情報をキーとして、上位
コンピュータに保持している生産指示及び生産管理情報
を参照するシステムが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したシ
ステムでは、周回型プラント全周にわたって高価なシ
ーケンサによるトラッキングを必要とするため、高価な
システムとなる。また、システムでは、情報が必要な
場所から上位コンピュータまで通信回線を設置する必要
があるため、この場合も高価なシステムとなる。
【0007】さらに、システム,によれば、いずれ
も、周回型プラント上において生産指示あるいは生産管
理情報が必要になる都度、キーとなる情報で上位コンピ
ュータを参照する必要があるため、上位コンピュータ及
びその通信回線の負荷が大きくなるといった問題もあ
る。
【0008】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、同種または複数種の型板を一定数搭載して循環
可能な周回型プラントにおいて、安価のもとに生産指示
及び生産管理を行うことができ、しかも上位コンピュー
タ及びその通信回線の負荷を軽減することが可能な周回
型プラントの生産指示及び生産管理システムの提供を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、同種または複
数種の型板を一定数搭載して循環可能な周回型プラント
の生産指示及び生産管理システムにおいて、型板固有の
情報、その型板により生産される製品の情報及び生産計
画情報を個々の型板に記憶保持するための記憶保持手段
と、記憶保持手段の情報を読み取る情報読取手段と、周
回型プラント内にて必要な情報を記憶保持手段に書き込
む書込手段と、記憶保持手段の情報を更新する情報更新
手段と、記憶保持手段に保持されている情報の全部また
は一部を製品そのものに保持させる情報付与手段とを備
えていることによって特徴づけられる。
【0010】本発明の生産指示及び生産管理システムの
具体的な処理を以下に説明する。 (1)型板を周回型プラントに投入する前に、型板固有
の情報を初期設定した記憶保持媒体(例えばRFIDタ
グ)を型板に装着して、周回型プラントへ投入する。 (2)周回型プラント上のトラッキングされた特定の1
つのステージ(例えば原料投入ステージ)にて、生産指
示及び生産管理情報を持つ上位コンピュータを参照し、
周回型プラント内にて必要な情報の全てを型板に装着し
た記憶保持媒体に書き込む。以後、型板のトラッキング
管理は行わない。 (3)生産指示情報が必要なステージ毎に、型板に装着
した記憶保持媒体から都度、情報を読み取り、作業者あ
るいは加工設備等に情報を伝達する。 (4)型板から製品を脱型したのち、製品が必要とする
情報は、脱型する前に型板に装着した記憶保持媒体から
情報を読み取り、その中で必要な情報を別の情報媒体
(例えば2次元バーコードラベル)に転記し、その情報
媒体を製品そのものに装着し、必要なステージにて情報
を読み取る。 (5)型板固有の情報(型板の累計使用回数など)を更
新する必要がある場合は適当な特定のステージにて更新
する。
【0011】このように、本発明の生産指示及び生産管
理システムによれば、特定の1つのステージにおいて、
型板に装着した記憶保持媒体に、生産指示・生産管理情
報及び生産計画情報を記憶保持した以後は、型板のトラ
ッキング管理が不要となるので、上位コンピュータを参
照する必要がなくなる。さらに、周回型プラントの全周
にわたってトラッキング管理を行う必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】まず、本実施形態において、周回型プラン
トを循環する型板に取り付ける記憶保持媒体として、R
FID(Radio Frequency Ident
ification)タグTを用いる。また、素板(製
品)に取り付ける情報媒体には2次元バーコードラベル
Lを用いる。なお、素板用の情報媒体としてRFIDタ
グを使用してもよいが、本実施形態ではランニングコス
トの面から2次元バーコードラベルを使用する。
【0014】図1は、本発明の生産指示及び生産管理シ
ステムの実施形態の概略構成図である。
【0015】図1の生産指示及び生産管理システムは、
住宅用外壁材を生産する周回型プラント(図9に示した
プラント)に本発明を適用したものであって、基本情報
書き込み部1、型板累計使用回数管理部2、素板生産指
示部3、穴開情報指示部4、検査基準情報指示部5、型
板交換管理部6、型板固有情報の初期設定部7を備えて
いる。各部の処理内容を以下に詳細に説明する。
【0016】<型板固有情報の初期設定部7>周回型プ
ラント外において、図7のNo.1〜No.3に示す型
板固有情報(型板品番、型板番号、累計使用回数)をR
FIDタグTに初期設定する。初期設定したRFIDタ
グTを型板Pに装着して、型板Pを周回型プラント内に
投入する。なお、型板Pの周回型プラント内への投入
は、型板交換ステージ109にて行う。
【0017】<基本情報書き込み部1及び型板累計使用
回数管理部2>基本情報書き込み部1及び型板累計使用
回数管理部2のシステム構成を図2に示す。
【0018】まず、本実施形態では、原料投入ステージ
101のみがトラッキング管理されており、上位コンピ
ュータ11と連動している。
【0019】上位コンピュータ11は、生産指示、生産
管理及び生産計画データを保持している。上位コンピュ
ータ11には、原料投入ステージ101の近傍に設置さ
れた設備制御盤12とRFID用アンテナ13が接続さ
れている。
【0020】次に、基本情報書き込み及び型板累計使用
回数管理の具体的な処理を、図3のフローチャートに従
って説明する。
【0021】[ステップS1:型板到着信号受信]原料
投入ステージ101に型板P(図1参照)が到着する
と、設備制御盤12から上位コンピュータ11に到着信
号が送られ、その到着信号を上位コンピュータ11が受
信した時点で処理を開始する。
【0022】[ステップS2:情報の読み取り]上位コ
ンピュータ11が、型板Pに装着されているRFIDタ
グTの情報を、RFID用アンテナ13を介して読み取
る。
【0023】[ステップS3:型板固有情報の保持]読
み取った情報のうち、図7に示すNo.1の項目「型板
品番」及びNo.2の項目「型板番号」の各データは不
変であるため、上位コンピュータ11にそのまま保持し
ておく。
【0024】[ステップS4]図7に示すNo.3の項
目「累計使用回数」のデータは、型板Pの累計使用回数
のことであるので、読み取った情報(数値)に1を加算
し、上位コンピュータ11に保持する。
【0025】[ステップS5:生産指示、生産管理及び
生産計画情報の取得]図7に示すNo.4〜No.9の
各項目「製品品番」、「製品長さ」、「製品幅」、「製
品厚み」、「製品重量」及び「次周回型板品番」の情報
を、上位コンピュータ11内のデータから取得し、一時
保持しておく。
【0026】[ステップS6:情報の再構成]ステップ
S3〜S5で保持した情報を、図7に示すレイアウトで
再構成する。
【0027】[ステップS7:RFIDタグへの書き込
み]ステップS6にて再構成した情報を、RFID用ア
ンテナ13から型板Pに送信して、型板Pに装着してい
るRFIDタグTに書き込む。この書き込まれた情報に
基づいて、以降の各部での処理が実行される。
【0028】<素板生産指示部3>素板生産指示部3の
システム構成を図4に示す。
【0029】素板生産指示部3は、製品生産指示用コン
ピュータ31と、補強材装着ステージ102の近傍に設
置された設備制御盤32及びRFID用アンテナ33
と、2次元バーコードラベル発行用のプリンタ34を備
えている。それら設備制御盤32、RFID用アンテナ
33及びプリンタ34は、製品生産指示用コンピュータ
31に接続されている。
【0030】素板生産指示部3では、補強材装着ステー
ジ102に型板Pが到着すると、設備制御盤32から製
品生産指示用コンピュータ31に到着信号が送られる。
【0031】製品生産指示用コンピュータ31は、到着
信号を受信した時点で、型板Pに装着されているRFI
DタグTの情報を、RFID用アンテナ33を介して読
み取り、その読み取った情報を基に、図7に示すNo.
5〜No.7の各項目「製品長さ」、「製品幅」及び
「製品厚み」の情報を表示する。
【0032】作業者は、製品生産指示用コンピュータ3
1に表示された製品長さ、製品幅及び製品厚みの各情報
に基づいて、装着する補強材の種類を判断し、適切な補
強材を装着する。
【0033】さらに、部材装着ステージ103におい
て、作業者が製品生産指示用コンピュータ31に表示さ
れた製品厚みの情報に基づいて部材装着の要否を判断
し、必要であれば部材を装着する。また、この際に、製
品生産指示用コンピュータ31が2次元バーコードラベ
ル発行用のプリンタ34を駆動して、図8に示す情報を
持つ2次元バーコードラベルLを発行し、作業者がその
2次元バーコードラベルLを、型板P内の原料の上に装
着する。2次元バーコードラベルLの装着作業は、部材
装着ステージ103にて行う。
【0034】以上の処理が行われた型板Pは、多段プレ
ス104にて加熱・硬化された後、脱型ステージ105
に送られる。脱型ステージ105において脱型された製
品(素板)Wは、乾燥炉106にて乾燥された後、穴開
加工ステージ107に送られる。一方、脱型後の型板P
は型板交換ステージ109に送られる。
【0035】<穴開情報指示部4>穴開情報指示部4で
は、穴開加工ステージ107に製品Wが到着した際に、
製品Wに装着されている2次元バーコードラベルLを読
み取り、図8に示すNo.1の項目「製品品番」の情報
を穴開設備(図示せず)に供給する。穴開設備は、供給
された情報と、予め登録されている加工プログラムに基
づいて穴開け加工を行う。
【0036】<検査基準情報指示部5>検査基準情報指
示部5では、検査ステージ108に製品Wが到着した際
に、製品Wに装着されている2次元バーコードラベルL
を読み取り、図8に示すNo.2〜No.5の各項目
「製品長さ」、「製品幅」、「製品厚み」及び「製品重
量」の検査基準情報を検査設備(図示せず)に供給す
る。検査設備では、供給された検査基準情報と、その検
査基準情報の各項目について実測した数値(検査ステー
ジ108にて測定)とを比較して、製品Wが良品である
か、不良品であるかを判定する。
【0037】<型板交換管理部6>型板交換管理部6の
システム構成を図5に示す。
【0038】型板交換管理部6は、型板交換管理用コン
ピュータ61と、型板交換ステージ109の近傍に設置
された設備制御盤62及びRFID用アンテナ63を備
えている。それら設備制御盤62及びRFID用アンテ
ナ63は型板交換管理用コンピュータ61に接続されて
いる。
【0039】次に、型板交換管理の具体的な処理を、図
6のフローチャートに従って説明する。
【0040】[ステップS11:型板到着信号受信]型
板交換ステージ109に型板が到着すると、設備制御盤
62から型板到着信号が型板交換管理用コンピュータ6
1に送られ、その到着信号を型板交換管理用コンピュー
タ61が受信した時点で処理を開始する。
【0041】[ステップS12:情報の読み取り]型板
交換管理用コンピュータ61が、型板Pに装着されてい
るRFIDタグTの情報を、RFID用アンテナ63を
介して読み取る。
【0042】[ステップS13:型板品番及び次回収型
板品番の保持]ステップS12にて読み取った情報のう
ち、図7に示すNo.1の項目「型板品番」及びNo.
9の項目「次周回型板品番」の各情報を型板交換管理用
コンピュータ61内に保持する。
【0043】[ステップS14:型板交換の要否判定]
ステップS13にて保持した型板品番と次周回型板品番
とを比較し、同一であれば、次の周回も同じ型板品番を
使用することになるので、型板交換不要と判定してステ
ップS15と進む。比較結果が異なっている場合、次の
周回は次周回型板品番に示される型板を使用することに
なるので、型板交換要と判定してステップS17へと進
む。
【0044】[ステップS15:型板の使用限度判定]
現在の型板品番が、次の周回で使用する型板品番であっ
ても、累計使用回数が、使用限度として予め設定されて
いる設定値を超えている場合は、型板交換要と判定し、
次周回型板品番を型板交換管理用コンピュータ61上に
表示してステップS17へと進む。一方、累計使用回数
が使用限度の設定値を超えていない場合は、型板交換不
要と判定してステップS16へと進む。
【0045】[ステップS16,ステップS22:型板
通過信号送信及び終了]ステップS14及びステップS
15の双方において型板交換不要と判定されているの
で、型板交換管理用コンピュータ61は、型板Pを、そ
のまま周回型プラント上を周回させるべく、型板通過信
号を設備制御盤62に送信して処理を終了する。
【0046】[ステップS17:型板排出信号送信]ス
テップS14またはステップS15で型板交換要と判定
されているので、設備制御盤62に型板排出信号を送信
し、新たに投入すべき型板Pとして、次周回型板品番を
型板交換管理コンピュータ61上に表示する。
【0047】[ステップS18:型板交換作業(実際の
型板入れ替え作業)]作業者が、交換要と判定された型
板Pを周回型プラント上から排出し、型板交換管理用コ
ンピュータ61上に表示されている、次周回型板品番と
同じ型板品番を持つ型板Pを投入する。
【0048】[ステップS19:型板投入信号受信]ス
テップS18で作業者が型板Pを投入すると、設備制御
盤62から型板投入信号が型板交換管理用コンピュータ
61に送られ、その型板投入信号を型板交換管理用コン
ピュータ61が受信した時点で処理を開始する。
【0049】[ステップS20:投入された型板のRF
ID読み取り]型交換管理用コンピュータ61が、投入
された型板Pに装着されているRFIDタグTの情報
を、RFID用アンテナ63を介して読み取る。
【0050】[ステップS21:型板品番及び累計使用
回数の保持]ステップS20にて読み取った情報から、
投入された型板Pの型板品番及び累計使用回数の情報を
型板交換管理用コンピュータ61内に保存した後、ステ
ップS14へと戻る。
【0051】そして、型板交換ステージ109にて交換
された型板P、もしくは型板交換ステージ109をその
まま通過した型板Pは、型板洗浄ステージ110にて洗
浄された後、原料投入ステージ101に送られて、原料
が投入される。
【0052】以上のように、本実施形態によれば、原料
投入ステージ101において、型板Pに装着したRFI
DタグTに、生産指示・生産管理情報及び生産計画情報
を記憶保持した以後は、型板Pのトラッキング管理が不
要となり、上位コンピュータ11を参照する必要がなく
なるので、上位コンピュータ11及びその通信回線の負
荷を軽減することができる。さらに、周回型プラント上
の全てのステージについてトラッキング管理を行う必要
がなくなる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周回型プ
ラントの生産指示及び生産管理システムによれば、上位
コンピュータ等が持つ、型板固有の情報、その型板によ
り生産される製品の情報及び生産計画情報を参照し、周
回型プラント上で必要なデータの全てを、個々の型板P
に装着した記憶保持媒体に書き込んで記憶保持するとと
もに、製品が必要とする情報を記録した情報媒体を製品
そのものに装着するので、周回型プラント上の1つのス
テージにおいてトラッキング管理を行うだけで、周回型
プラント全周の生産指示及び生産管理を行うことができ
る。これにより、高価なシーケンサによるトラッキング
システムが不要になる。また、生産指示あるいは生産管
理情報が必要になる都度、上位コンピュータを参照する
という処理が不要になるので、上位コンピュータ及びそ
の通信回線の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略構成を示す図である。
【図2】基本情報書き込み部及び型板累計使用回数管理
部のシステム構成図である。
【図3】基本情報書き込み及び型板累計使用回数管理の
処理内容を示すフローチャートである。
【図4】素板生産指示部のシステム構成図である。
【図5】型板交換管理部のシステム構成図である。
【図6】型板交換管理の処理内容を示すフローチャート
である。
【図7】型板用のRFIDタグのデータレイアウトの一
例を示す図である。
【図8】製品用の2次元バーコードラベルのデータレイ
アウトの一例を示す図である。
【図9】住宅用外壁材を生産する周回型プラントの一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 基本情報書き込み部 2 型板累計使用回数管理部 11 上位コンピュータ 12 設備制御盤 13 RFID用アンテナ 3 素板生産指示部 31 製品生産指示用コンピュータ 32 設備制御盤 33 RFID用アンテナ 34 2次元バーコードラベル発行用のプリンタ 4 穴開情報指示部 5 検査基準情報指示部 6 型板交換管理部 61 型板交換管理用コンピュータ 62 設備制御盤 63 RFID用アンテナ 7 型板固有情報の初期設定部 P 型板 T RFIDタグ L 2次元バーコードラベル 101 原料投入ステージ 102 補強材装着ステージ 103 部材装着ステージ 104 多段プレス 105 脱型ステージ 106 乾燥炉 107 穴開加工ステージ 108 検査ステージ 109 型板交換ステージ 110 型板洗浄ステージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同種または複数種の型板を一定数搭載し
    て循環可能な周回型プラントの生産指示及び生産管理シ
    ステムであって、 型板固有の情報、その型板により生産される製品の情報
    及び生産計画情報を個々の型板に記憶保持するための記
    憶保持手段と、記憶保持手段の情報を読み取る情報読取
    手段と、周回型プラント内にて必要な情報を記憶保持手
    段に書き込む書込手段と、記憶保持手段の情報を更新す
    る情報更新手段と、記憶保持手段に保持されている情報
    の全部または一部を製品そのものに保持させる情報付与
    手段とを備えていることを特徴とする周回型プラントの
    生産指示及び生産管理システム。
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Cited By (2)

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