JP2003108215A - 型板及び素板管理システム - Google Patents

型板及び素板管理システム

Info

Publication number
JP2003108215A
JP2003108215A JP2001298041A JP2001298041A JP2003108215A JP 2003108215 A JP2003108215 A JP 2003108215A JP 2001298041 A JP2001298041 A JP 2001298041A JP 2001298041 A JP2001298041 A JP 2001298041A JP 2003108215 A JP2003108215 A JP 2003108215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
template
information
blank
plate
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001298041A
Other languages
English (en)
Inventor
Yohei Okano
陽平 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2001298041A priority Critical patent/JP2003108215A/ja
Publication of JP2003108215A publication Critical patent/JP2003108215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同種または複数種の型板を一定数搭載して循
環可能な周回型プラントにおいて、型板および素板の管
理を安価に行うことができ、しかも上位コンピュータ及
びその通信回線の負荷を軽減する。 【解決手段】 型板固有の情報、その型板により生産さ
れる素板の情報及び生産計画情報を記憶したRFIDタ
グTが、周回型プラント上に投入される際に個々の型板
Pに取り付けられ、RFIDタグTに記憶されている情
報の全部または一部と位置検査ステージ104での検査
結果とを保持した2次元バーコードラベルLが、検査結
果に基づいて良品と判定された素板Wにのみ取り付けら
れる。これにより、周回型プラント上の原料投入ステー
ジ101においてトラッキング管理を行うだけで、周回
型プラント上の他のステージ102〜111及び脱型後
の各ステージ108,109において、型板P及び素板
Wの管理が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周回型プラント上
に搭載された同種または複数種の一定数の型板に原料を
投入する原料投入工程と、投入された原料の上に各種部
材を載置する載置工程と、載置された部材の位置を検査
する位置検査工程と、検査後の原料および部材を加圧及
び加熱して素板を成型する成型工程と、成型後の素板を
型板から外す脱型工程とを備え、脱型後の素板をその後
の加工工程や検査工程に搬送する製造ラインに係り、例
えば、住宅用外壁材を生産する製造ラインに適用される
型板及び素板管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅用外壁材を生産する周回型プラント
の一例を図8に示す。
【0003】この例の周回型プラントは、同種または複
数種の型板Pを、プラント上に一定枚数搭載して循環可
能な構成となっている。プラント上を循環する型板P
は、原料投入ステージ101においてセメント等の原料
が投入される。投入された原料は、型枠Pを加振させる
ことでならされる。原料が投入された型板Pは、補強材
装着ステージ102及び部材装着ステージ103に送ら
れ、その各ステージで補強材と部材の装着が行われた
後、検査ステージ104に送られる。検査ステージ10
4では、画像処理装置によって撮影された型板Pの画像
に基づいて、装着された補強材や部材の装着位置が検査
される。次に、検査後の型板Pは、多段プレス105に
て加熱・硬化された後、脱型ステージ107に送られ、
型板Pから製品(素板)Wが脱型される。脱型された素
板Wは、乾燥炉107にて乾燥された後、穴開加工ステ
ージ108及び検査ステージ109を経て図示しない次
工程に搬送される。
【0004】一方、脱型後の型板Pは、型板交換ステー
ジ110に送られ、型板交換の必要がある場合、型板排
出・型板投入処理にて型板Pの交換が行われる。型板交
換の必要が無い場合は、そのままの状態で型板交換ステ
ージ110を通過する。そして、型板交換ステージ11
0から送り出された型板Pは、型板洗浄ステージ111
にて洗浄された後、再び原料投入ステージ101に送ら
れて、原料が投入される。
【0005】このような周回型プラントにおいて、生産
の指示及び管理をする方法として、 シーケンサを用いて、型板及び素板にそれぞれを一意
に特定できる情報を周回型プラントの全周にわたってト
ラッキングするシステム、型板及び素板本体にそれぞ
れを一意に特定できる情報を記録した情報媒体を取り付
け、情報が必要となるたびに、型板及び素板を一意に特
定する情報をキーとして、上位コンピュータに保持して
いる生産指示及び生産管理情報を参照するシステム、な
どが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したシ
ステムでは、周回型プラント全周にわたって高価なシ
ーケンサによるトラッキングを必要とするため、高価な
システムとなる。また、センサの誤動作等によるトラッ
キング異常が発生した場合には、違う製造情報でシステ
ムが動作してしまうため、不良品が発生してしまう。さ
らに、トラッキング異常処置としてデータメンテナンス
操作を実施しなければならない、などの問題があった。
【0007】また、システムでは、情報が必要な場所
から上位コンピュータまで通信回線を設置する必要があ
るため、この場合も高価なシステムとなるといった問題
があった。
【0008】さらに、システム,によれば、いずれ
も、周回型プラント上において生産指示あるいは生産管
理情報が必要になる都度、キーとなる情報で上位コンピ
ュータを参照する必要があるため、上位コンピュータ及
びその通信回線の負荷が大きくなるといった問題があっ
た。
【0009】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、その目的は、同種または複数種の型板を一定数
搭載して循環可能な周回型プラントにおいて、型板およ
び素板の管理を安価に行うことができ、しかも上位コン
ピュータ及びその通信回線の負荷を軽減することが可能
な型板及び素板管理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の型板及び素板管
理システムは、周回型プラント上に搭載された同種また
は複数種の一定数の型板に原料を投入する原料投入工程
と、投入された原料の上に各種部材を載置する載置工程
と、載置された部材の位置を検査する位置検査工程と、
検査後の原料および部材を加圧及び加熱して素板を成型
する成型工程と、成型後の素板を型板から外す脱型工程
とを備え、脱型後の素板をその後の加工工程や検査工程
に搬送する製造ラインにおいて、前記周回型プラント上
に投入される際に個々の型板に取り付けられ、型板固有
の情報、その型板により生産される素板の情報及び生産
計画情報を記憶した記憶媒体と、前記記憶媒体の情報を
読み取る情報読取手段と、周回型プラント内にて必要な
情報を前記記憶媒体に書き込む書込手段と、前記記憶媒
体の情報のうち使用回数の情報を、周回型プラントを1
周する度にプラス1して更新する情報更新手段と、前記
位置検査工程の検査結果に基づいて良品と判定された素
板にのみ取り付けられ、記憶媒体に記憶されている情報
の全部または一部と前記検査結果とを保持した情報媒体
とを備えていることを特徴とする。
【0011】ここで、本発明の型板及び素板管理システ
ムの具体的な処理を以下に説明する。 (1)型板を周回型プラントに投入する前に、型板固有
の情報を初期設定した記憶媒体(例えばRFIDタグ)
を型板に装着して、周回型プラントへ投入する。 (2)周回型プラント上のトラッキングされた特定の1
つのステージ(例えば原料投入ステージ)にて、生産指
示及び生産管理情報を持つ上位コンピュータを参照し、
周回型プラント内にて必要な情報の全てを型板に装着し
た記憶媒体に書き込む。以後、型板のトラッキング管理
は行わない。 (3)生産指示情報が必要なステージ毎に、型板に装着
した記憶媒体からその都度情報を読み取り、作業者ある
いは加工設備等に情報を伝達する。 (4)補強材及び部材の装着位置を検査する位置検査工
程での検査結果に基づいて、良品と判定された素板につ
いてのみ、記憶媒体に記憶されている情報の全部または
一部とこのステージでの検査結果とを情報媒体(例え
ば、2次元バーコードラベル)に転記し、この情報媒体
を素板自体に装着する。 (5)型板から素板を脱型した後、素板が必要とする情
報は、素板に装着された情報媒体から読み取る。 (6)型板固有の情報(型板の累計使用回数など)を更
新する必要がある場合は適当な特定のステージにて更新
する。
【0012】このように、本発明によれば、型板を周回
型プラントに投入する前のステージにおいて、型板に装
着した記憶媒体に、生産指示・生産管理情報及び生産計
画情報を保持した後は、型板のトラッキング管理が不要
となるので、上位コンピュータを参照する必要がなくな
る。さらに、周回型プラントの全周にわたってトラッキ
ング管理を行う必要がなくなる。
【0013】また、素板を型板から脱型した後は、素板
が必要とする情報を保持した情報媒体が、素板自体に装
着されているので、この情報媒体から必要な情報を読み
出すことで、脱型後の素板の加工工程や検査工程を実施
することができる。そのため、素板のトラッキング管理
が不要となるので、上位コンピュータを参照する必要が
なくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0015】まず、本実施形態において、周回型プラン
トを循環する型板に取り付ける記憶媒体として、RFI
D(Radio Frequency Identif
ication)タグTを用いる。また、素板に取り付
ける情報媒体には2次元バーコードラベル(QRコード
ラベル)Lを用いる。なお、素板用の情報媒体としてR
FIDタグを使用してもよいが、本実施形態ではランニ
ングコストの面から2次元バーコードラベルを使用す
る。
【0016】図1は、本発明の型板及び素板管理システ
ムの実施形態の概略構成図である。
【0017】図1の型板及び素板管理システムは、住宅
用外壁材を生産する周回型プラント(図8に示したプラ
ント)に本発明を適用したものであって、基本情報書き
込み部1、型板累計使用回数管理部2、素板生産指示部
3、穴開情報指示部4、検査基準情報指示部5、型板交
換管理部6、型板固有情報の初期設定部7を備えてい
る。各部の処理内容を以下に詳細に説明する。
【0018】<型板固有情報の初期設定部7>周回型プ
ラント外において、図7(a)に示す型板固有情報(型
板品番、型板番号、メンテ日、累計使用回数である現在
ショット数)をRFIDタグTに初期設定する。初期設
定したRFIDタグTを型板Pに装着して、型板Pを周
回型プラント内に投入する。なお、型板Pの周回型プラ
ント内への投入は、型板交換ステージ110にて行う。
【0019】<基本情報書き込み部1及び型板累計使用
回数管理部2>基本情報書き込み部1及び型板累計使用
回数管理部2のシステム構成を図2に示す。
【0020】まず、本実施形態では、原料投入ステージ
101のみがトラッキング管理されており、上位コンピ
ュータ11と連動している。
【0021】上位コンピュータ11は、生産指示、生産
管理及び生産計画データを保持している。上位コンピュ
ータ11には、原料投入ステージ101の近傍に設置さ
れた設備制御盤12とRFID用アンテナ13とが接続
されている。
【0022】次に、基本情報書き込み及び型板累計使用
回数管理の具体的な処理を、図3のフローチャートに従
って説明する。
【0023】ステップS1(型板到着信号受信)では、
原料投入ステージ101に型板P(図1参照)が到着す
ると、設備制御盤12から上位コンピュータ11に到着
信号が送られ、その到着信号を上位コンピュータ11が
受信した時点で処理を開始する。
【0024】ステップS2(情報の読み取り)では、上
位コンピュータ11が、型板Pに装着されているRFI
DタグTの情報を、RFID用アンテナ13を介して読
み取る。
【0025】ステップS3(型板固有情報の保持)で
は、読み取った情報のうち、図7(a)に示す「型板品
番」、「型板番号」及び「メンテ日」の各データは不変
であるため、上位コンピュータ11にそのまま保持して
おく。
【0026】ステップS4では、図7(a)に示す「現
在ショット数」のデータは、型板Pの累計使用回数のこ
とであるので、読み取った情報(数値)に1を加算し、
上位コンピュータ11に保持する。
【0027】ステップS5(生産指示、生産管理及び生
産計画情報の取得)では、図7(b)に示す「周回N
o」、「配列No」、「成型年月日」、「素板品番」、
「注型No」、「画像No」、「基板長さ」、「素板幅」、
「素板厚み」及び「素板重量」の情報を、上位コンピュ
ータ11内のデータから取得し、一時保持しておく。
【0028】ステップS6(情報の再構成)では、ステ
ップS3〜ステップS5で保持した情報を、図7(b)
に示すレイアウトで再構成する。
【0029】ステップS7(RFIDタグへの書き込
み)では、ステップS6にて再構成した情報を、RFI
D用アンテナ13から型板Pに送信して、型板Pに装着
しているRFIDタグTに書き込む。この書き込まれた
情報に基づいて、以降の各部での処理が実行される。
【0030】<素板生産指示部3>素板生産指示部3の
システム構成を図4に示す。
【0031】素板生産指示部3は、製品生産指示用コン
ピュータ31と、補強材装着ステージ102の近傍に設
置された設備制御盤32及びRFID用アンテナ33
と、2次元バーコードラベル発行用のプリンタ34と、
素板の表面を撮影するCCDカメラ等の撮像装置35
と、撮像装置35で撮影した画像を処理する画像処理装
置36とを備えている。これら設備制御盤32、RFI
D用アンテナ33、プリンタ34及び画像処理装置35
は、製品生産指示用コンピュータ31に接続されてい
る。
【0032】素板生産指示部3では、補強材装着ステー
ジ102に型板Pが到着すると、設備制御盤32から製
品生産指示用コンピュータ31に到着信号が送られる。
【0033】製品生産指示用コンピュータ31は、到着
信号を受信した時点で、型板Pに装着されているRFI
DタグTの情報を、RFID用アンテナ33を介して読
み取り、その読み取った情報を基に、図7(b)に示す
「素板長さ」、「素板幅」及び「素板厚み」の各情報を
表示する。
【0034】作業者は、製品生産指示用コンピュータ3
1に表示された素板長さ、素板幅及び素板厚みの各情報
に基づいて、装着する補強部材の種類を判断し、適切な
補強部材を装着する。また、作業者は、部材装着ステー
ジ103において、製品生産指示用コンピュータ31に
表示された素板厚みの情報に基づいて部材装着の要否を
判断し、必要であれば部材を装着する。
【0035】この後、製品生産指示用コンピュータ31
は、RFIDタグTより読み取った画像Noの情報を画像
処理装置35に送信する。
【0036】検査ステージ104では、装着された補強
材及び部材の位置を撮像装置36で撮影する。画像処理
装置35は、撮影された型板Pの画像に基づき、装着さ
れた補強材や部材の装着位置が正しいか否かを検査し、
検査結果を製品生産指示用コンピュータ31に送信す
る。製品生産指示用コンピュータ31は、この検査結果
に基づき、2次元バーコードラベル発光用のプリンタ3
4を駆動して、装着された補強材や部材が正しい位置に
装着されていると判断された型板Pについてのみ、図7
(c)に示す情報を持つ2次元バーコードラベルLを発
行する。2次元バーコードラベルLの情報は、図7
(b)に示すRFIDタグTに書き込まれている情報と
比べると、「次周回型板品番」が削除されており、その
代わりに検査ステージ104での「検査結果」の情報が
追加された内容となっている。
【0037】作業者は、この2次元バーコードラベルL
を、装着位置が正しいと判断された型板P内の原料(素
板)の上に装着する。なお、装着位置が正しくない場合
には、不良である型板Pを周回型プラントから抜き取
る。ただし、図8には、抜き取りステージは図示してい
ない。
【0038】以上の処理が行われた型板Pは、多段プレ
ス105にて加熱・硬化された後、脱型ステージ106
に送られる。脱型ステージ106において脱型された素
板Wは、乾燥炉107にて乾燥された後、穴開加工ステ
ージ108に送られる。一方、脱型後の型板Pは型板交
換ステージ110に送られる。
【0039】<穴開情報指示部4>穴開情報指示部4で
は、穴開加工ステージ108に素板Wが到着した際に、
素板Wに装着されている2次元バーコードラベルLを読
み取り、図7(c)に示す「素板品番」の情報を穴開設
備(図示せず)に供給する。穴開設備は、供給された情
報と、予め登録されている加工プログラムに基づいて穴
開け加工を行う。
【0040】<検査基準情報指示部5>検査基準情報指
示部5では、検査ステージ109に素板Wが到着した際
に、素板Wに装着されている2次元バーコードラベルL
を読み取り、図7(c)に示す「素板長さ」、「素板
幅」、「素板厚み」及び「素体重量」の検査基準情報を
検査設備(図示せず)に供給する。検査設備では、供給
された検査基準情報と、その検査基準情報の各項目につ
いて実測した数値(検査ステージ109にて測定)とを
比較して、素板Wが良品であるか、不良品であるかを判
定する。
【0041】<型板交換管理部6>型板交換管理部6の
システム構成を図5に示す。
【0042】型板交換管理部6は、型板交換管理用コン
ピュータ61と、型板交換ステージ109の近傍に設置
された設備制御盤62及びRFID用アンテナ63とを
備えている。これら設備制御盤62及びRFID用アン
テナ63は型板交換管理用コンピュータ61に接続され
ている。
【0043】次に、型板交換管理の具体的な処理を、図
6のフローチャートに従って説明する。
【0044】ステップS11(型板到着信号受信)で
は、型板交換ステージ110に型板が到着すると、設備
制御盤62から型板到着信号が型板交換管理用コンピュ
ータ61に送られ、その到着信号を型板交換管理用コン
ピュータ61が受信した時点で処理を開始する。
【0045】ステップS12(情報の読み取り)では、
型板交換管理用コンピュータ61が、型板Pに装着され
ているRFIDタグTの情報を、RFID用アンテナ6
3を介して読み取る。
【0046】ステップS13(型板品番及び次回収型板
品番の保持)では、ステップS12にて読み取った情報
のうち、図7(b)に示す「型板品番」及び「次周回型
板品番」の各情報を型板交換管理用コンピュータ61内
に保持する。
【0047】ステップS14(型板交換の要否判定)で
は、ステップS13にて保持した型板品番と次周回型板
品番とを比較し、同一であれば、次の周回も同じ型板品
番を使用することになるので、型板交換不要と判定(Y
esと判定)してステップS15に進む。比較結果が異
なっている場合、次の周回は次周回型板品番に示される
型板を使用することになるので、型板交換要と判定(N
oと判定)してステップS17に進む。
【0048】ステップS15(型板の使用限度判定)で
は、現在の型板品番が、次の周回で使用する型板品番で
あっても、累計使用回数が、使用限度として予め設定さ
れている設定値を超えている場合は、型板交換要と判定
(Yesと判定)し、次周回型板品番を型板交換管理用
コンピュータ61上に表示してステップS16に進む。
一方、累計使用回数が使用限度の設定値を超えていない
場合は、型板交換不要と判定(Noと判定)してステッ
プS17に進む。
【0049】ステップS16(型板通過信号送信)で
は、ステップS14及びステップS15の双方において
型板交換不要と判定されているので、型板交換管理用コ
ンピュータ61は、型板Pを、そのまま周回型プラント
上を周回させるべく、型板通過信号を設備制御盤62に
送信して処理を終了する(ステップS22)。
【0050】ステップS17(型板排出信号送信)で
は、ステップS14またはステップS15で型板交換要
と判定されているので、設備制御盤62に型板排出信号
を送信し、新たに投入すべき型板Pとして、次周回型板
品番を型板交換管理コンピュータ61上に表示する。
【0051】ステップS18(型板交換作業)では、作
業者が、交換要と判定された型板Pを周回型プラント上
から排出し、型板交換管理用コンピュータ61上に表示
されている、次周回型板品番と同じ型板品番を持つ型板
Pを投入する。
【0052】ステップS19(型板投入信号受信)で
は、ステップS18で作業者が型板Pを投入すると、設
備制御盤62から型板投入信号が型板交換管理用コンピ
ュータ61に送られ、その型板投入信号を型板交換管理
用コンピュータ61が受信した時点で処理を開始する。
【0053】ステップS20(投入された型板のRFI
D読み取り)では、型交換管理用コンピュータ61が、
投入された型板Pに装着されているRFIDタグTの情
報を、RFID用アンテナ63を介して読み取る。
【0054】ステップS21(型板品番及び累計使用回
数の保持)では、ステップS20にて読み取った情報か
ら、投入された型板Pの型板品番及び累計使用回数の情
報を型板交換管理用コンピュータ61内に保存した後、
ステップS14に戻る。
【0055】そして、型板交換ステージ110にて交換
された型板P、もしくは型板交換ステージ110をその
まま通過した型板Pは、型板洗浄ステージ111にて洗
浄された後、原料投入ステージ101に送られて、原料
が投入される。
【0056】以上のように、本実施形態によれば、原料
投入ステージ101において、型板Pに装着したRFI
DタグTに、生産指示・生産管理情報及び生産計画情報
を記憶保持させた後は、型板Pのトラッキング管理が不
要となり、上位コンピュータ11を参照する必要がなく
なるので、上位コンピュータ11及びその通信回線の負
荷を軽減することができる。さらに、周回型プラント上
の全てのステージについてトラッキング管理を行う必要
がなくなる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の型板及び
素板管理システムによれば、上位コンピュータ等が持
つ、型板固有の情報、その型板により生産される素板の
情報及び生産計画情報を参照し、周回型プラント上で必
要なデータの全てを、個々の型板Pに装着した記憶媒体
に書き込んで記憶保持するとともに、素板が必要とする
情報を記録した情報媒体を素板そのものに装着するの
で、周回型プラント上の1つのステージにおいてトラッ
キング管理を行うだけで、周回型プラント全周の生産指
示及び生産管理を行うことができる。これにより、高価
なシーケンサによるトラッキングシステムが不要にな
る。また、型板及び素板そのものに必要な製造情報や製
造履歴、検査結果などの情報が付属されるため、型板及
び素板と情報との一元管理が可能となる。これにより、
型板及び素板と情報とのずれを無くすことができ、情報
の信頼性を格段に向上させることができる。また、この
一元管理により、素板を型板から脱型した後も、素板自
体に装着されている情報媒体から必要な情報を読み出す
ことで、脱型後の素板の加工工程や検査工程を実施する
ことができる。そのため、素板のトラッキング管理が不
要となるので、上位コンピュータを参照する必要がなく
なる。さらにまた、情報のメンテナンス操作なども不要
となり、操作性が格段に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略構成を示す説明図であ
る。
【図2】基本情報書き込み部及び型板累計使用回数管理
部のシステム構成図である。
【図3】基本情報書き込み及び型板累計使用回数管理の
処理内容を示すフローチャートである。
【図4】素板生産指示部のシステム構成図である。
【図5】型板交換管理部のシステム構成図である。
【図6】型板交換管理の処理内容を示すフローチャート
である。
【図7】RFIDタグ及び2次元バーコードラベル(Q
Rコードラベル)作成過程を示す説明図であり、(a)
はRFIDタグに初期設定する型板固有情報(型板品
番、型板番号、メンテ日、累計使用回数である現在ショ
ット数)の例を示す説明図、(b)は型板用のRFID
タグのデータレイアウトの一例を示す説明図、(c)は
素板用の2次元バーコードラベルのデータレイアウトの
一例を示す説明図である。
【図8】住宅用外壁材を生産する周回型プラントの一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 基本情報書き込み部 2 型板累計使用回数管理部 11 上位コンピュータ 12 設備制御盤 13 RFID用アンテナ 3 素板生産指示部 31 製品生産指示用コンピュータ 32 設備制御盤 33 RFID用アンテナ 34 2次元バーコードラベル発行用のプリンタ 35 画像処理装置 36 撮像装置 4 穴開情報指示部 5 検査基準情報指示部 6 型板交換管理部 61 型板交換管理用コンピュータ 62 設備制御盤 63 RFID用アンテナ 7 型板固有情報の初期設定部 P 型板 T RFIDタグ L 2次元バーコードラベル(QRコードラベル) 101 原料投入ステージ 102 補強材装着ステージ 103 部材装着ステージ 104 検査ステージ 105 多段プレス 106 脱型ステージ 107 乾燥炉 108 穴開加工ステージ 109 検査ステージ 110 型板交換ステージ 111 型板洗浄ステージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周回型プラント上に搭載された同種また
    は複数種の一定数の型板に原料を投入する原料投入工程
    と、投入された原料の上に各種部材を載置する載置工程
    と、載置された部材の位置を検査する位置検査工程と、
    検査後の原料および部材を加圧及び加熱して素板を成型
    する成型工程と、成型後の素板を型板から外す脱型工程
    とを備え、脱型後の素板をその後の加工工程や検査工程
    に搬送する製造ラインにおいて、 前記周回型プラント上に投入される際に個々の型板に取
    り付けられ、型板固有の情報、その型板により生産され
    る素板の情報及び生産計画情報を記憶した記憶媒体と、 前記記憶媒体の情報を読み取る情報読取手段と、 周回型プラント内にて必要な情報を前記記憶媒体に書き
    込む書込手段と、 前記記憶媒体の情報のうち使用回数の情報を、周回型プ
    ラントを1周する度にプラス1して更新する情報更新手
    段と、 前記位置検査工程の検査結果に基づいて良品と判定され
    た素板にのみ取り付けられ、記憶媒体に記憶されている
    情報の全部または一部と前記検査結果とを保持した情報
    媒体とを備えていることを特徴とする型板及び素板管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記情報媒体に保持されている情報に基
    づいて、脱型後の素板の加工工程や検査工程を実施する
    ことを特徴とする請求項1に記載の型板及び素板管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体がIDタグであり、前記情
    報媒体が2次元バーコードラベルである請求項1または
    請求項2に記載の型板及び素板管理システム。
JP2001298041A 2001-09-27 2001-09-27 型板及び素板管理システム Pending JP2003108215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298041A JP2003108215A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 型板及び素板管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298041A JP2003108215A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 型板及び素板管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003108215A true JP2003108215A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19119004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001298041A Pending JP2003108215A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 型板及び素板管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003108215A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103034219A (zh) * 2012-12-27 2013-04-10 杭州电子科技大学 一种能够实现最佳编制效率的节拍流水线及其控制方法
CN103213822A (zh) * 2013-04-26 2013-07-24 杭州电子科技大学 基于个人信息模块的流水线传送装置及其控制方法
CN103914056A (zh) * 2014-04-25 2014-07-09 安徽福讯信息技术有限公司 多信息融合的设施农业生产过程监控装置
JP2014215068A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 株式会社ディスコ 保護膜検出装置
CN106502230A (zh) * 2016-12-30 2017-03-15 安徽奥斯朗数控科技有限公司 一种智能推箱设备进行信息采集的方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103034219A (zh) * 2012-12-27 2013-04-10 杭州电子科技大学 一种能够实现最佳编制效率的节拍流水线及其控制方法
CN103034219B (zh) * 2012-12-27 2015-09-09 杭州电子科技大学 一种能够实现最佳编制效率的节拍流水线运行控制方法
JP2014215068A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 株式会社ディスコ 保護膜検出装置
CN103213822A (zh) * 2013-04-26 2013-07-24 杭州电子科技大学 基于个人信息模块的流水线传送装置及其控制方法
CN103914056A (zh) * 2014-04-25 2014-07-09 安徽福讯信息技术有限公司 多信息融合的设施农业生产过程监控装置
CN106502230A (zh) * 2016-12-30 2017-03-15 安徽奥斯朗数控科技有限公司 一种智能推箱设备进行信息采集的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5262954A (en) Automated manufacture line
JP4851855B2 (ja) 作業実績収集システム
JP5909650B2 (ja) 電子部品実装システム
JP5877314B2 (ja) 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法
US8282008B2 (en) Closed-loop reel setup verification and traceability
TW517283B (en) Equipment to process wafers
US20050102052A1 (en) Method of providing board packaging line program
JP4332164B2 (ja) 作業性管理システム、作業性管理方法および作業性管理プログラム
JP4838841B2 (ja) 複合的な機械および装置たとえば射出成形機のドキュメンテーション情報を供給する方法
CN101261688B (zh) Rfid系统和rfid系统中的控制方法
JP6500211B2 (ja) 部品準備指示システムおよび部品準備指示方法ならびに携帯端末
JP2003108215A (ja) 型板及び素板管理システム
JP2020163605A (ja) 射出成形システム
CN108352036B (zh) 单元固有信息管理系统
CN111687041A (zh) 一种智能筛板及筛网监测系统
CN106067099A (zh) 管片生产管理装置及其管理方法
TW201723974A (zh) 品質資料管理系統
JP2006338512A (ja) 機械設備の保守システム
JP6656002B2 (ja) セグメント情報管理システムおよびセグメント情報管理方法
JP2002157008A (ja) 周回型プラントの生産指示及び生産管理システム
JP2009237761A (ja) 保管管理システム及びその方法
JP4050090B2 (ja) 生産管理システム
JP2003208207A (ja) 製品情報収集システム、製品情報収集方法、この方法を実現するための製品情報収集プログラムおよびこの製品情報収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP7264302B1 (ja) 製造管理システム、製造管理方法、及びプログラム
CN116205254A (zh) 管理系统及管理方法