JP2003208207A - 製品情報収集システム、製品情報収集方法、この方法を実現するための製品情報収集プログラムおよびこの製品情報収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

製品情報収集システム、製品情報収集方法、この方法を実現するための製品情報収集プログラムおよびこの製品情報収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003208207A
JP2003208207A JP2002003583A JP2002003583A JP2003208207A JP 2003208207 A JP2003208207 A JP 2003208207A JP 2002003583 A JP2002003583 A JP 2002003583A JP 2002003583 A JP2002003583 A JP 2002003583A JP 2003208207 A JP2003208207 A JP 2003208207A
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Tetsuo Hirota
哲男 広田
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Sharp Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークが無い場所においても情報の入
手を行うことを可能とする。 【解決手段】 製品の所望の箇所に貼り付けられてお
り、製品に要求する情報が書き込みと読み取りが可能な
メモリータグ2と、メモリータグ2との間で相互に情報
を無線通信するリーダー6と、このリーダーとの間で相
互に情報を通信するパソコン4とからなり、パソコン4
は、製品に関する所望の情報を入力する入力部10と、
入力部10によって入力された情報とメモリータグ2か
ら読み取られリーダー6を介して入力された情報とを記
憶する記憶部8と、記憶部8の情報から所望のデータを
演算によって求める演算部9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造、物流、販売
および修理サービスに関する一連の製品情報について、
メモリータグとリーダーとコンピュータとを用いて製品
情報を収集する製品情報収集システム、製品情報収集方
法、この方法を実現するための製品情報収集プログラム
およびこの製品情報収集プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】高度化した情報システムとバーコード等
といった自動データ認識システムとを用いて製品の品質
情報管理を行う従来の方法として、例えば特開平10−
91236号公報に開示されているバーコードシステム
を用いたセット履歴管理システムおよび履歴管理方法が
ある。
【0003】このバーコードシステムを用いたセット履
歴管理システムおよび履歴管理方法は、生産ラインにお
いて製品個別の生産情報を収集する際に、製品に貼られ
たバーコードから製品個別の認識データを読み取り、そ
の認識データに、加工や調整および検査作業に関するデ
ータを付加して、パソコン内の記憶手段に蓄積するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した製品の品質情
報管理を行う方法では、生産工程にあるパソコン(パー
ソナルコンピュータ)またはネットワークでつながれた
パソコンに製品情報データが全て蓄積されるため、生産
工程から製品が離れた場合、製品と製造情報データとが
リンクされなくなるため、製品情報データを確認するこ
とが容易でなくなるといった問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたものであり、生産工程のみならず、製造、物流、
販売および修理サービスにわたる一連の製品の流れにお
いて、必要な情報を書き込むことや読み取ることでネッ
トワークが無い場所においても情報の入手を行うことが
できる製品情報収集システム、製品情報収集方法、この
方法を実現するための製品情報収集プログラムおよびこ
の製品情報収集プログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の製品情報収集シ
ステムは、製造、物流、販売および修理サービスに関す
る一連の製品情報を収集する製品情報収集システムであ
って、製品の所望の箇所に貼り付けられており、製品に
関する情報の書き込みと読み取りとが可能なメモリータ
グと、このメモリータグとの間で相互に情報を無線通信
するリーダーと、このリーダーとの間で相互に情報を通
信するパソコンとからなり、前記パソコンは、製品に関
する所望の情報を入力する入力手段と、この入力手段に
よって入力された情報と前記メモリータグから読み取ら
れリーダーを介して入力された情報とを記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶されている情報から所望のデ
ータを演算によって求める演算手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】この発明によれば、製品に内蔵または貼り
付けられたメモリータグに情報を記憶させることによ
り、生産工程で発生する製造情報等を、生産工程に設置
されたパソコンやネットワークで繋がれたパソコンに蓄
積された情報から検索して呼び出しすることなく、必要
に応じて適宜得ることができる。
【0008】また、前記パソコンは、前記メモリータグ
に書き込まれている情報に不良品情報が含まれている場
合には、前記メモリータグが貼り付けられている製品を
ライン外に払い出す指示情報を生産ラインの制御手段に
出力する指示情報出力手段をさらに備えているものであ
ってもよい。
【0009】この場合には、メモリータグから情報を読
み取ることにより、不良品と良品とを区別してそれぞれ
に応じた処理を施すことができる。
【0010】また、本発明の製品情報収集方法は、製
造、物流、販売および修理サービスに関する一連の製品
情報について、メモリータグとリーダーとパソコンとを
用いて製品情報を収集する製品情報収集方法であって、
製品の所望の箇所に貼り付けられたメモリータグに、製
品に関する情報を書き込み、または書き込まれている情
報を必要に応じて読み取る読み書き手順と、このメモリ
ータグとリーダーとの間で相互に情報を無線通信する通
信手順と、製品に関する所望の情報をパソコンに入力す
る入力手順と、入力された情報とメモリータグから読み
取られリーダーを介して入力された情報とを記憶手段に
記憶する記憶手順と、記憶手段に記憶されている情報か
ら所望のデータを演算によって求める演算手順とからな
ることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、製品に内蔵または貼り
付けられたメモリータグに情報を記憶させることによ
り、生産工程で発生する製造情報等を、生産工程に設置
されたパソコンやネットワークで繋がれたパソコンに蓄
積された情報から検索して呼び出しすることなく、必要
に応じて適宜得ることができる。
【0012】また、上記の製品情報収集方法は、これを
実現するための製品情報収集プログラムとして提供する
ことができる。すなわち、本発明の製品情報収集プログ
ラムは、製造、物流、販売および修理サービスに関する
一連の製品情報について、メモリータグとリーダーとパ
ソコンとを用いて製品情報を収集する製品情報収集方法
を実現するためのコンピュータ読み取り可能な製品情報
収集プログラムであって、製品の所望の箇所に貼り付け
られたメモリータグに、製品に関する情報を書き込み、
または書き込まれている情報を必要に応じて読み取る読
み書きステップと、このメモリータグとリーダーとの間
で相互に情報を無線通信する通信ステップと、製品に関
する所望の情報をパソコンに入力する入力ステップと、
入力された情報とメモリータグから読み取られリーダー
を介して入力された情報とを記憶手段に記憶する記憶ス
テップと、記憶手段に記憶されている情報から所望のデ
ータを演算によって求める演算ステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0013】また、上記の製品情報収集プログラムは、
これを記録した記録媒体として提供することが可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の製品情報収集シス
テムの実施の形態について説明する。
【0015】[実施の形態1]図1は、本発明の製品情
報収集システムの実施の形態1を示す説明図である。
【0016】この製品情報収集システムは、製造、物
流、販売および修理サービスに関する情報を収集するた
めのものであり、大別すると、製品1に貼り付けられた
メモリータグ2、リーダー6、およびパソコン4によっ
て構成されている。
【0017】メモリータグ2は、アンテナ部2a、送受
信部2b、および記憶部2cを備えている。
【0018】リーダー6は、アンテナ部6aと送受信部
6bとを備えている。
【0019】パソコン4は、記憶部8、演算部9、入力
部10、および表示部12を備えており、さらに、印字
部13、自動調整機コンタクト部16が接続された自動
調整機計測制御部15、パレット払出し装置18が接続
されたコンベア制御部17などが接続されている。
【0020】入力部10からは、ライン落ちデータ、修
理解析情報、手動検査データ、手動調整データなどの各
種情報(データ)11が入力される。また、印字部13
からは、解析出力帳票14が印字出力される。
【0021】製品1を製造する際には、製品1の所定の
箇所にメモリータグ2を貼り付ける。メモリータグ2
は、このメモリータグ2が保有する特性から、製品1の
表面に貼り付けられていてもよく、また、内部に貼り付
け(固定)されていてもよい。このメモリータグ2に
は、生産工程において、必要な情報が随時書き込まれて
いく。
【0022】メモリータグ2からデータ(情報)を読み
取るには、リーダー6のアンテナ部6aからの送信信号
によってメモリータグ2の電源を起動させ、メモリータ
グ2の記憶部2cに格納されているデータを、メモリー
タグ2の送受信部2bに取り出し、データ信号としてメ
モリータグ2のアンテナ部2aからリーダー6のアンテ
ナ部6aに無線送信するといった手順で実施される(こ
のときのデータの流れを、図中、破線矢印D1を用いて
示した。)。そして、リーダー6のアンテナ部6aで捕
らえたデータ信号は、例えば、リーダー6の送受信部6
bからデータとして出力され、このデータは、パソコン
4の記憶部8および演算部9を通して、印字部13に送
信され、この印字部13で解析出力帳票14として印字
される。
【0023】また、製品1に関する生産工程における各
種情報をメモリータグ2に書き込むには、自動調整機コ
ンタクト部16に取り込まれ調整されたデータを、自動
調整機計測制御部15で演算部9に入力できるデータに
変換して、演算部9に入力し、さらに、演算部9から、
パソコン4の記憶部8、リーダー6の送受信部6b、リ
ーダー6のアンテナ部6a、メモリータグ2のアンテナ
部2aおよびメモリータグ2の送受信部2bを経て、メ
モリータグ2の記憶部2cに書き込むといった手順で実
施される(このときのデータの流れを、図中、実線矢印
D2を用いて示した。)。
【0024】表1は、自動調整機を用いて実施された調
整内容を示す出力帳票の一例を示している。
【0025】
【表1】 この出力帳票では、機種名(29J○△□)、生産日
(01.6.6)および管理番号(12345)が上端
部に示されており、さらに、各調整項目(V01−10
1、・・・、V01−151)に対する調整結果(0.
15mV、・・・、−0.15mV)と判定(1、・・
・、0)とが示されている。
【0026】また、表2は、1台の製品に対して実施さ
れた調整や検査結果を示す出力帳票の一例を示してい
る。
【0027】
【表2】 この出力帳票では、機種名(29J○△□)、仕向地
(ZZ)、生産連絡番号(MM12○△□)、生産日
(0166)、製品管理番号(B29□○△)およびロ
ッドサイズ(4000)が上端部に示されており、さら
に、各工程(投入工程A、組立工程B1、組立工程B
2、調整工程C1、修理工程D、検査工程E1、検査工
程E2および最終工程F)に関するライン(XA、・・
・、XA)と装置名(1号機または2号機、もしくは無
し)と、作業者(山田、太田、・・・、笹木)と、調整
値(10、55または34、もしくは無し)と、時刻
(2001/2/13 8:40、・・・、2001/
2/13 15:10)と、不良・修理内容(出力不足
または無し)とが示されている。
【0028】なお、仕向地には国内では商品倉庫コード
が示されており、海外向けでは国または地域コードが示
されている。また、生産連絡番号には受注時の製品カス
タム仕様情報が示されており、製品管理番号には生産工
程での最終完成品時の製品管理番号が示されており、ロ
ットサイズにはその機種名における生産台数が示されて
いる。
【0029】次に、生産ライン上で製品不良が発生した
ときには、メモリータグ2に書かれた不良データを読み
取って、その製品1が乗せられたパレット(図示省略)
を自動的に生産ラインから払い出す。この動作は、メモ
リータグ2の送受信部2b、メモリータグのアンテナ部
2a、リーダー6のアンテナ部6a、リーダー6の送受
信部6bおよびパソコン4の記憶部8を介して、演算部
9がメモリータグ2の記憶部2cからデータを読み取り
(前述のメモリータグ2からデータを読み取る手順と同
様の手順で実施される。)、メモリータグ2から読み取
ったデータに不良データが含まれるか否かを演算部9に
おいて判定する。その結果、不良データが含まれている
場合には、演算部9からコンベア制御部17に制御信号
を送信し、コンベア制御部17による制御によってパレ
ット払出し装置18が作動し、不良の製品1が乗ったパ
レットをコンベアラインから払い出すといった手順が実
施される。(このときのデータの流れを、図中、破線矢
印D1を用いて示した。)。
【0030】また、ライン落ちデータ、修理解析情報、
手動検査データおよび手動調整データ等をメモリータグ
2に書き込むには、ユーザが入力部10を用いてこれら
のデータを入力することにより、入力されたデータがパ
ソコンの記憶部8、リーダー6の送受信部6b、リーダ
ー6のアンテナ部6a、メモリータグ2のアンテナ部2
aおよびメモリータグ2の送受信部2bを介して、メモ
リータグ2の記憶部2cに書き込まれる(このときのデ
ータの流れを、図中、実線矢印D2を用いて示し
た。)。
【0031】次に、上記構成の製品情報収集システムを
用いて製品情報を収集する方法について図面を参照しつ
つ説明する。ここでは、1台の製品が生産工程に投入さ
れてから完成するまでの処理手順を実施した場合につい
て説明する。
【0032】図2は、本発明の製品情報収集方法が適用
される生産ラインの一例を示す説明図である。なお、図
2中には、図1を用いて説明した製品情報収集システム
の一部分を同符号を用いて図示している。
【0033】この生産ラインは、A工程21、B工程2
2、C工程23、D工程24およびE工程25からな
る。さらに、表3に示すように、A工程21は組立工
程、加工工程および目視工程からなり、B工程22はラ
イン落ち払い出し工程からなり、C工程23は電気調整
工程、自動加工工程および自動検査工程からなり、D工
程24は最終検査工程からなり、E工程25は修理工程
からなる。
【0034】
【表3】 また、A工程21、B工程22、C工程23およびD工
程24は、一本のライン26に沿って配置されている。
そして、A工程21において製品1に不良が発生しなけ
れば、A工程21、B工程22、C工程23およびD工
程24が1台の製品1に対して順次実施される。一方、
A工程21において製品1に不良が発生すれば、製品1
はB工程22を介してE工程25に送られる。
【0035】さらに、A工程21、D工程24およびE
工程25は、その工程で実施される処理のうちの少なく
とも一部分が作業者によって実施される作業者工程であ
り、B工程22およびC工程23は、その工程で実施さ
れる処理が自動化されている自動化工程である。
【0036】まず、A工程、B工程、C工程、D工程お
よびE工程からなる生産工程のうちのA工程、C工程、
D工程およびE工程に関する処理について図面を参照し
つつ説明する。
【0037】図3は、本発明の製品情報収集方法の一実
施の形態のうち生産工程で実施される手順の一例を示す
フローチャートである。
【0038】まず始めに、ステップS1で、予めメモリ
ータグ2が添付された製品1が生産工程に入ってくる。
このメモリータグ2には予め製品のモデル名や生産管理
番号等の個別認識情報を記憶させておく。
【0039】ステップS2では、生産工程にて作業に入
る前に製品の生産管理番号を読み取り、元のデータに上
書きできるように準備しておく。なお、修理工程に入る
前には、製品1の生産管理番号と同時にライン落ち時の
ライン落ち不良情報を読み取る。
【0040】ステップS3では、読み取った情報を表示
部12に表示し、作業者に必要な情報を提示する。
【0041】ステップS4では、読み取った製造情報を
演算部9で集計分類して、所望の部分的なデータまたは
全データからなる一覧表を形成する。そして、必要に応
じて、印刷部13において解析出力帳票14を出力す
る。
【0042】ステップS5では、生産ラインを構成する
工程のうちの1つの工程での作業に入り、自動調整機が
自動調整するか、または作業者が作業または修理を行な
う。
【0043】ステップS6では、作業終了後、作業上の
製造(または修理)情報もしくは自動調整機が備える調
整結果情報を演算部9に送るか、または作業者のもつ製
造情報をキー入力する。
【0044】ステップS7では、演算部9がメモリータ
グ2に製品情報11を書き込む。
【0045】ステップS8では、メモリータグ2が貼付
された製品1を次の工程に送る。
【0046】ステップS9では、次工程があるか否かを
判断する。もし、次工程がある場合には(ステップS9
での判断結果がYESである場合には)、ステップS1
に戻る。一方、次工程が無い場合には(ステップS9で
の判断結果がNOである場合には)、処理を終了する。
【0047】続いて、生産工程のうちのB工程(ライン
落ち払い出し工程)に関する処理について説明する。
【0048】図4は、本発明の製品情報収集方法の一実
施の形態のうちライン落ち払い出し工程で実施される手
順の一例を示すフローチャートである。
【0049】まず始めに、ステップS11では、メモリ
ータグ2が貼付された製品1がライン落ち払い出し工程
に到着する。
【0050】ステップ12では、演算部9がメモリータ
グ2に不良データがあるか否かを判断する。もし、不良
データが無い場合には(ステップS13での判断結果が
NOである場合には)、ステップS14に進む。一方、
不良データが有る場合には(ステップS13での判断結
果がYESである場合には)、ステップS15に進む。
【0051】ステップS14では、製品1が乗ったパレ
ットを、不良払い出し工程を通過させ、生産工程の次の
工程に送り、処理を終了する。
【0052】ステップS15では、パレット払出し装置
18が、不良が発生した製品が乗っているパレットをラ
イン外に払い出す。
【0053】ステップS16では、不良が発生した製品
を不良品としてライン落ちさせて修理工程に送り、処理
を終了する。
【0054】[実施の形態2]次に、本発明の製品情報
収集方法が適用される製品情報収集システムの実施の形
態2について、図面を参照しつつ説明する。
【0055】図5は、本発明の製品情報収集システムの
実施の形態2を示す説明図である。
【0056】この製品情報収集システムは、製造、物
流、販売および修理サービスに関する情報を収集するた
めのものであり、大別すると、製品1に貼り付けられた
メモリータグ2、リーダー6、およびパソコン4によっ
て構成されている。
【0057】メモリータグ2は、アンテナ部2a、送受
信部2b、および記憶部2cを備えている。
【0058】リーダー6は、アンテナ部6aと送受信部
6bとを備えている。
【0059】パソコン4は、記憶部8、演算部9、入力
部10、および表示部12を備えており、さらに、印字
部13が接続されている。
【0060】入力部10からは、物流センター識別情
報、販売店識別情報、サービス修理情報などの各種情報
11が入力される。また、印字部13からは、生産履歴
情報、仕向地情報などが記録された出力帳票19が印字
出力される。
【0061】工場から出荷された製品1に関して、物流
センターや販売店において、外装に表記された製品情報
が読めない場合、本実施の形態2の製品情報収集システ
ムによってメモリータグ2に書かれた製品情報を読み取
ることにより、物流センターにおいて製品1の仕向地情
報等といった必要情報を正確に確認することができ、販
売店において製品1の機種名等といった必要情報を正確
に確認することができる。
【0062】また、市場において製品1に不良が発生し
た場合にも、本実施の形態2の製品情報収集システムを
用いることによって、製品サービスセンター等で修理解
析する際に、工場での生産品質情報を確認しながら、市
場不良の原因を解析することができる。
【0063】なお、メモリータグ2からのデータの読み
取りは、実施の形態1で示した読み取り手順と同じ手順
で実施されるため説明を省略する。ここでは、図1に破
線矢印D1を用いて示した工程を経て、印刷部13にお
いて生産履歴情報および仕向地情報等を示す出力帳票1
9を得ることができる。
【0064】また、物流センター識別情報、販売店識別
情報およびサービス修理情報等といった入力情報11
は、入力部10を用いて入力され、図1に実線矢印D2
を用いて示した工程を経て、メモリータグ2の記憶部5
に書き込まれる。なお、この書き込み手順は、実施の形
態1で示した書き込み手順と同じ手順で実施されるため
説明を省略する。
【0065】以上説明した製品情報収集システムは、製
品情報収集処理を機能させるためのプログラムで実現さ
れている。
【0066】発明の対象とするのは、このプログラムそ
のものであってもよいし、このプログラムがコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであ
ってもよい。
【0067】本発明では、この記録媒体として、図1に
示されている演算部9で処理が行なわれるために必要な
メモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラ
ムメディアであってもよいし、また、図示していない外
部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、
そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログ
ラムメディアであってもよい。いずれの場合において
も、格納されているプログラムはマイクロコンピュータ
がアクセスして実行させる構成であってもよいし、ある
いはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出され
たプログラムは、マイクロコンピュータの図示しないプ
ログラム記憶エリアにロードされて、そのプログラムが
実行される方式であってもよい。このロード用のプログ
ラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0068】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、FD(フレキシブルディ
スク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスクやC
D−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、I
Cカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード
系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0069】また、本発明の製品情報収集システムが、
インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシ
ステム構成である場合には、通信ネットワークからプロ
グラムをダウンロードするように流動的にプログラムを
担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネ
ットワークからプログラムをダウンロードする場合に
は、そのダウンロード用プログラムは予め装置本体に格
納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストール
されるものであってもよい。なお、記録媒体に格納され
ている内容としてはプログラムに限定されず、データで
あってもよい。
【0070】さらに、本発明では、プログラム自体とし
て、図1に示されている演算部9で実行される処理その
ものであってもよいし、あるいはインターネットを含む
通信ネットワークとアクセスすることで取り込める、あ
るいは取り込めたものであってもよいし、こちらから送
り出すものであってもよい。さらには、この取り込んだ
プログラムに基づいて、上記製品情報収集システム内で
処理された結果、つまり生成されたものであってもよ
い。あるいは、こちらから送り出す際に上記製品情報収
集システム内で処理された結果、つまり生成されたもの
であってもよい。なお、これらのものはプログラムに限
定されず、データであってもよい。
【0071】また、プログラムそのものを通信により伝
送して記録媒体に記録するといったものであってもよ
い。
【0072】
【発明の効果】本発明の製品情報収集システムおよび製
品情報収集方法によれば、必要な情報を適宜得ることが
できるので、次の作業をすばやく行なうことができる。
特に、最近のネットワークは過密化してきているため、
このようなネットワークを用いて情報の読み出しや書き
込みを行なうと、ネットワークや通信手段が混み合って
いたり、停止していたり、スローダウンしていたりする
ことにより通信に時間がかかる場合がある。本発明の製
品情報収集システムは、このような状況にも左右されな
い優位性を備えており、さらに、ネットワークを使わな
くてもその場でメモリータグに必要な情報を書き込める
ので、次の作業をすばやく行なうことができる。
【0073】また、パソコンは、メモリータグに書き込
まれている情報に不良品情報が含まれている場合には、
メモリータグが貼り付けられている製品をライン外に払
い出す指示情報を生産ラインの制御手段に出力する指示
情報出力手段をさらに備えているものであってもよく、
この場合には、メモリータグから情報を読み取ることに
より、不良品と良品とを区別してそれぞれに応じた処理
を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製品情報収集システムの実施の形態1
を示す説明図である。
【図2】本発明の製品情報収集方法を実施する際に用い
られる生産ラインの一例を示す説明図である。
【図3】本発明の製品情報収集方法の一実施の形態のう
ち生産工程で実施される手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の製品情報収集方法のうちライン落ち払
い出し工程で実施される手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の製品情報収集システムの実施の形態2
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 製品 2 メモリータグ 2a アンテナ部 2b 送受信部 2c 記憶部 4 パソコン 6 リーダー 6a アンテナ部 6b 送受信部 8 記憶部 9 演算部 10 入力部 11 入力情報 12 表示部 13 印字部 14 解析出力帳票 15 自動調整機計測制御部 16 自動調整機コンタクト部 17 コンベア制御部 18 パレット払出し装置 19 出力帳票
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 G06F 17/60 138 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造、物流、販売および修理サービスに
    関する一連の製品情報を収集する製品情報収集システム
    であって、 製品の所望の箇所に貼り付けられており、製品に関する
    情報の書き込みと読み取りとが可能なメモリータグと、 このメモリータグとの間で相互に情報を無線通信するリ
    ーダーと、 このリーダーとの間で相互に情報を通信するパソコンと
    からなり、 前記パソコンは、製品に関する所望の情報を入力する入
    力手段と、この入力手段によって入力された情報と前記
    メモリータグから読み取られリーダーを介して入力され
    た情報とを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている情報から所望のデータを
    演算によって求める演算手段と、を備えたことを特徴と
    する製品情報収集システム。
  2. 【請求項2】 前記パソコンは、前記メモリータグに書
    き込まれている情報に不良品情報が含まれている場合に
    は、前記メモリータグが貼り付けられている製品をライ
    ン外に払い出す指示情報を生産ラインの制御手段に出力
    する指示情報出力手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1記載の製品情報収集システム。
  3. 【請求項3】 製造、物流、販売および修理サービスに
    関する一連の製品情報について、メモリータグとリーダ
    ーとパソコンとを用いて製品情報を収集する製品情報収
    集方法であって、 製品の所望の箇所に貼り付けられたメモリータグに、製
    品に関する情報を書き込み、または書き込まれている情
    報を必要に応じて読み取る読み書き手順と、 このメモリータグとリーダーとの間で相互に情報を無線
    通信する通信手順と、 製品に関する所望の情報をパソコンに入力する入力手順
    と、 入力された情報とメモリータグから読み取られリーダー
    を介して入力された情報とを記憶手段に記憶する記憶手
    順と、 記憶手段に記憶されている情報から所望のデータを演算
    によって求める演算手順と、からなることを特徴とする
    製品情報収集方法。
  4. 【請求項4】 製造、物流、販売および修理サービスに
    関する一連の製品情報について、メモリータグとリーダ
    ーとパソコンとを用いて製品情報を収集する製品情報収
    集方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能な製
    品情報収集プログラムであって、 製品の所望の箇所に貼り付けられたメモリータグに、製
    品に関する情報を書き込み、または書き込まれている情
    報を必要に応じて読み取る読み書きステップと、 このメモリータグとリーダーとの間で相互に情報を無線
    通信する通信ステップと、 製品に関する所望の情報をパソコンに入力する入力ステ
    ップと、 入力された情報とメモリータグから読み取られリーダー
    を介して入力された情報とを記憶手段に記憶する記憶ス
    テップと、 記憶手段に記憶されている情報から所望のデータを演算
    によって求める演算ステップと、を備えたことを特徴と
    する製品情報収集プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の製品情報収集プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2002003583A 2002-01-10 2002-01-10 製品情報収集システム、製品情報収集方法、この方法を実現するための製品情報収集プログラムおよびこの製品情報収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2003208207A (ja)

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