JP2002155638A - 仮設トイレ - Google Patents

仮設トイレ

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JP2002155638A
JP2002155638A JP2000355228A JP2000355228A JP2002155638A JP 2002155638 A JP2002155638 A JP 2002155638A JP 2000355228 A JP2000355228 A JP 2000355228A JP 2000355228 A JP2000355228 A JP 2000355228A JP 2002155638 A JP2002155638 A JP 2002155638A
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JP
Japan
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toilet
temporary
temporary toilet
girder
main body
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Application number
JP2000355228A
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English (en)
Inventor
Kenji Aso
賢次 麻生
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Aso LLC
Original Assignee
Aso LLC
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般用と車椅子使用者用の両方に利用するこ
とができる仮設トイレを提供することである。 【解決手段】 用便装置が組み込まれ、仮設トイレの主
要部をなす本体部分20と、仮設トイレの出入口部を形
成する出入口部分40とを備え、本体部分の側面と出入
口部分の側面とを合わせてボルトによって互いに固定す
ることによって形成される仮設トイレにおいて、男子用
と女子用の2つの扉を有する一般用の第1の出入口部分
と、1つの扉を有する車椅子使用者用の第2の出入口部
分とを準備し、本体部分に第1の出入口部分又は第2の
出入口部分のいずれかを連結することによって、一般用
の仮設トイレ又は車椅子使用者用の仮設トイレが所望の
ように提供されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、仮設トイレ
に関する。より詳細には、本発明は、一般用と車椅子使
用者用の両方に利用することができる仮設トイレに関す
る。
【0002】
【従来の技術】イベント会場、展示会場などにおいて
は、一時的に設置される仮設トイレが必要となる。この
ような仮設トイレは通常、健常者の使用を前提としてい
るため、車椅子使用者が利用できる仮設トイレは、殆ど
見当たらないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般用
と車椅子使用者用の両方の仮設トイレを建設すると、余
分な製作コストがかかるという課題がある。したがっ
て、一般用としても車椅子使用者用としても利用できる
仮設トイレが望まれている。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、一般用と車椅子使用者用の両方に利用す
ることができる仮設トイレを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の仮
設トイレは、用便装置が組み込まれ、仮設トイレの主要
部をなす本体部分と、仮設トイレの出入口部を形成する
出入口部分とを備え、本体部分が、四隅に位置する柱
と、桁行方向に延び、柱の下端を連結する一対の桁行方
向下梁と、梁間方向に延び、柱の下端を連結する一対の
梁間方向下梁と、屋根を形成する屋根組構造体とを有
し、出入口部分が、四隅に位置する柱と、桁行方向に延
び、柱の下端を連結する一対の桁行方向下梁と、梁間方
向に延び、柱の下端を連結する一対の梁間方向下梁と、
屋根を形成する屋根組構造体とを有しており、本体部分
の柱、梁間方向下梁、及び屋根組構造体によって構成さ
れる面と、出入口部分の柱、梁間方向下梁、及び屋根組
構造体によって構成される面とを合わせ、柱及び梁に設
けられた貫通孔にボルトを通して互いに固定することに
よって形成されるトイレにおいて、男子用と女子用の2
つの扉を有する一般用の第1の出入口部分と、1つの扉
を有する車椅子使用者用の第2の出入口部分とを準備
し、本体部分に第1の出入口部分又は第2の出入口部分
のいずれかを連結することによって、一般用の仮設トイ
レ又は車椅子使用者用の仮設トイレが所望のように提供
されることを特徴とするものである。
【0006】本願請求項2に記載の仮設トイレは、前記
請求項1のトイレにおいて、前記本体部分内に、男子用
トイレと女子用トイレとを分離するための仕切板が取り
外し可能に設置されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の好
ましい実施の形態に係る仮設トイレの側面図である。図
1において全体として参照符号10で示される本発明の
好ましい実施の形態に係る仮設トイレは、仮設トイレの
主要部を形成する本体部分20と、仮設トイレの出入口
部を形成する出入口部分40とを備えている。
【0008】図2は、壁板材を貼る前の仮設トイレ10
を示した斜視図である。図2では、簡単のため、便器、
便槽、貯水タンク等のトイレ装置は省略されている。仮
設トイレ10の本体部分20は、四隅に位置する柱22
と、桁行方向Yに延び、柱22の下端を連結する一対の
桁行方向下梁24と、梁間方向Xに延び、柱22の下端
を連結する一対の梁間方向下梁26とを有している。
【0009】柱22と桁行方向下梁24によって構成さ
れる2つの面には、支柱28及び小梁30が組まれ、桁
行方向壁組構造体32をそれぞれ形成している。また、
柱22と梁間方向下梁26によって構成される2つの面
のうち一方の面(出入口部分40が連結される面と反対
側の面)にも、支柱28及び小梁30が組まれ、梁間方
向壁組構造体34を形成している。さらに、屋根には、
屋根組構造体36が形成され、床には、床組構造体38
が形成されている。
【0010】柱22、桁行方向下梁24、梁間方向下梁
26、及び屋根組構造体36と床組構造体38を形成す
る部材としては、軽量型鋼が用いられており、これらの
軽量型鋼を溶接接合することによって、本体部分20が
形成されている。
【0011】仮設トイレ10の出入口部分40には、2
つの型式がある。すなわち、扉が男子用トイレと女子用
トイレに分かれた一般用のもの(図4参照)と、扉が一
般用のものよりも幅広に形成された車椅子使用者用のも
の(図5参照)である。
【0012】一般用の出入口部分と車椅子使用者用の出
入口部分は、図4および図5に示されるように、扉の数
と大きさが異なる点(一般用の出入口部分では、2つの
扉が設けられており、車椅子使用者用の出入口部分で
は、一般用の出入口部分の扉よりも大きな扉が1つ設け
られている)、及び図7に示されるように、一般用の出
入口部分には男子用トイレと女子用トイレの仕切板S2
が設けられている点を除いて、実質的に同一である。
【0013】仮設トイレ10の出入口部分40は、四隅
に位置する柱42と、桁行方向Yに延び、柱42の下端
を連結する一対の桁行方向下梁44と、梁間方向Xに延
び、柱42の下端を連結する一対の梁間方向下梁46と
を有している。
【0014】柱42と桁行方向下梁44によって構成さ
れる2つの面には、小梁48が組まれ、桁行方向壁組構
造体50をそれぞれ形成している。また、屋根には、屋
根組構造体52が形成され、床には、床組構造体54が
形成されている。
【0015】柱42、桁行方向下梁44、梁間方向下梁
46、及び屋根組構造体52と床組構造体54を形成す
る部材としては、軽量型鋼が用いられており、これらの
軽量型鋼を溶接接合することによって、出入口部分40
が形成されている。
【0016】なお、本体部分20の柱22、梁間方向下
梁26、及び屋根組構造体36によって構成される面
と、出入口部分40の柱42、梁間方向下梁46、及び
屋根組構造体52によって構成される面は、実質的に同
じ形状と大きさを有している。
【0017】本体部分20にいずれか一方(即ち、一般
用又は車椅子使用者用)の出入口部分40を連結する際
には、図3に示されるように、本体部分20の柱22、
梁間方向下梁26、及び屋根組構造体36によって構成
される面と、出入口部分40の柱42、梁間方向下梁4
6、及び屋根組構造体52によって構成される面とを合
わせ、柱22、42に設けられた貫通孔、梁間方向下梁
26、46に設けられた貫通孔、屋根組構造体36、5
2の合致する部材に設けられた貫通孔にそれぞれボルト
47を通して堅固に固定する。
【0018】本体部分20内には、用便装置が収容され
ている。図6は、このような用便装置の一例である水洗
式用便装置60の全体構成を示した図である。水洗式用
便装置60は、便槽62と、女子用トイレに設置され、
便槽62に連通している大便器64と、男子用トイレに
設置され、便槽62に連通している小便器66と、男子
用トイレおよび女子用トイレに設置された手洗器68
と、大便器64および手洗器68に供給する洗浄水を貯
留するための貯水タンク70とを有している。
【0019】貯水タンク70から延びた配管72は、加
圧ポンプ74を介して、大便器64および手洗器68に
接続されている。なお、配管72は、凍結防止のため、
熱線入り断熱材で被覆するのが好ましい。
【0020】便槽62には、汲み取り口62aが形成さ
れ、汲み取り口62aには、蓋76が被せられている。
便槽62は、本体部分20とともに車輛に搭載して輸送
することを考慮して、ステンレス鋼で作るのが好まし
い。また、便槽62内が凍結したり、水圧で膨張した
り、或いは輸送時に本体部分20の収容部内で移動する
のを防止するため、便槽62を、発泡性合成樹脂板とコ
ンクリートパネルで形成された断熱性支持板78で被覆
するのが好ましい。さらに、便槽62内の凍結を防止す
るため、便槽62の下側に、サーモスタット付き電気ヒ
ータ80を設置するのが好ましい。
【0021】図7は、仮設トイレ10の仕切板の取付け
状態を示した概略斜視図である。本体部分20には、男
子用トイレと女子用トイレとを分離するための仕切板S
1が取り外し可能に設置されている。図8(a)は、仕
切板S1が取付けられている状態における図7の部分8
の概略拡大図であり、図8(b)は、仕切板S1が取り
外されている状態における図7の部分8の概略拡大図で
ある。また、図9(a)は、仕切板S1が取付けられて
いる状態における図7の部分9の概略拡大図であり、図
9(b)は、仕切板S1が取り外されている状態におけ
る図7の部分9の概略拡大図である。
【0022】図8および図9に示されるように、仕切板
S1が設置される本体部分20の天井部に、突起部82
aを有する取付け用金具82が設置され、仕切板S1が
設置される本体部分20の床部に、突起部84aを有す
る取付け用金具84が設置されている。一方、仕切板S
1の上縁と下縁にはそれぞれ、取付け用金具82、84
の突起部82a、84aと相補する形状を有する溝が設
けられている。以上の構成により、仕切板S1を取付け
金具82、84に取付けたり、取付け金具82、84か
ら取り外したりすることができる。取付け金具82、8
4(並びに、対応する仕切板S1の上縁と下縁)の形状
は、図示されているものに限定されるわけではなく、嵌
め込み式であれば、他の形状の金具を使用してもよい。
【0023】なお、仕切板S1が設置されない場合(即
ち、車椅子用の出入口部分が連結され、車椅子用仮設ト
イレとして使用される場合)には、図8(b)および図
9(b)に示されるように、取付け金具82、84にそ
れぞれキャップ86、88が被せられる。
【0024】一般用の仮設トイレの出入口部分40に
は、男子用トイレと女子用トイレとを分離するための仕
切板S2が固定状態で取付けられている。なお、車椅子
使用者用の仮設トイレの出入口部分40には、仕切板S
1が取付けられていない。
【0025】以上のように構成された本体部分20と、
一般用又は車椅子使用者用のいずれかの出入口部分40
を組み合わせて、一般用又は車椅子使用者用の仮設トイ
レを建設することができる。すなわち、本体部分20の
柱22、梁間方向下梁26、及び屋根組構造体36によ
って構成される面と、一般用又は車椅子使用者用の出入
口部分40の柱42、梁間方向下梁46、及び屋根組構
造体52によって構成される面とを合わせ、ボルト47
によって対応する部材同士を固定する。一般用の仮設ト
イレの場合には、本体部分20内に仕切板S1を取付け
る。一般用の仮設トイレを車椅子使用者用の仮設トイレ
に変更する場合には、一般用の出入口部分40を本体部
分20から取り外し、本体部分20内の仕切板S1を取
り外した上で、上述と同様のやり方で、車椅子使用者用
の出入口部分40を本体部分20に連結する。
【0026】なお、出入口部分40の扉の前に、一般用
の仮設トイレの場合にはステップ90を、車椅子使用者
用の仮設トイレの場合にはスロープ92を置く。
【0027】本発明は、以上の発明の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範
囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、一般用の仮設トイレで
あっても車椅子使用者用の仮設トイレであっても、共通
の本体部分20を利用することができるので、従来より
も廉価に仮設トイレを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る仮設トイレ
の側面図である。
【図2】壁板材が貼られる前の図1の仮設トイレを示し
た斜視図である。
【図3】壁板材が貼られる前の図1の仮設トイレの側面
図である。
【図4】一般用トイレの出入口部分を示した図である。
【図5】車椅子使用者用トイレの出入口部分を示した図
である。
【図6】図1の仮設トイレの本体部分内に収容される用
便装置を示した概略斜視図である。
【図7】図1の仮設トイレの仕切板を示した概略斜視図
である。
【図8】図7の部分8を示した概略拡大図である。
【図9】図7の部分9を示した概略拡大図である。
【符号の説明】
10 仮設トイレ 20 本体部分 22 柱 24 桁行方向下梁 26 梁間方向下梁 36 屋根組構造体 38 床組構造体 40 出入口部分 42 柱 44 桁行方向下梁 46 梁間方向下梁 52 屋根組構造体 54 床組構造体 S1、S2 仕切板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮設トイレであって、用便装置が組み込
    まれ、仮設トイレの主要部をなす本体部分と、仮設トイ
    レの出入口部を形成する出入口部分とを備え、本体部分
    が、四隅に位置する柱と、桁行方向に延び、柱の下端を
    連結する一対の桁行方向下梁と、梁間方向に延び、柱の
    下端を連結する一対の梁間方向下梁と、屋根を形成する
    屋根組構造体とを有し、出入口部分が、四隅に位置する
    柱と、桁行方向に延び、柱の下端を連結する一対の桁行
    方向下梁と、梁間方向に延び、柱の下端を連結する一対
    の梁間方向下梁と、屋根を形成する屋根組構造体とを有
    しており、本体部分の柱、梁間方向下梁、及び屋根組構
    造体によって構成される面と、出入口部分の柱、梁間方
    向下梁、及び屋根組構造体によって構成される面とを合
    わせ、柱及び梁に設けられた貫通孔にボルトを通して互
    いに固定することによって形成されるトイレにおいて、 男子用と女子用の2つの扉を有する一般用の第1の出入
    口部分と、1つの扉を有する車椅子使用者用の第2の出
    入口部分とを準備し、本体部分に第1の出入口部分又は
    第2の出入口部分のいずれかを連結することによって、
    一般用の仮設トイレ又は車椅子使用者用の仮設トイレが
    所望のように提供されることを特徴とするトイレ。
  2. 【請求項2】 前記本体部分内に、男子用トイレと女子
    用トイレとを分離するための仕切板が取り外し可能に設
    置されていることを特徴とする請求項1に記載のトイ
    レ。
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