JP2002154931A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2002154931A
JP2002154931A JP2001273843A JP2001273843A JP2002154931A JP 2002154931 A JP2002154931 A JP 2002154931A JP 2001273843 A JP2001273843 A JP 2001273843A JP 2001273843 A JP2001273843 A JP 2001273843A JP 2002154931 A JP2002154931 A JP 2002154931A
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JP
Japan
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face
foundation
cosmetic
glossy
skin
Prior art date
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Application number
JP2001273843A
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English (en)
Inventor
Kazuko Uchida
嘉壽子 内田
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KAZKI REIKO KK
Original Assignee
KAZKI REIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔を正面から見た場合は勿論のこと、様々な
角度から見た場合であっても、第三者に不自然な印象を
持たせることなく、肌の発色が良好であり、顔に立体感
を持たせ、顔が引き締まり、肌に張りがあるように見せ
ることができる化粧料を提供する。 【解決手段】 彩度が低いファンデーションに、光沢性
のある材料を含む光沢物を混合した混合物を含む化粧料
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、肌の発色を良好に
し、顔に立体感を持たせ、顔が引き締まり、肌に張りが
あるように見せることができる化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メイクアップを行う場合、顔に明
るさや立体感を持たせ、かつ顔をシャープで引き締まっ
た状態に見せる(小顔に見せる)ため、種々の化粧料を
使用している。
【0003】具体的には、固形または液状のベージュ系
ファンデーション等を顔に塗布してベースを作った後、
例えば、頬の中心から頬骨に沿ってチーク(頬紅)等を
塗布してぼかし、顔に明るさや立体感を持たせることが
行われている。また、鼻の両側に暗めのノーズシャドウ
を塗布したり、鼻筋に沿ってハイライトを塗布する等し
て、鼻を高く見せることもなされている。さらに、額に
ハイライトを塗布する方法等も行われている。そしてま
た、顔の輪郭をシャープで引き締まった状態に見せるた
め、暗めのファンデーションやシャドーを顔の輪郭近傍
に塗布する方法も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のメイクアップ方法では、顔を鏡に映して正面から見
た場合、すなわち二次元的に見た場合、チークやハイラ
イトを塗布した部分は、他の部分に比べて明るく見える
が、立体的に(三次元的に)種々の方向から見た場合、
必ずしも意図した立体感や明るさを得ることができなか
った。同様に、暗めのシャドウを塗布した部分は、二次
元的に正面から見た場合、他の部分に比べて暗くなり奥
深く見えるが、三次元的に種々の方向から見た場合、特
に横顔を見た場合、意図した立体感を得ることができな
いことに加え、不自然な印象を与えることもあった。
【0005】ここで、本来、人間の顔は第三者によっ
て、正面、横、斜め、上方、下方等、その人の姿勢や居
る位置、第三者との身長差等に応じて、様々な角度から
見られるものであるため、正面から二次元的に見た場合
のみを考慮した従来のメイクアップ方法では、十分な効
果を得ることが難しかった。
【0006】また、従来のメイクアップ方法では、チー
ク、ハイライト、シャドウ等、色々な種類の化粧料を使
用するため、メイクに時間がかかると共に、お互いにバ
ランス良くマッチする組み合わせを考慮する必要があ
り、メイクを難しいものにしていた。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、顔を正面から見た場
合は勿論のこと、様々な角度から見た場合であっても、
第三者に不自然な印象を持たせることなく、肌の発色が
良好であり、顔に立体感を持たせ、顔が引き締まり、肌
に張りがあるように見せることができる化粧料を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、彩度が低いファンデーションに、光沢性
のある材料を含む光沢物を混合した混合物を含む化粧料
を提供するものである。
【0009】この構成を備えた化粧料は、彩度が低いフ
ァンデーションを使用しているため、顔をシャープに引
き締まった状態(いわゆる「小顔」)に見せることがで
きる。また、このファンデーションに混合された光沢物
によって、化粧料の明度を上げることができるため、肌
を明るく見せることができる。したがって、肌の発色が
良好であり、顔に立体感を持たせ、顔が引き締まり、肌
に張りがあるように見せることができる。
【0010】前記ファンデーションは、外観色が、マン
セル表色系において、色相が5.3Y〜8.8Y、明度
が5.3〜7.2、彩度が4.1〜4.3の範囲内にな
るよう構成することができる。
【0011】前記光沢物は、外観色が、マンセル表色系
において、色相が0.3Y〜6.4Y、明度が6.0〜
9.5、彩度が0.8〜1.6の範囲内になるよう構成
することができる。この光沢物は、粉体から構成するこ
ともできる。
【0012】前記光沢物は、前記ファンデーションに対
し、10〜60体積%の割合で混合することができる。
【0013】また、本発明に係る化粧料は、外観色が、
マンセル表色系において、色相が4.90YR〜8.4
0YR、明度が5.15〜7.05、彩度が4.34〜
5.14の範囲内にあることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る好適な実施形
態について図面を参照して説明する。
【0015】先ず、以下に示す組成の固形ファンデーシ
ョン(S1〜S5)、液状ファンデーション(L1〜L
2)及び光沢物(G1)を作製する。 (組成) 固形ファンデーション(S1〜S5) ワックス 1〜5% オイル 10〜40% 顔料 1〜60% 香料 0.01〜0.1% 添加剤 0.01〜2% なお、固形ファンデーション(S1〜S5)は、色相、
明度、彩度が表1に示す値になるように調製した。 液状ファンデーション(L1〜L5) ワックス 1〜4% オイル 10〜17% 顔料 1〜15% 保湿剤 1〜10% 香料 0.01〜1% 精製水 50〜70% 添加剤 0.01〜5% なお、液状ファンデーション(L1〜L5)は、色相、
明度、彩度が表1に示す値になるように調製した。
【0016】
【表1】 光沢物(G1〜G5) パール粉 30〜90% 添加剤 10〜70% なお、光沢物(G1〜G5)は、色相、明度、彩度が表
2に示す値になるように調製した。
【0017】
【表2】 次に、固形ファンデーション(S1〜S5)それぞれ1
000mmに対し、光沢物G3を100mm(10
体積%)、200mm(20体積%)、300mm
(30体積%)、450mm(45体積%)、600
mm(60体積%)の割合で混合した化粧料を作成し
た。これらのサンプル番号を表3に示す。
【0018】
【表3】 表3に示す化粧料のうち、S3−20について、色相、
明度、彩度を測定したところ、色相が6.65YR、明
度が6.10、彩度が4.74であった。
【0019】次に、20代の女性、30代の女性、40
代の女性、50代の女性に対し、表3に示すサンプル番
号の化粧料を、図1に斜線で示す領域に塗布した。次に
比較として、市販のファンデーションを、図1に斜線で
示す領域に塗布した。各女性に対し、各サンプル番号の
化粧料、市販のファンデーションを塗布した場合と、塗
布していない場合(素顔)について、顔の立体感、引き
締まり感、肌の張り、違和感について目視評価を行っ
た。この結果を表4〜表7に示す。なお、評価は、顔の
立体感、引き締まり感、肌の張りについては、○が良
好、△がやや良好、×が悪いとして評価した。また、違
和感については、○が無し、△がやや有る、×が有ると
して評価した。
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】 表4〜表7から、本実施の形態にかかる化粧料を塗布し
た女性は、どの年代であっても、違和感なく、顔に立体
感を持たせ、顔が引き締まり、肌に張りがあるように見
せることができることが判る。
【0024】また、液状ファンデーションについても同
様の試験を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0025】なお、本実施の形態では、固形ファンデー
ションに光沢物を混合した化粧料、及び液状ファンデー
ションに光沢物を混合した化粧料について説明したが、
これに限らず、固形ファンデーションと液状ファンデー
ションを混合したファンデーションに光沢物を混合して
もよい。
【0026】また、本発明にかかる化粧料に、美容液や
オイル等、任意の添加剤を混合してもよいことは勿論で
ある。
【0027】そしてまた、本発明にかかる化粧料は、ベ
ース作りをした顔(化粧下地を塗布した顔、あるいは所
望のファンデーションを塗布した顔)の図1に示す部分
に塗布することが非常に有効であるが、素顔に塗布して
も十分な効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる化
粧料は、顔を正面から見た場合は勿論のこと、様々な角
度から見た場合であっても、第三者に不自然な印象を持
たせることなく、肌の発色が良好であり、顔に立体感を
持たせ、顔が引き締まり、肌に張りがあるように見せる
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる化粧料を塗布する
場所を示す顔の正面図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 彩度が低いファンデーションに、光沢性
    のある材料を含む光沢物を混合した混合物を含む化粧
    料。
  2. 【請求項2】 前記ファンデーションは、外観色が、マ
    ンセル表色系において、色相が5.3Y〜8.8Y、明
    度が5.3〜7.2、彩度が4.1〜4.3の範囲内に
    ある請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 前記光沢物は、外観色が、マンセル表色
    系において、色相が0.3Y〜6.4Y、明度が6.0
    〜9.5、彩度が0.8〜1.6の範囲内にある請求項
    1記載または請求項2の化粧料。
  4. 【請求項4】 前記光沢物が粉体である請求項1ないし
    請求項3のいずれか一項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 前記ファンデーションに対し、前記光沢
    物を10〜60体積%の割合で混合する請求項1ないし
    請求項4のいずれか一項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 外観色が、マンセル表色系において、色
    相が4.90YR〜8.40YR、明度が5.15〜
    7.05、彩度が4.34〜5.14の範囲内にある請
    求項1記載の化粧料。
JP2001273843A 2000-09-08 2001-09-10 化粧料 Pending JP2002154931A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009500391A (ja) * 2005-07-08 2009-01-08 ロレアル 液体ファンデーション、メイクアップ法およびそのような方法を行うためのキット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009500391A (ja) * 2005-07-08 2009-01-08 ロレアル 液体ファンデーション、メイクアップ法およびそのような方法を行うためのキット

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