JP2002153609A - 遊技盤開口形成システム - Google Patents

遊技盤開口形成システム

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JP2002153609A
JP2002153609A JP2000354236A JP2000354236A JP2002153609A JP 2002153609 A JP2002153609 A JP 2002153609A JP 2000354236 A JP2000354236 A JP 2000354236A JP 2000354236 A JP2000354236 A JP 2000354236A JP 2002153609 A JP2002153609 A JP 2002153609A
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Japan
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area
opening
cutting
ideal
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JP2000354236A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takano
高野  博
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の遊技盤への開口の形成誤差の発生場
所を容易に特定できると共に該形成誤差の大きさを容易
に検出できる遊技盤開口形成システムを得る。 【解決手段】 遊技盤開口形成システムでは、ルーター
加工機が切削工具を回転させつつパチンコ機の遊技盤1
6に対し相対移動させることで、切削工具が遊技盤16
を切削加工して、遊技盤16に開口28を複数形成す
る。さらに、コンピュータが、理想形成領域38(遊技
盤16への開口28の理想的な形成領域)に切削領域4
2(遊技盤16に開口が形成される際に切削工具26外
周が遊技盤16に対し相対移動する範囲)を重ねてモニ
タ36に表示する。このため、理想形成領域38と切削
領域42との位置関係を視覚的に認識でき、これによ
り、遊技盤16への開口28の形成誤差の発生場所を容
易に特定できると共に、該形成誤差の大きさを容易に検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の遊技盤に
開口を形成する遊技盤開口形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤に貫通孔や裏掘り等
の開口を形成するための装置としては、例えばルーター
加工機がある。このルーター加工機は、例えばエンドミ
ルまたはドリル等の略円柱状の切削工具を備えると共
に、コンピュータに接続されており、コンピュータに記
憶された加工データに従って切削工具が回転されつつ遊
技盤に対し相対移動されることで、切削工具が遊技盤を
切削加工して、遊技盤に複数の開口が形成される。
【0003】また、このコンピュータは、例えばCRT
(ブラウン管)等の画面を備えており、遊技盤に開口が
形成される際における切削工具の線状の移動軌跡(以下
「加工軌跡」という)をコンピュータが上記加工データ
に基づいて作成することで、この画面に加工軌跡が目視
可能に表示される。
【0004】しかしながら、上記画面には加工軌跡のみ
が表示されるため、遊技盤への開口の形成誤差(遊技盤
への開口の形成位置、開口同士の相対位置及び開口の形
成寸法(開口の形状や加工軌跡)等における誤差)が生
じた際には、この誤差の発生場所を特定することが容易
でないのみならず、この誤差の大きさを検出することが
容易でないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、遊技盤への開口の形成誤差の発生場所を容易に特
定できると共に該形成誤差の大きさを容易に検出できる
遊技盤開口形成システムを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遊技盤
開口形成システムは、柱状の切削部材を有し、前記切削
部材を遊技機の遊技盤に対し相対移動させることで前記
切削部材が前記遊技盤を切削加工して前記遊技盤に開口
を形成する開口形成装置と、図柄を表示可能な画面を有
し、前記遊技盤への前記開口の理想的な形成領域である
理想形成領域に前記遊技盤に前記開口が形成される際に
前記切削部材外周が前記遊技盤に対し相対移動する範囲
である切削領域を重ねて前記画面に表示する表示装置
と、を備えている。
【0007】請求項1に記載の遊技盤開口形成システム
では、開口形成装置が柱状の切削部材を遊技機の遊技盤
に対し相対移動させることで、切削部材が遊技盤を切削
加工して、遊技盤に開口を形成する。
【0008】さらに、この遊技盤開口形成システムで
は、表示装置が、理想形成領域(遊技盤への開口の理想
的な形成領域)に切削領域(遊技盤に開口が形成される
際に切削部材外周が遊技盤に対し相対移動する範囲)を
重ねて画面に表示する。
【0009】このため、理想形成領域と切削領域との位
置関係を視覚的に認識できて、理想形成領域と切削領域
とのずれを検出することができる。これにより、遊技盤
への開口の形成誤差(遊技盤への開口の形成位置、開口
同士の相対位置及び開口の形成寸法(開口の形状や切削
部材の遊技盤に対する軌跡)等における誤差、以下同
様)の発生場所を容易に特定できると共に、該形成誤差
の大きさを容易に検出することができる。
【0010】請求項2に記載の遊技盤開口形成システム
は、請求項1に記載の遊技盤開口形成システムにおい
て、前記表示装置は、前記理想形成領域及び前記切削領
域が重なり合う範囲である適切削領域と前記理想形成領
域から前記切削領域を除いた残切削領域及び前記切削領
域から前記理想形成領域を除いた過切削領域の少なくと
も一方とを区別可能な状態で前記画面に表示する、こと
を特徴としている。
【0011】請求項2に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が、適切削領域(理想形成領域及び切削
領域が重なり合う範囲)と残切削領域(理想形成領域か
ら切削領域を除いた領域)及び過切削領域(切削領域か
ら理想形成領域を除いた領域)の少なくとも一方とを区
別可能な状態で画面に表示するため、理想形成領域と切
削領域とのずれを明瞭に検出することができる。このた
め、遊技盤への開口の形成誤差の発生場所を一層容易に
特定できると共に、該形成誤差の大きさを一層容易に検
出できる。
【0012】請求項3に記載の遊技盤開口形成システム
は、柱状の切削部材を有し、前記切削部材を遊技機の遊
技盤に対し相対移動させることで前記切削部材が前記遊
技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成する開口形
成装置と、図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤へ
の前記開口の理想的な形成領域である理想形成領域から
前記遊技盤に前記開口が形成される際に前記切削部材外
周が前記遊技盤に対し相対移動する範囲である切削領域
を除いた残切削領域を前記画面に表示する表示装置と、
を備えている。
【0013】請求項3に記載の遊技盤開口形成システム
では、開口形成装置が柱状の切削部材を遊技機の遊技盤
に対し相対移動させることで、切削部材が遊技盤を切削
加工して、遊技盤に開口を形成する。
【0014】さらに、この遊技盤開口形成システムで
は、表示装置が、理想形成領域(遊技盤への開口の理想
的な形成領域)から切削領域(遊技盤に開口が形成され
る際に切削部材外周が遊技盤に対し相対移動する範囲)
を除いた残切削領域を画面に表示する。
【0015】このため、この残切削領域を視覚的かつ明
瞭に検出することができ、これにより、遊技盤への開口
の形成誤差の発生場所を容易に特定できると共に、該形
成誤差の大きさを容易に検出することができる。
【0016】請求項4に記載の遊技盤開口形成システム
は、柱状の切削部材を有し、前記切削部材を遊技機の遊
技盤に対し相対移動させることで前記切削部材が前記遊
技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成する開口形
成装置と、図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤に
前記開口が形成される際に前記切削部材外周が前記遊技
盤に対し相対移動する範囲である切削領域から前記遊技
盤への前記開口の理想的な形成領域である理想形成領域
を除いた過切削領域を前記画面に表示する表示装置と、
を備えている。
【0017】請求項4に記載の遊技盤開口形成システム
では、開口形成装置が柱状の切削部材を遊技機の遊技盤
に対し相対移動させることで、切削部材が遊技盤を切削
加工して、遊技盤に開口を形成する。
【0018】さらに、この遊技盤開口形成システムで
は、表示装置が、切削領域(遊技盤に開口が形成される
際に切削部材外周が遊技盤に対し相対移動する範囲)か
ら理想形成領域(遊技盤への開口の理想的な形成領域)
を除いた過切削領域を画面に表示する。
【0019】このため、この過切削領域を視覚的かつ明
瞭に検出することができ、これにより、遊技盤への開口
の形成誤差の発生場所を容易に特定できると共に、該形
成誤差の大きさを容易に検出することができる。
【0020】請求項5に記載の遊技盤開口形成システム
は、柱状の切削部材を有し、前記切削部材を遊技機の遊
技盤に対し相対移動させることで前記切削部材が前記遊
技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成する開口形
成装置と、図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤へ
の前記開口の理想的な形成領域である理想形成領域を全
方向へ均等に拡大した範囲を示す拡大理想形成領域から
前記遊技盤に前記開口が形成される際に前記切削部材外
周が前記遊技盤に対し相対移動する範囲である切削領域
を除いた残存領域を前記画面に表示する表示装置と、を
備えている。
【0021】請求項5に記載の遊技盤開口形成システム
では、開口形成装置が柱状の切削部材を遊技機の遊技盤
に対し相対移動させることで、切削部材が遊技盤を切削
加工して、遊技盤に開口を形成する。
【0022】さらに、この遊技盤開口形成システムで
は、表示装置が、拡大理想形成領域(遊技盤への開口の
理想的な形成領域である理想形成領域を全方向へ均等に
拡大した範囲)から切削領域(遊技盤に開口が形成され
る際に切削部材外周が遊技盤に対し相対移動する範囲)
を除いた残存領域を画面に表示する。
【0023】このため、拡大理想形成領域と切削領域と
の位置関係を視覚的に認識できて、残存領域の幅(拡大
理想形成領域輪郭の接線に垂直な方向における拡大理想
形成領域輪郭と切削領域輪郭との距離)の変化の有無を
検出することができる。これにより、遊技盤への開口の
形成誤差の発生場所を容易に特定できると共に、該形成
誤差の大きさを容易に検出することができる。
【0024】請求項6に記載の遊技盤開口形成システム
は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の遊技盤
開口形成システムにおいて、前記表示装置は、前記理想
形成領域の輪郭と前記切削領域の輪郭との距離を前記画
面に数値で表示する、ことを特徴としている。
【0025】請求項6に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が、理想形成領域の輪郭と切削領域の輪
郭との距離を画面に数値で表示するため、遊技盤への開
口の形成誤差の発生場所を高精度に特定できると共に、
該形成誤差の大きさを高精度に検出できる。
【0026】
【発明の実施の形態】図5には、本発明の実施の形態に
係る遊技盤開口形成システム10が概略的に示されてい
る。
【0027】本実施の形態に係る遊技盤開口形成システ
ム10は、開口形成装置としてのルーター加工機12を
備えている。ルーター加工機12には、テーブル14が
設けられており、テーブル14上には、遊技機としての
パチンコ機の遊技盤16が裏面(意匠面とは反対側の
面)を上にした状態で載置されている。テーブル14上
には一対の位置決め突起(図示省略)が設けられると共
に、この一対の位置決め突起に対応して遊技盤16には
一対の位置決め孔18(図3参照)が形成されており、
一対の位置決め突起に一対の位置決め孔18がそれぞれ
挿入されることで、テーブル14上に遊技盤16が位置
決めされている。テーブル14の直下にはY駆動部20
が設けられており、Y駆動部20が駆動されることで、
テーブル14と共に遊技盤16がY方向へ移動される。
【0028】ルーター加工機12は、テーブル14の上
方においてXZ駆動部22が設けられており、XZ駆動
部22には駆動モータ24が取り付けられている。駆動
モータ24には、例えばエンドミルまたはドリル等の切
削部材としての略円柱状の切削工具26が下方へ突出し
た状態で取り付けられており、切削工具26は、XZ駆
動部22が駆動されることでX方向及びZ方向へ移動さ
れると共に、駆動モータ24が駆動されることで中心軸
を中心に回転される。
【0029】このように、ルーター加工機12は、XZ
駆動部22及びY駆動部20によって切削工具26を遊
技盤16に対しX方向、Y方向及びZ方向へ相対移動さ
せ、かつ、駆動モータ24によって切削工具26を回転
させることで、切削工具26によって遊技盤16を切削
加工して、遊技盤16に貫通孔や裏掘り等の開口28
(図3参照)を複数形成する。
【0030】なお、ルーター加工機12は、集塵カバー
30を備えており、集塵カバー30は、駆動モータ24
及び切削工具26を下方開放状態で被覆している。集塵
カバー30の上部には集塵ダクト32が接続されてお
り、集塵カバー30から集塵ダクト32を経て空気が吸
引される。これにより、遊技盤16の切削加工の際に発
生する切削屑が集塵カバー30及び集塵ダクト32を経
て収集されると共に、駆動モータ24近傍を通過する吸
引空気により駆動モータ24が冷却される。
【0031】また、遊技盤16に形成される貫通孔に
は、センター役物用孔、ストップランプ用孔、賞球ラン
プ用孔、アタッカー用孔、サイドランプ用孔、入賞用孔
及びアウト用孔等があり、遊技盤16に形成される裏掘
りには、配線引き通し用溝の他、中継基板や端子板及び
遊技制御回路等の取り付け時の位置決め孔等がある。
【0032】遊技盤開口形成システム10は、表示装置
としてのコンピュータ34を備えており、コンピュータ
34はルーター加工機12に接続されている。コンピュ
ータ34には、図柄を表示可能な画面としてのモニタ3
6が設けられると共に、所謂CAD(コンピュータ・エ
イデッド・デザイン)が装備されている。図7に示す如
く、CADを使用することで遊技盤16への開口28の
加工図面が設計され、かつ、この加工図面(遊技盤16
(位置決め孔18を含む)の輪郭及び遊技盤16への開
口28の理想的な形成領域である理想形成領域38の輪
郭)がモニタ36に表示される(図3参照)。
【0033】コンピュータ34では、上記加工図面を基
に加工データ(図6に概略的に示すNCプログラム)が
作成され(図7参照)、この加工データに従いコンピュ
ータ34がルーター加工機12を制御することで、上述
の如くXZ駆動部22、Y駆動部20及び駆動モータ2
4が駆動されて遊技盤16に開口28が形成される。な
お、遊技盤16に開口28を形成する際に切削工具26
が遊技盤16に対する相対移動を加工開始時に加工原点
(図4の点A)から開始して加工終了時にこの加工原点
に戻るように、加工データが作成される。
【0034】コンピュータ34では、図7に示す如く、
上記加工データをメモリ上へ読み込んで加工データを1
行毎に座標値に変換し、かつ、この座標値を結んだ線
(切削工具26の中心軸の遊技盤16に対する軌跡、以
下「加工軌跡40」という)を演算して、この加工軌跡
40を図3の加工図面(理想形成領域38)に重ねてモ
ニタ36に表示する(図4参照)。この際、加工軌跡4
0は、加工データのGコード(図6の下線部分)によ
り、線種(線の色種を含む)を異ならせて表示される。
なお、本実施の形態では、例えば加工軌跡40が理想形
成領域38の輪郭とは異なる線色とされると共に、切削
工具26が実際に遊技盤16に開口28を形成する際に
おける加工軌跡40は実線とされ、かつ、切削工具26
が遊技盤16への開口28の実際の形成とは無関係に相
対移動する際における加工軌跡40は破線とされる。
【0035】さらに、コンピュータ34では、図7に示
す如く、上記加工軌跡40のデータと切削工具26の径
のデータとにより、遊技盤16に開口28を実際に形成
する際に切削工具26外周が遊技盤16に対し相対移動
する範囲である切削領域42をシミュレーション演算し
て、この切削領域42を図4の画像(理想形成領域3
8)に重ねてモニタ36に表示する(図1参照)。な
お、本実施の形態では、実線の加工軌跡40を切削工具
26の径幅でかつ加工軌跡40の線色と同一の色彩で塗
り潰すことで、切削領域42が表示される。
【0036】また、コンピュータ34では、上記理想形
成領域38の輪郭と切削領域42の輪郭との距離をモニ
タ36に数値で表示可能とされている。具体的には、例
えば理想形成領域38輪郭の接線に垂直な方向における
理想形成領域38輪郭と切削領域42輪郭との離間距離
をそれぞれの座標値(X座標・Y座標毎の座標値)によ
り算出した数値やX方向及びY方向における理想形成領
域38輪郭と切削領域42輪郭との離間距離をそれぞれ
の座標値により算出した数値をモニタ36に表示できる
構成とされている。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0038】以上の構成の遊技盤開口形成システム10
では、ルーター加工機12が切削工具26を回転させつ
つパチンコ機の遊技盤16に対し相対移動させること
で、切削工具26が遊技盤16を切削加工して、遊技盤
16に開口28を複数形成する。
【0039】さらに、この遊技盤開口形成システム10
では、コンピュータ34が、理想形成領域38に切削領
域42を重ねてモニタ36に表示する(図1参照)。
【0040】このため、理想形成領域38と切削領域4
2との位置関係を視覚的に認識できて、理想形成領域3
8と切削領域42とのずれを検出することができる。こ
れにより、遊技盤16への開口28の形成誤差(遊技盤
16への開口28の形成位置、開口28同士の相対位置
及び開口28の形成寸法(開口28の形状や切削工具2
6の遊技盤16に対する軌跡)等における誤差、換言す
れば図6の加工データの誤り)の発生場所を容易に特定
できると共に、該形成誤差の大きさを容易に検出するこ
とができる。具体的には、理想形成領域38の輪郭と切
削領域42の輪郭とが完全に重なり、かつ開口28が裏
掘りの場合にはさらに理想形成領域38全体と切削領域
42全体とが完全に重なっていれば、該形成誤差が発生
していないことを検出でき、一方、図2に示す如く理想
形成領域38の輪郭から切削領域42がはみ出したり理
想形成領域38の輪郭よりも内側に切削領域42がある
際や開口28が裏掘りの場合に理想形成領域38内に切
削領域42が重ならない部分がある際には、その部分で
該形成誤差が発生していることを検出できる。
【0041】さらに、図2に示す如く、コンピュータ3
4のモニタ36では、理想形成領域38及び切削領域4
2が重なり合う範囲(適切削領域44)と理想形成領域
38から切削領域42を除いた残切削領域46とが、切
削領域42の輪郭により区別された状態で表示されると
共に、切削領域42から理想形成領域38を除いた過切
削領域48と適切削領域44とが、理想形成領域38の
輪郭により区別された状態で表示される。このため、理
想形成領域38と切削領域42とのずれを明瞭に検出す
ることができ、遊技盤16への開口28の形成誤差の発
生場所を一層容易に特定できると共に、該形成誤差の大
きさを一層容易に検出できる。
【0042】また、コンピュータ34が、理想形成領域
38の輪郭と切削領域42の輪郭との距離をモニタ36
に数値で表示できるため、遊技盤16への開口28の形
成誤差の発生場所を高精度に特定できると共に、該形成
誤差の大きさを高精度に検出できる。
【0043】なお、本実施の形態では、理想形成領域3
8をその輪郭のみを表すことでモニタ36に表示する構
成としたが、理想形成領域に色彩を付することで理想形
成領域をモニタ(画面)に表示する構成としてもよい。
【0044】さらに、本実施の形態では、切削領域42
に色彩を付することで切削領域42をモニタ36に表示
する構成としたが、切削領域をその輪郭のみを表すこと
でモニタ(画面)に表示する構成としてもよい。
【0045】また、本実施の形態では、適切削領域44
と残切削領域46及び過切削領域48とを区別した状態
でモニタ36に表示する構成としたが、適切削領域と残
切削領域及び過切削領域の少なくとも一方とを区別した
状態でモニタ(画面)に表示する構成であればよい。
【0046】さらにまた、本実施の形態では、理想形成
領域38の輪郭と切削領域42の輪郭との距離をモニタ
36に数値で表示できる構成としたが、理想形成領域の
輪郭と加工軌跡(切削工具中心軸の軌跡)との距離をモ
ニタ(画面)に表示できる構成としてもよい。具体的に
は、例えば理想形成領域輪郭の接線に垂直な方向におけ
る理想形成領域輪郭と加工軌跡との離間距離をそれぞれ
の座標値(X座標・Y座標毎の座標値)により算出した
数値をモニタに表示できる構成や、X方向及びY方向に
おける理想形成領域輪郭と加工軌跡との離間距離をそれ
ぞれの座標値により算出した数値をモニタに表示できる
構成としてもよい。
【0047】(第1変形例)第1変形例に係る遊技盤開
口形成システム50では、図8に示す如く、コンピュー
タ34が、理想形成領域38から切削領域42を除いた
残切削領域46を色彩を付してモニタ36に表示する構
成である。
【0048】このため、この残切削領域46を視覚的か
つ明瞭に検出することができ、これにより、上記実施の
形態と同様に、遊技盤16への開口の形成誤差の発生場
所を容易に特定できると共に、該形成誤差の大きさを容
易に検出することができる。具体的には、理想形成領域
38の輪郭に接する残切削領域46が表示されず、かつ
開口28が裏掘りの場合にはさらに残切削領域46が全
く表示されなければ、該形成誤差(削り残し)が発生し
ていないことを検出でき、一方、理想形成領域38の輪
郭に接する残切削領域46が表示された際や開口28が
裏掘りの場合に理想形成領域38内に残切削領域46が
表示された際には、その部分で該形成誤差(削り残し)
が発生していることを検出できる。
【0049】なお、本変形例では、残切削領域46に色
彩を付することで残切削領域46をモニタ36に表示す
る構成としたが、残切削領域をその輪郭のみを表すこと
でモニタ(画面)に表示する構成としてもよい。
【0050】また、本変形例においては、残切削領域4
6以外における理想形成領域38や切削領域42(図8
の2点鎖線が示す領域)をモニタ36に表示する構成と
残切削領域46以外における理想形成領域38や切削領
域42をモニタ36に表示しない構成との何れの構成で
あってもよい。
【0051】(第2変形例)第2変形例に係る遊技盤開
口形成システム60では、図9に示す如く、コンピュー
タ34が、切削領域42から理想形成領域38を除いた
過切削領域48を色彩を付してモニタ36に表示する構
成である。
【0052】このため、この過切削領域48を視覚的か
つ明瞭に検出することができ、これにより、上記実施の
形態と同様に、遊技盤16への開口28の形成誤差の発
生場所を容易に特定できると共に、該形成誤差の大きさ
を容易に検出することができる。具体的には、過切削領
域48が全く表示されなければ、該形成誤差(削り過
ぎ)が発生していないことを検出でき、一方、過切削領
域48が表示されれば、その部分で該形成誤差(削り過
ぎ)が発生していることを検出できる。
【0053】なお、本変形例では、過切削領域48に色
彩を付することで過切削領域48をモニタ36に表示す
る構成としたが、過切削領域をその輪郭のみを表すこと
でモニタ(画面)に表示する構成としてもよい。
【0054】また、本変形例においては、過切削領域4
8以外における理想形成領域38や切削領域42(図9
の2点鎖線が示す領域)をモニタ36に表示する構成と
過切削領域48以外における理想形成領域38や切削領
域42をモニタ36に表示しない構成との何れの構成で
あってもよい。
【0055】(第3変形例)第3変形例に係る遊技盤開
口形成システム70では、コンピュータ34が、理想形
成領域38を全方向へ均等に拡大した範囲である拡大理
想形成領域72を拡大データにより演算し(図11参
照)、かつ、この拡大理想形成領域72から切削領域4
2を除いた残存領域74を色彩を付してモニタ36に表
示する構成である(図10参照)。
【0056】このため、拡大理想形成領域72と切削領
域42との位置関係を視覚的に認識できて、残存領域7
4の幅(拡大理想形成領域72輪郭の接線に垂直な方向
における拡大理想形成領域72輪郭と切削領域42輪郭
との距離)の変化の有無を検出することができる。これ
により、遊技盤16への開口28の形成誤差の発生場所
を容易に特定できると共に、該形成誤差の大きさを容易
に検出することができる。具体的には、上記残存領域7
4の幅が常に一定に維持され、かつ開口28が裏掘りの
場合にはさらに残存領域74が理想形成領域38内に全
く表示されなければ、該形成誤差が発生していないこと
を検出でき、一方、上記残存領域74の幅が狭まったり
広がったりする際や開口28が裏掘りの場合に理想形成
領域38内に残存領域74が表示された際には、その部
分で該形成誤差が発生していること及び該形成誤差の方
向を検出できる。
【0057】なお、本変形例では、残存領域74に色彩
を付することで残存領域74をモニタ36に表示する構
成としたが、残存領域をその輪郭のみを表すことでモニ
タ(画面)に表示する構成としてもよい。
【0058】さらに、本変形例では、切削領域42をそ
の輪郭のみを表すことでモニタ36に表示する構成とし
たが、切削領域に色彩を付することでモニタ(画面)に
表示する構成としてもよい。
【0059】また、本変形例においては、理想形成領域
38(図10の2点鎖線が示す領域)をモニタ36に表
示する構成と理想形成領域38をモニタ36に表示しな
い構成との何れの構成であってもよい。
【0060】さらにまた、本変形例において、拡大理想
形成領域72の輪郭と切削領域42の輪郭との距離をモ
ニタ36に数値で表示できる構成としてもよい。具体的
には、例えば拡大理想形成領域72輪郭の接線に垂直な
方向における拡大理想形成領域72輪郭と切削領域42
輪郭との離間距離をそれぞれの座標値(X座標・Y座標
毎の座標値)により算出した数値をモニタ36に表示で
きる構成や、X方向及びY方向における拡大理想形成領
域72輪郭と切削領域42輪郭との離間距離をそれぞれ
の座標値により算出した数値をモニタ36に表示できる
構成にしてもよい。これにより、遊技盤16への開口2
8の形成誤差の発生場所を高精度に特定できると共に、
該形成誤差の大きさを高精度に検出することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の遊技盤開口形成システ
ムでは、表示装置が理想形成領域に切削領域を重ねて表
示するため、遊技盤への開口の形成誤差の発生場所を容
易に特定できると共に、該形成誤差の大きさを容易に検
出することができる。
【0062】請求項2に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が適切削領域と残切削領域及び過切削領
域の少なくとも一方とを区別可能な状態で表示するた
め、遊技盤への開口の形成誤差の発生場所を一層容易に
特定できると共に、該形成誤差の大きさを一層容易に検
出できる。
【0063】請求項3に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が理想形成領域から切削領域を除いた残
切削領域を表示するため、遊技盤への開口の形成誤差の
発生場所を容易に特定できると共に、該形成誤差の大き
さを容易に検出することができる。
【0064】請求項4に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が切削領域から理想形成領域を除いた過
切削領域を表示するため、遊技盤への開口の形成誤差の
発生場所を容易に特定できると共に、該形成誤差の大き
さを容易に検出することができる。
【0065】請求項5に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が拡大理想形成領域から切削領域を除い
た残存領域を表示するため、遊技盤への開口の形成誤差
の発生場所を容易に特定できると共に、該形成誤差の大
きさを容易に検出することができる。
【0066】請求項6に記載の遊技盤開口形成システム
では、表示装置が理想形成領域の輪郭と切削領域の輪郭
との距離を数値で表示するため、遊技盤への開口の形成
誤差の発生場所を高精度に特定できると共に、該形成誤
差の大きさを高精度に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態において理想形成領域に切削領域
を重ねて表示したコンピュータのモニタ画像を示す図で
ある。
【図2】本実施の形態において理想形成領域から切削領
域がずれた状態を表示したコンピュータのモニタ画像を
示す図である。
【図3】本実施の形態において理想形成領域を表示した
コンピュータのモニタ画像を示す図である。
【図4】本実施の形態において理想形成領域に加工軌跡
を重ねて表示したコンピュータのモニタ画像を示す図で
ある。
【図5】本実施の形態に係る遊技盤開口形成システムを
示す概略的な側面図である。
【図6】本実施の形態における加工データ(NCプログ
ラム)の概略図である。
【図7】本実施の形態において理想形成領域に切削領域
を重ねてコンピュータのモニタに表示するための制御ブ
ロック図である。
【図8】第1変形例において残切削領域を表示したコン
ピュータのモニタ画像を示す図である。
【図9】第2変形例において過切削領域を表示したコン
ピュータのモニタ画像を示す図である。
【図10】第3変形例において残存領域を表示したコン
ピュータのモニタ画像を示す図である。
【図11】第3変形例において残存領域をコンピュータ
のモニタに表示するための制御ブロック図である。
【符号の説明】
10 遊技盤開口形成システム 12 ルーター加工機(開口形成装置) 16 遊技盤 26 切削工具(切削部材) 28 開口 34 コンピュータ(表示装置) 36 モニタ(画面) 38 理想形成領域 42 切削領域 44 適切削領域 46 残切削領域 48 過切削領域 50 遊技盤開口形成システム 60 遊技盤開口形成システム 70 遊技盤開口形成システム 72 拡大理想形成領域 74 残存領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状の切削部材を有し、前記切削部材を
    遊技機の遊技盤に対し相対移動させることで前記切削部
    材が前記遊技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成
    する開口形成装置と、 図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤への前記開口
    の理想的な形成領域である理想形成領域に前記遊技盤に
    前記開口が形成される際に前記切削部材外周が前記遊技
    盤に対し相対移動する範囲である切削領域を重ねて前記
    画面に表示する表示装置と、 を備えた遊技盤開口形成システム。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、前記理想形成領域及び
    前記切削領域が重なり合う範囲である適切削領域と前記
    理想形成領域から前記切削領域を除いた残切削領域及び
    前記切削領域から前記理想形成領域を除いた過切削領域
    の少なくとも一方とを区別可能な状態で前記画面に表示
    する、ことを特徴とする請求項1記載の遊技盤開口形成
    システム。
  3. 【請求項3】 柱状の切削部材を有し、前記切削部材を
    遊技機の遊技盤に対し相対移動させることで前記切削部
    材が前記遊技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成
    する開口形成装置と、 図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤への前記開口
    の理想的な形成領域である理想形成領域から前記遊技盤
    に前記開口が形成される際に前記切削部材外周が前記遊
    技盤に対し相対移動する範囲である切削領域を除いた残
    切削領域を前記画面に表示する表示装置と、 を備えた遊技盤開口形成システム。
  4. 【請求項4】 柱状の切削部材を有し、前記切削部材を
    遊技機の遊技盤に対し相対移動させることで前記切削部
    材が前記遊技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成
    する開口形成装置と、 図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤に前記開口が
    形成される際に前記切削部材外周が前記遊技盤に対し相
    対移動する範囲である切削領域から前記遊技盤への前記
    開口の理想的な形成領域である理想形成領域を除いた過
    切削領域を前記画面に表示する表示装置と、 を備えた遊技盤開口形成システム。
  5. 【請求項5】 柱状の切削部材を有し、前記切削部材を
    遊技機の遊技盤に対し相対移動させることで前記切削部
    材が前記遊技盤を切削加工して前記遊技盤に開口を形成
    する開口形成装置と、 図柄を表示可能な画面を有し、前記遊技盤への前記開口
    の理想的な形成領域である理想形成領域を全方向へ均等
    に拡大した範囲を示す拡大理想形成領域から前記遊技盤
    に前記開口が形成される際に前記切削部材外周が前記遊
    技盤に対し相対移動する範囲である切削領域を除いた残
    存領域を前記画面に表示する表示装置と、 を備えた遊技盤開口形成システム。
  6. 【請求項6】 前記表示装置は、前記理想形成領域の輪
    郭と前記切削領域の輪郭との距離を前記画面に数値で表
    示する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れ
    か1項記載の遊技盤開口形成システム。
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