JP2002153087A - Acモータ駆動回路 - Google Patents

Acモータ駆動回路

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JP2002153087A
JP2002153087A JP2000344760A JP2000344760A JP2002153087A JP 2002153087 A JP2002153087 A JP 2002153087A JP 2000344760 A JP2000344760 A JP 2000344760A JP 2000344760 A JP2000344760 A JP 2000344760A JP 2002153087 A JP2002153087 A JP 2002153087A
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JP
Japan
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motor
ssr1
drive circuit
ssr4
thyristors
Prior art date
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JP2000344760A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujimoto
信之 藤本
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACモータ駆動回路の部品点数の削減を図る。 【解決手段】 クロスブリッジ形に組合わせた四個のサ
イリスタSSR1〜SSR4をサイリスタ制御回路によって制御
する。SSR1,SSR4を導通させるとACモータ1が起動し、SS
R1,SSR4をオフさせるとACモータがフリーランに入る。A
Cモータを制動する場合は、SSR5を導通させるとともに
交流の半サイクル毎にSSR1,SSR4とSSR2,SSR3を交互に導
通させることにより、ACモータに直流電圧が印加されて
急停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ACモータ駆動回
路に関するものであり、特に、回路部品の点数削減を図
ったACモータ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のACモータ駆動回路を図4に従って
説明する。同図において1はACモータ、2は交流電源、3
はダイオード整流ブリッジであり、制御回路(図示せ
ず)がサイリスタSSR1〜SSR8のゲート端子への制御電圧
をオンオフしてACモータ1の起動、制動、停止を制御す
る。SSR1とSSR2はモータ駆動用サイリスタであり、ダイ
オード整流ブリッジ3とSSR3,SSR8及びSSR4〜SSR7はモー
タ制動用回路である。
【0003】SSR1〜SSR8が切断されているとACモータ1
は停止しており、図5に示すように、SSR1とSSR2を導通
させるとACモータ1へ交流電流が供給されてACモータ1が
起動する。
【0004】ACモータ1を停止するときは、SSR1とSSR2
をオフするとACモータ1がフリーラン状態となり、制動
する場合はSSR8とSSR3をオンし、SSR4とSSR7、またはSS
R5とSSR6を導通させることにより、直流電圧をACモータ
1へ印加してACモータ1を急停止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のACモータ駆動回
路は整流器を含む制動回路によりモータを制動するよう
に構成されているが、強力な制動性能を得るためには大
電流形整流器を必要とし、回路の大型化や重量の増加を
もたらすばかりではなく、発熱量の増加やコストの上昇
という問題を生じる。
【0006】そこで、ACモータ駆動回路の上記の欠点を
解消するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、ACモータの駆動及
び制動を行うACモータ駆動回路であって、クロスブリッ
ジ形に組合わせた四個のサイリスタとサイリスタ制御回
路とからなり、サイリスタ制御回路が電源ラインに対し
て直列な二個のサイリスタを制御してACモータを駆動
し、ACモータに並列接続したサイリスタをオンし、直列
な二個のサイリスタを交流の半波毎に交互にオンさせる
ことによってACモータを制動するACモータ駆動回路を提
供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1はACモータ駆動回路を示し、
1はACモータ、2は交流電源であり、クロスブリッジ接続
した四個のサイリスタSSR1〜SSR4によって交流電源2とA
Cモータ1を接続し、 ACモータ1の両側の電源入力端子を
起電力吸収用のサイリスタSSR5によって接続しており、
図4に示した従来のACモータ駆動回路における整流器3
を取除き、サイリスタの数量も5個と少ない構成となっ
ている。
【0009】図1に示すACモータ駆動回路においては、
サイリスタ制御回路(図示せず)により交流の半サイク
ル毎にSSR1〜SSR4を制御することによってACモータ1の
起動、フリーラン、制動を行うことができる。
【0010】図2に示すように、全部のサイリスタSSR1
〜SSR5を切断した状態ではACモータ1は停止しており、S
SR1,SSR4を導通させるとACモータ1へ交流電流の全波が
供給されて起動する。
【0011】ACモータ1を停止するときは、SSR1とSSR4
を切断するとACモータ1がフリーラン状態となり、制動
する場合はSSR5をオンし、交流の半サイクル毎にSSR1,S
SR4 とSSR2,SSR3を交互に導通させる。これにより交流
の半波を反転して全波整流した直流電圧がACモータ1の
一方の電源入力端子へ印加され、ACモータ1が制動され
て停止する。
【0012】また、図3に示すように、モータ駆動時の
SSR1,SSR4の導通角を制御することによって回転トルク
を制御でき、制動時にSSR1,SSR4 とSSR2,SSR3の導通角
を制御することによって制動トルクを制御することがで
きる。
【0013】制動時にACモータ1の二個の電極ブラシの
いずれに+電圧がかかるかは、交流電流の位相に対する
SSR1,SSR4 とSSR2,SSR3の駆動切換えタイミングによっ
て決まり、SSR1,SSR4 とSSR2,SSR3の駆動開始のタイミ
ングが不定であることから、+電圧がかかる確率は二個
の電極ブラシにおいて1対1である。制動性能と直流電
圧の極性は無関係であるが、二個の電極ブラシの一方に
+電圧がかかる回数がほぼ等しいことから、制動時のス
パークなどによる電極ブラシの消耗が均等になって電極
ブラシの片減りを防止できる。
【0014】一方、図4に示す従来のACモータ駆動回路
においては整流器3によって整流した直流をSSR4とSSR
7、または SSR5とSSR6によりACモータ1へ供給する構成
であって、二組のサイリスタのいずれを駆動するかによ
ってモータへ供給される直流の極性がきまる。したがっ
て、電極ブラシの片減りを防止するためには、定期的に
二組のサイリスタを切換えてモータを制動する必要があ
るが、本発明のACモータ駆動回路においてはこのような
片減り防止手段は不要であるという利点がある。
【0015】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のACモータ
駆動回路は、クロスブリッジ形に組合わせたサイリスタ
とサイリスタ制御回路とによって構成し、従来のACモー
タ駆動回路における整流器を排し、サイリスタの数量も
削減したので、回路の小型軽量化及びコストの低減とい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のACモータ駆動回路の回路図。
【図2】本発明のACモータ駆動回路の起動・制動動作を
示すタイミングチャート。
【図3】本発明のACモータ駆動回路のトルク制御動作を
示すタイミングチャート。
【図4】従来のACモータ駆動回路の回路図。
【図5】従来のACモータ駆動回路の起動・制動動作を示
すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 ACモータ 2 交流電源 SSR1〜SSR5 サイリスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ACモータの駆動及び制動を行うACモータ
    駆動回路であって、クロスブリッジ形に組合わせた四個
    のサイリスタとサイリスタ制御回路とからなり、サイリ
    スタ制御回路が電源ラインに対して直列な二個のサイリ
    スタを制御してACモータを駆動し、ACモータに並列接続
    したサイリスタをオンし、直列な二個のサイリスタを交
    流の半波毎に交互にオンさせることによってACモータを
    制動するACモータ駆動回路。
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