JP2006149153A - モータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常の巻線切り替え方式によるモータの制御装置と同等以上の機能を維持しながら、必要な配線数、パワー半導体素子数を低減でき、低コスト化、小型化、長寿命化を実現できるモータの制御装置を提供する。
【解決手段】 モータ巻線の両端を開放状態としたモータ構造とし、各相巻線の一方の端部端子を第1のインバータ回路の出力端子にそれぞれ接続し、もう一方の端部端子を第2のインバータ回路の出力端子にそれぞれ接続した構成とし、且つ発電動作時どちらか一方のインバータ回路の全部の相を同一の制御パルス信号で駆動したもの。
【選択図】図1

Description

この発明はモータの制御装置、特に巻線切り替え方式を採用したモータの制御装置に関するものである。
従来の車両用交流電動機においては、中高速域での車両性能を向上させるために、固定子巻線を星形結線(Y結線)から三角結線(Δ結線)に切り替え制御することが行われている。このような巻線切り替え方式によるモータの制御方法の一例として、例えば特許文献1(特開昭61−73591号公報)に開示されたようなものがある。すなわち、インバータの出力電圧と出力周波数の比が一定に保たれる速度領域の上限速度よりも高い速度に達したときに、上記固定子巻線を星形結線(Y結線)から三角結線(Δ結線)に切り替え、各相電圧を切り替え前の√3倍、各相電流を切り替え前の1/√3倍とすることにより、回転数が増加しても高出力を維持するようにしたものである。
また、特許文献2(特開平6−217596号公報)には、ダブルモータ構造により出力軸が駆動される電気自動車用モータにおいて、その回転数範囲を拡張するために、モータの各巻線間の結線を星形結線(Y結線)から三角結線(Δ結線)に切り替えることにより、高速回転域でも所望の出力トルクを得るようにしたものが記載されている。上記モータへの電力の供給は直流電源(バッテリ)を2個のインバータで三相交流電力に変換した後、それぞれコンタクタを介して行われ、コンタクタはECU(Electronic Control Unit)からの巻線切り替え信号を受けてモータの各巻線間の結線を切り替える。
ところが、コンタクタによる結線切り替えは、具体的には特許文献2の図3あるいは図5のように構成されており、各コンタクタは一つのインバータ経路に対して6本の線と6個の接点でモータ巻線に接続されている。大電流をON−OFFするコンタクタは高価であり、また頻繁なON−OFF使用により寿命が短くなるといった課題があった。また、コンタクタをパワー半導体素子で構成することは可能であるが、その場合、必要なパワー半導体素子数が多くなり、装置が大型化、高コスト化してしまうという課題があった。
特開昭61−73591号公報(図1〜図3及びその説明部分参照) 特開平6−217596号公報(図1〜図5及びその説明部分参照) “The Influence ofTopology Selection on the Design of EV/HEV Propulsion Systems”:Brain A. Welchkoand James M. Nagashima, IEEE POWER ELECTRONICS LETTERS, VOL.1, NO.2, pp.36-40(JUNE 2003)
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、従来の巻線切り替え方式を採用したモータの制御装置と同等かそれ以上の機能を維持しながら、必要な配線数、パワー半導体素子数を低減でき、低コスト化、小型化、長寿命化を実現できるモータの制御装置を提供するものである。
この発明に関わるモータ制御装置は、それぞれ両端が開放された複数の固定子巻線を備えるモータと、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の一方端に接続された第1のインバータ回路と、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の他方端に接続された第2のインバータ回路と、上記それぞれのインバータ回路を構成するスイッチング素子を制御する制御回路と、上記第1及び第2のインバータ回路のそれぞれの直流電圧入力端子に接続されたエネルギー蓄積源を備え、発電動作時、いずれか一方のインバータ回路を構成するスイッチングブロックの全相を同一の制御信号で駆動するようにしたものである。
この発明によれば、モータ巻線の両端を開放状態としたモータ構造とし、各相巻線の一方の端部端子を第1のインバータ回路の出力端子にそれぞれ接続し、もう一方の端部端子を第2のインバータ回路の出力端子にそれぞれ接続した構成とし、且つ発電時どちらか一方のインバータ回路の全部の相を同一の制御パルス信号で駆動したことにより、従来の巻線切り替え式モータ装置と同等かそれ以上の機能を実現でき、かつ、構成するパワー半導体素子数を低減でき、装置の低コスト化、小形化を可能とする効果を奏するものである。
実施の形態1.
図1に本発明の実施の形態1によるモータ制御装置のシステム構成図を示している。本システムは、例えば自動車の停止時自動的にエンジンをストップし、発進時自動的にエンジンを動作させる、いわゆるアイドルストップ/スタートを実現するための電動機としての機能を持つ他、従来の自動車用発電機(オルタネータ)としての機能も併せ有する電動発電機として構成されている。本発明のモータ制御装置は、固定子巻線1A、1B、1Cを備えるモータ1、モータ1を駆動するためのインバータ回路2およびインバータ回路3、2つのインバータ回路2、3の動作を制御するゲート信号を形成する制御回路4、モータの駆動電源および発電エネルギーの回生を行うためのバッテリ5から構成されている。上記3相のモータ巻線1A、1B、1Cはそれぞれの両端を開放状態、すなわちΔ結線あるいはY結線しないで巻線両端をモータから取り出した構造とし、各相巻線の一方の端部端子をインバータ回路2の出力端子にそれぞれ接続し、もう一方の端部端子をインバータ回路3の出力端子にそれぞれ接続している。
モータ1は、界磁巻線、界磁巻線の電流制御用の駆動回路は図示していないが、界磁電流により回転子の発生磁束を制御し、発電電力を自由に制御することができる3相交流モータである。モータ巻線1A、1B、1Cの両端は、前述したようにモータ外部に取り出され、巻線1Aの一方の端は、インバータ回路2の出力端子2Uに接続され、もう一方の端はインバータ回路3の出力端子3Vに接続されている。同様に、モータ巻線1Bの一方の端はインバータ回路2の出力端子2Vに、もう一方はインバータ回路3の出力端子3Wに接続され、モータ巻線1Cの一方の端はインバータ回路2の出力端子2Wに、もう一方はインバータ回路3の出力端子3Uに接続されている。
インバータ回路2は、2つのスイッチング素子(例えばUA1、UB1)を直列に構成したものを1ブロックとして、3ブロック並列に接続したもので構成されている。1つのスイッチング素子UA1は、並列に接続されたMOSFET21とダイオード22とで構成されている(全てのスイッチング素子についても同様)。上記並列に接続されたダイオード22は、MOSFET21の内部に形成される寄生ダイオードを利用して形成してもよい。1つのスイッチングブロックにおいて、各2つのスイッチング素子の接続部u2、v2、w2とインバータ回路2の各出力端子2U、2V、2Wがそれぞれ接続され、残りの2つの端子x1、y1はそれぞれエネルギー蓄積源であるバッテリ5の+側、−側に接続されている。インバータ回路2を構成する6つのスイッチング素子UA1、UB1、VA1、VB1、WA1、WB1はそれぞれ制御端子cを有し、制御回路4で形成された制御信号42が入力され、インバータ回路2のスイッチング動作を行う。
インバータ回路3も同様に、3つのスイッチングブロックから構成され、1ブロックを構成する2つのスイッチング素子の接続部u3、v3、w3とインバータ回路3の各出力端子3V、3W、3Uがそれぞれ接続され、各ブロックの入力端子x2、y2はそれぞれバッテリ5の+側、−側に接続されている。また、制御回路4で形成された制御信号43により、インバータ回路3を構成する6つのスイッチング素子UA2、UB2、VA2、VB2、WA2、WB2がコントロールされている。
次に、力行(モータ駆動アイドルスタート)時と発電時に分けて、この制御装置の動作を説明する。
先ず力行時においては、モータ巻線1A、1B、1Cはインバータ回路2およびインバータ回路3により、図2に示すように三角(Δ)結線状態で駆動される。すなわち、制御回路4において、図3(A)のような3相の正弦波交流電圧基本波U、V、Wとキャリア信号との組み合わせにより制御信号(PWM信号)を発生させ、これにより上記12個のスイッチング素子UA1、UB1、VA1、VB1、WA1、WB1、UA2、UB2、VA2、VB2、WA2、WB2をコントロールして、出力端子2U、3Uと、2V、3Vと、2W、3Wに図3(B)(C)(D)に示すようなそれぞれU相、V相、W相電圧波形が出現する。このようにモータを駆動することにより、インバータ回路の定格電流分の電流をモータ巻線に流すことができる。
図4に上記力行時のモータ制御によるモータ回転数とモータ出力トルクの関係を示しており、同時に1つのインバータ回路と三角(Δ)結線あるいは星形(Y)結線との組み合わせからなる従来の特性と対比して表している。図中、Aは1つのインバータ回路と星形(Y)結線との組み合わせの場合の特性で、周知のごとく低モータ回転数で高出力トルクが得られるものの、回転数が増加するに連れて出力トルクが減少する性質がある。また、図中Bは1つのインバータ回路と三角(Δ)結線との組み合わせの場合の特性で、低モータ回転数での出力トルクが低下するものの、回転数が増加するに連れて星形(Y)結線との組み合わせの場合に比較して出力トルクが増加する。一方、上記本発明の実施の形態1によれば、Cのように全運転領域において従来のモータ装置よりも高トルクを得ることができる。なお、このモータの巻線開放構造と2インバータ構成との組み合わせによる、高出力化についての詳細は、特許文献3に記載されている。
次に、発電動作について説明する。本発明の特長は、この発電時のモータ装置の動作にある。すなわち、モータの低回転領域において、インバータ回路2の全てのスイッチング素子をOFFとし、インバータ回路2からダイオード整流発電を行わせると共に、インバータ回路3の各スイッチングブロックを同じ制御信号でON−OFF動作させるものである。また、モータの高回転領域においては、上記ON−OFF動作を停止し、インバータ回路2および3の両方からダイオード整流による発電を行う。
図5は上記低回転領域の動作状態を示す図であり、(A)はその等価回路構成図であり、また(B)(C)はこの場合の制御信号波形を示している。すなわち、低回転領域において、インバータ回路2の制御信号はLow電圧として、すべてのスイッチング素子をOFF状態とする。このためインバータ回路2は並列ダイオード22のみの三相ブリッジ接続となっている。一方、インバータ回路3の制御信号端子には、例えば周波数10kHzの一定デューティ比を有する(B)(C)に示すような矩形波信号が入力される。インバータ回路3のバッテリ5の+側に配置されたスイッチング素子UA2、WA2、VA2の信号GHU、GHW、GHVは全て同一制御信号であり、その反転信号GLU、GLW、GLVが同様に−側に配置されたスイッチング素子UB2、WB2、VB2に入力される。
従って、インバータ回路3側の3本のモータ巻線端3U、3V、3Wには同じ電圧が常時印加されることとなり、モータ巻線に誘起されるモータ電圧にはこのインバータ回路3側に発生する電圧が重畳されたものとなる。従って、この電圧上昇により低回転領域でも所望の発電電力を得ることができるものである。
図6は上記インバータ回路3の制御信号端子に入力される矩形波信号のデューティ比を変化させた場合のモータ回転数とモータ発電電力の関係について計測したものであり、上記制御信号のデューティ比と発電電力との間には一定の関係があることが判明した。すなわち、図から明らかなように、デューティ比50%に最適値があり、デューティ比30%、70%では逆に発電電力が低下することが分かった。しかし、下記する実際の使用環境からデューティ比は40%〜60%の設定範囲にするのが適当である。
図7は上記ON−OFF動作を行う信号GHU、GHV、GHW、およびGLU、GLV、GLWを発生するための回路の一例を示しており、図8は上記回路の信号のタイミング図を示している。マイコンから出力されるデューティ比50%の矩形パルス信号ZをCR回路C1、R1でのこぎり波状の信号Aに変換し、信号Aと、回路電源電圧を抵抗により分圧して得られた基準電圧信号BとをコンパレータCOM1による電圧の大小比較により、信号GHU、GHV、GHWを形成する。また、信号Aと、回路電源電圧を抵抗により分圧して得られた基準電圧信号CとをコンパレータCOM2による電圧の大小比較により、信号GLU、GLV、GLWを形成している。信号Bと信号Cに電圧差を設けているのは、1ブロックのパワー半導体素子の上下で短絡が発生しないようにデットタイムを設けているためである。このようなデットタイムを設ける構成では信号GHU、GHV、GHWとGLU、GLV、GLWとではデューティ比が50%から若干ずれることになる。
図9にモータ回転数1600rpmにおける、デューティ比と発電電力の関係を実測したものを示している。これから上記ON−OFF動作のデューティ比のずれの範囲は、抵抗値、コンデンサ容量値等の回路素子のばらつき、そしてそれらの素子の温度による変化を考慮すると、デューティ比が40%〜60%の設定範囲であると、発電電力の低下は10%程度であることが分かった。
次に、モータの高回転領域の動作状態を図10に示す。高回転領域、すなわち前述した低回転領域の動作状態の発電電力より高い領域において、両インバータ回路2および3の制御端子の信号をLowにし、各インバータ回路の全てのスイッチング素子をOFF状態とする。この状態においては、両インバータ回路2および3がいずれもダイオードによるブリッジ整流回路となり、モータの結線状態は三角(Δ)結線構成となる。従って、両サイドによるダイオード整流動作によりモータの発電電力をバッテリ5へ移行する。
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、発電時、低モータ回転数においては、3本のモータ巻線の一方の端をインバータ回路でON−OFF駆動することにより、低回転領域での発電出力を可能としたものである。また、高回転領域においては、モータ結線を三角(Δ)結線状態としダイオード整流回路による発電回生動作となるようにしたので、高回転領域においても十分な発電出力を得ることができる。また、上記インバータ回路のON−OFF動作は、一定のデューティ比で行われるため、何の制御パラメータも必要なく簡単に実現できる特長を有するものである。
同様の効果を狙った従来の巻線切り替え式のモータ制御装置とそのパワー半導体スイッチング素子数を比較すると、従来はインバータ部6素子、巻線切り替え部12素子の計18素子であるのに対して、本発明の巻線切り替え式モータの駆動装置の素子数は、インバータ回路2個分の12素子になり、6素子も少なく構成でき、しかも同等以上のモータトルクおよび同等程度のモータ発電出力を得ることができる。
図11は上述した発電時のモータ回転数とモータ発電電力の関係を示しており、同時に1つのインバータ回路と三角形(Δ)結線あるいは星形(Y)結線との組み合わせからなる従来の特性と対比して表している。
図中、Aは1つのインバータ回路と星形(Y)結線との組み合わせの場合の特性で、周知のごとく低モータ回転数で高出力トルクが得られるものの、回転数が増加するに連れて出力トルクが飽和する性質がある。また、図中Bは1つのインバータ回路と三角(Δ)結線との組み合わせの場合の特性で、低モータ回転数での出力トルクが低下するものの、回転数が増加するに連れて星形(Y)結線との組み合わせの場合に比較して出力トルクが増加する。一方、上記本発明によれば、Cのように全運転領域において従来のモータ装置よりも高トルクを得ることができる。すなわち、通常のダイオード整流のみでは、図中Bに示した三角(Δ)結線の電力カーブしか得ることはできないが、上記のインバータ回路3のON−OFF動作(インバータ回路2でON−OFF動作してもよい)により、低回転数の領域でも充分な発電出力を得ることができる。
実施の形態2.
図12に本発明の実施の形態2によるモータの制御装置の構成を示しており、図中、図1と同一あるいは相当部分には同一符号を付している。上記実施の形態1と異なる部分は、インバータ回路3のスイッチングブロックのバッテリ+側入力端子x2とバッテリ5の+端子の間に切り替えスイッチ6を挿入した点のみである。本実施の形態2において、上記切り替えスイッチ6はMOSFETで構成されている。
次に、力行時と発電時に分けて、この制御装置の動作を説明する。先ず、力行時において、切り替えスイッチ6の制御端子に制御回路4からHighの電圧信号が入力され、スイッチがON状態に維持される。この状態は、実施の形態1と同じ状態であり、動作も同様となるため、説明は省略するが、実施の形態1と同様の作用・効果を有するものである。
続いて、発電時の動作について説明する。先ず、モータの低回転領域においては、図13に動作状態を示すように、切り替えスイッチ6は、その制御信号端子に制御回路4からLow電圧が入力されOFF状態となる。また、インバータ回路3の各スイッチングブロックの+入力端子側スイッチング素子の制御端子にはHigh電圧が入力され、全+側スイッチをON状態となり、更に、−入力端子側スイッチング素子の制御端子にはLow電圧が入力され、全−側スイッチがOFF状態となる。従ってこの状態では、インバータ回路3内の+入力端子側スイッチング素子を用いて、モータ巻線の結線状態が図13に示したような星形(Y)結線状態になる。一方、インバータ回路2は全スイッチOFF状態とされるので、ダイオードブリッジとして動作し、モータ巻線に発生する交流電力を整流し直流電力に変換する。
次に、モータの高回転領域においては、切り替えスイッチ6は、制御信号端子に制御回路4からHigh電圧が入力されON状態となり、一方、インバータ回路2およびインバータ回路3の全スイッチング素子はLow電圧が入力され、全スイッチング素子がOFF状態となる。実施の形態1と同様、図14に示すような三角(Δ)結線状態となり、モータ巻線に発生する交流電力をインバータ回路2および3で整流し、直流電力に変換する。図15に実施の形態2の場合の発電時におけるモータ回転数と発電電力の関係を示している。図11に示す第1の実施の形態と同様に、本実施の形態2の特性Cによれば、低モータ回転数領域において、星形(Y)結線時の特性Aと同等の発電電力を得ることができると共に、高モータ回転数領域においても、三角(Δ)結線時の特性Bと同等の発電電力を得ることが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、発電時、低モータ回転数領域でモータ巻線を星形(Y)結線、高回転領域で三角(Δ)結線と切り換えることにより、低回転領域、高回転領域の広い動作領域で所望の発電電力出力を得ることが可能となる。従来の巻線切り替え式のモータ駆動装置を構成するパワー半導体スイッチ個数を比較すると、従来装置のパワー半導体素子数の18素子に対して、本実施の形態の装置は、インバータ回路2個分の12素子、エネルギー蓄積源とどちらか一方のインバータ回路のDC電圧入力の間に設けられたスイッチ素子1素子の計13素子で構成される。従来の18素子から13素子と5素子も少なく構成でき、しかも同等以上のモータトルクおよび同等のモータ発電出力を得ることができる。
実施の形態1と素子数を比較すると、実施の形態2の方が切り替えスイッチ6の1素子分だけ多い構成になる。しかし、実施の形態1では、インバータ回路3において比較的高い周波数でON−OFF連続スイッチング動作を行うことになるため、スイッチング時の損失の影響により半導体素子が発熱する。力行(アイドルスタート)時のPWM制御信号による動作においても、スイッチング時の損失の影響により半導体素子の発熱は大きくなるが、力行動作に要する時間は高々0.5sec程度であり、半導体素子底面に配置されたヒートシンク等の金属部材の熱容量で、その熱エネルギーは吸収でき、半導体素子の温度上昇は気にならないレベルである。しかし、連続した発電時の発熱は半導体素子の温度を上昇させるため、冷却性能を十分配慮して半導体素子底面の構造を設計しなければならない。これに対し、実施の形態2では、発電時高周波のスイッチング動作がないため、半導体の温度上昇が小さく、簡易な半導体素子冷却器で装置を構成できる特長がある。
なお、本実施の形態2においては、上述したように高周波パルスで駆動することがないため、切り替えスイッチ6を機械式スイッチに置き換えることもできる。
実施の形態3.
図16は本発明の実施の形態3によるモータの制御装置の構成を示しており、図12と同一あるいは相当部分には同一符号を付している。本実施の形態は、力行時(アイドルスタート時)のトルクは低回転領域のみ必要な場合に有効な形態である。実施の形態2と異なる部分は、インバータ回路3がスイッチングユニット7に置き換わり、それを制御する制御信号がスイッチングユニット7の制御信号47になっている点のみである。
上記スイッチングユニット7は、1つの制御端子を有する半導体スイッチング素子UA2とダイオードUD7を直列にして構成されたものを1ブロックとして、3ブロック並列に接続したもの(WA2とWD7、VA2とVD7)で構成されている。上記半導体スイッチング素子UA2、WA2、VA2は、並列に接続されたMOSFET71とダイオード72(他のブロックについても同様)で構成されている。並列に接続されたダイオード72は、MOSFET71の内部に形成される寄生ダイオードを利用してもよい。
1つのスイッチングブロックにおいて、直列接続された半導体スイッチング素子とダイオードの接続部u7、v7、w7とスイッチングユニット7の出力端子3U、3V、3Wにそれぞれ接続され、半導体スイッチング素子の残りの端子x3(ドレイン端子)は、バッテリ5の+側にそれぞれ接続され、ダイオードの残りの端子y3(アノード端子)は、バッテリ5の−側にそれぞれ接続されている。スイッチングユニット7のスイッチングブロックの陽極側入力端子とバッテリ5の+端子の間に切り替えスイッチ6を挿入した点、及びスイッチングユニット7を構成する3つの半導体スイッチング素子UA2、WA2、VA2は、制御回路4で形成された制御信号47によりコントロールされることは実施の形態2と同一である。
次に動作について説明する。力行時(アイドルスタート時)において、切り替えスイッチ6がOFF状態となり、スイッチングユニット7の全半導体スイッチング素子がON状態となる。この状態では、モータ巻線が星形(Y)結線状態になり、モータ1がインバータ回路2より駆動される。その時のモータ回転数とモータトルク出力の関係を図17に示しており、本実施の形態3による特性Cは、1つのインバータ回路と星形(Y)結線との組み合わせの場合の特性Aと同じく低モータ回転数で高出力トルクが得られるものである。従って、アイドルスタート時のように力行時の低回転領域のみトルクが必要な場合に有効な形態となる。
なお、発電時の動作は実施の形態2と同じである。モータの低回転数領域においては力行時と同じ状態を維持し、高モータ回転数領域においては、切り替えスイッチ6がONとなり、スイッチングユニット7の全半導体スイッチング素子がOFF状態となる。上述のように、発電時、低モータ回転数領域ではY結線状態で、高モータ回転数領域ではΔ結線状態で発電を行うことになる。
以上のように、本実施の形態3によれば、力行時、所望のトルクが本実施の形態で得ることができる場合、この形態はコスト、サイズの面で有利となる。実施の形態2と比較して、構成する半導体素子数が少なく(MOSFETが3素子少ない)、スイッチングユニット7は単純なON−OFF制御のみになるので、その分制御回路の簡素化が可能となる。
本実施の形態3においても、高周波パルスで駆動することがないため、スイッチングユニット7内のMOSFET半導体スイッチを機械式スイッチに置き換え可能である。
実施の形態4.
図18に本発明の実施の形態4によるモータの制御装置の構成を示しており、実施の形態2の変形である。実施の形態2において、切り替えスイッチ6はバッテリの+側に配置されていたが、実施の形態4では−側に配置されている。実施の形態2を説明する図12と同一あるいは相当部分には同一符号を付している。動作としては、発電時の低回転領域において、実施の形態2とは反対に、陽極側入力端子側スイッチング素子をOFFとし、陰極側入力端子側スイッチング素子をONとする。その他の動作および効果は実施の形態2と同じである。
実施の形態4の考え方を同様に実施の形態3に適用できることは言うまでもない。
なお、上述の実施の形態1〜4において、インバータ回路は全スイッチをOFF状態とし、ダイオードブリッジの整流回路として動作させることについて説明したが、この際、インバータ回路は、ダイオードの電流導通と同期させてMOSFETをONさせる、いわゆる同期整流動作をさせてもよい。同期整流動作には、並列に配置されたダイオードとMOSFETの両方がON動作するため、インピーダンスが低下し導通によるエネルギー損失が低下する効果がある。
また、上述の実施の形態1〜4において、スイッチング素子としてMOSFETを用いているが、これに代えてIGBTその他のスイッチング素子を用いることができることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の回路構成図を示している。 本発明の実施の形態1による力行時のモータ巻線の形態を示す図である。 本発明による力行時のモータ巻線駆動電圧波形と制御信号(キャリア信号、3相交流基本波)の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1による力行時のモータ回転数とモータ出力トルクの関係を示す図である。 本発明の実施の形態1による発電時の低回転領域における動作状態を示す図である。 本発明の実施の形態1による発電時の低回転領域における、デューティによるモータ回転数と発電電力の関係を示す図である。 スイッチング素子のON−OFF動作を行うための信号を発生する回路例を示す。 図8に示す回路の信号のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1において、所定回転数におけるデューティ比と発電電力の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1による発電時の高回転領域における動作状態を示す図である。 本発明の実施の形態1による発電時のモータ回転数と発電電力の関係を示す図である。 本発明の実施の形態2によるモータ制御装置のシステム構成図を示している。 本発明の実施の形態2による発電時の低回転領域における動作状態を示す図である。 本発明の実施の形態2による発電時の高回転領域における動作状態を示す図である。 本発明の実施の形態2による発電時のモータ回転数と発電電力の関係を示す図である。 本発明の実施の形態3によるモータ制御装置のシステム構成図を示している。 本発明の実施の形態3による力行時のモータ回転数とモータ出力トルクの関係を示す図である。 本発明の実施の形態4によるモータ制御装置のシステム構成図を示している。
符号の説明
1 モータ、
1A、1B、1C モータの固定子巻線、
2、3 インバータ回路、
2U、2V、2W インバータ回路2の各出力端子、
3U、3V、3W インバータ回路3の各出力端子、
4 制御回路、
5 バッテリ、
6 切り替えスイッチ、
7 スイッチングユニット、
42、43、47 制御信号。

Claims (10)

  1. それぞれ両端が開放された複数の固定子巻線を備えるモータと、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の一方端に接続された第1のインバータ回路と、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の他方端に接続された第2のインバータ回路と、上記それぞれのインバータ回路を構成するスイッチング素子を制御する制御回路と、上記第1及び第2のインバータ回路のそれぞれの直流電圧入力端子に接続されたエネルギー蓄積源を備え、発電動作時、いずれか一方のインバータ回路を構成するスイッチングブロックの全相を同一の制御信号で駆動したことを特徴とするモータの制御装置。
  2. 発電動作時、上記モータの低回転領域では、いずれか一方のインバータ回路のスイッチングブロックをダイオード整流発電動作させ、他方のインバータ回路のスイッチングブロックの全相を同一制御信号でON−OFF動作させたことを特徴とする請求項1に記載のモータの制御装置。
  3. 他方のインバータ回路のスイッチング素子はデューティ比40〜60%の範囲に固定された同一制御信号によりON−OFF動作されることを特徴とする請求項2に記載のモータの制御装置。
  4. 上記モータの高回転領域では、上記第1及び第2のインバータ回路のスイッチングブロックをダイオード整流発電動作させたことを特徴とする請求項2に記載のモータの制御装置。
  5. それぞれ両端が開放された複数の固定子巻線を備えるモータと、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の一方端に接続された第1のインバータ回路と、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の他方端に接続された第2のインバータ回路と、上記それぞれのインバータ回路を構成するスイッチング素子を制御する制御回路と、上記第1及び第2のインバータ回路のそれぞれの直流電圧入力端子に接続されたエネルギー蓄積源を備え、上記第1及び第2のインバータ回路のいずれか一方の直流電圧入力端子と上記エネルギー蓄積源の陽極側あるいは陰極側との間に切り替えスイッチを接続したことを特徴とするモータの制御装置。
  6. 発電動作時、上記切り替えスイッチが具備されている側のインバータ回路のスイッチングブロックをモータの低回転数領域で星形(Y)結線、高回転領域で三角(Δ)結線となるよう切り換え制御すると共に、もう一方のインバータ回路をダイオード整流動作させることを特徴とする請求項5に記載のモータの制御装置。
  7. それぞれ両端が開放された複数の固定子巻線を有するモータと、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の一方端に接続されたインバータ回路と、複数相のスイッチングブロックから構成されその出力端子が上記固定子巻線の他方端に接続されたスイッチングユニット回路と、上記インバータ回路とスイッチングユニット回路のスイッチング素子をそれぞれ制御する制御回路と、上記インバータ回路とスイッチングユニット回路のそれぞれの直流電圧入力端子に接続されたエネルギー蓄積源を備え、上記スイッチングユニット回路は各スイッチングブロックがスイッチング素子とダイオードの直列体から構成されたことを特徴とするモータの制御装置。
  8. 上記スイッチングユニット回路の直流電圧入力端子と上記エネルギー蓄積源の陽極側あるいは陰極側との間に切り替えスイッチを接続したことを特徴とする請求項7に記載のモータの制御装置。
  9. 上記スイッチングブロックを構成するスイッチング素子はMOSFETとダイオードとの並列接続体からなることを特徴とする請求項1あるいは7に記載のモータの制御装置。
  10. 上記切り替えスイッチはMOSFETとダイオードとの並列接続体からなることを特徴とする請求項5あるいは8に記載のモータの制御装置。
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