JP2002152343A - コードレス通信端末 - Google Patents

コードレス通信端末

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JP2002152343A
JP2002152343A JP2000340201A JP2000340201A JP2002152343A JP 2002152343 A JP2002152343 A JP 2002152343A JP 2000340201 A JP2000340201 A JP 2000340201A JP 2000340201 A JP2000340201 A JP 2000340201A JP 2002152343 A JP2002152343 A JP 2002152343A
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cordless
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JP2000340201A
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Akira Nakaoka
明 中岡
Yoshihiro Kakigi
芳浩 柿木
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04KSECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
    • H04K3/00Jamming of communication; Counter-measures
    • H04K3/20Countermeasures against jamming
    • H04K3/22Countermeasures against jamming including jamming detection and monitoring

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信端子を備えたコードレス通信端末
と親機との間の無線回線に妨害電波が到来した場合、こ
れを自動的に検出し報知するようにする。 【解決手段】 コードレス通信端末10はデータ通信端
子12を備えており、これに接続された通信機器40か
らのデータ通信コマンドを無線回線を介して接続された
親機1を介して有線回線6に送出する。無線回線を介し
て到来する電波信号の電界レベルを電界レベル検出回路
20で検出し、規定値より高い電界レベルを一定期間検
出した場合、待ち受け中に表示部16よりその旨を外部
に報知する。報知は、電界レベル検出回路20が規定値
より低い電界レベルを一定期間検出するまで続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線電話回線に接
続した親機に無線回線で接続するコードレス通信端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】有線電話回線に接続した親機に無線回線
で接続するコードレス通信端末が広く用いられている。
データ通信端子を設けて外部通信機器との接続を可能と
し、外部通信機器から通信要求があった場合、親機に無
線でデータを送信し、親機より有線電話回線にデータを
送出するようにしたコードレス通信端末もある。このよ
うなコードレス通信端末の例を特開昭63−7069号
公報、特開平4−104646号公報、特開平5−83
343号公報、特開平6−291881号公報、特開平
7−154504号公報等に見ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データ通信端子を備え
たコードレス通信端末と親機とを結ぶ無線回線に妨害電
波が侵入した場合、正常なデータ送信を行うことができ
なくなる。データ通信の場合、一般的にデータ量が多
く、通信完了までにかなりの時間を要する作業であるた
め、データ通信を開始したものの結局完全な形で通信を
終結できなかった場合には時間的ロスは多大なものがあ
る。これは送信側についても受信側についても言える。
しかしながらこれまでのシステムでは通信異常が報知さ
れるようにはなっていないため、使用者が適切に処置す
ることができない。そこで本発明は、データ通信端子を
備えたコードレス通信端末と親機との間の無線回線に妨
害電波が到来した場合、これを自動的に検出し報知する
手段を設け、電波障害がなくなるまでデータ送信を差し
控える等、適切な処置がとれるようにすることを目的と
する。
【0004】また、データ通信端末を備えた従来のコー
ドレス通信端末は、通常はACアダプタを介して商用交
流電源から電力を得る等、外部電源を電力源としてお
り、停電時のみ内蔵バッテリーから電力を得ている。妨
害電波の検出を行うサンプリング周期は、通常時は頻繁
に検出を行うようにしておけば良いが、停電時にも同じ
周期を採用するとバッテリーの消耗が早くなってしま
う。そこで本発明は、内蔵バッテリーを電力源として使
用する際、バッテリーの消耗を極力軽減することを目的
とする。さらに、最近は機器の省電力化が望まれている
ので、任意に省電力設定を選択できるようにすることも
目的の一つである。
【0005】また、従来のデータ通信端子を備えたコー
ドレス通信端末は専用の親機と対になっているが、機器
のコストを抑えるためには通常のコードレス電話機の親
機に増設できるようになっていることが望ましい。この
場合、親機が外線通話をシステム保留状態にしている
と、コードレス電話機の標準子機であれば通話ボタンを
押すことにより保留中の外線を取ることになるが、デー
タ通信端子を備えたコードレス通信端末において、シス
テム保留中にデータ通信端子に接続された通信機器から
通信開始要求があると、こちらも同様に保留中の外線通
話を取ってしまうことになり、外線の通話相手に対しデ
ータ通信のためのモデム信号を送出するといった不具合
が発生する。このような不具合の防止も目的の一つであ
る。
【0006】また、通常のコードレス電話機の親機に対
し、データ通信端子を備えたコードレス通信端末と標準
子機の両方が配備されていると、外線電話が着信した場
合、親機はコードレス通信端末と標準子機の両方に無線
回線の接続動作を行うことになるが、コードレス通信端
末は外線着信を取る必要がないので親機に応答コマンド
を返さない。親機は一定期間上記端末及び子機の全てか
ら応答コマンドが返ってくるまで着信状態通知コマンド
を送出しないので、標準子機はその期間中外線着信状態
になることができず、着信音も鳴らないことになる。こ
の問題を解決することも目的の一つである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、データ通信端子を備え、これに接続さ
れた通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線によ
り接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有
するコードレス通信端末において、前記無線回線を介し
て到来する電波信号の電界レベルを検出する手段を備
え、この電界レベル検出手段が規定値より高い電界レベ
ルを一定期間検出した場合、待ち受け中にその旨を外部
に報知するようにした。
【0008】このように、規定値より高い電界レベルを
一定期間検出した場合、妨害電波が到来していると判断
し、待ち受け中にその旨を外部に報知するから、使用者
はデータ送信に障害があることを知り、問題回避あるい
は回復処置をとることができる。
【0009】また本発明では、電界レベル検出手段が規
定値より高い電界レベルを一定期間検出しその旨を外部
に報知した後、電界レベル検出手段が規定値より低い電
界レベルを一定期間検出するまで前記外部報知を続行す
るようにした。これにより、妨害電波がやむまで報知が
続くことになり、妨害電波を受けていることを確実に認
識させることができる。
【0010】また本発明では、電波信号検出のサンプリ
ング周期を切り換える切り換え手段を設けた。これによ
り、省電力設定時、あるいは内蔵バッテリーを電力源と
して使用することになった時には、電界レベル検出回路
の動作を一定時間毎の間欠動作として、電力消費を抑え
ることができる。
【0011】また本発明では、駆動電源として外部電源
と内蔵バッテリーの2系統を備え、電波信号検出のサン
プリング周期を外部電源による動作時には連続検出、内
蔵バッテリーによる動作時には間欠検出とした。これに
より、停電時のバッテリー消耗を軽減することができ
る。
【0012】また本発明では、データ通信端子を備え、
これに接続された通信機器からのデータ通信コマンドを
無線回線により接続された親機を介して有線回線に送出
する手段を有するコードレス通信端末において、外線着
信時に親機からの無線接続コマンドに対して応答するも
のの、このときデータ通信端末に接続された通信機器か
らの通信開始要求があっても回線を閉結しないようにし
た。これにより、データ通信端子を備えたコードレス通
信端末以外に標準のコードレス子機が親機に増設してあ
る場合、外線着信時に親機に無線接続応答コマンドを返
すことで標準子機をすぐに外線着信状態にすることがで
き、且つ、この外線通話にデータ通信が割り込むことが
ない。
【0013】また本発明では、データ通信端子を備え、
これに接続された通信機器からのデータ通信コマンドを
無線回線により接続された親機を介して有線回線に送出
する手段を有するコードレス通信端末において、外線シ
ステム保留中にデータ通信端子に接続された通信機器か
ら通信開始要求があっても保留中の外線を捕捉しないよ
うにした。これにより、保留していた外線を通じてデー
タ通信が始まってしまうことを防止できる。
【0014】また本発明では、データ通信端子を備え、
これに接続された通信機器からのデータ通信コマンドを
無線回線により接続された親機を介して有線回線に送出
する手段を有するコードレス通信端末であって、外線着
信時に親機からの無線接続コマンドに対して応答するも
のの、このときデータ通信端子に接続された通信機器か
らの通信開始要求があっても回線を閉結しないようにし
たもの、あるいは外線システム保留中にデータ通信端子
に接続された通信機器から通信開始要求があっても保留
中の外線を捕捉しないようにしたものを、通常のコード
レス電話機の親機に増設可能とした。このため、専用の
親機を用意する必要がなく、コードレス通信機器システ
ムのコストを抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づき説明する。図1において、1は親機を示す。この
親機1は通常のコードレス電話機の親機であり、電話局
の交換機との入出力インターフェースとなる回線インタ
ーフェース部2と、回線インターフェース部2との間で
信号のやりとりを行い、またコードレス通信端末と無線
で交信する無線部3と、CPUを中心として構成され、
親機1全体の制御を司る制御部4と、この親機1におけ
るマン・マシンインターフェースである操作部5とを備
えている。操作部5は各種のキーやジョグダイヤルを備
えている。6は電話局の交換機に接続する有線回線であ
る。
【0016】10はコードレス通信端末を示す。コード
レス通信端末10はコードレス電話機の標準子機として
の規格を備え、通常のコードレス電話機の親機1に増設
可能であり、その上で次のような構成を備えている。す
なわち11は親機1の無線部3と交信する無線部、12
は外部の通信機器とデータ通信を行うためのデータ通信
端子、13はCPUを中心として構成され、コードレス
通信端末10の全体の制御を司る制御部、14は外部の
商用交流電源に接続するためのACアダプタ、15は停
電時のバックアップ用電源である内蔵バッテリー、16
はコードレス通信端末10の通信状態を表示する表示
部、17はコードレス通信端末10におけるマン・マシ
ンインターフェースである操作部である。操作部17に
は各種のキーやジョグダイヤル等が配置されている。
【0017】制御部13には次のような回路が形成され
る。すなわち20は受信した電波信号の電界レベルを検
出する電界レベル検出回路、21は受信電波信号内のコ
マンドを解析するコマンド解析回路、22はACアダプ
タ14からの電力供給状況を監視する電源検出回路であ
る。
【0018】前述のように、親機1は通常のコードレス
電話機の親機であり、データ通信端子を有していない標
準子機30とも無線通信できるものである。コードレス
通信端末10のデータ通信端子12にはパソコン等の通
信機器40がケーブルを介して接続する。通信機器40
はデータ通信端子12を通じてコードレス通信端末10
にデータ通信コマンドを送り、このデータ通信コマンド
は無線回線を通じて親機1に送られ、親機1より有線回
線6に送出されるものである。
【0019】次に図1のコードレス通信端末10の動作
を図2以下のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0020】図2のフローチャートはコードレス通信端
末10が電界レベル検出の結果に基づいて妨害電波表示
を行う場合の動作を示すものである。コードレス通信端
末10が待ち受け状態のとき、無線回線を介して無線部
11に到来する電波信号は、一定周期で電界レベル検出
回路20に伝えられる。ステップS201で表示部16
が妨害電波表示中であるかどうかチェックし、既に表示
中であればステップS207へ進む。
【0021】妨害電波表示中でなければステップS20
2へ進む。ステップS202では電波信号の電界レベル
をチェックし、所定の規定値より高ければステップS2
03で制御部13内の受信回数カウンタにカウント1を
加算する。次のステップS204では受信回数カウンタ
の累積カウントをチェックする。電界レベルが規定値よ
り高い状態が一定期間継続した場合、妨害電波表示を行
うが、その「一定期間」の計測を、受信回数カウンタの
累積カウントをもって行う。受信回数カウンタの累積カ
ウントが所定回数に達した場合はステップS205で受
信回数カウンタをクリアし、ステップS206で表示部
16に妨害電波表示を行い、外部に報知する。妨害電波
表示はディスプレイ上の可視表示として行うものとする
が、これに音声や振動を組み合わせても良い。
【0022】既に妨害電波表示を行っていた場合、その
妨害電波表示は妨害電波の微弱化あるいは消滅により一
定期間以上妨害電波を検出しなくなるまで続行される。
妨害電波の微弱化あるいは消滅は、電波信号の電界レベ
ルが所定の規定値以下になることにより判定する(この
場合の規定値は妨害電波が到来しているかどうかを判定
するための規定値とは別のものである)。その判定を行
うのがステップS207であり、ここで電波信号の電界
レベルをチェックし、規定値より低い電界レベルを検出
した場合、ステップS208で制御部13の受信回数カ
ウンタ(ステップS203の受信回数カウンタとは別の
ものである)にカウント1を加算する。ステップS20
9では受信回数カウンタの累積カウントをチェックす
る。妨害電波表示を行うかどうかの判定の時と同様、
「電界レベルが規定値より低い状態が一定期間継続する
場合」の「一定期間」の計測を、受信回数カウンタの累
積カウントをもって行う。累積カウントが所定回数に達
した場合はステップS210にて受信回数カウンタをク
リアし、ステップS211で表示部16の妨害電波表示
をやめる。
【0023】図3のフローチャートはコードレス通信端
末10の電界レベル検出を行うサンプリング周期を切り
換える場合の動作を示すものである。ステップS301
において、制御部13はACアダプタ14からの電圧信
号レベルを監視している。ステップS302において電
圧信号レベルが”H”(「高」)と判定されれば、AC
アダプタ14は通電中と判断し、ステップS303でA
Cアダプタ14からの電力供給に切り換え、あるいはA
Cアダプタからの電力供給を確定し、ステップS304
へ進む。
【0024】電界レベル検出は「通常設定」と「省電力
設定」で行うことができる。「通常モード」の場合、サ
ンプリング周期は「連続」となる。「省電力設定」の場
合、サンプリング周期は「一定時間毎の間欠動作」とな
る。操作部17を操作し、制御部13に「省電力設定O
N」か「省電力設定OFF」かを登録することにより、
サンプリング周期を切り換える。
【0025】ステップS304で「省電力設定ON」か
「省電力設定OFF」かをチェックする。ONであれば
電界レベル検出回路20の動作を一定時間毎の間欠動作
とし(ステップS307)、OFFであれば連続動作と
する(ステップS305)。
【0026】ステップS302において電圧信号レベル
が”L”(「低」)と判定されれば、停電によりACア
ダプタ14への電力供給が跡絶えたものと判断し、ステ
ップS306で電力源を内蔵バッテリー15に切り換え
る。そしてステップS307で電界レベル検出回路20
の動作を一定時間毎の間欠動作とする。
【0027】図4のフローチャートは外線着信時にデー
タ通信端子12に接続された通信機器40から通信開始
要求があったときの動作を示すものである。電話回線6
から外線電話が着信した場合、制御部4は回線インター
フェース部2を介して着信を検出し、無線部3よりコー
ドレス通信端末10及び標準子機30に無線接続を行う
ための要求コマンドを送信する。送信後、親機1は応答
コマンド待ち状態に入る。この状態は所定時間続く。要
求コマンドを受信した標準子機30は直ちに応答コマン
ドを親機1に送信する。一方コードレス通信端末10の
方は、要求コマンドを無線部11で受信すると、そのコ
マンドの内容をコマンド解析回路21で解析する(ステ
ップS401)。コマンドが無線接続要求コマンドであ
ることを確認した場合には親機1に応答コマンドを送信
する(ステップS402)。無線接続要求コマンドでな
ければそのまま終了する。
【0028】応答コマンド待ち時間の間にコードレス通
信端末10と標準子機30の両方から応答コマンドを受
信した場合、親機1はコードレス通信端末10及び標準
子機30に着信状態通知コマンドを送信する。同時に親
機1と標準子機30は外線着信状態となり、標準子機3
0は着信音を鳴らす。コードレス通信端末10は着信コ
マンドを受信しても着信状態には移行せず、無線接続状
態を維持する。このとき通信機器40から通信開始要求
があると(ステップS403)、データ通信端子12を
介して制御部13にその旨が伝達され、無線部11を介
してデータ付き発呼コマンドを着信状態の親機1に送信
する(ステップS404)。親機1は受信したコマンド
が通常の発呼コマンドでないため、外線を着信状態のま
ま維持し、通信機器40との通信回線を閉結しない。従
って、外線の通話相手に対しデータ通信のためのモデム
信号を送出するといったことはない。
【0029】図5のフローチャートは外線システム保留
中にデータ通信端子12に接続された通信機器40から
通信開始要求があったときの動作を示すものである。ス
テップS501では外線システムが保留中であるかどう
かをチェックする。保留中でなければそのまま終了す
る。保留中であれば、ステップS502で通信機器40
から通信開始要求があったかどうかのチェックを行う。
要求がなければそのまま終了する。要求があった場合
は、データ通信端子12を介して制御部13にその旨が
伝えられ、制御部13は無線部11よりデータ付き発呼
コマンドを親機1に送信する(S503)。親機1は受
信したコマンドが通常の発呼コマンドでないため外線を
保留中のまま維持する。保留中の外線が捕捉されないの
で、通信機器40からの通信は開始されない。
【0030】以上、本発明の一実施形態につき説明した
が、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で更に種々の
変更を加えて実施することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明により、次に掲げるような効果が
奏される。
【0032】データ通信端子を備え、これに接続され
た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
るコードレス通信端末において、前記無線回線を介して
到来する電波信号の電界レベルを検出する手段を備え、
この電界レベル検出手段が規定値より高い電界レベルを
一定期間検出した場合、待ち受け中にその旨を外部に報
知するようにしたから、使用者はデータ送信に障害があ
ることを知り、問題回避あるいは回復処置をとることが
できる。データ通信の場合、一般的にデータ量が多く、
通信完了までにかなりの時間を要する作業であるため、
データ通信を開始したものの結局完全な形で通信を終結
できなかった場合、送信側にとっても受信側にとっても
時間的ロスが大きいが、このようなロスを回避できるも
のである。
【0033】電界レベル検出手段が規定値より高い電
界レベルを一定期間検出しその旨を外部に報知した後、
電界レベル検出手段が規定値より低い電界レベルを一定
期間検出するまで前記外部報知を続行するようにしたか
ら、妨害電波がやむまで報知が続くことになり、妨害電
波を受けていることを確実に認識させることができる。
【0034】電波信号検出のサンプリング周期を切り
換える切り換え手段を設けたから、省電力設定時、ある
いは内蔵バッテリーを電力源として使用することになっ
た時など、電界レベル検出回路の動作を一定時間毎の間
欠動作として電力消費を抑えることができる。
【0035】駆動電源として外部電源と内蔵バッテリ
ーの2系統を備え、電波信号検出のサンプリング周期を
外部電源による動作時には連続検出、内蔵バッテリーに
よる動作時には間欠検出としたから、停電時のバッテリ
ー消耗を軽減することができる。
【0036】データ通信端子を備え、これに接続され
た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
るコードレス通信端末において、外線着信時に親機から
の無線接続コマンドに対して応答するから、増設した標
準子機をすぐに外線着信状態にし、着信音を鳴らすこと
ができる。このときデータ通信端末に接続された通信機
器より通信開始要求があっても回線を閉結しないので、
外線通話にデータ通信が割り込むことがない。
【0037】データ通信端子を備え、これに接続され
た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
るコードレス通信端末において、外線システム保留中に
データ通信端子に接続された通信機器から通信開始要求
があっても保留中の外線を捕捉しないようにしたから、
保留していた外線を通じてデータ通信が始まってしまう
ことを防止できる。
【0038】データ通信端子を備え、これに接続され
た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
るコードレス通信端末であって、外線着信時に親機から
の無線接続コマンドに対して応答するものの、このとき
データ通信端子に接続された通信機器からの通信開始要
求があっても回線を閉結しないようにしたもの、あるい
は外線システム保留中にデータ通信端子に接続された通
信機器から通信開始要求があっても保留中の外線を捕捉
しないようにしたものを、通常のコードレス電話機の親
機に増設可能としたから、専用の親機を用意する必要が
なく、コードレス通信機器システムのコストを抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すコードレス通信端
末及びその親機の構成図
【図2】 コードレス通信端末の動作フローチャート
【図3】 コードレス通信端末の他の動作フローチャー
【図4】 コードレス通信端末の更に他の動作フローチ
ャート
【図5】 コードレス通信端末の更に他の動作フローチ
ャート
【符号の説明】
1 親機 2 回線インターフェース部 3 無線部 4 制御部 5 操作部 6 有線回線 10 コードレス通信端末 11 無線部 12 データ通信端子 13 制御部 14 ACアダプタ 15 内蔵バッテリー 16 表示部 17 操作部 20 電界レベル検出回路 21 コマンド解析回路 22 電源検出回路 30 標準子機 40 通信機器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信端子を備え、これに接続され
    た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
    接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
    るコードレス通信端末において、前記無線回線を介して
    到来する電波信号の電界レベルを検出する手段を備え、
    この電界レベル検出手段が規定値より高い電界レベルを
    一定期間検出した場合、待ち受け中にその旨を外部に報
    知することを特徴とするコードレス通信端末。
  2. 【請求項2】 電界レベル検出手段が規定値より高い電
    界レベルを一定期間検出しその旨を外部に報知した後、
    電界レベル検出手段が規定値より低い電界レベルを一定
    期間検出するまで前記外部報知を続行するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコードレス通信端末。
  3. 【請求項3】 電波信号検出のサンプリング周期を切り
    換える切り換え手段を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のコードレス通信端末。
  4. 【請求項4】 駆動電源として外部電源と内蔵バッテリ
    ーの2系統を備え、電波信号検出のサンプリング周期を
    外部電源による動作時には連続検出、内蔵バッテリーに
    よる動作時には間欠検出とすることを特徴とする請求項
    1に記載のコードレス通信端末。
  5. 【請求項5】 データ通信端子を備え、これに接続され
    た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
    接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
    るコードレス通信端末において、外線着信時に親機から
    の無線接続コマンドに対して応答するものの、このとき
    データ通信端末に接続された通信機器からの通信開始要
    求があっても回線を閉結しないようにしたことを特徴と
    するコードレス通信端末。
  6. 【請求項6】 データ通信端子を備え、これに接続され
    た通信機器からのデータ通信コマンドを無線回線により
    接続された親機を介して有線回線に送出する手段を有す
    るコードレス通信端末において、外線システム保留中に
    データ通信端子に接続された通信機器から通信開始要求
    があっても保留中の外線を捕捉しないようにしたことを
    特徴とするコードレス通信端末。
  7. 【請求項7】 通常のコードレス電話機の親機に増設可
    能としたことを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載のコードレス通信端末。
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JP2000340201A Pending JP2002152343A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 コードレス通信端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117931A (ja) * 2013-11-14 2015-06-25 ダイキン工業株式会社 室内機

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