JP2002152084A - マッチドフィルタおよび相関検出演算方法 - Google Patents
マッチドフィルタおよび相関検出演算方法Info
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Abstract
ンブルサーチのような、既知の周期性をもつシンボルが
挿入された受信信号に対して、同相加算演算による相関
検出を行う場合に使用されるマッチドフィルタの、回路
規模を削減し、低消費電力化を実現すること。 【解決手段】 送信側装置(移動局)1では、16種類
のシグネチャーコードに共通のスクランブリングコード
を乗算し、プリアンブル信号を生成し、送信を行う。受
信側装置(基地局)2では、まず、スクランブリングコ
ードを乗算して逆拡散を行い、シグネチャーコード(a
n,bn,cn,dn)を再生する。次に、第1の累積
加算部3において、シグネチャーコードの周期に対応し
た同じ値のデータ同士を累積加算し、乗算部4にて、シ
グネチャーコードを乗算する。最後に、第2の累積加算
部5でシンボル同士の加算を行って相関を検出する。
Description
通信方式の同期獲得処理(特に、プリアンブルサーチ)
において使用される、マッチドフィルタおよび相関検出
演算方法に関する。
信方式)は侵害に強く、信号の秘匿性が高く、周波数の
利用効率が高いなどの特徴を持ち、移動体通信、宇宙通
信などへ使用され、注目されている。
は、移動局が通信開始を要求する場合に、プリアンブル
信号(Preamble信号)を発信する。
グネチャーコード(Signatureコード)が256回連続
した周期的な配列をもつコード(原信号:4096シン
ボル長)に、共通のスクランブリングコード(Scrambli
ng code:共通の拡散符号)を乗算して生成される。
合せ)が用意されており、移動局は、受信グループ識別
コードとしてそのうちの一つを使用する。したがって、
結果的にプリアンブル信号も、16種類あることにな
る。
ら送られてくる、プリアンブル信号が挿入されている信
号を受信し、逆拡散を行い、シグネチャーコードを検出
することで、移動局からの通信要求を認識すると共に、
通信開始を許可する移動局を決定する。シグネチャーコ
ードの検出情報は、通信開始が許可された移動局との通
信同期を確立するためのタイミング情報として利用され
る。
局からの通信要求を、瞬時に検出して通信開始を決定す
る必要がある。シグネチャーコードの検出には、デジタ
ルマッチドフィルタ(以下、単にマッチドフィルタとい
う)が使用される。
法として、16個のマッチドフィルタを並列に配置し、
各マッチドフィルタにおいて、16種類あるプリアンブ
ル信号の各々の乗算を並列(同時)に行い、その結果を
時間方向に積分して、各プリアンブル信号毎(つまり、
各シグネチャーコード毎)に相関を検出するという方法
が考えられる(図9)。
チドフィルタを並列に配置し、16種類のプリアンブル
信号の各々についての相関を同時に検出する方式の場
合、回路規模が著しく増大する。また、これに伴い、回
路の消費電力が増大する。
サーチのみならず、同期獲得や同期追従、あるいはレイ
ク合成や指向性通信のパス決定処理などにも使用される
可能性があり、プリアンブルサーチに特化したハードウ
エア構成を採用すると、他の処理を行う場合には柔軟性
を欠き、無駄な回路部分が増大する場合がある、といっ
た問題も生じる。
されたものであり、特に、高速なプリアンブルサーチを
行うためのマッチドフィルタ部分の構成を、柔軟性を残
しつつ簡素化して、回路規模および消費電力を低減する
ことを目的とする。
ル信号作成の元となっているシグネチャーコード(原信
号)の周期性に着目し、従来の同時・並列処理する方法
から、時間的に分割して処理する方法に変更し、回路の
小規模化を実現する。
号に対して、まず、共通の逆拡散符号を乗算し、この乗
算結果の信号に対して、シグネチャーコード(原信号)
の周期おきに累積加算し(第1の累積加算)、メモリに
蓄積する。
き、メモリから読み出したデータを次の乗算結果と加算
し再びメモリに蓄積すること(つまり、データを巡回さ
せて加算を行っていく時分割方法を採用すること)で、
レジスタの段数より長いシンボルの演算を行うことが可
能である。そして、最後にシグネチャーコード(原信
号)の乗算を行い、各シンボルの累積加算を行う(第2
の累積加算)。
(原信号)の乗算を別々に行うと共に、原信号の周期性
を利用して累積加算を2段階に分けて行うことにより、
回路規模を著しく削減することができる。そして、演算
すべき原信号の数が増大するほど、従来より少ない回路
規模で演算を行うことができるという本発明の効果は顕
著となる。
パターンに合わせてセレクタの入力を選択する方式を採
用することにより、コードパターンに適合するように自
在にプログラミングすることが可能となり、回路の自由
度を確保することができる。
実施の形態について説明する。
DMA通信における基地局の全体構成を説明する。
ンテナANで受信されたQPSK(4相位相変調)信号
は、復調回路401により復調され、この結果、I(同
相成分),Q(直交成分)の各信号が出力される。
りデジタル信号に変換され、それぞれに対応して設けら
れているマッチドフィルタ403a,403bに、入力
される。
理用の相関検出器であり、マッチドフィルタ403b
は、Q信号の処理用の相関検出器である。
ついては、後に詳細に説明する。マッチドフィルタ40
3a(403bも同様である)は、受信データ蓄積部5
00にデータを一時的に蓄積する。
拡散コード(拡散コードと同じであり、拡散コードと記
載することもある)は、逆拡散コード蓄積部502に一
時的に蓄積される。
ードと受信データとが乗算され、シグネチャーコードの
周期に合わせて累積加算(同相加算)が行われ(第1回
目の同相加算)、その結果がメモリ505に蓄積され
る。
して、シグネチャーコード発生器506により生成され
る、例えば16種類のコードの各々が乗算され、乗算の
結果である各シンボルのデータを累積加算(同相加算)
する(第2回目の累積加算)。これにより、受信信号に
含まれる、プリアンブル信号についての相関検出がなさ
れる。
出力されるI,Qそれぞれの相関値(相関信号)は、イ
ンターポレーションフィルタ600を介して電力計算部
601に入力される。そして、I2+Q2の演算により受
信電力が算出される。
リアンブル信号が到達するまでの伝播遅延を考慮した窓
幅)に渡って平均化し(平均化部602)、ピーク検出
部603にて、しきい値と比較してピークを検出する。
これにより遅延プロファイルが作成される。すなわち、
どのシグネチャーコードが受信され、そのコードの遅延
はどれくらいかが検出される。
ル信号が発信されていることが検出されると、基地局
は、通信許可を与えるべく、その移動局との間の通信同
期を確立するための制御(デモジュレーションサーチ)
に移行する。同期確立のためのタイミング制御は、トラ
ッキング部604やタイミング制御部605により、行
われる。
イミングは、トラッキング部604から出力されるタイ
ミング制御信号により制御され、逆拡散部607により
受信信号の逆拡散が行われ、続いて、同期検波部60
8,レイク合成部609にて、同期検波やレイク合成が
行われるようになっている。
ある。次に、受信信号に挿入されているプリアンブル信
号に関する相関検出について説明する。
ての相関検出方法の特徴を説明するための図である。
用意されているシグネチャーコード(原信号)Sn(n
は1〜16のうちのいずれか)の中から一つを選択す
る。シグネチャーコードは、”1”と”-1”で構成さ
れる基本パターンが繰り返される周期性をもつコードで
ある。
パターンを4シンボルとし、これを3回連続した、合計
で12シンボル分を表示している。基本パターンのシ
ンボル〜シンボルまでの各シンボルのビットを、a
n,bn,cn,dnと記載してある。an,bn,c
n,dnの各々の値は、”1”あるいは”-1”のいず
れかである。
をもつシグネチャーコードに、共通の拡散コード(スク
ランブリングコードK1,K2,K3,K4)を乗算
し、これによって、プリアンブル信号(A〜Lの各シン
ボルで構成される)が生成される。このときの拡散率
は”1”である。つまり、シグネチャ−コードの1シン
ボル期間と、拡散コードの1チップ期間とは同じであ
る。したがって、1シンボルは1チップと同じである
が、以下の説明では、拡散コードを乗算する前のデータ
については、”シンボル”という用語を使用することに
する。
送信される。
含まれているプリアンブル信号(A〜L)に対して、ス
クランブリングコード(K1〜K4)を乗算して、逆拡
散を行う。同期がとれているならば、逆拡散の結果とし
て、シグネチャーコード(Sn)が復元される。
期性に着目し、繰り返される基本パターンの中で同じ位
置にあるシンボル同士を、各周期毎に抜き出し、第1の
累積加算部3(加算器10a〜10d)において、累積
加算を実行する(第1の同相加算)。
ンが繰り返される回数と同じ個数のan(基本パターン
の1シンボル目に位置するan)同士が、累積加算され
る。ここで、仮に相関が取れているのならば、これによ
り、加算器10aからは、3anが出力される。
は、それぞれ、基本パターンの2シンボル目bn,3シ
ンボル目cn,4シンボル目dn同士が累積加算され
る。
具備する)にて、16種類のシグネチャーコードSnの
各々を乗算する。
を具備する)にて、各乗算毎に、シンボルデータを累積
加算する(第2の累積加算)。ここで、相関がとれてい
るのならば、相関値+12(=3+3+3)が出力され
る。このようにして、相関検出がなされる。
下のとおりである。 まず、共通の拡散コードを乗算し、その後、シグネチ
ャーコード(原信号)を乗算するようになし、乗算演算
を時分割していること。 共通の拡散コードを乗算した後、シグネチャーコード
(原信号)の周期性に着目して、同じ値のシンボル同士
を累積加算(同相加算)してシンボル数を減らした後
に、シグネチャーコードを乗算して相関を検出し、その
後、最終的な累積加算(同相加算)を行っていること。
つまり、同相加算も時分割で行っている。
ード)×受信信号}という演算を行った後、各シンボル
を累積加算することと、まず(拡散コード×受信信号)
の演算を行って累積加算を行い、続いて、シグネチャー
コードを乗算し、最終的に各シンボルを累積加算するこ
ととは、結果は同じである。
という考え方と、シグネチャーコードの周期性に着目し
て、処理の途中で第1回目の累積加算を行ってしまうと
いう考え方を採用する点に、本発明の処理の大きな特徴
がある。
関検出方法について、簡単に説明しておく。
交する受信信号(I成分,Q成分)が存在する場合に、
初期同期や同期追従のために挿入されている既知シンボ
ル(プリアンブル信号やパイロット信号)を利用して遅
延プロファイルを作成する際の演算方法である。
りI2+Q2の演算を行って平均化処理を行うのではな
く、同相の連続する複数のシンボルについて、(I+I+
I・・・・+I)および(Q+Q+Q+・・・・+Q)の累
積加算を行い、この累積加算結果を二乗し加算すること
で、受信電力を求める方法である。
絶対値が増大すると共に、受信信号にランダムに重畳し
ているノイズ同士が加算演算により相殺されることにな
り、受信電力計算の精度が向上するという利点がある。
ネチャーコードを示している。このシグネチャーコード
に共通のスクランブリングコード(拡散コード)を乗算
して、(b)のようなプリアンブル信号が生成され、こ
れが送信信号(および受信信号)となる。
コード)を乗算すると、(c)のようにシグネチャーコ
ードが復元(再生)される。
じシグネチャーコードが、同期のとれたタイミングで掛
け合わされると、(d)に示されるように、各シンボル
のデータの符号は、すべてプラスに揃えられる。この状
態で同相加算(累積加算)を行うと、(e)に示すよう
に、相関ピーク値(+32)が出力されて、相関が検出
される。
た場合や、乗算のタイミングが同期していない場合に
は、(f)のようになり、同相加算をした場合には、相
関値はほとんどゼロになり、相関が検出されない。以上
が、同相加算の説明である。
演算方法の手順をまとめると、図2に示すようになる。
(シグネチャーコード)のうちのいずれかに対して、共
通の拡散コード(スクランブリングコード)が乗算され
てなるスペクトラム拡散信号を受信し、相関を検出する
に際し、まず、逆拡散を行う(ステップ20)。
置にあるシンボルデータ同士を、全周期に渡って累積加
算(同相加算)する(ステップ21)。
ド)の各々を乗算する(ステップ22)。次に、各乗算
毎に、シンボルデータを累積加算(同相加算)して相関
を検出する(ステップ23)。
は共通の回路で行うため、回路規模の増大が抑制され
る。そして、プリアンブル信号の作成の元となるシグネ
チャーコード(原信号)の周期性に着目して、同じ値の
データ同士を周期的に加算してシンボル数を減らし(第
1の同相加算)、ハードウエアの能力を最大限いかしつ
つ、シグネチャーコードの乗算を行ない(並列,時分
割,並列・時分割併用等)、最後に第2の同相加算を行
って、相関を検出することができる。よって、最小限の
ハードウエアを活用して、最も効率的な処理を行うこと
ができる。また、乗算器の構成を工夫したり、最小限の
メモリの時分割使用などの工夫をすることで、回路規模
をさらに削減したり、回路の柔軟性を担保することがで
きる。このような、本発明の具体的な利点については、
以下の実施の形態の説明において、詳しく説明する。
かかるマッチドフィルタの構成を示すブロック図であ
る。
信号の元となるシグネチャーコードが、{an,bn}
の2シンボルからなる基本パターンの繰り返しからなる
ことを一応の前提として、レジスタ等を簡略化して描い
てある。
bn}の2シンボルからなる基本パターンの繰り返しか
らなるシグネチャーコードに、共通の拡散コード(K
1,K2,K3,K4・・・)を乗算することによりプ
リアンブルコードを生成し、基地局に送信するもの仮定
して、一応の説明を行う。
シンボル)周期の原信号(シグネチャーコード)が、拡
散率”1”で拡散された信号が、同期確立用の情報とな
る。拡散率が”1”であるため、1シンボルと1シンボ
ルが同じ期間となる。そして、基地局では、逆拡散の
後、8シンボル(8シンボル)区間、同相加算する場合
を説明する。
上、(1、−1)と、(−1、1)の2種類を想定す
る。前者をシグネチャーコード(1)とし、後者をシグ
ネチャーコード(2)と記載する。
同様に適用されるものとする。なお、以上の前提は、あ
くまで記載の便宜を図るための簡略化を目的とするもの
で、実際は、シグネチャーコードは16シンボル長であ
り、16種類、存在する。
は“1”の2進数で表現されるが、これに対応して
“1”、“−1”の正と負の値をとるものとする。
が生成する逆拡散コード(K1〜K4)は、レジスタ2
02に蓄積される。また、受信データ(A〜D)は、レ
ジスタ204に一時的に蓄積される。
受信データに、まず、逆拡散コードを乗算する。
して、基本パターンの同じ位置にあるシンボルデータ同
士を2周期分、抜き出し、加算器206a,206bに
て累積加算(第1の同相加算)を行う。
コードの繰り返し回数に等しい数に縮小される。2シン
ボル毎に加算するのは、シンボルデータが2シンボル周
期であるため、同じ値のシンボル同士を加算することが
できるからである。この場合、シンボルデータのもつ周
期性を損なうことなく、シンボル数を削減することがで
きる。
のシンボルデータが16シンボル周期の場合では、16
シンボルおきに加算を行う。
2種類のシグネチャーコード(シグネチャーコード
(1)および(2))を並列に、同時に乗算するため
に、2系統(本来は、16系統)に分岐される。
れ、シグネチャーコード(1),シグネチャーコード
(2)を乗算するために設けられている。一つの乗算器
は、符号反転器207a(207b〜207d)と、2
入力のセレクタ208a(208b〜208d)と、制
御部209a(209b)で構成される。
シグネチャーコードの”1”と”−1”の配列に応じ
て、セレクタ208a(208b〜208d)に入力さ
れる、反転信号と非反転信号のうちのいずれを選択する
かを切替え制御する。すなわち、シグネチャーコード
が”+1”ならば非反転信号を選択し、”−1”であれ
ば、反転信号を選択する。
レクタを切替えるという構成は柔軟性に富み、乗算する
コードに対応してプログラムすることができるため、便
利である。
シグネチャーコードの乗算後のシンボルデータ同士を累
積加算する(第2の同相加算)。
2a(212b)に蓄積される。本実施の形態では、回
路規模の削減のために、シフトレジスタの段数や第1お
よび第2の累積加算を行う加算器の数を極力、少なくし
ているため、累積加算演算を、必要なシンボル数だけ一
挙に行うことができない。
よって、小容量のメモリ212a(212b)を設け、
このメモリに、データを少しづつ蓄積しながらデータを
巡回させて、第2の累積加算演算処理を行うこととして
いる。
れ、制御部209a,209bからの制御信号CTによ
り、入力(書き込み),出力(読み出し)タイミングが
制御される。
主要な処理内容を示す。
一度に、加算演算できるのは4シンボル分である。この
ため8シンボル分の同相加算を行うためには、2回に分
けて演算を行う。図4では、1回目の演算を演算区間A
とし、2回目の演算を演算区間Bと記載している。以
下、シグネチャーコード(1)を乗算する場合について
説明する。
本パターン(8シンボル)を示している。この8シンボ
ルに対し、拡散符号、{1,1,-1,-1,1,-1,-1,1}を乗算
して、プリアンブル信号が生成される(図4:送信信
号)。この送信信号はそのままマッチドフィルタに入
力される受信データ入力と考えることができる。
演算を行うために、逆拡散コード{1,1,-1,-1}を受信
したコードの前半4シンボルに乗算する。この結果、図
4のようなシンボルデータ、つまり{1,-1,1,-1}の
データが得られる。
毎、つまり2シンボルごとに加算される。つまり、図4
において、a+cおよびb+dの累積加算が行われる。
この結果は、”+2”と”−2”となる(図4)。こ
れは、図3では、加算器206a、206bの出力に相
当する。
(1)が乗算される。この結果、図3のセレクタ208
a,208bの各出力は”+2”,”2”となる(図4
)。これらの出力は、図3の加算器211aで加算さ
れて”+4”という値となり、メモリ212aに蓄積さ
れる。
算を行う。つまり、受信データの後半4シンボル(1,1,
-1,-1)に対して逆拡散コードが乗算され、以後、算区
間Aと同様の処理がなされる。区間Bの演算の場合も、
図3の加算器211aの出力は、区間Aの演算の場合と
同様に、”+4”という値となる。図3の制御部209
aは、演算区間Aの結果としてメモリ212aに蓄積さ
れている”+4”を読み出し、演算区間Bの加算器21
1aの出力”+4”と加算し”+8”とし、再びメモリ2
12aに蓄積する(図4)。
ば、回路規模の著しい削減が実現される。図9に、比較
例の構成を示す。この比較例は、相関検出用の回路(A
1〜A16)を、シグネチャーコードの種類だけ並列に
用意する構成となっている。
散コードを乗算したコードを生成しておき、受信データ
に対し、同時に(並列に)乗算し、相関値を求める。こ
の構成では、シグネチャーコードの種類の数に相当する
相関検出回路を用意する必要があるため、回路規模は大
きくなる。
逆拡散コードの乗算を行う部分は共通に使用でき、しか
も、できるだけ少ないハードウエア構成を用いて、時間
方向に処理を分割し、流れ作業のように分散処理を行う
ため、ハードウエア量を十分に削減することができ、回
路の低消費電力化も達成できる。
形態3にかかるマッチドフィルタの構成を示すブロック
図である。
形態で説明した回路と同様に、受信したデータを逆拡散
した後に、シグネチャーコードの周期に従って第1の同
相加算を行い、その後、各種のシグネチャーコードを乗
算し、第2の同相加算を行って相関を検出するという点
では、前掲の実施の形態と同じである。
では、受信データの逆拡散を行い、第1の同相加算(累
積加算)を行った後、一時的にメモリに蓄積し、所定の
シンボル数分の演算が終了した後に、シグネチャーコー
ドの乗算および第2の同相加算を行うようになってい
る。
リに蓄積し、このメモリへの書き込み、およびメモリか
らの読み出しタイミングを調整することにより、第1の
同相加算までの処理と、シグネチャーコードの乗算と第
2の同相加算の処理との間の処理スピードの不整合を吸
収するようになっており、この点、図3の回路とは異な
る。
回路(図3)よりも、さらに少ない回路規模で所望の相
関検出演算を実現することができる。
施の形態と同様、拡散率は1倍で、2シンボル周期の原
信号(シグネチャーコード)が拡散された信号を、逆拡
散した後、8シンボル区間、同相加算する場合を想定す
る。
逆拡散コード発生部201および、逆拡散コード蓄積用
シフトレジスタ202の構成及び動作は、図3の回路と
同じである。加算器206a、206bで加算された結
果は、実施の形態2と異なり、直接にメモリ301a、
301bに入力され、一時的に蓄積される。
施の形態1と同様に、4シンボル分の演算を2回繰り返
す。受信信号蓄積シフトレジスタ204および拡散コー
ド蓄積シフトレジスタ202が4段で構成されているた
め、2回新たに逆拡散コードを設定する。
定し、入力データをシフトさせる。そして、シグネチャ
ーコードの周期毎にセレクタ(不図示)の切り替えを行
い、第1の同相加算(累積)を行い、その結果をメモリ
301a,301bに蓄積する。
算器206a、206bからデータが出力されるのと同
時に、メモリ301a,301bから1回目の演算結果
であるデータの読み出しを行い、それらを加算器206
a、206bで加算し、再びメモリ301a,301b
に蓄積する。
メモリ301a,302bからデータを読み出して、シ
グネチャーコードの乗算と、各シンボルデータの累積加
算(第2の同相加算)を行う。
bからデータを読み出す。そして、一つのデータが読み
出されている間に、シグネチャーコード(1)およびシ
グネチャーコード(2)を連続して乗算してしまう。シ
グネチャーコードの種類が16種類あるのならば、この
16種類のシグネチャーコード(シグネチャーコード
(1)〜(16まで)を、例えば、連続していっきに乗
算する。
08a,208bにて、反転・非反転のデータのいずれ
を選択するかを、シグネチャーコードのビット配列に合
わせて切換えることにより行う。この点は、実施の形態
2と同じである。
ーコードを乗算した結果の各シンボルのデータ同士を累
積加算する(第2の同相加算)。
間に、シグネチャーコード(1),(2)の2回分、セ
レクタを切り替える方法を採用すれば、シグネチャーコ
ード(1),(2)についての相関検出結果が交互に出
力される。メモリ301a,301bからのデータの読
み出しクロックの周波数を”A”とした場合、セレクタ
208a,208bの切替えクロックの周波数は”2
A”である(読み出し方法1)。
読み出している間に、全部のシグネチャーコードの相関
を検出するという方法を説明したが、これに限定される
ものではない。
出しを2回行い、1回目でシグネチャーコード(1)の
乗算と同相加算を、2回目でシグネチャーコード(2)
の乗算と同相加算を、行う方法も考えられる(読み出し
方法2)。
ードの種類がが増大すると、より高速のクロックでセレ
クタを切り替える必要がある。
らの読み出しと、セレクタの切り替えを同じクロックを
用いることができるが、相関結果を得る時間は読み出し
方法1の場合より遅くなる。読み出し方法の選択は要求
される機能に応じて決定する必要がある。
度の限界に応じて、メモリからの読み出し回数や、セレ
クタの切替え速度を適宜、選択して、柔軟な時分割処理
を行うことで、回路規模を縮小することができる。
ドフィルタの構成を示すブロック図である。
態3(図5のマッチドフィルタ)と同じである。
モリに一旦、蓄積し、その後、シグネチャーコードの乗
算と第2の同相加算を行う方式を採用している。
列の処理であるため、シグネチャーコードの種類(コー
ドの組合せ)の数が多くなると、ハードウエアの処理ス
ピードが追従できず、時分割の回数の増加を招くため、
処理が遅くなりがちである。
のもつ処理能力を最大限に発揮させて効率的な処理を実
現するべく、並列処理と・時分割処理とを併用する(並
列・時分割併用方式)。
種類(組合せの数)およびハードウエアの処理速度に基
づいて決定される。メモリからデータを1回読み出して
いる期間に、最大で”m個”のシグネチャーコードを乗
算できるとして、シグネチャーコードの種類(組合せの
数)を”n個”とすると、並列処理数pは、”n/m”
で決定される。
ードの種類が16種類(シグネチャーコード(1)〜
(16))であるとし、セレクタ208a〜208dの
最大の切替え周波数が、メモリ301a,301bの読
み出しクロックの周波数の4倍であるとすれば、並列処
理数は、”4(=16/4)”となる。
を同時に乗算する処理を、並列に行うことになる。
301a,301bからの一度の読み出しで、複数のシ
グネチャーコードの相関検出処理(乗算処理と同相加算
処理)を並列に行うことができ、処理効率が向上する。
が生じる場合があり、処理に要求される処理速度、処理
時間に応じて、本実施の形態のように、適宜、並列処理
を組み合わせると効果的である。
ドフィルタを使用したCDMA通信の基地局装置の構成
を示すブロック図である。
の形態1において、最初に説明したとおりである。
区間では送信する信号に位相変調を施し送信される。そ
のため受信側ではまず受信した信号に対し、復調回路4
01にて位相変調の復調を行う。復調された信号はA/
D変換器402によってデジタルの信号に変換される。
タ403aに入力される。マッチドフィルタは、先の実
施の形態1〜4で説明したとおり、受信データ蓄積部5
00,逆拡散コード蓄積部502,逆拡散コード発生部
501,メモリ505,乗算演算部(同相加算回路を含
む)などで構成され、複数のシグネチャーコードについ
ての逆拡散及び同相加算を行う。これにより、各シグネ
チャーコードについて、相関検出がなされる。
され、遅延プロファイルが作成される。マッチドフィル
タでは通常、そのシステムで要求されるシンボル数分
の、遅延した受信信号までの逆拡散及び同相加算を行
う。
ネチャーコードが、どのくらい遅延して受信されている
かを判定することができる。よって、シグネチャーコー
ド毎に同期確立に必要なタイミング情報が得られる(プ
リアンブルサーチ)。
ム拡散通信方式の送信側に対して、通信の許可を与える
ための同期を確立するために利用される。
(プリアンブルサーチ)が終了すると、このプリアンブ
ルサーチよりも狭い時間幅で受信波をサンプリングする
デモジュレーションサーチに移行することになる。
図8に示すようになる。
それぞれに拡散コードを乗算して逆拡散を行う(ステッ
プ700)。次に、シグネチャーコード(一定周期の原
信号)の周期的配列に着目して、対応する位置にある
(1周期中で同じ位置にある)シンボル同士を取り出し
て、累積加算を行う(ステップ701)。
結果のシンボルデータを累積加算して第2の同相加算を
行う(ステップ702)。
い、しきい値と比較してプリアンブル信号を受信したか
否かの判定を行い、シグネチャーコード毎に、遅延プロ
ファイルを作成する。そして、プリアンブルサーチより
も狭い時間幅で受信信号をサンプリングして、デモジュ
レーションサーチを行う(ステップ703)。
リアンブルサーチを行う回路の規模を大幅に削減でき
る。これに伴い、回路の消費電力も削減される。
ネチャーコード毎に並列に相関演算を行う回路の例を示
す。先に述べたとおり、この回路では、各シグネチャー
コードに共通の逆拡散コードを乗算したコードを並列に
発生させ、受信データに同時に乗算するものである。こ
のような回路構成では、シグネチャーコードの種類の数
だけ、逆拡散回路も必要なため、回路規模は膨大とな
る。また、ハードウエア構成が固定されるため、無駄が
生じやすい。
は、逆拡散は共通の回路で行うため、回路規模の増大が
抑制される。そして、プリアンブル信号の作成の元とな
るシグネチャーコード(原信号)の周期性に着目して、
同じ値のデータ同士を周期的に加算してシンボル数を減
らし(第1の同相加算)、ハードウエアの能力を最大限
いかしつつ、シグネチャーコードの乗算を行ない(並
列,時分割,並列・時分割併用)、最後に第2の同相加
算を行って、相関を検出する。よって、最小限のハード
ウエアを活用して、最も効率的な処理を行うことができ
る。また、乗算器の構成を工夫したり、最小限のメモリ
の時分割使用などの工夫をすることで、回路規模をさら
に削減することができ、回路の柔軟性を担保することも
できる。
について説明したが、既知の無変調信号であるパイロッ
ト信号(周期信号とみなすことができる)を利用した初
期同期確立処理においても、本発明を同様に適用するこ
とができる。
CDMA通信の基地局におけるプリアンブルサーチのよ
うな、受信信号に含まれている複数の周期信号の各々に
ついて瞬時に相関を検出することが要求される場合にお
いて、小さな回路規模でもって、最大限の効率的な処理
を行うことができる。これにより、回路の低消費電力化
も実現される。
タの構成を示す図
のフロー図
タの構成を説明するためのブロック図
の図
タの構成を示すブロック図
タの構成を示すブロック図
成を示すブロック図
示すフロー図
例)の構成例を示すブロック図
用した、同相加算演算による相関検出方法を説明するた
めの図
Claims (7)
- 【請求項1】 n(nは2以上の自然数)シンボルから
なる単位パターンがm(mは2以上の自然数)回繰り返
されて構成される周期的な配列をもち、かつ、前記単位
パターンがp(pは2以上の自然数)個存在する結果と
して、内容の異なるp種類のシンボル配列をとり得る原
信号があらかじめ用意され、前記p種類の原信号の各々
に共通の拡散符号を乗算して同期確立用信号が生成さ
れ、通信先から送られてくる前記同期確立用信号を受信
して相関検出を行って前記同期確立用信号の受信の有無
を判定することで、受信側が、前記通信先からの要求を
判別し、あるいは、前記通信先との通信同期を獲得する
ためのタイミング情報を取得する通信システムにおけ
る、前記受信側における前記相関検出に使用されるマッ
チドフィルタであって、 受信した前記同期確立用信号に、前記共通の拡散符号を
乗算して逆拡散を行う逆拡散部と、 逆拡散の結果として得られる周期性をもつシンボルデー
タについて、前記nシンボルからなる単位パターン毎
に、同じ位置にあるシンボルのデータを取り出し、取り
出されたm個のシンボルデータを累積加算する第1の加
算部と、 この第1の加算部から出力されるnシンボルのデータ
に、前記p種類の原信号の各々を乗算する処理を、並列
に行うか、あるいは、時間を異ならせながらシリアルに
行い、p種類の原信号毎に乗算結果のシンボルデータを
出力する原信号乗算部と、 この原信号乗算部から、前記p種類の原信号毎に出力さ
れる乗算結果のシンボルデータ同士を累積加算し、p種
類の原信号毎に累積加算結果を出力する第2の加算部
と、 を有することを特徴とするマッチドフィルタ。 - 【請求項2】 n(nは2以上の自然数)シンボルから
なる単位パターンがm(mは2以上の自然数)回繰り返
されて構成される周期的な配列をもち、かつ、前記単位
パターンがp(pは2以上の自然数)個存在する結果と
して、内容の異なるp種類のシンボル配列をとり得る原
信号があらかじめ用意され、前記p種類の原信号の各々
に共通の拡散符号を乗算して同期確立用信号が生成さ
れ、通信先から送られてくる前記同期確立用信号を受信
して相関検出を行って前記同期確立用信号の受信の有無
を判定することで、受信側が、前記通信先からの要求を
判別する通信システムにおける、前記受信側における前
記相関検出に使用されるマッチドフィルタであって、 受信した前記同期確立用信号に、前記共通の拡散符号を
乗算して逆拡散を行う逆拡散部と、 逆拡散の結果として得られる周期性をもつシンボルデー
タについて、前記nシンボルからなる単位パターン毎
に、同じ位置にあるシンボルのデータを取り出し、取り
出されたm個のシンボルデータを累積加算する第1の加
算部と、 この第1の加算部による加算結果を一時的に蓄積するメ
モリと、 このメモリから所定の速度で読み出されるnシンボルの
データについて、前記p種類の原信号の各々を乗算する
処理を、前記メモリからの読み出し速度のs(sは2以
上の整数)倍の速度でもって、少なくとも2系統の並列
動作する乗算器を用いて並列に行い、これによってp種
類の原信号毎に乗算結果のシンボルデータを出力する原
信号乗算部と、 この乗算手段から、前記p種類の原信号毎に出力される
乗算結果のシンボルデータ同士を累積加算し、p種類の
原信号毎に累積加算結果を出力する第2の加算部と、 を有することを特徴とするマッチドフィルタ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記原信号乗算部は、 入力されるnシンボルの各々のビットの符号を反転させ
た反転ビットと、符号反転を行わない非反転ビットとが
パラレルに入力されるセレクタと、 乗算される前記p種類の原信号の各々のビット配列に基
づいて、前記セレクタが、前記反転ビットあるいは非反
転ビットのいずれを選択するかを切替え制御する制御部
と、を具備することを特徴とするマッチドフィルタ。 - 【請求項4】 単位パターンを繰り返し配列してなる所
定の周期性をもつ既知のコードが挿入されているCDM
A方式の信号を受信し、前記所定の周期性をもつ既知の
コードの存在を検出することにより、その既知のコード
を含む信号を送信してきた移動局の要求を識別し、ある
いは、前記移動局との通信を行うための同期を獲得する
ための情報を取得する、CDMA通信における基地局装
置であって、 受信信号に拡散符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散部
と、逆拡散の結果として復元される、前記所定の周期性
をもつ連続する既知のコードの中から、前記単位パター
ンにおける同じ位置にあるシンボルのビットを各周期毎
に抽出して累積加算する第1の加算手段と、この第1の
加算手段による加算結果に、前記既知のコードを乗算す
る乗算手段と、この乗算手段から出力される各シンボル
のビット同士を累積加算して、前記既知のコードに対す
る相関値を求める第2の加算手段と、を具備するマッチ
ドフィルタと、 このマッチドフィルタから出力される相関値を用いて受
信信号の電力を求め、その電力を用いて、前記移動局と
の通信同期を確立するためのタイミング情報を得ること
を特徴とするCDMA通信における基地局装置。 - 【請求項5】 一定周期を持つ複数の原信号のうちのい
ずれかに対して共通の拡散符号が乗算されているスペク
トラム拡散信号を受信し、所定の演算を行って相関を検
出する相関検出演算方法であって、 受信信号に対して、前記共通の拡散符号を乗算して逆拡
散を行うステップと、逆拡散後の信号の、一周期におけ
る、対応する位置にあるシンボル同士を累積加算するス
テップと、 前記累積加算のステップを経た信号に対して、前記複数
の原信号の各々を乗算するステップと、 各乗算結果のシンボルデータを累積加算して相関を検出
するステップと、を含むことを特徴とする相関検出演算
方法。 - 【請求項6】 n(nは2以上の自然数)シンボルから
なる単位パターンがm(mは2以上の自然数)回繰り返
されて構成される周期的な配列をもち、かつ、前記単位
パターンがp(pは2以上の自然数)個存在する結果と
して、内容の異なるp種類のシンボル配列をとり得る原
信号があらかじめ用意され、前記p種類の原信号の各々
に共通の拡散符号を乗算して同期確立用信号が生成さ
れ、通信先から送られてくる前記同期確立用信号を受信
して相関検出を行って前記同期確立用信号の受信の有無
を判定することで、受信側が、前記通信先からの要求を
判別し、あるいは、通信を行うための同期を獲得するた
めの情報を得る通信システムにおける、前記受信側にお
ける前記相関検出演算方法であって、 受信した前記同期確立用信号に、前記共通の拡散符号を
乗算して逆拡散を行うステップと、 逆拡散の結果として得られる周期性をもつシンボルデー
タについて、前記nシンボルからなる単位パターン毎
に、同じ位置にあるシンボルのデータを取り出し、取り
出されたm個のシンボルデータを累積加算する第1の加
算ステップと、 この第1の加算部から出力されるnシンボルのデータ
に、前記p種類の原信号の各々を乗算する処理を、少な
くとも2系統に分岐して並列に行うか、あるいは、時間
を異ならせながらシリアルに行い、p種類の原信号毎に
乗算結果のシンボルデータを出力する原信号の乗算ステ
ップと、 前記p種類の原信号毎に出力される乗算結果のシンボル
データ同士を累積加算し、p種類の原信号毎に累積加算
結果を出力する第2の加算ステップと、 を含むことを特徴とする相関検出演算方法。 - 【請求項7】 複数種類の一定周期の既知コードが用意
され、その中のいずれかの既知コードに共通の拡散信号
を乗算して同期確立用信号が生成されようになってお
り、その同期確立用信号が挿入されているスペクトラム
拡散信号を受信した基地局装置が、受信信号に含まれる
前記同期確立用信号を検出して、通信の同期確立処理を
行う場合の同期確立サーチ方法であって、 受信した同相信号(I信号)および直交信号(Q信号)
のそれぞれに、共通の拡散コードを乗算して逆拡散を行
うステップと、 逆拡散後のI信号およびQ信号のそれぞれについて、前
記既知コードの周期に対応した、同じ位置にあるシンボ
ルを各周期毎に取り出し、累積加算を行う第1の同相加
算ステップと、 第1の同相加算後のI信号およびQ信号の各々につい
て、前記複数種類の既知コードの各々を乗算するステッ
プと、 各既知コードを乗算して得られる各シンボルのデータ同
士を累積加算する、第2の同相加算ステップと、 第2の同相加算により得られる、I信号およびQ信号の
各々についての相関値を二乗して加算することで受信電
力を求め、求められた受信電力に基づき、通信同期を確
立するためのタイミング情報を取得することを特徴とす
る、CDMA通信の基地局装置における同期確立サーチ
方法。
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