JP2002151961A - 変調回路 - Google Patents

変調回路

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JP2002151961A
JP2002151961A JP2000344785A JP2000344785A JP2002151961A JP 2002151961 A JP2002151961 A JP 2002151961A JP 2000344785 A JP2000344785 A JP 2000344785A JP 2000344785 A JP2000344785 A JP 2000344785A JP 2002151961 A JP2002151961 A JP 2002151961A
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resistor
transistor
filter
resistance value
modulation
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JP2000344785A
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English (en)
Inventor
Yoshishige Yoshikawa
嘉茂 吉川
Yoshio Horiike
良雄 堀池
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流成分を分離するコンデンサが不要なため
低い周波数の変調も可能で、周波数ずれが生じない変調
回路を提供する。 【解決手段】 第1および第2のトランジスタ1、2の
コレクタを第1および第2の抵抗3、5にそれぞれ接続
し、第1の抵抗3を第2の抵抗4を介して電源またはグ
ランドに接続し、第2のトランジスタ2のコレクタを第
3の抵抗5を介して第1および第2の抵抗3、4の接続
点に接続し、前記接続点をフィルタ8の入力端子に接続
し、各抵抗値は、関係式(R3)=2×(R2)+(R
1)を満たす値とし、受信時は第1のトランジスタ1は
OFFかつ第2のトランジスタ2はONに制御され、送
信時は第1のトランジスタ1のベースに変調データ信号
が入力されると共に第2のトランジスタ2はOFFにな
るように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてコードレ
スリモコン、ページャ、コードレス電話、携帯電話等の
無線通信機器に用いられる送受信機の変調回路で、特に
FSK変調などの周波数変調を行う変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の変調回路について図面を参照しな
がら説明する。図3は、従来の変調回路の構成を示すブ
ロック図である。
【0003】図3において、1は第1のトランジスタ、
2は第2のトランジスタ、6は変調データ入力端子、8
はフィルタ、9はレベル調整回路、10は水晶発振回
路、11は電圧制御発振器(VCO)、12は水晶発振
出力端子、13は電圧制御発振器出力端子、101は抵
抗、102はコンデンサ、103は急速充電制御端子で
ある。
【0004】図3の変調回路は水晶発振回路10と電圧
制御発振器11の周波数制御端子に入力する電圧を変化
させることによりFSK変調を行う変調器の構成を示し
ている。そして、電圧制御発振器11の出力は、受信時
にはヘテロダイン受信機のローカル信号として用いら
れ、送信時には直接、送信信号として用いられる。
【0005】第1のトランジスタ1のコレクタが抵抗1
01を介してプルアップされているため、変調データ入
力端子6に変調データ信号が入力されると、第1のトラ
ンジスタ1のコレクタから極性を反転した信号が出力さ
れる。この出力信号はコンデンサ102を経由してフィ
ルタ8に入力される。前記フィルタ8はCRフィルタで
構成されたローパスフィルタである。一般にルートナイ
キスト特性のフィルタが用いられる。フィルタ8で不要
な高域成分を除去してレベル調整回路9に入力される。
レベル調整手段9では水晶発振回路10および電圧制御
発振器11の出力信号の周波数偏移量が適切な値となる
ように信号振幅を調整している。レベル調整は抵抗分圧
により構成されている。
【0006】尚、前記水晶発振回路10および電圧制御
発振器11の出力はそれぞれ水晶発振出力端子12およ
び電圧制御発振器出力端子13より出力されるが、共に
PLLシンセサイザ回路に入力される。前記PLLシン
セサイザ回路は、水晶発振出力信号の周波数を基準に電
圧制御発振出力の周波数を所定の値に引き込むPLLル
ープを構成している。一般に、PLLループ帯域外の比
較的高い周波数の変調データ信号については電圧制御発
振器11の制御端子に変調データ信号を入力するだけで
変調を行うことが可能であるが、PLLループ帯域内の
比較的周波数の低い変調データ信号では電圧制御発振器
11の周波数に同期して水晶発振回路にも変調を与える
必要がある。そのため、本例では両方に変調を与えてい
る。
【0007】さて、図3に示す変調回路では、受信時は
第1のトランジスタ1がOFF、第2のトランジスタ2
がONとなる。これにより、フィルタ8の入力電圧が0
Vとなり、電圧制御発振器11の制御端子電圧が0Vと
なる。
【0008】次に、送信時には第1のトランジスタ1の
ベースに変調データ信号が入力され、第2のトランジス
タ2は、変調回路の起動時はON、その後OFFとなる
ように制御される。回路起動にONとするのは、コンデ
ンサ102の電荷を短時間に放電するためである。そし
て送信変調信号を出力するときにはOFFとすることに
よりFSK変調をかけることができる。このときフィル
タ8へ入力される変調信号は0Vを中心に振れる。従っ
て受信時と送信時で中心周波数のずれは生じない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示す従来の変調回路では、受信時と送信時で周波数がず
れることを防ぐためにフィルタ8の前段にコンデンサ1
02を挿入して直流的に切り離す必要があった。すなわ
ち、図3に示す従来例でコンデンサ102を省略すると
受信時と送信時でフィルタ8に入力される信号電位の中
央値が異なるために、水晶発振回路10の出力信号に周
波数ずれが発生する。そのためPLLシンセサイザを構
成する電圧制御発振器11の出力周波数もずれてしま
う。
【0010】また、フィルタ8により変調データ信号に
含まれる低い周波数成分が欠如するため、低い周波数で
変調を行うことが困難であった。また、変調データの"
1"と"0"の出現確率が同じでない場合は、中心周波数
ずれが生じたり、水晶発振回路10および電圧制御発振
器11の出力の中心周波数が時間的に変動する場合があ
った。
【0011】また、図3に示す従来の変調回路では、第
1のトランジスタがONの時とOFFの時で出力インピ
ーダンスが大きく変化するため、変調精度が劣化すると
いう問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために本発明は、第1および第2のトランジスタのエ
ミッタをグランドまたは電源に接続し、前記第1のトラ
ンジスタのコレクタを第1の抵抗の一端に接続し、前記
第1の抵抗の他端を第2の抵抗を介して電源またはグラ
ンドに接続し、前記第2のトランジスタのコレクタを第
3の抵抗を介して前記第1の抵抗と前記第2の抵抗の接
続点に接続し、前記接続点をフィルタの入力端子に接続
し、前記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して
水晶発振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に
接続した構成であり、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)
および第2の抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であ
り、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)は関係式(R3)
=2×(R2)+(R1)を満たす値であり、受信時は
前記第1のトランジスタはOFFかつ前記第2のトラン
ジスタはONになるように制御され、送信時は前記第1
のトランジスタのベースに変調データ信号が入力される
と共に前記第2のトランジスタはOFFになるように制
御されるものである。
【0013】これによって、直流成分を分離するコンデ
ンサが不要なため低い周波数の変調も可能で、しかも周
波数ずれが生じない変調回路を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、第1およ
び第2のトランジスタのエミッタをグランドまたは電源
に接続し、前記第1のトランジスタのコレクタを第1の
抵抗の一端に接続し、前記第1の抵抗の他端を第2の抵
抗を介して電源またはグランドに接続し、前記第2のト
ランジスタのコレクタを第3の抵抗を介して前記第1の
抵抗と前記第2の抵抗の接続点に接続し、前記接続点を
フィルタの入力端子に接続し、前記フィルタの出力端子
をレベル調整回路を介して水晶発振回路および電圧制御
発振器の周波数制御端子に接続した構成であり、前記第
1の抵抗の抵抗値(R1)および第2の抵抗の抵抗値
(R2)はほぼ同じ値であり、前記第3の抵抗の抵抗値
(R3)は関係式(R3)=2×(R2)+(R1)を
満たす値であり、受信時は前記第1のトランジスタはO
FFかつ前記第2のトランジスタはONになるように制
御され、送信時は前記第1のトランジスタのベースに変
調データ信号が入力されると共に前記第2のトランジス
タはOFFになるように制御されるものである。
【0015】そして、直流成分を分離するコンデンサが
不要となるため低い周波数の変調ができ、受信と送信で
フィルタに入力される信号電位の中央値が変化しないた
め水晶発振回路の周波数制御端子に印加される電圧の中
央値が変化せず、周波数ずれが生じない。
【0016】請求項2記載の発明は、NPNトランジス
タおよびPNPトランジスタのエミッタをそれぞれグラ
ンドおよび電源に接続し、前記NPNトランジスタのコ
レクタを第1の抵抗の一端に接続し、前記PNPトラン
ジスタのコレクタを第2の抵抗の一端に接続し、前記第
1および前記第2の抵抗の他端を互いに接続し、前記第
1および前記第2の抵抗の接続点を第3の抵抗を介して
グランドに接続し、前記接続点を第4の抵抗を介して電
源に接続し、前記接続点をフィルタの入力端子に接続
し、前記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して
水晶発振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に
接続した構成であり、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)
および第2の抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であ
り、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の
抵抗の抵抗値(R4)は関係式(R4)/{(R3)+
(R4)}=(R2)/{2×{(R1)+(R
2)}}を満たす値であり、受信時は前記NPNトラン
ジスタおよび前記PNPトランジスタはOFFになるよ
うに制御され、送信時は前記NPNトランジスタのベー
スに変調データ信号が入力されると共に前記PNPトラ
ンジスタはONになるように制御されるものである。
【0017】そして、直流成分を分離するコンデンサが
不要となるため低い周波数の変調ができ、受信と送信で
フィルタに入力される信号電位の中央値が変化しないた
め水晶発振回路の周波数制御端子に印加される電圧の中
央値が変化せず、周波数ずれが生じない。
【0018】請求項3記載の発明は、NPNトランジス
タおよびPNPトランジスタのエミッタをそれぞれグラ
ンドおよび電源に接続し、前記NPNトランジスタのコ
レクタを第1の抵抗の一端に接続し、前記PNPトラン
ジスタのコレクタを第2の抵抗の一端に接続し、前記第
1および第2の抵抗の他端を互いに接続し、前記第1お
よび第2の抵抗の接続点を第3の抵抗を介してグランド
に接続し、前記接続点を第4の抵抗を介して電源に接続
し、前記接続点をフィルタの入力端子に接続し、前記フ
ィルタの出力端子をレベル調整回路を介して水晶発振回
路および電圧制御発振器の周波数制御端子に接続した構
成であり、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)および第2
の抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であり、前記第3
の抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の抵抗の抵抗値
(R4)は関係式(R3)/{(R3)+(R4)}=
(R1)/{2×{(R1)+(R2)}}を満たす値
であり、受信時は前記NPNトランジスタおよびPNP
トランジスタはOFFになるように制御され、送信時は
前記PNPトランジスタのベースに変調データ信号が入
力されると共にNPNトランジスタはONになるように
制御されるものである。
【0019】そして、直流成分を分離するコンデンサが
不要となるため低い周波数の変調ができ、受信と送信で
フィルタに入力される信号電位の中央値が変化しないた
め水晶発振回路の周波数制御端子に印加される電圧の中
央値が変化せず、周波数ずれが生じない。
【0020】請求項4記載の発明は、インバータの出力
端子をフィルタの入力端子に接続し、前記インバータの
出力端子とグランドおよび電源をそれぞれほぼ同じ抵抗
値の抵抗で接続し、前記フィルタの出力端子をレベル調
整回路を介して水晶発振回路および電圧制御発振器の周
波数制御端子に接続した構成であり、受信時は前記イン
バータの出力インピーダンスが大きくなる様に制御さ
れ、送信時は前記インバータの入力端子に変調データ信
号が入力され前記インバータの出力端子より変調データ
信号が出力される様に制御されるものである。
【0021】そして、インバータ出力としているためフ
ィルタに入力する信号振幅を大きくできるため、変調度
を大きくできる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0023】(実施例1)図1は、本発明による実施例
1の変調回路の構成を示すブロック図である。
【0024】図1を用いて本実施例の変調回路について
説明する。図1において、1は第1のトランジスタ、2
は第2のトランジスタ、3は第1の抵抗、4は第2の抵
抗、5は第3の抵抗、6は変調データ入力端子、7は制
御端子、8はフィルタ、9はレベル調整回路、10は水
晶発振回路、11は電圧制御発振器(VCO)、12は
水晶発振出力端子、13は電圧制御発振器出力端子であ
る。
【0025】図1の変調回路は水晶発振回路10と電圧
制御発振器11の周波数制御端子に入力する電圧を変化
させることによりFSK変調を行う変調器である。水晶
発振回路10および電圧制御発振器11に内蔵された可
変容量ダイオードへの印加電圧を変えることにより発振
周波数を変えている。そして、電圧制御発振器11の出
力は、受信時にはヘテロダイン受信機のミキサに入力さ
れるローカル信号として用いられ、送信時には直接増幅
して送信信号として用いられる。この送信時に周波数変
調を行うのが本実施例の変調回路である。
【0026】ここで、電圧制御発振器は、受信時、送信
時共に定められたチャンネルの中心周波数に合った信号
を出力する必要があるため、基準となる水晶発振回路の
周波数が変化してはならない。
【0027】まず送信時の動作を考える。第1のトラン
ジスタ1のコレクタが直列に接続された第1の抵抗3お
よび第2の抵抗4を介してプルアップされている。その
ため、変調データ入力端子6に変調データ信号が入力さ
れると、第1のトランジスタ1のコレクタからは極性を
反転した信号が出力される。つまり第1のトランジス
タ、第1および第2抵抗でインバータが構成されてい
る。ここで、第1および第2の抵抗は共に10kΩであ
る。そして前記第1の抵抗3と前記第2の抵抗4の接続
点がフィルタ8に接続されている。また、前記接続点は
第3の抵抗5を介して第2のトランジスタ2のコレクタ
に接続されている。ここで第2のトランジスタ2のエミ
ッタは接地され、ベースは制御端子7に接続されてい
る。第3の抵抗5は30kΩである。送信時は制御端子
7は低電位に制御されるため、第2のトランジスタはO
FFとなる。
【0028】フィルタ8に入力される信号振幅は、前記
第1のトランジスタ1のコレクタの出力振幅を前記第1
および第2の抵抗で分圧した信号となる。従って電源電
圧1.8Vの場合には、前記フィルタ8に入力される信
号電位は、1.8Vから0.9Vの間で振れる。中心電
位は1.35Vである。
【0029】前記フィルタ8はCRフィルタで構成され
たローパスフィルタである。一般にルートナイキスト特
性のフィルタが用いられ、不要な高域成分を除去してレ
ベル調整回路9に入力される。レベル調整手段9では水
晶発振回路10および電圧制御発振器11の出力信号の
周波数偏移量が適切な値となるようにそれぞれに入力す
る信号振幅を調整している。
【0030】尚、前記水晶発振回路10および電圧制御
発振器11の出力はそれぞれ水晶発振出力端子12およ
び電圧制御発振器出力端子13より出力されるが、共に
PLLシンセサイザ回路に入力される。前記PLLシン
セサイザ回路は、水晶発振出力信号の周波数を基準に電
圧制御発振器出力の周波数を所定の値に引き込むPLL
ループを構成している。
【0031】次に、受信時の動作について考える。受信
時には変調データ入力端子6が低電位となるように制御
されるため、第1のトランジスタがOFFとなる。ま
た、制御端子7が高電位となるように制御されるため、
第2のトランジスタ2はONとなる。従ってフィルタ8
に入力される信号電位は電源電圧を第2の抵抗4と第3
の抵抗5で分圧した電位となり、1.35Vである。つ
まり、送信時と受信時でフィルタ8に入力さる信号の中
心電位は変化しない。従って受信時と送信時で中心周波
数のずれは生じない。
【0032】このように、2つのトランジスタと3つの
抵抗により上記のような変調回路を構成することによ
り、直流成分を分離するコンデンサを用いなくても送信
変調を行うことができ、送信時と受信時で周波数のずれ
が生じない。直流成分を分離するコンデンサを用いてい
ないため、低い周波数で変調を行うことができる。ま
た、変調データの"1"と"0"の出現確率が同じでない場
合にも中心周波数ずれは生じず、水晶発振回路および電
圧制御発振器の出力の中心周波数が時間的に変動するこ
とがない。
【0033】また、第1および第2の抵抗の抵抗値をほ
ぼ同じにしたため、フィルタ8へ入力する信号電位が高
電位(すなわちフィルタ8のコンデンサに充電する時)
と低電位(すなわちコンデンサを放電するとき)で、負
荷インピーダンスをほぼ同じにすることができ、フィル
タ出力波形が歪むことがなく、変調精度が劣化しない。
【0034】尚、本実施例では第1および第2の抵抗は
同一抵抗値としたが、若干異なった値を用いてもよい。
そして、第1の抵抗の抵抗値(R1)および第2の抵抗
の抵抗値(R2)、第3の抵抗の抵抗値(R3)につい
て、関係式(R3)=2×(R2)+(R1)を満たす
値の抵抗値を用いればよい。
【0035】また、上記実施例では、第1のトランジス
タ1、第2のトランジスタ2はNPNトランジスタを用
いたが、PNPトランジスタを用いることもできる。た
だしPNPトランジスタを用いる場合には、上記の例で
電源に接続している端子は接地し、接地している端子は
電源に接続する必要がある。また、変調データ信号入力
端子6の制御および制御端子7の制御は極性を反転する
必要がある。
【0036】また、バイポーラトランジスタの代わり
に、MOSトランジスタなどを用いても良い。
【0037】(実施例2)図2は、本発明に実施例2の
変調回路の構成を示すブロック図である。図2におい
て、21はNPNトランジスタ、22はPNPトランジ
スタ、23は第1の抵抗、24は第2の抵抗、25は第
3の抵抗、26は第4の抵抗、27は第1の制御端子、
28は第2の制御端子、29はインバータである。ま
た、図1と同じ構成要素に同一の番号を付けて示した。
【0038】図2を用いて本実施例の変調回路について
説明する。本実施例と上記実施例1の違いは、インバー
タ周辺回路の構成にある。
【0039】図2において、NPNトランジスタ21お
よびPNPトランジスタ22のエミッタはそれぞれグラ
ンドおよび電源に接続されている。また前記NPNトラ
ンジスタ21のコレクタを第1の抵抗23の一端に接続
し、前記PNPトランジスタ22のコレクタを第2の抵
抗24の一端に接続し、前記第1および前記第2の抵抗
23、24の他端を互いに接続し、前記第1および前記
第2の抵抗の接続点を第3の抵抗25を介してグランド
に接続し、前記接続点を第4の抵抗26を介して電源に
接続し、前記接続点をフィルタ8の入力端子に接続した
構成となっている。そしてNPNトランジスタ21、第
1および第2の抵抗によりインバータ29が構成されて
いる。
【0040】ここで、第1および第2の抵抗23、24
の抵抗値は10kΩ、第3の抵抗25の抵抗値は150
kΩ 第4の抵抗26の抵抗値は50kΩである。従っ
て、上記インバータ29の出力インピーダンスは常に1
0kΩである。
【0041】まず送信時の動作を考える。第2の制御端
子27が低電位となるように制御されるため、PNPト
ランジスタ22はONとなる。また第1の制御端子27
に変調データ信号が入力されることにより、NPNトラ
ンジスタ21のコレクタより極性を反転した信号が出力
される。ここで、PNPトランジスタ22がONのた
め、NPNトランジスタ21の出力は、第1および第2
の抵抗24、23により電圧分割され、フィルタ8に入
力される。電源電圧1.8Vの場合には、フィルタ8に
入力される信号電位が1.8Vから0.9Vの間で振
れ、中心電位は1.35Vである。ここで、第3および
第4の抵抗25、26にも電流が流れるが、第1および
第2の抵抗に比べて大きいため、振幅への影響は小さ
い。
【0042】次に、受信時の動作について考える。第1
および第2の制御端子はそれぞれ低電位および高電位に
制御されるため、NPNトランジスタ21およびPNP
トランジスタ22は共にOFFとなる。従ってフィルタ
8に入力される信号電位は電源電圧を第3の抵抗25と
第4の抵抗26で分圧した電位となり、1.35Vであ
る。つまり、送信時と受信時でフィルタ8に入力される
信号の中心電位は変化しない。従って受信時と送信時で
中心周波数のずれは生じない。
【0043】このように、2つのトランジスタと4つの
抵抗により上記のような変調回路を構成することによ
り、前記実施例1と同様に、2つのトランジスタと3つ
の抵抗により上記のような変調回路を構成することによ
り、直流成分を分離するコンデンサを用いなくても送信
変調を行うことができ、送信時と受信時で周波数のずれ
が生じない。直流成分を分離するコンデンサを用いてい
ないため、低い周波数で変調を行うことができる。ま
た、変調データの"1"と"0"の出現確率が同じでない場
合にも中心周波数ずれは生じず、水晶発振回路および電
圧制御発振器の出力の中心周波数が時間的に変動するこ
とがない。
【0044】また、第1および第2の抵抗の抵抗値をほ
ぼ同じにしたため、フィルタ8へ入力する信号電位が高
電位(すなわちフィルタ8のコンデンサに充電する時)
と低電位(すなわちコンデンサを放電するとき)で、負
荷インピーダンスをほぼ同じにすることができ、フィル
タ出力波形が歪むことがなく、変調精度が劣化しない。
【0045】さらに本実施例の構成では以下のような効
果を得ることができる。すなわち、受信時には2つのト
ランジスタには電流が流れず、第3および第4の抵抗2
5、26のみに電流が流れる。そして、第3および第4
の抵抗の抵抗値は大きく選ぶことができるため、受信時
の消費電流を抑えることが出来る。
【0046】ここで、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)
および前記第2の抵抗の抵抗値(R2)をほぼ同じ値と
し、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の
抵抗の抵抗値(R4)に関して、関係式(R4)/
{(R3)+(R4)}=(R2)/{2×{(R1)
+(R2)}}を満たすように各抵抗値を選べばよい。
そのため(R1)、(R2)に対して、(R3)、(R
4)を十分に大きな値とすることが出来る。
【0047】(実施例3)図2を用いて本発明の実施例
3の変調回路について説明する。本実施例の構成要素
は、上記実施例2とほぼ同じであるが、各抵抗の抵抗値
が異なっている。また、本実施例と上記実施例2の違い
は、送信時のインバータ周辺回路の制御方法にある。
【0048】図2において、PNPトランジスタ22、
第1および第2の抵抗によりインバータ29が構成され
ている。
【0049】ここで、第1および第2の抵抗23、24
の抵抗値は10kΩ、第3の抵抗25の抵抗値は50k
Ω第4の抵抗26の抵抗値は150kΩである。従っ
て、上記インバータ29の出力インピーダンスは常に1
0kΩである。
【0050】まず送信時の動作を考える。第1の制御端
子27が高電位となるように制御されるため、NPNト
ランジスタ21はONとなる。また第2の制御端子28
に変調データ信号が入力されることにより、PNPトラ
ンジスタ22のコレクタより極性を反転した信号が出力
される。ここで、NPNトランジスタ21がONのた
め、PNPトランジスタ22の出力は、第1および第2
の抵抗24、23により電圧分割され、フィルタ8に入
力される。電源電圧1.8Vの場合には、フィルタ8に
入力される信号電位が、0Vから0.9Vの間で振れ、
中心電位は0.45Vである。ここで、第3および第4
の抵抗25、26にも電流が流れるが、第1および第2
の抵抗に比べて大きいため、振幅への影響は小さい。
【0051】次に、受信時の動作について考える。第1
および第2の制御端子はそれぞれ低電位および高電位に
制御されるため、NPNトランジスタ21およびPNP
トランジスタ22は共にOFFとなる。従ってフィルタ
8に入力される信号電位は電源電圧を第3の抵抗25と
第4の抵抗26で分圧した電位となり、0.45Vであ
る。つまり、送信時と受信時でフィルタ8に入力される
信号の中心電位は変化しない。従って受信時と送信時で
中心周波数のずれは生じない。
【0052】本実施例でも前記実施例2と同様に、2つ
のトランジスタと3つの抵抗により上記のような変調回
路を構成することにより、直流成分を分離するコンデン
サを用いなくても送信変調を行うことができ、送信時と
受信時で周波数のずれが生じない。直流成分を分離する
コンデンサを用いていないため、低い周波数で変調を行
うことができる。また、変調データの"1"と"0"の出現
確率が同じでない場合にも中心周波数ずれは生じず、水
晶発振回路および電圧制御発振器の出力の中心周波数が
時間的に変動することがない。
【0053】また、第1および第2の抵抗の抵抗値をほ
ぼ同じにしたため、フィルタ8へ入力する信号電位が高
電位(すなわちフィルタ8のコンデンサに充電する時)
と低電位(すなわちコンデンサを放電するとき)で、負
荷インピーダンスをほぼ同じにすることができ、フィル
タ出力波形が歪むことがなく、変調精度が劣化しない。
【0054】ここで、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)
および前記第2の抵抗の抵抗値(R2)をほぼ同じ値と
し、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の
抵抗の抵抗値(R4)に関して、関係式(R3)/
{(R3)+(R4)}=(R1)/{2×{(R1)
+(R2)}}を満たすように各抵抗値を選べばよい。
そのため(R1)、(R2)に対して、(R3)、(R
4)を十分に大きな値とすることが出来る。
【0055】(実施例4)図2を用いて本発明の実施例
4の変調回路について説明する。本実施例の構成要素
は、上記実施例2、3とほぼ同じであるが、各抵抗の抵
抗値が異なっている。また、本実施例と上記実施例2、
3との違いは、送信時のインバータ周辺回路の制御方法
にある。
【0056】図2において、NPNトランジスタ21、
PNPトランジスタ22、第1および第2の抵抗により
インバータ29が構成されている。ここで、第1および
第2の抵抗23、24の抵抗値は10kΩ、第3および
第4の抵抗の抵抗値は100kΩである。従って、上記
インバータの出力インピーダンスは常に10kΩであ
る。
【0057】まず送信時の動作を考える。第1および第
2の制御端子27、28に変調データ信号が入力され
る。そのため、変調データ信号が高電位の時はNPNト
ランジスタがON、PNPトランジスタがOFFとな
る。また、変調データ信号が低電位の時はNPNトラン
ジスタがOFF、PNPトランジスタがONとなる。従
って、出力インピーダンスが10kΩの通常のインバー
タとして動作する。
【0058】電源電圧1.8Vの場合には、フィルタ8
に入力される信号電位が、0Vから1.8Vの間で振
れ、中心電位は0.9Vである。ここで、第3および第
4の抵抗25、26にも電流が流れるが、第1および第
2の抵抗に比べて大きいため、振幅への影響は小さい。
【0059】次に、受信時の動作について考える。第1
および第2の制御端子はそれぞれ低電位および高電位に
制御されるため、NPNトランジスタ21およびPNP
トランジスタ22は共にOFFとなる。すなわち、イン
バータ29の出力インピーダンスが非常に大きくなって
いる。そしてフィルタ8に入力される信号電位は電源電
圧を第3の抵抗25と第4の抵抗26で分圧した電位と
なり、0.9Vである。つまり、送信時と受信時でフィ
ルタ8に入力される信号の中心電位は変化しない。従っ
て受信時と送信時で中心周波数のずれは生じない。
【0060】本実施例でも前記実施例2と同様、2つの
トランジスタと3つの抵抗により上記のような変調回路
を構成することにより、直流成分を分離するコンデンサ
を用いなくても送信変調を行うことができ、送信時と受
信時で周波数のずれが生じない。直流成分を分離するコ
ンデンサを用いていないため、低い周波数で変調を行う
ことができる。また、変調データの"1"と"0"の出現確
率が同じでない場合にも中心周波数ずれは生じず、水晶
発振回路および電圧制御発振器の出力の中心周波数が時
間的に変動することがない。
【0061】また、第1および第2の抵抗の抵抗値をほ
ぼ同じにしたため、フィルタ8へ入力する信号電位が高
電位(すなわちフィルタ8のコンデンサに充電する時)
と低電位(すなわちコンデンサを放電するとき)で、負
荷インピーダンスをほぼ同じにすることができ、フィル
タ出力波形が歪むことがなく、変調精度が劣化しない。
【0062】ここで、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)
および前記第2の抵抗の抵抗値(R2)をほぼ同じ値と
し、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の
抵抗の抵抗値(R4)をほぼ同じ値としている。そして
(R1)、(R2)に対して、(R3)、(R4)を十
分に大きな値とすることが出来る。
【0063】また、本実施例では、次のような新たな効
果を得ることができる。すなわち、本実施例の構成で
は、インバータ29の出力振幅を電源電圧とほぼ同じに
できる。そしてフィルタ8に入力する振幅を大きくでき
るため、水晶発振回路10および電圧制御発振器11の
周波数制御端子へ入力する信号振幅を大きくできる。そ
のため、大きな周波数偏移の周波数変調を得ることがで
きる。
【0064】尚、本実施例では、インバータ29の出力
インピーダンスをNPNトランジスタとPNPトランジ
スタのコレクタに接続した2つ抵抗で設定したが、NP
NトランジスタとPNPトランジスタのコレクタを接続
してから、1つの抵抗を接続して設定しても良い。ま
た、トランジスタのエミッタに抵抗を挿入して出力イン
ピーダンスを設定しても良い。
【0065】また、受信時にインバータの出力インピー
ダンスを大きくする方法として、2つのトランジスタを
OFFとする方法を用いたが、インバータ29の出力側
にスイッチを設けて出力インピーダンスを大きくしても
良い。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
変調回路によれば、次の効果が得られる。
【0067】第1および第2のトランジスタのエミッタ
をグランドまたは電源に接続し、前記第1のトランジス
タのコレクタを第1の抵抗の一端に接続し、前記第1の
抵抗の他端を第2の抵抗を介して電源またはグランドに
接続し、前記第2のトランジスタのコレクタを第3の抵
抗を介して前記第1の抵抗と前記第2の抵抗の接続点に
接続し、前記接続点をフィルタの入力端子に接続し、前
記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して水晶発
振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に接続し
た構成であり、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)および
前記第2の抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であり、
前記第3の抵抗の抵抗値(R3)は関係式(R3)=2
×(R2)+(R1)を満たす値であり、受信時は前記
第1のトランジスタはOFFかつ前記第2のトランジス
タはONになるように制御され、送信時は前記第1のト
ランジスタのベースに変調データ信号が入力されると共
に前記第2のトランジスタはOFFになるように制御さ
れものであり、直流成分を分離するコンデンサを用いな
くても、送信時と受信時で周波数のずれが生じない。そ
して、直流成分を分離するコンデンサを用いていないた
め、低い周波数で変調を行うことができるという効果が
ある。そして、負荷インピーダンスをほぼ同じにするこ
とができるため、フィルタ出力波形が歪むことがなく、
変調精度が劣化しないとう効果がある。
【0068】また、NPNトランジスタおよびPNPト
ランジスタのエミッタをそれぞれグランドおよび電源に
接続し、前記NPNトランジスタのコレクタを第1の抵
抗の一端に接続し、前記PNPトランジスタのコレクタ
を第2の抵抗の一端に接続し、前記第1および前記第2
の抵抗の他端を互いに接続し、前記第1および前記第2
の抵抗の接続点を第3の抵抗を介してグランドに接続
し、前記接続点を第4の抵抗を介して電源に接続し、前
記接続点をフィルタの入力端子に接続し、前記フィルタ
の出力端子をレベル調整回路を介して水晶発振回路およ
び電圧制御発振器の周波数制御端子に接続した構成であ
り、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)および前記第2の
抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であり、前記第3の
抵抗の抵抗値(R3)および前記第4の抵抗の抵抗値
(R4)は関係式(R4)/{(R3)+(R4)}=
(R2)/{2×{(R1)+(R2)}}を満たす値
であり、受信時は前記NPNトランジスタおよびPNP
トランジスタはOFFになるように制御され、送信時は
前記NPNトランジスタのベースに変調データ信号が入
力されると共に前記PNPトランジスタはONになるよ
うに制御されるものであり、第3および際4の抵抗の抵
抗値を大きく選ぶことができるため、受信時の消費電流
を抑えることができるという効果がある。
【0069】また、インバータの出力端子をフィルタの
入力端子に接続し、前記インバータの出力端子とグラン
ドおよび電源をそれぞれほぼ同じ抵抗値の抵抗で接続
し、前記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して
水晶発振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に
接続した構成であり、受信時は前記インバータの出力イ
ンピーダンスが大きくなる様に制御され、送信時は前記
インバータの入力端子に変調データ信号が入力され前記
インバータの出力端子より変調データ信号が出力される
様に制御されるものであり、インバータの出力振幅を電
源電圧とほぼ同じにできるので、大きな周波数偏移の周
波数変調を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における変調回路のブロック
【図2】本発明の実施例2、実施例3および実施例4に
おける変調回路のブロック図
【図3】従来の変調回路を示す図
【符号の説明】
1 第1のトランジスタ 2 第2のトランジスタ 3、23 第1の抵抗 4、24 第2の抵抗 5、25 第3の抵抗 6 変調データ入力端子 7 制御端子 8 フィルタ 9 レベル調整回路 10 水晶発振回路 11 電圧制御発振器 12 水晶発振器出力端子 13 電圧制御発振器出力端子 21 NPNトランジスタ(第1のトランジスタ) 22 PNPトランジスタ(第2のトランジスタ) 26 第4の抵抗 27 第1の制御端子 28 第2の制御端子 29 インバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のトランジスタのエミッ
    タをグランドまたは電源に接続し、前記第1のトランジ
    スタのコレクタを第1の抵抗の一端に接続し、前記第1
    の抵抗の他端を第2の抵抗を介して電源またはグランド
    に接続し、前記第2のトランジスタのコレクタを第3の
    抵抗を介して前記第1の抵抗と前記第2の抵抗の接続点
    に接続し、前記接続点をフィルタの入力端子に接続し、
    前記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して水晶
    発振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に接続
    した構成であり、前記第1の抵抗の抵抗値(R1)およ
    び前記第2の抵抗の抵抗値(R2)はほぼ同じ値であ
    り、前記第3の抵抗の抵抗値(R3)は関係式(R3)
    =2×(R2)+(R1)を満たす値であり、受信時は
    前記第1のトランジスタはOFFかつ前記第2のトラン
    ジスタはONになるように制御され、送信時は前記第1
    のトランジスタのベースに変調データ信号が入力される
    と共に前記第2のトランジスタはOFFになるように制
    御される変調回路。
  2. 【請求項2】 NPNトランジスタおよびPNPトラン
    ジスタのエミッタをそれぞれグランドおよび電源に接続
    し、前記NPNトランジスタのコレクタを第1の抵抗の
    一端に接続し、前記PNPトランジスタのコレクタを第
    2の抵抗の一端に接続し、前記第1および前記第2の抵
    抗の他端を互いに接続し、前記第1および前記第2の抵
    抗の接続点を第3の抵抗を介してグランドに接続し、前
    記接続点を第4の抵抗を介して電源に接続し、前記接続
    点をフィルタの入力端子に接続し、前記フィルタの出力
    端子をレベル調整回路を介して水晶発振回路および電圧
    制御発振器の周波数制御端子に接続した構成であり、前
    記第1の抵抗の抵抗値(R1)および前記第2の抵抗の
    抵抗値(R2)はほぼ同じ値であり、前記第3の抵抗の
    抵抗値(R3)および前記第4の抵抗の抵抗値(R4)
    は関係式(R4)/{(R3)+(R4)}=(R2)
    /{2×{(R1)+(R2)}}を満たす値であり、
    受信時は前記NPNトランジスタおよびPNPトランジ
    スタはOFFになるように制御され、送信時は前記NP
    Nトランジスタのベースに変調データ信号が入力される
    と共に前記PNPトランジスタはONになるように制御
    される変調回路。
  3. 【請求項3】 NPNトランジスタおよびPNPトラン
    ジスタのエミッタをそれぞれグランドおよび電源に接続
    し、前記NPNトランジスタのコレクタを第1の抵抗の
    一端に接続し、前記PNPトランジスタのコレクタを第
    2の抵抗の一端に接続し、前記第1および前記第2の抵
    抗の他端を互いに接続し、前記第1および前記第2の抵
    抗の接続点を第3の抵抗を介してグランドに接続し、前
    記接続点を第4の抵抗を介して電源に接続し、前記接続
    点をフィルタの入力端子に接続し、前記フィルタの出力
    端子をレベル調整回路を介して水晶発振回路および電圧
    制御発振器の周波数制御端子に接続した構成であり、前
    記第1の抵抗の抵抗値(R1)および前記第2の抵抗の
    抵抗値(R2)はほぼ同じ値であり、前記第3の抵抗の
    抵抗値(R3)および前記第4の抵抗の抵抗値(R4)
    は関係式(R3)/{(R3)+(R4)}=(R1)
    /{2×{(R1)+(R2)}}を満たす値であり、
    受信時は前記NPNトランジスタおよびPNPトランジ
    スタはOFFになるように制御され、送信時は前記PN
    Pトランジスタのベースに変調データ信号が入力される
    と共に前記NPNトランジスタはONになるように制御
    される変調回路。
  4. 【請求項4】 インバータの出力端子をフィルタの入力
    端子に接続し、前記インバータの出力端子とグランドお
    よび電源をそれぞれほぼ同じ抵抗値の抵抗で接続し、前
    記フィルタの出力端子をレベル調整回路を介して水晶発
    振回路および電圧制御発振器の周波数制御端子に接続し
    た構成であり、受信時は前記インバータの出力インピー
    ダンスが大きくなる様に制御され、送信時は前記インバ
    ータの入力端子に変調データ信号が入力され前記インバ
    ータの出力端子より変調データ信号が出力される様に制
    御される変調回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006238402A (ja) * 2005-01-27 2006-09-07 Saxa Inc Fsk変調装置及びそれを備えた無線通信装置
JP4618554B2 (ja) * 2005-01-27 2011-01-26 サクサ株式会社 Fsk変調装置及びそれを備えた無線通信装置

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