JP2002151163A - 電池電流測定回路 - Google Patents
電池電流測定回路Info
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Abstract
ける電圧降下を抑えて簡易に、しかも高精度に測定する
ことができ、二次電池による電子機器の長時間動作を可
能とする電池電流測定回路を提供する。 【解決手段】 二次電池B11の充放電路に直列に介挿
されて、その充放電を制御する電界効果トランジスタT
r11,Tr12の両端間に発生する電圧降下Vdcを
差動増幅器13を用いて測定すると共に、各トランジス
タのケース温度Tcを温度センサ21で測定し、更にト
ランジスタのドレイン・ソース間電位差Vgsを検出す
る。そしてケース温度Tcとドレイン・ソース間電位差
Vgsとに従って、記憶回路19に記憶したトランジス
タの特性からトランジスタのオン抵抗Rdsを求め、こ
のオン抵抗を変換係数として前記電圧降下Vdcから二
次電池の充放電電流Idcを求める。
Description
動源として用いられる電池、特に二次電池の電流を、電
流測定に伴う電圧降下を最小限に抑えて測定することが
できる電池電流測定回路に関する。
コンピュータ等の携帯用電子機器では、充電可能な二次
電池が電源に使用される。また、商用電源を駆動源とす
る電子機器においても、電気エネルギーの蓄積・供給の
ため、充電可能な二次電池が電源として使用される。
定に使用するためには、二次電池の充電および放電の管
理を行うことが望ましい。この充放電の管理は、例えば
電池の充放電路に直列に介挿された電流検出抵抗器を用
い、該電流検出抵抗器の両端間に生じる電圧降下から、
その充放電電流を測定して行われる。
放電路に電流検出抵抗器を介挿してその充放電電流を測
定する場合、電流検出抵抗器における電圧降下が無視で
きない。例えば携帯電話機においては、その駆動源であ
る二次電池からその電子回路本体に対して最大2A程度
の電流を供給する必要があり、またノートブック型のパ
ーソナルコンピュータにおいても最大5A程度の電流を
供給する必要がある。この場合、前記電流検出抵抗器と
して20〜50mΩのものを用いたとしても、40〜1
00mV、或いは100〜250mVもの電圧降下が発
生する。このような電圧降下は、二次電池からノートブ
ック型パーソナルコンピュータ等の電子回路本体に供給
される電圧を低下させる要因となり、ひいては二次電池
の電池寿命を短くする要因になる。
で、電池の充放電電流の測定に伴う電圧降下を抑えると
共に、電池による電子機器の長時間動作を可能とする簡
易な構成の電池電流測定回路を提供することを目的とす
る。
に請求項1に記載の本発明による電池電流測定回路は、
電池の一方の電極に直列に介挿した半導体スイッチと、
この半導体スイッチの両端に発生する電圧降下から上記
電池の充電電流および/または放電電流を求める電圧・
電流圧変換手段とを有することを特徴とする。
の両端に生じる電圧降下を測定することによって、電流
検出抵抗器を用いることなく、電池電流を測定すること
ができるので、電流検出抵抗器による大きな電圧降下の
問題を解消し、電池による電子機器の長時間動作を可能
とする電池電流測定回路が提供される。ここで、半導体
スイッチとしてオン抵抗の小さい電界効果トランジスタ
を使用することが好適であり、この場合、その導通/遮
断の制御を低電力でおこなうことが実現できる(請求項
2)。
を、前記半導体スイッチの両端間電圧を測定する電圧降
下測定手段と、電圧降下測定手段の測定電圧を電流値に
変換するための変換係数を記憶した記憶手段と、この記
憶手段に記憶された変換係数を用いて前記電圧降下測定
手段により測定された電圧を電流値に変換する演算回路
とにより構成した電池電流測定回路が提供される。
れば、記憶手段に記憶された変換係数を用いて、前記半
導体スイッチに発生する電圧降下を電池電流の電流値に
簡易に変換し得ることが可能となる。本発明の好ましい
態様は、前記電池が二次電池であって、半導体スイッチ
として、二次電池の充電を制御する第1の半導体スイッ
チと、二次電池の放電を制御する第2の半導体スイッチ
とを用い、前記電圧降下測定手段においては、上記第1
または第2の半導体スイッチの両端間電圧を測定するよ
うに構成される(請求項4)。即ち、二次電池の充放電
を制御する第1および第2の半導体スイッチを、電流検
出の素子として用いることを特徴としている。
に、前記半導体スイッチの温度を測定する温度測定手段
と、この温度測定手段により測定された温度に従って前
記記憶手段に記憶された変換係数を補正する補正手段を
備えた電池電流測定回路が提供される。このような構成
によれば、半導体スイッチのオン抵抗が、その温度に依
存して変化しても、温度に応じた変換係数の補正によ
り、正確な電池電流測定が可能となる。
照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に
係る二次電池の電池電流測定回路の概略構成図である。
図1で、11は二次電池B11を備えた電池パック6の
プラス電源端であり、12はそのマイナス電源端であ
る。これらの一対の電源端11,12は図示しない電子
機器に接続される。二次電池B11は、例えば複数の二
次電池セルB11a〜B11dを直列に接続したもの
で、前記一対の電源端11,12を介してその充放電が
行われる。この二次電池B11の充放電路には、特に、
二次電池B11のプラス電極B11pと前記プラス電源
端11との間には、その充放電を制御する第1および第
2の電界効果トランジスタTr12,Tr11が直列に
介挿されている。
はそれぞれPチャンネル型のものであって、そのドレイ
ンD1,D2間を互いに接続して直列に設けられる。し
かしてソースS1をプラス電源端11に接続した第1の
電界効果トランジスタTr11は、前記二次電池B11
の充電を制御するスイッチ素子として機能するものであ
り、またソースS2を前記二次電池B11のプラス電極
B11pに接続した第2の電界効果トランジスタTr1
2は、前記二次電池B11の放電を制御するスイッチ素
子として機能する。
ジスタTr11,Tr12は、前記各二次電池セルB1
1a〜B11dの電池電圧を検出して二次電池B11の
過充電および過放電を検出する保護回路14の出力をそ
のゲートG1,G2に受けて、それぞれ導通/遮断(オ
ン・オフ)制御される。具体的には、二次電池B11の
充放電時には、上記各電界効果トランジスタTr11,
Tr12は、共に導通状態に設定されている。そして二
次電池B11の充電時において、その過充電が前記保護
回路14において検出されたとき、該保護回路14によ
り前記第1の電界効果トランジスタTr11が遮断制御
され、その充電が停止される。また二次電池B11の放
電時において、前記二次電池セルB11a〜B11dの
端子電圧が予め設定された監視電圧(放電禁止電圧)ま
で低下したとき、保護回路14はこれを検出して前記第
2の電界効果トランジスタTr12を遮断制御すること
で、その放電を停止させるものとなっている。
B11の充放電路に、該二次電池B11の充電を制御す
る第1の電界効果トランジスタTr11およびその放電
を制御する第2の電界効果トランジスタTr12を備え
て構成される電池パック6が備える電池電流測定回路が
特徴とするところは、上記第1および第2の電界効果ト
ランジスタTr11,Tr12をそのまま二次電池B1
1の充放電電流を測定するための電流検出の素子として
用いている点にある。
B11の充放電を制御するスイッチ素子である、直列に
接続された第1および第2の電界効果トランジスタTr
11,Tr12の両端間に生じる電圧降下を検出する差
動増幅器13と、この差動増幅器13にて検出された電
圧降下から前記二次電池B11の充放電電流を求めるマ
イクロコントローラ(電圧・電流変換手段)15とを備
える。
動増幅器13にて検出された電圧降下をディジタル変換
する第1のアナログ・ディジタル変換器(AD変換器と
略する)16と、温度センサ21にて検出される電界効
果トランジスタTr11,12のケース温度をディジタ
ル変換する第3のAD変換器18、前記二次電池B11
の電池電圧(プラス電極B11p側)をディジタル変換
する第2のAD変換器17を備える。更にマイクロコン
トローラ15は、前記第1および第2の電界効果トラン
ジスタTr11,Tr12の両端間に生じる電圧降下を
二次電池B11の充放電電流に変換するための変換係
数、具体的には第1および第2の電界効果トランジスタ
Tr11,Tr12の特性を記憶した記憶回路19と、
この記憶回路19に記憶された変換係数に基づき、前記
AD変換器16の出力(電圧降下)から二次電池B11
の充放電電流を算出する演算回路20とを有する。そし
てこの演算回路20にて求められた上記二次電池B11
の充放電電流の情報は、通信ポート20cを介して、前
記二次電池B11の後述する充電量や電池電圧、更には
充放電の状態情報等と共に図示しない電子機器に出力さ
れるようになっている。
イクロコントローラ15および温度センサ21は、ここ
では独立した電源Vccにより駆動されてそれぞれ作動
するように構成されるが、二次電池B11から電力供給
を受けて作動するように構成することも可能である。次
に、上述のように構成された電池電流測定回路の動作お
よび作用を説明する。
電源装置から前述した一対の電源端11,12を介して
電力を供給することによってなされ、また二次電池B1
1の放電は、一対の電源端11,12を介して図示しな
い外部の電子機器に対して電力を供給することによって
なされる。そのときの充放電電流Idcは、第1および
第2の電界効果トランジスタTr11,Tr12を介し
て流れる。この際、直列接続された電界効果トランジス
タTr11,Tr12は、少なからずもオン抵抗Rds
を有するので、該電界効果トランジスタTr11,Tr
12の両端間には、充放電電流Idcによる電圧降下が
生じる。但し、充電時と放電時とではその電流Idcが
流れる向きが逆であり、従って電圧降下の極性も異な
る。前記差動増幅器13は、このような充電電流Idc
による電界効果トランジスタTr11,Tr12の両端
間に生じる電圧降下Vdcを検出しており、検出された
電圧値Vdcは、前述したように第1のAD変換器16
を介して演算回路20に与えられる。
フセットは、その出力電圧範囲が第1のAD変換器16
のアナログ入力電圧範囲に適合するように設定される。
直流オフセットに関しては、上述した充電時と放電時と
の電圧降下をそれぞれ検出すべく、電圧降下が零(0)
の状態においてその出力電圧が、出力電圧範囲内の中点
電位となるように設定される。また差動増幅器13の利
得に関しては、電界効果トランジスタTr11,Tr1
2のオン抵抗と充放電電流の最大値とにより定まる最大
電圧降下と、AD変換器16のアナログ入力電圧範囲に
応じて設定すれば良い。
Vdcから、充放電電流Idcを求めるには、電界効果
トランジスタTr11,Tr12のオン抵抗を知る必要
がある。ちなみに電界効果トランジスタのオン抵抗Rd
sは、該電界効果トランジスタのケース温度Tcに依存
して変化する。又、電界効果トランジスタのオン抵抗R
dsは、その相互コンダクタンスの逆数であるので、該
電界効果トランジスタのゲート・ソース間電位差Vgs
に依存する。そして、電界効果トランジスタのオン抵抗
Rdsは、そのゲート・ソース間電位差Vgsが一定で
あるとき、図2に例示するように、そのドレイン電流I
dに殆ど依存することなく、ケース温度Tcに対して略
直線的な変化を示す(ドレイン電流Idは充放電電流I
dcに等しい)。従って電界効果トランジスタのゲート
・ソース間電位差Vgsと、そのケース温度Tcとが明
らかであれば、該電界効果トランジスタのゲート・ソー
ス間電位差Vgsとケース温度Tcとの関係から、その
オン抵抗Rdsを求めることが可能となる。
r12のケース温度を検出する温度センサ21として
は、例えばサーミスタを用いれば良い。また、電界効果
トランジスタTr11,Tr12のゲート・ソース間電
位差Vgsについては、これらの電界効果トランジスタ
Tr11,Tr12がPチャンネル型のものからなり、
そのソースS1,S2に対してゲートG1,G2を負電
位にバイアスして、一般的には接地電位を与えて導通さ
せるので、そのソースS1,S2に加えられる電圧をソ
ース・ゲート間電圧Vgsとして検出するようにすれば
よい。ここで、ソースS2は二次電池のプラス電極B1
1pに接続されており、ソースS1,S2間の電圧降下
は二次電池電圧Vbに比して極めて小さいので、二次電
池電圧Vbをソース・ゲート間電圧Vgsと看做してよ
い。
11,Tr12が共に導通しており、その特性が等しい
ことから、1つの電界効果トランジスタ当たり、それぞ
れ(Vdc/2)の電圧降下が発生していると看做すよ
うにすれば良い。しかして前記記憶回路19には、前記
電界効果トランジスタTr11,Tr12の上述したケ
ース温度Tcに対するオン抵抗Rdsの変化特性を含む
動作特性が、予めケース温度Tcおよびゲート・ソース
間電位差Vgsをパラメータとして記憶されている。そ
こで演算回路20は、前述した第2のAD変換器17を
介して求められる二次電池B11のプラス電極電圧と、
前記第3のAD変換器18を介して求められる電界効果
トランジスタTr11,Tr12のケース温度Tcに従
って前記記憶回路19を検索し、該記憶回路19から上
記ケース温度Tcおよびゲート・ソース間電位差Vgs
に対応するオン抵抗Rdsを求めている。
し、前記AD変換器16を介して求められる電界効果ト
ランジスタTr11,Tr12の両端間電圧(電圧降
下)Vdcから、該電界効果トランジスタTr11,T
r12を介して流れる二次電池B11の充放電電流Id
cを Idc = Vdc/(2×Rds) として算出するものとなっている。
した如く求められた充電電流Idcを所定の周期Tに亘
って積算して、二次電池B11の充放電量を求めるよう
にしても良い。ところで、電流測定精度を更に高める場
合には、次のようにすれば良い。即ち、この場合には、
図示しない外部電源から第1および第2の電界トランジ
スタTr11,Tr12を介して前記二次電池B11を
一定電流(例えば1.0A)で充電し、このときの電圧
降下Vdcとケース温度Tcとをそれぞれ測定して、前
述した如く記憶回路19に記憶した特性(ケース温度T
cに対するオン抵抗Rdsの変化特性)を補正するよう
にすれば良い。即ち、この場合には、第1および第2の
電界トランジスタTr11,Tr12を流れる電流値自
体が既知であるから、そのときの電圧降下Vdcとケー
ス温度Tcとから電界トランジスタTr11,Tr12
のオン抵抗Rdsを逆算することができる。従って逆算
によって求められる電界トランジスタTr11,Tr1
2のオン抵抗Rdsを用いて、記憶回路19に記憶され
ている特性を補正すれば、この補正された特性を用いて
前述したように二次電池B11の充放電時における充放
電電流をより高精度に求めることが可能となる。
Tcに対するオン抵抗Rdsの補正は、一の定電流(例
えば1.0A)の場合と他の定電流(例えば2.0A)の
場合の2点による補正としてもよい。補正を2点の充電
電流で行うことにより、差動増幅器13や第1のAD変
換器16のオフセットの補正が容易となる。かくして上
述した如く構成された電池電流測定回路によれば、二次
電池B11の充放電を制御するべく、その充放電路に直
列に介挿された電界効果トランジスタTr11,Tr1
2の両端間に発生する電圧降下Vdcを測定すること
で、該電界効果トランジスタTr11,Tr12を電流
測定用の素子として有効に活用して、二次電池B11の
充放電電流を測定することができる。しかも記憶回路1
9に記憶した電界効果トランジスタTr11,Tr12
の特性と、そのケース温度Tcおよびゲート・ソース間
電位差Vgsとから求められる該電界効果トランジスタ
Tr11,Tr12のオン抵抗Rdsを変換係数とし
て、前記電界効果トランジスタTr11,Tr12の両
端電圧Vdcからその充放電電流Idcを求めるので、
簡易にして高精度な電流測定が可能である。特に従来の
ように二次電池B11の充放電路に電流測定用の抵抗器
を介挿する必要がないので、無駄な電圧降下の発生を抑
えることができ、二次電池B11が供給し得る電圧を有
効に活用することができ、その動作寿命を長くし得る等
の実用上多大なる効果が奏せられる。
るものではない。例えば実施形態では、直列に接続した
2つの電界効果トランジスタをTr11,Tr12の両
端の電圧降下から充放電電流を測定したが、何れか一方
の電界効果トランジスタにおける電圧降下から充放電電
流を測定するようにしても良い。またここでは、2つの
電界効果トランジスタTr11,Tr12を用いて二次
電池B11の充電と放電とをそれぞれ制御する充放電回
路を例に説明したが、1つの電界効果トランジスタによ
り二次電池B11の充電または放電を制御するように構
成した充放電回路に対しても同様に適用することができ
る。更に実施形態では、二次電池B11の充放電電流を
測定する場合について説明したが、一次電池の放電電流
を測定する場合にも適用可能なことは勿論である。
ンジスタTr11,Tr12)を二次電池B11のマイ
ナス電極側に直列に介挿した場合にも同様に適用可能で
あり、スイッチ素子としてNチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを使用してもよい。また、2つの電界効果トラ
ンジスタTr11,Tr12として、必ずしもその特性
が同じものを用いる必要はない。但し、この場合には各
電界効果トランジスタTr11,Tr12の特性をそれ
ぞれ記憶回路19に記憶しておく必要がある。その他、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
測定回路によれば、電池の充電および/または放電を制
御する半導体スイッチにおける電圧降下から電池の充放
電電流を測定するので、従来一般的な電流検出抵抗器を
必要とせず、電流検出に伴う電圧降下を抑えることがで
きる。従って電池による電子機器の長時間動作を可能と
するという効果が得られる。
概略構成を示す図である。
るオン抵抗Rdsの変化特性図である。
イッチ) 13 差動増幅器 14 保護回路 16 第1のAD変換器 17 第2のAD変換器 18 第3のAD変換器 19 記憶回路 20 演算回路 21 温度センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 電池の一方の電極に直列に介挿された半
導体スイッチと、 該半導体スイッチ素子の両端間に発生する電圧降下から
前記電池の充電電流および/または放電電流を求める電
圧・電流圧変換手段とを具備したことを特徴とする電池
電流測定回路。 - 【請求項2】 前記半導体スイッチは、電界効果トラン
ジスタからなる請求項1に記載の電池電流測定回路。 - 【請求項3】 前記電圧・電流変換手段は、前記半導体
スイッチの両端間電圧を測定する電圧降下測定手段と、 該電圧降下測定手段の測定電圧を電流値に変換するため
の変換係数を記憶した記憶手段と、 この記憶手段に記憶された変換係数を用いて前記電圧降
下測定手段により測定された電圧を電流値に変換する演
算回路とを備えてなる請求項1に記載の電池電流測定回
路。 - 【請求項4】 前記電池は二次電池であって、 前記半導体スイッチは、前記二次電池の充電を制御する
第1の半導体スイッチと、前記二次電池の放電を制御す
る第2の半導体スイッチとからなり、 前記電圧降下測定手段は、上記第1または第2の半導体
スイッチの両端間電圧を測定するものである請求項3に
記載の電池電流測定回路。 - 【請求項5】 前記電圧・電流変換手段は、前記半導体
スイッチの温度を測定する温度測定手段と、該温度測定
手段により測定された半導体スイッチの温度に従って前
記記憶手段に記憶された変換係数を補正する補正手段を
備えてなる請求項3に記載の電池電流測定回路。
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