JP2002150315A - 画像処理装置および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および記録媒体

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JP2002150315A
JP2002150315A JP2000342078A JP2000342078A JP2002150315A JP 2002150315 A JP2002150315 A JP 2002150315A JP 2000342078 A JP2000342078 A JP 2000342078A JP 2000342078 A JP2000342078 A JP 2000342078A JP 2002150315 A JP2002150315 A JP 2002150315A
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JP
Japan
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image
illumination
dimensional
data
object color
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JP2000342078A
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English (en)
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Fumiko Uchino
文子 内野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/983,678 priority patent/US20020080148A1/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/506Illumination models
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータにて生成された3次元画像と背
景画像とを合成して違和感のない画像を生成する。 【解決手段】 画像処理装置100において、3次元画
像を生成する3次元画像生成部101、3次元画像への
照明を決定する照明決定部102、背景用の照明のデー
タを求める照明成分データ生成部103、背景画像を生
成する背景画像生成部104、および、3次元画像と背
景画像とを合成する合成部105を設ける。照明成分デ
ータ生成部103では、3次元画像への照明光のRGB
値から照明光の分光分布を求め、さらに、照明光の強度
を変更する。生成された照明光のデータは実質的に被写
体の分光反射率を示す物体色成分データ132と合成さ
れ、3次元画像への照明特性を反映した背景画像が生成
される。3次元画像を背景画像に合成することにより、
違和感のない合成画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元画像と3次
元画像(または、3次元モデル)とを合成する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、3次元グラフィックスの分野
において、コンピュータ上にて作成された3次元モデル
と撮影により取得された2次元画像(以下、「実写画
像」という。)との合成が行われている。このような処
理の一例として、3次元モデルに色を付すとともに照明
光の影響を反映する処理(色合いの変更やシェーディン
グ等)を行い、得られた3次元モデル(以下、着色され
た3次元モデルを「3次元画像」と呼ぶこととする。)
に風景などの実写画像を背景として合成する処理があ
る。
【0003】また、他の例として、実写画像を3次元モ
デルの表面に張り付けるイメージベースレンダリングが
ある。イメージベースレンダリングにより、より現実的
な3次元画像がコンピュータ上にて生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実写画像で
ある背景画像とコンピュータにより生成された3次元画
像とを合成する際には、両画像の雰囲気を合わせる処理
が必要となる。このとき、実写画像に対して色合いの修
正が行われてもよく、3次元画像に与える照明光が修正
されてもよい。しかしながら、RGB値やCMY値等を
調整することにより両画像の雰囲気を容易に合わせるこ
とはできず、調整作業はノウハウを有する専門家に頼ら
ざるを得ない。
【0005】一方、実写画像を3次元モデルの表面に張
り付ける場合、実写画像には撮影時の照明環境の影響が
含まれているため、得られた3次元画像の雰囲気を変更
することが困難となる。したがって、3次元画像を他の
画像と合成した際に、違和感を除去することが困難とな
る。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、実写画像である2次元画像とコンピュータやレンジ
ファインダ等を用いて生成される3次元画像や3次元モ
デルとを適切に合成することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像処理装置であって、3次元画像に作用させる照
明環境の決定を受け付ける手段と、3次元画像を生成す
るとともに決定された照明環境を前記3次元画像に作用
させる手段と、撮影により取得された画像から照明環境
の影響を取り除くことにより生成された物体色成分画像
に前記決定された照明環境から導かれるデータを合成し
て2次元画像を生成する手段と、前記3次元画像と前記
2次元画像とを合成する手段とを備える。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置であって、前記2次元画像を生成する手
段が、前記決定された照明環境における照明光の相対分
光分布を一定に保ったまま前記照明光の強度を変更した
後、前記物体色成分画像と前記決定された照明成分デー
タとを合成する。
【0009】請求項3に記載の発明は、画像処理装置で
あって、3次元モデルを取得する手段と、撮影により取
得された画像から照明環境の影響を取り除くことにより
生成された物体色成分画像を前記3次元モデルの表面に
対応付ける手段とを備える。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の画像処理装置であって、撮影により取得された画像か
ら前記物体色成分画像を生成する手段をさらに備える。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の画像処理装置であって、前記物体色成分画像
のデータと前記3次モデルのデータとを1つのファイル
として保存する手段をさらに備える。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の画像処理装置であって、照明が画像に与える
影響を示す照明成分データの決定を受け付ける手段と、
前記3次元モデルの表面に対応付けられた前記物体色成
分画像に、決定された照明成分データを合成する手段と
をさらに備える。
【0013】請求項7に記載の発明は、画像処理装置で
あって、照明が画像に与える影響を示す照明成分データ
の決定を受け付ける手段と、撮影により取得された画像
から照明環境の影響を取り除くことにより生成された物
体色成分画像に決定された照明成分データを合成して2
次元画像を生成する手段と、前記物体色成分画像または
前記2次元画像を3次元モデルの表面に対応付ける手段
とを備える。
【0014】請求項8に記載の発明は、コンピュータに
画像処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体で
あって、前記プログラムのコンピュータによる実行は、
前記コンピュータに、3次元画像に作用させる照明環境
の決定を受け付ける工程と、決定された照明環境を3次
元画像に作用させる工程と、撮影により取得された画像
から照明環境の影響を取り除くことにより生成された物
体色成分画像に前記決定された照明環境から導かれるデ
ータを合成して2次元画像を生成する工程と、前記3次
元画像と前記2次元画像とを合成する工程とを実行させ
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、コンピュータに
画像処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体で
あって、前記プログラムのコンピュータによる実行は、
前記コンピュータに、3次元モデルを取得する工程と、
撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
くことにより生成された物体色成分画像を前記3次元モ
デルの表面に対応付ける工程とを実行させる。
【0016】請求項10に記載の発明は、コンピュータ
に画像処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体
であって、前記プログラムのコンピュータによる実行
は、前記コンピュータに、照明が画像に与える影響を示
す照明成分データの決定を受け付ける工程と、撮影によ
り取得された画像から照明環境の影響を取り除くことに
より生成された物体色成分画像に決定された照明成分デ
ータを合成して2次元画像を生成する工程と、前記2次
元画像を生成する工程の前または後に、前記物体色成分
画像または前記2次元画像を3次元モデルの表面に対応
付ける工程とを実行させる。
【0017】
【発明の実施の形態】<1. 物体色成分画像の取得例
>まず、様々な照明環境下の被写体の画像を生成するた
めに利用される物体色成分画像およびその取得方法の例
について説明する。
【0018】物体色成分画像とは、被写体への照明環境
が画像に与える影響を画像から取り除いた成分に相当す
る画像であり、被写体の分光反射率におよそ相当するデ
ータが画素に与えられた画像をいう。物体色成分画像の
データ(以下、「物体色成分データ」という。)は、様
々な手法により取得することが可能であるが、ここでは
その一例について説明する。
【0019】図1は、フラッシュ光を利用した撮影によ
り取得される第1画像とフラッシュを用いずに取得され
る第2画像とに基づいて物体色成分データを生成するた
めの構成および他の関連する構成を示す図である。例え
ば、コンピュータのCPUがプログラムに従って演算処
理を実行することにより、図1中の差分画像生成部1
1、物体色成分データ生成部12および画像再生部13
として示される機能が実現される。
【0020】これらの機能構成の全てまたは一部は専用
の電気的回路となっていてもよく、専用の装置やデジタ
ルカメラ等がこれらの機能構成を有していてもよい。以
下の説明にて参照される機能構成を示すブロック図にお
いても同様である。
【0021】画像再生部13には、物体色成分データ3
5に基づいて生成された画像を表示するディスプレイ2
1および操作者からの入力を受け付ける操作部22が接
続される。メモリ30には、第1画像データ31、第2
画像データ32、フラッシュ分光データ34および照明
成分データ36が予め準備される。第1画像データ31
はフラッシュを発光さつつデジタルカメラにて取得され
た画像に相当し、第2画像データ32はフラッシュを発
光させることなく取得された画像に相当する。2回の撮
影は、連写のように迅速に行われ、第1画像と第2画像
との撮影範囲は同一とされる。また、2回の撮影はシャ
ッタ速度(CCDの積分時間)および絞り値が同一の条
件にて行われる。
【0022】フラッシュの発光は、フラッシュ光の分光
分布が一定となるように制御される。具体的には、発光
時間およびフラッシュの電源の電圧が一定に制御され
る。フラッシュ光の分光分布は予め計測されてフラッシ
ュ分光データ34としてメモリ30に記憶される。正確
にはフラッシュ光の相対的な分光分布(最大の分光強度
を1として正規化された分光分布をいい、以下「相対分
光分布」という。)がフラッシュ分光データ34とされ
る。
【0023】図2は、第1画像データ31、第2画像デ
ータ32およびフラッシュ分光データ34から物体色成
分データ35を算出する処理の流れを示す図である。
【0024】まず、差分画像生成部11が第1画像デー
タ31から第2画像データ32を減算して差分画像デー
タ33を求める。すなわち、第1画像の各画素のR,
G,Bの値から第2画像の対応する画素のR,G,Bの
値がそれぞれ減算され、第1画像と第2画像との差分画
像が得られる(ステップS11)。
【0025】次に、物体色成分データ生成部12が、差
分画像データ33およびフラッシュ分光データ34を用
いて画像から照明環境の影響を取り除いた成分に相当す
る物体色成分画像のデータ(物体色成分データ35)と
して求める(ステップS12)。既述のように物体色成
分データ35は被写体の分光反射率にほぼ相当する。以
下、被写体の分光反射率を求める原理について説明す
る。
【0026】被写体を照明する照明光(光源からの直接
的な光および間接的な光を含む照明環境における照明光
いう。)の分光分布をE(λ)とし、この分光分布E(λ)
を3つの基底関数E1(λ),E2(λ),E3(λ)および加
重係数ε1,ε2,ε3を用いて、
【0027】
【数1】
【0028】と表す。同様に、ある画素(以下、「対象
画素」という。)に対応する被写体上の位置の分光反射
率をS(λ)を3つの基底関数S1(λ),S2(λ),S
3(λ)および加重係数σ1,σ2,σ3を用いて、
【0029】
【数2】
【0030】と表すと、CCD上の対象画素に入射する
光I(λ)(CCD前方に位置するフィルタ等を無視した
場合の入射光)は、
【0031】
【数3】
【0032】と表現される。また、対象画素のR,G,
Bのいずれかの色(以下、「対象色」という。)に関す
る値がρcであり、CCDの対象色の分光感度をRc(λ)
とすると、値ρcは、
【0033】
【数4】
【0034】により導かれる。
【0035】ここで、フラッシュONの第1画像の対象
画素の対象色の値がρc1であり、フラッシュOFFの第
2画像の対応する値がρc2である場合、差分画像の対応
する値ρsは、
【0036】
【数5】
【0037】となる。I1(λ)はフラッシュONの際に
対象画素に入射する光であり、ε11,ε12,ε13はフラ
ッシュ光を含む照明光に関する基底関数の加重係数であ
る。同様に、I2(λ)はフラッシュOFFの際に対象画
素に入射する光であり、ε21,ε22,ε23はフラッシュ
光を含まない照明光に関する基底関数の加重係数であ
る。さらに、εsi(i=1,2,3)は(ε1i−ε2i
である。
【0038】数5において、基底関数Ei(λ),Sj(λ)
は予め定められた関数であり、分光感度Rc(λ)は予め
計測により求めることができる関数である。これらの情
報は予めメモリ30に記憶される。一方、2回の撮影に
おいてシャッタ速度(あるいは、CCDの積分時間)お
よび絞り値が同一に制御されることから、第1画像から
第2画像を減算した差分画像は照明環境の変更のみの影
響を受けた画像、すなわち、フラッシュ光のみを照明光
源とする画像に相当する。したがって、加重係数εsi
後述する手法によりフラッシュ光の相対分光分布から導
くことができる。
【0039】数5に示す方程式において未知数は3つの
加重係数σ1,σ2,σ3のみである。また、数5に示す
方程式は対象画素におけるR,G,Bの3つの色のそれ
ぞれに関して求めることができ、これら3つの方程式を
解くことにより3つの加重係数σ1,σ2,σ3を求める
ことができる。すなわち、対象画素に対応する被写体上
の位置の分光反射率が得られる。
【0040】次に、加重係数εsiを求める手法について
説明する。既述のように差分画像はフラッシュ光のみを
照明光とする画像に相当し、差分画像における照明光の
相対分光分布は既知である。一方で、フラッシュから遠
い被写体上の領域はフラッシュに近い領域よりもフラッ
シュ光を受ける度合いが小さい。したがって、差分画像
では通常、フラッシュから遠い位置ほど暗く現れる。
【0041】そこで、3つの加重係数εs1,εs2,εs3
の値の相対関係を一定に保ったまま差分画像中の対象画
素(あるいは、対象画素を中心とする領域)の輝度に比
例してこれらの加重係数の値を増減する。具体的には、
差分画像中の対象画素の輝度が小さい場合には加重係数
εs1,εs2,εs3の値は小さな値として決定され、輝度
が大きい場合には加重係数εs1,εs2,εs3の値は大き
な値として決定される。3つの加重係数εs1,εs2,ε
s3の相対関係は3つの基底関数E1(λ),E2(λ),E
3(λ)の加重和がフラッシュ光の分光分布と比例するよ
うに予め求められており、輝度と加重係数εsiとの比例
関係は予め測定により求められる。
【0042】なお、加重係数εsiは対象画素に対応する
被写体上の位置に照射されるフラッシュ光の分光分布を
示す値であり、第1画像および第2画像間におけるフラ
ッシュによる照明光の変更量の分光分布を示す値であ
る。したがって、フラッシュ分光データ34より加重係
数εsiを求める処理は、フラッシュ光の相対分光分布か
らフラッシュによる照明環境(照明光)の分光変更量を
求める処理に相当する。
【0043】以上の原理に基づき差分画像データ33の
画素値およびフラッシュ分光データ34を参照しなが
ら、各画素に対応する被写体上の位置の分光反射率(加
重係数σ1,σ2,σ3)が求められる。被写体の分光反
射率は、照明環境の影響が取り除かれた画像データに相
当し、物体色成分データ35としてメモリ30に保存さ
れる(ステップS13)。
【0044】加重係数σ1,σ2,σ3が求められると、
撮影時の照明光の分光分布を求めることも可能となる。
すなわち、数3および数4より第2画像の各画素のR,
G,Bの値に基づいて加重係数ε21,ε22,ε23に関す
る3つの方程式が求められ、これらの方程式を解くこと
により第2画像における各画素に関する加重係数ε2i
求める。求められた各画素の加重係数ε2iは第2画像に
おけるフラッシュ光を含まない照明環境の影響を示す成
分となる。
【0045】ここで、およそ均一な照明光による照明環
境の場合には画素ごとの加重係数ε 2iのばらつきは少な
い。そこで、加重係数ε21,ε22,ε23のそれぞれにつ
いて全画素の平均値を求め、求められた3つの加重係数
εiおよび基底関数Ei(λ)が照明光の分光分布を示すデ
ータとして利用可能となる。
【0046】次に、物体色成分データ35の基本的な利
用方法について説明する。図3は、物体色成分データ3
5から画像を再生する際の処理の流れを示す図である。
【0047】まず、操作部22を介して物体色成分デー
タ35に合成すべき照明光の種類の選択が行われ(ステ
ップS21)、選択された照明光に対応した照明成分デ
ータ36がメモリ30から画像再生部13へと入力され
る。画像再生部13には物体色成分データ35も入力さ
れる。
【0048】照明成分データ36は、数1に示される加
重係数εiと基底関数Ei(λ)とにより照明光の分光分布
を示す形式となっている。メモリ30には、予め標準光
(D65やD50)、太陽光、蛍光灯の光等の分光分布
や物体色成分データ35を生成する際に生成された照明
光の分光分布が照明成分データ36として準備される。
【0049】次に、画像再生部13が物体色成分データ
35および選択された照明成分データ36とを合成する
(ステップS22)。すなわち、数3および数4にて示
す演算を行う。これにより、表示可能な画像データが生
成され、物体色成分データ35により決定される被写体
を照明成分データ36が示す照明光にて照明した際の画
像がディスプレイ21に再生される(ステップS2
3)。
【0050】以上のように、物体色成分データ35は照
明成分データ36とを合成されることにより、照明成分
データ36が示す照明環境の影響を取り込んだ画像のデ
ータとなる。したがって、物体色成分データ35を用い
ることにより様々な照明環境の雰囲気を取り込んだ同一
の被写体の画像を生成することが可能となる。
【0051】<2. 第1の実施の形態>図4は、第1
の実施の形態に係る画像処理装置100の構成を示すブ
ロック図である。画像処理装置100では物体色成分デ
ータを利用することにより、違和感のないコンピュータ
グラフィックスが容易に実現される。
【0052】画像処理装置100は、通常のコンピュー
タと同様の構成となっており、各種演算処理を行うCP
U111、基本プログラムを記憶するROM112およ
び各種情報を記憶するRAM130がバスラインに接続
される。バスラインにはさらに、情報記憶を行う固定デ
ィスク114、各種情報の表示を行うディスプレイ12
1、操作者からの入力を受け付けるキーボード122a
およびマウス122b、光ディスク、磁気ディスク、光
磁気ディスク等の記録媒体91からデータやプログラム
の読み取りを行う読取装置115、並びに、メモリカー
ド92との間でデータの受け渡しを行うカードスロット
116が、適宜、インターフェイス(I/F)を介して
接続される。
【0053】画像処理装置100には、事前に読取装置
115を介して記録媒体91からプログラム114aが
読み出され、固定ディスク114に記憶される。そし
て、プログラムがRAM130にコピーされるとともに
CPU111がRAM130内のプログラムに従って演
算処理を実行することにより以下に説明する動作を行
う。
【0054】図5は、CPU111がプログラム114
aに従って動作することにより実現される機能構成を示
すブロック図である。図5において、3次元画像生成部
101、照明決定部102、照明成分データ生成部10
3、背景画像生成部104、および、合成部105がC
PU111により実現される機能を示す。なお、操作部
122は図4中のキーボード122aおよびマウス12
2bに相当する。
【0055】また、RAM130には予め物体色成分デ
ータ132が記憶される。物体色成分データ132は、
デジタルカメラにて取得された既述の第1および第2画
像データ31,32がメモリカード92およびカードス
ロット116を介して取り込まれた後、画像処理装置1
00により生成されてもよく(図1参照)、予めデジタ
ルカメラや他のコンピュータにより生成された物体色成
分データ132がRAM130に転送されてもよい。
【0056】図6は画像処理装置100の動作の流れを
示す図であり、図7は画像処理装置100による処理の
様子を示す図である。以下、図5ないし図7を参照して
画像処理装置100の動作について説明する。
【0057】まず、操作部122が受け付ける操作者の
入力に従って3次元画像生成部101が3次元モデルを
生成し、さらに、3次元モデルに色を付与して3次元画
像とする(ステップS31、図7中の符号801参
照)。照明決定部102では、操作部122が受け付け
る操作者の入力に従って、3次元画像に付与する照明光
の色および照明光の照射方向が決定される。照明光の色
は、R,G,Bの値を用いて決定され、照明光の方向
は、光源の位置や方向ベクトルにて指定される(ステッ
プS32)。
【0058】照明光が決定されると、3次元画像に照明
環境の影響を作用させる処理、すなわち、色合いの変更
やシェーディングが施される(ステップS33、図7中
の符号802参照)。修正後の3次元画像のデータは、
RAM130に3次元画像データ131として保存され
る。
【0059】一方、決定された照明光のR,G,Bの値
は、照明成分データ生成部103へと入力され、R,
G,Bの値から照明光の分光分布へと変換される。照明
光の分光分布は数1にて示した形式にて求められる。な
お、基底関数Ei(λ)としてはCIE昼光用基底関数や
蛍光灯用基底関数が予め定められており、基底関数に応
じた加重係数εiが照明成分データとして求められる
(ステップS34)。
【0060】照明成分データは背景画像生成部104へ
と転送され、背景画像生成部104には操作部122を
介して加重係数εiに乗算される係数が入力される。背
景画像生成部104は入力された係数を各加重係数εi
に乗算することにより、照明成分データを修正する(ス
テップS35)。これにより、照明成分データが示す照
明光の相対分光分布を一定に保ったまま照明光の強度が
調整される。
【0061】その後、物体色成分データ132と修正後
の照明成分データとが数3および数4にて示す演算にて
合成され、背景として利用される画像のデータ(以下、
「背景画像データ」という。)133が生成される(ス
テップS36)。すなわち、物体色成分画像(図7中の
符号803参照)に3次元画像に作用させた照明環境か
ら導かれるデータを合成することにより、表示可能な背
景画像(符号804参照)が生成される。なお、数3お
よび数4は拡散光による照明を前提としており、この場
合、好ましくは背景画像として遠景が好ましい。
【0062】合成部105には3次元画像データ131
および背景画像データ133が入力され、これらの画像
データを合成することにより合成済データ134が生成
される。ディスプレイ121には合成済データ134に
基づいて背景画像と3次元画像とを合成した合成画像が
表示される(ステップS37、図7中の符号805参
照)。
【0063】操作者が合成画像を見て、3次元画像に対
して背景が明るすぎる、または、暗すぎると判断した場
合(ステップS38)、加重係数εiに乗算する係数を
変更した上で、ステップS35〜S37が繰り返され
る。これにより、背景画像における照明光の相対分光分
布を一定に保ったまま照明光の強度がさらに変更され
る。3次元画像に対して背景の明るさが適切である場合
には、画像処理装置100における画像生成処理が終了
する。
【0064】以上のように、画像処理装置100では3
次元画像を生成する際の照明光の分光分布を用いて物体
色成分画像から背景画像を生成する。したがって、背景
画像を生成する際の照明光の強度を変更するのみで、3
次元画像と背景画像との雰囲気を適切に合わせることが
できる。すなわち、3次元画像と背景画像との違和感の
ない合成画像を容易に生成することができる。
【0065】なお、通常、背景に対する照明光の強度
は、3次元画像に対する照明光よりも弱く設定される
が、背景が明るい場合には照明光の強度は増大されても
よい。また、物体色成分画像に合成される照明光の分光
特性が調整可能とされてもよい。この場合、最初に生成
される背景画像は既におよそ適切な画像として生成され
ることから、照明光の分光特性の調整は僅かな調整で済
む。
【0066】また、上記説明では、照明光はR,G,B
の値を用いてバーチャルに決定されるが、照明光の分光
分布が直接決定されたり、分光分布が外部から読み込ま
れてもよい。
【0067】背景画像も背景の全体である必要はなく、
最終的に生成される画像の一部として3次元画像と様々
な態様にて合成が可能である。
【0068】<3. 第2の実施の形態>図8は、本発
明の第2の実施の形態に係る画像取得装置200の正面
図である。画像取得装置200は、本体前面に被写体の
カラーの2次元画像を取得する撮像部240、光切断法
を用いて被写体の距離画像(奥行き情報が付与された画
像)を取得するためのレーザ光を発する走査部250、
および、被写体に向けてフラッシュ光を発するフラッシ
ュ261を有する。本体背面には、ディスプレイや操作
ボタンが配置される。
【0069】図9は画像取得装置200の内部構成を示
すブロック図である。撮像部240は、複数のレンズを
有するレンズ系241、および、レンズ系241を介し
て被写体の像を取得するCCD242を有する。CCD
242から出力される画像信号はA/D変換部243に
よりデジタル画像信号へと変換され、RAM230に記
憶される。なお、CCD242は各画素の値としてR,
G,Bの各色に関する値を取得する3バンドの撮像セン
サとなっている。
【0070】走査部250は、レーザ光を発するレーザ
光源251、被写体に対してレーザ光を走査させる走査
機構252、および、レーザ光源251および走査機構
252を制御する計測制御回路253を有する。レーザ
光を照射している間、被写体(すなわち、計測対象)の
画像が撮像部240にて取得され、CPU211が撮像
部240と走査部250との位置関係、および、レーザ
光の出射方向から被写体の表面の形状を距離画像として
求める。
【0071】フラッシュ261は発光制御回路261a
を介してCPU211に接続されており、CPU211
からフラッシュ261を点灯する旨の指示を受けた場合
には、発光制御回路261aがフラッシュ261の発光
特性が撮影ごとにばらつかないように発光制御を行う。
これにより、フラッシュ261からの光の分光分布(分
光強度)が一定に保たれる。
【0072】CPU211には、さらに、操作者に各種
情報や画像を表示するディスプレイ221、および、操
作者からの入力を受け付ける操作部222が接続され
る。カードスロット216は、CPU211の制御の
下、RAM230とメモリカード92との間にてデータ
の受け渡しを行う。これにより、メモリカード92を介
してコンピュータ等の他の装置との間にてデータの転送
が行われる。
【0073】ROM212にはプログラム212aが記
憶されており、CPU211がプログラム212aに従
って動作することにより、後述する画像データの取得や
画像データの処理が実現される。すなわち、画像取得装
置200は部分的にコンピュータの構成を有する。
【0074】画像取得装置200により画像が取得され
る際には、まず、CPU211がプログラム212aに
従って動作することにより、図1に示した第1画像デー
タ31および第2画像データ32の取得が行われる。す
なわち、フラッシュONにて撮影が行われ、撮像部24
0にて第1画像が取得され、続いて、フラッシュOFF
にて撮影が行われ、第2画像が取得される。このとき、
発光制御回路261aの制御によりフラッシュ光の分光
分布が所定の分布となるように制御される。
【0075】そして、CPU211が図1に示す差分画
像生成部11および物体色成分データ生成部12と同様
に機能することにより、物体色成分データが生成され
る。
【0076】図10は、画像取得装置200において、
物体色成分データ231がRAM230に保存された
後、CPU211がプログラム212aに従って動作す
ることにより実現される機能構成を示すブロック図であ
る。図10において、3次元モデル取得部201および
ファイル作成部202がCPU211が実現する機能を
示している。図11は、3次元モデル取得部201およ
びファイル作成部202の動作の流れを示す図である。
【0077】物体色成分データ231の取得とおよそ同
時に、3次元モデル取得部201は、撮像部240およ
び走査部250により取得された距離画像から3次元モ
デルを生成する(ステップS41)。すなわち、画像取
得装置200から被写体上の多数の点までの距離を示す
データから、被写体の形状を表す3次元モデル(例え
ば、サーフェスモデル)のデータが生成され、3次元モ
デルデータ232としてRAM230に保存される。
【0078】3次元モデルデータ232が取得される
と、ファイル作成部202に物体色成分データ231お
よび3次元モデルデータ232が入力される。そして、
マッピング部202aにより、3次元モデルの表面の代
表的な点(例えば、3次元モデルを構成する各面の頂
点)に対応する物体色成分画像の画素が特定される(ス
テップS42)。なお、3次元モデル上の点と物体色成
分画像の画素との対応関係は撮像部240と走査部25
0との位置関係から容易に求めることができる。
【0079】その後、ファイル作成部202はカードス
ロット216を介してメモリカード92内に3次元被写
体ファイル921を作成して物体色成分データ231お
よび3次元モデルデータ232をその中に格納する(ス
テップS43)。
【0080】図12は、3次元被写体ファイル921の
構造を示す図である。3次元被写体ファイル921のヘ
ッダ部922には、3次元被写体ファイルであることを
示す識別子、ヘッダサイズ、データサイズ、物体色成分
画像と3次元モデルの表面との対応関係を示すマッピン
グデータ、物体色成分データに対する演算を行う際の波
長範囲、および、物体色成分データの基底関数Si(λ)
が格納される。データ部923には、物体色成分データ
(すなわち、基底関数の加重係数σi)および3次元モ
デルデータが格納される。
【0081】以上のように、画像取得装置200では、
被写体の分光反射率におよそ相当する物体色成分画像、
および、被写体の形状を示す3次元モデルが互いの関連
づけられて1つのファイルとして取得される。これによ
り、物体色成分データおよび3次元モデルデータの転
送、複写、削除等を一体的に行うことができ、データの
取り扱いが容易となる。
【0082】なお、上記説明では、被写体を1つの方向
から捉えた3次元モデルおよび物体色成分画像を生成し
ているが、必要に応じて被写体を複数の方向から捉えて
複数の距離画像および複数の物体色成分画像を取得し、
これらを合成することにより被写体のほぼ全体を示す3
次元モデルおよび3次元モデルの表面に対応付けられた
物体色成分画像が生成されてもよい。
【0083】次に、画像再生装置による3次元被写体フ
ァイル921を用いた画像の再生について説明する。
【0084】図13は画像再生装置300の機能構成を
示すブロック図である。画像再生装置300の物理的構
成は通常のコンピュータと同様となっており、図4に示
す構成となっている。すなわち、画像再生装置300に
予め記録媒体を介してプログラムがインストールされ、
プログラムをCPUが実行することによりコンピュータ
が画像再生装置300として動作する。
【0085】図13において、照明選択部301はCP
U、キーボード、マウス等により実現される機能を示
し、画像再生部302はCPUによる演算処理により実
現される機能を示す。表示制御部303はCPUや専用
のグラフィックボードによる機能を示す。
【0086】図14は3次元被写体ファイル921を用
いて3次元画像を再生する際の画像再生装置300の動
作の流れを示す図である。
【0087】画像再生装置300のRAM330内に
は、予め複数種類の照明光の分光分布に実質的に相当す
る照明成分データ331(数1における加重係数εi
よび基底関数Ei(λ))が準備されている。そして、照
明選択部301が操作者による照明光の選択を受け付け
る(ステップS51)。図15は照明光を選択する際の
ディスプレイの表示内容を例示する図である。図15に
示すように、D65、D50等の標準光、太陽光、蛍光
灯等の照明光が選択可能とされている。なお、照明光は
操作者により作成されてもよい。
【0088】照明光が選択されると、画像再生部302
における数3および数4に示す演算により、物体色成分
データ231と選択された照明成分データとが合成さ
れ、再生データ332が生成される(ステップS5
2)。すなわち、物体色成分画像を利用した画像の再生
が行われる。
【0089】次に、表示制御部303に3次元モデルデ
ータ232、マッピングデータ233および再生データ
332が入力され、マッピングデータ233に従って3
次元モデルの表面に再生画像を張り付けた3次元画像が
生成され、ディスプレイ321に照明光の影響を反映し
た3次元画像が表示される(ステップS53)。
【0090】ここで、数3および数4に示す演算は、拡
散光による照明を前提としているが、既知のシェーディ
ング手法を用いて点光源による照明や平行光による照明
の影響を3次元画像に反映することも可能である。例え
ば、富永昌治「色知覚と色彩メディア処理[V・完]−
色の計算機知覚とカラー画像解析−」(電気情報通信学
会誌 vol.82, No.1, pp.62-69, 1999年1月)に
は、二色性反射モデル(dichromatic reflection model)
を利用したカラー反射モデルが記載されている。この手
法では、数6にて示す演算により、対象物上の分光放射
輝度Y(θ,λ)(被写体から観察者に入射する光の分光
強度)が求められる。
【0091】
【数6】
【0092】数6において、λは波長、θは入射角、位
相角、観測角等の幾何学的パラメータ、SS(λ)、S
D(λ)はそれぞれ鏡面反射および拡散反射に対応する分
光反射率、cS(θ)、cD(θ)はそれぞれ幾何学的パラメ
ータによる重み係数、E(λ)は照明光の分光分布を示
す。
【0093】ただし、物体色成分データ231には鏡面
反射に対応する分光反射率SS(λ)が含まれないため、
演算の際にはSS(λ)を1に固定し、係数cS(θ)、c
D(θ)を適宜決定する。これにより、照明光の方向を考
慮した3次元画像を生成することができる。また、この
手法を利用する場合、3次元モデルデータ232やマッ
ピングデータ233が画像再生部302に入力される。
【0094】以上のように、画像再生装置300では3
次元被写体ファイル921を用いることにより、様々な
照明環境による影響を反映した3次元画像を適切に再生
することができる。
【0095】特に、仮想現実感の分野において、様々な
照明光の影響を反映した3次元画像の生成により、実写
画像に基づいたリアリティのある様々な映像を実現する
ことができる。例えば、ヘッドマウントディスプレイや
偏光眼鏡を利用して3次元映像が鑑賞できる映写ドーム
においてリアリティのある3次元映像を展開することが
できる。
【0096】なお、上記説明では、画像取得装置200
にて物体色成分データ231が生成され、画像再生装置
300にて3次元画像が表示されるが、物体色成分デー
タ231の生成やマッピング等の処理は画像再生装置3
00にて行われてもよい。この場合、画像取得装置20
0として距離画像および2次元画像を取得する既存の画
像取得装置をそのまま利用することができる。
【0097】また、距離画像もいわゆるレンジファイン
ダを用いて取得される必要はなく、例えば、ステレオ視
にて取得されてもよい。ステレオ視を利用する場合、通
常のデジタルカメラを2カ所に位置させることにより距
離画像を取得することができる。
【0098】<4. 第3の実施の形態>第2の実施の
形態では、物体色成分画像と3次元モデルとを同一の被
写体から取得するが、物体色成分画像と3次元モデルと
は個別に(すなわち、別ファイルとして)取得されても
よい。図16は個別に取得された物体色成分データ43
1と3次元モデルデータ433とから3次元画像を再生
する画像再生装置400の機能構成を示す図である。
【0099】画像再生装置400の物理的構成は通常の
コンピュータと同様となっており、図4に示す構造とな
っている。すなわち、画像再生装置400に予め記録媒
体を介してプログラムがインストールされ、プログラム
をCPUが実行することによりコンピュータが画像再生
装置400として動作する。
【0100】図16において、照明選択部401および
マッピング部403はCPU、キーボード、マウス等に
より実現される機能を示し、画像再生部402はCPU
による演算処理により実現される機能を示す。
【0101】図17は3次元画像を再生する際の画像再
生装置400の動作の流れを示す図であり、図18は3
次元画像の再生の様子を例示する図である。
【0102】第2の実施の形態と同様に、画像再生装置
400のRAM430内には、予め複数種類の照明光の
分光分布に実質的に相当する照明成分データ432が準
備されており、照明選択部401が操作者による照明光
の選択を受け付ける(ステップS61)。
【0103】照明光が選択されると、画像再生部402
における数3および数4に示した演算により、物体色成
分データ431(図18中の符号811参照)と選択さ
れた照明成分データとが合成され、2次元の再生画像
(符号812参照)のデータが生成される(ステップS
62)。すなわち、物体色成分画像を利用した画像の再
生が行われる。
【0104】次に、マッピング部403に2次元再生画
像のデータおよび3次元モデルデータ433が入力され
る。ここで、操作者はディスプレイ421に表示された
2次元再生画像と3次元モデル(符号813参照)とを
参照しつつマウスを用いて2次元再生画像を3次元モデ
ルの表面に対応付ける(ステップS63)。これによ
り、3次元モデルの表面に再生画像を張り付けた3次元
画像が生成され、ディスプレイ421に照明光の影響を
反映した3次元画像が表示される(ステップS64)。
このとき、既知のシェーディング手法を用いて点光源に
よる照明や平行光による照明の影響が3次元画像に反映
されてもよい。
【0105】以上のように、画像再生装置400では物
体色成分画像に照明光が画像に与える影響を付与して2
次元画像を再生し、2次元画像を3次元モデルの表面に
張り付けて3次元画像を生成する。これにより、様々な
照明環境による影響を反映した違和感のない3次元画像
を適切に生成することができる。すなわち、物体色成分
画像をコンピュータグラフィックス用の素材画像として
イメージベースレンダリング(実写画像の3次元モデル
への張り付け)の技術に応用することにより、高品質の
3次元画像が生成される。
【0106】物体色成分画像を用いたイメージベースレ
ンダリングは、第2の実施の形態と同様に、仮想現実感
の分野において利用することができ、実写画像に基づく
リアリティのある様々な映像を実現することができる。
【0107】<5. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0108】上記実施の形態では物体色成分画像を取得
する手法として、フラッシュがONおよびOFFにて取
得される2つの画像を利用する手法を説明したが、物体
色成分画像を取得する手法として様々な手法が利用可能
である。
【0109】例えば、デジタルカメラにマルチバンドセ
ンサを設け、照明光のおよその分光分布、すなわち、照
明成分データを取得し、画像データおよび照明成分デー
タから物体色成分データが求められてもよい。小型で高
分解能のマルチバンドセンサとしては、川越宣和、他2
名による「分光測色計CM−100」、Minolta Techno
Report No.5 1988(97〜105頁)に記載されてい
るように、CCD上に階段状に厚みが異なる金属膜干渉
フィルタを設けたものも知られている。このマルチバン
ドセンサでは、CCDのエリアごとに金属膜干渉フィル
タの厚みが変えられており、CCDのエリアごとに所定
の波長帯の光の強度を得ることが実現されている。
【0110】また、モノクロCCDの前に複数のカラー
フィルタを順次位置させて複数の画像を取得し、これら
の画像から物体色成分データが求められてもよい。例え
ば、富永昌治、「色恒常性を実現するカメラ系とアルゴ
リズム」、信学技報 PRU95-11(1995-05)(77〜84
頁)に記載された手法が採用可能である。
【0111】上記手法の変形として、カラーCCDの前
において、少なくとも1つのフィルタの有無を切り替え
ることにより複数の画像を取得し、物体色成分データが
求められてもよい。
【0112】照明成分データは照明環境が画像に与えて
いる影響を示すデータであればどのようなものであって
もよく、照明環境の影響をある程度示すものであれば足
りる。物体色成分データも画像から照明環境の影響を取
り除いた成分を示すデータであればどのようなものであ
ってもよく、照明環境が与える影響を厳密に取り除いた
成分を示すデータである必要はない。
【0113】上記実施の形態では、物体色成分データや
照明成分データが複数の加重係数(および基底関数)と
して取得されると説明したが、これらのデータは他の形
式であってもよい。例えば、物体色成分データが分光反
射率の特性曲線として保存されてもよく、照明成分デー
タが分光分布の特性曲線として保存されてもよい。
【0114】さらに、第1の実施の形態と第2、第3の
実施の形態とが組み合わされてもよい。この場合、背景
画像と3次元画像との合成をより自然に行うことができ
る。
【0115】
【発明の効果】請求項1,2および8の発明では、2次
元画像と3次元画像との違和感のない合成画像を容易に
得ることができる。
【0116】請求項3ないし7、並びに、請求項9およ
び10の発明では、様々な照明環境による影響を反映し
た3次元画像を適切に再生することが可能となる。ま
た、請求項5の発明では、物体色成分画像のデータと3
次元モデルのデータとを一体的に取り扱うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】物体色成分データを生成する構成および他の関
連する構成を示す図である。
【図2】物体色成分データを算出する処理の流れを示す
図である。
【図3】物体色成分データから画像を再生する処理の流
れを示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】画像処理装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図6】画像処理装置の動作の流れを示す図である。
【図7】画像処理装置による処理の様子を示す図であ
る。
【図8】第2の実施の形態に係る画像取得装置の正面図
である。
【図9】画像取得装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図10】画像取得装置の機能構成を示すブロック図で
ある。
【図11】3次元モデル取得部およびファイル作成部の
動作の流れを示す図である。
【図12】3次元被写体ファイルの構造を示す図であ
る。
【図13】第2の実施の形態に係る画像再生装置の機能
構成を示すブロック図である。
【図14】画像再生装置の動作の流れを示す図である。
【図15】照明光を選択する際のディスプレイの表示内
容を例示する図である。
【図16】第3の実施の形態に係る画像再生装置の機能
構成を示すブロック図である。
【図17】画像再生装置の動作の流れを示す図である。
【図18】3次元画像の再生の様子を示す図である。
【符号の説明】
12 物体色成分データ生成部 91 記録媒体 100 画像処理装置 101 3次元画像生成部 102 照明決定部 103 照明成分データ生成部 104 背景画像生成部 105 合成部 111,211 CPU 114a,212a プログラム 122a キーボード 122b マウス 131 3次元画像データ 132,231,431 物体色成分データ 133 背景画像データ 200 画像取得装置 201 3次元モデル取得部 202 ファイル作成部 202a,403 マッピング部 212 ROM 232,433 3次元モデルデータ 240 撮像部 250 走査部 300,400 画像再生装置 301,401 照明選択部 302,402 画像再生部 331,432 照明成分データ S32〜S37,S41,S42,S51〜S53,S
61〜S63 ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置であって、 3次元画像に作用させる照明環境の決定を受け付ける手
    段と、 3次元画像を生成するとともに決定された照明環境を前
    記3次元画像に作用させる手段と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像に前記決定され
    た照明環境から導かれるデータを合成して2次元画像を
    生成する手段と、 前記3次元画像と前記2次元画像とを合成する手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置であっ
    て、 前記2次元画像を生成する手段が、前記決定された照明
    環境における照明光の相対分光分布を一定に保ったまま
    前記照明光の強度を変更した後、前記物体色成分画像と
    前記決定された照明成分データとを合成することを特徴
    とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像処理装置であって、 3次元モデルを取得する手段と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像を前記3次元モ
    デルの表面に対応付ける手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像処理装置であっ
    て、 撮影により取得された画像から前記物体色成分画像を生
    成する手段、をさらに備えることを特徴とする画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の画像処理装置
    であって、 前記物体色成分画像のデータと前記3次モデルのデータ
    とを1つのファイルとして保存する手段、をさらに備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4に記載の画像処理装置
    であって、 照明が画像に与える影響を示す照明成分データの決定を
    受け付ける手段と、 前記3次元モデルの表面に対応付けられた前記物体色成
    分画像に、決定された照明成分データを合成する手段
    と、をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像処理装置であって、 照明が画像に与える影響を示す照明成分データの決定を
    受け付ける手段と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像に決定された照
    明成分データを合成して2次元画像を生成する手段と、 前記物体色成分画像または前記2次元画像を3次元モデ
    ルの表面に対応付ける手段と、を備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータに画像処理を実行させるプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラム
    のコンピュータによる実行は、前記コンピュータに、 3次元画像に作用させる照明環境の決定を受け付ける工
    程と、 決定された照明環境を3次元画像に作用させる工程と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像に前記決定され
    た照明環境から導かれるデータを合成して2次元画像を
    生成する工程と、 前記3次元画像と前記2次元画像とを合成する工程と、
    を実行させることを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータに画像処理を実行させるプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラム
    のコンピュータによる実行は、前記コンピュータに、 3次元モデルを取得する工程と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像を前記3次元モ
    デルの表面に対応付ける工程と、を実行させることを特
    徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータに画像処理を実行させる
    プログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラ
    ムのコンピュータによる実行は、前記コンピュータに、 照明が画像に与える影響を示す照明成分データの決定を
    受け付ける工程と、 撮影により取得された画像から照明環境の影響を取り除
    くことにより生成された物体色成分画像に決定された照
    明成分データを合成して2次元画像を生成する工程と、 前記2次元画像を生成する工程の前または後に、前記物
    体色成分画像または前記2次元画像を3次元モデルの表
    面に対応付ける工程と、を実行させることを特徴とする
    記録媒体。
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