JP2002150011A - 電子特別販売システム - Google Patents

電子特別販売システム

Info

Publication number
JP2002150011A
JP2002150011A JP2000338561A JP2000338561A JP2002150011A JP 2002150011 A JP2002150011 A JP 2002150011A JP 2000338561 A JP2000338561 A JP 2000338561A JP 2000338561 A JP2000338561 A JP 2000338561A JP 2002150011 A JP2002150011 A JP 2002150011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
customer
server
computer
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000338561A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Meiwa
淳治 明和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Systems Corp
Original Assignee
Kobelco Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Systems Corp filed Critical Kobelco Systems Corp
Priority to JP2000338561A priority Critical patent/JP2002150011A/ja
Publication of JP2002150011A publication Critical patent/JP2002150011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バーゲンセール等の特別販売を電子取引によ
り行うシステムを提供する。 【解決手段】 顧客の端末コンピュータ5とサーバー側
コンピュータシステム2と販売部門側サブコンピュータ
システム3とこれらのコンピュータを同期させる画像同
期システム4からなり、特別販売期間のみ前記サーバー
側のコンピュータ2a〜2dと該顧客の端末コンピュー
タ5とを通信回線を介し接続し、顧客端末に案内人の映
像を表示させ、映像と音声による情報伝達を通して顧客
の要求を受信し、顧客の要求に合致する販売部門側サブ
コンピュータシステム3に転送すると共に該販売部門側
の販売員に顧客の要求を伝え、顧客の端末コンピュータ
5には、販売員の映像を表示させ、顧客は販売員との会
話等を通して商品情報を受信し、これにより商品の購入
可否を判断できる様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、デパートや商店街
等で定期的に行われているバーゲンセールや会員のみを
対象とした限定販売等の一定期間のみ行われる特別販売
を、インターネット等の通信回線を通して行う事ができ
る様にした電子取引システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、年末年始や季節の変わり目等
に、デパートや商店街では、バーゲンセール,クリアラ
ンスセール等と銘打って、通常の価格より割引きした価
格で一定期間に限り特別販売する事が頻繁に行われてい
る。又、通常の店舗とは異なる特定の会場を設定し、会
員のみを対象とした割引きセール等の特別販売も、全国
各地で日常的に行われている。
【0003】又、近年のインターネットの急速な普及や
電子情報技術の著しい発展に伴い、通信回線を利用した
電子取引システムの広がりには目覚ましいものがある。
係る電子取引システムにおいては、『楽天市場』に代表
される様に、サーバーと呼ばれる電子取引システムの提
供者が『仮想市場』を提供し、該『仮想市場』に前記サ
ーバーと出店契約をしている契約者が『仮想店舗』を開
設し、顧客は自己のコンピュータをインターネットを通
して前記『仮想市場』に接続して自己の希望する商品を
扱う店舗を探し、該仮想店舗に展示されている商品の品
定めを行って自己の希望に合致すれば所定の手続きを経
て商品の購入を行う方式がある。
【0004】他の電子取引システムとしては、各販売者
が個別に自己のホームページを開設し、そのホームペー
ジから自己の商品リストに接続可能となし、顧客は、イ
ンターネットを通してそのホームページに接続した後、
前記商品リストに接続して自己の希望する商品の有無を
確認し、希望の商品が見つかれば所定の購入手続きを行
う方式のものがある。更に、インターネットを利用して
オークションを行う方法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先ず、従来のデパート
や商店街のバーゲンセールに代表される従来の特別販売
方式では、特に人気ブランド商品等の特別販売が行われ
ると、顧客は開店から列をなして待ったり、特設売り場
では非常に混雑して顧客が目的とする商品を購入できな
いばかりか混雑の中で負傷する様な事態さえ生じる事が
あった。又、デパートや商店街の開店時間は限られてお
り、独身サラリーマンにとっては、休日以外には所定の
店舗等の特売会場に行く事が困難であり、更に、係る特
売は、店舗側が設定した特売会場に顧客が来る事を前提
にしているので、近在の顧客のみを対象としており、遠
方の顧客には、その情報すら伝達されていなかった。
【0006】又、特別販売対象となる商品群の多寡は、
その特売会場のスペースに比例するため、スペースの大
小が売上高を左右する問題もあった。
【0007】そこで、これらを解決する方式としてイン
ターネットを用いる電子取引システムが普及しつつある
が、インターネットの普及と電子取引システムの拡大に
連れて、インターネット上を流れる情報量が膨大とな
り、顧客がインターネット操作に不慣れな初心者の場合
や、前記仮想店舗に初めて接続した様な場合には、目的
とする情報を得るために何度も検索操作を行い、その都
度各種ボタン操作を行う事が要求されており、所定の情
報に辿り着く迄に相当の時間を要し、途中で諦めてしま
うケースすら多々見受けられている。
【0008】又、インターネット操作に手慣れた者であ
っても、自己の欲する商品情報に辿り着くのは容易な事
ではなく、更に、自己の希望する商品を発見しても、こ
れを購入するためには、最後の商品まで見続けなければ
購入手続き画面に進めない場合も多く、購入者にとって
はストレスの溜まる操作が要求されていた。
【0009】又、画面に表示された商品情報も、一般に
は写真情報のみであり、その写真情報のみから自己が要
求する仕様を満足しているか否かを判断せねばならず、
同時に価格についても、その価格で購入するか否かの判
断が迫られており、一口で言うと、与えられた情報の中
で、買うのか買わないのかの判断が顧客に一方的に求め
ているのが現在の電子取引システムと言っても過言では
ない。換言すると、従来の電子取引システムの多くは、
売る側の論理で構築されたシステムであり、買う側の論
理の多くは無視されているとも言っても過言ではなく、
販売手法は機械的で柔軟性がなく、人間的な温かみは全
く感じられないのが実情である。
【0010】更に、代金決裁システムにおいても、面識
のない相手に自己のクレジットカードの番号を知らせる
不安は払拭し難く、この一点だけで商品購入契約の締結
に踏み込めないケースが多々ある事も、各種調査からも
明らかになっている。
【0011】そこで、本発明は、係る従来の問題を解消
するもので、勤務時間等の関係で特売会場に行けなかっ
たり、遠方の特売会場にまで出掛けるのが煩わしかった
りする顧客にとっても、電子取引システムによって特別
販売を行う事によって係る特別販売に参加できる様にな
すと共に、前記電子取引システムの問題点を解消し、顧
客がインターネットの初心者であっても容易に自己の希
望する商品に辿り着く事が可能であり、人間的な温かみ
もあり、且つ、代金決裁も安心して行える電子取引シス
テムの提供を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、係る観点の元
になされたものであって、その特徴とするところは、3
つある。先ず第一の特徴は、特別販売を予め設定された
一定期間のみインターネット等の通信回線を通して電子
取引システムにより行える様になす点にあり、第二の特
徴は、この電子特別販売システムに、システム内を案内
して商品の紹介を行うサーバー側の要員を介在させ、係
る要員からの画像情報及び音声情報と共に、商品に関す
る画像情報を顧客のコンピュータ画面に送信しながら、
恰もテレビ電話でリアルタイムの会話を行いつつ商談を
行う事ができる様にしたものであり、電子取引システム
の簡便さと、対面販売の持つ顧客に対する安心感とを併
せ持たせると共に、必要且つ充分な情報の提供を可能に
した新規な電子取引システムである。又、第三の特徴
は、前記案内人や販売員の操作するコンピュータと顧客
が操作する端末コンピュータとを同期させて同一画面が
表示される様にした画像同期システムを採用した点にあ
る。これにより、前記案内人や販売員が、顧客と会話し
つつ自己のコンピュータ画面を操作する事によって、顧
客のコンピュータ画面を操作し、顧客の要求する情報を
提供できる様になす事は不可欠の要件である。
【0013】前記第二の特徴点におけるサーバー側要員
としては、総合的な案内を行う案内人と、各販売部門に
おける販売員とがあり、これらの要員の役割形態の差異
により、2つの方式に区分される。先ず、第一の方式
は、恰もデパートにおける入口の総合案内所における案
内人と各フロアーの各販売部門の店員との関係及び役割
を、夫々上記案内人と販売員に分担させる所謂分担案内
方式であり、第二の方式は、買い物ツアーやオークショ
ンの如く、1人の案内人が集まった顧客に次々と所定ル
ールに従って商品の紹介をする単独案内方式である。
【0014】第一の分担案内方式の場合の具体的な構成
としては、通信回線を利用して各種商品の値下げ販売,
割引き販売等の特別販売を行う電子特別販売システムに
おいて、前記通信回線を介して、顧客の端末コンピュー
タから予め定められた特別販売期間のみ接続可能に設定
された該電子取引システム用のサーバー側コンピュータ
システムと、該サーバー側コンピュータシステムにおけ
るサーバー側端末コンピュータに付設された第一撮像装
置及び第一音声送信装置と、前記サーバー側コンピュー
タシステムに設けられ且つ各販売部門に関する販売部門
情報を書換え及び呼び出し自在に記憶させてなる販売部
門情報ファイルと、前記サーバー側コンピュータシステ
ムに接続可能に設けられた販売部門サブコンピュータシ
ステムと、該販売部門サブコンピュータシステムの各部
門端末コンピュータに付設された第二撮像装置及び第二
音声送信装置と、前記販売部門サブコンピュータシステ
ムに設けられ且つ書換え呼び出し可能に記憶させてなる
当該販売部門の個別商品情報ファイルと、前記サーバー
側コンピュータシステムと、前記販売部門サブコンピュ
ータシステム及び前記顧客の端末コンピュータとの任意
の間で、前記通信回線を介して画像を同期させて各コン
ピュータ画面に同一画像の表示を可能にした画像同期シ
ステムと、前記サーバー側コンピュータシステム及び前
記販売部門サブコンピュータシステムとの間で、前記通
信回線を介して、前記第一撮像装置と第一音声送信装置
からの画像情報と音声情報、及び前記第二撮像装置と第
二音声送信装置からの画像情報と音声情報とを相互に送
受信可能となし、前記顧客の端末コンピュータと前記サ
ーバー側コンピュータシステムのサーバー側端末コンピ
ュータとが前記通信回線を介して接続されると、前記画
像同期システムを介して両コンピュータを同期させる事
により、両コンピュータ画面に同一サーバー側画面を表
示可能となし、該サーバー側画面には、前記第一撮像装
置によって撮像されている前記サーバー側の案内人の映
像が表示される様になし、該案内人は、音声情報と前記
サーバー側端末コンピュータの操作による前記販売部門
情報ファイルからの前記顧客の要求する商品に関する販
売部門情報の呼び出しによるコンピュータ画面への表示
を含む画像情報の前記顧客の端末コンピュータへの送信
と、前記顧客から文字情報、音声情報及び映像情報の少
なくとも1種による情報の受信を通して当該顧客と相互
情報交換を可能となし、前記案内人のコンピュータ操作
によって、前記顧客の端末コンピュータを、該顧客との
相互情報交換に基づき、該顧客の希望する商品を取り扱
う前記販売部門の内の1つの販売部門サブコンピュータ
システムに接続可能になすと共に、前記画像同期システ
ムを介して、前記顧客の端末コンピュータの画面と前記
サーバー側端末コンピュータの画面の両方に、当該接続
された販売部門サブコンピュータシステムの初期画面を
表示させる様になし、該初期画面には、前記第二撮像装
置によって撮像されている当該販売部門の販売員の映像
が表示される様になし、前記案内人から該販売員に前記
相互に送受信可能な音声情報及び映像情報を通して顧客
の引継ぎを可能となし、前記販売員は、音声情報と前記
部門端末コンピュータの操作による前記個別商品情報フ
ァイルからの前記顧客の要求する商品情報の呼び出しに
よるコンピュータ画面への表示を含む画像情報の前記顧
客の端末コンピュータへの送信と、前記顧客から文字情
報、音声情報及び映像情報の少なくとも1種による情報
の受信を通して当該顧客と相互情報交換を可能となし、
これにより前記顧客と前記販売部門との間で商品の取り
引きが行える様にしたものである。
【0015】第一の分担案内方式は上記構成を基本とな
すが、以下の如き種々のバリエーションが存在する。即
ち、前記サーバー側コンピュータシステムは、顧客の電
子メールアドレスを含む顧客情報ファイルを、書換え及
び呼び出し可能に備えており、該顧客情報ファイルから
選択された顧客の端末コンピュータに対し、所定の電子
取引可能期間及び販売商品情報の代表例を、前記通信回
線を通して送信可能に構成したもの。前記顧客の端末コ
ンピュータが接続された前記サーバー側コンピュータシ
ステムの初期画面には、前記画像同期システムを起動さ
せるスイッチ機構が表示されており、前記案内人のスイ
ッチ操作によって該画像同期システムを作動させて両者
のコンピュータ画面に、同一のサーバー側コンピュータ
システムの初期画面が表示される様にしてなるもの前記
案内人と前記顧客との相互通信内容を記録する第一通信
内容記録手段を前記サーバー側コンピュータシステムに
付設してなるもの。前記案内人が前記顧客を前記所定の
販売部門の販売員に引き継いだ後も、前記画像同期シス
テムによって前記サーバー側端末コンピュータには、前
記顧客の端末コンピュータ及び前記販売部門の端末コン
ピュータと同一画面が表示される様にしてなるもの。前
記顧客の端末コンピュータと前記販売部門の端末コンピ
ュータとを前記通信回線を介して接続した後の前記顧客
と販売部門との通信内容を記録する第二通信内容記録手
段を、前記サーバー側コンピュータシステム或いは当該
販売部門サブコンピュータシステムの少なくともいずれ
か一方に設けてなるもの。前記販売部門サブコンピュー
タシステムには、所定の代金決裁システムを呼び出し可
能に記憶した代金決裁ファイルを有しており、前記顧客
の端末コンピュータと前記販売部門の端末コンピュータ
との間で前記通信回線を通して所定の代金決裁処理がな
されると、該処理情報が自動的に前記サーバー側コンピ
ュータシステムに転送される様になすと共に、該転送さ
れた情報は該サーバー側コンピュータシステムにおいて
自動的に記録される様にしてなるもの。前記販売部門サ
ブコンピュータシステム又は前記サーバー側コンピュー
タシステムの少なくともいずれか一方には、前記顧客と
前記販売部門との間で行われた代金決裁情報に基づき、
前記サーバー側への支払い手数料を計算する手数料計算
プログラムが内蔵されているもの。前記サーバー側コン
ピュータシステムには、前記顧客の端末コンピュータと
前記販売部門サブコンピュータシステムとの接続履歴を
記録する来歴ファイルが設けられ、当該顧客は、過去に
接続した前記販売部門サブコンピュータシステムに前記
サーバー側コンピュータシステムの初期画面から前記来
歴ファイルに記録されている自己の来歴リストを呼び出
し、該来歴リストから当該販売部門サブコンピュータシ
ステムに直接接続可能にしてなるもの。前記サーバー側
コンピュータシステムには複数のサーバー側端末コンピ
ュータが配置され、各サーバー側端末コンピュータ毎に
前記第一撮像装置及び第一音声送信装置が付設されると
共に、前記サーバー側コンピュータには夫々前記案内人
が配置されており、前記顧客の端末コンピュータが前記
サーバー側コンピュータシステムに接続されると、前記
複数のサーバー側端末コンピュータの内の1つのみに所
定のルールに従って接続される様にしてなるもの。前記
販売部門サブコンピュータシステムには複数の部門端末
コンピュータが配置され、各部門端末コンピュータ毎に
前記第二撮像装置及び第二音声送信装置が付設されると
共に、前記各部門端末コンピュータには夫々前記販売員
が配置されており、前記案内人のコンピュータ操作によ
って前記顧客の端末コンピュータが前記販売部門サブコ
ンピュータシステムに接続される際には、前記複数の部
門端末コンピュータの内の1つのみに所定のルールに従
って接続される様にしてなるもの前記サーバー側コンピ
ュータシステムと前記販売部門サブコンピュータシステ
ムとを接続する通信回線が、所定の専用回線で構成され
ているもの前記顧客の端末コンピュータが接続された前
記サーバー側コンピュータシステムの初期画面には、該
顧客が前記端末コンピュータを通して送信する通信手段
が選択可能に表示されているもの前記顧客の端末コンピ
ュータから所定の特別販売期間外に前記サーバー側コン
ピュータシステムに接続された場合には、該サーバー側
コンピュータシステムの初期画面には、当該期間外であ
る事を表示する期間外表示手段が設けられているもの等
々があるが、基本的には、本願特許請求の範囲に記載の
発明思想の範囲内で任意のバリエーションを採用できる
事は言うまでもない。
【0016】次に、第二の単独案内方式の具体的な構成
は、通信回線を利用して各種商品の割引き販売或いは特
定対象者向けの限定販売等の特別販売を、予め設定され
た開始時間から所定時間のみ行う電子特別販売システム
において、前記通信回線を介して、前記顧客の端末コン
ピュータから予め定められた特別販売期間のみ接続可能
に設定された特別販売用のサーバー側コンピュータシス
テムと、該サーバー側コンピュータシステムにおけるサ
ーバー側端末コンピュータ、及びこれに付設された第一
撮像装置及び第一音声送信装置と、前記サーバー側コン
ピュータシステムに設けられ、特別販売商品に関する情
報を書換え及び呼び出し自在に記憶した商品情報ファイ
ルと、前記サーバー側コンピュータシステムと顧客の端
末コンピュータとの間で、前記通信回線を介して画像を
同期させて両コンピュータ画面に同一画像の表示を可能
にした画像同期システムと、備えており、前記顧客の端
末コンピュータとサーバー側コンピュータシステムのサ
ーバー側端末コンピュータとが前記通信回線を介して接
続されると、前記画像同期システムを介して両コンピュ
ータを同期させる事により、両コンピュータ画面に同一
サーバー側画面を表示可能となし、該サーバー側画面に
は、前記第一撮像装置によって撮像されているサーバー
側端末コンピュータを操作すると共に特別販売の案内を
する案内人の映像が表示される様になし、該案内人は、
前記第一音声送信装置を通した音声情報と、前記サーバ
ー側端末コンピュータの操作による前記特別販売商品情
報ファイルから順次呼び出された当該特別販売商品に関
する商品情報のコンピュータ画面への表示を含む画像情
報の前記顧客の端末コンピュータへの送信により、当該
商品の購入受け付けを各商品毎に順次行う様になし、前
記顧客は、自己の端末コンピュータから前記通信回線を
通して前記特別商品の購入手続が行える様にしてなる電
子特別販売システムである。
【0017】この第二の単独案内方式も、上記構成を基
本となし、次の如きバリエーションが存在する。即ち、
前記販売数量比較手段が販売残量を表示する販売残量表
示手段を有しているもの、或いは、前記販売時間記憶手
段が、販売時間残量を表示する販売残り時間表示手段を
有しているもの。前記特別販売商品が、オークション商
品であり、前記顧客から前記通信回線を介して送信され
てきた購入希望金額を各顧客毎に記憶する購入希望金額
記憶手段と、該顧客から送信されてきた前記購入希望金
額を比較して、その最高値を表示する最高金額表示手段
と、前記オークション商品の各商品毎の販売開始からの
経過時間を計測してこれを記憶する販売時間記憶手段と
該販売時間記憶ファイルに記憶した各商品の販売経過時
間を予め定められた販売時間と比較して所定の販売時間
が経過するとその旨を表示する販売時間比較手段と、を
備えてなるもの。前記サーバー側コンピュータシステム
は、顧客の電子メールアドレスを含む顧客情報ファイル
を、書換え及び呼び出し可能に備えており、該顧客情報
ファイルから選択された顧客の端末コンピュータに対
し、所定の電子特別販売期間及び特別商品情報の代表例
等の特別販売情報を前記通信回線を通して送信可能に構
成されいるもの。前記顧客の端末コンピュータから所定
の特別販売期間外に前記サーバー側コンピュータシステ
ムに接続された場合には、該サーバー側コンピュータシ
ステムの初期画面には、当該期間外である旨を表示する
期間外表示手段が設けられているもの、等々がある。
【0018】
【発明の実施の態様】以下に本発明の電子特別販売シス
テムについて図面を用いて詳細に説明する。先ず図1
は、本発明の第一方式(分担案内方式)に係る電子特別
販売システムの基本構成を示す概念図であり、インター
ネットを利用したシステムの例を示している。同図にお
いて、主要構成要素としては、電子特別販売システムを
提供管理するサーバー側コンピュータシステム2と、該
コンピュータシステム2と顧客の端末コンピュータ5と
を接続する通信回線としてのインターネット1と、前記
サーバー側コンピュータシステム2とインターネット1
或いは専用回線7を通して接続可能であり且つバーゲン
セール等の特別販売を電子取引により行う複数の販売部
門サブコンピュータシステム3と、インターネット1を
介して前記サーバー側コンピュータシステムの端末コン
ピュータ2a〜2d及び前記販売部門サブコンピュータ
システムの部門端末コンピュータ3a〜3d又はこれら
と顧客の端末コンピュータ5の各画面に同一画面を表示
可能にする同期システム4とからなっている。
【0019】前記サーバー側コンピュータシステム2に
は、複数のサーバー側端末コンピュータ2a〜2dが配
置されており、各コンピュータ2a〜2dには、夫々C
CDカメラ等の第一撮像装置21とインターネット電話
等の第一音声送信装置22とが付設され、これらによっ
て該端末コンピュータの前に座っているオペレータ(図
示せず)の画像と肉声が、そのままインターネット1を
通して該サーバー側端末コンピュータに接続されている
他のコンピュータシステムに送信可能となっている。
【0020】又、前記サーバー側コンピュータシステム
2には、特別販売に参加する販売部門や該販売部門で特
別販売する商品情報等の当該販売部門に関する情報を、
書換え及び呼び出し自在に記憶した販売部門情報ファイ
ル23が設けられており、該ファイル23から、今回の
特別販売に参加した販売部門や目玉商品等が検索可能と
なっている。このファイル23は、サーバー側において
販売部門からの要求により適宜修正も可能であるが、各
販売部門自身がインターネット1或いは専用回線7を通
してサーバー側コンピュータシステム2に接続して自己
のファイルを呼び出し自己の記録部分を適宜書換えする
様になす事も可能である。但し、この場合には書換え資
格を有する者であるかどうかの認証プログラムが設けら
れている事は言うまでもない。
【0021】この他、顧客の住所や電子メールアドレ
ス,電話番号,取引実績,会員番号等の顧客に関する情
報を記憶させた顧客情報ファイル24、該顧客情報ファ
イルにリンクした顧客の接続履歴ファイル26が設けら
れている他、今回の電子特別販売システムの概要を記録
したファイルや顧客の苦情や要望等を聞くためのアンケ
ートファイル等々も、前記サーバー側コンピュータシス
テム2に書換え及び呼び出し可能に適宜設けられてい
る。特に、顧客が端末コンピュータ5から該サーバー側
コンピュータシステム2に前記インターネット1を介し
て接続した際に、最初に顧客の端末コンピュータ5に表
示されるサーバー側初期画面には、これらの各ファイル
の内、幾つかがボタン表示されており、顧客が、適宜ボ
タンをクリックする事により当該ファイルに記録されて
いる各種情報を呼び出して画面に表示させる様になって
いる点は、通常の通りである。
【0022】次に、前記販売部門側サブコンピュータシ
ステム3の構成も、基本的には前記サーバー側コンピュ
ータシステム2と同様であり、少なくとも1以上の販売
部門端末コンピュータ3a〜3dと、当該各コンピュー
タに付設された第二撮像装置31及び第二音声送信装置
32とを有し、更に、当該販売部門の特別販売商品のメ
ーカーや通常販売価格、割引き販売価格、販売可能数量
等の特別販売商品に関する詳細情報を呼び出し及び書換
え可能に記録した商品情報ファイル33が設けられてい
る。その他、インターネット1を通して顧客との売買契
約と代金決裁を行うための代金決裁ファイル34等が適
宜設けられている。
【0023】次に、画像同期システム4は、インターネ
ット1を介して接続された複数のコンピュータを、該イ
ンターネット1を介して同期させて当該複数のコンピュ
ータ画面に同一画像を表示させると共に、同期された複
数のコンピュータの内の1つのコンピュータによる操作
が全てのコンピュータに対して有効に作用する様にした
機能であり、具体的には、IBM社より「WEBコラボ
レーション方式」として「CWC(Corepoint
Web Collaboration)」の名前で販
売されているコンピュータ画像同期システムである。こ
のシステムを作動させる事によって、インターネット1
を介して接続されている複数のコンピュータの画像は全
て同一画像が表示され、且つ、その内の1つのコンピュ
ータによる操作が、全てのコンピュータに対して有効に
作用する様になっている。尚、この画像同期システム4
は、上記IBM社の「WEBコラボレーション方式」に
限定されるものではなく、同一機能を有するものであれ
ば他のシステムであってもよい事はいうまでもない。
【0024】上記構成による電子特別販売システムにつ
いて具体例によって説明する。例えば、或るデパートの
或る1店舗でバーゲンセールを行う場合を想定すると、
前記サーバー側コンピュータシステム2は、その店舗の
インターネット1に接続された主コンピュータシステム
であり、販売部門サブコンピュータシステム3は、各売
り場に相当するコンピュータシステムであって、前記主
コンピュータシステムと内部専用回線7によって接続さ
れているものである。又、或る商店街でバーゲンセール
を行う場合を想定すると、前記サーバー側コンピュータ
システム2は、その商店街が共同で開設したホームペー
ジを有するインターネット1に接続された主コンピュー
タシステムであり、販売部門サブコンピュータシステム
3は、該商店街の各店舗に設けられた個別コンピュータ
システムであって、前記主コンピュータシステムと、イ
ンターネット1又は商店街内の専用回線7によって接続
されているものである。
【0025】上記構成からなる本発明の電子特別販売シ
ステムについて、図2のフローシートに従って説明す
る。尚、理解を容易にする為に、或るデパートの或る1
店舗におけるバーゲンセールを例に説明するが、本発明
がこれに限定されない事は言うまでもない。同図におい
て、先ず、デパート側でバーゲンセールを企画し、その
日程及び対象商品を決定すると、その内容を、従来通り
新聞の折り込み広告や電車の吊り広告、或いは外商会員
等の当該デパートの会員向けダイレクトメール等で案内
する事もできるが、同時に、メールアドレス情報を入手
している特定会員には、電子メールによりその内容を通
知する(図中ブロック41)。顧客側の端末コンピュー
タ5では、そのメールを受信する(同ブロック42)。
この予告広告には、バーゲンセールの開始日時と期間及
び当該デパートのWebアドレスが明示されている。こ
の開始日時と期間は、従来のデパートの営業時間帯のみ
ならず「○月△日〜○月×日,各PM6時〜10時」等
のデパートの営業時間外を含む様に設定するのが好まし
く、又、開催期間も数日間に亘って行われるのが普通で
ある。
【0026】この準備段階が終了すると、所定の開始時
刻を待ち、開始時刻になると、デパート側の要員が前記
サーバー側コンピュータシステム2の電源をONにして
顧客からの接続を待つ様になす事も可能であるが、本例
では、該サーバー側コンピュータシステム2にタイマー
を設定しておき、販売開始時刻か否かを適当間隔でチェ
ックし(同ブロック43)、開始時刻になると、該コン
ピュータシステム2は顧客からの注文受付を開始する様
になっている(同ブロック44)。即ち、顧客の端末コ
ンピュータ5からインターネット1を通してデパート側
のコンピュータシステム2への接続を可能となす。因み
に所定開始時刻前に顧客からの接続があった場合には、
「バーゲンセールは、PM○時からです。しばらくお待
ちください。」等のメッセージが表示される様になす事
も好ましい方式である。
【0027】次に、顧客が通常の手法によってインター
ネット1を通して前記サーバー側コンピュータシステム
2に接続すると(同ブロック46)、該サーバー側コン
ピュータシステム2では、所定時刻内か否かを前記タイ
マーで判断し(同ブロック45)、所定の終了時刻を経
過していれば「本日のバーゲンセールは終了いたしまし
た。明日○時から△時までに接続下さい。」等の終了メ
ッセージを表示し(同ブロック47)、これを受けた顧
客は接続操作を終了する(同ブロック48)。所定販売
時間内であれば、顧客端末コンピュータ5からの接続を
検知して前記画像同期システム4に作動指令を発し(同
ブロック49)、前記顧客の端末コンピュータ5とサー
バー側コンピュータシステム2の複数のサーバー側端末
コンピュータ2a〜2dの内の1つが接続されて、両コ
ンピュータに同一サーバー初期画面が表示される(同ブ
ロック50,51)。
【0028】このサーバー初期画面は、図3にその一例
を示している様に、画面の一部に前記サーバー側の第一
映像装置21によって撮像されている案内人6の映像が
表示されると共に、該案内人6の肉声により、『いらっ
しゃいませ。○○デパートバーゲンセールです。−−
−』と言った調子で最初の挨拶がなされる。因みに、最
初から前記案内人6の映像が表示されるのではなく、図
3に示している様に顧客が案内人を必要とする場合にの
み「呼出」ボタン11をクリックして該案内人を呼び出
す様にする事も可能である(同ブロック52でYesの
場合)。又、この初期画面には、サーバー側コンピュー
タシステム2が保有している各種情報のリストが、夫々
ボタンとして表示されており、「映像」ボタン12,
「音声」ボタン13及び「文字」ボタン14は、該顧客
がサーバーに送信するときの通信手段の選択ボタンであ
る。「映像」ボタン12は、顧客の端末コンピュータ5
にCCDカメラ等の撮像手段を備えており、顧客側から
も自己の映像を送信する場合に選択する。「音声」ボタ
ンは、インターネット電話等の音声送信手段を備えてお
り、顧客側からも音声の送信を行う場合に選択する。
「文字」ボタン14は、通常の電子メールと同様に文字
でもって通信する場合に選択するものである。従って、
どの通信手段を選択するかは、顧客の端末コンピュータ
5に備えられた機能によって異なる事になる。顧客は、
これらの内の任意の通信手段(複数選択可)を選択する
と、「実行」ボタン15をクリックしてサーバー側に自
己の通信手段を伝達する。その他、「バーゲン実施部門
紹介」ボタン8は、図1の販売部門紹介ファイル23に
記憶されている情報を呼び出すボタンであり、今回のバ
ーゲン実施部門のリスト(例えば、スポーツ用品,婦人
装身具,日曜雑貨等)と、各部門の目玉商品等の情報が
開示された画面が表示される様になっている。尚、「ツ
アー」ボタン16は、前述した第二の方式(単独案内方
式)を選択するボタンであり、詳細は後述する。
【0029】尚、前記顧客の端末コンピュータ5から
は、前記複数のサーバー側端末コンピュータのいずれか
1つにのみ接続されるが、この接続ルールは、例えば図
1に示した4つのサーバー側端末コンピュータ2a〜2
dを用いる場合には、5人の案内人が30分毎のローテ
ーションで4つの端末コンピュータ2a〜2dの前に座
って待機しており、着信順に2a,2b,2c,2dの
順で接続が行なわれる。従って、最初の着信は2aの端
末コンピュータに接続され、その通信が終了した時点で
次の着信があると、次の順位にある2bの端末コンピュ
ータに接続される事になる。又、次の接続順位にある端
末コンピュータが依然として顧客と対応中の場合には、
その端末コンピュータを飛ばして次々位の端末コンピュ
ータに接続され、全ての端末コンピュータが顧客の端末
コンピュータと接続中の場合には、アニメーション或い
は予め録画されている案内人の画像が出力されて、『只
今、回線が混み合っております。しばらくお待ちくださ
い。』とのメッセージが自動的に表示される様になって
いる。この場合には、顧客としては、前記サーバー初期
画面の内の「バーゲン実施部門紹介」ボタン8をクリッ
クして、自ら商品探索を開始する事も可能である。
【0030】又、顧客が、案内人6によるガイド説明等
を必要としないと判断した場合には(同ブロック52で
Noの場合)には、顧客は前記「バーゲン実施部門紹
介」ボタン8をクリックして表示された前記販売部門リ
ストから販売部門側サブコンピュータシステム3に直接
接続する事も可能であり、この場合には、前記画像同期
システム4の作用によって前記顧客の端末コンピュータ
5に接続されているサーバー側端末コンピュータにも、
該顧客の端末コンピュータ5と同一の前記販売部門側サ
ブコンピュータシステム3の初期画面が表示され、前記
サーバー側端末コンピュータの案内人は、黙ってその画
面を眺めていてもよいが、前記画像同期システム4との
接続を絶ち(OFF操作)次の顧客からの接続に備えて
もよい。
【0031】顧客が案内人6による案内を希望する場合
には、顧客は、端末コンピュータ5に設置されているイ
ンターネット電話等の音声送信装置(図示せず)を通し
て案内人6との会話により自己の希望する商品を案内人
6に知らせ、該案内人6は、自己のサーバー側端末コン
ピュータの操作によって必要な画面を呼び出しながら顧
客の希望に応えていく(同ブロック53)。尚、案内人
6が自己のコンピュータ操作によって画面を切り換える
と、前記画像同期システム4の機能により、顧客の端末
コンピュータ5にも同一画像が表示されるので、共通の
画像を見ながらマウス操作による「矢印」によって、画
面中の必要な部分を指し示す事ができるので、単なる音
声による説明よりも、顧客には理解が容易となる利点が
ある。
【0032】前記案内人6は、この顧客との会話及び画
像を用いた説明の結果、顧客が具体的な商品情報を欲し
ているか否かを判断し、顧客が自分で商品探しを行う事
を望んでいる場合には(同ブロック55のNoの場
合)、顧客は独自で商品探しを行う(同ブロック5
4)。一方顧客が具体的な商品情報を望んでいる場合に
は(同ブロック55でYesの場合)、該案内人6は、
『それでは、御要望の商品の販売担当者と替わりますの
で暫くお待ち下さい。』と顧客に告げ、顧客の端末コン
ピュータ5と自己のサーバー側端末コンピュータとの接
続を保留し、所定の販売部門側サブコンピュータシステ
ム3に、専用回線7を通して自己の端末コンピュータを
接続する(電話の保留ボタン操作と転送操作と同じ。同
ブロック56)。該選択された販売部門側サブコンピュ
ータシステム3への接続がなされると、前述の場合と同
様に、この接続を検知して前記画像同期システム4が作
動すると共に(同ブロック57)、該販売部門サブコン
ピュータシステム3の複数の端末コンピュータ3a〜3
dの内の1つに、所定のルールに従って接続され、当該
案内人の端末コンピュータ画面及び販売部門端末コンピ
ュータ3a〜3dの内の前記選択された1つに、該販売
部門側サブコンピュータシステム3の初期画面が表示さ
れる(同ブロック58)。
【0033】尚、前記販売部門サブコンピュータシステ
ム3にも複数の端末コンピュータ3a〜3dが設置され
ている場合には、その接続順番は、前述のサーバー側端
末コンピュータの場合と同様となす事もできるが、他の
任意の方式、例えば優先順位を定めておき、常にその順
位に従って接続される方式等であっても構わない。この
接続順位は、販売部門の要員配置を考慮して任意に決定
すればよい。又、販売部門端末コンピュータ3a〜3d
の全ての端末コンピュータが接続中の場合には前記サー
バー側コンピュータシステム2において述べたと同様
に、アニメーション或いは予め録画されている販売員の
画像が出力されて、『只今、回線が混み合っておりま
す。しばらくお待ちください。』とのメッセージが自動
的に表示される様になっている。
【0034】又、販売部門側サブコンピュータシステム
3の初期画面にも、図4に例示されている様に、該販売
部門端末コンピュータに設置された第二撮像装置31に
よる担当販売員9の映像が表示される(同ブロック5
8)。この状態で、前記案内人6は、前述の顧客の要求
を当該担当販売員9に、前記サーバー側端末コンピュー
タに付設された第一音声送信装置32を通して、『お客
様です。お名前は△△様です。××商品をお望みです。
−−−−』と言った調子で、前記顧客の要求と名前を通
知し、顧客を該販売員9に引き継ぐための必要な情報を
伝達する(同ブロック59)。
【0035】該販売員9への必要情報の伝達が終わる
と、前記保留状態の顧客の端末コンピュータ5を前記販
売部門側コンピュータシステム3に接続させる(同ブロ
ック60)。この状態では顧客の端末コンピュータ5と
サーバー側端末コンピュータと販売部門端末コンピュー
タの3つが前記画像同期システム4の作用により同期さ
れているので、顧客の端末コンピュータ5にも、前記販
売員9の映像の入った当該販売部門側サブコンピュータ
システム3の初期画面が表示される。この様にして該顧
客の端末コンピュータ5と販売部門端末コンピュータと
が接続されると、前記販売員9は、自己の端末コンピュ
ータに付設の第二音声送信装置32を通して、顧客に対
し、『△△様。本日が御来店戴きまして有り難うござい
ます。○○販売部門の××です。−−−−−』と言った
調子で顧客との会話に入り、前記案内人6から伝達され
た情報に基づいて商品の具体的な説明を行う。この場合
にも図4に示している様に、前記初期画面に示されてい
る各種表示ボタンを前記販売員9がクリックしながら、
商品情報ファイル33から個別商品毎の映像や特徴や価
格等の商品紹介画面を適宜表示しつつ商品説明を行う。
勿論、この過程で顧客からの音声による質問に受け応え
する事は、通常の販売員と顧客との会話と同様である
(同ブロック61)。因みに、図4の画面では、例えば
電気製品等の或る製品を、A社製,B社製,C社製の3
社の製品を取り扱っており、そのメーカー毎に分類して
紹介できる様にした例を示している。従って、顧客がA
社製品を望めば「A社製5ボタンを選択して「実行」ボ
タン15を押して製品写真を含む製品仕様等を呼び出せ
る様にしている。
【0036】この販売員の顧客への対応は、前記サーバ
ー側端末コンピュータにも同期して表示されているの
で、前記案内人は、これを黙って見ていてもよいが、録
画機構を作動させて自動録画させる事も可能であり、
又、自己の端末コンピュータの前記画像同期システム4
の接続を絶って、次の顧客に備えて待機する事も可能で
ある。
【0037】上記販売員の顧客への商品説明により、顧
客はその時点で購入するか否かを判断し、購入を希望し
ない場合(同ブロック62でNoの場合)には、顧客は
そのインターネットの接続を終了する(同ブロック6
4)か、或いは、操作工程を遡って同ブロック53の工
程に戻って案内人6に再度の案内を依頼する事も可能で
ある。一方、顧客がその商品を購入する場合(同ブロッ
ク62でYesの場合)には、その旨を前記販売員9に
伝えると、該販売員9は販売部門側サブコンピュータシ
ステム3に備えられている購入手続ファイル(代金決裁
ファイル)34を画面に呼び出して顧客に記入事項を説
明しながら必要事項の記入を依頼する。顧客は、その説
明に従って、商品送付先(住所,氏名,電話番号)や代
金支払い方法(クレジットカードによる支払い,商品と
引換えの着払い,銀行振込等)を選択し、必要事項の記
入による購入手続きを行う(同ブロック63)。前記代
金支払い方法は、通常の方法を採用する事が可能であ
り、このバーゲンセールを開催しているデパートが適宜
選択できるが、デパートの場合には、外商カード会員や
ファミリーカード会員等の、そのデパートが設定した各
種カード会員制度があるので、顧客には、そのカード番
号と氏名のみを入力して貰えば、その顧客の所定の銀行
口座から自動的に引き落とされる様になっている。この
購入手続きが終了すると、顧客は、自己の端末コンピュ
ータ5と販売部門側サブコンピュータシステム3との接
続を絶ってインターネットの接続を終了する(同ブロッ
ク64)。一方、販売部門側サブコンピュータシステム
3では、受注した商品の受注手続や発送手続きを行って
(同ブロック65)、その受注作業が終了する(同ブロ
ック66)。
【0038】尚、この販売部門側サブコンピュータシス
テム3にて行われた受注手続は、直ちに前記専用回線7
を通してサーバー側コンピュータシステム2に送信さ
れ、該サーバー側コンピュータシステム2に設けられた
売上情報ファイル25に、自動的に記録される様になっ
ている。
【0039】又、前記商品販売を行った販売部門が、こ
のデパートの直営部門ではなく、店舗借りをしている
(デパートの中に出店している)店舗の場合には、デパ
ートと出店者との間で、商品の売上高に応じてデパート
に手数料を支払う旨の取決めがなされている場合には、
サーバー側コンピュータシステム2に設けられている手
数料計算プログラム27により、前記売上情報ファイル
25に送信された売上金額に基づいて手数料が計算さ
れ、その計算結果が該サーバー側コンピュータシステム
に適宜記憶される様になっている。尚、この手数料計算
は、その都度でもよいが、一日分を纏めて計算する様な
プログラムとなしてもよい。
【0040】以上の説明においては、説明の都合上、図
2のフローチャートに従って、デパートの1つの店舗に
おけるバーゲンセールを例にして説明したが、本発明は
上記のケースに限定されるものではなく、種々のバリエ
ーションが存在する事はいうまでもなく、以下にその変
形例の幾つかについて説明するが、本発明の範囲は、飽
くまでも特許請求の範囲の記載の技術思想の範囲内で他
の変形例も存在する事も言うまでもない。
【0041】先ず、前記顧客の端末コンピュータ5がサ
ーバー側コンピュータシステム2に接続された時点で、
前記画像同期システム4が自動的に作動される方式の
他、サーバー側初期画面に、該画像同期システム4を作
動させるための「画像同期システム作動」と表示したス
イッチ手段が表示され、これを前記案内人がクリックす
る事によって作動させる事も可能であり、同様に、案内
人が販売部門側サブコンピュータシステム3に接続した
場合にも、該販売部門側サブコンピュータシステムの初
期画面にも、「画像同期システム作動」と表示したスイ
ッチ手段が表示され、これを販売員又は案内人がクリッ
クする事によって作動させる様になす事も可能である。
要は、画像同期システム4の存在は、本発明では必須で
はあるが、その作動時期を、案内人や販売員に委ねる事
も可能である。
【0042】又、前記案内人と顧客との相互通信内容
を、備忘録として、又は、後日の顧客とのトラブル防止
のための証拠として保存したり、或いはサーバー側従業
員(案内人)の教育用資料としての実際の顧客とのやり
取りの例として記録したりする等の種々の目的で、前記
サーバー側端末コンピュータと顧客の端末コンピュータ
との相互通信内容を記録する第一通信内容記録手段を前
記サーバー側コンピュータシステム2に付設する事も可
能である。同様の意味において、前記販売員と顧客との
通信内容を記録するための前記顧客の端末コンピュータ
と前記販売部門端末コンピュータとの通信内容を記録す
る第二通信内容記録手段を、前記サーバー側コンピュー
タシステム或いは販売部門側サブコンピュータシステム
に設ける事も可能である。
【0043】又、サーバー側コンピュータシステム2に
接続してきた顧客が、初めての顧客か否かを前記顧客情
報ファイル24の記憶情報と比較して確認し、初めての
場合には、これを記憶保存して、次回の特別販売の際に
電子メールで案内する様になし、顧客情報の蓄積を図る
のは好ましい態様である。即ち、ハガキや封書等の郵便
物による特別販売の案内の場合には、1件に付き数十円
のコストが掛かるのみならず、郵送された郵便物は最終
的には廃棄されるものであるから、資源保護,環境保護
の観点からも廃棄物の発生は好ましくないが、電子メー
ルであれば廃棄物は発生せず、且つコストも1件に付き
数十分の1に削減できるので、電子メールによる案内の
増加は好ましいものとなる。
【0044】係る意味において、従来の外商カード会員
とは別に、電子メール会員制度を設立し、係る会員には
割引率を通常よりは大きくするか、ポイント制度と連動
させて通常よりは多くのポイントを付与する等の方策を
講じておくのは、好ましい方策である。
【0045】又、サーバー側コンピュータシステム2
に、顧客の端末コンピュータ5と販売部門側サブコンピ
ュータシステム3との接続履歴を記録する「来歴ファイ
ル」26をサーバー側コンピュータシステム2に設け、
且つ、これを顧客自身がサーバー側コンピュータシステ
ム2の初期画面から、自己の来歴リストを呼び出し、そ
のリストから特定の販売部門側サブブンピュータシステ
ム3にインターネット1を通して直接接続する様になす
事も可能である。即ち、顧客と販売員との最初の商談で
は購入要否の意思決定が行われず、顧客が暫く考えて、
或いは他の商店の商品と比較した後に改めて最初の販売
部門サブコンピュータシステム3への接続を希望する場
合の如く、以前に接続した経緯のある販売部門に対して
顧客が再接続を希望する場合には、該顧客が案内人によ
る販売部門紹介を経る事なく直接顧客の端末コンピュー
タ操作によって所定の販売部門サブコンピュータシステ
ム3に接続できる様になす事も可能である。この場合に
は顧客からサーバー側コンピュータシステム2に接続さ
れると、サーバー側コンピュータシステム2の初期画面
(図3)に、顧客が自己の来歴を知る事ができる様に
「来歴」と表示されたボタン10を設け、顧客が該ボタ
ン10をクリックすると、自己の訪問した各販売部門側
サブコンピュータシステム3の来歴リストが新しいもの
から順に時系列で表示され、その中から顧客が先に接続
した販売部門側サブコンピュータシステムを選択してク
リックすると、当該販売部門側サブコンピュータシステ
ムに直接接続できる様になっている。そして、図4に示
している様に、販売部門側サブコンピュータシステムの
初期画面に設けられている「呼出」ボタンをクリックす
る事によって販売員9を呼び出し、その販売員が先に販
売員と異なる場合には、担当販売員の氏名を告げて担当
の販売員に代わって貰う事も可能である。
【0046】又、前述のデパートのバーゲンセールを例
にした説明では、1つの店舗(例えば神戸店)における
バーゲンセールの例であるが、全国に複数の店舗を持つ
場合には、そのデパート全体で統一したバーゲンセール
を行う事も可能であり、この場合のサーバー側コンピュ
ータシステム2は、本店の営業本部等に設置されたホス
トコンピュータシステムであり、販売部門側サブコンピ
ュータシステム3は、各店舗のコンピュータシステムと
なす事になる。この場合に、各店舗の販売部門側サブコ
ンピュータシステムを2段構成とし、1段目を前述のバ
ーゲンセールで説明したサーバー側コンピュータシステ
ムとなし2段目を同販売部門側サブコンピュータシステ
ムとなす事も可能である。
【0047】更に、多数の独立した店舗が集まった商店
街において、当該商店街の各店舗間を専用回線で連結し
ておき、該商店街の各店舗を販売部門とする電子取引シ
ステムを構築しておけば、前述のデパートの場合と同様
に、顧客が、インターネットを通して当該商店街のサー
バー側コンピュータに接続すると、案内人が顧客の要望
を聞いて、該商店街の専用回線を通して最適の商店(販
売部門側サブコンピュータシステム)に接続し、接続さ
れた商店の販売員が当該顧客に対応する事になす事も可
能である。
【0048】又、顧客の端末コンピュータの付属機能に
より、映像,音声,文字の任意の組合せが可能であり、
図3によって説明した通り、サーバー側コンピュータシ
ステムの初期画面に、「文字」,「音声」,「映像」の
通信手段の選択ボタンを表示しており、顧客は、自己が
送信する手段を任意に1つ以上を選択して「実行」ボタ
ンをクリックする事により、顧客からの通信手段をサー
バー側に伝達できる様にしているが、加盟店側コンピュ
ータシステムの初期画面についても同様のボタンを設け
ておく事も可能である。即ち、サーバー側の前記案内人
を経て販売部門側の前記販売員に顧客が引き継がれる場
合には、サーバー側端末コンピュータと販売部門端末コ
ンピュータとは前記画像同期システムを介して同期され
ているので、前記販売部門側コンピュータシステムにお
ける通信手段の選択を行う必要はないが、顧客が前記案
内人の案内を経る事なく直接販売部門側サブコンピュー
タシステムに接続した場合には、販売部門側コンピュー
タシステムの初期画面から上記通信手段の選択を行う事
になる。
【0049】次に、本発明の第二の方式(単独案内方
式)について説明する。この方式は、1人の案内人が次
々と商品を紹介しつつ商品販売を行うもので、該案内人
は、恰も買い物ツアーのガイドと販売員の役割、或いは
オークションのせりを取り仕切る役割を果たす方式であ
る。以下に図面を用いて詳細に説明する。この方式に使
用するサーバー側コンピュータシステムの構成の1例を
図5に示している。同図において、サーバー側コンピュ
ータシステム2には、前述のサーバー側端末コンピュー
タ2aと、これに接続された第一撮像装置21及び第一
音声送信装置22並びに前記顧客情報ファイル24及び
顧客の来歴ファイル26の他、特別販売商品の映像を含
めて詳細内容が呼び出し及び書換え自在に記憶された商
品情報ファイル71と、当該特別販売商品の今回の限定
販売数量が呼び出し及び書換え自在に記憶された販売数
量記憶ファイル72と、当該商品が販売される都度その
累積販売数量を記憶して前記販売数量記憶ファイル72
から呼び出した限定販売数量と比較して所定数量に達す
るとその旨を表示する販売数量比較手段73と、該販売
数量比較手段73で演算された販売残量を表示する販売
残量表示手段78と、前記各商品の販売所定時間を呼び
出し及び書換え自在に記憶した販売時間記憶ファイル7
4と、当該商品の販売が開始されると販売開始からの経
過時間を計測して記憶し、これを前記販売時間記憶ファ
イル74から呼び出した所定販売時間と比較して所定時
間に達するとその旨を表示する販売時間比較手段75
と、該販売時間比較手段75で演算された販売残り時間
を表示する販売残り時間表示手段79と、各商品の販売
時間の概要を呼び出し及び書換え自在に記憶した販売ス
ケジュールファイル80と、オークション販売の場合に
使用する顧客の示した購入希望金額を記憶する購入希望
金額記憶ファイル76と、該購入希望金額記憶ファイル
76に記憶された金額の内の最高値を表示する最高金額
表示手段77とを備えている。このサーバー側コンピュ
ータシステム2は、インターネット1を通して顧客の端
末コンピュータ5から接続可能であり、又、前記画像同
期システム4を介して、両者のコンピュータ画像を同期
可能になっている点は前記第一方式の場合と同一であ
る。
【0050】顧客が、この第二方式を選択する場合は、
先ず、前述の第一方式において説明した要領でサーバー
側コンピュータシステム2に接続した顧客は、前記図3
に示したサーバー側初期画面における「ツアー」ボタン
16を選択して「実行」ボタン15をクリックする(図
2のブロック67)事により、第二の方式に接続する事
になる。すると図6に示す様な第二方式の初期画面が表
示される。この画面にも、サーバー側の案内人6の映像
が表示され、『いらっしゃいませ。販売開始時刻は○時
○分からでございます。暫くお待ち下さい。』との簡単
な挨拶が、該案内人6又は予め用意されているメッセー
ジが自動的に音声として流れる様になっている。即ち、
この第二方式は、顧客を一人ずつ案内するのではなく、
纏めて案内する方式であるから、販売開始の一定時間前
から顧客がサーバー側コンピュータシステム2に接続可
能としており、所定販売開始時刻までは、顧客の集まり
を待つ事になる。
【0051】この待ち時間内に、顧客は、画面上の「お
買い得商品」ボタン91や「商品リスト」ボタン92を
クリックして、本日の特別販売商品に関する情報を前記
商品情報ファイル71から呼び出して事前にその販売個
数や価格等を内覧し、購入する商品を決めておく事も可
能であり、又「スケジュール」ボタン90をクリックす
る事により、スポーツ用品は○時○分頃から、婦人装身
具は○時○分頃から、等と表示される概略の商品郡や目
玉商品の販売開始時間が表示されるので、これを見て、
顧客が商品の販売時間帯の目安を知り、その時間帯に再
度接続する様になす事も可能である。尚、この場合の前
記画像同期システム4は、前記案内人6のサーバー側端
末コンピュータ2aの操作によってのみ顧客の端末コン
ピュータ5と同期する様になっているので、顧客の端末
コンピュータ5の操作によっては、他の画面が操作され
る事はない。
【0052】所定販売時刻になると、前記案内人6は、
その旨を前記第一音声送信手段22から音声によって伝
達し、続いて画面上の前記「商品リスト」ボタン92を
クリックして、図7に示した如き画面をにより最初の商
品を表示して当該商品の販売を開始する。案内人6は、
当該商品の特徴的な事項を前記第一音声送信装置22を
通して顧客に音声によって伝達して商品のPRを行う。
尚、この画面には、当該商品の商品名93とその写真映
像104及びその販売価格94と共に前記販売数量比較
手段73で演算された販売残量95及び前記販売時間比
較手段75で演算された販売残り時間96が夫々表示さ
れ、顧客に対し、速やかな購入の決定を促す様になって
いる。
【0053】顧客が購入する場合には、所定の購入手続
画面を表示して顧客に所定事項を記入して貰う事によっ
て購入手続を行う様になす事も可能であるが、「購入」
ボタン97をクリックするだけで自動的に購入手続が完
了する様になす事も可能である。この場合は、サーバー
が定める所定の特別会員として、会員毎に事前に支払い
手段(例えばデパートの外商会員カード等の専用カード
番号或いはクレジットカード番号)とインターネットの
ユーザーID等の必要事項を登録して前記顧客情報ファ
イル24に記憶させておき、これらの事前登録情報に基
づいて前記「購入」ボタン97をクリックするだけで自
動的に購入手続が完了する様になす等の適宜のシステム
を設定しておけばよい。
【0054】次に、所定販売数量に達するか所定販売時
間に達すると、前記販売残量95が「0」表示、或いは
販売残り時間96が「0」表示となり、前記案内人6
は、当該商品の販売を終了する旨を音声によって伝え、
前記画面に表示されている「次の商品」ボタン98をク
リックして次の商品の販売に移行して前述と同様の販売
を行う。以後、同様にして全商品の販売を行って、係る
特別販売を終了する。
【0055】以上は、デパート等で、所定の商品を特別
価格で販売する場合の例であるが、本第二方式は、オー
クションにも適用できるので、次にその場合の例につい
て説明する。このオークションによる販売が開始される
までの手続は同一であるので重複説明は省略する。オー
クションが開始されると、図8に示した如くオークショ
ン商品の画像104と共に、商品の名称や概要及び最低
入札価格等の当該商品に関する説明欄105が設けられ
ており、案内人6は、重複するが音声にても前述の要領
で商品説明を行う。購入を希望する顧客は、自己の購入
希望価格を記入欄99に記入して「送信」ボタン100
をクリックしてサーバー側に送信する。送信された希望
購入価格は、前記サーバー側コンピュータシステム2の
購入希望金額記憶ファイル76に記憶されると共に、最
高金額表示手段77によってその内の最高金額が演算さ
れて、その時点での最高金額が、その表示欄101に表
示される。同時に、前述の場合と同様に、当該商品のオ
ークション残り時間が、その表示欄96に表示される。
オークション残り時間が「0」になるか、最高金額表示
欄101の金額が変動しなくなると、案内人6は、その
時点で当該商品のオークションを終了する旨を音声によ
って伝え、案内人6は画面上の「決定」ボタン102を
クリックして当該商品の購入者を決定し、その商品のオ
ークションを終了する。
【0056】購入者が決定されると、決定された購入者
の画面には、常法に従って購入手続画面が表示され、そ
の支払い手続を含めた購入手続を取るシステムも可能で
あるが、前述した如く、オークション参加者は、事前に
支払い方法を含めて登録しておく事により、前記「決
定」ボタン102を案内人6がクリックするだけで、全
ての手続が自動的に行われる様できる事は前述の場合と
同様である。
【0057】続いて前記案内人6は、前記画面に表示さ
れている「次の商品」ボタン98をクリックして次の商
品のオークションに移行して前述と同様のオークション
を行い、以後も同様にして全商品のオークションを行っ
て、係るオークション販売を終了する。
【0058】上記の第一方式及び第二方式による特別販
売は、同時並行して行う事も可能であるが、夫々、個別
に行う事も可能である。同時並行して行う場合には、顧
客は第一方式のシステムで買い物をした後、第二方式の
システムに移行したり、その逆に移行したりして、買い
物を楽しむ事も可能である。
【0059】以上の説明においては、インターネットを
介して相互のコンピュータシステムとを接続する場合に
ついて説明したが、ケーブルテレビのネットワークが普
及している地域においては、このネットワークを利用す
る事も可能である。又、一般にはケーブルテレビのネッ
トワークを通してインターネットへの接続も可能である
ので、この両者に利用も可能である。この意味から、本
発明で使用する通信回線は、インターネットのみに限定
されるものではなく、ケーブルテレビの回線や企業内或
いは地域の専用回線(内線等)或いはこれとインターネ
ットとの組合せも使用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の電子特別販
売システムの第一の方式によれば、顧客は、文字或いは
音声更には映像を通して自己の希望をサーバー側の案内
人或いは販売員に伝達し、該案内人や販売員からは音声
及び映像を通して情報が送信されてくるので、通常の会
話による意思疎通と同様の意思疎通が可能となり、これ
に基づいて案内人が顧客の希望する商品を扱う販売部門
に案内して呉れるので、従来の如く、顧客自らの端末コ
ンピュータの操作による試行錯誤を重ねた検索が不要と
なり、速やかに顧客の希望する販売部門に到達できる事
になる。従って、顧客にとっては、目的とする商品への
アクセスが極めて容易となり、店舗側にとっては、顧客
の来店数が増加して売上の増加が期待できる事になる。
【0061】又、顧客にとって、売手側の販売員の顔が
見える事は、その商取引に安心感を持つ事ができるの
で、従来の顔の見えない相手との商取引に不安感を持っ
ていた多くの潜在的顧客を電子取引の場に参加させる事
が可能となり、電子取引の普及を飛躍的に促進させる効
果が期待される。特に、日常的に外商カードで代金決済
を行っているデパートや専用カードで代金決済を行って
いる商店街がサーバーとなっている場合には、相手が信
用できる上に販売員の顔まで見えるので、顧客が係る電
子取引に大きな安心感を持つ事になり、一層の電子取引
の増大が見込まれる事になる。
【0062】又、店舗側の販売員と顧客とが、通信回線
を介しているとは言え、直に会話できるため、顧客にと
っては更なる値引き交渉も可能となり、従来の店舗側の
一方的な価格設定を受け入れるしかなかった顧客にして
みれば、買い物の楽しみが増す効果が期待できる。同時
に店舗側においては、接客態度も販売実績を左右する結
果となるので、販売員の接客態度も向上し、店舗側にと
っても店の品格が向上する効果も期待できる。
【0063】又、本発明の第二の方式では、特別会員制
度を設定し、対象とする会員に相応しい厳選した少数の
商品を特別販売価格で販売する等の特別販売システムを
電子取引システムとして構築する事が可能となり、しか
も、案内人が肉声によって各商品を順番に紹介して呉れ
るので、多忙なビジネスマン等にとっては、混雑する現
実の売り場に足を運ぶ事なく、自己の欲しいものを自宅
で購入する事が可能となる。又、オークションの場合に
は、特別のオークション会場に出向く事なく、誰でも骨
董や古書等のオークションに参加する事が可能となり、
又、オークション品を会場に搬入する必要もないので、
警備や輸送上の問題もなく、オークション経費も大幅に
低減できる効果が期待される。
【0064】更に、いずれの方式においても、係る特別
販売を通常の開店期間帯以外の夜間にも設定できるの
で、独身サラリーマン等の昼間の買い物には行き難い場
合や、郊外に住居があり、都心のデパート等の特別販売
会場には行き難い場合にも、自宅で容易に特別販売で買
い物が出来る事から、顧客層の増大を図る事も可能とな
る。
【0065】以上の通り、本発明の電子特別販売システ
ムによれば、単に電子取引に会話方式を持ち込んだだけ
ではなく、これにより、電子取引システムに対する一般
顧客の信頼性を高めると共に、顧客層の拡大も図れると
いう顕著な効果が期待できるものであって、その社会的
影響は計り知れないものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子特別販売システムの構成を示
す概念図である。
【図2】本発明に係る電子特別販売システムの一例を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の電子特別販売システムで用いるサーバ
ー側コンピュータシステムの初期画面の一例を示すコン
ピュータ画面図である。
【図4】本発明の電子特別販売システムで用いる販売部
門側コンピュータシステムの初期画面の一例を示すコン
ピュータ画面図である。
【図5】本発明の電子特別販売システムの構成の他の例
を示す概念図である。
【図6】図5のシステムにおけるサーバー側画面の1例
を示すコンピュータ画面図である。
【図7】図5のシステムにおけるサーバー側画面の他の
例を示すコンピュータ画面図である。
【図8】図5のシステムにおけるサーバー側画面の他の
例を示すコンピュータ画面図である。
【符号の説明】
1 通信回線(インターネット) 2 店舗側コンピュータシステム 2a〜2d 店舗側端末コンピュータ 3 販売部門サブコンピュータシステム 3a〜3d 販売部門端末コンピュータ 4 画像同期システム 5 顧客の端末コンピュータ 6 案内人 7 専用回線 9 販売員 21 第一撮像装置(CCDカメラ) 22 第一音声送信装置(インターネット電話) 23 販売部門情報ファイル 24 顧客情報ファイル 25 売上情報ファイル 26 顧客来歴ファイル 27 手数料計算ファイル 31 第二撮像装置(CCDカメラ) 32 第二音声送信装置(インターネット電話) 33,71 商品情報ファイル 34 購入手続きファイル(代金決裁ファイル) 72 販売数量記憶ファイル 73 販売数量比較手段 74 販売時間記憶ファイル 75 販売時間比較手段 76 購入希望金額記憶手段 77 購入希望最高金額表示手段 78 販売残量表示手段 79 販売残り時間表示手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を利用して各種商品の割引き販
    売或いは特定対象者向けの限定販売等の特別販売を、予
    め設定された開始期間のみ行う様にした電子特別販売シ
    ステムにおいて、 前記通信回線(1)を介して、前記顧客の端末コンピュ
    ータ(5)から予め定められた特別販売期間のみ接続可
    能に設定された特別販売用のサーバー側コンピュータシ
    ステム(2)と、 該サーバー側コンピュータシステム(2)におけるサー
    バー側端末コンピュータ(2a〜2d)に付設された第
    一撮像装置(21)及び第一音声送信装置(22)と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)に設けら
    れ、且つ各販売部門に関する販売部門情報を書換え及び
    呼び出し自在に記憶させてなる販売部門情報ファイル
    (23)と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)に接続可能
    に設けられた販売部門サブコンピュータシステム(3)
    と、 該販売部門サブコンピュータシステム(3)の各部門端
    末コンピュータ(3a〜3d)に付設された第二撮像装
    置(31)及び第二音声送信装置(32)と、 前記販売部門サブコンピュータシステム(3)に設けら
    れ、且つ書換え呼び出し可能に記憶させてなる当該販売
    部門の個別商品情報ファイル(33)と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)と、前記販
    売部門サブコンピュータシステム(3)及び前記顧客の
    端末コンピュータ(5)との任意の間で、前記通信回線
    (1)を介して画像を同期させて各コンピュータ画面に
    同一画像の表示を可能にした画像同期システム(4)
    と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)及び前記販
    売部門サブコンピュータシステム(3)との間で、前記
    通信回線(1)を介して、前記第一撮像装置(21)と
    第一音声送信装置(22)からの画像情報と音声情報、
    及び前記第二撮像装置(31)と第二音声送信装置(3
    2)からの画像情報と音声情報とを相互に送受信可能と
    なし、 前記顧客の端末コンピュータ(5)とサーバー側コンピ
    ュータシステム(2)のサーバー側端末コンピュータ
    (2a〜2d)とが前記通信回線(1)を介して接続さ
    れると、前記画像同期システム(4)を介して両コンピ
    ュータを同期させる事により、両コンピュータ画面に同
    一サーバー側画面を表示可能となし、 該サーバー側画面には、前記第一撮像装置(21)によ
    って撮像されているサーバー側端末コンピュータ(2a
    〜2d)を操作すると共に特別販売の案内をする案内人
    (6)の映像が表示される様になし、 該案内人(6)は、前記第一音声送信装置(22)を通
    した音声情報と前記サーバー側端末コンピュータ(2a
    〜2d)の操作による前記販売部門情報ファイル(2
    3)からの前記顧客の要求する商品に関する販売部門情
    報の呼び出しによるコンピュータ画面への表示を含む画
    像情報の前記顧客の端末コンピュータ(5)への送信
    と、前記顧客から文字情報、音声情報及び映像情報の少
    なくとも1種による顧客情報の受信を通して当該顧客と
    相互情報交換を可能となし、 前記案内人(6)の前記顧客との相互情報交換に基づ
    き、該案内人(6)のコンピュータ操作によって、前記
    顧客の端末コンピュータ(5)を該顧客の希望する商品
    を取り扱う前記販売部門の内の1つの販売部門サブコン
    ピュータシステム(3)に接続可能になすと共に、 前記画像同期システム(4)を介して、前記顧客の端末
    コンピュータ(5)の画面と前記サーバー側端末コンピ
    ュータ(2a〜2d)の画面の両方に当該接続された販
    売部門サブコンピュータシステム(3)の初期画面を表
    示可能となし、 該初期画面には、前記第二撮像装置(31)によって撮
    像されている当該販売部門の販売員(9)の映像が表示
    される様になし、 前記案内人(6)から該販売員(9)に前記相互に送受
    信可能な音声情報及び映像情報を通して顧客の引継ぎを
    可能となし、 前記販売員(9)は、前記第二音声送信装置(32)を
    通した音声情報と、前記部門端末コンピュータ(3a〜
    3d)の操作による前記個別商品情報ファイル(33)
    からの前記顧客の要求する商品情報の呼び出しによるコ
    ンピュータ画面への表示を含む画像情報の前記顧客の端
    末コンピュータ(5)への送信と、前記顧客から文字情
    報,音声情報及び映像情報の少なくとも1種による顧客
    情報の受信を通して当該顧客と相互情報交換を可能とな
    し、これにより前記顧客と前記販売部門との間で商品の
    取り引きが行える様にした事を特徴とする電子特別販売
    システム
  2. 【請求項2】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)は、顧客の電子メールアドレスを含む顧客情報フ
    ァイル(24)を、書換え及び呼び出し可能に備えてお
    り、該顧客情報ファイル(24)から選択された顧客の
    端末コンピュータ(5)に対し、所定の電子特別販売期
    間及び販売商品情報の代表例等の特別販売情報を前記通
    信回線(1)を通して送信可能に構成されいる請求項1
    に記載の電子特別販売システム
  3. 【請求項3】 前記顧客の端末コンピュータ(5)が接
    続された前記サーバー側コンピュータシステム(2)の
    初期画面には、前記画像同期システム(4)を起動させ
    るスイッチ機構(7)が表示されており、前記案内人
    (6)のスイッチ操作によって該画像同期システム
    (4)を作動させて両者のコンピュータ画面に、同一の
    店舗側コンピュータシステムの初期画面が表示される様
    にしてなる請求項1又は2に記載の電子特別販売システ
  4. 【請求項4】 前記案内人(6)と前記顧客との相互通
    信内容を記録する第一通信内容記録手段を前記サーバー
    側コンピュータシステム(2)に付設してなる請求項1
    乃至3のいずれかに記載の電子特別販売システム
  5. 【請求項5】 前記案内人(6)が前記顧客を前記所定
    の販売部門の販売員(9)に引き継いだ後も、前記画像
    同期システム(4)によって前記サーバー側コンピュー
    タ(2a〜2d)には、前記顧客の端末コンピュータ
    (5)及び前記販売部門の端末コンピュータ(3a〜3
    d)と同一画面が表示される様にしてなる請求項1乃至
    4のいずれかに記載の電子特別販売システム
  6. 【請求項6】 前記顧客の端末コンピュータ(5)と前
    記販売部門の端末コンピュータ(3a〜3d)とを接続
    した後の前記顧客と販売部門との通信内容を記録する第
    二通信内容記録手段を、前記サーバー側コンピュータシ
    ステム(2)或いは当該販売部門サブコンピュータシス
    テム(3)の少なくともいずれか一方に設けてなる請求
    項5に記載の電子特別販売システム
  7. 【請求項7】 前記販売部門サブコンピュータシステム
    (3)には、所定の代金決裁システムを呼び出し可能に
    記憶した代金決裁ファイル(34)を有しており、前記
    顧客の端末コンピュータ(5)と前記販売部門のサブコ
    ンピュータシステム(3)との間で前記通信回線(1)
    を通して所定の代金決裁処理がなされると、該処理情報
    が自動的に前記サーバー側コンピュータシステム(2)
    に転送される様になすと共に、該転送された情報は該サ
    ーバー側コンピュータシステム(2)に設けられた売上
    情報ファイル(25)に自動的に記録される様にしてな
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の電子特別販売シス
    テム
  8. 【請求項8】 前記販売部門サブコンピュータシステム
    (3)又は前記サーバー側コンピュータシステム(2)
    の少なくともいずれか一方には、前記顧客と前記販売部
    門との間で行われた代金決裁情報に基づき、前記サーバ
    ー側への支払い手数料を計算する手数料計算プログラム
    が内蔵されている請求項7に記載の電子特別販売システ
  9. 【請求項9】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)には、前記顧客の端末コンピュータ(5)と前記
    販売部門サブコンピュータシステム(3)との接続履歴
    を記録する来歴ファイル(26)が設けられ、当該顧客
    は、過去に接続した前記販売部門サブコンピュータシス
    テム(3)に前記サーバー側コンピュータシステムの初
    期画面から前記来歴ファイルに記録されている自己の来
    歴リストを呼び出し、該来歴リストから当該販売部門サ
    ブコンピュータシステム(3)に直接接続可能にしてな
    る請求項1乃至8のいずれかに記載の電子特別販売シス
    テム
  10. 【請求項10】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)には複数のサーバー側端末コンピュータ(2a〜
    2d)が配置され、各サーバー側端末コンピュータ毎に
    前記第一撮像装置(21)及び第一音声送信装置(2
    2)が付設されると共に、前記サーバー側端末コンピュ
    ータ(2a〜2d)には夫々前記案内人(6)が配置さ
    れており、前記顧客の端末コンピュータ(5)が前記サ
    ーバー側コンピュータシステム(2)に接続されると、
    前記複数のサーバー側端末コンピュータ(2a〜2d)
    の内の1つのみに所定のルールに従って接続される様に
    してなる請求項1乃至9のいずれかに記載の電子特別販
    売システム
  11. 【請求項11】 前記販売部門サブコンピュータシステ
    ム(3)には複数の部門端末コンピュータ(3a〜3
    d)が配置され、各部門端末コンピュータ毎に前記第二
    撮像装置(31)及び第二音声送信装置(32)が付設
    されると共に、前記各部門端末コンピュータ(3a〜3
    d)には夫々前記販売員(9)が配置されており、前記
    案内人(6)のコンピュータ操作によって前記顧客の端
    末コンピュータ(5)が前記販売部門サブコンピュータ
    システム(3)に接続される際には、前記複数の部門端
    末コンピュータ(3a〜3d)の内の1つのみに所定の
    ルールに従って接続される様にしてなる請求項1乃至1
    0のいずれかに記載の電子特別販売システム
  12. 【請求項12】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)と前記販売部門サブコンピュータシステム(3)
    とを接続する通信回線が、所定の専用回線で構成されて
    いる請求項1乃至11のいずれかに記載の電子特別販売
    システム
  13. 【請求項13】 前記顧客の端末コンピュータ(5)が
    接続された前記サーバー側コンピュータシステム(2)
    の初期画面には、該顧客が前記端末コンピュータ(5)
    を通して送信する通信手段が選択可能に表示されている
    請求項1乃至12のいずれかに記載の電子特別販売シス
    テム
  14. 【請求項14】 通信回線を利用して各種商品の割引き
    販売或いは特定対象者向けの限定販売等の特別販売を、
    予め設定された開始時間から所定時間のみ行う電子特別
    販売システムにおいて、 前記通信回線(1)を介して、前記顧客の端末コンピュ
    ータ(5)から予め定められた特別販売期間のみ接続可
    能に設定された特別販売用のサーバー側コンピュータシ
    ステム(2)と、 該サーバー側コンピュータシステム(2)におけるサー
    バー側端末コンピュータ(2a)、及びこれに付設され
    た第一撮像装置(21)及び第一音声送信装置(22)
    と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)に設けら
    れ、特別販売商品に関する情報を書換え及び呼び出し自
    在に記憶した商品情報ファイル(71)と、 前記サーバー側コンピュータシステム(2)と顧客の端
    末コンピュータ(5)との間で、前記通信回線(1)を
    介して画像を同期させて両コンピュータ画面に同一画像
    の表示を可能にした画像同期システム(4)と、備えて
    おり、 前記顧客の端末コンピュータ(5)とサーバー側コンピ
    ュータシステム(2)のサーバー側端末コンピュータ
    (2a)とが前記通信回線(1)を介して接続される
    と、前記画像同期システム(4)を介して両コンピュー
    タを同期させる事により、両コンピュータ画面に同一サ
    ーバー側画面を表示可能となし、 該サーバー側画面には、前記第一撮像装置(21)によ
    って撮像されているサーバー側端末コンピュータ(2
    a)を操作すると共に特別販売の案内をする案内人
    (6)の映像が表示される様になし、 該案内人(6)は、前記第一音声送信装置(22)を通
    した音声情報と、前記サーバー側端末コンピュータ(2
    a)の操作による前記特別販売商品情報ファイル(3
    5)から順次呼び出された当該特別販売商品に関する商
    品情報のコンピュータ画面への表示を含む画像情報の前
    記顧客の端末コンピュータ(5)への送信により、当該
    商品の購入受け付けを各商品毎に順次行う様になし、 前記顧客は、自己の端末コンピュータ(5)から前記通
    信回線(1)を通して前記特別商品の購入手続が行える
    様にしてなる事を特徴とする電子特別販売システム
  15. 【請求項15】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)には、 前記特別販売商品の各商品毎の販売数量を計測して記録
    する販売数量記憶手段(72)と該販売数量記憶ファイ
    ル(72)に記憶した商品の販売数量を予め設定した数
    量とを比較する比較手段して所定の販売数量に達すると
    その旨を表示する販売数量比較手段(73)、若しく
    は、前記特別販売商品の各商品毎の販売開始からの経過
    時間を計測してこれを記憶する販売時間記憶手段(7
    4)と該販売時間記憶ファイル(74)に記憶した各商
    品の販売経過時間を予め定められた販売時間と比較して
    所定の販売時間が経過するとその旨を表示する販売時間
    比較手段(75)のいずれか一方又は双方と、を備えて
    なる請求項14に記載の電子特別販売システム
  16. 【請求項16】 前記販売数量比較手段(73)が販売
    残量を表示する販売残量表示手段(78)を有している
    請求項15に記載の電子特別販売システム
  17. 【請求項17】 前記特別販売商品が、オークション商
    品であり、前記顧客から前記通信回線を介して送信され
    てきた購入希望金額を各顧客毎に記憶する購入希望金額
    記憶手段(76)と、該顧客から送信されてきた前記購
    入希望金額を比較して、その最高値を表示する最高金額
    表示手段(77)と、前記オークション商品の各商品毎
    の販売開始からの経過時間を計測してこれを記憶する販
    売時間記憶手段(74)と該販売時間記憶ファイル(7
    4)に記憶した各商品の販売経過時間を予め定められた
    販売時間と比較して所定の販売時間が経過するとその旨
    を表示する販売時間比較手段(75)と、を備えてなる
    請求項14に記載の電子特特別販売システム
  18. 【請求項18】 前記販売時間記憶手段(74)が、販
    売時間残量を表示する販売残り時間表示手段(79)を
    有している請求項15又は17に記載の電子特別販売シ
    ステム
  19. 【請求項19】 前記サーバー側コンピュータシステム
    (2)は、顧客の電子メールアドレスを含む顧客情報フ
    ァイル(24)を、書換え及び呼び出し可能に備えてお
    り、該顧客情報ファイル(24)から選択された顧客の
    端末コンピュータ(5)に対し、所定の電子特別販売期
    間及び特別商品情報の代表例等の特別販売情報を前記通
    信回線(1)を通して送信可能に構成されいる請求項1
    4乃至18のいずれかに記載の電子特別販売システム
  20. 【請求項20】 前記顧客の端末コンピュータ(5)か
    ら所定の特別販売期間外に前記サーバー側コンピュータ
    システム(2)に接続された場合には、該サーバー側コ
    ンピュータシステムの初期画面には、当該期間外である
    旨を表示する期間外表示手段が設けられている請求項1
    乃至19にいずれかに記載の電子特別販売システム
JP2000338561A 2000-11-07 2000-11-07 電子特別販売システム Pending JP2002150011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000338561A JP2002150011A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 電子特別販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000338561A JP2002150011A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 電子特別販売システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150011A true JP2002150011A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18813758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000338561A Pending JP2002150011A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 電子特別販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150011A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123702A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nec Corp 顧客対応システム、モバイル用端末装置、オペレータ用端末装置
JP2006079497A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Miosoft Co Ltd 不動産仲介支援システム、不動産仲介支援方法および不動産仲介支援プログラム
CN113934147A (zh) * 2021-09-13 2022-01-14 阿里巴巴(中国)有限公司 家居用品对象处理系统、方法、装置及设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163031A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Nobuyuki Togashi 接客システム
JPH11346266A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Hitachi Ltd コンピュータテレフォニーインテグレーションシステム,情報提供装置,交換機制御装置,及びそれに用いる記憶媒体
JP2000048099A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Ibix Kk 情報サービス・システムにおけるサーバ・システムおよびプログラムを格納した記録媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163031A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Nobuyuki Togashi 接客システム
JPH11346266A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Hitachi Ltd コンピュータテレフォニーインテグレーションシステム,情報提供装置,交換機制御装置,及びそれに用いる記憶媒体
JP2000048099A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Ibix Kk 情報サービス・システムにおけるサーバ・システムおよびプログラムを格納した記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123702A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nec Corp 顧客対応システム、モバイル用端末装置、オペレータ用端末装置
JP2006079497A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Miosoft Co Ltd 不動産仲介支援システム、不動産仲介支援方法および不動産仲介支援プログラム
CN113934147A (zh) * 2021-09-13 2022-01-14 阿里巴巴(中国)有限公司 家居用品对象处理系统、方法、装置及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6722846B2 (ja) 売買情報交換装置及び方法
US10185918B2 (en) Apparatus and method for selling a ticket to an event and/or to a portion of an event or venue
US7831477B2 (en) Method for reposting a good for sale using a consignment node
US20020077927A1 (en) Internet shopping system and method
CN108876546B (zh) 一种基于区域链和弹幕技术的社区服务系统及方法
KR20000054577A (ko) 동화상을 이용한 실시간 대화형 전자상거래 방법
JPH09330470A (ja) 通信ネットワークを利用した物流方法と物流システム
MXPA03004755A (es) Sistema y metodo para exhibicion y venta de bienes y servicios en un ambiente al menudeo utilizando medios electronicos auxiliares para comprador.
JP2002269190A (ja) 旅行予約・商品販売方法、旅行情報提供方法、装置及びプログラム
JP2002056300A (ja) 電子商談システム
JP2002150011A (ja) 電子特別販売システム
KR20060058802A (ko) 인스턴트 메신저를 이용한 버디간의 전자상거래 시스템 및 방법
JP2001283096A (ja) 通信回線ショッピングシステム、サーバ装置、クライアント装置及び情報管理装置
KR100393916B1 (ko) 유무선 전화망 및 인터넷을 이용한 구매자 중심의 배송시간 결정시스템 및 그 방법
JP2001256387A (ja) 予約販売システム、予約販売方法
WO2001022324A1 (en) Method and apparatus for booking personal services using a computer
JP2003123012A (ja) 決済処理装置、決済処理方法
KR100378660B1 (ko) 유무선 전화망 및 인터넷을 이용한 구매 물품의 배송시스템 및 그 방법
JP2003108842A (ja) 電子商取引方法およびシステム
KR20010025682A (ko) 인터넷을 이용한 중고물품 거래방법
JP2003030288A (ja) 旅行商品取引システム
CA2619902A1 (en) Online interactive market
WO2002017610A1 (fr) Systeme web de transmission de donnees permettant une liaison telephonique vocale bidirectionnelle
KR20090044738A (ko) 화상 카메라 및 사용자제작 컨텐츠를 이용한 전자 상거래운영 방법
JP2002007800A (ja) 電子取引システム