JP2002149545A - 情報配信結果情報提供システム、情報配信結果情報提供サーバ、および情報配信結果情報提供方法 - Google Patents

情報配信結果情報提供システム、情報配信結果情報提供サーバ、および情報配信結果情報提供方法

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JP2002149545A
JP2002149545A JP2000337521A JP2000337521A JP2002149545A JP 2002149545 A JP2002149545 A JP 2002149545A JP 2000337521 A JP2000337521 A JP 2000337521A JP 2000337521 A JP2000337521 A JP 2000337521A JP 2002149545 A JP2002149545 A JP 2002149545A
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Tetsuo Ueno
哲郎 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールなどの電子情報を用いて情報の受
け手の情報の配信を行う際に、情報の受け手の動作など
を自動的に検出し、検出結果を記録することにより、情
報配信結果情報を生成し提供する。 【解決手段】 通信網1と、該通信網にそれぞれ接続さ
れた情報提供者用端末2と、クライアント5と、ある情
報を蓄積した情報蓄積サーバ3と、該情報へのハイパー
リンク手段とクライアントの操作者の動作を検知しかつ
通知する検知手段とを含む電子情報をクライアントに配
信する電子メール配信サーバ4と、情報配信結果情報提
供サーバ6とを具備し、該情報配信結果情報提供サーバ
は、検知手段から送られてくる通知を受け取り、データ
ベース部6Cに記録させ、情報提供者用端末からの要求
に応じて、該記録された通知内容に基づいて情報配信結
果情報を生成するデータ処理実行プロセス部6Aとを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信結果情報
提供システム、情報配信結果情報提供サーバ、および情
報配信結果情報提供方法に関する。より詳しくは、電子
メールなどの電子情報に、たとえば電子メールの開封な
どの閲覧者の動作を検知する検知手段を格納し、該検知
手段から通知される情報を記録することによって、情報
配信の効果を示す情報を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信技術の発展により、たと
えば電子メールなどの電子情報を用いた情報の配信が盛
んに行われるようになってきた。たとえば、電子メール
に広告情報を載せて、あらかじめ登録された会員に配信
することが行われている。
【0003】かかる電子データを用いた情報の配信は、
従来の紙媒体やテレビ、ラジオなどの通信媒体を利用し
た情報配信に比べコスト及び迅速さにおいて勝っている
のでその利用がさらに拡大すると予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子メールな
どの電子データを利用した情報の配信であっても、情報
の受け手の関心度によっては、全く内容を了知されずに
廃棄されることが多い。
【0005】情報の受け手にできるだけ高い確率で情報
内容を読ませたり、認識させるには情報の受け手の属性
(関心事項など)に合致した情報を配信することが必要
である。
【0006】どのような情報の受け手にどのような情報
を配信すればよいかは、その受け手が配信された情報を
見ずに廃棄したのかどうか、等の情報配信結果を測定
し、測定結果に基づいて分析することによって演繹的に
導き出すことが可能である。
【0007】そこで、本発明は、電子メールなどの電子
情報を用いて、たとえば商品・サービスの需要者などの
情報の受け手に情報の配信を行い、配信された情報に対
する情報の受け手の動作などを自動的に検出し、検出結
果を記録することにより、情報配信結果情報を生成し提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有している。
【0009】請求項1に記載の発明は、ある情報へのハ
イパーリンク手段と、クライアントの操作者の動作を検
知し、かつ通知する検知手段とを含む電子情報をクライ
アントに配信し、該検知手段からの通知を記録し、該記
録された通知に基づいて、情報配信結果情報を生成する
ことを特徴とする。
【0010】ある情報とは、広告主などの情報提供者が
人々に見てもらいたい情報であって、たとえば広告情報
を掲載したWebページである。クライアントの操作者
が該ハイパーリンク手段を活性化させた場合には、クラ
イアントに当該情報が表示され、該クライアントの操作
者は、ハイパーリンク手段に従って情報提供者が意図す
る情報を閲覧する。
【0011】検知手段は、この情報を閲覧したこともし
くは情報を閲覧する意志・準備があることを、操作者の
動作、たとえば電子メールの開封や電子メール内のボタ
ンのクリックによって、検知し、これを通知する。
【0012】本システムにおいては、検知手段からの通
知情報を記録することにより、情報配信結果情報を生成
する。なお、情報配信結果情報とは、電子情報による情
報の配信を行った結果、その情報にどのくらいの閲覧者
がアクセスしたか等の情報配信の結果を示すデータを言
うものとする。
【0013】かかる通知情報の記録に基づいて、配信を
受けたもののうち何割が情報を閲覧したのか、いつ閲覧
したのか、どのような属性を有する閲覧者が閲覧する傾
向があるのか等を数値データあるいはグラフデータをし
て表示することも可能である。
【0014】請求項6に記載の発明は、クライアントの
操作者の動作を検知し、かつ通知する検知手段とを含む
電子情報を通信網を介してクライアントに配信するシス
テムに用いられる情報配信結果情報提供サーバであっ
て、データ処理実行プロセス部と、該データ処理実行プ
ロセス部に接続されたデータベース管理システム部と、
該データベース管理システム部に接続されたデータベー
ス部とを具備し、データ処理実行プロセス部は、検知手
段から送られてくる通知を受け取り、これをデータベー
ス部に記録することをデータベース管理システム部に命
令し、情報提供者用端末からの要求に応じて、該データ
ベース部に記録された通知内容を抽出することをデータ
ベース管理システム部に命令し、データベース管理シス
テム部が抽出した通知内容に基づいて情報配信結果情報
を生成することを特徴とする。
【0015】該情報配信結果情報提供サーバは、各クラ
イアントに配信された電子情報内の検知手段から送られ
てくる通知を受け取り、これを記録し、記録した通知に
もとづいて、たとえば情報の閲覧人数などのデータであ
る情報配信結果情報を生成する。
【0016】該通知には、いつ、どのクライアントにお
いて、どの操作が行われたかという情報が含まれてお
り、かかる通知情報の記録に基づいて、配信を受けたも
ののうち何割が情報を閲覧したのか、いつ閲覧したの
か、どのような属性を有する閲覧者が閲覧する傾向があ
るのか等を数値データあるいはグラフデータをして表示
する。
【0017】請求項9に記載の発明は、ある情報へのハ
イパーリンク手段と、クライアントの操作者の動作を検
知し、かつ通知する検知手段とを含む電子情報をクライ
アントに配信する第1の工程と、該検知手段からの通知
を記録する第2の工程と、該記録された通知に基づい
て、情報配信結果情報を生成する第3の工程とを具備す
ることを特徴とする。
【0018】第1の工程における該通知には、いつ、ど
のクライアントにおいて、どの操作が行われたかという
情報が含まれており、かかる通知情報の記録に基づい
て、配信を受けたもののうち何割が情報を閲覧したの
か、いつ閲覧したのか、どのような属性を有する閲覧者
が閲覧する傾向があるのか等を数値データあるいはグラ
フデータをして表示する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の実施の形態について説明する。 (1.第1の実施の形態) (1.1.構成)図1は、本発明の第1の実施の形態に
かかる、情報配信結果情報提供システムの全体構成を示
す、ブロック図である。
【0020】本システムは、通信網1と、該通信網1に
それぞれ接続された、情報提供者用端末2と、情報蓄積
サーバ3と、電子メール配信サーバ4と、クライアント
5と、情報配信結果情報提供サーバ6とを有している。
【0021】なお、図面中、情報蓄積サーバ3、電子メ
ール配信サーバ4、情報配信結果情報提供サーバ6は独
立の装置として表示しているが、これらは必ずしも物理
的に独立した装置として通信網に接続する必要はなく、
これらいずれか2つもしくは3つを物理的に同一の情報
処理装置上で実現するように構成するようにしても、本
発明は実施可能である。たとえば、一のコンピュータ
を、情報蓄積サーバ3、電子メール配信サーバ4、情報
配信結果情報提供サーバ6として動作させるようにプロ
グラムを実装してもよい。
【0022】つぎに、それぞれの構成要素について説明
する。 [通信網1]通信網1は、有線・無線を問わず、これに
接続されている装置、サーバ、端末が、それぞれ目的と
する装置に対しセッションを確立したときにその間で情
報の送受ができるように作用する。このため、通信網1
は、インターネットのように、ゲートウエイを介して複
数のネットワークが組み合わされて実現しても構わな
い。また、その接続についてもいわゆるバックボーンと
いわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などに
よって一時的に接続してあっても、セッションを確立し
たときにその間で情報の送受信ができるものであれば、
本実施の形態に適用可能である。
【0023】[情報提供者用端末2]情報提供者用端末
2は、通信網1に接続され、これを介して他の装置との
通信をする機能を有し、パーソナルコンピュータ、デジ
タルテレビ、携帯電話器、PDA(情報端末)などの情
報処理装置であって、該通信網1との接続の態様は、直
接的に有線で接続されていていも、無線などによって接
続されていても構わない。
【0024】また、情報提供者用端末2は、他の装置等
から情報を受け取り、それを操作者に視認もしくは視聴
可能な形態で提供するための情報閲覧手段2Aと、操作
者がキーボード、ポインティングデバイス等の入力装置
により入力したデータを他の装置に宛てて送信するため
の情報送信手段2Bを有している。たとえば、その情報
処理装置がオペレーティング・システムとしてマイクロ
ソフト社製のウインドウズ(登録商標)を搭載している
場合には、同社製のインターネット・エクスプローラ
(登録商標)や、ネットスケープ社製のネットスケープ
・コミュニケータ(登録商標)等のいわゆるブラウザソ
フトが前記情報閲覧手段2Aおよび情報送信手段2Bと
して使用可能である。
【0025】なお、「情報提供者」とは、後に述べるク
ライアントの操作者に所定の情報を提供するものを言
い、たとえば、事業者、広告代理店などである。「情報
提供者用端末」とは、情報配信を行わんとする者によっ
て操作される情報端末機器をいうものとする。
【0026】情報提供者用端末2は、通信網1を介して
後に説明する情報配信結果情報提供サーバ6に情報配信
の対象を絞り込むための条件情報を送り、また、情報配
信結果情報提供サーバ6から先に配信した情報がクライ
アントの操作者にどの程度閲覧されたかなどのデータを
含む情報配信結果情報を受け取るように機能する。
【0027】[情報蓄積サーバ3]情報蓄積サーバ3
は、サーバとして機能するコンピュータなどの情報処理
装置であって、情報提供者がクライアントの操作者に閲
覧してもらうことを欲する情報(たとえば、新製品紹
介、広告、募集などであり、以下「配信情報」という)
を蓄積し、クライアント5からのリクエストに応じてク
ライアント5に当該情報を提供する機能を有する。情報
蓄積サーバ3は、磁気的、電気的、もしくは光学的に情
報を記録可能な記録装置である情報蓄積手段3Aを有し
ており前記配信情報は情報蓄積手段3Aに蓄積されてい
る。配信情報はたとえばHTML文書の形式で作成され
ており、クライアントのブラウザによって閲覧可能であ
る。
【0028】情報蓄積サーバ3は、クライアントから配
信情報を特定する識別情報(たとえば、URL)を受け
取ると、該識別情報に基づいて対応する配信情報をクラ
イアントに送信する。
【0029】[電子メール配信サーバ4]電子メール配
信サーバ4は、情報配信結果情報提供サーバ6からのテ
ンプレート情報およびその配信先を示す配信先情報を受
け取り、これら情報を用いてクライアントに所定の情報
を含む電子メールを送信するように機能する情報処理装
置であり、たとえば、メール配信プログラムとしてsend
mailおよびMINEなどを搭載したコンピュータであ
る。
【0030】前記テンプレートには、クライアントの操
作者が該電子メールもしくはそれに含まれるオブジェク
トに対して行った処理もしくは行為を検出し、該検出結
果を情報配信結果情報提供サーバ6に通知する機能を有
する検知手段が含まれている。
【0031】図2は、本実施の形態で使用可能なテンプ
レートの一例を示す図である。本テンプレートはHTM
L文書であり、これには、検知手段として処理命令21
を含んでいる。この処理命令21は、該電子メールが開
封された場合、そのクライアントにおいてその電子メー
ルが開封された旨を情報配信結果情報提供サーバ6に通
知する処理を実行するものである。この検知手段によ
り、情報配信結果情報提供サーバ6にメールが開封され
たという情報が送られる。なお、テンプレートはHTM
L文書に限られるものではなく、XMLなど他の文書で
あってもよい。
【0032】また、該テンプレートには、前記情報蓄積
サーバ3に格納された配信情報に対応づけられたハイパ
ーリンクが含まれていてよく、クライアントの操作者は
該ハイパーリンクをクリックすることにより、情報提供
者が提供する配信情報を閲覧するようになっている。
【0033】[クライアント5]クライアント5は、通
信網1に接続されたコンピュータ、デジタルテレビ、携
帯電話器、PDA(情報端末)など、情報処理装置であ
って、その接続の態様は、直接的に有線で接続されてい
ていも、無線などによって接続されていても構わない。
クライアント5は、電子メール配信サーバ4から電子メ
ールを取得可能であるとともに、情報蓄積サーバ3に蓄
積された配信情報を閲覧するように機能する。たとえ
ば、メーラー及びブラウザを搭載したコンピュータであ
る。なお、図1においては、便宜上1つのクライアント
のみ図示しているが、より多くの需要者に情報を配信す
るには、1以上のクライアントを本システムが有してい
ることが好ましい。
【0034】クライアント5は、電子メール配信サーバ
4から検知手段を含んだ電子メールを受け取り、操作者
が該メールを開封し所定の操作を行った場合は、該検知
手段の動作により、情報提供者の意図する配信情報を情
報蓄積サーバ3に要求し、これを取得して操作者に提示
するように機能する。
【0035】クライアント5は、他の装置等から情報を
受け取り、それを操作者に視認もしくは視聴可能な形態
で提供するための情報閲覧手段5Aと、操作者がキーボ
ード、ポインティングデバイス等の入力装置により入力
したデータを他の装置に宛てて送信するための情報送信
手段5Bを有している。たとえば、その情報処理装置が
オペレーティング・システムとしてマイクロソフト社製
のウインドウズ(登録商標)を搭載している場合には、
同社製のインターネット・エクスプローラ(登録商標)
や、ネットスケープ社製のネットスケープ・コミュニケ
ータ(登録商標)等のいわゆるブラウザソフトが前記情
報閲覧手段2Aおよび情報送信手段2Bとして使用可能
である。
【0036】[情報配信結果情報提供サーバ6]情報配
信結果情報提供サーバ6は、通信網1に接続された、コ
ンピュータなどの情報処理装置であって、その接続の態
様は、直接的に有線で接続されていていも、無線などに
よって接続されていても構わない。
【0037】図1に示すように、情報配信結果情報提供
サーバ6は、データ処理実行プロセス部6Aと、データ
ベース管理システム(DBMS)部6Bと、データベー
ス部6Cとを有している。
【0038】データ処理実行プロセス部6Aは、通信網
1から情報提供者用端末により送られた情報配信対象者
を絞り込むための条件情報や情報配信結果を表示するよ
うに求める情報配信結果リクエストを受け取り、かつ、
クライアント5からの電子メールが開封されもしくは配
信情報を要求した旨の通知を受け取り、かつ後に述べる
データベース部6Cに記録されたデータに基づいて、情
報配信結果情報を生成し、これを情報提供者用端末2に
送信するように機能する。
【0039】たとえば、データ処理実行プロセス部6A
は、1又は複数のCGI(Common Gateway Interface)
により構成されてもよい。
【0040】データベース管理システム部6Bは、デー
タ処理実行プロセス部6Aからの命令及びデータに基づ
いて、データベース部6Cの記憶管理、アクセス制御、
問い合わせ処理、トランザクション処理を行う。
【0041】データベース部6Cは、読み書き可能な記
憶装置、たとえばハードディスク装置、半導体メモリ装
置などであって、クライアントデータファイル6Dと、
配信履歴データファイル6Eと、配信結果データファイ
ル6Fとを有している。
【0042】クライアントデータファイル6Dは、クラ
イアント5を一意に特定するクライアント識別子と、こ
れに関連づけられた属性情報を記憶している。ここで
「属性情報」とは、クライアントの操作者を他のクライ
アントの操作者と区別可能な情報であって、たとえば、
氏名、生年月日、住所、性別、職業、興味事項などであ
る。
【0043】図3に、クライアントデータファイル6D
の構成例を示す。この例においては、1つのクライアン
トについて1つのレコード(301,302,…)が有
り、各レコードは、クライアントIDフィールド31,
氏名フィールド32、生年月日フィールド33、住所フ
ィールド34、性別フィールド35、職業フィールド3
6、電子メールアドレスフィールド37,興味事項フィ
ールド38などを有しておりそれぞれのフィールドに対
応するデータが格納される。なお、クライアントID
は、クライアントが登録を情報配信結果情報提供サーバ
6に登録を求めてきたときに、該サーバなどID管理機
能を有する装置もしくは手段によって生成され当該クラ
イアントに付与されるものである。
【0044】配信履歴データファイル6Eは、情報提供
者用端末2からの情報配信要求を記録する機能を有す
る。該ファイル6Eは、情報配信を一意に特定する配信
識別子(以下、配信ID)と、該配信内容をしめす情報
を記憶している。
【0045】図4に、配信履歴データファイル6Eの構
成例を示す。この例においては、1つの配信について1
つのレコード(401,402,…)が生成され、各レ
コードは、配信IDフィールド41,ユーザIDフィー
ルド42、配信開始日時フィールド43、および該配信
を行う際に情報提供者用端末から設定されたクライアン
ト抽出条件49として、住所フィールド45,性別フィ
ールド46,年齢フィールド47,興味事項フィールド
48などを有しておりそれぞれのフィールドに対応する
データが格納される。なお、配信IDは、情報提供者用
端末2が情報配信結果情報提供サーバ6に電子メールの
クライアントへの配信を求めてきたときに、該サーバな
どID管理機能を有する装置もしくは手段によって生成
され、各配信に割り当てられるものである。また、ユー
ザID42は、各情報提供者用端末を一意に識別するた
めの情報であって、情報提供者用端末2が登録を情報配
信結果情報提供サーバ6に登録を求めてきたときに、情
報提供者用端末に割り当てられるものである。
【0046】配信結果データファイル6Fは、電子メー
ルがクライアントに配信された後、各クライアントから
通知される配信結果データを格納する機能を有する。
【0047】図5に、配信結果データファイル6Fの構
成例を示す。この例においては、1つの配信の各クライ
アントについて1つのレコード(501,502,…)
が生成され、各レコードは、クライアントIDフィール
ド51、配信IDフィールド52,開封フィールド5
3、ボタン1クリックフィールド54,ボタン2クリッ
クフィールド55,ボタン3クリックフィールド55な
どを有しており、それぞれのフィールドに対応するデー
タが格納される。開封フィールド53、ボタン1クリッ
クフィールド54,ボタン2クリックフィールド55,
ボタン3クリックフィールド55には、対応する動作が
行われるとその日時が格納されるようになっている。た
とえば、レコード501において、配信ID「6694
51」で特定される電子メール配信がされた複数のクラ
イアントのうち、クライアントID「2346589」
で特定されるクライアントでは、当該電子メールが「20
00/10/24 22:00」に開封されているが、ボタン1から
3のいずれもまだクリックされていない、という配信結
果データが記憶されている。
【0048】(1.2.動作)次に、第1の実施の形態
にかかるシステムの動作について、図6から図11を参
照しながら説明する。
【0049】図6は、第1の実施の形態にかかるシステ
ムの動作を示すための概念図である。
【0050】(1.2.1.クライアント登録)まず、
クライアント5は、情報配信結果情報提供サーバ6との
間に接続を確立したのち、クライアントの登録のための
属性情報を送信する(S1)。なお、各装置間の接続及
びデータ等の送受信は通信網1を介して行われるが、以
降の説明では、説明の簡便化のため通信網1の経由は省
略して説明する。
【0051】図7にクライアントの登録の際に、クライ
アントの表示装置に示される登録画面の一例を示す。登
録画面71には、氏名入力フィールド72、生年月日入
力フィールド73、住所入力フィールド74、性別入力
フィールド75、職業入力フィールド76、電子メール
アドレスフィールド77,興味事項入力フィールド78
が含まれており、クライアントの操作者は、キーボード
などの入力装置を用いてデータを入力する。入力が完了
した場合は、ボタン79をクリック等することにより、
クライアント5から、登録画面に入力されたデータが情
報配信結果情報提供サーバ6に送信される。
【0052】この入力データを受信した情報配信結果情
報提供サーバ6は、クライアントIDを生成するととも
に、該クライアントIDと入力データをデータベース部
6Cのクライアントデータファイル6Dに格納する(S
2)。なお、各データは図3に示すような対応するフィ
ールドにそれぞれ格納される。
【0053】上記のように、各クライアントについて登
録処理を行うことにより、クライアントデータファイル
にレコードか追加される。
【0054】(1.2.2.電子メール配信)情報提供
者は、情報提供者用端末2を用いて、登録されたクライ
アントから情報を見てもらいたいクライアントを抽出
し、抽出されたクライアントに対して電子メールを送信
することを情報配信結果情報提供サーバ6に要求するメ
ッセージを送信する。(図6,S3)。この要求に際し
て、端末2からは、抽出のための条件情報、およびクラ
イアントに閲覧させたい情報の識別情報(たとえば、U
RL)が情報配信結果情報提供サーバ6に送信される。
【0055】情報配信結果情報提供サーバ6では、上記
メッセージ、条件情報、識別情報を受け取ると、データ
処理実行プロセス部6Aは、データベース管理システム
部6Bに該条件情報を渡して、クライアントデータファ
イル6Dを検索させて、該条件に該当するクライアント
すべての電子メールアドレスを取り出すとともに、該識
別情報および検知手段を格納した電子メールテンプレー
トを生成する(S4)。
【0056】また、このとき、データ処理実行プロセス
部6Aは、データベース部6Cの配信履歴データファイ
ル6Eに、新たなレコードを作成するようにデータベー
ス管理システム部6Bに命令を出し、これに応じて配信
履歴データファイル6Eに新たなレコードが加えられ
る。なお、配信IDは、データ処理実行プロセス部6A
によって生成され、データベース管理システム部6Bに
渡され、また情報提供者用端末2を特定するユーザID
は、電子メール配信要求(S3)の際に、該端末2から
通知されたユーザIDを取得して、データベース管理シ
ステム部6Bに渡すようにしてもよい。
【0057】つぎに、情報配信結果情報提供サーバ6
は、これらを電子メール配信サーバ4に送信して、抽出
されたクライアントすべてに該電子メールテンプレート
に基づいて作成された電子メールを送信するように、要
求する(S5)。この要求は、たとえばSMTPプロト
コルに基づいて行われる。
【0058】つぎに、電子メール配信サーバ4は、これ
ら電子メールをメールボックスに格納しておき、宛先と
なっているクライアントがサーバ内のメッセージ確認を
行うと、これに応じて電子メールのダウンロードをクラ
イアント5に対して行う(S6)。電子メールの受信に
ついては、POP3、MINEなどのプロトコルに従っ
て行われる。
【0059】(1.2.3.電子メール開封検出)つぎ
に、電子メールを受信したクライアント5は、情報閲覧
手段5A(たとえば、マイクロソフト社アウトルック・
エクスプレスなどのメーラー)により、メールの着信が
表示される。クライアントの操作者が所定の操作(たと
えば、該メールのアイコンをクリックするなど)によっ
て該電子メールを開封する(S7)と、該電子メールに
格納されている検知手段が動作し、情報配信結果情報提
供サーバ6に開封を通知する(S8)。この通知には、
前記配信ID、クライアントID、開封日時のデータが
含まれており、情報配信結果情報提供サーバ6に送信さ
れる。なお、開封が行われなければ、この通知は発生し
ない。
【0060】該通知を受信した情報配信結果情報提供サ
ーバ6は、通知の内容をデータベース部6Cの配信結果
データファイルに書き込む処理を行う(S9)。この処
理の一例を述べると、データ処理実行プロセス部6A
は、通知を受け取ると、データベース管理システム部6
Bを介して、配信結果データファイル6Fを検索し、通
知の内容と同一の配信ID、クライアントIDを含むレ
コードの有無を検索し、すでにそのようなレコードが存
在すればそのレコードの開封フィールド53に開封日時
を格納し、あるいはそのようなレコードは存在しない場
合には、新しいレコードを生成し、そのレコードの、配
信IDフィールド52、クライアントIDフィールド5
1、開封フィールド53に対応するデータを格納するよ
う、データベース管理システム部6Bに要求し、データ
ベース管理システム部6Bはその要求に従って、配信結
果データファイル6Fの書き換えを実行する。これによ
り、情報配信結果情報提供サーバ6はどの電子メールに
ついてどのクライアントが開封を行ったのかという情報
配信結果情報を記録することができるようになる。
【0061】(1.2.4.情報閲覧の検出)当該電子
メールには、情報提供者が閲覧させたい情報へのリンク
が張られたハイパーリンク手段が格納されており、該ハ
イパーリンク手段に所定の操作が行われると、情報閲覧
手段5Aに当該情報が表示されるように構成されてい
る。たとえば、該ハイパーリンク手段は、当該情報を特
定するための情報としてURLが格納されているボタン
オブジェクトであり、該ボタンがクリックされることに
より、URLが活性化されて当該情報を格納したWeb
文書を情報閲覧手段5Aであるブラウザが取得して、ク
ライアント5の表示装置に内容を表示する。
【0062】図8に、本実施の形態にかかる電子メール
がクライアント5において開封された際の画面例を示
す。図8において、フレーム81は、メーラーなどによ
って生成される電子メール内容表示領域である。この表
示内容には、ボタンオブジェクト82,83,84が含
まれており、それぞれのボタンオブジェクトは、ハイパ
ーリンクを実行するためのメソッドもしくはスレッドを
格納しており、かつクリックされたことを検出して情報
配信結果情報提供サーバに通知する第2の検知手段とし
てのメソッドもしくはスレッドを有している。
【0063】図6に戻ると、クライアント5において、
図8に示すボタンオブジェクトのようなハイパーリンク
手段が所定の操作により活性化される(S10)と、前
記第2の検知手段が、この活性化を検知して情報配信結
果情報提供サーバ6にハイパーリンクが実行されたこと
を通知する(S11)。先に述べた開封の通知と同様
に、この通知には、前記配信ID、クライアントID、
ボタンクリック日時などのデータが含まれており、これ
らデータが情報配信結果情報提供サーバ6に送信され
る。
【0064】該通知を受信した情報配信結果情報提供サ
ーバ6は、通知の内容をデータベース部6Cの配信結果
データファイル6Fに書き込む処理を行う(S12)。
この処理の一例を述べると、データ処理実行プロセス部
6Aは、通知を受け取ると、データベース管理システム
部6Bを介して、配信結果データファイル6Fを検索
し、通知の内容と同一の配信ID、クライアントIDを
含むレコードを検索し、該当するレコードの対応するボ
タンクリックフィールドにクリック日時を格納するよ
う、データベース管理システム部6Bに要求し、データ
ベース管理システム部6Bはその要求に従って、配信結
果データファイル6Fの書き換えを実行する。これによ
り、情報配信結果情報提供サーバ6はどのクライアント
がどの電子メールのどのボタンをクリックしたのかとい
う情報配信結果情報を記録することができるようにな
る。
【0065】一方、ハイパーリンク手段が所定の操作に
より活性化されると、クライアント5の情報閲覧手段5
Aは、該ハイパーリンクに含まれるURLで特定される
電子情報(たとえば、Web文書)を格納している情報
蓄積サーバ3との接続を確立して、当該電子情報の送信
を該サーバ3に要求する(S13)。情報蓄積サーバ3
は、その要求に応じてクライアント5に当該電子情報を
送信し(S14)、クライアント5の情報閲覧手段5A
はこの内容を表示装置に表示する(S15)。これによ
り、情報提供者が需要者に情報を閲覧させんとする目的
が達成されることになる。
【0066】(1.2.5.情報配信結果の提示)上記
のような処理によって、複数のクライアントに対して配
信された電子メールがどのような効果を上げているのか
を知ることができれば、マーケティング戦略を立てる上
で非常に有効である。たとえば、配信対象者を抽出する
ための条件とりわけ属性条件を比較検討することによ
り、どのような属性を有する集団に情報を配信するのが
効率的なのかを知ることができるようになる。
【0067】上記を達成するために、本実施の形態では
情報提供者用端末2から情報配信結果情報提供サーバ6
に、情報配信結果情報を要求し、これに応じて情報配信
結果情報提供サーバ6が情報配信結果情報を情報提供者
用端末2へ送信するように動作する。図6を再度参照す
ると、情報提供者用端末2は、情報提供者が必要とする
情報配信結果情報を特定するための情報とともに、情報
配信結果情報を要求メッセージを情報配信結果情報提供
サーバ6に送信する(S16)。
【0068】図9は、情報提供者が必要とする情報配信
結果情報を特定するための情報の入力画面の一例を示す
図である。フレーム90は、情報提供者用端末2の表示
装置に示される入力インターフェイス・ウインドウであ
る。該ウインドウ90は、情報提供者を特定するための
ユーザID入力フィールド91と、パスワード入力フィ
ールド92を有している。なお、パスワードは情報提供
者が任意に定め、あらかじめ情報配信結果情報提供サー
バ6の図示しない管理手段にユーザIDと関連づけて登
録されたものであり、第3者のユーザIDの誤用・盗用
を防止するためのものである。
【0069】適正なユーザIDおよびパスワードが入力
されると、配信履歴情報表示フレーム93に当該ユーザ
が電子メールを配信した内容が、配信IDごとに表示さ
れる。情報提供者はこれらの内容を検討して、情報配信
結果情報を閲覧したいものを選択する。閲覧を開始した
い場合は、送信要求ボタン94をクリックして、情報配
信結果情報提供サーバ6に選択された配信IDとともに
要求メッセージを送信する(S16)。
【0070】該要求メッセージを受け取った情報配信結
果情報提供サーバ6では、データ処理実行プロセス部6
Aが、前記配信IDを含むレコードを配信結果データフ
ァイル6Fから抽出し、この抽出されたレコードの内容
から開封数、ボタンごとのクリック数をその日付ごとに
集計して算出することをデータベース管理システム部6
Bに命令し、該データベース管理システム部6Bは配信
結果データファイル6Fから要求されたデータを取得
し、これをデータ処理実行プロセス部6Aに返す。これ
らデータを受け取ったデータ処理実行プロセス部6A
は、所定の処理をこのデータに行って、情報配信結果情
報を生成し、情報提供者用端末2へ送信する(S1
7)。
【0071】この情報配信結果情報を受け取った情報提
供者用端末2は、その内容を液晶ディスプレイ装置など
の表示装置によって表示する(S18)。
【0072】図10および11に、情報配信結果情報の
情報提供者用端末2における表示画面例を示す。
【0073】図10において、フレーム1001は、情
報配信結果情報のウインドウである。該ウインドウ内に
は、当該配信IDに対応する配信履歴に関する情報を示
す配信履歴情報表示領域1002がある。該領域100
2の内容は、配信履歴データファイル6Eを検索し、対
応するデータを取得することによって生成されるもので
ある。また、該ウインドウ内には、データ表示領域10
03があり、該領域には、日付ごとに、配信数、開封
数、開封率、クリック数、クリック率が表示される。こ
れらのデータにより情報提供者は実施した情報配信の効
果を把握することが可能となる。なお、クリック数はボ
タンごとに算出させてもよい。
【0074】また、この画面例では、数値データととも
に該数値データをグラフ化して表示させることもでき
る。図10において、タブ1004をクリックすること
により図11に示すようなグラフ1101が表示され
る。これによれば、情報提供者は情報配信結果をより容
易に把握することが可能となる。
【0075】なお、これらの情報配信結果情報は、情報
配信結果情報提供サーバ6においてウェブ文書として生
成され、該Web文書が端末2の情報閲覧手段(たとえ
ばブラウザ)で表示されてもよいし、あるいは、端末2
は数値データのみを受け取り、これに基づいて端末2側
でWeb文書を生成し、表示するように構成してもよ
い。
【0076】(2.第2の実施の形態)つぎに、本発明
の第2の実施の形態について、図12から図14を参照
しながら説明する。
【0077】第2の実施の形態は、電子メールに動画オ
ブジェクトを格納し、該動画オブジェクト内に第2の検
知手段として機能するボタン等を格納する点が、前述の
第1の実施の形態と異なるが、その他は同様である。
【0078】図12は、第2の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。図1に示す第1の実施の形態と比べ
て、さらに第2情報蓄積サーバ1201が通信網1に接
続されている点が異なるが、その他の構成は第1の実施
例と同様であるので、それらの説明は省略する。
【0079】第2情報蓄積サーバは、磁気的、電気的、
もしくは光学的に情報を記録可能な記録装置である第2
情報蓄積手段1202を有しており、前記動画オブジェ
クトのデータは該第2情報蓄積手段1202に蓄積され
ている。クライアントにおいて電子メールが開封される
と、第2情報蓄積サーバは、クライアントからの送信要
求に基づいて動画オブジェクトのデータを該クライアン
トに宛てて送信するように機能する。
【0080】図13は、第2の実施の形態にかかるシス
テムの動作を示す図である。第2の実施の形態にかかる
システムの動作は、図6に示す第1の実施の形態の動作
と比べて、クライアント5における電子メールの開封
(S7)の後に、クライアント5から第2情報蓄積サー
バ1201への動画オブジェクトデータ送信要求(S1
301)と、該データ送信要求に基づく第2情報蓄積サ
ーバ1201から該クライアント5への動画オブジェク
トのデータ送信(S1302)が加わっている点で異な
るが、他は同様であるのでそれらの説明は省略する。
【0081】図14は、本実施の形態における電子メー
ル開封後のクライアント5の画面表示例を示す図であ
る。この例においては、たとえばメーラーによって生成
されるウインドウ1401内に、電子メール内容表示領
域1402があり、該領域1402内には、動画表示領
域1403があり、該動画表示領域内では動画の再生が
行われ、アニメーション、ビデオなどが再生される。本
図は動画再生が終了した時点の最終フレームが表示され
ている状態を表している。ハイパーリンク手段及び検知
手段として機能するボタンオブジェクト1404は、少
なくとも該最終フレーム内に表示されるようになってお
り、クライアント5の操作者は、該ボタンオブジェクト
1404をたとえばマウス等によって操作することが可
能となっている。
【0082】なお、動画オブジェクトとしては、たとえ
ばマクロヴィジョン社のFlashなどをもちいてよい。
【0083】本実施の形態では、見る側の関心を強く引
きつけることができる動画を用いるので、より一層情報
の閲覧を促進することが可能となる。
【0084】(3.その他)情報配信結果情報提供サー
バ6において、課金機能部を付加することにより、ビジ
ネス上有用なシステムを構築することができるようにな
る。すなわち、情報配信結果情報提供サーバ6が、電子
メール配信サーバ4にクライアント5へ情報配信を要求
ことを記録しておき、この記録から配信件数を算出して
課金計算を行うようにすればよい。この場合、情報配信
結果情報提供サーバ6内に、そのユーザ用端末固有のI
Dを取得して、このIDを用いて情報提供者用端末毎に
課金情報を計算するように課金計算部を付加すればよ
い。
【0085】また、情報配信結果情報を情報提供者用端
末2に送信するごとに課金計算を行い、ユーザ用端末固
有のIDを取得して、このIDを用いて情報提供者用端
末毎に課金情報を計算するようにしてよい。
【0086】第1及び第2の実施の形態では、クライア
ントに配信されるのは電子メールであるものとして説明
したが、本発明の実施においては、検知手段及びハイパ
ーリンク手段を格納可能な電子情報であれば電子メール
に限られず、いずれの形態の電子情報もしくは電子文書
を使用することも可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、電子情報の配信後に、
配信された電子情報のうちどの情報が閲覧者により閲覧
されたかなどの情報配信結果情報を提供することが可能
である。
【0088】かかる情報配信結果情報は、他の情報配信
結果情報と比較することにより、どのような属性の人の
反応がよいのかについてデータ分析することを容易に
し、情報提供者のマーケティングのための有用な情報源
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる情報配信結果情報提
供システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態で使用可能な電子メール・テ
ンプレートの一例を示す図である。
【図3】クライアントデータファイルの構成例を示す概
念図である。
【図4】配信履歴データファイルの構成例を示す概念図
である。
【図5】配信結果データファイルの構成例を示す概念図
である。
【図6】第1の実施の形態にかかるシステムの動作を示
すための概念図である。
【図7】クライアントの登録の際に、クライアントの表
示装置に示される登録画面の一例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態にかかる電子メールがクライ
アントにおいて開封された際のクライアントの画面例を
示す図である。
【図9】情報提供者が必要とする情報配信結果情報を特
定するための情報の入力画面の一例を示す図である。
【図10】報配信結果情報の情報提供者用端末における
表示画面例を示す図である。
【図11】報配信結果情報の情報提供者用端末における
表示画面例を示す図である。
【図12】第2の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図13】第2の実施の形態にかかるシステムの動作を
示す図である。
【図14】本実施の形態における電子メール開封後のク
ライアントの画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 … 通信網 2 … 情報提供者用端末 2A … 情報閲覧手段 2B … 情報送信手段 3 … 情報蓄積サーバ 3A … 情報蓄積手段 4 … 電子メール配信サーバ 5 … クライアント 5A … 情報閲覧手段 6 … 情報配信結果情報提供サーバ 6A … データ処理実行プロセス部 6B … データベース管理システム部 6C … データベース部 6D … クライアントデータファイル 6E … 配信履歴データファイル 6F … 配信結果データファイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月7日(2000.11.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある情報へのハイパーリンク手段と、ク
    ライアントの操作者の動作を検知し、かつ通知する検知
    手段とを含む電子情報をクライアントに配信し、該検知
    手段からの通知を記録し、該記録された通知に基づい
    て、情報配信結果情報を生成することを特徴とする、情
    報配信結果情報提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報配信結果情報提供
    システムにおいて、 該情報配信結果情報提供システムは、通信網と、該通信
    網にそれぞれ接続された情報提供者用端末と、情報蓄積
    サーバと、電子メール配信サーバと、クライアントと、
    情報配信結果情報提供サーバとを具備し、 該情報配信結果情報提供サーバは、データベース部と、
    検知手段から送られてくる通知を受け取り、これをデー
    タベース部に記録させ、情報提供者用端末からの要求に
    応じて、該データベース部に記録された通知内容に基づ
    いて情報配信結果情報を生成するデータ処理実行プロセ
    ス部とを具備することを特徴とする、情報配信結果情報
    提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報配信結果
    情報提供システムにおいて、 前記電子情報は電子メールであり、前記検知手段はそれ
    が格納されている電子メールの開封を検知し、通知する
    ことを特徴とする、情報配信結果情報提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の情報配信結果
    情報提供システムにおいて、 前記電子情報は、動画オブジェクトを表示する電子メー
    ルであり、前記検知手段は該動画オブジェクトを構成す
    るいずれかのフレームに格納されていることを特徴とす
    る、情報配信結果情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報配信結果情報提供
    システムにおいて、 前記情報配信結果情報提供システムは、さらに第2の情
    報蓄積サーバを具備しており、 該第2の情報蓄積サーバは前記動画オブジェクトのデー
    タを蓄積していることを特徴とする、情報配信結果情報
    提供システム。
  6. 【請求項6】 ある情報へのハイパーリンク手段と、ク
    ライアントの操作者の動作を検知し、かつ通知する検知
    手段とを含む電子情報を通信網を介してクライアントに
    配信し、該検知手段からの通知を通信網を介して受け取
    り、記録し、該記録された通知に基づいて、情報配信結
    果情報を生成する情報配信結果情報提供サーバにおい
    て、 該情報配信結果情報提供サーバは、データ処理実行プロ
    セス部と、該データ処理実行プロセス部に接続されたデ
    ータベース管理システム部と、該データベース管理シス
    テム部に接続されたデータベース部とを具備し、 データ処理実行プロセス部は、検知手段から送られてく
    る通知を受け取り、これをデータベース部に記録するこ
    とをデータベース管理システム部に命令し、情報提供者
    用端末からの要求に応じて、該データベース部に記録さ
    れた通知内容を抽出することをデータベース管理システ
    ム部に命令し、データベース管理システム部が抽出した
    通知内容に基づいて情報配信結果情報を生成することを
    特徴とする、情報配信結果情報提供サーバ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報配信結果情報提供
    サーバにおいて、 該電子情報は、電子メールであり、 該検知手段の通知には、該電子メールの開封日時のデー
    タが含まれており、該開封日時のデータはデータベース
    部に記録されることを特徴とする、情報配信結果情報提
    供サーバ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報配信結果情報提供
    サーバにおいて、 前記電子情報は、前記ハイパーリンク手段であるととも
    に検知手段であるオブジェクトを含んでおり、 該検知手段であるオブジェクトは、ある所定のイベント
    の発生に応じてハイバーリンクの活性化と該通知を行
    い、 該検知手段の通知には、該イベントの発生のデータが含
    まれており、該イベントの発生のデータはデータベース
    部に記録されることを特徴とする、情報配信結果情報提
    供サーバ。
  9. 【請求項9】 ある情報へのハイパーリンク手段と、ク
    ライアントの操作者の動作を検知し、かつ通知する検知
    手段とを含む電子情報をクライアントに配信する第1の
    工程と、 該検知手段からの通知を記録する第2の工程と、 該記録された通知に基づいて、情報配信結果情報を生成
    する第3の工程とを具備することを特徴とする、情報配
    信結果情報提供方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報配信結果情報提
    供方法において、 前記電子情報は電子メールであり、前記検知手段はそれ
    が格納されている電子メールの開封を検知し、通知する
    ことを特徴とする、情報配信結果情報提供方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の情報配信結果情報提
    供方法において、 前記電子情報は、動画オブジェクトを表示する電子メー
    ルであり、前記検知手段は該動画オブジェクトを構成す
    るいずれかのフレームに格納されていることを特徴とす
    る、情報配信結果情報提供方法。
  12. 【請求項12】 請求項9から11のいずれかに記載の
    方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格
    納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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