JP2002149502A - メモリのテスト方法及び半導体装置 - Google Patents

メモリのテスト方法及び半導体装置

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JP2002149502A
JP2002149502A JP2000346094A JP2000346094A JP2002149502A JP 2002149502 A JP2002149502 A JP 2002149502A JP 2000346094 A JP2000346094 A JP 2000346094A JP 2000346094 A JP2000346094 A JP 2000346094A JP 2002149502 A JP2002149502 A JP 2002149502A
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JP
Japan
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memory
program control
program
arithmetic circuit
test
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JP2000346094A
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English (en)
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Takayuki Minemaru
貴行 峯丸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を増加させることなく、短いテスト
時間でメモリのテストを行う。 【解決手段】 1つの半導体装置の内部に2つ以上のプ
ログラム制御演算回路1,9がある場合、プログラム制
御演算回路1のプログラムで、テスト対象のメモリ6に
対してメモリのテストに必要な制御信号を発生し、その
読み出しデータ信号を、プログラム制御演算回路9のプ
ログラムで解析してメモリ6のテスト結果を判断するの
で、制御信号を与えると同時に解析が進行可能となり、
テスト時間を短縮できる。また元々存在するプログラム
制御演算回路を用いてテストを行うので、テスト用の回
路増加はほとんど発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム制御演
算回路(CPU、DSP等)を2つ以上有し、プログラ
ム格納以外の目的を持つメモリを有する大規模集積回路
の内蔵メモリテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2000−181900に
示されるように、集積回路内の1つのプログラム制御演
算回路を用いて、内蔵メモリのテストを行う技術や、特
開平5−101697号公報に示されるような、メモリ
テスト用のBISTと呼ばれるテスト専用回路による内
蔵メモリのテストを行う技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来手法では、メモリをテストする場合に、メモリに対
する書き込み/読み出しの制御と、読み出された値と期
待値との比較作業は同時に実行できないため、テスト時
間が長くなり易いという問題点があった。
【0004】また、第2の従来手法では、テスト専用回
路を付加するため、メモリの個数が増加すると回路規模
が大きくなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を除去し、プログラム
制御演算回路(CPU、DSP等)を2つ以上有し、プ
ログラム格納以外の目的を持つメモリを有する場合に、
テスト時間が短くかつテスト専用回路の規模の小さいメ
モリテスト方法並びに半導体装置(集積回路)を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段を以下説明する。
【0007】まず、第1のテスト方法は、第1のプログ
ラム制御演算回路のプログラムにより、テスト対象のメ
モリに対して、メモリのテストに必要な制御信号を発生
し、その読み出しデータ信号を、第2のプログラム制御
演算回路のプログラムで解析することにより、メモリの
テスト結果を判断することで、制御信号を与えると同時
に解析が並列で進行可能となる。
【0008】これにより、1つのプログラム制御演算回
路でテストを行う方法に比べてテスト時間を短縮するこ
とができる。また、元々存在するプログラム制御演算回
路を用いてテストを行うので、テストのための回路増加
はほとんど発生しない。
【0009】尚、テスト時に、第1のプログラム制御演
算回路と第2のプログラム制御演算回路を連動させる必
要があるため、第1のプログラム制御演算回路から第2
のプログラム制御演算回路を起動させるようにすると良
い。
【0010】さらに、テスト対象のメモリが複数ある場
合も、順番にテスト対象のメモリを変更していくことで
容易に対応できる。
【0011】また、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≧2
nの場合には、2個のプログラム制御演算回路と1個の
プログラム格納以外の目的を持つメモリを1組として、
並列にn個のメモリのテスト結果を判断することが可能
となり、テスト時間を最小1/nにすることができる。
【0012】第2のテスト方法は、プログラム制御演算
回路m個、プログラム格納以外の目的を持つメモリn個
を有し、m>nの場合には、マスターとなる第1のプロ
グラム制御演算回路のプログラムにより、テスト対象の
n個のメモリに対して、メモリのテストに必要な制御信
号を発生し、第1のプログラム制御演算回路を除いたn
個のプログラム制御演算回路と前記n個のメモリを1対
1対応させ、それぞれのメモリとプログラム制御演算回
路の組において、メモリからの読み出しデータ信号を、
プログラム制御演算回路において、プログラム制御演算
回路に対するプログラムで解析することにより、n個の
メモリのテストを同時に実施可能となり、テスト時間を
最小1/nにすることができる。
【0013】尚、プログラム制御演算回路m個、プログ
ラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≦nの
場合でも、第1と第2のテスト方法を混ぜ合わせて利用
することで容易に対応可能となる。特に、メモリのワー
ド数が大きい物を並列化してテストすると同時に、ワー
ド数の小さい物を順序テストするようにすれば、テスト
時間を効果的に削減できる。
【0014】また、半導体装置において上記テスト方法
を実現する手段として、第1の手段は、内蔵メモリをテ
ストする際に、第1のプログラム制御演算回路からメモ
リに読み書きのアクセス制御信号を送る手段と、前記メ
モリからの読み出しデータ信号を、第2のプログラム制
御演算回路で受け取る手段とを備えることで、第1のテ
スト方法を実現している。
【0015】尚、テスト時に、第1のプログラム制御演
算回路と第2のプログラム制御演算回路を連動させる必
要があるため、第1のプログラム制御演算回路から第2
のプログラム制御演算回路を起動させる手段を備えても
良い。
【0016】さらに、テスト対象のメモリが複数ある場
合も、それぞれのメモリに対して、第1のプログラム制
御演算回路から読み書きのアクセス制御信号を送る手段
と、読み出しデータ信号を第2のプログラム制御演算回
路で受け取る手段とを備え、メモリを順番にテスト対象
とすることでテストが実現される。
【0017】また、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≧2
nの場合には、1組の構成として第1のプログラム制御
演算回路から前記メモリに読み書きのアクセス制御信号
を送る手段と、前記メモリからの読み出しデータ信号
を、第2のプログラム制御演算回路で受け取る手段とを
備えるものとし、これを半導体装置内にn組構築するこ
とで、n個のメモリのテストを同時に実施できる。
【0018】第2の手段は、第1のプログラム制御演算
回路から、n個のメモリに対してアクセス制御信号を送
る手段と、n個のメモリからの読み出しデータ信号を、
第1のプログラム制御演算回路を除く、n個のプログラ
ム制御演算回路のそれぞれ対応する1つのプログラム制
御演算回路で受け取る手段とを備えることで、第2のテ
スト方法を実現している。
【0019】尚、第1、第2の手段を混在させても良
く、さらに、半導体装置内に従来方法の部分と本発明の
構成の部分を混在させることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明(請求項
1)のメモリテスト方法を実施する際の信号の流れを示
した図である。
【0022】メモリテストを行う場合に、プログラム制
御演算回路1はそのプログラムにより、被テストメモリ
6に対して、メモリ通常入力信号群2の代わりに、メモ
リテスト用入力信号群3を切り替え手段4で切り替え
て、メモリ入力信号群5として与える。
【0023】メモリ入力信号群5により、読み出し動作
が起こると、被テストメモリ6から、メモリ通常出力信
号群7とメモリテスト用出力信号群8としてデータが読
み出される。メモリテストの際には、メモリテスト用出
力信号群8をプログラム制御演算回路9で取り込み、プ
ログラムにより、想定される期待値との比較を行い、メ
モリが正常であるかどうかを判別する。
【0024】図2はこのメモリテスト方法を実施するフ
ローを示した図である。
【0025】テスト開始し(処理10)、まずプログラ
ム制御演算回路1のテストを行う(処理11)。その結
果を判断フェイズでPASS/FAIL判定し(処理12)、FAI
LならFAIL終了する(処理21)。PASSの場合には、プ
ログラム制御演算回路9のテストを行う(処理13)。
その結果を判断フェイズでPASS/FAIL判定し(処理1
4)、FAILならFAIL終了する(処理21)。PASSの場合
には、被テストメモリ6のテストを行う(処理15)。
被テストメモリ6のテスト(処理15)では、まずテス
トモード切替えを行い(処理16)、信号の流れをメモ
リテスト用に切り替える。
【0026】次に、プログラム制御演算回路1とプログ
ラム制御演算回路9に対し、テスト用プログラムダウン
ロードを行う(処理17)。テスト実行(処理18)に
おいて、プログラム制御演算回路1とプログラム制御演
算回路9に対し起動をかけて、プログラム制御演算回路
1からメモリのテストに必要な制御信号を生成し、読み
出したデータをプログラム制御演算回路9で解析するこ
とで、メモリのテストを実施する。判断フェイズ(処理
19)でPASS/FAIL判定し、FAILならFAIL終了し(処理
21)、PASSならPASS終了する(処理20)。
【0027】尚、テスト実行(処理18)において、プ
ログラム制御演算回路1とプログラム制御演算回路9の
同期を取るために、プログラム制御演算回路1からテス
ト時にプログラム制御演算回路9を起動するようにして
も良い(請求項2に対応)。
【0028】また、被テストメモリが複数ある場合に
は、1つずつ図2のフローでテストすることができる(請
求項3に対応)。
【0029】次に、本実施の形態のメモリテスト方法と
従来の第1のメモリテスト方法についての差異を説明す
る。なお、従来の第2のメモリテスト方法はテスト専用
回路を用いる点で本発明と大きく異なっており、その説
明は省略する。
【0030】図3は従来のメモリテスト方法における信
号の流れを示した図で、プログラム制御演算回路31は
そのプログラムにより、被テストメモリ36に対して、
メモリ通常入力信号群32の代わりに、メモリテスト用
入力信号群33を切り替え手段34で切り替えて、メモ
リ入力信号群35として与える。
【0031】メモリ入力信号群35により読み出し動作
が起こると、被テストメモリ36からメモリ通常出力信
号群37とメモリテスト用出力信号群38としてデータ
が読み出される。メモリテストの際には、メモリテスト
用出力信号群38をプログラム制御演算回路31で取り
込み、プログラムにより想定される期待値との比較を行
い、メモリが正常であるかどうかを判別する。
【0032】この時のプログラム制御演算回路31のプ
ログラム実行サイクル毎の動作例を図4に示す。ここで
は簡単化のため、2ワードのメモリをテストする場合を
示す。
【0033】(プログラム実行サイクル毎の動作例)サ
イクル1で被テストメモリ36に対する第1の書き込み
アドレスを生成する。
【0034】サイクル2で被テストメモリ36に対して
書き込みを実行する。
【0035】サイクル3で被テストメモリ36に対する
第2の書き込みアドレスを生成する。
【0036】サイクル4で被テストメモリ36に対して
書き込みを実行する。
【0037】サイクル5で被テストメモリ36に対する
第1の読み出しアドレスを生成する。
【0038】サイクル6で被テストメモリ36に対して
読み出しを実行する。
【0039】サイクル7で読み出し結果と期待値を比較
する。
【0040】サイクル8で条件判定ジャンプを行い、比
較結果がFAILの場合はFAIL終了へ飛び、PASSの場合は、
サイクル9へ進む。
【0041】サイクル9で被テストメモリ36に対する
第2の読み出しアドレスを生成する。
【0042】サイクル10で被テストメモリ36に対し
て読み出しを実行する。
【0043】サイクル11で読み出し結果と期待値を比
較する。
【0044】サイクル12で条件判定ジャンプを行い、
比較結果がFAILの場合はFAIL終了へ飛び、PASSの場合
は、サイクル13へ進む。
【0045】サイクル13でPASS終了する。
【0046】以上の様に、PASS終了するまでに13サイ
クルを要する。
【0047】次に、本発明のメモリテスト方法によるプ
ログラム制御演算回路1並びにプログラム制御演算回路
9のプログラム実行サイクル毎の動作例を図5に示す。
ここでは簡単化のため、2ワードのメモリをテストする
場合を示す。
【0048】(プログラム実行サイクル毎の動作例)サ
イクル1でプログラム制御演算回路1では被テストメモ
リ36に対する第1の書き込みアドレスを生成する。プ
ログラム制御演算回路9はこのサイクルは何も実行しな
い。
【0049】サイクル2でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対して書き込みを実行する。プ
ログラム制御演算回路9はこのサイクルは何も実行しな
い。
【0050】サイクル3でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対する第2の書き込みアドレス
を生成する。プログラム制御演算回路9はこのサイクル
は何も実行しない。
【0051】サイクル4でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対して書き込みを実行する。プ
ログラム制御演算回路9はこのサイクルは何も実行しな
い。
【0052】サイクル5でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対する第1の読み出しアドレス
を生成する。プログラム制御演算回路9はこのサイクル
は何も実行しない。
【0053】サイクル6でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対して読み出しを実行する。プ
ログラム制御演算回路9はこのサイクルで読み出したデ
ータを取り込む。
【0054】サイクル7でプログラム制御演算回路1で
は何も実行しない。プログラム制御演算回路9はこのサ
イクルで読み出したデータ読み出し結果と期待値を比較
する。
【0055】サイクル8でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対する第2の読み出しアドレス
を生成する。プログラム制御演算回路9はこのサイクル
で条件判定ジャンプを行い、比較結果がFAILの場合はFA
IL終了へ飛び、PASSの場合は、サイクル9へ進む。
【0056】サイクル9でプログラム制御演算回路1で
は被テストメモリ36に対して読み出しを実行する。プ
ログラム制御演算回路9はこのサイクルで読み出したデ
ータを取り込む。
【0057】サイクル10でプログラム制御演算回路1
は停止する。プログラム制御演算回路9はこのサイクル
で読み出したデータ読み出し結果と期待値を比較する。
【0058】サイクル11でプログラム制御演算回路9
は条件判定ジャンプを行い、比較結果がFAILの場合はFA
IL終了へ飛び、PASSの場合は、サイクル12へ進む。
【0059】サイクル12でPASS終了する。
【0060】以上の様に、PASS終了するまでに12サイ
クルを要し、従来方法より1サイクルテスト時間が短く
なる。これは、図4の場合では、第1の読み出しアドレ
スを生成してから第2の読み出しアドレスを生成するま
でに4サイクルを要するのに比べて、図5では3サイク
ルで済むからである。この例では簡単化のために、2ワ
ードのメモリを対象としたが、ワード数が大きくなる
と、本発明の方法でのテストサイクル削減数が増加する
ことは明らかである。
【0061】また、被テストメモリが複数ある場合に
は、図5のサイクル10において、プログラム制御演算
回路1にて、次の被テストメモリへの書き込みアドレス
を生成することが可能であるから、順次テストする場合
のオーバヘッドを削減することも可能となる(請求項3
に対応)。
【0062】なお、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体
装置であって、m≧2nの場合には、図1に示す信号の
流れを、n個の被テストメモリに対してn組構築でき
る。これにより、n個の被テストメモリを同時にテスト
することが可能となる(請求項4に対応)。
【0063】(実施の形態2)図6は本発明(請求項
5)のメモリテスト方法を実施する際の信号の流れを示
した図で、m=4、n=3の場合を示した図である。
【0064】メモリテストを行う場合に、プログラム制
御演算回路601はそのプログラムにより、被テストメ
モリ612〜614に対して、メモリ通常入力信号群6
03〜605の代わりに、メモリテスト用入力信号群6
02を切り替え手段606〜608で切り替えて、メモ
リ入力信号群609〜611として与える。
【0065】メモリテスト用入力信号群602により読
み出し動作が起こると、被テストメモリ612からメモ
リ通常出力信号群615とメモリテスト用出力信号群6
16としてデータが読み出され、被テストメモリ613
からメモリ通常出力信号群617とメモリテスト用出力
信号群618としてデータが読み出され、被テストメモ
リ614からメモリ通常出力信号群619とメモリテス
ト用出力信号群620としてデータが読み出される。
【0066】メモリテストの際には、メモリテスト用出
力信号群616をプログラム制御演算回路621で取り
込み、メモリテスト用出力信号群618をプログラム制
御演算回路622で取り込み、メモリテスト用出力信号
群620をプログラム制御演算回路623で取り込む。
プログラム制御演算回路621〜623では、それぞれ
のプログラムによって想定される期待値との比較を行
い、メモリが正常であるかどうかを判別する。
【0067】図7は本発明(請求項5)のメモリテスト
方法を実施するフローを示した図である。
【0068】テスト開始し(処理701)、まずテスト
に用いられるプログラム制御演算回路601、621〜
623のテスト702を行う。その結果を判断フェイズ
でPASS/FAIL判定し(処理703)、FAILならFAIL終了
する(処理710)。PASSの場合には、被テストメモリ
のテストを行う(処理704)。被テストメモリのテス
ト(処理704)では、まずテストモード切替えを行い
(処理705)、信号の流れをメモリテスト用に切り替
える。次に、プログラム制御演算回路601、621、
622、623に対し、テスト用プログラムダウンロー
ドを行う(処理706)。
【0069】次に、プログラム制御演算回路601、6
21、622、623に対し起動をかけて、まずプログ
ラム制御演算回路601からメモリのテストに必要な制
御信号を生成し、被テストメモリ612〜614にテス
トデータの書き込みを実施する(処理707)。書き込
み(処理707)では、被テストメモリ612〜614
に順番にテストデータの書き込みを行う。
【0070】その後、プログラム制御演算回路601か
らメモリのテストに必要な制御信号を生成し、被テスト
メモリ612〜614に対して読み出しを実行する(処
理708)。読み出し(処理708)では、それぞれ被
テストメモリ612〜614より読み出したデータをプ
ログラム制御演算回路621〜623で同時に解析する
ことで、メモリのテストを実施する。判断フェイズでPA
SS/FAIL判定し(処理709)、FAILならFAIL終了し
(処理710)、PASSならPASS終了する(処理71
1)。
【0071】尚、各被テストメモリのメモリ容量が異な
る場合には、それぞれの解析に要する時間が異なってく
る。この場合にはテスト時間を短縮するため、テスト時
間の短い被テストメモリがFAILしている場合には、
読み出し(処理708)を中断し、LSIのFAILを
提示し、次のLSIのテストを実行しても良い。
【0072】また、各被テストメモリのメモリ容量が同
一の場合には、書き込み(処理707)において、全被
テストメモリの書き込みを実施することもでき、順番に
書き込みを行うよりもテスト時間を短縮することもでき
る。
【0073】(実施の形態3)図8は本発明(請求項
6)の実施の形態3に係る半導体装置の構成例を示した
図で、プログラム制御演算回路801からメモリアクセ
ス制御信号802が出力される。この信号と通常のメモ
リアクセス制御信号803とが選択回路804に送られ
る。選択回路804ではこれら2つの信号をテストモー
ド信号806により切り替えて、メモリアクセス制御信
号807として出力する。メモリアクセス制御信号80
7により、被テストメモリ808が制御され、書き込み
・読み出し動作が行われる。被テストメモリ808の出
力信号809は、プログラム制御演算回路810に入力
される。
【0074】起動信号811はプログラム制御演算回路
801に入力される。プログラム制御演算回路801は
この信号が与えられると、プログラムの実行を開始す
る。
【0075】プログラム制御演算回路801からのテス
ト起動制御信号812と起動信号813は選択回路81
4に送られる。選択回路814ではこれら2つの信号を
テストモード信号806により切り替えて、起動信号8
15として出力する。起動信号815はプログラム制御
演算回路810に入力される。プログラム制御演算回路
810はこの信号が与えられると、プログラムの実行を
開始する(請求項7に対応)。
【0076】次に簡単に動作を説明する。まず、テスト
に必要なプログラムをプログラム制御演算回路801、
810のそれぞれの命令メモリにダウンロードする。
【0077】テストモード信号806を切り替えて、メ
モリアクセス制御信号802がメモリアクセス制御信号
807となり、テスト起動制御信号812が起動信号8
15となるようにする。
【0078】起動信号811を与えて、プログラム制御
演算回路801を起動して被テストメモリ808のテス
トを開始する。プログラム制御演算回路801は必要な
タイミングでテスト起動制御信号812を出力してプロ
グラム制御演算回路810を起動し、被テストメモリ8
08からの出力信号809をプログラム制御演算回路8
10で解析させる。
【0079】以上の動作により、被テストメモリ808
のテストが実現できる。
【0080】尚、図8においては、プログラム制御演算
回路801よりテスト起動制御信号812を出力して、
プログラム制御演算回路810を起動したが、図9に示
すように起動信号811をプログラム制御演算回路80
1とプログラム制御演算回路810に与える構成とし、
起動してからテストするまでのタイミングを調整したプ
ログラムを、それぞれのプログラム制御演算回路のプロ
グラムとして与えても良い(請求項8に対応)。
【0081】また、被テストメモリが複数ある場合を次
に説明する。図10に被テストメモリが3つの場合を例
として示す(請求項9に対応)。
【0082】図10で、プログラム制御演算回路100
1からメモリアクセス制御信号1002が出力される。
この信号と通常のメモリアクセス制御信号1003とが
選択回路1004に送られる。選択回路1004ではこ
れら2つの信号を切替え制御信号1005により切り替
えて、メモリアクセス制御信号1006として出力す
る。メモリアクセス制御信号1006により被テストメ
モリ1007が制御され、書き込み・読み出し動作が行
われる。
【0083】同様に、メモリアクセス制御信号1002
と通常のメモリアクセス制御信号1008とが選択回路
1009に送られる。選択回路1009では、これら2
つの信号を切替え制御信号1010により切り替えて、
メモリアクセス制御信号1011として出力する。メモ
リアクセス制御信号1011により、被テストメモリ1
012が制御され、書き込み・読み出し動作が行われ
る。
【0084】更に、メモリアクセス制御信号1002と
通常のメモリアクセス制御信号1013とが選択回路1
014に送られる。選択回路1014ではこれら2つの
信号を切替え制御信号1015により切り替えて、メモ
リアクセス制御信号1016として出力する。メモリア
クセス制御信号1016により、被テストメモリ101
7が制御され、書き込み・読み出し動作が行われる。
【0085】被テストメモリ1007の出力信号101
8、被テストメモリ1012の出力信号1019、被テ
ストメモリ1017の出力信号1020のそれぞれは、
選択回路1021に入力され、切替え制御信号1022
により、選択されて出力信号1023として出力され
る。出力信号1023はプログラム制御演算回路102
4に入力される。
【0086】起動信号1025は、プログラム制御演算
回路1001に入力される。プログラム制御演算回路1
001はこの信号が与えられると、プログラムの実行を
開始する。
【0087】プログラム制御演算回路1001からのテ
スト起動制御信号1026と起動信号1027は選択回
路1028に送られる。選択回路1028ではこれら2
つの信号を切替え制御信号1029により切り替えて、
起動信号1030として出力する。起動信号1030は
プログラム制御演算回路1024に入力される。プログ
ラム制御演算回路1024はこの信号が与えられるとプ
ログラムの実行を開始する。
【0088】次に簡単に動作を説明する。まず、テスト
に必要なプログラムをプログラム制御演算回路100
1、1024のそれぞれの命令メモリにダウンロードす
る。
【0089】切替え制御信号1005により、メモリア
クセス制御信号1002がメモリアクセス制御信号10
06となる様にし、切替え制御信号1022により、出
力信号1018が出力信号1023となるようにする。
また、切替え制御信号1029により、テスト起動信号
1026が起動信号1030となるようにする。
【0090】起動信号1025を与えて、プログラム制
御演算回路1001を起動してテストを開始する。プロ
グラム制御演算回路1001は必要なタイミングでテス
ト起動信号1026を出力してプログラム制御演算回路
1024を起動する。
【0091】プログラム制御演算回路1001が起動
し、メモリアクセス制御信号1002が出力され、被テ
ストメモリ1007からの出力信号1018をプログラ
ム制御演算回路1024で解析する。同様に切替え制御
信号1010、1015と切替え制御信号1022の値
を適宜制御することで、テスト対象の被テストメモリ
を、被テストメモリ1012、1017に切り替えてテ
ストを行い、全被テストメモリのテストが実現できる。
【0092】なお、図10においては、プログラム制御
演算回路1001よりテスト起動信号1026を出力し
て、プログラム制御演算回路1024を起動したが、起
動信号1025をプログラム制御演算回路1001とプ
ログラム制御演算回路1024に与える構成とし、起動
してからテストするまでのタイミングを調整したプログ
ラムを、それぞれのプログラム制御演算回路のプログラ
ムとして与えても良い。
【0093】なお、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体
装置であって、m≧2nの場合には、図8または図9に
示す回路の構成を、n個の被テストメモリに対してn組
構築できる。これにより、n個の被テストメモリを同時
にテストすることが可能となる(請求項10、11、1
2に対応)。
【0094】(実施の形態4)図11は本発明(請求項
13,14)の半導体装置の構成を示した図で、m=
4、n=3の場合を示した図である。
【0095】プログラム制御演算回路1101からメモ
リアクセス制御信号1102が出力される。この信号と
通常のメモリアクセス制御信号1103とが選択回路1
104に送られる。選択回路1104ではこれら2つの
信号をテストモード信号1106により切り替えて、メ
モリアクセス制御信号1105として出力する。メモリ
アクセス制御信号1105により、被テストメモリ11
07が制御され、書き込み・読み出し動作が行われる。
【0096】同様に、メモリアクセス制御信号1102
と通常のメモリアクセス制御信号1108とが選択回路
1109に送られる。選択回路1109ではこれら2つ
の信号をテストモード信号1106により切り替えて、
メモリアクセス制御信号1110として出力する。メモ
リアクセス制御信号1110により被テストメモリ11
11が制御され、書き込み・読み出し動作が行われる。
【0097】更に、メモリアクセス制御信号1102と
通常のメモリアクセス制御信号1112が選択回路11
13に送られる。選択回路1113ではこれら2つの信
号をテストモード信号1106により切り替えて、メモ
リアクセス制御信号1114として出力する。メモリア
クセス制御信号1114により、被テストメモリ111
5が制御され、書き込み・読み出し動作が行われる。
【0098】被テストメモリ1107の出力信号111
6、被テストメモリ1111の出力信号1117、被テ
ストメモリ1115の出力信号1118は、それぞれプ
ログラム制御演算回路1119、1120、1121に
入力される。
【0099】起動信号1122は、プログラム制御演算
回路1101に入力される。プログラム制御演算回路1
101は、この信号が与えられるとプログラムの実行を
開始する。
【0100】プログラム制御演算回路1101からのテ
スト起動信号1123と起動信号1124は選択回路1
125に送られる。選択回路1125では、これら2つ
の信号をテストモード信号1106により切り替えて、
起動信号1126として出力する。起動信号1126は
プログラム制御演算回路1119に入力される。プログ
ラム制御演算回路1119は、この信号が与えられると
プログラムの実行を開始する。
【0101】同様に、テスト起動制御信号1123と起
動信号1127は選択回路1128に送られる。選択回
路1128ではこれら2つの信号をテストモード信号1
106により切り替えて、起動信号1129として出力
する。起動信号1129はプログラム制御演算回路11
20に入力される。プログラム制御演算回路1120
は、この信号が与えられるとプログラムの実行を開始す
る。
【0102】更に、テスト起動制御信号1123と起動
信号1130は選択回路1131に送られる。選択回路
1131ではこれら2つの信号をテストモード信号11
06により切り替えて、起動信号1132として出力す
る。起動信号1132はプログラム制御演算回路112
1に入力される。プログラム制御演算回路1121はこ
の信号が与えられるとプログラムの実行を開始する。
【0103】次に簡単に動作を説明する。まず、テスト
に必要なプログラムをプログラム制御演算回路110
1、1119、1120、1121のそれぞれの命令メ
モリにダウンロードする。
【0104】テストモード信号1105により、メモリ
アクセス制御信号1102がメモリアクセス制御信号1
106、1110、1114となる様にする。また、テ
ストモード信号1106により、テスト起動信号112
3が起動信号1126、1129、1132となるよう
にする。
【0105】起動信号1122を与えて、プログラム制
御演算回路1101を起動してテストを開始する。プロ
グラム制御演算回路1101は必要なタイミングでテス
ト起動信号1123を出力してプログラム制御演算回路
1119、1120、1121を起動する。
【0106】プログラム制御演算回路1101が起動
し、メモリアクセス制御信号1102が出力され、被テ
ストメモリ1107、1111、1115からのそれぞ
れの出力信号1116、1117、1118をプログラ
ム制御演算回路1119、1120、1121で解析す
る。
【0107】これにより、同時に3つの被テストメモリ
のテストが実行される。
【0108】尚、図11においては、プログラム制御演
算回路1101よりテスト起動信号1123を出力し
て、プログラム制御演算回路1119、1120、11
21を起動したが、テスト起動信号1123をプログラ
ム制御演算回路1101、1119、1120、112
1に与える構成とし、起動してからテストするまでのタ
イミングを調整したプログラムを、それぞれのプログラ
ム制御演算回路のプログラムとして与えても良い(請求
項15に対応)。
【0109】
【発明の効果】以上のように本発明(請求項1)の第1
のテスト方法は、第1のプログラム制御演算回路のプロ
グラムで、テスト対象のメモリに対してメモリのテスト
に必要な制御信号を発生し、その読み出しデータ信号
を、第2のプログラム制御演算回路のプログラムで解析
することにより、メモリのテスト結果を判断すること
で、制御信号を与えると同時に解析が並列で進行可能と
なるので、1つのプログラム制御演算回路でテストを行
う方法に比べてテスト時間を短縮することができる。
【0110】また、元々存在するプログラム制御演算回
路を用いてテストを行うので、テストのための回路増加
はほとんど発生しない。
【0111】尚、テスト時に、第1のプログラム制御演
算回路と第2のプログラム制御演算回路を連動させる必
要があるため、第1のプログラム制御演算回路から第2
のプログラム制御演算回路を起動させるようにしても良
い。
【0112】さらに、テスト対象のメモリが複数ある場
合も、順番にテスト対象のメモリを変更していくことで
容易に対応できる。
【0113】また、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≧2
nの場合には、プログラム制御演算回路2個と被テスト
メモリ1個を1組としてこれを複数組用意すれば、並列
にn個のメモリのテスト結果を判断することが可能とな
り、テスト時間を最小1/nにすることができる。
【0114】本発明(請求項5)の第2のテスト方法に
よれば、プログラム制御演算回路m個、プログラム格納
以外の目的を持つメモリn個を有し、m>nの場合に
は、マスターとなる第1のプログラム制御演算回路のプ
ログラムにより、テスト対象のn個のメモリに対して、
メモリのテストに必要な制御信号を発生し、第1のプロ
グラム制御演算回路を除いたn個のプログラム制御演算
回路と前記n個のメモリを1対1対応させ、メモリから
の読み出しデータ信号を、受け側のプログラム制御演算
回路において解析することにより、n個のメモリのテス
トを同時に実施可能となり、テスト時間を最小1/nに
することができる。
【0115】尚、プログラム制御演算回路m個、プログ
ラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≦nの
場合でも、第1から第2のテスト方法を混ぜ合わせて利
用することで容易に対応可能となる。
【0116】特に、メモリのワード数が大きい物を並列
化してテストすると同時に、ワード数の小さい物を順序
テストするようにすれば、テスト時間を効果的に削減で
きる。さらに、従来方法と本発明のテスト方法を混在さ
せても構わない。
【0117】本発明(請求項6)の半導体装置によれ
ば、メモリのテストを実現する第1の手段として、内蔵
メモリをテストする際に、第1のプログラム制御演算回
路から前記メモリに読み書きのアクセス制御信号を送る
手段と、前記メモリからの読み出しデータ信号を、第2
のプログラム制御演算回路で受け取る手段とを備えるこ
とで、第1のテスト方法を実現している。
【0118】尚、テスト時に、第1のプログラム制御演
算回路と第2のプログラム制御演算回路を連動させる必
要があるため、第1のプログラム制御演算回路から第2
のプログラム制御演算回路を起動させる手段を備えても
良い。
【0119】さらに、テスト対象のメモリが複数ある場
合も、それぞれのメモリに対して、第1のプログラム制
御演算回路から読み書きのアクセス制御信号を送る手段
と、読み出しデータ信号を第2のプログラム制御演算回
路で受け取る手段とを備え、メモリを順番にテスト対象
とすることでテストが実現される。
【0120】また、プログラム制御演算回路m個、プロ
グラム格納以外の目的を持つメモリn個を有し、m≧2
nの場合には、1組の構成として第1のプログラム制御
演算回路から前記メモリに読み書きのアクセス制御信号
を送る手段と、前記メモリからの読み出しデータ信号
を、第2のプログラム制御演算回路で受け取る手段とを
備えるものとし、これを半導体装置内にn組構築するこ
とで、n個のメモリのテストを同時に実施できる。
【0121】本発明(請求項13)の半導体装置によれ
ば、メモリのテストを実現する第2の手段として、第1
のプログラム制御演算回路から、n個のメモリに対して
アクセス制御信号を送る手段と、n個のメモリからの読
み出しデータ信号を、第1のプログラム制御演算回路を
除く、n個のプログラム制御演算回路のそれぞれ対応す
る1つのプログラム制御演算回路で受け取る手段とを備
えることで、第2のテスト方法を実現している。
【0122】尚、第1、第2の手段を混在させても良
く、さらに、半導体装置内に従来方法の部分と本発明の
構成の部分を混在させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるメモリテスト方
法を実施する際の信号の流れを示した図
【図2】実施の形態1のメモリテスト方法を実施するフ
ローを示した図
【図3】従来のメモリテスト方法の信号の流れを示した
【図4】プログラム制御演算回路31のプログラム実行
サイクル毎の動作例を示した図
【図5】プログラム制御演算回路1並びにプログラム制
御演算回路9のプログラム実行サイクル毎の動作例を示
した図
【図6】本発明の実施の形態2におけるメモリテスト方
法を実施する際の信号の流れを示した図
【図7】実施の形態2のメモリテスト方法を実施するフ
ローを示した図
【図8】本発明の実施の形態3における半導体装置の構
成例を示した図
【図9】起動信号811をプログラム制御演算回路80
1とプログラム制御演算回路810に与える構成を示し
た図
【図10】被テストメモリが3つの場合の半導体装置の
構成例を示した図
【図11】本発明の実施の形態4における半導体装置の
構成例を示した図
【符号の説明】
1 プログラム制御演算回路 2 メモリ通常入力信号群 3 メモリテスト用入力信号群 4 切り替え手段 5 メモリ入力信号群 6 被テストメモリ 7 メモリ通常出力信号群 8 メモリテスト用出力信号群 9 プログラム制御演算回路 31 プログラム制御演算回路 32 メモリ通常入力信号群 33 メモリテスト用入力信号群 34 切り替え手段 35 メモリ入力信号群 36 被テストメモリ 38 メモリテスト用出力信号群 601,621〜623 プログラム制御演算回路 612〜614 被テストメモリ 801,810 プログラム制御演算回路 804,814 選択回路 808 被テストメモリ 1001,1024 プログラム制御演算回路 1004,1009,1014,1028 選択回路 1007,1012,1017 被テストメモリ 1101,1119〜1121 プログラム制御演算回
路 1104,1109 選択回路 1107,1111,1115 被テストメモリ 1113,1125,1128,1131 選択回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムで制御されるプログラム制御演
    算回路を2つ以上有し、プログラム格納以外の目的を持
    つメモリを有する半導体装置のメモリのテスト方法であ
    って、 第1のプログラム制御演算回路から、第1のプログラム
    制御演算回路に対するプログラムによって、前記メモリ
    に対して前記メモリのテストに必要な制御信号を発生
    し、 前記メモリからの読み出しデータ信号を、第2のプログ
    ラム制御演算回路において、前記第2のプログラム制御
    演算回路に対するプログラムで解析することにより、前
    記メモリのテスト結果を判断することを特徴とするメモ
    リのテスト方法。
  2. 【請求項2】前記第2のプログラム制御演算回路は前記
    第1のプログラム制御演算回路からの起動により動作開
    始することを特徴とする請求項1記載のメモリのテスト
    方法。
  3. 【請求項3】プログラム格納以外の目的を持つメモリが
    複数ある場合に、まず第1のプログラム制御演算回路か
    ら、前記第1のプログラム制御演算回路に対するプログ
    ラムによって、第1のメモリに対してテストに必要な制
    御信号を発生し、前記第1のメモリからの読み出しデー
    タ信号を、第2のプログラム制御演算回路において、前
    記第2のプログラム制御演算回路に対するプログラムで
    解析し、 次に、前記第1のプログラム制御演算回路から、前記第
    1のプログラム制御演算回路に対するプログラムによっ
    て、第2のメモリに対してテストに必要な制御信号を発
    生し、前記第2のメモリからの読み出しデータ信号を、
    前記第2のプログラム制御演算回路において、前記第2
    のプログラム制御演算回路に対するプログラムで解析
    し、という動作を繰り返して前記プログラム格納以外の
    目的を持つメモリをテストすることを特徴とする請求項
    1記載のメモリのテスト方法。
  4. 【請求項4】プログラム制御演算回路m個、プログラム
    格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体装置の
    メモリテスト方法であって、m≧2nの場合に、 2個のプログラム制御演算回路と1個のプログラム格納
    以外の目的を持つメモリを1組として、その組の中で、
    第1のプログラム制御演算回路から、前記第1のプログ
    ラム制御演算回路に対するプログラムでメモリに対して
    メモリのテストに必要な制御信号を発生し、前記メモリ
    からの読み出しデータ信号を、第2のプログラム制御演
    算回路において、第2のプログラム制御演算回路に対す
    るプログラムで解析することにより、並列にn個のメモ
    リのテスト結果を判断することを特徴とする請求項1記
    載のメモリのテスト方法。
  5. 【請求項5】プログラム制御演算回路m個、プログラム
    格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体装置の
    メモリのテスト方法であって、 m>nの場合には、第1のプログラム制御演算回路か
    ら、前記第1のプログラム制御演算回路に対するプログ
    ラムによって、前記n個のメモリに対して前記メモリの
    テストに必要な制御信号を発生し、 前記第1のプログラム制御演算回路を除く、m−1個の
    プログラム制御演算回路の内、n個のプログラム制御演
    算回路と前記n個のメモリを1対1対応させ、それぞれ
    のメモリとプログラム制御演算回路の組において、前記
    メモリからの読み出しデータ信号を、プログラム制御演
    算回路において、プログラム制御演算回路に対するプロ
    グラムで解析することにより、前記メモリのテスト結果
    を判断することを特徴とするメモリのテスト方法。
  6. 【請求項6】プログラムで制御されるプログラム制御演
    算回路を2つ以上有し、プログラム格納以外の目的を持
    つメモリを有する半導体装置であって、 前記メモリをテストする際に、第1のプログラム制御演
    算回路から前記メモリに読み書きのアクセス制御信号を
    送る手段と、前記メモリからの読み出しデータ信号を、
    第2のプログラム制御演算回路で受け取る手段とを有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】前記メモリをテストする際に、前記第2の
    プログラム制御演算回路に対して、通常の起動信号と第
    1のプログラム制御演算回路からの起動信号とを切り替
    える手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の半導
    体装置。
  8. 【請求項8】前記メモリをテストする際に、前記第1の
    プログラム制御演算回路と、前記第2のプログラム制御
    演算回路に対する起動信号を同時に与える手段を備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】プログラム格納以外の目的を持つメモリが
    複数ある場合に、メモリをテストする際に、第1のプロ
    グラム制御演算回路から前記全てのプログラム格納以外
    の目的を持つメモリに対するアクセス制御信号を送る手
    段と、前記全てのプログラム格納以外の目的を持つメモ
    リからの読み出しデータ信号を第2のプログラム制御演
    算回路で受け取る手段を有することを特徴とする請求項
    6記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】プログラム制御演算回路m個、プログラ
    ム格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体装置
    であって、m≧2nの場合に、2個のプログラム制御演
    算回路と1個のプログラム格納以外の目的を持つメモリ
    を1組とし、そのn組の1組毎において、第1のプログラ
    ム制御演算回路から前記メモリに読み書きのアクセス制
    御信号を送る手段と、前記メモリからの読み出しデータ
    信号を、第2のプログラム制御演算回路で受け取る手段
    とを有することを特徴とする請求項6記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】前記n組のそれぞれにおいて、第2のプ
    ログラム制御演算回路に対して、通常の起動信号と第1
    のプログラム制御演算回路からの起動信号とを切り替え
    る手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の半導
    体装置。
  12. 【請求項12】前記n個のプログラム制御演算回路に対
    する起動信号を同時に与える手段を備えたことを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】プログラム制御演算回路m個、プログラ
    ム格納以外の目的を持つメモリn個を有する半導体装置
    であって、 m>nの場合には、第1のプログラム制御演算回路か
    ら、前記n個のメモリに対してアクセス制御信号を送る
    手段と、前記n個のメモリからの読み出しデータ信号
    を、第1のプログラム制御演算回路を除く、m−1個の
    プログラム制御演算回路の内、n個のプログラム制御演
    算回路のそれぞれ対応する1つのプログラム制御演算回
    路で受け取る手段を有することを特徴とする半導体装
    置。
  14. 【請求項14】前記n個のプログラム制御演算回路に対
    して、通常の起動信号と、第1のプログラム制御演算回
    路からの起動信号を切り替える手段を備えたことを特徴
    とする請求項13記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】前記第1のプログラム制御演算回路と、
    前記n個のプログラム制御演算回路に対する起動信号を
    同時に与える手段を備えたことを特徴とする請求項13
    記載の半導体装置。
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