JP2002148778A - レーザビーム露光装置 - Google Patents

レーザビーム露光装置

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JP2002148778A
JP2002148778A JP2000343101A JP2000343101A JP2002148778A JP 2002148778 A JP2002148778 A JP 2002148778A JP 2000343101 A JP2000343101 A JP 2000343101A JP 2000343101 A JP2000343101 A JP 2000343101A JP 2002148778 A JP2002148778 A JP 2002148778A
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laser beam
film
laser
exposure apparatus
wavelength plate
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JP2000343101A
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English (en)
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Toshikazu Umeda
敏和 梅田
Motoharu Maeda
元治 前田
Atsushi Oishi
篤 大石
Yukito Nakamura
幸登 中村
Kotaro Kanamori
孝太郎 金森
Yasuaki Tamakoshi
泰明 玉腰
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡素な構成を有しながらも、干渉現象による画
像ムラを抑制できるレーザビーム露光装置を提供する。 【解決手段】レーザ光源1から出射されたレーザビーム
Lは、直線偏光状態のままビームスプリッタ2でL1,
L2と分割され、レーザビームL2がミラー3で反射さ
れて、レーザビームL1と平行にされ、λ/4波長板4
をそれぞれ通過して円偏光状態に変換され、更にレーザ
ビームL1のみλ/2波長板5を通過して回転方向を逆
転され、その後光学系6で集光され、不図示のポリゴン
ミラーによって走査されつつ、fθ光学系7を介して記
録媒体であるフィルムF上の同一点に、所定の角度を持
って照射されるようになっており、かかる構成により、
複屈折性を有するフィルムFに対しても、干渉現象によ
る画像ムラを効果的に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハロゲン化
銀感光材料等の感光材料に画像を形成するためにレーザ
ビームを照射して露光を行うレーザビーム露光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザビーム露光装置は、ハロゲン化銀
写真感光材料をレーザ光により露光することにより画像
を記録できる。ところで、近年においては、ハロゲン化
銀熱現像感光材料が登場し、液処理が不要で熱現像によ
り画像を顕像化できることから、従来のハロゲン化銀写
真感光材料に置き換えることができるよう開発が進めら
れている。
【0003】ここで、レーザビーム露光装置により、ハ
ロゲン化銀熱現像感光材料に対して画像を記録する際
に、干渉縞が発生し画像ムラが生じてしまうことが判っ
ている。この現象は、ハロゲン化銀熱現像感光材料が、
感光層と、その下層の透明な支持体とから構成されたフ
ィルムの厚さに起因して生じるものである。すなわち、
光源より照射されフィルム内に入射したレーザ光のう
ち、支持体下面(裏面)から反射したレーザビームが感
光層上面(表面)で再度反射され、元々のレーザビーム
と、反射したレーザビームとの間で干渉が生じ、画像上
に干渉縞として形成されることとなる。
【0004】このような干渉は、実際的には、フィルム
の支持体下面側に設けた吸収層でレーザビームが吸収さ
れたり、また感光層に含まれるハロゲン化銀粒子により
レーザビームの散乱が生じたりすることから、ある程度
抑制されるが十分ではない。そこで、レーザビームを分
割して、記録媒体の同一点に照射することで、フィルム
の厚さに起因した干渉を抑制することが考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ビームを分割すると、フィルムの厚さに起因する干渉は
抑制されるものの、両レーザビームの間に位相差が生じ
ることから、両レーザビーム間での干渉により、記録面
上で合波されたレーザビームパターンが乱れ、新たな干
渉現象による画像ムラが生じることが確認された。
【0006】一方、フィルムの支持体が複屈折性を有す
る場合の取り扱いをどうするかといった問題もある。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、簡素な構成を有しながらも、干
渉現象による画像ムラを抑制できるレーザビーム露光装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明のレーザビ
ーム露光装置は、レーザ光源から照射されたレーザビー
ムを分割し、複屈折性を有する記録材料の略同一点に対
して、所定の角度差をもって照射し露光するレーザビー
ム露光装置であって、分割前或いは分割後に、前記レー
ザビームを円偏光状態にする偏光状態設定手段と、分割
された前記レーザビームの一方の円偏光状態における回
転方向を変更する回転方向変換手段と、を有するので、
分割されたレーザビームを、複屈折性を有する記録材料
の略同一点に照射した場合でも、干渉現象による画像ム
ラを効果的に抑制できる。
【0009】すなわち、レーザビームを円偏光状態で入
射するということは、振動面の直交した2本の等分配さ
れたレーザビーム(但し互いに90度位相ズレ有り)を
入射していることになる。よって、複屈折性を有する記
憶媒体の各配向軸に等分配された2本のレーザビームを
巾手方向に走査していったときに、レーザビームの波長
と、記憶媒体の屈折率と厚さとに応じた2つの干渉縞の
パターンが形成されるが、一方のレーザビームの円偏光
状態を逆方向にすることで、両干渉縞のパターンの位相
が反転し、それにより干渉がうち消されるという効果が
ある。
【0010】さらに、2本のレーザビームの円偏光状態
の回転方向が互いに逆転していることにより、両レーザ
ビーム間での干渉が起こらないので記録面上で合波され
たレーザビームパターンの乱れ発生せず、上述したごと
き新たな干渉現象による画像ムラも効果的に抑制でき
る。
【0011】更に、前記偏光状態設定手段は、λ/4波
長板であり、前記回転方向変換手段は、λ/2波長板で
あると好ましい。
【0012】又、前記偏光状態設定手段は、λ/4波長
板であり、前記回転方向変換手段は、前記λ/4波長板
とビームスプリッタの組合わせから成ると好ましい。
【0013】第2の本発明のレーザビーム露光装置は、
レーザ光源から照射されたレーザビームを分割し、記録
材料の略同一点に対して、所定の角度差をもって照射し
露光するレーザビーム露光装置であって、分割された一
方のレーザビームにおける直線偏光の振動方向と、分割
された他方のレーザビームにおける直線偏光の振動方向
とを直交させるので、両レーザビーム間での干渉による
記録面上で合波されたレーザビームパターンの乱れがな
くなり、上述したごとき新たな干渉現象による画像ムラ
を効果的に抑制できる。
【0014】更に、前記直線偏光の振動方向を直交させ
る手段として、分割されたいずれかのレーザビームの光
路内に配置されたλ/2波長板を有すると好ましい。
【0015】第3の本発明のレーザビーム露光装置は、
複屈折性を有する記録材料に照射されるときに円偏光状
態となっているので、干渉現象による画像ムラをある程
度抑制できる
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例である実施の
形態及び実施例を説明する。従って、発明の用語の意義
や発明自体を、発明の実施の形態及び実施例の記載によ
り限定して解釈すべきではなく、適宜変更/改良が可能
であることは言うまでもない。最初に、異なる角度で入
射する2つのレーザ光で干渉縞を防止する原理を具体例
を挙げながら説明する。なお、フィルムFの支持体層及
び感光層は使用する波長に対して透過性または半透過性
である。図1は、本発明のレーザビーム露光装置の概要
を示す図である。図2は、フィルムの断面図である。図
1において、レーザ光源1から出射されたレーザビーム
Lは、ビームスプリッタ2でL1,L2と分割され、レ
ーザビームL2がミラー3で反射されて、レーザビーム
L1と平行にされ、λ/4波長板4をそれぞれ通過し、
レーザビームL1のみλ/2波長板5を通過し、光学系
6で集光され、不図示のポリゴンミラーによって走査さ
れつつ、fθ光学系7を介して記録媒体であるフィルム
F上の同一点に照射されるようになっている。
【0017】ところで、記録層Faと支持体Fbとから
なるフィルムFが、屈折特性的に等方性を有する場合を
考える。このとき、フィルムFに単一のレーザビームが
照射された場合、図2に示すように、入射ビームaに対
し、支持体Fbの裏面から反射するビームa1が生じ、
これらが干渉して干渉縞パターンを形成してしまう。
【0018】(実施形態1)このような干渉の問題を解
消する一つの手法として、単一のレーザ光源からのレー
ザビームを2つに分けた上で、フィルムFの同一点に照
射することが考えられる。但し、単にレーザビームを分
割しただけでは、同じ干渉縞パターンが形成できるだけ
であり、干渉の問題は解消しない。これに対し、2つに
分けたレーザビームの入射角度を少し変えた状態で、フ
ィルムFの同一点に照射するようにすると、レーザビー
ムの光路長を、フィルムの厚さに応じて調整できること
から、干渉縞パターンを抑制できることが判っている。
【0019】しかしながら、このような構成において
は、2つのレーザビームがわずかに位相差を持つので、
互いに干渉してしまい、記録面上で合波されたレーザビ
ームパターンが乱れ画像村が発生するという問題が生じ
た。そこで、本発明者らは、鋭意研究の結果、2つに分
けたレーザビームの一方の直線偏光の振動方向を、他方
の振動方向と直交させると、両レーザビームは互いに干
渉しなくなるので、記録面上で合波されたレーザビーム
パターンの乱れがなくなり、これによる画像ムラを抑制
できることを見いだした。具体的な手段としては、分割
されたいずれかのレーザビームの光路内にλ/2波長板
を有することで実現できる。
【0020】(実施形態2)以上の場合は、フィルムF
が屈折特性的に等方性を有する場合である。ところが、
フィルムF(特に支持体Fb)が屈折特性的に異方性
(複屈折性)を有する場合には、このような手法のみで
は、干渉の問題を全て解消することはできないことが判
明した。
【0021】そこで、本発明者らは、更に鋭意研究の結
果、円偏光状態にある2本のレーザビームの回転方向
を、互いに逆転させることで、フィルムFが屈折特性的
に異方性を有する場合にも、干渉縞パターンを抑制でき
ることを見いだしたのである。かかる研究結果に基づき
構成されたレーザビーム露光装置が図1に示すものであ
る。
【0022】すなわち、図1において、レーザ光源1か
ら出射されたレーザビームLは、直線偏光状態のままビ
ームスプリッタ2でL1,L2と分割され、レーザビー
ムL2がミラー3で反射されて、レーザビームL1と平
行にされ、偏光状態設定手段であるλ/4波長板4をそ
れぞれ通過して円偏光状態に変換され、更にレーザビー
ムL1のみ回転方向変換手段であるλ/2波長板5を通
過して回転方向を逆転され、その後光学系6で集光さ
れ、不図示のポリゴンミラーによって走査されつつ、f
θ光学系7を介して記録媒体であるフィルムF上の同一
点に、所定の角度を持って照射されるようになってい
る。
【0023】この概要を示したのが、図3である。すな
わち、図3(a)に示す場合には、レーザビームL1,
L2は振動方向が同じ直線偏光の場合で、一方の直線偏
光の振動方向が、他方の振動方向と一致しており、かか
る場合には、黒丸の部分で干渉が強くなり、白丸の部分
で干渉が弱くなる結果、干渉縞パターンが生じ、記録面
上で合波されたレーザビームパターンが乱れ、画像ムラ
が発生することとなる。
【0024】これに対し、図3(b)に示す場合は、レ
ーザビームL1、L2は互いに回転方向の異なる円偏光
であるが、これを各々直交する2つの直線振動成分(水
平成分、垂直部分)に分けて考えると、水平成分の干渉
パターンと、これと位相差が半周期ずれた垂直成分の干
渉パターンと分けることができるので、互いに相手を打
ち消し合い、結果として記録面上で合波されたレーザビ
ームパターンの乱れがなくなり、これによる干渉の影響
を抑制することができる。
【0025】かかる結果を図4に示す。図4(a)は、
λ/2波長板5を光路中に挿入しない場合であり、一
方、図4(b)は、λ/2波長板5をレーザビームL1
の光路中に挿入した場合の、横軸に位置、縦軸に光強度
をとって表したグラフである。図4に示すように、2本
のレーザビームにおいて、円偏光の回転方向を逆転させ
ることで、干渉低減効果があることが確認された。
【0026】(実施形態3)次に記録媒体が複屈折性
(異方性)を持つ場合の干渉抑制効果を図13で説明す
る。記録媒体が複屈折性を持つ場合、一方の入射ビーム
aは、記録媒体の中で、各屈折率の軸方向に分配される
(a1,a2)。同様に、もう一方の入射ビームbも、
b1,b2に分配される。ここで、aとb波長差、或は
同一波長で記録媒体への入射ビーム角度差が、記録媒体
の膜厚干渉をキャンセルするように設定されていて、さ
らにaとbの光の強さが同じで、かつaからa1,a2
への光量分配率とbからb1,b2への光量分配率が同
じであれば、ビームが走査されていった時、aとa1に
よる干渉縞パターンとbとb1による干渉縞パターン
は、位相が逆転(即ち、干渉縞の明暗のパターンが逆
転)しているので、両ビームを合波した時干渉縞は出な
い。同様に、aとa2による干渉縞パターンと、bとb
2による干渉縞パターンも、位相が逆転(即ち、干渉縞
の明暗のパターンが逆転)しているので、両ビームを合
波したとき、干渉縞はでない。従って、全体としても干
渉縞が出ないことになる。一般に、記録媒体の各屈折率
の軸方向は任意であるので、入射ビームが直線偏光の場
合は、必ずしも上記条件満たさない。即ち、干渉縞が残
る場合が殆どである。そこで、入射ビームが円偏光であ
れば、記録媒体の各屈折率の軸方向がどの向きにあって
も、各屈折率の軸への光量分配比率を同じにできるの
で、上記条件を常に満たし、記録媒体の膜厚干渉による
画像ムラを抑制できる。なお、記録媒体の複屈折性によ
る膜厚干渉としては、支持体だけでなく、感光層にも同
じことが言える。
【0027】(実施形態4)なお、記録媒体が複屈折
(異方性)を持つ場合、円偏光状態の一本レーザビーム
をフィルムF上に照射することでも、ある程度の干渉縞
パターンの抑制ができ、またそれにより装置構成を相当
に簡略化できる。
【0028】図5は、本実施の形態のレーザビーム露光
装置を含む画像記録装置の正面図であり、図6は、この
画像記録装置の左側面図である。本実施の形態の画像形
記録装置100は、シート状の熱現像材料であるフィル
ムFを1枚ずつ給送する給送部110と、給送されたフ
ィルムFを露光する露光部120と、露光されたフィル
ムFを現像する熱現像部130とを有している。フィル
ムFは、ハロゲン化銀粒子と有機酸銀とを含有する感光
層を支持体上に有し、γが2以上であるハロゲン化銀熱
現像感光材料である。以下、図面を用いて本実施の形態
の画像記録装置を説明する。
【0029】図5、6において、給送部110は堆積さ
れた複数枚のフィルムFを収容するトレイTが上下二段
に設けられている。各トレイTの前方端部側の上部に
は、フィルムFの前端部を吸着して上下動する吸着ユニ
ット111が設けられている。また、吸着ユニット11
1の近傍には、吸着ユニット111により供給されたフ
ィルムFを矢印(1)方向(水平方向)へ給送する給送ロー
ラ対112が設けられている。また、吸着ユニット11
1は前後にも移動可能で吸着したフイルムFを給送ロー
ラ対112へ運ぶ。そして、給送ローラ対112により
給送されたフイルムFを垂直方向に搬送する複数の搬送
ローラ対141が設けられいる。これらの搬送ローラ対
141により、フィルムFを図6の矢印(2)に示す方
向(下方)に搬送する。
【0030】画像記録装置100の下部には、搬送方向
変換部145が設けられている。この搬送方向変換部1
45は、図5及び図6に示すように、搬送ローラ対14
1により図6の矢印(2)に示す鉛直方向下方に搬送さ
れたフィルムFを矢印(3)で示すように水平方向に搬
送し、次いで、搬送方向を矢印(3)から矢印(4)へ
直角に変換して搬送し次いで、搬送方向を変換され搬送
されたフイルムFを図5の矢印(5)に示す鉛直方向上
方に搬送方向を変えて搬送する。
【0031】そして、図5に示すように、搬送方向変換
部145から搬送されたフイルムFを図5の矢印(6)
で示す鉛直方向上方に搬送する複数の搬送ローラ対14
2が設けられ、フィルムFを画像記録装置100の左側
面から図5の矢印(6)で示す鉛直方向上方に搬送す
る。
【0032】この鉛直方向上方への搬送途中で、レーザ
ビーム露光装置120は、フィルムFの感光面を赤外域
780〜860nmの範囲内(例えば800nm)の波
長を有するレーザ光で走査露光し、露光画像信号に応じ
た潜像を形成させる。
【0033】画像記録装置100の装置の上部には熱現
像部130が設けられ、熱現像部130のドラム14の
近傍には、搬送ローラ対142で図5の矢印(6)に示
す鉛直方向上方に搬送されたフィルムFをドラム14へ
供給する供給ローラ対143が設けられている。
【0034】ドラム14へフィルムFを供給するタイミ
ングは、成り行きによるランダムなタイミングで供給す
る。なお、ランダムなタイミングによる供給の代わり
に、タイミングを図って供給してもよい。
【0035】熱現像部130のドラム14は、フィルム
Fとドラム14の外周面とが密着した状態で、図5の矢
印(7)に示す方向に共に回転しながら、ドラム14が
フィルムFを加熱し熱現像する。すなわち、フイルムF
の潜像を可視画像に形成する。その後、図5のドラム1
4に対し右方まで回転したときに、ドラム14からフィ
ルムFを離す。熱現像部130の右側方には、複数の搬
送ローラ対144が設けられており、ドラム14から離
れたフイルムFを、図5の矢印(8)に示すように右斜
め下方に搬送しつつ、冷却する。そして、搬送ローラ対
144が冷却されたフイルムFを搬送しつつ、濃度計1
18がフイルムFの濃度を測定する。その後、複数の搬
送ローラ対144は、ドラム14から離れたフイルムF
を図5の矢印(9)に示すように水平方向に搬送し、画
像記録装置100の上部から取り出せるように、画像記
録装置100の右上方部に設けられた排出トレイ160
に排出する。
【0036】図7は、図1の原理に基づくレーザビーム
露光装置120の構成を示す概念図である。レーザビー
ム露光装置120は、デジタル画像信号Sに基づき強度
変調されたレーザ光Lを、回転多面鏡113によって偏
向して、フィルムF上を主走査すると共に、フィルムF
をレーザ光Lに対して主走査の方向と略直角な方向に相
対移動させることにより副走査し、レーザ光Lを用いて
フィルムFに潜像を形成するものである。
【0037】画像記録装置100は、放射線CT装置、
スキャナ等の画像信号生成装置121から送信された画
像信号Sを画像I/F122を介して受信し、変調部1
23に入力される。変調部123は、画像信号Sをアナ
ログ変換し、アナログ変換された露光画像信号をドライ
バ124に送り、ドライバ124は、送られた露光画像
信号及び制御信号に応じてレーザ光源部125がレーザ
ビーム(以下、「レーザ光」ともいう。)を主走査の終
了の毎に切り替えながら照射するように制御する。
【0038】レーザ光源部125は、例えば、所定の波
長(例えば800nm)でレーザ光を出射するレーザダ
イオードから構成されており、図7のように、レーザ光
源部125から出射したレーザ光Lは、ビームスプリッ
タ129を直進してλ/4波長板128に入射するレー
ザ光L1と、ビームスプリッタ129で反射され、ミラ
ー130で更に反射されて、レーザ光L1と平行な状態
でλ/4波長板128に入射するレーザ光L2とに分割
される。
【0039】更に、レーザ光L1のみがλ/2波長板1
27を通過し、両レーザ光L1,L2は、その後集光レ
ンズ126でビーム径が変換され、シリンドリカルレン
ズ115で一方向(本実施の形態では、上下方向)にのみ
収束され、図7で矢印Aに示す回転方向に回転する回転
多面鏡113の鏡面に対し、回転多面鏡の回転軸に垂直
な線像として入射するようになっている。回転多面鏡1
13は、レーザ光L1またはL2を主走査方向に反射偏
向し、偏向されたレーザ光L1、L2は、4枚のレンズ
を組み合わせてなるシリンドリカルレンズを含むfθレ
ンズ114を通過した後、光路上に主走査方向に延在し
て設けられたミラー116で反射されて、搬送装置14
2により矢印Y方向に搬送されている(副走査されてい
る)フィルムFの被走査面上を、矢印X方向に繰り返し
主走査される。
【0040】以上のようにして、フィルムFに画像信号
Sに基づく潜像が形成されるが、この場合、レーザ光L
1及びレーザ光L2により露光されるために、一線状領
域毎の走査線では干渉パターンが現れるとしても、フィ
ルムF全体では上述のように干渉ムラを抑えることがで
きる。このため、熱現像後のフィルムFにおいて干渉ム
ラを非可視化でき、濃度むらを低減できるので、画像品
質が向上する。
【0041】次に、レーザ露光ビーム装置において、上
述のようにレーザビームを直線偏光から円偏光状態とす
るために好ましい構成について図8により説明する。図
8のように、レーザビーム露光装置内の各部材の配置等
の理由から、レーザビームの合波直後に透過するよう配
置したλ/4波長板により円偏光状態としたレーザビー
ムを多数の引き回しミラー351,352,353を介
してポリゴンミラ−354に導く場合、ポリゴンミラー
354はコスト等の関係から金属製であるが、引き回し
ミラーによってはこの円偏光状態が元に戻ることがあ
る。これを防止するために、図8では、金属製のポリゴ
ンミラー354の直前に配置された引き回しミラー35
3を金属ミラーとし、他のミラー251,352を誘電
体多層膜ミラーとし、金属製の引き回しミラー353へ
のビーム入射角θが金属製のポリゴンミラーへのビーム
中心入射角θと同じにしている。これによれば、主走査
方向の両端近傍で円偏光度が多少低下するが、低コスト
の金属ミラー、金属ポリゴンミラーを使用でき、好まし
い。
【0042】また、レーザビームを直線偏光から円偏光
状態とするために好ましい構成として、λ/4波長板に
対し後置されるミラーはすべて、金属ミラーを使用せ
ず、誘電体多層膜ミラーとするのがよい。
【0043】図9は、単一のレーザビームを、直線偏光
状態を維持しつつ2本に分割する、よりコンパクトなビ
ームスプリッタを示した図である。図9において、レー
ザビームLは、透明な板Tに入射した後、その裏面側に
配置されたハーフミラーHMを通過したレーザビームL
1と、ハーフミラーHMで反射されたレーザビームL2
とに分割され、レーザビームL2は、透明な板Tの表面
側に配置されたミラーMで更に反射され、レーザビーム
L1と平行に出射されるようになっている。
【0044】図10は、直線偏光状態にある単一のレー
ザビームを、2本に分割すると共に、互いに回転方向が
逆転した円偏光状態に変換する、よりコンパクトなビー
ムスプリッタを示した図である。図10において、レー
ザビームLは、透明な板Tの表面側に配置された偏光状
態設定手段として機能するλ/4波長板RDに入射した
後、透明な板Tを通過し、その裏面側に配置されたハー
フミラーHMを通過したレーザビームL1と、ハーフミ
ラーHMで反射されたレーザビームL2とに分割され
る。かかる状態では、両レーザビームL1,L2共、円
偏光状態に変換されている。ここで、レーザビームL2
は、回転方向変換手段として機能するλ/4波長板RD
を再度通過し、かつ透明な板Tの表面側に配置されたミ
ラーMで反射されることで、その回転方向が逆転した状
態で、レーザビームL1と平行に出射されるようになっ
ている。
【0045】次に、上述のフィルムFについて説明す
る。図11は、フィルムFの断面図であり、露光時にお
けるフィルムF内の化学的反応を模式的に示した図であ
る。図12は、加熱時におけるフィルムF内の化学的反
応を模式的に示した、図11と同様な断面図である。フ
ィルムFは、PETからなる支持体(基層)上に、ポリ
ビニルブチラールを主材とする感光層が形成され、更
に、その上にセルロースブチレートからなる保護層が形
成されている。感光層には、ベヘン酸銀(Beh.A
g)と、還元剤及び調色剤とが配合されている。
【0046】露光時に、レーザビーム露光装置120よ
りレーザ光LがフィルムFに対して照射されると、図1
1に示すように、レーザ光Lが照射された領域に、ハロ
ゲン化銀粒子が感光し、潜像が形成される。一方、フィ
ルムFが加熱されて最低熱現像温度以上になると、図1
2に示すように、ベヘン酸銀から銀イオン(Ag+)が
放出され、銀イオンを放出したベヘン酸は調色剤と錯体
を形成する。その後銀イオンが拡散して、感光したハロ
ゲン化銀粒子を核として還元剤が作用し、化学的反応に
より銀画像が形成されると思われる。このようにフィル
ムFは、感光性ハロゲン化銀粒子と、有機銀塩と、銀イ
オン還元剤とを含有し、100℃以上である最低現像温
度以上の温度(例えば125℃)で熱現像されるように
なっている。
【0047】熱現像材料に用いられる感光性のハロゲン
化銀は、典型的に、有機銀塩に関して、0.75〜25
mol%の範囲で用いられることができ、好ましくは、
2〜20mol%の範囲で用いられることができる。ま
た、フィルムFは、有機酸銀を感光層中のハロゲン化銀
粒子に対して銀量で4倍以上の含有していることが好ま
しい。また、ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.1μm
以下である。
【0048】このハロゲン化銀は、臭化銀や、ヨウ化銀
や、塩化銀や、臭化ヨウ化銀や、塩化臭化ヨウ化銀や、
塩化臭化銀等のあらゆる感光性ハロゲン化銀であっても
良い。このハロゲン化銀は、これらに限定されるもので
はないが、立方体や、斜方晶系状や、平板状や、4面体
等を含む、感光性であるところのあらゆる形態であった
も良い。
【0049】有機銀塩は、銀イオンの還元源を含むあら
ゆる有機材料である。有機酸の、特に長鎖脂肪酸(10
〜30の炭素原子、好ましくは15〜28の炭素原子)
の銀塩が好ましい。配位子が全体的に4.0〜10.0
の間で一定の安定性を有する有機又は無機の銀塩錯体で
あることが好ましい。そして、画像記録層の重量の約5
〜30%であることが好ましい。
【0050】この熱現像材料に用いられることができる
有機銀塩は、光に対して比較的安定な銀塩であって、露
光された光触媒(たとえば写真用ハロゲン化銀等)と還
元剤の存在において、80℃以上の温度に加熱されたと
きに銀画像を形成する銀塩である。
【0051】好ましい有機銀塩には、カルボキシル基を
有する有機化合物の銀塩が含まれる。それらには、脂肪
族カルボン酸の銀塩及び芳香族カルボン酸の銀塩が含ま
れる。脂肪族カルボン酸の銀塩の好ましい例には、ベヘ
ン酸銀、ステアリン酸銀等が含まれる。脂肪族カルボン
酸におけるハロゲン原子又はヒドロキシルとの銀塩も効
果的に用いうる。メルカプト又はチオン基を有する化合
物及びそれらの誘導体の銀塩も用いうる。更に、イミノ
基を有する化合物の銀塩を用いうる。
【0052】有機銀塩のための還元剤は、銀イオンを金
属銀に還元できるいずれの材料でも良く、好ましくは有
機材料である。フェニドン、ヒドロキノン及びカテコー
ルのような従来の写真現像剤が有用である。しかし、フ
ェノール還元剤が好ましい。還元剤は画像記録層の1〜
10重量%存在するべきである。多層構成においては、
還元剤が乳剤層以外の相に添加される場合は、わずかに
高い割合である約2〜15重量%がより望ましい。
【0053】(実施例)上述の本実施の形態による装置
によりそれぞれ下記のフィルムFを露光し熱現像したと
ころ、干渉現象の発生が原因と考えられる画像ムラは発
見されなかった。以下、フィルムFの製造について説明
する。
【0054】ハロゲン化銀−ベヘン酸銀ドライソープ
を、米国特許第3,839,049号に記載の方法によ
って調製した。上記ハロゲン化銀は総銀量の9モル%を
有し、一方べへン酸銀は総銀量の91モル%を有した。
上記ハロゲン化銀は、ヨウ化物2%を有する0.055
μm臭化ヨウ化銀エマルジョンであった。
【0055】熱現像乳剤を、上記ハロゲン化銀−ベヘン
酸銀ドライソープ455g、トルエン27g、2−ブタ
ノン1918g、およびポリビニルブチラール(モンサ
ント製のB−79)と均質化した。上記均質化熱現像乳
剤(698g)および2−ブタノン60gを撹拌しなが
ら12.8℃まで冷却した。ピリジニウムヒドロブロミ
ドペルブロミド(0.92g)を加えて、2時間撹絆し
た。
【0056】臭化カルシウム溶液(CaBr(1g)と
メタノール10ミリリットル)3.25ミリリットルを
加え、続いて30分間撹拌した。更にポリビニルブチラ
ール(158g;モンサント製B−79)を加え、20
分間撹拌した。温度を21.1℃まで上昇し、以下のも
のを撹絆しながら15分間かけて加えた。 2−(トリブロモメチルスルホン)キノリン 3.42g、 1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,5,5 −トリメチルヘキサン 28.1g、 5−メチルメルカプトべンズイミダゾール0.545gを含有する溶液 41.1g、 2−(4−クロロべンゾイル)安息香酸 6.12g S−1(増感染料) 0.104g メタノール 34.3g イソシアネート(デスモダーN3300、モべイ製) 2.14g テトラクロロフタル酸無水物 0.97g フタラジン 2.88g 尚、染料S−1は以下の構造を有する。
【化1】 活性保護トップコート溶液を以下の成分を用いて調製し
た, 2−ブタノン 80.0g メタノール 10.7g 酢酪酸セルロース(CAB−171−155、イーストマン・ケミカルズ製) 8.0g 4−メチルフタル酸 0.52g MRA−1、モトル還元剤、N−エチルペルフルオロオクタンスルホニルアミド エチルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリル酸の重量比 70:20:10の3級ポリマー 0.80g
【0057】この熱現像乳剤とトッブコートとは、同時
に、0.18mmの青色ポリエステル・フィルム・べー
スにコーティングされた。ナイフ・コーターは、同時に
コーティングする2つのバーやナイフを15.2cmの
距離を置いた状態で設定された。銀トリップ層と、トッ
プ・コートとは、銀乳剤をリアー・ナイフに先立ってフ
ィルムに注ぎ、トップ・コートをフロント・バーに先立
ってフィルムに注ぐことにより、多層コーティングされ
た。
【0058】このフィルムは、次いで、両方の層が同時
にコーテングされるように、前方へ引き出された。これ
は、多層コーティング方法を1回行って得られた。コー
ティングされたポリエステル・べースは、79.4℃で
4分間乾燥せしめられた。そのナイフは、その銀層に対
して1m2当たりの乾燥被膜重量が23gとなるよう
に、そして、そのトップ・コートに対して1m2当たり
の乾燥被膜重量が2.4gとなるように調整された。ま
た、これらの層の乾燥膜厚および屈折率と支持体である
フィルムベースの膜厚及び屈折率から求まる光路長は6
00μmであった。 (比較例) 比較例1 実施形態2からλ/4波長板を除いたもので
ある。 比較例2 実施形態2からビームスプリッタのλ/4波
長板を除いたものである。 比較例3 実施形態1で直線偏光の振動方向を平行にし
たものである。 比較例4 1本のレーザビームで露光したものである。 比較例5 比較例1の露光装置を調整し、従来のX線写
真フィルムを露光後液現像したものである。 比較例6 実施例1の露光装置を調整し、従来のX線写
真フィルムを露光後液現像したものである。 比較例7 実施例2の露光装置を調整し、従来のX線写
真フィルムを露光後液現像したものである。 比較例8 実施例3の露光装置を調整し、従来のX線写
真フィルムを露光後液現像したものである。 これらの比較結果を表1に示す。
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、簡素な構成を有しなが
らも、干渉現象による画像ムラを抑制できるレーザビー
ム露光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザビーム露光装置の概要を示す図
である。
【図2】フィルムの断面図である。
【図3】2本のレーザビームを用いた場合において、干
渉パターンの低減効果を示す図である。
【図4】λ/2波長板を用いた場合における、干渉パタ
ーンの低減効果を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる熱現像装置の正面
図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる熱現像装置の左側
面図である。
【図7】図5の熱現像装置のレーザビーム露光装置の構
成を示す概略図である。
【図8】レーザビームを直線偏光から円偏光状態とする
ために好ましい構成を示す図である。
【図9】単一のレーザビームを、直線偏光状態を維持し
つつ2本に分割する、よりコンパクトなビームスプリッ
タを示した図である。
【図10】直線偏光状態にある単一のレーザビームを、
2本に分割すると共に、互いに回転方向が逆転した円偏
光状態に変換する、よりコンパクトなビームスプリッタ
を示した図である。
【図11】本実施の形態にけるフィルムFの断面図であ
り、露光時におけるフィルムF内の化学的反応を模式的
に示した図である。
【図12】加熱時におけるフィルムF内の化学的反応を
模式的に示した、図11と同様な断面図である。
【図13】記録媒体が複屈折性(異方性)を持つ場合の
干渉抑制効果を説明するための図である。
【符号の説明】
1、125 レーザ光源 2,129 ビームスプリッタ 3,130 ミラー 4,128 λ/4波長板 5,127 λ/2波長板 6、126 集光光学系 7、114 fθレンズ F フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 幸登 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 金森 孝太郎 埼玉県狭山市上広瀬591−7 コニカ株式 会社内 (72)発明者 玉腰 泰明 埼玉県狭山市上広瀬591−7 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H099 BA17 CA02 CA07 CA08 2H112 AA03 AA11 BC32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源から照射されたレーザビーム
    を分割し、複屈折性を有する記録材料の略同一点に対し
    て、所定の角度差をもって照射し露光するレーザビーム
    露光装置であって、 分割前或いは分割後に、前記レーザビームを円偏光状態
    にする偏光状態設定手段と、 分割された前記レーザビームの一方の円偏光状態におけ
    る回転方向を変更する回転方向変換手段と、を有するこ
    とを特徴とするレーザビーム露光装置。
  2. 【請求項2】 前記偏光状態設定手段は、λ/4波長板
    であり、前記回転方向変換手段は、λ/2波長板である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザビーム露光装
    置。
  3. 【請求項3】 前記偏光状態設定手段は、λ/4波長板
    であり、前記回転方向変換手段は、前記λ/4波長板と
    ビームスプリッタの組合わせから成ることを特徴とする
    請求項1に記載のレーザビーム露光装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光源から照射されたレーザビーム
    を分割し、記録材料の略同一点に対して、所定の角度差
    をもって照射し露光するレーザビーム露光装置であっ
    て、 分割された一方のレーザビームにおける直線偏光の振動
    方向と、分割された他方のレーザビームにおける直線偏
    光の振動方向とを直交させることを特徴とするレーザビ
    ーム露光装置。
  5. 【請求項5】 分割されたいずれかのレーザビームの光
    路内に配置されたλ/2波長板を有することを特徴とす
    る請求項4に記載のレーザビーム露光装置。
  6. 【請求項6】 レーザ光源から照射されたレーザビーム
    を複屈折性を有する記録材料に照射し露光するレーザビ
    ーム露光装置であって、前記レーザビームは、前記記録
    材料に照射されるときに円偏光状態となっていることを
    特徴とするレーザビーム露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100828365B1 (ko) * 2006-07-24 2008-05-08 삼성전자주식회사 레이저 디스플레이장치
US20200178847A1 (en) * 2016-11-01 2020-06-11 Universidade Federal De Minas Gerais - Ufmg Device and method for determining gestational age

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