JP2002148565A - 薄板を裁断したメガネのフロントフレーム - Google Patents

薄板を裁断したメガネのフロントフレーム

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JP2002148565A
JP2002148565A JP2000338943A JP2000338943A JP2002148565A JP 2002148565 A JP2002148565 A JP 2002148565A JP 2000338943 A JP2000338943 A JP 2000338943A JP 2000338943 A JP2000338943 A JP 2000338943A JP 2002148565 A JP2002148565 A JP 2002148565A
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JP
Japan
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front frame
rim
opening
metal plate
lens
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JP2000338943A
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English (en)
Inventor
Saneko Yamaguchi
実子 山口
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INADA PROJECT KK
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INADA PROJECT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が簡単であって、コストが安いメガネの
フロントフレームの提供。 【解決手段】 フロントフレーム1は金属製の薄板を所
定形状に裁断したものであり、鼻当てパット9を取付け
る為の脚10を同じ金属板から裁断・曲げ成形し、又レ
ンズ11が嵌るリム2の外側の一部を切欠いて開口7を
形成すると共に、開口7にはコイルバネ8を取付けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄板を裁断したメガ
ネのフロントフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】メガネのフロントフレームにも色々な形
態が知られているが、最も一般的なメガネのフロントフ
レームはリング状の両リムを連結部材にて連結し、リム
外側にはヨロイをロウ付けして構成している。そしてリ
ムに嵌めたレンズが外れないように、リムの切口にはブ
ローチが固定されていて、該ブローチをネジ締めするこ
とでリムの切口を閉じている。
【0003】図3は従来の一般的な金属製メガネフレー
ムを示しているが、同図に示すように、フロントフレー
ム(イ)は両リム(ロ)、(ロ)と連結部材(ハ)、及びヨロイ
(ニ)、(ニ)を有し、これら各部品は別々に製作されて互
いにロウ付けにてフロントフレーム(イ)が組立てられて
いる。例えば、レンズが嵌るリム(ロ)であれば、該リム
の断面形状に線引きした線材を所定のリム形状に曲げ成
形しなくては成らず、又連結部材(ハ)及びヨロイ(ニ)も
所定形状に鍛造加工されている。
【0004】従って、従来のように線材を所定形状に加
工し、これらの各部品をロウ付けしたメガネのフロント
フレーム(イ)はその製作コストが高くなる。一方では、
ロウ付けミスなどが原因となって部品が外れることもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のメ
ガネのフロントフレームには上記のごとき問題がある。
本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、
製作が簡単であり、コスト的に安いメガネのフロントフ
レームを提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るメガネのフロ
ントフレームは薄い金属製の板材を裁断したものであ
る。裁断方法は特に限定せず、例えば金型で打ち抜いた
り工具で切削することが出来る。従って両リム、連結部
材、ヨロイは1枚の金属板を基にして連続形成され、そ
して所定形状に湾曲成形される。すなわち、リム、連結
部材、及びヨロイは同一平面内ではなく、個々の部分は
所定形状に湾曲している。
【0007】そしてリムの外側は一部切欠かれた開口を
有し、この開口にはコイルバネが取付けられて該開口を
閉じる方向にバネ力が付勢されている。又、このフロン
トフレームは鼻当てパットを取付ける脚をロウ付けする
ことなく、フロントフレームの一部として同一金属板を
裁断・曲げ成形している。しかし、ヨロイは別途製作し
た部品をロウ付けする場合もある。以下、本発明に係る
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るメガネのフロントフレー
ム1を示している実施例である。同図に示しているよう
に、該フロントフレーム1は1枚の金属板から成って、
両リム2,2及び連結部材3は連続成形されている。こ
のフロントフレーム1の製作方法は特に限定しないこと
にするが、例えば大量生産する場合であれば金型で金属
板を打ち抜くことが出来、同図に示すようにリム2,2
が連結部材3にて連結一体化して打ち抜き出来る。
【0009】フロントフレーム1の打ち抜き加工として
は、打抜き面に破断面が残らないように、高い静水圧を
せん断部領域に作用する精密打抜き方法を利用するとよ
い。生産量が少ない場合であれば、全周をエンドミルに
て切削加工することも可能である。
【0010】そしてフロントフレーム1の両外側には概
略L型のヨロイ4がロウ付けされ、ヨロイ先端には軸ネ
ジ5を介してツル6が折畳み出来るように取付けられて
いる。該ヨロイ4は別途鍛造加工されたものが使用され
ているが、薄い金属板ではない為にヨロイ先端にツル6
の継手を設けることが出来る。またリム2の外側には開
口7が設けられ、該開口7にはコイルバネ8が取付けら
れている。
【0011】一方、メガネを掛ける場合にフロント部を
支持する為の鼻当てパット9,9が備わっているが、本
発明のフロントフレーム1では鼻当てパット9を取付け
る為の脚10を同一金属板を裁断・曲げ成形している。
脚10の先端にはC型をした止着部を有し、この止着部
に鼻当てパット9の基部が嵌って取付けられている。勿
論、該鼻当てパット9を取付ける為の脚先端の止着部形
状はC型に限るものではない。
【0012】ところで、フロントフレーム1のリム2に
はレンズ11が嵌合して取付けられることになるが、こ
の場合、リム外側には開口7が設けられていると共に、
開口7にはコイルバネ8が備わって該開口7を閉じよう
とするバネ力が付勢されている。従ってコイルバネ8を
伸ばして開口7を拡大した状態でレンズ11をリムに嵌
めることが出来る。一旦リム2に嵌ったレンズ11は、
開口7がコイルバネ8によってそれ以上開かないように
なっている為に該レンズ11が外れることはない。従来
のようなブローチを設けてネジ止めする構造に比較して
簡単である。
【0013】図2は図1におけるA−A断面拡大図を示し
ている。レンズ11の外周には凹溝12が連続して設け
られ、この凹溝12に薄板から成るリム2の内周部が嵌
っている。リム開口7にはコイルバネ8が取付けられて
いる為に、リム2は該凹溝12から外れることはなく、
その結果、レンズ11はリム2から外れない。
【0014】ところで、前記図1に示すフロントフレー
ムは、その両側に別途製作したヨロイ4,4をロウ付け
しているが、別部品としてのヨロイ4をロウ付けするこ
となく、フロントフレームの一部として金属板を裁断
し、その両側を概略L型に曲げ成形することでヨロイを
一体成形することも出来る。この場合には、薄板で構成
されるヨロイに直接ツルの継手部を設けることは出来難
い為に、従来の蝶番を継手として用いる。
【0015】以上述べたように、本発明のメガネのフロ
ントフレームは金属製の薄板を所定形状に裁断すると共
に、所定形状に曲げ成形したものであり、次のような効
果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明のフロントフレームは金属製薄板
を裁断して曲げ成形することで、両リム、連結部材、及
び鼻当てパットを取付ける脚を形成することが出来、従
来の線材を用いて個々の部品を加工すると共に、これら
をロウ付けして製作したフロントフレームに比較して、
その製作は極めて簡単であり、同時に低コストで製作出
来る。一方、フロントフレームは一体化して成形される
為にロウ付けミスによる部品の外れはなく、メガネフレ
ームとしての品質の安定性及び耐久性は高い。
【0017】そして金属製薄板から成るフロントフレー
ムのリムはレンズ外周に設けた凹溝に嵌ってレンズを取
付ける為に、すなわちリムがレンズ外周に大きく露出す
ることはなく、メガネの外観を向上する効果がある。又
リムの外側には開口を設けていて、この開口を拡大する
ことでレンズをリムに取付けることが出来、しかも開口
にはコイルバネを取付けている為に、レンズがリムから
外れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメガネのフロントフレームを示す
実施例。
【図2】図1におけるA−A断面拡大図。
【図3】従来の一般的な金属製メガネフレーム。
【符号の説明】
1 フロントフレーム 2 リム 3 連結部材 4 ヨロイ 5 軸ネジ 6 ツル 7 開口 8 コイルバネ 9 鼻当てパット 10 脚 11 レンズ 12 凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の薄板を用いたメガネのフロント
    フレームにおいて、レンズが嵌るリム、両リムを連結す
    る連結部材、及び鼻当てパットを取付ける脚を一枚の薄
    い金属板を裁断すると共に曲げ成形し、リムの外側を一
    部切欠いて開口を設けて該開口にはコイルバネを取付け
    て開口が拡大しないようにバネ力を付勢し、上記脚の止
    着部には鼻当てパットを取付け、さらにリム外側にはツ
    ルを取付けるヨロイをロウ付けしたことを特徴とする薄
    板を裁断したメガネのフロントフレーム。
  2. 【請求項2】 上記ヨロイをフロントフレームと同一金
    属板を裁断・曲げ成形することで一体化した請求項1記
    載の薄板を裁断したメガネのフロントフレーム。
JP2000338943A 2000-11-07 2000-11-07 薄板を裁断したメガネのフロントフレーム Pending JP2002148565A (ja)

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