JP3025034U - メガネフレームの屈曲部継手構造 - Google Patents

メガネフレームの屈曲部継手構造

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馨 内藤
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株式会社稲田プロジェクト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チタン材を用いたメガネフレームにおけるツ
ル継手や跳ね上げ式のフレーム継手において、従来のよ
うなステンレスや洋白の座金を用いないでスムーズな屈
曲動を行い得る継手構造の提供。 【解決手段】 凹部と凸部が互いに噛み合って、両部に
軸ネジ9を挿通する継手構造であって、凸部のネジ穴に
は軸受け部10と座金11を塑性加工によって固着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はメガネフレームのツル等を折り畳み出来るように連結している継手構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メガネフレームには両側にツルが取付けられていて、該ツルは折り畳み出来る ように成っている。その為にメガネのフロント部とツルを連結する為の継手部が 設けられ、該継手部としては一般に蝶番が使用されている。蝶番の両蝶片がフロ ント側とツル側にそれぞれロウ付けされて連結し、蝶番軸を中心として屈曲する ことが出来る。蝶番以外にもツルを折り畳み可能に連結する構造は存在し、例え ばフロントとツル側に形成した継手片を互いに噛み合わせて、軸ネジにて連結す ることも出来る。
【0003】 メガネフレームにおいて継手部を必要とする場合は、ツルの継手のみならずフ ロント部の正面に別のフレームを取り付けして跳ね上げする構造と成っているメ ガネフレームの場合にも必要となる。ところで、金属製のメガネフレームとして 近年ではチタン材が使用されるケースが多く、チタン製のフレームは軽くて弾力 性に優れているといった効果がある。
【0004】 しかし、該チタン材にて継手部を構成する場合、屈曲に際して互いに滑り合う 摺動面は固着して屈曲動を不能としてしまう。そこで、従来ではチタン材で形成 した軸穴に洋白やステンレスの座金を取り付けし、チタン同士の接触摺動を避け る構造と成っている。図4はフロントに設けたヨロイ(イ) にツル(ロ) を連結した 継手構造であるが、ヨロイ先端の継手片(ハ) とツル端の継手片(ニ)とが噛み合っ て軸ネジ(ホ) によって連結されている。
【0005】 そしてツル(ロ) の継手片(ニ)両面にはステンレスや洋白から成る座金(ヘ) 、(ヘ ) が取付けられていて、チタン材同士が接触しない構造となっている。この座金 (ヘ) は継手片(ハ) のネジ穴に突片(ト) が嵌着した状態で取付けられる訳であるが 、非常に小さな座金である為に取り付けにくく、継手部の組立が容易でない。勿 論、製作も面倒であり、一旦分解するならば組立が出来なくなってしまう。
【0006】
【本考案が解決しようとする課題】
このように従来のチタン材を用いたメガネフレームの継手構造には上記のごと き問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であって、継手部の 組み立てに際して座金を取り付ける必要のない継手構造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るメガネフレームの屈曲部継手構造はフロント部とツル端に形成し た継手片を互いに組み合わせて軸ネジによって連結し、該ツルがスムーズに屈曲 するようにした構造である。又、跳ね上げ式のメガネフレームの場合には、同じ く跳ね上げフレーム側に設けた継手片とフロント部側に形成した継手片を噛み合 わせて軸ネジにて連結した構造としている。
【0008】 そして、中間継手片のネジ穴及び両接触面には軸受けを備えた座金を固着して いる。すなわち、従来のように座金を取り付けするのではなくて、該座金を塑性 加工によって継手片に成形・固着する。勿論、該座金はチタンと馴染みの良いス テンレスや洋白等が使用される。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳 細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は一般的なメガネフレームを表している。両リム1、1は連結部材2によ って連結され、リム1の外側にはヨロイ3がロウ付けされ、該ヨロイ3には継手 部4を介してツル5が折り畳み出来るように連結している。又リム1の内側には 鼻当てパット6が取付けられている。ここで、本考案が対象とするメガネフレー ムは金属製であって、しかもチタン材を使用したフレームと成っている。
【0010】 ここで、チタン材から成る部品を直接ロウ付けすることは出来ないが、その為 に接着面にロウ付け可能な金属層を電着する等の工夫が成されているが、本考案 は継手構造に関するものである為に、メガネフレーム自体の構成は限定しない。 図2は本考案の継手構造を示している実施例であり、ヨロイ3の先端に形成して いる継手片7a、7bはツル端に形成している継手片8と噛み合って軸ネジ9に よって連結されている。
【0011】 ツル端の継手片8は所定の間隔で形成している両継手片7a、7bの間に嵌入 した状態で上記軸ネジ9にて連結し、ツル5は該軸ネジ9を中心として屈曲する ことが出来る。そして、ツル端の継手片8のネジ穴と両継手片7a、7bとの間 には軸受け部10と座金11が介在している。従って、継手片7a、7bと継手 片8とは接することなく、ツル5の屈曲動を妨げることはない。
【0012】 ところで、継手片8に軸受け部10と座金11を形成する手段は任意であるが 、図3はその1具体例を示している。継手片8に形成したネジ穴12にパイプ1 3を挿入して上下面から突出した部分を圧縮変形して座金11を成形する。突出 部を圧縮する際にパイプ13の内径が小さくならないように、芯金を嵌入した状 態で圧縮変形させる。
【0013】 勿論、該パイプ13の材質はチタンと馴染みの良いステンレス材や洋白材を使 用する。又継手部としては蝶番を用いてもよく、その場合には該蝶番構造を図2 のように構成することが出来る。以上述べたように、本考案の継手構造は屈曲す る摺動面にステンレスや洋白等で形成した座金をネジ穴に塑性加工したものであ り、次のような効果を得ることが出来る。
【0014】
【考案の効果】
本考案の継手構造は座金を継手片のネジ穴に挿入し、塑性加工によって座金を 一体化・固着した構造としたものである。従って、継手部の組み立てに際して小 さな座金を一々セットする必要はなく、又継手部を分解しても簡単に組み立てす ることが可能である。又、継手片に塑性加工にて固着する方が、座金を単独で製 作するよりも簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なメガネフレーム。
【図2】ツルの継手構造。
【図3】継手片のネジ穴にパイプを挿入した状態。
【図4】従来のツル継手構造。
【符号の説明】
1 リム 2 連結部材 3 ヨロイ 4 継手部 5 ツル 6 鼻当てパット 7 継手片 8 継手片 9 軸ネジ 10 軸受け部 11 座金 12 ネジ穴 13 パイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン材を用いたメガネフレームのツル
    継手構造において、この継手は、片方には所定の間隔を
    おいて両継手片を形成し、他方の継手片を前記両継手片
    の間に嵌入して形成したネジ穴に軸ネジを挿通し、該軸
    ネジによって屈曲可能に連結した構造であり、両継手片
    の間に嵌入する中間継手片のネジ穴から上下面にかけて
    軸受け部と座金を塑性加工によって固着したことを特徴
    とするメガネフレームの屈曲部継手構造。
  2. 【請求項2】 チタン材を用いた跳ね上げ式のメガネフ
    レームにおける該跳ね上げフレームの継手構造におい
    て、この継手は、片方には所定の間隔をおいて両継手片
    を形成し、他方の継手片を前記両継手片の間に嵌入して
    形成したネジ穴に軸ネジを挿通し、該軸ネジによって屈
    曲可能に連結した構造であり、両継手片の間に嵌入する
    中間継手片のネジ穴から両面にかけて軸受け部と座金を
    塑性加工によって固着したことを特徴とするメガネフレ
    ームの屈曲部継手構造。
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