JP2002147328A - 水力機械およびその運転方法 - Google Patents

水力機械およびその運転方法

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JP2002147328A
JP2002147328A JP2000342594A JP2000342594A JP2002147328A JP 2002147328 A JP2002147328 A JP 2002147328A JP 2000342594 A JP2000342594 A JP 2000342594A JP 2000342594 A JP2000342594 A JP 2000342594A JP 2002147328 A JP2002147328 A JP 2002147328A
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casing
water
guide vane
runner
hydraulic machine
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JP2000342594A
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Inventor
Hiroshi Komiya
浩 小宮
Toshifumi Kurokawa
敏史 黒川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガイドベーンに形成された空気を含む水膜を取
り除いてケーシングに設けたケーシング用排水弁に良好
に案内し、次の運転に支障なく安定した状態で移行させ
る水力機械およびその運転方法を提供する。 【解決手段】本発明に係る水力機械は、ガイドベーン3
1の回転摺動部側に隙間調整装置47を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調相運転時、ラン
ナベーンを安定した状態で空転運転できるように図った
水力機械およびその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水車またはポンプ水車等の水力
機械では、調相運転の際、ランナ室の水面を圧縮空気で
吸出し管まで押下げ、ランナベーンを空気中で回転させ
てランナベーン駆動力の動力を少なくさせる、いわゆる
水面押下げ運転を行っている。
【0003】この水面押下げ運転を行う水力機械は、図
10に示すように、渦巻状のケーシング1の渦巻巻き終
り端に出口EXを設け、この出口EXと中心部に配置し
た主軸(回転軸)2との間に流路3を形成している。
【0004】また、水力機械は、流路3に沿って順に、
ケーシング1の出口EX側にステーベーン4を備えたス
ピードリング5と、弁開度駆動部6を備えたガイドベー
ン7と、上カバー8と下カバー9とで区画されたランナ
室10に収容され、クラウン11とバンド12とで支持
されたランナベーン13と、このランナベーン13から
出た水を下ダム(図示せず)に案内する吸出し管14と
を配置した構成になっている。
【0005】また、水力機械は、主軸2に第1シール給
水管15を、上カバー8に第2シール給水管16を、下
カバー9に第3シール給水管17をそれぞれ設け、主軸
2やランナ室10からの水の漏水防止を図っている。
【0006】また、水力機械は、ケーシング1と吸出し
管14との間にケーシング用排水弁18aを介装させた
ケーシング用排水管18と、下カバー9と吸出し管14
との間に下カバー用排水弁19aを介装させた下カバー
用排水管19とをそれぞれ備え、水面押下げ運転中に、
ケーシング用排水弁18a、下カバー用排水弁19aを
開弁させ、水の溜水を吸出し管14に流出させている。
【0007】このような構成を備えた水力機械におい
て、調相運転時、ガイドベーン7を全閉にし、空気管2
0から圧縮空気が供給されると、水面21は、吸出し管
14の下流側に押圧されてランナ室10が空間になり、
この空間内をランナベーン13が回転する、いわゆるラ
ンナ空転運転が行われる。
【0008】ランナベーン13のランナ空転運転中、第
1シール給水管15から主軸2に、第2シール給水管1
6から上カバー8に、第3シール給水管17から下カバ
ー9のそれぞれにシール用として給水が供給されるが、
これら給水の一部は、ランナベーン13の回転による遠
心力の影響を受けて全閉状態のガイドベーン7の内径側
(主軸側)に、図11に示すように、水膜22が形成さ
れる。
【0009】また、ランナベーン13のランナ空転運転
中、ケーシング1内の動力水は、ガイドベーン7の回転
摺動部の隙間から漏出しており、この場合も、図11で
示したのと同様に、水膜22として形成される。
【0010】ガイドベーン7の内径側(主軸側)に水膜
22を形成させたままランナ空転運転を継続すると、水
膜22はランナベーン13の回転摩擦力によって温度上
昇する。水膜22が温度上昇すると、上カバー8や下カ
バー9等の構造部材に熱伸び等が出、シール部(図示せ
ず)と静止構造部材との間にカジリ現象等の問題が発生
する。
【0011】また、水膜22の温度上昇は、その分だ
け、ランナベーン13の回転に無駄な動力を消費するこ
とになり、効率的な運転を考えると、好ましくない。
【0012】従来の水力機械では、このような不具合、
不都合な点を取り除くために、下カバー9と吸出し管1
4とを連絡する下カバー用排水管19の下カバー用排水
弁19aを開弁させ、ガイドベーン7の内径側に形成さ
れた水膜22を強制的に取り除き、上カバー8や下カバ
ー9等の構造部材の熱伸び等による変形を防止してい
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図10で示した水力機
械では、ガイドベーン7の内径側に形成された空気を包
む水膜22を、下カバー用排水管19を利用して取り除
いたり、あるいはケーシング用排水管18のケーシング
用排水弁18aを開弁させ、ガイドベーン7の回転摺動
部の隙間を利用してケーシング用排水管18に案内させ
ていたが、それでも水膜22を充分に取り除くことがで
きない問題点があった。
【0014】すなわち、ガイドベーン7の回転摺動部、
具体的にはガイドベーン7の上下端と静止部との接触面
は、本来、例えば水車運転前に隙間が大きくケーシング
1からの動力水の漏れが多いと、その漏れ量でランナベ
ーン13が回転し、エネルギロスにつながることを避け
るために隙間をより少なくさせた構造になっている。
【0015】このため、従来の水力機械では、調相運転
の際、ガイドベーン7に形成された空気を含む水膜22
が一部をケーシング用排水管18に案内して良好に取り
除くことが難しくなっていた。
【0016】このように、従来の水力機械では、ケーシ
ング1からの動力水がガイドベーン7の回転摺動部を介
してランナ室10への漏水が避けられないことを考える
と、一面的にはケーシング1からガイドベーン7の回転
摺動部を介してランナベーン13への漏水をより一層少
くさせ、別の面では、ガイドベーン13の内径側に形成
された水膜22を回転摺動部を介してケーシング排水管
18に良好に案内する相反する機能を満たすことが必要
とされる。
【0017】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、水面押下げ運転時までケーシングからガイ
ドベーンの回転摺動部への動力水の漏れをより一層少な
くさせるとともに、水面押下げ運転終了後、充水運転移
行の際、ガイドベーンの内径側に形成された水膜をケー
シングのケーシング用排水管へ良好に流して、次の運転
に支障なく安定した状態で移行させることができるよう
にした水力機械およびその運転方法を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水力機械
は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載した
ように、ケーシングと吸出し管とを連通させる流路およ
びランナ室に順次、ステーベーン、ガイドベーンおよび
ランナベーンを収容するとともに、前記ランナ室の水を
前記吸出し管に圧縮空気で押下げ、前記ランナベーンを
空転運転させ、前記ガイドベーンに形成された水膜を前
記ケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内する水
力機械において、前記ガイドベーンの回転摺動部側に隙
間調整装置を備えたものである。
【0019】本発明に係る水力機械は、上述の目的を達
成するために、請求項2に記載したように、隙間調整装
置は、軸状の駆動部に横断する大径片と小径片とを備え
たものである。
【0020】本発明に係る水力機械は、上述の目的を達
成するために、請求項3に記載したように、隙間調整装
置は、ガイドベーンの回転摺動部側に設けた絞り部を備
えた開口に進退自在に収容させたものである。
【0021】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気を外部
に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転および
発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程中、前記
ランナ室の室内圧力が予め定められた圧力を超えたと
き、前記ケーシング用排水弁を閉弁させる方法である。
【0022】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気を外部
に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転および
発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程中、発電
電動機に与えられる電動機入力が予め定められた値を超
えたとき、前記ケーシング用排水弁を閉弁させる方法で
ある。
【0023】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気を外部
に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転および
発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程中、制御
演算部から前記ケーシング用排水弁に与えられている開
弁信号が予め定められた時間経過後、前記開弁信号をカ
ットし、前記ケーシング用排水弁を閉弁させる方法であ
る。
【0024】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気を外部
に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転および
発電運転のうち、いずれか一方に移行させる過程中、吸
出し管からの前記ランナ室への前記水の充水が予め定め
られた位置を超えたとき、前記ケーシング用排水弁を閉
弁させる方法である。
【0025】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気を外部
に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転および
発電運転のうち、いずれか一方に移行させる過程中、前
記ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げると同時
に前記ケーシング用排水弁を開弁させる一方、前記押下
げ終了後、前記ランナベーンを回転させて定格に至らし
め、併入運転中、前記ランナ室の室内圧力と前記ケーシ
ングの器内圧力との圧力差が予め定められた圧力よりも
小さくなったとき、前記ガイドベーンの回転摺動部に設
けた隙間調整装置を駆動して前記ガイドベーンに隙間を
形成し、前記ガイドベーンに形成された前記水膜を前記
ケーシング用排水弁に案内する方法である。
【0026】また、本発明に係る水力機械の運転方法
は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載した
ように、ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げ、
ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形成され
た水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
する水力機械の運転方法において、発電運転および揚水
運転のうち、いずれか一方の運転から前記ランナベーン
の空転運転に移行させるとき、前記ガイドベーンと前記
ケーシングに設けた入口弁とを閉弁させ、前記ガイドベ
ーン閉弁後、給気弁を開弁させて圧縮空気を前記ランナ
室に供給して水の水面を吸出し管側に押下げ、前記ケー
シングに設けたケーシング用排水弁を閉弁させると同時
に前記ガイドベーンの回転摺動部に設けた隙間調整装置
を駆動して前記ガイドベーンに隙間を形成し、前記ガイ
ドベーンに形成された水膜を前記ケーシング用排水弁に
案内する方法である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る水力機械およ
びその運転方法の実施形態を図面および図面に付した符
号を引用して説明する。
【0028】図1は、本発明に適用される、例えばフラ
ンシス形の水車またはポンプ水車の実施形態を説明する
ために用いた縦半分断面概略図である。
【0029】本発明に適用される、例えば、フランシス
形の水力機械は、渦巻状のケーシング25の渦巻巻き終
り端に出口EXを設け、この出口EXと中心部分に配置
した主軸(回転軸)26との間に流路27を形成してい
る。
【0030】また、この水力機械は、流路27に沿って
順に、ケーシング25の出口側にステーベーン28を備
えたスピードリング29と、弁開度駆動部30を備えた
ガイドベーン31と、上カバー32と下カバー33とで
区画されたランナ室34に収容され、クラウン35とバ
ンド36とで支持されたランナベーン37と、このラン
ナベーン37から出た水を下ダム(図示せず)に案内す
る吸出し管38とを配置した構成になっている。
【0031】また、水力機械は、主軸26に第1シール
給水管39を、上カバー32に第2シール給水管40
を、下カバー33に第3シール給水管41をそれぞれ設
け、主軸26やランナ室34からの水の漏水防止を図っ
ている。
【0032】また、水力機械は、ケーシング25と吸出
し管38との間にケーシング用排水弁42aを介装させ
たケーシング用排水管42と、下カバー33と吸出し管
38との間に下カバー用排水弁43aを介装させた下カ
バー用排水管43とをそれぞれ備え、水面押下げ運転中
に、ケーシング用排水弁42a、下カバー用排水弁43
aを開弁させ、水の溜留水を吸出し管38に流出させて
いる。
【0033】また、水力機械は、ケーシング25から入
口弁44を介装して上ダム(図示せず)に接続する水圧
鉄管45と、押下げ運転時、圧縮空気をランナ室34に
供給する給気弁46aを介装した給気管46とを備えて
いる。
【0034】一方、ガイドベーン31は、図2に示すよ
うに、ランナ室34に収容されたランナベーン37に対
して環状列に配置され、開閉自在に支持された構成にな
っている。なお、図は、水面押下げ運転中であり、ガイ
ドベーン31は閉じており、その内径側に水膜22が形
成されている。
【0035】また、ガイドベーン31は、隣りのガイド
ベーン31との間の回転摺動部に隙間調整装置47を備
えている。この隙間調整装置47は、図3に示すよう
に、軸状の駆動部47aに横断して小径片47bと大径
片47cとで構成されており、上カバー32の絞り部4
8aを備えた開口48に収容され、進退自在に移動でき
るようになっている。
【0036】このように、本実施形態は、上カバー32
の開口48の絞り部48aに、駆動部47aに小径片4
7bと大径片47cとを備えた隙間調整装置47を収容
し、駆動部47aを進退移動させ、上カバー32とガイ
ドベーン31の頂部との間に微小のギャップSを形成で
きるので、ガイドベーン31の内径側に形成された水膜
22を流水として引き抜くことができ、ケーシング用排
水管42に良好に案内することができる。
【0037】図4は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第1実施形態を説明するために用いた縦半分断面概略
図である。なお、図1で示した構成要素と同一構成要素
には同一符号を付す。
【0038】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
例えば、水面49の押下げ運転から充水運転を経て揚水
および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程に
おいて、上カバー32および下カバー33のうち、例え
ば上カバー32に圧力センサ50を設けておき、この圧
力センサ50の検出した圧力が、予め定められた圧力
(経験値)を超えたとき、ガイドベーン31の内径側
(主軸26側)に形成された空気を含む水膜22がガイ
ドベーン31の回転摺動部およびケーシング25のケー
シング用排水管42を介して吸出し管38に引き抜かれ
たと判断してケーシング用排水弁42aを閉弁させるも
のである。
【0039】このように、本実施形態は、水面49の押
下げ運転から充水運転に移行したとき、ランナ室34お
よび流路27の圧力を検出し、検出圧力が予め定められ
た圧力を超えたとき、ケーシング用排水弁42aを閉弁
させるので、ガイドベーン31の締切圧力を確実に確保
することができ、何ら支障のない安定した状態で揚水運
転(ポンプ運転)等に移行することができる。
【0040】図5は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第2実施形態を説明するために用いた縦半分断面概略
図である。なお、図1で示した構成要素と同一構成要素
には同一符号を付す。
【0041】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
たとえば、水面49の押下げ運転から充水運転を経て揚
水および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程
において、発電電動機51に電動機入力計52を設けて
おき、この電動機入力計52の検出した入力値が予め定
められた値(経験値)を超えたとき、ガイドベーン31
の内径側に形成された空気を含む水膜22がガイドベー
ン31の回転摺動部およびケーシング25のケーシング
用排水管42を介して吸出し管38に引き抜かれたと判
断してケーシング用排水弁42aを閉弁させるものであ
る。
【0042】このように、本実施形態は、水面49の押
下げ運転から充水運転に移行したとき、電動機入力計5
2で発電電動機51の電動機入力を検出し、検出した入
力値が予め定められた値を超えたとき、ケーシング用排
水弁42aを閉弁させるので、ガイドベーン31の締切
圧力を確実に確保することができ、何ら支障のない安定
した状態で揚水運転等に移行することができる。
【0043】図6は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第3実施形態を説明するために用いた縦半分断面概略
図である。なお、図1で示した構成要素と同一構成要素
には同一符号を付す。
【0044】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
例えば、水面49の押下げ運転から充水運転を経て揚水
および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程に
おいて、上カバー32に設けた排気管53の排気弁53
aに弁開閉信号を与える制御演算部54にタイマ回路5
5を備え、制御演算部54からケーシング排水管42の
ケーシング用排水弁42aに与えられている開弁信号が
予め定められた時間(経験値)を超えたとき、ガイドベ
ーン31の内径側に形成された空気を含む水膜22がガ
イドベーン31の回転摺動部およびケーシング25のケ
ーシング用排水管42を介して吸出し管38に引き抜か
れたと判断してタイマ回路55で開弁信号をカットと
し、ケーシング用排水弁42aを閉弁させるものであ
る。
【0045】このように、本実施形態は、水面49の押
下げ運転から充水運転に移行したとき、制御演算部54
からケーシング用排水弁42に与えられている開弁信号
が予め定められた時間を超えたとき、タイマ回路55で
開弁信号をカットとし、ケーシング用排水弁42aを閉
弁させるので、ガイドベーン31の締切圧力を確実に確
保することができ、何ら支障ない安定した状態で揚水運
転等に移行することができる。
【0046】図7は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第4実施形態を説明するために用いた縦半分断面概略
図である。なお、図1で示した構成要素と同一構成要素
には同一符号を付す。
【0047】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
例えば、水面49の押下げ運転から充水運転を経て揚水
および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程に
おいて、吸出し管38のランナベーン37側に水位検出
器56を設けておき、充水運転時、水位検出器56が充
水の水面49を検出したことを条件に(具体的には充水
の水面49がランナベーン37の下流端に到達した位
置)、ガイドベーン31の内径側に形成された空気を含
む水膜22がガイドベーン31の回転摺動部およびケー
シング25のケーシング用排水管42を介して吸出し管
38に引き抜かれたと判断してケーシング用排水弁42
aを閉弁させるものである。
【0048】このように、本実施形態は、水面49の押
下げ運転から充水運転に移行した後、水位検出器56で
充水の水面49を検出したことを条件に、ケーシング用
排水弁42aを閉弁させるので、ガイドベーン31の締
切圧力を確実に確保することができ、何ら支障のない安
定した状態で揚水運転等に移行することができる。
【0049】図8は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第5実施形態を説明するために用いたタイムチャート
図である。
【0050】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
運転停止状態から水面押下げ運転を経て充水運転になっ
たときのランナ空転運転を例に採ったもので、先ず、図
1で示した入口弁44を「閉」、ガイドベーン31を
「閉」、給気弁46aを「開」、ケーシング用排水弁4
2aを「開」にする。
【0051】給気弁46aが「開」になると、給気管4
6は、圧縮空気をランナ室34に供給し、水面49を吸
出し管38の下流側に押圧し、水面49を押下げ、ラン
ナベーン37が水面49から充分に離れた位置で水面押
下げ運転が終了し、給気弁46aを「閉」にする。
【0052】水面押下げ運転が終了すると、主軸26は
駆動され、ランナベーン37を回転させる。このとき、
ケーシング25から、ガイドベーン31の回転摺動部を
介して漏れ、かつ回転中のランナベーン37の遠心力に
より吹き飛ばされてガイドベーン31の内径側に集めら
れた空気を含む水膜22は、その一部がガイドベーン3
1の回転摺動部を介してケーシング排水弁42aに案内
される。しかし、その量は極くわずかである。
【0053】ランナベーン37の回転数が定格に達し、
併入運転に入った後、流路27およびランナ室34の室
内圧力とケーシング25の内圧力との圧力差が予め定め
られた設定圧力値α(経験値)よりも小さくなったと
き、図3で示した隙間調整装置47を駆動し、隙間Sを
確保し、ガイドベーン31の内径側に形成された空気を
含む水膜22を流水としてケーシング用排水弁42aに
案内し、空気とともに水膜22をケーシング用排水管4
2を介して吸出し管38に放出させる。
【0054】このように、本実施形態は、ランナ空転運
転時、ランナ室34等の室内圧力とケーシング25の内
圧力との圧力差が予め定められた設定圧力値αよりも小
さくなったとき、隙間調整装置47を駆動し、開口した
隙間Sから空気を含む水膜22を流水としてケーシング
用排水弁42aおよびケーシング用排水管42を介して
吸出し管38に放出されてケーシング25から空気を取
り除くので、例えば揚水運転に移行する際、空気を含ん
だ動力水が入口弁44、水圧鉄管45を介して上ダム
(図示せず)に流れることがなく、水圧鉄管45の取水
口に設けたスクリーン(ストレーナ)を空気の膨張力で
吹き飛ばすことがなく、何ら支障のない安定な運転を行
うことができる。
【0055】図9は、本発明に係る水力機械の運転方法
の第6実施形態を説明するために用いたタイムチャート
図である。
【0056】本実施形態に係る水力機械の運転方法は、
発電運転からランナ空転運転になったときのランナ空転
運転を例に採ったもので、発電、運転時、図1で示した
入口弁44を「開」、ガイドベーン31を「開」、ケー
シング用排水弁42aを「閉」、給気弁46aを
「閉」、隙間調整装置47を「閉」にしている。
【0057】ランナ空転運転が開始されると、入口弁4
4は「閉」、ガイドベーン31は「閉」になる。ガイド
ベーン31が「開」になると、給気弁46aは「開」に
なり、給気管46から圧縮空気がランナ室34に供給さ
れ、水面49が吸出し管38の下流側に押圧される水面
押下げ運転が行われる。
【0058】水面押下げ運転中、入口弁44を「閉」に
すると、ケーシング用排水弁42aを「開」にし、図3
で示した隙間調整装置47は駆動され、開口した隙間S
が確保される。
【0059】隙間調整装置47の駆動力によりガイドベ
ーン31の回転摺動部に隙間Sが確保されると、ガイド
ベーン31の内径側に形成された空気を含む水膜22
は、隙間Sを介してケーシング25のケーシング用排水
弁42aに案内され、ここからケーシング用排水管42
を介して吸出し管38に放出される。なお、水面押下げ
運転が終了すると、給気弁46aは「閉」になる。
【0060】このように、本実施形態は、ランナ空転運
転時、入口弁44が「閉」、ケーシング用排水弁42a
が「開」のとき、隙間調整装置47を駆動させてガイド
ベーン31の回転摺動部に隙間Sを形成させ、ガイドベ
ーン31の内径側に形成された空気を含む水膜22を流
水としてケーシング用排水弁42aおよびケーシング排
水管42を介して吸出し管38に放出させてケーシング
25から空気を取り除くので、例えば揚水運転に移行す
る際、空気を含んだ動力水が入口弁44、水圧鉄管45
を介して上ダム(図示せず)に流れることがなく、上ダ
ムの取水口に設けたスクリーン(ストレーナ)を空気の
膨張力で吹き飛ばすことがなく、何ら支障のない安定な
運転を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る水力
機械およびその運転方法は、ランナ空転運転時、ガイド
ベーンの回転摺動部を開口させ、ガイドベーンの内径側
に形成された空気を含む水膜をその開口を介してケーシ
ングのケーシング用排水弁に案内するので、ケーシング
に空気が残ることがなく、何ら支障なく次の運転に安定
した状態で移行させることができる。
【0062】また、本発明に係る水力機械およびその運
転方法は、ランナ空転運転時、流路の内圧、電動機入
力、吸出し管の水面等のうち、いずれかの信号を用いて
ケーシング用排水弁を閉弁させるので、ガイドベーンの
締切圧力を確実に確保することができ、次の運転に安定
した状態で移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用されるフランシス形の水力機械の
実施形態を説明するために用いた縦半分断面概略図。
【図2】本発明に係る隙間調整装置の設置位置を説明す
るために用いたガイドベーンの一部切欠き平面図。
【図3】図2のA−A矢視方向から切断した断面図。
【図4】本発明に係る水力機械の運転方法の第1実施形
態を説明するために用いた縦半分断面概略図。
【図5】本発明に係る水力機械の運転方法の第2実施形
態を説明するために用いた縦半分断面概略図。
【図6】本発明に係る水力機械の運転方法の第3実施形
態を説明するために用いた縦半分断面概略図。
【図7】本発明に係る水力機械の運転方法の第4実施形
態を説明するために用いた縦半分断面概略図。
【図8】本発明に係る水力機械の運転方法の第5実施形
態を説明するために用いたタイムチャート図。
【図9】本発明に係る水力機械の運転方法の第6実施形
態を説明するために用いたタイムチャート図。
【図10】従来のフランシス形の水力機械を示す縦半分
断面概略図。
【図11】従来のフランシス形の水力機械においてラン
ナ空転運転中、ガイドベーンの内径側に形成された水膜
を説明するために用いた一部切欠き部分断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 主軸 3 流路 4 ステーベーン 5 スピードリング 6 弁開度駆動部 7 ガイドベーン 8 上カバー 9 下カバー 10 ランナ室 11 クラウン 12 バンド 13 ランナベーン 14 吸出し管 15 第1シール給水管 16 第2シール給水管 17 第3シール給水管 18 ケーシング用排水管 18a ケーシング用排水弁 19 下カバー用排水管 19a 下カバー用排水弁 20 空気管 21 水面 22 水膜 25 ケーシング 26 主軸 27 流路 28 ステーベーン 29 スピードリング 30 弁開度駆動部 31 ガイドベーン 32 上カバー 33 下カバー 34 ランナ室 35 クラウン 36 バンド 37 ランナベーン 38 吸出し管 39 第1シール給水管 40 第2シール給水管 41 第3シール給水管 42 ケーシング用排水管 42a ケーシング用排水弁 43 下カバー用排水管 43a 下カバー用排水弁 44 入口弁 45 水圧鉄管 46 給気管 46a 給気弁 47 隙間調整装置 47a 駆動部 47b 小径片 47c 大径片 48 開口 48a 絞り部 49 水面 50 圧力センサ 51 発電電動機 52 電動機入力計 53 排気管 53a 排気弁 54 制御演算部 55 タイマ回路 56 水位検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H072 AA07 AA17 AA27 BB11 BB32 BB40 CC23 3H073 AA08 AA12 AA26 BB09 BB21 BB31 BB38 CC05 CC09 CC26 CC30 CE01 CE14 CE15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと吸出し管とを連通させる流
    路およびランナ室に順次、ステーベーン、ガイドベーン
    およびランナベーンを収容するとともに、前記ランナ室
    の水を前記吸出し管に圧縮空気で押下げ、前記ランナベ
    ーンを空転運転させ、前記ガイドベーンに形成された水
    膜を前記ケーシングに設けたケーシング用排水弁に案内
    する水力機械において、前記ガイドベーンの回転摺動部
    側に隙間調整装置を備えたことを特徴とする水力機械。
  2. 【請求項2】 隙間調整装置は、軸状の駆動部に横断す
    る大径片と小径片とを備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の水力機械。
  3. 【請求項3】 隙間調整装置は、ガイドベーンの回転摺
    動部側に設けた絞り部を備えた開口に進退自在に収容さ
    せたことを特徴とする請求項1または2記載の水力機
    械。
  4. 【請求項4】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気
    を外部に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転
    および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程
    中、前記ランナ室の室内圧力が予め定められた圧力を超
    えたとき、前記ケーシング用排水弁を閉弁させることを
    特徴とする水力機械の運転方法。
  5. 【請求項5】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気
    を外部に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転
    および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程
    中、発電電動機に与えられる電動機入力が予め定められ
    た値を超えたとき、前記ケーシング用排水弁を閉弁させ
    ることを特徴とする水力機械の運転方法。
  6. 【請求項6】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気
    を外部に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転
    および発電運転のうち、いずれか一方に移行する過程
    中、制御演算部から前記ケーシング用排水弁に与えられ
    ている開弁信号が予め定められた時間経過後、前記開弁
    信号をカットし、前記ケーシング用排水弁を閉弁させる
    ことを特徴とする水力機械の運転方法。
  7. 【請求項7】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気
    を外部に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転
    および発電運転のうち、いずれか一方に移行させる過程
    中、吸出し管からの前記ランナ室への前記水の充水が予
    め定められた位置を超えたとき、前記ケーシング用排水
    弁を閉弁させることを特徴とする水力機械の運転方法。
  8. 【請求項8】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、前記圧縮空気
    を外部に排気し、前記ランナ室を充水した後、揚水運転
    および発電運転のうち、いずれか一方に移行させる過程
    中、前記ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押下げる
    と同時に前記ケーシング用排水弁を開弁させる一方、前
    記押下げ終了後、前記ランナベーンを回転させて定格に
    至らしめ、併入運転中、前記ランナ室の室内圧力と前記
    ケーシングの器内圧力との圧力差が予め定められた圧力
    よりも小さくなったとき、前記ガイドベーンの回転摺動
    部に設けた隙間調整装置を駆動して前記ガイドベーンに
    隙間を形成し、前記ガイドベーンに形成された前記水膜
    を前記ケーシング用排水弁に案内することを特徴とする
    水力機械の運転方法。
  9. 【請求項9】 ランナ室の水を吸出し管に圧縮空気で押
    下げ、ランナベーンを空転運転させ、ガイドベーンに形
    成された水膜をケーシングに設けたケーシング用排水弁
    に案内する水力機械の運転方法において、発電運転およ
    び揚水運転のうち、いずれか一方の運転から前記ランナ
    ベーンの空転運転に移行させるとき、前記ガイドベーン
    と前記ケーシングに設けた入口弁とを閉弁させ、前記ガ
    イドベーン閉弁後、給気弁を開弁させて圧縮空気を前記
    ランナ室に供給して水の水面を吸出し管側に押下げ、前
    記ケーシングに設けたケーシング用排水弁を閉弁させる
    と同時に前記ガイドベーンの回転摺動部に設けた隙間調
    整装置を駆動して前記ガイドベーンに隙間を形成し、前
    記ガイドベーンに形成された水膜を前記ケーシング用排
    水弁に案内することを特徴とする水力機械の運転方法。
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