JP2002146863A - 水栓取付構造 - Google Patents

水栓取付構造

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JP2002146863A
JP2002146863A JP2000349125A JP2000349125A JP2002146863A JP 2002146863 A JP2002146863 A JP 2002146863A JP 2000349125 A JP2000349125 A JP 2000349125A JP 2000349125 A JP2000349125 A JP 2000349125A JP 2002146863 A JP2002146863 A JP 2002146863A
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Japan
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pedestal
hole
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bent
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JP2000349125A
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English (en)
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Hirotoshi Hayashi
洋年 林
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KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
Original Assignee
KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1人の作業者が流し台等の上面板の上方から
の作業だけで簡単かつ確実に水栓を上面板に取り付けら
れるようにする。 【解決手段】 カウンターBの貫通孔B1上縁部に台座2が
配され、台座2にボルト31で連結された下側係合部材4が
貫通孔B1を通ってカウンターBの下方に配され、貫通孔B
1上下縁部を挟むように台座2と下側係合部材4がボルト3
1,32で締め付けられて台座2が固定され、台座2に湯水混
合栓1が取り付けられる。下側係合部材4を構成する折曲
片40A,40Bは、閉じた状態で傾斜姿勢のときに貫通孔B1
を通り、開いた状態で水平姿勢のときに貫通孔B1下縁部
に係合する。第2ボルト32は、貫通孔B1に下側係合部材
4を通す際、両折曲片40A,40Bが閉じるよう、頭部321が
第1ボルト頭部311に近接させられ、台座2と下側係合部
材4とを締め付ける際、両折曲片40A,40Bが開くよう、頭
部321がボルト引っ掛け部22に引っ掛けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台等の上面板
に水栓を取り付ける構造に関し、より詳細には、上方か
らの作業だけで水栓を上面板に取り付けることができる
水栓取付構造に関する。
【0002】この明細書において、「流し台等」には、
流し台および洗面台の他、水栓が取り付けられる上面板
を備えたこれらに類するものを含むものとする。
【0003】
【従来の技術】例えば流し台におけるシンクの奥に位置
するカウンターへの湯水混合栓の取付は、従来、次のよ
うにして行われていた。即ち、図14に示すように、1
人の作業者が、混合栓本体(501)の下端部に下方突出状
に設けられた雄ねじ付きスリーブ(502)を、カウンター
(B)にあけられた貫通孔(B1)に上方から差し込んで、混
合栓本体(501)の下端部が貫通孔(B1)の上縁部に正確に
位置するようにかつ回らないように手で押さえておく。
そして、もう1人の作業者がシンクの下に潜り込んで、
カウンター(B)の下方に突出したスリーブ(502)に、パッ
キン(503)、座金(504)および固定用ナット(505)を順次
嵌め被せ、混合栓本体(501)の下端部とナット(505)とで
貫通孔(B1)の上下縁部を挟み付けるようにナット(505)
を締め付け、こうして湯水混合栓(500)をカウンター(B)
に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
取付構造の場合、取付に際して2人の作業者が必要とな
る上、一方の作業者は狭くて暗いシンクの下での作業を
強いられるため、作業性が悪く、作業時間もかかってい
た。
【0005】本発明の目的は、1人の作業者が流し台等
の上面板の上方からの作業だけで簡単にかつ確実に水栓
を上面板に取り付けられるような水栓取付構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の水栓
取付構造は、流し台等の上面板の水栓取付箇所にあけら
れた貫通孔の上縁部に水栓取付用環状台座が配されると
ともに、台座に第1ボルトで連結された台座固定用下側
係合部材が貫通孔を通って上面板の下方に配され、貫通
孔の上下縁部を挟み付けるように、台座と下側係合部材
とが、前記第1ボルトおよび下側係合部材にねじ込まれ
かつボルト頭部が台座に係合させられた第2ボルトで締
め付けられることによって、台座が上面板に固定され、
この台座に水栓が取り付けられており、下側係合部材
は、平面より見て略く字形に折れ曲った1対の折曲片の
一端部どうしを両折曲片の上面が面一になるようにかつ
両折曲片が水平面内で開閉するようにヒンジ結合してな
るものであって、両折曲片が閉じた状態でかつ傾斜姿勢
のときに貫通孔を通ることができ、両折曲片が開いた状
態でかつ水平姿勢のときに貫通孔の下縁部に係合するこ
とができるように形成されており、第1ボルトは、台座
の内周縁部に形成されたボルト挿通孔に通されて同孔の
上縁部にボルト頭部が係合させられかつ下側係合部材の
一方の折曲片に形成されたねじ孔にねじ嵌められてお
り、第2ボルトは、下側係合部材の他方の折曲片に形成
されたねじ孔にねじ嵌められているとともに、上面板の
貫通孔に下側係合部材を通す際には、両折曲片が閉じた
状態となるように、そのボルト頭部が第1ボルトのボル
ト頭部に近接または当接する第1位置に配され、台座と
下側係合部材とを締め付ける際には、両折曲片が開いた
状態となるように、そのボルト頭部が台座の内周縁部に
おける前記ボルト挿通孔から所定距離離れた位置に形成
されたボルト引っ掛け部に引っ掛かる第2位置に配され
るようになっているものである。
【0007】上記水栓取付構造を採用すれば、例えば次
のようにして水栓の取付を行うことができる。即ち、ま
ず、第1ボルトによって台座に下側係合部材を連結して
おくとともに、下側係合部材にねじ込んだ第2ボルトを
前記第1位置に配することによって下側係合部材を構成
する両折曲片を閉じた状態にしておく。そして、これら
一体物の上部を持って両折曲片が傾斜姿勢となるように
全体を傾けながら、両折曲片、即ち、下側係合部材を上
面板の貫通孔に上から通す。この際、略く字形の両折曲
片は、閉じた状態でかつ傾斜姿勢をとっているので、貫
通孔をスムーズに通過し得る。そして、両折曲片のうち
少なくとも先端側が貫通孔を通過して上面板の下方に配
されるか、または、両折曲片全体が貫通孔を通過して上
面板の下方に配されたら、両折曲片を次第に水平姿勢に
戻し、台座を貫通孔の上縁部に載せる。こうしておい
て、第2ボルトを前記第1位置から前記第2位置へと移
動させると、閉じていた両折曲片が開いた状態となっ
て、両折曲片が貫通孔の下縁部に係合し得る形態をと
る。次に、両ボルトを順次締付方向に回動させると、開
いた状態でかつ水平姿勢の両折曲片が次第に上方に移動
させられて、その上面が貫通孔の下縁部に当接し、さら
に、台座と下側係合部材とで貫通孔の上下縁部を挟み付
けるところまで、ボルトを回動させる。これにより、台
座が上面板に強固に固定される。最後に、台座に水栓を
取り付ける。なお、水栓取付の手段は特に限定されず、
適宜の手段を用いればよい。
【0008】また、本発明による第2の水栓取付構造
は、流し台等の上面板の水栓取付箇所にあけられた貫通
孔の上縁部に水栓取付用環状台座が配されるとともに、
台座に連結棒で上下方向移動可能に連結された台座固定
用下側係合部材が貫通孔を通って上面板の下方に配さ
れ、貫通孔の上下縁部を挟み付けるように、台座と下側
係合部材とが、下側係合部材にねじ込まれかつボルト頭
部が台座に係合させられた第2ボルトで締め付けられる
ことによって、台座が上面板に固定され、この台座に水
栓が取り付けられており、下側係合部材は、平面より見
て略く字形に折れ曲った1対の折曲片の一端部どうしを
両折曲片の上面が面一になるようにかつ両折曲片が水平
面内で開閉するようにヒンジ結合してなるものであっ
て、両折曲片が閉じた状態でかつ傾斜姿勢のときに貫通
孔を通ることができ、両折曲片が開いた状態でかつ水平
姿勢のときに貫通孔の下縁部に係合することができるよ
うに形成されており、連結棒は、台座の内周縁部および
下側係合部材の一方の折曲片に形成された連結棒挿通孔
にまたがって通されているとともに、台座の内周縁部の
連結棒挿通孔に係合させられる上側抜止め部を上端に有
し、上面板の貫通孔に下側係合部材を通す際に一方の折
曲片の連結棒挿通孔の下縁部に係合させられる下側抜止
め部を下端に有しており、第2ボルトは、下側係合部材
の他方の折曲片に形成されたねじ孔にねじ嵌められてい
るとともに、上面板の貫通孔に下側係合部材を通す際に
は、両折曲片が閉じた状態となるように、そのボルト頭
部が連結棒の上側抜止め部に近接または当接する第1位
置に配され、台座と下側係合部材とを締め付ける際に
は、両折曲片が開いた状態となるように、そのボルト頭
部が台座の内周縁部における前記連結棒挿通孔から所定
距離離れた位置に形成されたボルト引っ掛け部に引っ掛
かる第2位置に配されるようになっているものである。
【0009】上記水栓取付構造を採用すれば、例えば次
のようにして水栓の取付を行うことができる。即ち、ま
ず、連結棒によって台座に下側係合部材を上下方向移動
可能に連結しておくとともに、下側係合部材にねじ込ん
だ第2ボルトを前記第1位置に配することによって下側
係合部材を構成する両折曲片を閉じた状態にしておく。
そして、これら一体物の上部を持って両折曲片が傾斜姿
勢となるように全体を傾けながら、両折曲片、即ち、下
側係合部材を上面板の貫通孔に上から通す。この際、略
く字形の両折曲片は、閉じた状態でかつ傾斜姿勢をとっ
ているので、貫通孔をスムーズに通過し得る。そして、
両折曲片のうち少なくとも先端側が貫通孔を通過して上
面板の下方に配されるか、または、両折曲片全体が貫通
孔を通過して上面板の下方に配されたら、両折曲片を次
第に水平姿勢に戻し、台座を貫通孔の上縁部に載せる。
こうしておいて、第2ボルトを前記第1位置から前記第
2位置へと移動させると、閉じていた両折曲片が開いた
状態となって、両折曲片が貫通孔の下縁部に係合し得る
形態をとる。次に、第2ボルトを締付方向に回動させる
と、開いた状態でかつ水平姿勢の両折曲片が次第に上方
に移動させられて、その上面が貫通孔の下縁部に当接
し、さらに、台座と下側係合部材とで貫通孔の上下縁部
を挟み付けるところまで、第2ボルトを回動させる。こ
れにより、台座が上面板に強固に固定される。最後に、
台座に水栓を取り付ける。この第2の水栓取付構造の場
合、台座および下側係合部材を所定箇所に配置した後
は、第2ボルトの締付作業だけでよいので、それだけ作
業工数が減り、作業時間を短縮することができる。
【0010】本発明による上記第2の水栓取付構造にお
いて、前記連結棒挿通孔に代えてねじ孔が台座の内周縁
部に形成され、このねじ孔にねじ嵌められる雄ねじが連
結棒の上端部に形成されている場合がある。
【0011】また、本発明による上記各水栓取付構造に
おいて、台座の内周縁部におけるボルト挿通孔、連結棒
挿通孔またはねじ孔とボルト引っ掛け部との間の部分
に、第2ボルトが第1位置から第2位置への移動の際に
沿わされる円弧状ボルト案内面が設けられているのが好
ましい。
【0012】上記のようなボルト案内面が台座に設けら
れていれば、第2ボルトをボルト案内面に沿って動かす
だけで同ボルトを第1位置から第2位置へと移動させる
ことができるので、作業が簡単になる。
【0013】また、本発明による上記各水栓取付構造に
おいて、より好ましくは、ボルト挿通孔、連結棒挿通孔
またはねじ孔とボルト引っ掛け部とは、台座の内周縁部
における径方向対称位置に設けられている。
【0014】ボルト挿通孔等とボルト引っ掛け部とが上
記位置に設けられていれば、両者の間の距離を最大にす
ることができ、ひいては第2ボルトが配される第1位置
と第2位置との距離を最大に設定することができる。し
たがって、閉じた状態のときと開いた状態のときの両折
曲片の幅の差を最大にすることができるため、それだけ
閉じた状態の両折曲片の貫通孔の通過を容易にすること
ができるとともに、開いた状態の両曲折片の上面のうち
貫通孔の下縁部に係合させられる面積を大きくとること
ができ、それによって台座の固定強度を高めることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜11は、本発明による水栓
取付構造の第1の実施形態を示すものである。なお、以
下の説明において、「前」とは図1の右を、「後」とは
図1の左をそれぞれいい、また、「左右」は前から見た
左右をいうものとする。
【0016】この実施形態では、図1および2に示すよ
うに、流し台におけるシンクの奥のカウンター(B)に、
シングルレバー式湯水混合栓(1)が次のようにして取り
付けられている。即ち、カウンター(B)の混合栓取付箇
所にあけられた貫通孔(B1)の上縁部に混合栓取付用環状
台座(2)が配されるとともに、台座(2)に第1ボルト(31)
で連結された台座固定用下側係合部材(4)が貫通孔(B1)
を通ってカウンター(B)の下方に配され、貫通孔(B1)の
上下縁部を挟み付けるように台座(2)と下側係合部材(4)
とが前記第1ボルト(31)および下側係合部材(4)にねじ
込まれかつボルト頭部(321)が台座(2)に係合させられた
第2ボルト(32)で締め付けられることによって台座(2)
がカウンター(B)に固定され、この台座(2)に湯水混合栓
(1)が取り付けられている。
【0017】下側係合部材(4)は、平面より見て略く字
形に折れ曲った1対の折曲片(40A)(40B)の一端部どうし
を両折曲片(40A)(40B)の上面が面一になるようにかつ両
折曲片(40A)(40B)が水平面内で開閉するようにヒンジ結
合してなるものであって、両折曲片(40A)(40B)が閉じた
状態でかつ傾斜姿勢のときに貫通孔(B1)を通ることがで
き、両折曲片(40A)(40B)が開いた状態でかつ水平姿勢の
ときに貫通孔(B1)の下縁部に係合することができるよう
に形成されている。
【0018】第1ボルト(31)は、台座(2)の内周縁部に
形成されたボルト挿通孔(21)に通されて同孔の上縁部に
ボルト頭部(311)が係合させられかつ下側係合部材(4)の
一方の折曲片(40A)に形成されたねじ孔(41)にねじ嵌め
られている。
【0019】第2ボルト(32)は、下側係合部材(4)の他
方の折曲片(40B)に形成されたねじ孔(41)にねじ嵌めら
れているとともに、カウンター(B)の貫通孔(B1)に下側
係合部材(4)を通す際には、両折曲片(40A)(40B)が閉じ
た状態となるように、そのボルト頭部(321)が第1ボル
ト(31)のボルト頭部(311)に近接または当接する第1位
置に配され、台座(2)と下側係合部材(4)とを締め付ける
際には、両折曲片(40A)(40B)が開いた状態となるよう
に、そのボルト頭部(321)が台座(2)の内周縁部における
前記ボルト挿通孔(21)から所定距離離れた位置に形成さ
れたボルト引っ掛け部(22)に引っ掛かる第2位置に配さ
れるようになっているものである。
【0020】台座(2)の内周縁部におけるボルト挿通孔
(21)とボルト引っ掛け部(22)との間の部分には、第2ボ
ルト(32)が第1位置から第2位置への移動の際に沿わさ
れる円弧状ボルト案内面(23)が設けられている。
【0021】湯水混合栓(1)の混合栓本体(11)は、図1
および2に示すように、円柱状のものであって、その底
面には、水入口(112)および湯入口(図示略)がそれぞ
れ設けられており、これらに給水管(51)および給湯管(5
2)がそれぞれ接続されている。混合栓本体(11)の下端部
には、吐水口(13)付き筒体(12)が回動可能に嵌め被せら
れている。筒体(12)下端面の外側部分には、ごく短い環
状垂下部(121)が形成されている。また、混合栓本体(1
1)の底面周縁部には、ビス孔(114)を有する連結用環状
垂下壁(113)が設けられている。
【0022】カウンター(B)にあけられた貫通孔(B1)
は、混合栓本体(11)の環状垂下壁(113)の内径よりもや
や小さい孔径を有する円形のものである。
【0023】台座(2)は、貫通孔(B1)の上縁部に配され
る環状底壁(2A)と、底壁(2A)の周縁から上方に短く立ち
上がった周壁(2B)とよりなる。周壁(2B)における混合栓
本体(11)の垂下壁(113)のビス孔(114)に対応する位置
に、ビス挿通孔(24)があけられている。この台座(2)の
周壁(2B)の内側に混合栓本体(11)の環状垂下壁(113)を
嵌め込んで、垂下壁(113)の下端を台座(2)の底壁(2A)上
面周縁部に受けさせてから、ビス(6)をビス挿通孔(24)
に通してビス孔(114)にねじ嵌めることによって、湯水
混合栓(1)が台座(2)に取り付けられるようになってい
る。周壁(2B)上端面の外側部分には、筒体(12)の垂下部
(121)が嵌まり込む断面L形の環状切欠部(25)が設けら
れている。底壁(2A)内周部の後側部分に内方突出部(26)
が設けられており、同突出部(26)に前記ボルト挿通孔(2
1)があけられている。前記ボルト引っ掛け部(22)は、底
壁(2A)内周部の前側部分、即ち、ボルト挿通孔(21)に対
する径方向対称位置に内方突出状に設けられていて、平
面より見て先端が左方を向いた鉤状のものとなされてい
る。また、前記ボルト案内面(23)は、底壁(2A)内周面に
おける内方突出部(26)とボルト引っ掛け部(22)との間に
位置するほぼ左半部により構成されている。底壁(2A)下
面には、これとカウンター(B)上面との間をシールする
環状パッキン(7)が貼り付けられている。
【0024】図3および4は、下側係合部材(4)を詳し
く示したものである。下側係合部材(4)を構成する略く
字形の両折曲片(40A)(40B)は、これらの凹側が向かい合
うように配されている。両折曲片(40A)(40B)の形状は、
これらが閉じた状態でかつ傾斜姿勢の場合において、こ
れらを上方から見た際に、その外側の輪郭が貫通孔(B1)
の孔径よりも小さい円にできるだけ近くなるようなも
の、即ち、貫通孔(B1)を通り抜け易いものとなされてい
るとともに、これらが開いた状態でかつ水平姿勢の場合
に、両折曲片(40A)(40B)の上面全体のうちできるだけ多
くの部分が貫通孔(B1)の下縁部に係合しかつ両折曲片(4
0A)(40B)の内側空間に給水管(51)および給湯管(52)を支
障なく通すことができるようなものとなされている。ま
た、両折曲片(40A)(40B)は、これらが傾斜姿勢のときに
貫通孔(B1)を通過できるようになっているため、水平姿
勢のままで貫通孔(B1)を通過できるようになっている場
合と比べて、これらの上面部分が、貫通孔(B1)の下縁部
全周のうちより多くの部分に係合し、それだけ台座(2)
のカウンター(B)への固定の強度が高められ、安定度が
増す。一方の折曲片(40A)の一端部の上半部および他方
の折曲片(40B)の一端部の下半部は、それぞれL形に切
り欠かれている。なお、これとは逆に、一方の折曲片(4
0A)の一端部の下半部および他方の折曲片(40B)の一端部
の上半部をL形に切り欠いても勿論よい。そして、これ
ら切欠部(42)どうしが嵌め合わせられ、両折曲片(40A)
(40B)の一端部の上下重合部分に連結ピン(43)が貫通状
に取り付けられることにより、両折曲片(40A)(40B)が連
結されている。このような構成により、両折曲片(40A)
(40B)の上面が面一となされていて、貫通孔(B1)の下縁
部に係合し得るようになっている。各折曲片(40A)(40B)
の他端寄り部分は、内側に膨らんだ形状をしており、同
部分に前記ねじ孔(41)が垂直貫通状に設けられている。
各折曲片(40A)(40B)の他端部、即ち、先端部は、カウン
ター(B)の貫通孔(B1)の通過がより容易となるように、
斜めに切断された形状をしている。各折曲片(40A)(40B)
における一端から他端までの距離、即ち、下側係合部材
(4)の長さは、貫通孔(B1)の孔径よりもやや長いものと
なっている。また、閉じた状態の両折曲片(40A)(40B)の
外縁間の距離、即ち、下側係合部材(4)の幅は、く字の
頂点にあたる折曲片(40A)(40B)の長さ中間位置において
最も小さくなっていて、同最大幅が、貫通孔(B1)の孔径
よりもかなり小さいものとなっている。一方、両折曲片
(40A)(40B)が開いた状態における下側係合部材(4)の最
大幅は、貫通孔(B1)の孔径よりもやや大きいものとなさ
れ、両折曲片(40A)(40B)の上面全体のうちほぼ内側半部
が、貫通孔(B1)の下縁部全体のうちほぼ4分の3の円周
長さ部分に係合させられる。
【0025】図1に示すように、第1および第2ボルト
(31)(32)は、同一形状のものであって、カウンター(B)
の厚みの約2倍の長さを有している。各ボルト(31)(32)
のボルト頭部(311)(321)は6角形をしており、その上面
には、回動工具の先端部が嵌められる断面6角形の凹部
(312)(322)が設けられている。
【0026】次に、図5〜11を参照して、カウンター
(B)への湯水混合栓(1)の取付の手順を説明する。
【0027】まず、図5および6に示すように、第1ボ
ルト(31)を、台座(2)のボルト挿通孔(21)に通して、一
方の折曲片(40A)のねじ孔(41)に、ボルト先端部が若干
下方に突出する程度までねじ込む。これにより、台座
(2)と下側係合部材(4)とが第1ボルト(31)で連結され
る。また、第2ボルト(32)を、他方の折曲片(40B)のね
じ孔(41)に、ボルト先端部が若干下方に突出する程度ま
でねじ込む。この際、第2ボルト(32)は、そのボルト頭
部(321)がボルト引っ掛け部(22)から外れていて第1ボ
ルト(31)のボルト頭部(311)に近接する第1位置に配す
るようにし、それによって、両折曲片(40A)(40B)を閉じ
た状態にしておく。
【0028】次に、図5および6に示すように、台座
(2)、両ボルト(31)(32)および下側係合部材(4)の一体物
における上側部分、例えば、台座(2)を手で持って、下
側係合部材(4)を構成する両折曲片(40A)(40B)を、これ
らの先端部が上となる傾斜姿勢にしながら、カウンター
(B)の貫通孔(B1)に上から挿入する。そして、両折曲片
(40A)(40B)の先端部が貫通孔(B1)を通過してカウンター
(B)よりも下に出てきたところで、同先端部がカウンタ
ー(B)の裏側に入り込むようにしながら両折曲片(40A)(4
0B)を回転させていくと、両折曲片(40A)(40B)全体が貫
通孔(B1)を通過してカウンター(B)よりも下に位置させ
られるとともに、両折曲片(40A)(40B)が水平姿勢となさ
れる。
【0029】次に、図7および8に示すように、台座
(2)をその底壁(2A)が貫通孔(B1)の上縁部に載るように
かつ第1ボルト(31)が後側にくるように配置する。この
状態では、両折曲片(40A)(40B)は、閉じたままであっ
て、基端部が後方を向いている。
【0030】上記の状態から、図9に示すように、第2
ボルト(32)を、ボルト案内面(23)に沿って前方に移動さ
せ、そのボルト頭部(321)がボルト引っ掛け部(22)に引
っ掛けられる第2位置に配する。両折曲片(40A)(40B)
は、第2ボルト(32)の上記移動によって、開いた状態と
なされるとともに、これらの基端部が右方を向くように
第1ボルト(31)を中心として回動させられる。そして、
一方の手で台座(2)を押さえながら、他方の手に持った
回動工具(図示略)で第2ボルト(32)を上から見て時計
回りに回動させると、下側係合部材(4)が次第に上方に
移動させられる。第2ボルト(32)の回動は、下側係合部
材(4)が貫通孔(B1)の下縁部に係合しかつ同ボルト(32)
のボルト頭部(321)がボルト引っ掛け部(22)から容易に
外れない程度まで締め付けたところで一旦ストップす
る。第2ボルト(32)の回動に伴って、第1ボルト(31)が
下側係合部材(4)とともに上方にせり上がってくるの
で、今度は、第1ボルト(31)を第2ボルト(32)の場合と
同様に回動させる。最後に、両ボルト(31)(32)を完全に
締め込む。なお、両ボルト(31)(32)の回動の順番は、上
記と逆であってもよい。
【0031】以上のようにして第1および第2ボルト(3
1)(32)で台座(2)および下側係合部材(4)を締め付けるこ
とにより、図10および11に示すように、台座(2)と
下側係合部材(4)とによって貫通孔(B1)の上下縁部が挟
み付けられ、台座(2)がカウンター(B)に強固に固定され
る。
【0032】そして、台座(2)に、前述した手順で湯水
混合栓(1)の混合栓本体(11)を取り付ければ(図1参
照)、取付作業が完了する。以上のとおり、この発明の
水栓取付構造によれば、取付作業を1人で行うことがで
きる上、その作業も全てカウンター(B)の上方からのも
のであるから、作業自体が簡単であって効率よく短い時
間で完了させることができる。しかも、台座(2)が2本
のボルト(31)(32)の締め付け力によってカウンター(B)
に強固に固定されるため、高い取付強度が得られる。
【0033】図12および13は、本発明の第2の実施
の形態を示すものである。
【0034】この実施形態では、図12および13に示
すように、第1実施形態の第1ボルト(31)に代えて、連
結棒(33)によって、台座(2)に下側係合部材(4)が上下方
向移動可能に連結されている。台座(2)および下側係合
部材(4)の締め付けは、第2ボルト(32)のみによって行
われている。台座(2)の内周縁部には、ボルト挿通孔(2
1)に代えて連結棒挿通孔(27)が設けられている。もっと
も、この孔(27)は、ボルト挿通孔(21)と実質的に同一の
ものである。一方の折曲片(40A)には、ねじ孔(41)に代
えて連結棒挿通孔(44)が設けられている。また、一方の
折曲片(40A)の一端部の下半部および他方の折曲片(40B)
の一端部の上半部がL形に切り欠かれて、これら切欠部
(42)どうしが嵌め合わせられ、両折曲片(40A)(40B)の一
端部の上下重合部分に連結ピン(43)が貫通状に取り付け
られることにより、両折曲片(40A)(40B)が連結されてい
る。
【0035】連結棒(33)は、台座(2)および一方の折曲
片(40A)の連結棒挿通孔(27)(44)にまたがって通されて
いるとともに、台座(2)の連結棒挿通孔(27)に係合させ
られる上側抜止め部(331)を上端に有し、カウンター(B)
の貫通孔(B1)に下側係合部材(4)を通す際に一方の折曲
片(40A)の連結棒挿通孔(44)の下縁部に係合させられる
下側抜止め部(332)を下端に有している。この実施形態
では、連結棒(33)は、第2ボルト(32)とほぼ同じ長さを
有しかつ下端部のみに雄ねじを有する六角ボルト(33A)
と、同ボルト(33A)の下端部にねじ嵌められた袋ナット
(33B)とよりなり、ボルト(33A)の頭部が上側抜止め部(3
31)を構成し、袋ナット(33B)が下側抜止め部(332)を構
成している。連結棒(33)の上側抜止め部(331)は、台座
(2)における連結棒挿通孔(27)の上縁部に、接着剤など
を用いて固着されていてもよく、それによって連結棒(3
3)を台座(2)に固定しておくことができる。なお、上記
六角ボルト(33A)に代えて、全長にわたって雄ねじを有
する通常の六角ボルトを用いてもよく、この場合、台座
(2)の内周部に、連結棒挿通孔(27)に代えて、ねじ孔を
設けるようにすれば、連結棒を同孔にねじ嵌めることが
でき、それによって台座(2)に連結棒を固定しておくこ
とができる。また、連結棒を、頭部付き棒で構成して、
同棒の頭部を上側抜止め部となしてもよく、この場合、
これを台座(2)および一方の折曲片(40A)の連結棒挿通孔
(27)(44)に上から挿通した後、先端部をハンマー等で横
に広がるように潰し、潰された同先端部を下側抜止め部
となすようにしてもよい。また、連結棒を、少なくとも
上下両端部に雄ねじを有するねじ棒と、その両端部にね
じ嵌められたナットとで構成し、各ナットを抜止め部と
なすようにしてもよい。
【0036】この第2実施形態にあっては、カウンター
(B)へ湯水混合栓(1)を取り付ける際、まず、六角ボルト
(3A)を、台座(2)および一方の折曲片(40a)の連結棒挿通
孔(27)(44)に通して、その下端部に袋ナット(3B)をねじ
嵌め、それによって、下側係合部材(4)を台座(2)に上下
方向移動可能に連結しておく。そして、第1実施形態と
同様にして、台座(2)および下側係合部材(4)をカウンタ
ー(B)の上下両側に配し、かつ第2ボルト(32)を第2位
置に配した後、第2ボルト(32)を回動させて台座(2)お
よび下側係合部材(4)を締め付ける。この際、連結棒(3
3)は、両折曲片(40A)(40B)が開いた状態でかつ水平姿勢
のまま上方にせり上がるためのガイドの役割を果たす。
こうして、台座(2)がカウンター(B)に固定される。この
実施形態の場合、上記の通り、台座(2)および下側係合
部材(4)を所定箇所に配置した後は、第2ボルト(32)の
締付作業だけで台座(2)をカウンター(B)に固定できるの
で、それだけ作業工数が減り、作業時間を短縮すること
ができる。その後、第1実施形態と同様にして、台座
(2)に混合栓本体(11)を取り付ければ、作業が完了す
る。
【0037】なお、上記の実施形態はあくまでも例示に
すぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸
脱しない範囲で適宜に変更の上、本発明を実施すること
は勿論可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明による水栓取付構造は、上記の通
りのものであって、水栓の取付作業を1人で行うことが
できる上、その作業も全て流し台等の上面板の上方から
のものであるから、作業自体が簡単で、効率よく短い時
間で取付を完了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、流
し台のカウンターに湯水混合栓が取り付けられた状態の
垂直断面図である。
【図2】カウンターに固定された台座を示す斜視図であ
る。
【図3】閉じた状態の両折曲片を示す下方斜視図であ
る。
【図4】開いた状態の両折曲片を示す下方斜視図であ
る。
【図5】下側係合部材をカウンターの貫通孔に挿入する
工程を示す平面図である。
【図6】図5と同じ工程を示す垂直断面図である。
【図7】下側係合部材がカウンターの下側に配置された
状態を示す斜視図である。
【図8】図7と同じ状態を示す垂直断面図である。
【図9】台座および下側係合部材をボルトで締め付ける
工程を示す斜視図である。
【図10】台座がカウンターに固定された状態を示す斜
視図である。
【図11】台座がカウンターに固定された状態を示す垂
直断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示すものであって、
台座がカウンターに固定された状態を示す斜視図であ
る。
【図13】第2実施形態において、台座がカウンターに
固定された状態を示す垂直断面図である。
【図14】従来の水栓取付構造を示すものであって、カ
ウンター、湯水混合栓およびこれを固定するのに用いら
れる部品の分解斜視図である。
【符号の説明】
(B):カウンター(上面板) (B1):貫通孔 (1):シングルレバー式湯水混合栓(水栓) (2):混合栓取付用環状台座 (21):ボルト挿通孔 (22):ボルト引っ掛け部 (23):ボルト案内面 (27):連結棒挿通孔 (31):第1ボルト (311):ボルト頭部 (32):第2ボルト (321):ボルト頭部 (33):連結棒 (331):上側抜止め部 (332):下側抜止め部 (4):台座固定用下側係合部材 (40A):一方の折曲片 (40B):他方の折曲片 (41):ねじ孔 (44):連結棒挿通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台等の上面板の水栓取付箇所にあけ
    られた貫通孔の上縁部に水栓取付用環状台座が配される
    とともに、台座に第1ボルトで連結された台座固定用下
    側係合部材が貫通孔を通って上面板の下方に配され、貫
    通孔の上下縁部を挟み付けるように、台座と下側係合部
    材とが、前記第1ボルトおよび下側係合部材にねじ込ま
    れかつボルト頭部が台座に係合させられた第2ボルトで
    締め付けられることによって、台座が上面板に固定さ
    れ、この台座に水栓が取り付けられており、 下側係合部材は、平面より見て略く字形に折れ曲った1
    対の折曲片の一端部どうしを両折曲片の上面が面一にな
    るようにかつ両折曲片が水平面内で開閉するようにヒン
    ジ結合してなるものであって、両折曲片が閉じた状態で
    かつ傾斜姿勢のときに貫通孔を通ることができ、両折曲
    片が開いた状態でかつ水平姿勢のときに貫通孔の下縁部
    に係合することができるように形成されており、 第1ボルトは、台座の内周縁部に形成されたボルト挿通
    孔に通されて同孔の上縁部にボルト頭部が係合させられ
    かつ下側係合部材の一方の折曲片に形成されたねじ孔に
    ねじ嵌められており、 第2ボルトは、下側係合部材の他方の折曲片に形成され
    たねじ孔にねじ嵌められているとともに、上面板の貫通
    孔に下側係合部材を通す際には、両折曲片が閉じた状態
    となるように、そのボルト頭部が第1ボルトのボルト頭
    部に近接または当接する第1位置に配され、台座と下側
    係合部材とを締め付ける際には、両折曲片が開いた状態
    となるように、そのボルト頭部が台座の内周縁部におけ
    る前記ボルト挿通孔から所定距離離れた位置に形成され
    たボルト引っ掛け部に引っ掛かる第2位置に配されるよ
    うになっている、水栓取付構造。
  2. 【請求項2】 流し台等の上面板の水栓取付箇所にあけ
    られた貫通孔の上縁部に水栓取付用環状台座が配される
    とともに、台座に連結棒で上下方向移動可能に連結され
    た台座固定用下側係合部材が貫通孔を通って上面板の下
    方に配され、貫通孔の上下縁部を挟み付けるように、台
    座と下側係合部材とが、下側係合部材にねじ込まれかつ
    ボルト頭部が台座に係合させられた第2ボルトで締め付
    けられることによって、台座が上面板に固定され、この
    台座に水栓が取り付けられており、 下側係合部材は、平面より見て略く字形に折れ曲った1
    対の折曲片の一端部どうしを両折曲片の上面が面一にな
    るようにかつ両折曲片が水平面内で開閉するようにヒン
    ジ結合してなるものであって、両折曲片が閉じた状態で
    かつ傾斜姿勢のときに貫通孔を通ることができ、両折曲
    片が開いた状態でかつ水平姿勢のときに貫通孔の下縁部
    に係合することができるように形成されており、 連結棒は、台座の内周縁部および下側係合部材の一方の
    折曲片に形成された連結棒挿通孔にまたがって通されて
    いるとともに、台座の内周縁部の連結棒挿通孔に係合さ
    せられる上側抜止め部を上端に有し、上面板の貫通孔に
    下側係合部材を通す際に一方の折曲片の連結棒挿通孔の
    下縁部に係合させられる下側抜止め部を下端に有してお
    り、 第2ボルトは、下側係合部材の他方の折曲片に形成され
    たねじ孔にねじ嵌められているとともに、上面板の貫通
    孔に下側係合部材を通す際には、両折曲片が閉じた状態
    となるように、そのボルト頭部が連結棒の上側抜止め部
    に近接または当接する第1位置に配され、台座と下側係
    合部材とを締め付ける際には、両折曲片が開いた状態と
    なるように、そのボルト頭部が台座の内周縁部における
    前記連結棒挿通孔から所定距離離れた位置に形成された
    ボルト引っ掛け部に引っ掛かる第2位置に配されるよう
    になっている、水栓取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の水栓取付構造におい
    て、前記連結棒挿通孔に代えてねじ孔が台座の内周縁部
    に形成され、このねじ孔にねじ嵌められる雄ねじが連結
    棒の上端部に形成されている、水栓取付構造。
  4. 【請求項4】 台座の内周縁部におけるボルト挿通孔、
    連結棒挿通孔またはねじ孔とボルト引っ掛け部との間の
    部分に、第2ボルトが第1位置から第2位置への移動の
    際に沿わされる円弧状ボルト案内面が設けられている、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の水栓取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112554282A (zh) * 2019-09-25 2021-03-26 厦门松霖科技股份有限公司 固定装置及龙头安装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10318398A (ja) * 1997-03-19 1998-12-04 Inax Corp 物品の取付構造
JP2000314158A (ja) * 1999-03-01 2000-11-14 Mizutani Valve Kogyo Kk 水栓取付具およびその水栓取付具に取り付けられる水栓

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