JP2002140997A - イオン源 - Google Patents

イオン源

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィラメントの消耗の局所化を防いで、フィ
ラメントの長寿命化を図る。 【解決手段】 このイオン源4aは、Z軸に沿ってイオ
ンビーム18を引き出すものであり、フィラメント10
には、X軸に沿って電位差が生じる方向にフィラメント
電源20から直流のフィラメント電圧VF が印加され
る。プラズマ生成容器6内には、電磁石24から、Y軸
に沿って磁界26が印加される。電磁石24は、X軸お
よびY軸を含む平面に沿って配置されたC形のコア28
と、それのヨーク部32に巻かれたコイル34とを有し
ている。そしてこの発明では、フィラメント10に、電
磁石24のコイル34側を負極側にしてフィラメント電
圧VFを印加するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子放出用のフ
ィラメントを有しており、かつプラズマ生成容器内に磁
界を印加する構成のイオン源に関し、より具体的には、
フィラメントの消耗の局所化を防いで、フィラメントの
長寿命化を図る手段に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のイオン源の従来例を図8に示
す。このイオン源4は、バーナス型イオン源と呼ばれる
ものであり、同様のものが、例えば特開平11−339
674号公報にも開示されている。
【0003】このイオン源4は、図示のように互いに直
交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸としたとき、プラズ
マ生成容器6内で生成したプラズマ16からZ軸に沿っ
て(この例では紙面の裏方向へ)イオンビーム18を引
き出すものである。
【0004】プラズマ生成容器6は、真空容器2内に収
納されている。このプラズマ生成容器6は、陽極を兼ね
ており、その内部にはプラズマ16の生成用のガスや蒸
気が導入される。このプラズマ生成容器6のZ軸と直交
する壁面には、イオンビーム18の引き出し用のイオン
引出しスリット8がY軸に沿って設けられている。
【0005】プラズマ生成容器6内のY軸に沿う方向の
一方側(図の上側)と他方側(図の下側)とに、電子を
放出するフィラメント10と当該電子を反射する反射電
極12とを相対向させて配置している。反射電極12
は、絶縁物14によってプラズマ生成容器6から絶縁し
て支持されている。
【0006】反射電極12は、図示のようにどこにも接
続せずに浮遊電位にしても良いし、フィラメント10に
接続してフィラメント電位に固定しても良い。
【0007】フィラメント10は、この例ではU字状を
しており、X軸およびY軸を含む平面(即ちZ軸に直交
する平面)に沿って、しかもその両脚部がX軸に沿う方
向において左右に位置するように、配置されている。換
言すれば、フィラメント10は、X軸に沿う方向に亘っ
て配置されている。なお、このような配置で、フィラメ
ント10の先端付近を、特開平8−264143号公報
に開示されているように、イオン引出しスリット8の方
へ曲げる場合もある(図5および図6に示すフィラメン
ト10の場合も同様)。
【0008】フィラメント10には、それを加熱して熱
電子を放出させるために、直流のフィラメント電源20
から、直流のフィラメント電圧VF (例えば2〜4V前
後)が印加される。従ってこのフィラメント10の先端
付近には、X軸に沿う方向に電位差が生じる。
【0009】フィラメント電源20を交流にせずに直流
にするのは、交流だとフィラメント10の電位が振動し
てそれがプラズマ16の状態およびイオンビーム18の
安定性に悪影響を与えるので、それを避けるためであ
る。
【0010】フィラメント10の一端とプラズマ生成容
器6との間には、両者間でアーク放電を生じさせるため
に、直流のアーク電源22からアーク電圧VA (例えば
40〜100V前後)が印加される。このアーク放電に
よって、プラズマ生成容器6内に導入されたガスまたは
蒸気が電離されてプラズマ16が作られる。
【0011】なお、フィラメント電源20およびアーク
電源22は、図示の都合上、真空容器2内に図示してい
るけれども、通常は真空容器2外に配置されている。図
1等の他の例においても同様である。
【0012】プラズマ生成容器6内には、プラズマ16
の生成および保持用に、プラズマ生成容器6の外部に設
けられた(より具体的には、この例では真空容器2外に
設けられた)電磁石24から、Y軸に沿って磁界26が
印加される。即ち、イオンビーム18の引き出し方向と
直交する方向に磁界26が印加される。但し、磁界26
の向きは図示とは逆でも良い。
【0013】電磁石24は、X軸およびY軸を含む平面
に沿って配置された断面C形のコア28を有しており、
当該コア28の両先端部にはプラズマ生成容器6を挟ん
で対向するように二つの磁極30があり、両磁極30間
はヨーク部32で接続されている。このヨーク部32に
は、より具体的にはその磁極30間とは反対側の辺に
は、コイル34が巻かれている。このコイル34には、
直流のコイル電源36から励磁用のコイル電流IC が供
給される。磁極30の中心31と、プラズマ生成容器6
の中心およびフィラメント10の先端部の中心とは、通
常は互いに一致させている。それがプラズマ16の生成
および保持に最も有効だからである。
【0014】上記のような磁界26を印加すると、フィ
ラメント10から放出された電子は、当該磁界26およ
びこれに直角方向の電界の作用を受けて、磁界26の周
りを旋回しながら、フィラメント10と反射電極12と
の間を往復運動するようになる。その結果、当該電子と
ガス分子との衝突確率が高くなってガスの電離効率が高
まり、密度の高いプラズマ16を生成することができ、
ひいてはイオンビーム18の引き出し量を多くすること
が容易になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記イオン源4におい
ては、その運転を続けるに従って、フィラメント10は
全体に均一に消耗するのではなくて、その一部分が、よ
り具体的には先端から少しフィラメント電位の負電位側
にずれた部分11が局所的に強く消耗して行き、最終的
にはそこで断線するという課題がある。
【0016】フィラメント10が断線すると、その交換
のためにイオン源4の運転を、ひいてはそれを用いたイ
オン注入装置等の処理装置の運転を止める必要がある。
頻繁に運転を止めると、イオン源4の利用効率や処理装
置のスループット等が低下することになるため、フィラ
メント10の寿命は長いことが好ましい。
【0017】そこでこの発明は、上記のようなフィラメ
ントの消耗の局所化を防いで、フィラメントの長寿命化
を図ることを主たる目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明のイオン源は、
前記フィラメントに、前記電磁石のコイル側に位置する
側を負極側にして前記フィラメント電圧を印加するよう
に構成したことを特徴としている。
【0019】上記フィラメント10の消耗の片寄りの原
因を調べた結果、主に次の二つの原因があることが分か
った。
【0020】(1)フィラメント10上の電位分布に起
因するもの フィラメント10上の電位は、フィラメント電源20の
正極が接続されている箇所から負極が接続されている箇
所にかけて、基本的に均一に分布している。そして、フ
ィラメント10の消耗は、その周辺に磁場がない場合
は、フィラメント10に印加される直流のフィラメント
電圧VF の負電位側の方が、即ちフィラメント電源20
の負極に接続されている側の方が大きくなる。
【0021】これは、負電位側の方が、フィラメント1
0の周辺にあるプラズマ生成容器6の壁面との間の電位
差が大きくなるために(即ちこの電位差は、正極側端は
A、負極側端はVA +VF )、(a)フィラメント1
0から電子が放出されやすく電流が多く流れて温度が上
昇しフィラメント金属の蒸発が多くなり、(b)また逆
にプラズマ16からのイオンがフィラメント10に流入
しやすいために当該イオンによるスパッタリングで消耗
が多くなるためである。
【0022】なお、フィラメント10の内では、フィラ
メント電源20との接続部が最も負電位になるけれど
も、当該接続部は一般的にプラズマ生成容器6の外側に
あるため、電子の流入やイオンのスパッタリングがない
ために消耗は小さい。最も消耗が大きいのは、プラズマ
生成容器6内であってプラズマ16に直面している部分
の内で最も負電位となる部分であり、それが上記部分1
1の辺りである。
【0023】(2)電磁石24が作る磁界26の不均一
に起因するもの フィラメント10の周辺には、電磁石24が生成する前
述したようなY軸に沿う磁界26が存在する。従って、
フィラメント10から放出される電子やフィラメント1
0に流入しようとするイオンは、この磁界26によって
拘束される。
【0024】その場合、磁界26の強さに不均一がある
と、磁界が強い所では、フィラメント10から放出され
た電子はフィラメント10の周辺に磁界によって強く拘
束され、当該電子によってその辺りが負電位になり、フ
ィラメント10から電子は放出されにくくなる。反対
に、磁界が弱い所では、フィラメント10からの電子放
出は起こりやすくなる。プラズマ16からのイオンはこ
の電子と逆の動きをするので、磁界が弱い所ではフィラ
メント10へのイオン流入も起こりやすくなる。従っ
て、磁界の弱い所の方がフィラメント10の消耗がより
多く進むことになる。
【0025】従来、上記(1)の電位分布に起因するフ
ィラメント消耗の片寄りは知られていた。しかし、電磁
石24が作る磁界26の不均一によってフィラメント消
耗に片寄りが生じることについては、即ち上記(2)の
原因については考慮されていなかった。
【0026】ところが、上記のような電磁石24が作る
磁界26のX軸に沿う方向の分布に着目してこれを調べ
たところ、図9に示すように、コイル34の設置側が強
く、その反対側が弱くなるという不均一な分布をしてい
ることが分かった。これは、簡単に言えば、コイル34
に近い方が磁路が短くて磁気抵抗が小さいからであり、
上記のような構造の電磁石24では避けられないもので
ある。この不均一は、コイル電流IC が大きい方が大き
くなっている。このような磁界26の不均一によって、
上記(2)に説明したように、フィラメント10は、磁
界の弱い所の方が、即ちコイル34とは反対側の方が消
耗がより多く進むことになる。
【0027】図8に示した従来のイオン源4では、上記
(1)に示したフィラメント10上の電位分布に起因す
るフィラメント10の消耗は、フィラメント電圧VF
負極側に、即ち電磁石24のコイル34とは反対側に片
寄って大きくなっており、しかも上記(2)に示した磁
界26の不均一に起因するフィラメント10の消耗も、
コイル34とは反対側に片寄って大きくなっており、こ
の両方の片寄りが重なっていて、これによってフィラメ
ント10の消耗が上記部分11辺りに強く局所化してい
ることが分かった。
【0028】これに対して、この発明のように、フィラ
メント10に、電磁石24のコイル34側に位置する側
を負極側にしてフィラメント電圧VF を印加するように
構成したことによって、即ち図1に示すように、フィラ
メント10のコイル34側に位置する端部にフィラメン
ト電源20の負極を接続し、その反対側に位置する端部
にフィラメント電源20の正極を接続することによっ
て、上記(1)に示したフィラメント10上の電位分布
に起因するフィラメント消耗の片寄りは、従来とは反対
に、電磁石24のコイル34側に片寄って大きくなる。
即ち、フィラメント10上の電位分布に起因するフィラ
メント消耗の片寄りを、上記(2)に示した磁界26の
不均一に起因するフィラメント消耗の片寄りとは反対側
に位置させることができる。
【0029】その結果、両者(1)および(2)の理由
によるフィラメント消耗の片寄りを分散させることがで
きるので、フィラメントの消耗の局所化を防いで、フィ
ラメントの長寿命化を図ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るイオン源
の一例を示す概略断面図である。図8に示した従来例と
同一または相当する部分には同一符号を付し、以下にお
いては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0031】このイオン源4aでは、前述したフィラメ
ント10の、電磁石24のコイル34側に位置する端部
にフィラメント電源20の負極を接続し、その反対側に
位置する端部にフィラメント電源20の正極を接続し
て、フィラメント10に、電磁石24のコイル34側を
負極側にしてフィラメント電圧VF を印加するように構
成している。フィラメント電源20とアーク電源22と
の関係は、図8の従来例と同様である。
【0032】このようなイオン源4aと、図8に示した
従来のイオン源4とにおいて、10時間の連続運転を行
ったときのフィラメント10の消耗の状況(即ちフィラ
メント10の直径)を測定した結果を図3および図4に
示す。また、図2に、フィラメント10の直径の測定点
を示し、これは図3および図4の横軸に対応している。
【0033】図3は電磁石24のコイル34に供給する
コイル電流IC が1.45Aのときの結果であり、図4
は同電流が0.82Aのときの結果である。白丸は、運
転前の値、白三角は図1に示したイオン源4a(実施
例)のもの、黒三角は図8に示したイオン源4(従来
例)のものである。なお、いずれも、アーク電圧VA
60V、アーク電流を2.5A、プラズマ生成容器6に
導入するアルゴンガス流量を1.22ccmとした。
【0034】図3から分かるように、従来例ではフィラ
メント10の局所的な消耗が激しく、特に+5mmの位
置付近で消耗が激しいのに対して、実施例ではフィラメ
ント10の消耗の局所化が緩和され、消耗が大きく軽減
(改善)されている。図4の場合も、実施例の方がフィ
ラメント10の消耗が平均化され、消耗が軽減されてい
ることが分かる。
【0035】コイル電流IC が大きい図3の方が、フィ
ラメント消耗の局所化が大きいのは、図9に示したよう
に、コイル電流IC が大きい方が電磁石24が作る磁界
26の不均一が大きく、それが影響しているものと考え
られる。
【0036】なお、この発明が適用されるフィラメント
10の形状は、図1に示したようなU字状以外のもので
も良い。例えば、図5に示すようなV字状のもの、図6
に示すようなコイル状のもの、図7に示すような直線状
のもの等でも良い。これらのいずれの場合も、フィラメ
ント10は、電磁石24の作る磁界26が不均一な方向
(即ちX軸に沿う方向)に亘って配置されていて、当該
方向Xに沿って電位差が生じるようにフィラメント電源
20からフィラメント電圧VF が印加されるので、電磁
石24のコイル34(図1参照)側を負極側にしてフィ
ラメント電圧V F を印加することによって、U字状のフ
ィラメント10の場合と同様の前述したような作用効果
を得ることができる。
【0037】また、コア28は、この明細書では、対向
する磁極30を中心に見てその片側にヨーク部32を有
するものをC形と呼んでいるのであって、典型的には図
1に示したような形状であるが、勿論、これを多少変形
したものもここで言うC形に含まれる。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フィラ
メント上の電位分布に起因するフィラメント消耗の片寄
りと、電磁石が作る磁界の不均一に起因するフィラメン
ト消耗の片寄りとを分散させることができるので、フィ
ラメントの消耗の局所化を防いで、フィラメントの長寿
命化を図ることができる。その結果、この発明に係るイ
オン源やそれを用いた装置の長時間運転が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るイオン源の一例を示す概略図で
ある。
【図2】図1および図8中のフィラメントを拡大して示
す図である。
【図3】図2のフィラメントの10時間運転後の直径の
変化を測定した結果を示す図であり、電磁石のコイル電
流が1.45Aのときのものである。
【図4】図2のフィラメントの10時間運転後の直径の
変化を測定した結果を示す図であり、電磁石のコイル電
流が0.82Aのときのものである。
【図5】フィラメントの他の例を示す図である。
【図6】フィラメントの更に他の例を示す図である。
【図7】フィラメントの更に他の例を示す図である。
【図8】従来のイオン源の一例を示す概略断面図であ
る。
【図9】図1および図8中の電磁石の磁極中心からのX
軸に沿う方向における磁束密度の分布の計算結果の例を
示す図である。
【符号の説明】
4a イオン源 6 プラズマ生成容器 8 フィラメント 12 反射電極 16 プラズマ 18 イオンビーム 20 フィラメント電源 24 電磁石 26 磁界 28 コア 32 ヨーク部 34 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する3軸をX軸、Y軸および
    Z軸としたとき、プラズマ生成容器内で生成したプラズ
    マからZ軸に沿ってイオンビームを引き出すイオン源で
    あって、プラズマ生成容器内のY軸に沿う方向の一方側
    と他方側とに、電子を放出するフィラメントと当該電子
    を反射する反射電極とを相対向させて配置しており、当
    該フィラメントには、その加熱用に、X軸に沿って電位
    差が生じる方向に直流のフィラメント電圧が印加され、
    かつ前記プラズマ生成容器内には、その外部に設けられ
    た電磁石から、Y軸に沿って磁界が印加される構成であ
    り、しかも当該電磁石が、X軸およびY軸を含む平面に
    沿って配置されたC形のコアと、当該コアのヨーク部に
    巻かれたコイルとを有している構成のイオン源におい
    て、前記フィラメントに、前記電磁石のコイル側を負極
    側にして前記フィラメント電圧を印加するように構成し
    たことを特徴とするイオン源。
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