JP2002140815A - 磁気記録媒体及びその作製方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその作製方法

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JP2002140815A
JP2002140815A JP2001200990A JP2001200990A JP2002140815A JP 2002140815 A JP2002140815 A JP 2002140815A JP 2001200990 A JP2001200990 A JP 2001200990A JP 2001200990 A JP2001200990 A JP 2001200990A JP 2002140815 A JP2002140815 A JP 2002140815A
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Mitsunori Takeda
光徳 竹田
Kenichi Morizumi
憲一 森住
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ストライプを形成する方法に、ホットスタ
ンピングという方法があるが、磁気転写テープの膜切れ
が悪いために、転写した磁気記録材料のエッジがぎざぎ
ざになってしまったり、転写部が熱で反り返りカードと
しての規格を満足できなかったりして実用できるような
状態ではなかった。 【解決手段】基体の片側表面に、四方を基体の壁で囲ま
れた帯状の凹部を形成し前記凹部に、少なくとも前記凹
部と同じ深さを有する磁気記録部を形成する。また、前
記凹部形成と、前記磁気記録部の形成は、超音波振動と
磁気転写テープによって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録部を有す
るカードと、その作製方法に関し、詳しくは、型抜き工
程の後で磁気ストライプ加工を行う磁気カードの作製方
法と、前記方法により作製した磁気記録部付きカードに
関する。
【0002】
【従来の技術】銀行のキャッシュカードや、クレジット
カードには、情報を記録するためにカード表面に磁気記
録部が形成されている。この記録部には、1乃至3トラ
ックに分けて情報が記録されていて、1トラックあた
り、カードの端から端までで、凡そ70桁の情報が記録
されるようになっている。前記カードの大半は、カード
の長辺左端から右端まで磁気記録部が形成されていて、
磁気記録部の形成は、型抜き工程の前に行われている。
前記型抜き工程の前に行われていた理由は、型抜き工程
の後に行うことが難しかったためと、磁気記録部の記録
材料の面をカードの表面と同一にしたかったためであ
る。現在多くのカードメーカーは、複数のシートを熱と
圧で積層して作製しているが、磁気記録部は透明のオー
バーシート(透明シート)の上に事前に仮接着加工して
おき、シートを積層するときに磁気記録材料の面をカー
ドの表面と同一面に仕上げている。すなわち、カードの
基体は、熱可塑性の塩化ビニルや、非晶質ポリエステル
であるため、金属板に挟まれて加熱積層されると、前記
熱可塑性樹脂が溶融して熱硬化性樹脂でできた磁気記録
材料が前記熱可塑性樹脂に食い込んで、冷却と同時に金
属板の鏡面によってカード表面と同一面になるのであ
る。
【0003】カードの作製方法でポピュラーなもう一つ
の方法は、インジェクション(射出)成形という金型に
よる成形方法である。この方法は予めカードと同じか、
近似の大きさの金型を作製し、注入口から溶融した樹脂
を流し込んで成形する方法で、樹脂組成としては、AB
Sや、ポリカーボネート、ポリエステル、および、それ
らのアロイ樹脂などを選定することができる。この方法
で作製するカードに対する印刷方法として、予めフィル
ムに印刷した絵柄を成形と同時に行う、インサート成
形、サーモジェクト、成形転写、インサート成形、イン
モールドラベル等がある。また、上記以外に、成形した
カード、または、型抜きした単板(1層基体)を、小型
のオフセット印刷機で印刷する方法がある。従来、この
ようなカードに対して磁気ストライプを形成する方法と
しては、ホットスタンピングという方法で磁気記録層を
転写によって形成していた。この方法では、磁気転写テ
ープの膜切れが悪いために、転写した磁気記録材料のエ
ッジがぎざぎざになってしまったり、転写部が熱で反り
返りカードとしての規格を満足できなかったりして実用
できるような状態ではなかった。また、転写した磁気テ
ープは、カードの表面より出っ張っている(図3を参
照)ために、納入の際の箱詰め効率が悪く、実用時には
磁気記録部が傷みやすいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、超音
波の振動を利用してカードに凹部を形成しながら、また
は、凹部を形成した後に磁気記録部を埋め込んで転写す
ることによって、磁気記録部の出っ張りを無くし、更に
転写した記録部のエッジが美しい磁気記録媒体を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
本発明の磁気記録媒体及びその作成方法は、基体の片側
表面に、四方を基体の壁で囲まれた帯状の凹部を形成し
前記凹部に、少なくとも前記凹部と同じ深さを有する磁
気記録部を形成したことを特徴とするもので、前記凹部
形成と、前記磁気記録部の形成は、超音波振動と磁気転
写テープによって同時に行われることを特徴とするもの
である。また、前記凹部は、射出成形法により形成さ
れ、前記凹部の底部には0.1mm以下の微小な凹凸が
形成されていることを特徴とし、前記凹部に磁気転写テ
ープを磁気転写テープの平面方向に対して超音波振動を
与えて磁気記録材料を転写することを特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の磁気記録媒体、および、その作製方法について説明
する。
【0007】図1は、本発明の磁気記録媒体を磁気記録
面から見た平面図、図2は、図1のA−A線断面図、図
3は、従来のホットスタンピング法により磁気記録部を
加工した磁気カードの断面図、図4は、アンテナを有す
る非接触ICカードに本発明の磁気記録部を適用した一
実施例の説明図、図5は、本発明の磁気記録媒体を作製
する方法の一例について説明するための図、図6は、超
音波振動子により磁気記録材料を転写している状態を説
明するために図5のY部を拡大した図、図7は、積層カ
ードの製法について説明するための図、図8は、射出成
形方式によるカード基体の製法の一例について説明する
ための図である。
【0008】クレジットカードやキャッシュカードは、
3〜4枚の熱可塑性のプラスチックシートの積層体で構
成されていて、多くは最表面が透明なシートになってい
る。印刷が施されている乳白シートは、前記透明なシー
トと同種の材料にホワイト顔料が練り込まれている。前
記クレジットカードやキャッシュカードに印刷されてい
る絵柄は、ほとんどオフセット印刷方式で印刷されてお
り、印刷機は、通常紙に印刷する機械をそのまま流用し
ている。印刷機にかけられる紙は0.05mm〜0.2
mmの厚さのものが多く、そのために乳白シートの厚さ
を上記の厚さに設定しているメーカーが多い。クレジッ
トカードやキャッシュカードは完成品の厚さが0.76
mm±0.08mmと定められており、透明シートを
0.05mm〜0.1mmのものを使用しているため
に、上記乳白シートは中間に挟むセンターコアと、カー
ドの表裏の印刷を行う印刷用シートの合計3枚で、合わ
せて0.66mm〜0.56mmに設定しているものが
多い。
【0009】図1において、磁気記録媒体(以下磁気カ
ードという。)1は、多くは前述のような積層構造を成
しており、印刷が表裏に施され、図のような位置に磁気
記録部2が形成されている。図1では磁気記録部がアイ
ランド状に形成されているが、多くの実用されている磁
気カードは磁気記録部がカードの端から端まで形成され
ている。通常、カードの印刷をカードの仕上がりサイズ
の5〜10倍のシートで行うために磁気記録部を隣り合
うカード迄延長して形成することにより磁気記録部の左
右の端の部分が断ち切り状態になる。
【0010】図2でわかるように、本発明による磁気記
録部2は、カード基体10の最表面に位置するようにな
っている。また、図2では磁気記録部の最上部がカード
基体の同一面になっているが、多少カード基体面より外
に形成することもできる。磁気記録部へのデータの書き
込みは、多くの場合磁気記録部の幅より広い磁気ヘッド
によって行われるために、図2において磁気記録部2が
基体の面より低く形成されているとスペーシングロスに
よって正しい記録ができない。
【0011】前述したように本発明の磁気記録部作製方
法は、カード基体が積層方式であっても、射出成形方式
であっても、カードが仕上がりサイズであっても、それ
より大きめのサイズであっても対応できるのが特徴であ
る。図4に示す射出成形によって作製された非接触型の
ICカードに磁気ストライプを加工したいときには、本
発明の方法によりアンテナ3が形成されている部分を避
けて、また当然のことながらICチップ4の位置を避け
て磁気記録部2を形成することができる。
【0012】(実施形態1)図2、図5、および、図6
を参照して本発明の磁気記録部の作製方法の実施形態1
について説明する。図5の、5a図において、超音波溶
着機201の振動子(ホーンともいう。)200の下方
に転写用磁気テープ20が配置されている。転写用磁気
テープはアンワインド(供給)リール22からガイドリ
ール23を経由して駆動リールであるリワインドリール
21に繋がっている。転写するカード基体10が、エア
ーサクション付きの摺動盤24に固定され加圧された転
写テープといっしょに矢印の方向にゆっくり移動する。
カード基体10の表面には磁気記録材料2が転写され
る。転写に際し、磁気材料の転写面とカード基体の面と
が同一面となるように調整されている。転写によってベ
ースフィルムだけになった(一部転写しない磁気材料を
残す場合もある。)磁気テープは前述のリワインドリー
ル21に巻き取られる。図6の6a図において、振動子
200は、磁気テープのベース203の面から振動を与
える。磁気テープのベースフィルム203と磁気材料2
02の間には剥離剤と耐磨耗材料が塗布されている。磁
気テープの磁気材料の外側には熱可塑性の接着剤が塗布
されており振動子によって過熱されカード基体10に接
着する。転写されずに残った磁気記録材料202はベー
スフィルムに残ったままリワインドされる。カード基体
上に転写され、埋め込まれた磁気材料は磁気記録部2と
なる。図5で説明した摺動盤24には、カードを固定す
るための吸引孔(摺動盤24にあけられた白い部分)が
無数開けられ、カードを正確な位置に固定する。前記無
数の吸引孔に繋がっている吸引口25からコンプレッサ
ーによって空気を吸い込む。
【0013】(実施形態2)図2、図5、および、図6
を参照して本発明の磁気記録部の作製方法の実施形態2
について説明する。図5の、5b図において、超音波溶
着機301の振動子(ホーンともいう。)300の下方
に転写用磁気テープ20が配置されている。転写用磁気
テープはアンワインド(供給)リール22からガイドリ
ール23を経由して駆動リールであるリワインドリール
21に繋がっている。転写するカード基体10が、エア
ーサクション付きの摺動盤24に固定されると、振動子
300が転写用磁気テープ20を加圧し振動する。カー
ド基体10の表面には磁気記録材料2が転写される。転
写に際し、磁気材料の転写面とカード基体の面とが同一
面となるように調整されている。転写によってベースフ
ィルムだけになった(一部転写しない磁気材料を残す場
合もある。)磁気テープは前述のリワインドリール21
に巻き取られる。図6の6b図は、図5のYb部を拡大
し横から見た場合の概念図である。6b図において、振
動子300は、磁気テープのベース303の面から、前
記ベース面に対して平行方向に振動を与える。磁気テー
プのベースフィルム303と磁気材料302の間には剥
離剤と耐磨耗材料が塗布されている。磁気テープの磁気
材料の外側には熱可塑性の接着剤が塗布されており振動
子によって過熱されカード基体10に接着する。カード
基材の磁気テープ転写部は、凹部になっていて、図2の
断面図2c図のようになっている。前記2cの断面図で
わかるように、凹部2001の底部には射出成形時に、
0.1mm以下の微小な凹凸が形成されていて、図6の
6b図で転写用の磁気テープが振動子300によって加
圧、振動が加えられたときに磁性材料の表面の熱可塑性
の樹脂、すなわち、接着剤が摩擦熱で溶融し、カード基
材との間に挟まった空気をこの微小な凹凸の間から外に
逃がす役割を担っている。図2の2b図のように、凹部
2000の底部が平らな状態になっていると前述の熱可
塑性樹脂が溶融して軟らかくなった熱可塑性樹脂の間に
閉じ込められた空気が逃げ場を失い膨れとなって残り、
その部分が接着していなかったり、空気に相当する量の
熱可塑性樹脂が凹部の脇からはみ出してくる。実施形態
1の場合は、カードを摺動盤24に固定して移動させる
必要があったために、吸引孔によってカード基体を正確
な位置に固定する必要があったが、実施形態2ではカー
ド基体は正確な位置に固定はするが、その後は振動子が
下りてくるだけなので必ずしも吸引孔で強くカード基体
を固定する必要はない。
【0014】磁気転写テープの磁気材料は接着剤を含め
ると厚さが約10〜30μmとなるために転写による膜
切れが悪く、事前に必要な長さを残して磁気記録剤が無
い部分を形成し光電管によって転写テープを制御しなが
ら転写する場合もある。
【0015】
【実施例】(実施例1)図7を参照して実施例1につい
て説明する。実施例1では、厚さ0.56mmのコア材
とその表裏に厚さ0.10mmの透明シートを積層し、
厚さ0.76mmの磁気カードを作製した。乳白シート
102に表、および、裏のデザインを、1シートに15
面付けで印刷した。通常、デザインにより印刷の方式を
使い分けるが、本実施例では、オフセット印刷による方
式で、UV(紫外線)硬化型インキを使用して印刷し
た。なお、重厚なデザインや、深みのある色調によるデ
ザインは、スクリーン印刷方式によって印刷する。印刷
インキが乾燥後、図7の印刷済み表裏の乳白シート10
2の間にコアになる乳白シート103を挟み、表裏の印
刷インキ面に透明シート101を重ねて積層した。積層
は通常熱と圧力によって行われ、接着剤を使用する場合
は印刷シート102の両面、または、乳白(コア)シー
ト103の両面、および、透明シートの印刷インキ側に
熱可塑性タイプの接着剤をコーティングする。積層にあ
たっては、熱盤温度を150℃とし、圧力、2.5MP
aで30分加圧、加熱した。積層工程を終えた多面付け
積層シート110を型抜きの工程にまわし300枚カー
ドを作製した。
【0016】まず、摺動盤の上には、カードを正しく位
置決めするためのガイドが設けられていて、前記試作し
たカードを100Wの超音波溶着機の振動子の下に前記
ガイドに沿って正確にセットした。電源を入れ、エアー
によって吸引してカードを固定した後、転写テープをカ
ードの上部にセットした。周波数を20〜30KHzに
合わせ、ホーンを振動させて転写テープをカードに押し
当て摺動盤を1.5cm/secの速さで移動させた。
以上の条件で300枚磁気カードを作製した。
【0017】(実施例2)実施例2では、図8の8a
図、8b図を参照して射出成形によるカード基体の作製
方法について説明する。まず、8a図を参照して、PE
T−Gを使用した非接触ICカードの作製について説明
する。樹脂射出口32を備える下金型31に、アンテナ
と、アンテナ回路に接合されたICチップ40を搭載し
たポリエステルフィルムベースのプリント基盤12を挿
入して固定した。上金型30には、ポリエステルのおも
てフィルム11を固定して、下金型に嵌め込み、キャビ
ティを形成し金型の温度を30℃〜80℃に設定した。
樹脂射出口32から200℃前後に溶融した非晶性のP
ET−Gを圧力120MPaで射出し、その後30aの
位置から、30bの位置まで圧縮した後冷却し、金型か
らカード基体を取り外した。次に、8b図を参照して、
ABSとポリカーボネ‐トの複合材料を使用し接触型非
接触型両用ICカード基体の作製方法について説明す
る。樹脂射出口32を備える下金型31に、ABSとポ
リカーボネ‐トの複合材料フィルム、その上にアンテナ
回路(図示せず)を挿入して固定した。上金型30には
ICモジュールを実装するための凹部形成金型、磁気ス
トライプ形成用微小凹凸形成金型を取りつけ、下金型に
嵌め込み、キャビティを形成した。樹脂射出口32から
260℃前後に溶融した上記ABSとポリカーボネ‐ト
の複合材料を射出圧力8MPaで射出し、充填時間0.
3秒、保圧4MPa、保圧時間10秒で金型を50℃に
調整した。冷却後カード基体を金型から取り外した。上
述の2つの方法によって取り出したカード基体は、実施
例1に略準拠して磁気記録部が加工され、各300枚の
計600枚の磁気カードを作製した。
【0018】実施例1、および、実施例2において作製
した磁気カード、それぞれ300枚の中から無作為にそ
れぞれ100枚づつ抽出し、合計300枚について磁気
記録を行い再生波形の形状と、磁気出力について測定し
た。その結果、再生波形の形状と、磁気出力に関し全
数、従来の磁気カードと同等に良好であった。
【0019】
【発明の効果】本発明により、プラスチックの一枚板を
型抜きして印刷したカードに対し、磁気ストライプ加工
ができたこと、および、射出成形基体に対する磁気記録
部の形成が可能になった意義は大きい。これは、小ロッ
トの磁気カード、および、使い捨て用途の、ライフの短
いカードに対して安価に供給することができた。ICモ
ジュール周辺の加工に時間とコストがかかるICカード
に対しても同様で、セキュリティー性が高い磁気ストラ
イプつきICカードを安価に提供できる道筋をつけた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録媒体を磁気記録面から見た平
面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】従来のホットスタンピング法により磁気記録部
を加工した磁気カードの断面図
【図4】アンテナを有する非接触ICカードに本発明の
磁気記録部を適用した一実施例の説明図
【図5】本発明の磁気記録媒体を作製する方法の一例に
ついて説明するための図
【図6】超音波振動子により磁気記録材料を転写してい
る状態を説明するために図5のY部を拡大した図
【図7】積層カードの製法について説明するための図
【図8】射出成形方式によるカード基体の製法の一例に
ついて説明するための図
【符号の説明】
1 磁気記録媒体 2 磁気記録部 3 アンテナ 4 ICチップ 10 カード基体 11 ポリエステルの表面フィルム11 12 プリント基盤ベースフィルム 20 転写用磁気テープ 21 (転写用磁気テープ)リワインドリール 22 (転写用磁気テープ)アンワインド(供給)リ
ール 23 ガイドリール 24 摺動盤 25 吸引口 30 上金型 30a、30b 上金型の位置 31 下金型 32 樹脂射出口 40 非接触ICカード用ICチップ 100 積層されたカード基体 101 透明シート(オーバーシート) 102 コア−シート(印刷用) 103 コア−シート(コア用) 110 多面状態の積層シート 200、300 超音波振動子 201、301 超音波溶着機 202、302 転写用磁気材料 203、303 転写用磁気テープベースフィルム 2000 凹部の一例 2001 微小な凹凸を施した凹部の一例 4000 ICモジュール実装用凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 5/84 G06K 19/00 B 5/855 K Fターム(参考) 2C005 HA19 HB09 HB20 JA02 JA26 5B035 AA07 AA08 BA04 BA05 BB02 BC00 5D006 CB07 DA01 EA01 5D112 AA02 AA28 BA01 BA09 GB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体の片側表面に、四方を基体の壁で囲ま
    れた帯状の凹部を形成し前記凹部に、少なくとも前記凹
    部と同じ深さを有する磁気記録部を形成したことを特徴
    とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】前記凹部形成と、前記磁気記録部の形成
    は、超音波振動と磁気転写テープによって同時に行われ
    ることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体の作
    製方法。
  3. 【請求項3】前記凹部は、射出成形法により形成され、
    前記凹部の底部には微小の凹凸が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項3により形成された凹部に磁気転写
    テープを磁気転写テープの平面方向に対して超音波振動
    を与えて磁気記録材料を転写することを特徴とする請求
    項1に記載の磁気記録媒体の作製方法。
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