JP2002140279A - データ入出力制御装置 - Google Patents

データ入出力制御装置

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JP2002140279A
JP2002140279A JP2000331515A JP2000331515A JP2002140279A JP 2002140279 A JP2002140279 A JP 2002140279A JP 2000331515 A JP2000331515 A JP 2000331515A JP 2000331515 A JP2000331515 A JP 2000331515A JP 2002140279 A JP2002140279 A JP 2002140279A
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input
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bank
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JP2000331515A
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Tadashi Ono
正 小野
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムで入力される映像データを再生
しながら、視覚的な判断に基づいて所望のフレームを選
択、抽出することは困難である。 【解決手段】 入力データを所定のバンク毎に分割して
記録する記録領域104と、記録手段に入力データの書
き込みを行う書き込み制御部103と、記録手段に記録
された入力データを前記所定のバンク毎に読み出す読み
出し制御部105と、書き込み制御部および読み出し制
御部の動作を動作モードとして制御するモード設定部1
01とを備え、保持モードにおいては、書き込み制御部
103は、記録領域に対し入力データの書き込みを停止
するともに、読み出し制御部105は、記録領域に分割
して記録された入力データを、バンク単位で任意で選択
して読み出し可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムで入
力される映像または音声データを抽出、加工して出力す
るデータ入出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、リアルタイムで入力される
映像または音声データを取り込んだ後、必要な部分を抽
出して記録媒体に記録する、もしくは符号化されている
データを復号して出力する装置等が実用化されている。
【0003】また、昨今、パーソナルコンピュータ(P
C)の性能向上、およびIEEE1394インターフェ
ースの実装などにより、PC上で映像・音声データのリ
アルタイムでのキャプチャ、および再生等が可能となっ
ている。
【0004】図8はリアルタイムで入力されるデータを
キャプチャ、もしくは表示するデータキャプチャ装置の
従来例を説明したブロック図である。図8において、8
01は入力部、802は書き込み制御部、803はN個
のバンクから構成される記録領域、804は読み出し制
御部、805は出力部、806はデータの一部の抽出し
て出力する部分データ出力部である。なお入力されるデ
ータは、フレームなど所定の単位に分割できることが可
能であるとする。本実施例では、フレーム1、フレーム
2、...の順に入力されるものとし、部分データ出力部
806からはフレーム単位で出力されるものとする。ま
たN=64とする。
【0005】以上のような構成を有するデータキャプチ
ャ装置の動作は以下のようなものである。入力部801
からは、データがフレーム1、フレーム2、...の順に
リアルタイムで入力される。書き込み制御部802は、
フレーム1を記録領域803のバンク1に、続いてフレ
ーム2を同バンク2に書き込む。この操作を続けてい
き、フレーム64をバンク64に書き込むと、次のフレ
ーム65はバンク1に書き込む。以下、上記書込み操作
を同様に繰り返す。
【0006】一方読み出し制御部804は、記録領域8
03のバンク1にフレーム1の書き込みが完了した後、
上記バンクに次に書き込まれるフレーム(本従来例では
フレーム65)が書き込まれるまでにフレーム1のデー
タを読み出し、出力部805へ出力する。
【0007】また部分データ出力部806からは、読み
出し制御部804で読み出された所定のフレームが出力
される。
【0008】このように入力されたデータを、フレーム
単位で途中に存在するバンクに一時保持して出力するこ
とで、バンク内に存在するデータをフレーム単位で任意
に抽出することが容易になり、また複数のバンクを用意
することで、割り込み等が発生して書き込み、読み出し
に遅延が生じても、この遅延を吸収してリアルタイム性
を堅持することが可能である。
【0009】この従来例のデータキャプチャ装置によれ
ば、例えばデジタルビデオカメラ(DV)からリアルタ
イムでPCに入力されるDV符号化された動画データを
ソフトウェアでデコードして表示を行うとともに、デコ
ードされた動画データの中から任意の1フレームを抽出
して、静止画として表示するといった、アプリケーショ
ンソフトウェアを実現することが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のデータキャプチャ装置では、ユーザの視覚で判断
した所望の静止画データを取得しようとしたとき、以下
のような問題が生じる。
【0011】ユーザが入力された再生動画を見ながら、
静止画として取り出そうとする所望のフレームを指定し
ようとしても、動画表示がリアルタイムで行われる限
り、動画を構成する各フレームは非常に短い間しか表示
できない。例えば、NTSC方式に準じた動画の場合、
1秒間に約30フレーム表示されるので、フレームあた
りの表示時間はわずか33ミリ秒である。このとき、視
覚判断により、所望の静止画を選択することは大変困難
である。
【0012】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、動画の表示時間に制約されることなく、所望の
データを選択して、静止画として抽出することが可能な
データ入出力装置等を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、入力データ
を、一個以上のバンクからなる記録領域に蓄積する蓄積
手段と、前記蓄積手段に前記入力データの書き込みを行
う書き込み制御手段と、前記蓄積手段に記録された前記
入力データを前記バンク毎に読み出す読み出し制御手段
と、前記書き込み制御手段および前記読み出し制御手段
の動作を動作モードとして制御するモード設定部とを備
え、前記動作モードは、更新モードおよび保持モードを
有し、前記更新モードにおいては、前記書き込み制御手
段は、前記蓄積手段に対し前記入力データの書き込みを
行い、前記保持モードにおいては、前記書き込み制御手
段は、前記蓄積手段に対し前記入力データの書き込みを
停止するともに、前記読み出し制御手段は、前記蓄積手
段に蓄積された入力データを、前記バンク単位で任意で
選択して読み出し可能とすることを特徴とするデータ入
出力制御装置である。
【0014】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記蓄積手段は、少なくとも1つの前記バンクを有
する第2記録領域をさらに有し、前記第2記録領域は、
少なくとも前記保持モードにおいて、前記書き込み制御
手段から前記入力データの書き込みを受け、前記第2記
録領域に記録されたデータに含まれる情報を用いて、前
記保持モードから新たな更新モードへ移行するときの前
記データの性質を把握するか、前記保持モードの終了時
刻を特定することを特徴とする上記本発明である。
【0015】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記保持モードにおいて、前記読み出し制御手段
は、前記蓄積手段に蓄積された前記入力データのうち、
該保持モードに移行する直前の更新モードにおいて読み
出された前記入力データを前記選択の対象としないこと
を特徴とする上記本発明である。
【0016】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記モード設定手段は、前記保持モードから新たな
更新モードに切り替わる際に、前記保持モードの際に前
記蓄積手段手段の全バンクに保持されていたデータが全
て新たに上書きされるまで、前記新たな更新モードから
新たな保持モードには移行できないことを特徴とする上
記本発明である。
【0017】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記モード設定手段が、前記保持モードから新たな
更新モードに移行する際に、前記読み出し制御手段は、
前記蓄積手段に保持されている前記入力データのうち、
前回の更新モードにおいて読み出されていない前記入力
データを読み出すことを特徴とする上記本発明である。
【0018】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記読み出し制御手段により読み出されたデータの
データ変換を行うデータ変換部をさらに備え、前記デー
タ変換部は、前記更新モードにて前記読み出し制御手段
から出力されたデータと、前記保持モードにて前記読み
出し制御手段から出力されたデータとで、データ変換の
質を異なるようにすることを特徴とする上記本発明であ
る。
【0019】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記読み出し制御手段により読み出されたデータの
出力先を切り換える出力変換部をさらに備え、前記出力
変換部は、前記更新モードにて前記読み出し制御手段か
ら出力されたデータと、前記保持モードにて前記読み出
し制御手段から出力されたデータとで、出力先を違える
ことを特徴とする上記本発明である。
【0020】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記蓄積手段に記録された前記入力データを、前記
バンク単位で指定する入力データ単位指定手段をさらに
備え、前記読み出し制御手段は、前記入力データ単位指
定手段により指定されたバンク分の前記入力データを、
前記蓄積手段から読み出すことを特徴とする上記本発明
である。
【0021】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記保持モードにおいて、前記蓄積手段に蓄積され
ている前記入力データの全部または一部を同時に表示す
るための表示手段をさらに備えたことを特徴とする上記
本発明である。
【0022】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記入力データは映像データであることを特徴
とする上記本発明である。
【0023】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記入力データは符号化された映像データであ
ることを特徴とする上記本発明である。
【0024】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、1つの前記バンクは1フレームとして処理可能
な前記入力データを記録することを特徴とする上記本発
明である。
【0025】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記読み出し制御手段は、読み出すバンクは定
まっているが、該バンクからデータを読み出さない機
能、または該バンクからデータを読み出すが、該データ
を出力しない機能をさらに有することを特徴とする上記
本発明である。
【0026】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、第1から第14のいずれかの本発明の全部また
は一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラムおよび/またはデータ
を担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能
なことを特徴とする媒体である。
【0027】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、第1から第14のいずれかの本発明のの本発明
の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラムおよび/ま
たはデータであることを特徴とする情報集合体である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、各発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。なお、各実施の形態におけ
る入力はフレームを単位とする映像データ(以下、単に
データと呼ぶ)とし、フレーム1、フレーム2、...、
という順番で入力されるものとする。また記録領域内の
バンク数NはN=64とする。また、以下の各実施の形
態において、以前に説明した符号の説明は省略する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態について説明したブロック図である。図1
に示すように、データ入出力制御装置100において、
101はデータ入出力制御装置100の動作モードであ
る更新モードまたは保持モードを設定するモード設定
部、102は入力部、103は書き込み制御部、104
はN個のバンクから構成される記録領域、105は読み
出し制御部、106は出力部、107は保持モード時に
出力するバンクを指定する番号指定部、108は保持モ
ード時にバンク内のデータを表示するための制御を行う
部分データ出力制御部である。また、図1(a)は更新
モード時の、同(b)は保持モード時の動作を説明した
図となっている。
【0030】このような構成を有する、第1の実施の形
態の動作について、以下説明する。
【0031】モード設定部101では、更新モード、ま
たは保持モードが設定される。初期状態として、更新モ
ードが設定されるとする。
【0032】入力部102からは、従来例と同様にデー
タがフレーム1、フレーム2、...の順で入力される。
【0033】更新モードのとき、書き込み制御部103
は、フレーム1を記録領域104のバンク1に、続いて
フレーム2を同バンク2に書き込む。この操作を続けて
いき、フレーム64をバンク64に書き込むと、次のフ
レーム65はバンク1に書き込む。以下、上記書込み操
作を同様に繰り返す。
【0034】一方、読み出し制御部105は、記録領域
104のバンク1にフレーム1の書き込みが完了した
後、上記バンクに次に書き込まれるフレーム(本実施の
形態ではフレーム65)が書き込まれるまでにフレーム
1のデータを読み出し、出力部106に供給する。
【0035】次に、モード設定部101で保持モードが
設定されると、書き込み制御部103は現在書き込んで
いるバンクにデータ書き込みが終了すると、記録領域1
04へのデータのデータの書き込みを停止する。このと
き入力部102からはリアルタイムでデータは入力され
ているが、書き込み制御部103にてデータは破棄さ
れ、記録領域104には、保持モードが設定された時点
を基準として過去64フレームのデータが保持されてい
る。
【0036】部分データ出力制御部部108の制御によ
り、読み出し制御部105は、記録領域104内のバン
クに書き込まれたデータを静止画として出力部106へ
出力する。このとき、部分データ出力制御部108は、
記録領域104の64フレーム分のデータを1つの画面
上にて64分割した一枚の画像として出力するようにし
てもよいし、63フレームのうち任意の複数のフレーム
を一枚の画像に合成したデータ、もしくは1フレーム分
のデータを所定の時間間隔で逐次的に出力するようにし
てもよい。
【0037】ユーザは、出力部106から出力された画
像を参照して、記録領域104の各バンクに記録された
フレームのうち、所望のものをバンク番号指定部107
で指定する。読み出し制御部105は、バンク番号指定
部107からの指定に基づき、指定されたバンク番号に
対応したフレームを記録領域104より読み出す。
【0038】再び更新モードが設定されると、書き込み
制御部103は記録領域104の各バンクへのフレーム
単位での書き込みを行い、読み出し制御部105は、書
き込まれたフレームの読み出しを行って出力部106に
供給する。なお、更新モード時においては、バンク番号
指定部107で指定されるバンク番号は無視される。
【0039】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、更新モード時にはリアルタイムで入力
される映像・音声データを、バンクを介することによっ
てどこかで割り込み等が生じて動作に遅延が発生して
も、リアルタイムで出力を行うことが可能になる。
【0040】また、保持モード時には、記録領域の各バ
ンクに保持されている64フレームのデータから任意の
フレームを選択することができ、真に必要なデータを時
間に追われることなく選択を行うことができる。
【0041】なお、上記の動作において、保持モード時
においては、部分データ出力制御部108により、記録
領域104に保持されている64フレームの映像データ
の全部または一部を同時または逐次的に表示すること
で、ユーザが所望のフレームを選択できるようにした
が、部分データ出力制御部108の構成を省略して、バ
ンク番号の指定だけでフレーム選択を行うようにしても
よい。
【0042】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態について説明したブロック図である。なお
図2(a)は更新モード時の、同(b)は保持モード時
の動作を説明した図となっている。
【0043】図2に示すように、データ入出力制御装置
200において、201はN個のバンクから構成される
第1記録領域、202は1個のバンクから構成される第
2記録領域、203は第2記録領域202に記録された
データから情報を取得する情報取得部である。
【0044】以下、第2の実施の形態の動作について、
主として第1の実施の形態と異なる部分について説明す
る。
【0045】更新モードのときの動作は、第1の実施の
形態と同様に、書き込み制御部103は、入力されたフ
レームのデータを第1記録領域201のバンク1、バン
ク2、...、と書き込み、読み出し制御部105は、書
き込み制御部103によって各バンクに書き込まれたフ
レームデータが上書きされないうちに順次読み出す。こ
のとき第2記録領域202にはフレームデータの書き込
みは行われない。
【0046】次に、保持モードが設定されたとき、書き
込み制御部103は現在書き込んでいるバンクにデータ
書き込みが終了すると、以後入力部102から入力され
るフレームは第2記録領域202へ書き込みを行う。第
2記録領域202に書き込まれたデータは、入力部10
2から新しいデータが入力される度に上書きされ、保持
モードが継続される限り、この第2記録領域202への
書き込みは継続される。
【0047】以上の動作により、第1記録領域201に
は、保持モードが設定された時点を基準として過去64
フレームのデータが保持されており、また第2記録領域
202には最も新しいフレームデータが保持されてい
る。
【0048】保持モードにおける、その他のブロックの
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0049】再び更新モードが設定されると、書き込み
制御部103は第1記録領域201の各バンクへのフレ
ーム単位での書き込みを行い、読み出し制御部105
は、書き込まれたフレームの読み出しを行って出力部1
06に供給する。このとき、第2記録領域202には、
保持モードが終了する直前のフレームのデータが保持さ
れており、情報取得部203がこのデータのタイムコー
ドを取得することで、保持モード期間の終了時刻を特定
することができる。
【0050】また、前回の保持モードが終了する直前の
タイムコードと、今回の保持モードが終了する直前のタ
イムコードとを参照することにより、保持モードと保持
モードとの期間、または更新モードの実行期間を特定す
ることもできる。
【0051】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、第1の実施の形態による効果のほか
に、保持モード時に入力されるリアルタイム映像・音声
データの最も新しいフレームを保持することにより、保
持モード期間の特定などを行うことが可能となる。
【0052】なお、上記の実施の形態においては、第2
記録領域202へのデータの書き込みは、保持モード時
のみに行われるものとして説明を行ったが、更新モード
時にも逐次データの上書き記録が行われるようにしても
よい。このとき、第2記録領域202には、第1記録領
域201内のバンクのうち、最新のフレームデータが書
き込まれたバンクと同一のデータが常に書き込まれるこ
とになり、情報取得部203が、更新モードから保持モ
ードに移行したときのデータのタイムコードを取得して
おくことにより、保持モード終了直前にも情報取得部2
03がデータから取得したタイムコードと合わせて、保
護モードの実行期間をタイムコード単位で特定すること
が可能となる。
【0053】また、第2記録領域202は、1個のバン
クから構成されるものとして説明を行ったが、バンクの
個数は複数でもよい。
【0054】(第3の実施の形態)図3および図9は本
発明の第3の実施の形態について説明したブロック図で
ある。図3および図9に示すように、データ入出力制御
装置300において、301は記録領域104の各バン
クに対して、保持されているデータが有効(1)である
か無効(0)であるかのバンク情報を設定し、管理する
バンク情報管理部である。なお、図3および図9の各ブ
ロック図において、ハッチを施した(斜線部にて示す)
バンクのバンク情報は1、そうでないバンクのバンク情
報は0であることを表している。
【0055】以下、第3の実施の形態の動作について、
主として第1の実施の形態と異なる部分について説明す
る。
【0056】モード設定部101で更新モードが設定さ
れたとき、バンク情報管理部301は、記録領域104
のすべてのバンクのバンク情報を0に設定する。
【0057】更新モード時のフレームデータの流れは、
第1の実施の形態と同様である。本実施の形態では、さ
らに、バンク情報が0であったバンクに、1フレームの
データの書き込みが終了したとき、バンク情報管理部3
01は当該バンクのバンク情報を1とする。
【0058】ここで図3は、バンク2に入力データの書
き込みを行っている最中の図である。このとき、すでに
バンク1にはデータの書き込みが終了しているので、バ
ンク情報は1、他のバンクにはまだデータの書き込みが
完了していないので、バンク情報は0に設定されてい
る。バンク2へのデータ書き込みが完了したとき、バン
ク2のバンク情報は1に設定される。
【0059】次に図9は、更新モードの設定後、バンク
1からバンクK(1≦K<N)まで書き込みが完了し、
バンクK+1への書き込みを行っている最中に保持モー
ドが設定されたときの図である。
【0060】このとき、バンク情報管理部301は、書
き込み制御手段103、およびバンク番号指定部107
に、現在のバンク情報を供給する。書き込み制御部10
3は、バンク情報が0のバンクに対しては、引き続き入
力されるフレームデータを書き込む。書き込みが完了す
れば、当該バンクのバンク情報は1となる。
【0061】バンク番号指定部107では、現在バンク
情報が1であるバンクのみの指定を可能とする。仮にK
=20とすると、読み出し制御部105は、バンク3の
データを読み出して出力することは可能であるが、デー
タが上書きされていないバンク21以降のバンクのデー
タを取得することはできない。すなわち、保持モードが
設定される直前の更新モードにて既に読み出されたフレ
ームデータは、保持モードにおいて読み出しの対象とは
ならない。
【0062】書き込み制御部103がバンク64の書き
込みを終了したとき、記録領域104内にバンク情報が
0であるバンクはないので、書き込み制御部103は、
記録領域104への書き込みを中止する。また、バンク
番号指定部107はバンク情報がすべて1であることか
ら記録領域104内のすべてのバンクを指定することが
できる。このときの動作は、第1の実施の形態の保持モ
ードと同様である。
【0063】その後、保持モードから更新モードに移行
するとき、各バンク情報はすべて0となり、書き込み制
御部103は、バンク1より順に入力データを書き込
む。
【0064】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、更新モード時に移行後、記録領域10
4のすべてのバンクにデータが書き込まれる以前に保持
モードに移行したとき、すでに書き込みが完了したバン
クの中から任意のバンクのデータを選択して出力するこ
とができる。その結果、更新モードの期間が極めて短い
場合でも、すでに更新済のバンクからデータを抽出し、
かつ未更新のバンクへのアクセスを禁止することで、無
効なデータが抽出されることを防止している。
【0065】なお、本実施の形態は、実施の形態1の構
成にバンク情報管理部301を備えた構成としたが、実
施の形態2にバンク情報管理部301を備えたものとし
てもよい。
【0066】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態について説明したブロック図である。図4
に示すように、データ入出力制御装置400において、
401はバンク情報に対応して更新モードまたは保持モ
ードを設定するモード設定部、402は記録領域104
に記録されているデータが有効であるか否かのバンク情
報を設定、管理するバンク情報管理部である。バンク情
報は、記録領域104に記録されている各バンクのデー
タがすべて有効であるとき1、そうでなければ0とす
る。
【0067】以下、第4の実施の形態の動作について、
主として第1、第3の実施の形態と異なる部分について
説明する。
【0068】モード設定部401で更新モードが設定さ
れたとき、バンク情報管理部402は、バンク情報を0
とする。書き込み制御部103は、入力部102から入
力されるデータをフレーム単位でバンク1から順に記録
する。
【0069】更新モード設定後、バンク64まで書き込
みが完了したとき、バンク1からバンク64まで、すべ
てのバンクが更新されたため、バンク情報管理部402
はバンク情報を1に設定する。
【0070】モード設定部401は、バンク情報が0で
あるときは、保持モードの設定を禁止し、バンク情報が
1であるときは、保持モードの設定を許可する。更新モ
ードの設定については特に制限はない。
【0071】各モードにおけるフレームデータの流れ
は、第1の実施の形態と同様である。
【0072】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態によれば、更新モードに移行した後、記録領域1
04内のすべてのバンクのデータが更新されるまでは保
持モードへの移行を禁止することにより、既に前回の更
新モードで動画像として出力されている、無効なフレー
ムデータが、静止画データとして抽出されることを防止
している。
【0073】また第3の実施の形態と比較すると、各バ
ンクに対するバンク情報を必要とせず、かつ制御も容易
であるため、本実施の形態をコンピュータプログラムで
実現するとき、確保すべき領域およびプログラムサイズ
を小さくすることが可能であり、かつ処理負荷を軽減す
ることができる。
【0074】なお、本実施の形態は、実施の形態1の構
成にて、モード設定部401,バンク情報管理部401
を備えた構成としたが、実施の形態2にモード設定部4
01,バンク情報管理部401を備えたものとしてもよ
い。
【0075】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
の実施の形態について説明したブロック図である。なお
図5(a)は更新モード時の、同(b)は保持モード時
の動作を説明した図となっている。図5に示すように、
データ入出力制御装置500において、501は巡回読
み出し制御部、502は指定読み出し制御部、503は
出力選択部である。
【0076】以下、第5の実施の形態の動作について、
主として第1の実施の形態と異なる部分について説明す
る。
【0077】はじめに更新モードでの動作を説明する。
【0078】第1の実施の形態同様、書き込み制御部1
03は、記録領域104の各バンクに、入力されるフレ
ームデータを順次書き込む。巡回読み出し制御部501
は、書き込み制御部103のデータ書き込み状況に対応
して、各バンクのデータを順次読み出す。出力選択部5
03は、巡回読み出し制御部501の出力を出力部10
6に供給する。
【0079】従って本実施の形態における更新モード時
には、第1の実施の形態の更新モード時と同じ結果が得
られる。
【0080】次に保持モードでの動作を説明する。
【0081】保持モードに移行すると、書き込み制御部
103は現在書き込んでいるバンクにデータ書き込みが
終了すると、記録領域104へのデータの書き込みを停
止する。一方、巡回読み出し制御部105は、バンクの
更新状況に応じて記録領域104から順次データを読み
出していたが、保持モードに移行する直前の更新モード
にて最後に更新されたバンク(仮にバンクN−1とす
る)からのデータの読み出しが終了すると、バンクの移
動を停止する。
【0082】このとき入力部102からはリアルタイム
でデータは入力されているが、記録領域104には、保
持モードが設定された時点を基準として過去64フレー
ムのデータが保持されている。
【0083】指示読み出し制御部502は、バンク番号
指定部107で指定されたバンク番号に対応したフレー
ムを読み出す。出力選択部は指示読み出し制御部502
の出力を出力部106に供給する。従ってバンク番号指
定部107で指定された任意のバンクのデータを出力す
ることができる。
【0084】次に、モード設定部101の制御により、
保持モードから再び更新モードに移行したとき、巡回読
みだし制御部501は、記録領域104において、保持
モードに移行前に最後に更新された、バンクN−1に記
録されたフレームデータから、記録領域104内のバン
クを移動して記録されたフレームデータの読み出しを行
う。
【0085】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態によれば、更新モード時にはリアルタイムで入力
される映像・音声データを、バンクを介することによっ
てどこかで割り込み等が生じて動作に遅延が発生して
も、リアルタイムで出力を行うことが可能になる。また
保持モード時には、バンクに保持されている64フレー
ムのデータから任意のフレームを選択することができ、
真に必要なデータを時間に追われることなく選択を行う
ことができる。
【0086】さらに本実施の形態では、保持モード時
に、巡回読み出し制御部501が最後に更新されたバン
クのデータを保持、もしくは必要なときに読み出すこと
が可能であるので、保持モードへの移行直前に更新され
たフレームデータを取得することが可能である。例えば
更新モードへ移行するときに、保持モードへ移行する直
前のフレームの情報を取得し、当該フレームまで戻って
再生を再開することで、保持モードの期間は記録領域1
04に保持されたまま静止画としてしか出力できなかっ
たフレームデータを、動画データとして出力を行うこと
ができる。
【0087】(第6の実施の形態)図6は本発明の第6
の実施の形態について説明したブロック図である。図6
に示すように、データ入出力制御装置600において、
601はデータ変換を行うデータ変換部である。なお、
本実施の形態において、入力データはフレーム単位で符
号化された符号化映像データとし、データ変換部601
で復号され、映像データとして出力されるものとする。
さらに、データ変換部601におけるデータ変換方法は
少なくとも変換A、変換Bの2種類あるものとする。ま
た、図6(a)は更新モード時の、同(b)は保持モー
ド時の動作を説明した図となっている。
【0088】以下、第6の実施の形態の動作について、
主として第1の実施の形態と異なる部分について説明す
る。
【0089】更新モード、および保持モードの時の書き
込み制御手段103、および読み出し制御手段105の
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0090】データ変換部601には、モード設定部1
01で設定されるモードに応じて変換方法が選択され
る。
【0091】例えば、更新モード時では、読み出し制御
部105はリアルタイムで符号化映像データの読み出し
を行う。従って読み出された符号化映像データをリアル
タイムで変換(復号)するためには、符号化映像データ
の高域成分をデコードせずに、低域成分だけをデコード
するなど、フレームあたりの処理負荷が軽いデータ変換
を行う必要がある。
【0092】一方保持モード時では、バンク番号指定部
107で指定された1フレームの符号化映像データ、す
なわち静止画を出力する。この場合は、リアルタイム性
ではなく、むしろ画像の品質が要求される。従って本来
の復号処理のほかに、復号された信号のガンマ値を補正
したり、画像のエッジ強調の処理を行うなどの、高画質
化を行うための補足的な処理を追加する。
【0093】以上説明したように、本発明の第6の実施
の形態によれば、モードに応じてデータ変換の方法を設
定することが可能である。すなわち、リアルタイム出力
を要求される更新モード時には、処理負荷が小さくなる
データ変換を実施し、高品質性を要求される保持モード
時には、通常の処理のほかに品質を向上させるための処
理を付加したデータ変換を実施することで、モード別に
適切な出力を行うことができる。
【0094】(第7の実施の形態)図7は本発明の第7
の実施の形態について説明したブロック図である。図7
に示すように、データ入出力制御装置100において、
701はモードに応じて出力先を切り換える出力切換
部、702は第1出力部、703は第2出力部である。
【0095】ここで図7(a)は更新モード時の、同
(b)は保持モード時の動作を説明した図となってい
る。
【0096】なお本実施の形態の入力は、第6の実施の
形態と同じく符号化映像データとする。また第1出力部
から出力された符号化映像データは復号後に図示しない
モニタに表示され、第2出力部から出力された符号化映
像データは、復号後図示しない記録媒体に記録されるも
のとする。
【0097】以下、第7の実施の形態の動作について、
主として第1の実施の形態と異なる部分について説明す
る。
【0098】更新モード、および保持モードの時の書き
込み制御手段103、および読み出し制御手段105の
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0099】出力切換部701は、読み出し制御手段1
05により読み出されたデータを、更新モード時には第
1出力部702に供給し、一方、保持モード時には第2
出力部703に供給する。
【0100】出力後の処理の一例として、第1出力部7
02から出力された符号化映像データは、復号後にモニ
タに表示され、一方第2出力部703から出力された符
号化映像データは、データ変換後記録媒体に記録され
る。
【0101】以上説明したように、本発明の第7の実施
の形態によれば、モードに応じてデータの出力先を変更
することで、各モードの特性に応じ、表示、記録、伝送
など出力の形態を変化させることが可能となる。
【0102】なお、以上説明した各実施の形態におい
て、記録領域104、または第1記録領域201のバン
ク数を増加させることで、保持モードにおいて、ユーザ
がより好ましいフレームを取得できる確率が増加するこ
とは言うまでもない。
【0103】また、各実施の形態の書き込み制御部10
3は、更新モードから保持モードに移行したときのフレ
ームに対して、当該フレームのバンクへの書き込みが終
了し、以後の書き込みを中止しているが、モード移行後
に数フレームを書き込んでから、書き込みを中止する構
成でもよい。これにより、保持モードに切り換わる時刻
を基準とした場合の未来のフレームデータを取得するこ
とが可能となり、より柔軟なアプリケーションを作成す
ることが可能になる。
【0104】さらに、上記各実施の形態の機能を組み合
わせて別の実施の形態を構成することも可能である。
【0105】また、上記の各実施の形態において、記録
領域104および第1記録領域201は本発明の蓄積手
段の記録領域の一例であり、第2記録領域202は本発
明の第2記録領域の一例である。また、書き込み制御部
103は本発明の書き込み制御手段の一例であり、モー
ド設定部101,401は本発明のモード設定部の一例
であり、読み出し制御部105,巡回読みだし制御部5
01,指定読みだし制御部502は本発明の読み出し制
御手段の一例であり、バンク番号指定部107は本発明
の入力データ単位指定手段の一例であり、部分データ出
力制御部108は本発明の表示制御手段の一例である。
【0106】また、上記の各実施の形態において、記録
領域104の各バンクに記録されるデータはフレーム単
位であるとして説明を行ったが、本発明の蓄積手段の記
録領域のバンクは、静止画として入力データを取り出せ
る単位のものであればよい。したがって、非圧縮のアナ
ログ/デジタルデータならば、バンクにはフレーム単位
となり、MPEGデータであるなら、バンクにはGOP
単位でデータが入力される。また、本発明の入力データ
は、音声データや、他のデータ列であってもよい。
【0107】また、上記の各実施の形態において、更新
モード中は読み出し制御部105は通常の動画再生を行
うものとして説明を行ったが、更新モードにおける本発
明の読み出し制御手段の動作は、これに限定するもので
はなく、コマ落とし再生や記録領域に蓄積されたデータ
量の許す限りで、早送り、または巻き戻し再生等の特殊
再生を行うようにしてもよい。また、記録領域に書き込
まれるデータの読み出しを行わないようにしてもよい。
【0108】また、上記の説明においては、本発明の実
施の形態におけるデータ入出力制御装置について説明を
行ったが、本発明は、上述した本発明の全部または一部
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムおよび/またはデータを担持
した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且
つ、読み取られた前記プログラムおよび/またはデータ
が前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体
として実現してもよい。
【0109】また、本発明は、上述した本発明の全部ま
たは一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータ
により実行させるためのプログラムおよび/またはデー
タであり、前記コンピュータと協動して前記機能を実行
することを特徴とする情報集合体として実現してもよ
い。
【0110】また、上記において、データとは、データ
構造、データフォーマット、データの種類などを含む。
また、媒体とは、ROM等の記録媒体、インターネット
等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。ま
た、担持した媒体とは、例えば、プログラムおよび/ま
たはデータを記録した記録媒体や、プログラムおよび/
またはデータを伝送する伝送媒体等をふくむ。
【0111】さらに、コンピュータにより処理可能と
は、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コ
ンピュータにより読みとり可能であることであり、伝送
媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび
/またはデータが伝送の結果として、コンピュータによ
り取り扱えることであることを含み、情報集合体とは、
例えば、プログラムおよび/またはデータ等のソフトウ
エアを含むものである。
【0112】したがって、以上説明した様に、本発明の
構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウ
ェア的に実現しても良い。
【0113】なお、本発明に記載されているデータ入出
力制御装置の機能の全部もしくは一部をコンピュータプ
ログラムにより実現したデータ入出力制御プログラムも
本発明に含まれる。さらに前記データ入出力制御プログ
ラムを記録した光ディスクなどの記録媒体、およびイン
ターネットなどの通信回線を利用してダウンロードして
得られるプログラムも、本発明に含まれる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像のリアルタイムでの表示またはキャプチャを行うこ
とができるとともに、該映像の所定の期間のデータであ
る静止画群から、ユーザにとってより好ましいフレーム
を時間に追われることなく選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)本発明の第1の実施の形態の構成
および動作について説明したブロック図。
【図2】(a)(b)本発明の第2の実施の形態の構成
および動作について説明したブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成および動作に
ついて説明したブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の構成および動作に
ついて説明したブロック図。
【図5】(a)(b)本発明の第5の実施の形態の構成
および動作について説明したブロック図。
【図6】(a)(b)本発明の第6の実施の形態の構成
および動作について説明したブロック図。
【図7】(a)(b)本発明の第7の実施の形態の構成
および動作について説明したブロック図。
【図8】従来例のデータキャプチャ装置の構成および動
作を説明したブロック図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の構成および動作に
ついて説明したブロック図。
【符号の説明】
101 モード設定部 102 入力部 103 書き込み制御部 104 記録領域 105 読み出し制御部 106 出力部 107 バンク番号指定部 108 部分データ出力制御部 201 第1記録領域 202 第2記録領域 203 情報取得部 301 バンク情報管理部 401 モード設定部 402 バンク情報管理部 501 巡回読み出し制御部 502 指定読み出し制御部 503 出力選択部 601 データ変換部 701 出力切換部 702 第1出力部 703 第2出力部 801 入力部 802 書き込み制御部 803 記録領域 804 読み出し制御部 805 出力部 806 部分データ出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EA01 EB04 FA04 FB03 GD05 GD22 GD35 GD45 GD46 GE02 5B065 BA01 CA15 CA16 CC08 5C053 FA14 FA23 FA27 GB04 GB05 HA21 HA22 JA24 KA01 KA04 KA24 LA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを、一個以上のバンクからな
    る記録領域に蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に前記入力データの書き込みを行う書き込
    み制御手段と、 前記蓄積手段に記録された前記入力データを前記バンク
    毎に読み出す読み出し制御手段と、 前記書き込み制御手段および前記読み出し制御手段の動
    作を動作モードとして制御するモード設定部とを備え、 前記動作モードは、更新モードおよび保持モードを有
    し、 前記更新モードにおいては、前記書き込み制御手段は、
    前記蓄積手段に対し前記入力データの書き込みを行い、 前記保持モードにおいては、前記書き込み制御手段は、
    前記蓄積手段に対し前記入力データの書き込みを停止す
    るともに、前記読み出し制御手段は、前記蓄積手段に蓄
    積された入力データを、前記バンク単位で任意で選択し
    て読み出し可能とすることを特徴とするデータ入出力制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積手段は、少なくとも1つの前記
    バンクを有する第2記録領域をさらに有し、 前記第2記録領域は、少なくとも前記保持モードにおい
    て、前記書き込み制御手段から前記入力データの書き込
    みを受け、 前記第2記録領域に記録されたデータに含まれる情報を
    用いて、前記保持モードから新たな更新モードへ移行す
    るときの前記データの性質を把握するか、前記保持モー
    ドの終了時刻を特定することを特徴とする請求項1に記
    載のデータ入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記保持モードにおいて、前記読み出し
    制御手段は、前記蓄積手段に蓄積された前記入力データ
    のうち、該保持モードに移行する直前の更新モードにお
    いて読み出された前記入力データを前記選択の対象とし
    ないことを特徴とする請求項1に記載のデータ入出力制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記モード設定手段は、前記保持モード
    から新たな更新モードに切り替わる際に、前記保持モー
    ドの際に前記蓄積手段の全バンクに保持されていたデー
    タが全て新たに上書きされるまで、前記新たな更新モー
    ドから新たな保持モードには移行できないことを特徴と
    する請求項1に記載のデータ入出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モード設定手段が、前記保持モード
    から新たな更新モードに移行する際に、前記読み出し制
    御手段は、前記蓄積手段に保持されている前記入力デー
    タのうち、前回の更新モードにおいて読み出されていな
    い前記入力データを読み出すことを特徴とする請求項1
    に記載のデータ入出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記読み出し制御手段により読み出され
    たデータのデータ変換を行うデータ変換部をさらに備
    え、 前記データ変換部は、前記更新モードにて前記読み出し
    制御手段から出力されたデータと、前記保持モードにて
    前記読み出し制御手段から出力されたデータとで、デー
    タ変換の質を異なるようにすることを特徴とする請求項
    1から5のいずれかに記載のデータ入出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記読み出し制御手段により読み出され
    たデータの出力先を切り換える出力変換部をさらに備
    え、 前記出力変換部は、前記更新モードにて前記読み出し制
    御手段から出力されたデータと、前記保持モードにて前
    記読み出し制御手段から出力されたデータとで、出力先
    を違えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに
    記載のデータ入出力制御装置。
  8. 【請求項8】 前記蓄積手段に記録された前記入力デー
    タを、前記バンク単位で指定する入力データ単位指定手
    段をさらに備え、 前記読み出し制御手段は、前記入力データ単位指定手段
    により指定されたバンク分の前記入力データを、前記蓄
    積手段から読み出すことを特徴とする請求項1から5の
    いずれかに記載のデータ入出力制御装置。
  9. 【請求項9】 前記保持モードにおいて、前記蓄積手段
    に蓄積されている前記入力データの全部または一部を同
    時に表示するための表示制御手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のデータ入
    出力制御装置。
  10. 【請求項10】 前記入力データは映像データであるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のデー
    タ入出力制御装置。
  11. 【請求項11】 前記入力データは符号化された映像デ
    ータであることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載のデータ入出力制御装置。
  12. 【請求項12】 1つの前記バンクは1フレームとして
    処理可能な前記入力データを記録することを特徴とする
    請求項10または11に記載のデータ入出力制御装置。
  13. 【請求項13】 前記読み出し制御手段は、読み出すバ
    ンクは定まっているが、該バンクからデータを読み出さ
    ない機能、または該バンクからデータを読み出すが、該
    データを出力しない機能をさらに有することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載のデータ入出力制御
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    本発明の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
    び/またはデータを担持した媒体であって、コンピュー
    タにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  15. 【請求項15】 請求項1から13のいずれかに記載の
    本発明の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
    び/またはデータであることを特徴とする情報集合体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163687A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Hitachi Maxell Ltd 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009163687A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Hitachi Maxell Ltd 電子機器

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