JP2002139160A - ゲートバルブ - Google Patents

ゲートバルブ

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JP2002139160A
JP2002139160A JP2000338193A JP2000338193A JP2002139160A JP 2002139160 A JP2002139160 A JP 2002139160A JP 2000338193 A JP2000338193 A JP 2000338193A JP 2000338193 A JP2000338193 A JP 2000338193A JP 2002139160 A JP2002139160 A JP 2002139160A
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JP
Japan
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valve
stem
sleeve
backward
gate valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000338193A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Ukezeki
智広 請関
Yukihisa Watanabe
幸久 渡邉
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Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径のバルブでも浅層埋設に対応できる外
ねじ式ゲートバルブを提供する。 【解決手段】 弁室4を有する弁本体1と、弁室の内壁
に沿って進退動し流路を開閉する弁体5と、弁本体の上
端に固定された蓋体7とを具備するゲートバルブにおい
て、蓋体7の下面中央部には底部中央に開口部20を有
する円筒状の突出部19が設けられ、開口部20には上
部に雄ねじ部18を有し下部が弁体5に固定されたステ
ム6が進退動自在に支承され、突出部19の内部にはス
テム6と係合しこれを進退動させるスリーブ22が回転
自在に嵌合固定され、弁体5は、底9にステム固定部1
0が設けられ上部に弁開時に突出部19が収納される空
間部15が設けられた有底の円筒状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農水、上下水道あ
るいは化学プラント用等の配管ラインに好適に使用され
るゲートバルブに関するものであり、さらに詳しくは、
浅層埋設に適した外ねじ式ゲートバルブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な外ねじ式ゲートバルブは
図5に示すように、弁本体33の上部にヨーク37を配
置し、このヨーク37の上部にスリーブ36を回転自在
に配置し、このスリーブ36と螺合するステム35の下
方部に固定された弁体34がスリーブ36に嵌合固定さ
れたハンドル38を廻すことにより、弁室40内を上下
動し弁本体33の流路39を開閉させる構造のものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
日本において平成7年に閣議決定された「規制緩和推進
計画」及び各地の事業者から要望されているコストの縮
減に対応し、バルブ埋設時の埋設深さを浅く抑える(地
上から150mm以上)ことが検討され、これに対応した
「浅層埋設対応型」のバルブの検討が進められている。
対象口径はφ75mm〜φ300mmであり、また、水道管
の埋設深さについては、実施試験により、現行の120
0mmから舗装下300mm以深を確保すれば、安全性に問
題ないことが建設省道路局の「道路占有埋設物件の浅層
化技術検討委員会」にて報告されており、その結果から
も最小埋設深度は600mmに規格変更になった。現時点
において、浅層埋設600mmを満足するゲートバルブは
口径が内ねじ式でφ200mmのものが限界であり、図5
に示されたような外ねじ式に関しては口径が75mm以下
のものである。こういう理由からも特に大口径のものに
ついては、浅層埋設600mmを満足するゲートバルブの
要求が多くなっているのが現状である。
【0004】また、内ねじ式のゲートバルブにおいて
は、このタイプのバルブを下水道管に適用すると、通常
金属からなるステムの雄ねじ部において、腐食や摺動に
おける雌ねじこまの摩耗が著しくなり、さらに両ねじ部
に異物が混入することにより、ステムの回動不良が発生
する問題があった。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みなされたもので、その目的は、口径200mm以上で
も浅層埋設に対応できる外ねじ式ゲートバルブを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来のゲ
ートバルブの全高寸法をできるだけ低く抑えることを目
的に種々検討を重ねた結果、弁体の形状をカップ状にす
ることにより解決することを見出し、本発明を成すに至
った。
【0007】すなわち、本発明の構成は図1にもとづい
て説明すると、内部に入口流路2と出口流路3を有し該
両流路の軸線に対して垂直に延びる弁室4を有する弁本
体1、弁室4の内壁に沿って進退動させることにより前
記両流路を開閉する弁体5、及び弁本体1の上端部に固
定された蓋体(7)を具備するゲートバルブにおいて、
蓋体7の下面中央部には底部中央に開口部20を有する
略円筒状の突出部19が設けられ、開口部20には上部
に雄ねじ部18を有し下部が弁体(5)に固定されたス
テム6が貫通かつ軸封状態で進退動自在に支承されてお
り、一方、突出部19の内部にはステム6と係合しステ
ム6を進退動させる手段8が回転自在に嵌合、固定され
ており、また、弁体5は、底部9にステム固定部10が
設けられ、上部に弁開時に前記突出部19が収納される
空間部15が設けられた有底略円筒状に形成されている
ことを第一の特徴とするものである。
【0008】また、ステム6を進退動させる手段8が、
内周面に雌ねじ部23が設けられ雌ねじ部23とステム
6の雄ねじ部18と螺合にて係合しているスリーブ22
であることを第二の特徴とするものである。
【0009】さらに蓋体7の突出部19の内部に過締め
防止用プレート25を介してスリーブ22が回転自在に
嵌合、固定されていることを第3の特徴とするものであ
る。
【0010】本発明のゲートバルブの材質は、金属や塩
化ビニール樹脂等のプラスチックでもよく特に限定され
ない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明するが、本発明が本実施態様に
限定されないことは言うまでもない。
【0012】図1は塩化ビニル樹脂製の本発明の第一の
実施態様の閉状態を示す縦断面図である。図2は同じく
開状態を示す縦断面図である。図3は図1におけるスリ
ーブの斜視図である。図4は他のステムを進退動させる
手段を有する本発明の第二の実施態様の閉状態を示す縦
断面図である。
【0013】図において、1は入口流路2と出口流路3
と該両流路の軸線に対して垂直に延びて設けられた弁室
4とを内部に有する弁本体である。
【0014】5は、半球状の底部9を有し、上部が開放
された内部に空間部15を有する略円筒状のソフトシー
ルタイプの弁体である。空間部15の下に位置する肉厚
に設けられた底部9の中央にはステム固定部10が、内
周面に雌ねじ部12を有するインサート金具11が固定
された形で設けられている。13は、ステム6の下端部
に設けられインサート金具11の雌ねじ部12に螺合さ
れているステム6の下端部の雄ねじ部14とインサート
金具11とを貫通して設けられている貫通ピンである。
この貫通ピン13は、ステム6の下端部とインサート金
具11を弁体5の底部9に固定している。弁体5の空間
部15を形成している円筒状部16の上部内周面には強
度を保持するために金属インサート17が装着されてい
る。
【0015】ステム6は、金属製であり、蓋体7の突出
部19の底部中央に設けられた開口部20を貫通してお
り、かつ、O−リングを介して軸封され、進退動自在に
支承されている。ステム6の下端部には前記したごとく
雄ねじ部14が設けられ、また、蓋体7の突出部19の
内部に位置する上端部には雄ねじ部18が設けられてい
る。蓋体7は、弁本体1の上端フランジ部にO−リング
を介してボルト・ナット(図示せず)で固定され、上部
中央部が盛り上った釣り鐘状に形成されている。
【0016】突出部19は蓋体7の下面中央部に延出し
て設けられ、底部中央に開口部20を有する略円筒状に
形成されている。突出部19の内周面には雌ねじ部21
が設けられている。突出部19は弁体5の空間部15の
内径より図示のごとくも小さく設定し、弁開時において
両者間に空隙が生じるようにした方が良い。8は、ステ
ム6と係合し、ステム6を進退動(図1では上下動)さ
せる手段であり、その一実施例としてスリーブ22が開
示されている。また、突出部19の底部端面は可能な限
り、弁本体1と蓋体7のフランジ接合面よりも下側に位
置するように設けた方が良い。
【0017】スリーブ22の内周面には雌ねじ部23が
設けられ、ステム6の上端部に設けられた雄ねじ部18
と螺合している。スリーブ22の下端部外周には鍔部2
4が設けられている。27は円筒状のスリーブ押さえで
あり、前記鍔部24と僅かに空隙を設けて蓋体7の突出
部19の内周面に設けられた雌ねじ部21に螺合され、
スリーブ22を回動自在となるように固定している。2
5及び26は過締め防止プレート及びスラストリングで
あり、スリーブ22の鍔部24の下に装着されている。
過締め防止用プレート25は、スリーブ22の更なる閉
方向への回動を止めステム6の雄ねじ部18が過度に下
降することを防止する作用をしている。その必要が無い
場合は装着しなくても良い。スラストリング26はスリ
ーブ22の鍔部24と接触し、スリーブ22の回動をス
ムーズにする作用をしている。また、スリーブ22の上
端にはキャップ28がスリーブ22内部にゴミや埃が侵
入するのを防止するために螺合されている。
【0018】以下に本実施態様の作用について説明す
る。今、図1の状態で、開栓器29(点線で図示)をス
リーブ22の上端部に嵌合させ、スリーブ22を弁開方
向に回動させると、ステム6の上端部の雄ねじ部18は
スリーブ22の内周面に設けられた雌ねじ部23と螺合
しながら上昇を始め、同時に弁体5も弁室4内を上昇し
始める。スリーブ22をさらに回動させると、ついに
は、弁体5の空間部15は蓋体7の突出部19と嵌合
し、弁は完全開状態(図2の状態)になり、入口流路2
と出口流路3を連通させる。
【0019】一方、図2の開状態からスリーブ22を弁
閉方向に同様に回動させると、ステム6の雄ねじ部18
はスリーブ22の雌ねじ部23を下降してゆき、同時に
弁体5も下降し始める。そしてついには両流路間を閉塞
し弁は閉状態(図1の状態)になる。
【0020】つぎに、本発明の第二の実施態様を図4に
もとづいて説明する。図1と異なる点はステム6を進退
動させる手段8のみであるため、他の部分についての説
明は省略する。本実施例のスリーブ22は内周面に雌ね
じ部23を有し、下端部に鍔部を持たない円筒状に設け
られ、蓋体7の突出部19の内部に回転自在にスライド
係合されている。上部外側は円筒状部の径よりも小さい
一辺を有する断面四角形状に形成されており、そのため
に生じた肩部31において、止め板32により蓋体7に
回動自在に固定されている。
【0021】弁の開閉は前記実施例と同様に開栓器29
をスリーブ22の上部に位置する断面四角形状部30に
嵌合させ、スリーブ22を回動させることにより行われ
る。その作用については、前記実施例と同じであるので
省略する。
【0022】本発明の外ねじ式ゲートバルブの口径25
0mmのものは、全高が600mm程度であったのに対し、
同サイズの前記従来の外ねじ式ゲートバルブの全高は1
100mm程度であり、約1/2程度に全高が小さくなっ
ている。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したごとく、本発明の外ねじ
式ゲートバルブは、従来の外ねじ式ゲートバルブより、
その全高(開状態の時)が略3/5〜1/2程度になっ
ており、コンパクト化による組立てなどが容易になり、
また、口径250mmのものまで浅層埋設600mmに適し
た構造になっている。特に下水道としては、浅層埋設が
できるため、穴を浅く掘りあげればよく、埋設時の施工
費を大幅に縮減することができる。また、この構造にす
れば、開状態でのステムの突出により、施工面や操作面
においてスペースの確保や保護キャップ等を設けないと
いけないという従来の問題点も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様の閉状態を示す縦断面図で
ある。
【図2】同じく開状態を示す縦断面図である。
【図3】図1におけるスリーブの斜視図である。
【図4】本発明の他の実施態様の閉状態を示す縦断面図
である。
【図5】従来のゲートバルブの一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…弁本体 2…入口流路 3‥出口流路 4…弁室 5…弁体 6…ステム 7…蓋体 8…ステム進退動手段 9…底部 10…ステム固定部 11…インサート金具 12…雌ねじ部 13…貫通ピン 14…雄ねじ部 15…空間部 16…円筒状部 17…金属インサート 18…雄ねじ部 19…突出部 20…開口部 21…雌ねじ部 22…スリーブ 23…雌ねじ部 24…鍔部 25…過締め防止用プレート 26…スラストリング 27…スリーブ押さえ 28…キャップ 29…開栓器 30…断面四角形状部 31…肩部 32…止め板 33…弁本体 34…弁体 35…ステム 36…スリーブ 37…ヨーク 38…ハンドル 39…流路 40…弁室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に入口流路(2)と出口流路(3)
    を有し該両流路の軸線に対して垂直に延びる弁室(4)
    を有する弁本体(1)、弁室(4)の内壁に沿って進退
    動させることにより前記両流路を開閉する弁体(5)、
    及び弁本体(1)の上端部に固定された蓋体(7)を具
    備するゲートバルブにおいて、蓋体(7)の下面中央部
    には底部中央に開口部(20)を有する略円筒状の突出
    部(19)が設けられ、開口部(20)には上部に雄ね
    じ部(18)を有し下部が弁体(5)に固定されたステ
    ム(6)が貫通かつ軸封状態で進退動自在に支承されて
    おり、一方、突出部(19)の内部にはステム(6)と
    係合しステム(6)を進退動させる手段(8)が回転自
    在に嵌合、固定されており、また、弁体(5)は、底部
    (9)にステム固定部(10)が設けられ、上部に弁開
    時に前記突出部(19)が収納される空間部(15)が
    設けられた有底略円筒状に形成されていることを特徴と
    するゲートバルブ。
  2. 【請求項2】 ステム(6)を進退動させる手段(8)
    が、内周面に雌ねじ部(23)が設けられ雌ねじ部(2
    3)とステム(6)の雄ねじ部(18)と螺合にて係合
    しているスリーブ(22)であることを特徴とする請求
    項1記載のゲートバルブ。
  3. 【請求項3】 蓋体(7)の突出部(19)の内部に過
    締め防止用プレート(25)を介してスリーブ(22)
    が回転自在に嵌合、固定されていることを特徴とする請
    求項2に記載のゲートバルブ。
JP2000338193A 2000-11-06 2000-11-06 ゲートバルブ Pending JP2002139160A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7255329B1 (en) 2006-11-23 2007-08-14 Domino Machine Inc. Gate valve with offset valve stem
JP2008520408A (ja) * 2004-11-17 2008-06-19 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド インデックス付きバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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