JP2002138610A - 配線ケーブルの取り入れ基板及び基板を取付けたローパーティション - Google Patents

配線ケーブルの取り入れ基板及び基板を取付けたローパーティション

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JP2002138610A
JP2002138610A JP2000330273A JP2000330273A JP2002138610A JP 2002138610 A JP2002138610 A JP 2002138610A JP 2000330273 A JP2000330273 A JP 2000330273A JP 2000330273 A JP2000330273 A JP 2000330273A JP 2002138610 A JP2002138610 A JP 2002138610A
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JP
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lid
cable
substrate
board
panel
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Application number
JP2000330273A
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English (en)
Inventor
Toshinari Asamoto
俊成 麻本
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローパーティション等のパネル内にケーブル
を配線し、このケーブルを出し入れする為にパネル面に
取付ける基板の提供。 【解決手段】 基板8にはパネル内と連通する口1を設
けると共に、裏側にはガイド2a,2bを有し、そして
口1には蓋4が嵌るように取付けられ、蓋4の裏側に形
成しているガイド片5はガイド2a,2bに沿ってスラ
イド可能とし、さらにガイド片5の裏側には板バネ7が
取付けられて蓋表面を押圧することで板バネ6が変形
し、スライドするならば蓋4は口1を開くことが出来、
ケーブルを該口1から出し入れ出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローパーティション
等に配線する場合、電源ケーブルや電話などの通信ケー
ブル等を取り入れる為の口を備えている基板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6はデスク天板を備えたローパーティ
ションにおける従来の配線状態を示している。デスク天
板(イ)は図示していない左右の仕切りパネルに取付けら
れ、正面パネル(ロ)との間には僅かな隙間(ハ)を残して
いる。そして該デスク天板(イ)にはパソコンやプリンタ
ー、又は電話機等、仕事に必要なOA機器が置かれ、こ
れら各機器の電源は床面(ニ)に設けているコンセント
(ホ)からケーブル(ヘ)を延ばし、これを上記デスク天板
後方と正面パネル(ロ)間の隙間(ハ)を通過してデスク天
板上に導いている。
【0003】又デスク天板(イ)の片隅に設けている貫通
穴を通過してケーブル(ヘ)を天板上に導くことが出来
る。しかし、このような電源ケーブル(ヘ)の配線形態は
煩雑化し、足元に散乱するケーブルが邪魔になる。そこ
で、上記正面パネル内にケーブル(ヘ)を収容することも
可能であるが、その為に正面パネル(ロ)の下端にはケー
ブル入口を、デスク天板付近にはケーブル出口を設けな
くてはならない。
【0004】しかし、正面パネル(ロ)の表面にケーブル
(ヘ)の取り入れ口を形成することで外観が損われ、ケー
ブルの配線がない場合には取り入れ口が常に開口状態と
成って露出してしまう。この際、開口した取り入れ口の
大きさを後で変更することは出来ず、使用する機器が増
えることで全てのケーブル(ヘ)、(ヘ)…が取り入れ口に
入らないことが生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ローパー
ティション等に電源等のケーブルを配線する場合、上記
のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題は
この問題点であり、ケーブルが通過する口の大きさがケ
ーブルの本数に応じて調整可能とし、そしてケーブルが
通過しない場合には口を目立たないように閉鎖すること
が出来る配線ケーブルの取り入れ基板を提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る配線ケーブル
の取り入れ基板は、所定の口を開口したものであり、こ
の口に配線ケーブルが通過する。基板の形状は一般には
長方形であるが特に限定するものではなく、そして上記
口には蓋が嵌って取付けられている。該蓋は基板の裏側
に取付けられ、形成したガイドに沿ってスライド可能と
なっていて、口を開閉することが出来る。
【0007】又蓋の裏側にはガイド片が形成され、そし
てガイド片には板バネが取付けられ、この板バネはガイ
ド片の側縁と共にガイドに嵌って該蓋がガタ付かないよ
うにバネ力を付勢し、又口に通過するケーブルの本数に
応じた開口が保てるようにバネ力が付勢される。ところ
で、本発明の基板はローパーティション等のパネル面に
取付けられ、ケーブルをパネル内へ導き入れる口として
機能し、同じくパネル内から外へ導き出す口となる。以
下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る配線ケーブルの取り入れ
基板を示している実施例であり、(a)は正面図、(b)は
底面図、(c)は裏面図を示している。同図から明らかな
ように、基板は横長の長方形板であって、下側には2個
の口1,1が下縁から切欠かれて形成されている。そし
て裏側にはL型断面をして上下に延びるガイド2a,2
b、2a,2bが対を成して設けられている。又、上下
部にはツメ3a,3bが対を成して形成されている。こ
れらツメ3a,3bは基板を取付ける場合に機能する
が、別の取付け方法を採用することも出来る。
【0009】上記ガイド2a,2bは口1の両側であっ
て上方に設けられ、この両ガイド2a,2bには蓋が遊
嵌されて上下動することが出来、ガイド2a,2bに沿
って降下した蓋は口1に嵌って閉じることが出来、ガイ
ド2a,2bに沿って上昇するならば口1を開くことが
出来る。
【0010】図2(a)〜(c)は口1を開閉する蓋4を示
している。蓋4はその上部が円弧をなして口1と同じ形
状であり、その為に口1に嵌ることが出来る。そして蓋
4の裏側には蓋4より幅広のガイド片5が形成され、又
ガイド片5は蓋4の上方へも延びている。さらに、この
ガイド片5の裏面には概略コ型をした板バネ6が取付け
られ、板バネ6の上部がガイド片5に固定されると共
に、下側はフリーとなっていて撓み変形することが出来
る。
【0011】図3は上記図2に示した蓋4を基板8に取
り付けた場合で、基板8の口1が蓋4で閉じられている
状態を示している。ガイド片5の両側はガイド2a,2
bに嵌ると共に、ガイド片5の裏側に取付けられている
板バネ6のバネ片7,7もガイド2a,2bに嵌ってい
る。ガイド片5の厚さは小さくてガイド2a,2bに嵌
ってもガタ付くが、このガタ付きはバネ片7,7のバネ
力によって防止される。すなわち、バネ片7,7は撓み
変形してガイド片5を基板側へ押圧する。
【0012】その結果、口1に嵌って閉じている蓋4は
安定する。図4はこの蓋4を押上げて口1を開いた場合
であり、蓋4は同図に示すような状態で口1を開くこと
が出来る。ところで、口1が蓋4で閉じられている状態
は、蓋4が口1に嵌っている為に、そのまま蓋4を押上
げることは出来ない。そこで、同図のように蓋4を表面
9から押圧することでバネ片7,7を変形してガイド片
5にほぼ密着させ、この状態で押上げる。そこで蓋4は
基板8の裏面10に沿ってスライドし、しかしバネ力が
付勢されている為に落下して口1が塞がることはない。
【0013】従って、上記ガイド2a,2bの溝幅は、
蓋4を表面9から押圧して押上げることで蓋表面9が基
板裏面10に接することが出来る寸法となっている。そ
して蓋4を適当な高さに押上げることで口1の開口度を
調整出来、口1を通過する配線ケーブルの本数や太さに
応じて蓋4の開き度を調整出来る。
【0014】ところで、基板8はローパーティション等
のパネル面に取付けられ、コンセントから導かれる配線
ケーブルを口1からパネル内に収容し、そして他の位置
に取付けられた基板の口1から引出すことが出来る。こ
こで、基板8の形状は必ずしも長方形に限らず、又パネ
ル面への取付け構造も限定しない。そして口1の形状は
図1に示すような下縁から切込んだ形態に限らない。例
えば、基板中央に設けた円形穴とすることも可能であ
り、この円形穴に嵌る円形蓋を取付けることが出来る。
勿論、蓋の開閉構造は上記実施例と同じように構成でき
る。
【0015】図5は本発明の基板を取付けているローパ
ーティションを示している具体例である。同図に示すロ
ーパーティションは、正面パネル11と両仕切りパネル
12,12とでコ型形態を成し、そして正面パネル11
及び仕切りパネル12,12に取着した支持具に載って
デスク天板13が支持されている。デスク天板13には
パソコン等のOA機器14が配置されている。
【0016】本発明の基板8は正面パネル11に取付け
られ、デスク天板13の奥には基板8の他にコンセント
15及び電話コネクタ16が設けられている。そこで床
面17に設けているコンセント18から延びるケーブル
19は正面パネル11の下側に取付けている基板8の口
1からパネル内部に導き入れられる。パネル内部に収容
されたケーブル19はデスク天板13の奥に取付けてい
る基板8の口1から導き出され、OA機器に接続され
る。
【0017】ここで正面パネル11には複数基板8,8
…が取付けられているが、使用されない基板の口1,1
…は蓋4がされて閉じられている。すなわち、口1は開
口状態ではなく、しかも蓋4は口1に嵌っている為に基
板8と同一面となっていて、蓋がされていることは分か
り難く、正面パネル11の外観が損われることがない。
【0018】以上述べたように、本発明の配線ケーブル
の取り入れ基板はケーブルが通過する口を貫通して形成
し、この口には蓋を嵌るように取付けると共に、基板裏
側に設けたガイドに沿って開くことが出来るようにした
ものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明の配線ケーブルの取り入れ基板は
適当な口を有しており、この口にケーブルを通して配線
することが出来る。すなわち、ローパーティション等の
パネル面に該基板を取付けるならば、床面のコンセント
から延びるケーブルを基板の口を通してパネル内へ導き
入れ、そして適当な位置に取付けている基板の口からケ
ーブルを導き出してデスク天板に載っているOA機器に
接続出来る。従って足元にケーブルが煩雑化することは
ない。
【0020】そして、基板の口にケーブルを通さない場
合であれば、蓋によって口は閉ざされ、しかも蓋は口に
嵌ることで同一面に収まり、一見して蓋があることが分
かり難くパネル外観を損うことはない。又、蓋は裏側に
形成したガイド片が基板裏面に設けたガイドに沿って移
動することで口を開閉し、ガイド片には板バネが取付け
られている為に蓋がガタ付くことはなく、口を通過する
ケーブルの本数や太さに応じた開き度に保つことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル取り入れ基板。
【図2】基板の口を開閉する蓋。
【図3】口が蓋で閉じている場合。
【図4】蓋を押上げて口が開いている場合。
【図5】基板を取付けたローパーティション。
【図6】従来のローパーティションの配線状態。
【符号の説明】
1 口 2 ガイド 3 ツメ 4 蓋 5 ガイド片 6 板バネ 7 バネ片 8 基板 9 表面 10 裏面 11 正面パネル 12 仕切りパネル 13 デスク天板 14 OA機器 15 コンセント 16 電話コネクタ 17 床面 18 コンセント 19 ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローパーティション等を構成するパネル
    内にケーブルを配線し、このケーブルを出し入れする為
    にパネル面に取付けた基板において、該基板にはパネル
    内と連通する口を設けると共に裏側にはガイドを有し、
    そして口には蓋が嵌るように取付けられ、蓋の裏側に形
    成しているガイド片は上記ガイドに沿ってスライド可能
    とし、さらにガイド片の裏側には板バネが取付けられ、
    蓋表面を押圧することで板バネが変形し、スライドする
    ならば蓋は基板裏面に沿って口を開くようになることを
    特徴とする配線ケーブルの取り入れ基板。
  2. 【請求項2】 パネルの下側とデスク天板の上側に基板
    を取付け、床面のコンセントから延びるケーブルを下側
    基板の口からパネル内へ導き入れ、上側基板口からケー
    ブルを導き出してデスク天板上のOA機器に接続するよ
    うにしたローパーティションにおいて、該基板にはパネ
    ル内に連通する口を設けると共に裏側にはガイドを有
    し、そして口には蓋が嵌るように取付けられ、蓋の裏側
    に形成しているガイド片は上記ガイドに沿ってスライド
    可能とし、さらにガイド片の裏側には板バネが取付けら
    れ、蓋表面を押圧することで板バネが変形し、スライド
    するならば蓋は基板裏面に沿って口を開くようになるこ
    とを特徴とするローパーティション。
JP2000330273A 2000-10-30 2000-10-30 配線ケーブルの取り入れ基板及び基板を取付けたローパーティション Pending JP2002138610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101099006B1 (ko) 2011-09-29 2011-12-28 주식회사 코아스 슬라이딩 개폐식 전선캡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101099006B1 (ko) 2011-09-29 2011-12-28 주식회사 코아스 슬라이딩 개폐식 전선캡

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