JP3458299B2 - 配線孔のキャップ装置 - Google Patents
配線孔のキャップ装置Info
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Description
の電子機器や電話機や照明灯等に対して、給電したり接
続したりするコード類を通すための配線孔のキャップ装
置に関する。
に設けた配線孔に着脱自在に嵌合され、電気機器に配線
する際には、取り外すようになっている。そのため、取
り外したキャップを別途保管する必要があって面倒であ
り、また紛失する恐れがあった。
が、実公平4−53134号公報、実開平7−3364
号公報等に記載されている。
して、各舌片の外面要所に、直角方向を向く可撓溝を設
け、常時はケーブルダクトを閉じ、電気機器に配線する
時には、舌片を内方へ弾性屈曲させて、生じた開口部よ
りコードを引き出すようになっている。
枢着し、常時は、キャップの他端を配線枠に係止して配
線枠を閉じ、配線する際には、キャップを開いてコード
を挿通させるようになっている。
する際に、ケーブルダクトが十分に開口せず、また不使
用時に開口部を閉塞する際、カバーの下端を机本体に嵌
合する必要があり、手間がかかる。
ップの突起と配線枠の係合孔を弾性係合させるので、確
実に閉塞はされるが、開口するために係合を解除する
際、大きな音を発するとともに、突起が破損することが
あり、また開口すると、キャップは大きく回動するの
で、閉塞する際に手間がかかる。
に開閉することができ、またその際、騒音を発すること
なく、しかも、開口したカバーを、最も好適な位置に自
動的に停止させるようにした、配線孔のキャップ装置を
提供することを目的としている。
課題は、下記のようにして解決される。なお符号は、実
施形態におけるものを、参考のために付してある。 (1) 上板(4)の前側にコード用出入口(5)が設けら
れ、かつ出入口(5)の直下に、平面形が前向コ字形をな
す支持枠(6)が垂設されているキャップ(2)と、各支持
枠(6)の内側の後上部に前方を向けて突設され、かつ高
さ方向の中間部において、後縁より前方へ向かって狭幅
となる枢支溝(8)が切設されている垂直の複数の枢支片
(7)(7)と、前記コード出入口(5)を覆いうる水平の閉
塞板(11)の後端に、キャップ(2)の上板(4)の厚さ分だ
け沈下して後方を向くストッパ(12)を連設し、かつスト
ッパ(12)の下面より後方を向く水平の受圧片(13)を設け
るとともに、受圧片(13)の両側面に側方を向く枢軸(14)
(14)を突設してなるカバー(10)と、各支持枠(6)の後部
における枢支片(7)(7)の間に設けられた前向弾性力を
有する押片(9)とを備え、前記受圧片(13)における枢軸
(14)を、前記枢支片(7)における枢支溝(8)内に嵌合す
るとともに、前記押片(9)を受圧片(13)の後面に弾圧さ
せることにより、受圧片(13)における枢軸(14)を前記枢
支溝(8)の前端に係止させる。
(12)は、開閉位置において、キャップ(2)の一部に当接
して、カバー(10)のそれ以上の回動を阻止するようにな
っている。
バー(10)がコードの出入口(5)に近接した時、カバー(1
0)の回動軸心から受圧片(13)と押片(9)の圧接点までの
間隔が最長となるように、受圧片(13)の後側面の形状
を、後下方へ向かう傾斜面(15)の後端から垂直に下向し
て、前方を向く湾曲面(16)とし、前記傾斜面(15)と湾曲
面(16)の交差する稜線(17)を、前記枢軸(14)の中心より
若干上方で、かつ枢軸(14)の中心より最も離間した位置
としてある。
もので、図5に示すように、事務用机の天板(1)の後端
中央に設けた、図には表れない配線孔に、本発明のキャ
ップ(2)が嵌合されている。キャップ(2)から導出した
コード(3)は、図示しない電気機器に配線されている。
(4)の前側には、左右1対のコード用出入口(5)(5)が
設けられ、上板(4)の下面における各出入口(5)の直下
には、平面形が前向コ字形をなす支持枠(6)が垂設され
ている。
内側の後上部には、前方を向く複数の垂直の枢支片(7)
が突設され、各枢支片(7)の高さ方向の中間部には、後
縁より前方に向かって狭幅となる枢支溝(8)が切設され
ている。
片(7)(7)の間には、弾性材よりなり、かつ前上方を向
く押片(9)の下端が止着されている。
塞板(11)の後端に、上板(4)の厚さ分だけ沈下して後向
を向くストッパ(12)を連設し、かつストッパ(12)の下面
より、後方を向く垂直の受圧片(13)を設けてなり、受圧
片(13)の両側面には、側方を向く枢軸(14)が突設されて
いる。
面は、後下方へ向かう傾斜面(15)の後端から、垂直に下
降して前方を向く湾曲面(16)を連設した形態をなし、傾
斜面(15)と湾曲面(16)の交叉する稜線(17)は、枢軸(14)
より若干上方に位置し、かつ枢軸(14)の中心より最も離
間した位置にある。
(7)の間に嵌合され、その枢軸(14)(14)は、前記枢支溝
(8)の前端に係合している。
い時は、図2に示すように、押片(9)は稜線(17)に圧接
し、その弾性により、受圧片(13)の後部は下方へ押さ
れ、閉塞板(11)はキャップ(2)の上板(4)の下面に当接
して、出入口(5)を閉塞している。
バー(10)の閉塞板(11)を、手指により押し下げれば、図
3に示すように、カバー(10)は押片(9)に抗して下方へ
回動し、出入口(5)は開口させられる。
に従い、押片(9)の圧接位置は湾曲面(16)に沿って移動
して、枢軸(14)の軸線との距離は小となり、押片(9)に
よる付勢力が次第に低下して、カバー(10)はほぼ垂直に
下方を向いて停止する。
コード(3)を抜き去って、手指でカバー(10)の前端を引
き上げれば、押片(9)の付勢により、カバー(10)は、そ
のストッパ(12)が上板(4)に当接するまで上方へ回動し
て、出入口(5)を閉塞する。
4)の軸線より最も離間する稜線(17)に圧接して、大きく
弾性屈撓するので、付勢力が最も強く、カバー(10)の上
に軽量物が乗った位では、カバー(10)が下向回動するこ
とはない。
(1)に対して適用した場合のものであるが、本発明は、
机の後板や側板、あるいは間仕切パネル等にも、効果的
に実施することができる。
果を奏しうる。出入口孔を軽快に開閉することができ、
しかもその際、騒音を発したり部材を損傷したりする恐
れはない。また各部材は一体に連結されているので、一
部の部材が紛失することはない。
圧接しているので、出入口を開口する際カバーの回動速
度が抑制されて、カバーが他部材に衝接して騒音を発し
たり損傷する恐れはなく、しかも開口する際、最も操作
し易い姿勢に容易に停止させることができる。
力を最も強く受けるので、カバー上に物品を乗せても半
開きとなることはなく、また開口時には、カバーの受け
る付勢力が低下するので、カバーを最も閉塞操作し易い
姿勢に停止させることができる。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 上板(4)の前側にコード用出入口(5)が
設けられ、かつ出入口(5)の直下に、平面形が前向コ字
形をなす支持枠(6)が垂設されているキャップ(2)と、 各支持枠(6)の内側の後上部に前方を向けて突設され、
かつ高さ方向の中間部において、後縁より前方へ向かっ
て狭幅となる枢支溝(8)が切設されている垂直の複数の
枢支片(7)(7)と、 前記コード出入口(5)を覆いうる水平の閉塞板(11)の後
端に、キャップ(2)の上板(4)の厚さ分だけ沈下して後
方を向くストッパ(12)を連設し、かつストッパ(12)の下
面より後方を向く水平の受圧片(13)を設けるとともに、
受圧片(13)の両側面に側方を向く枢軸(14)(14)を突設し
てなるカバー(10)と、 各支持枠(6)の後部における枢支片(7)(7)の間に 設け
られた前向弾性力を有する押片(9)とを備え、 前記受圧片(13)における枢軸(14)を、前記枢支片(7)に
おける枢支溝(8)内に嵌合するとともに、前記押片(9)
を受圧片(13)の後面に弾圧させることにより、受圧片(1
3)における枢軸(14)を前記枢支溝(8)の前端に係止させ
たことを特徴とする配線孔のキャップ装置。 - 【請求項2】 前記ストッパ(12)は、開閉位置におい
て、キャップ(2)の一部に当接して、カバー(10)のそれ
以上の回動を阻止するようになっている請求項1記載の
配線孔のキャップ装置。 - 【請求項3】 カバー(10)がコードの出入口(5)に近接
した時、カバー(10)の回動軸心から受圧片(13)と押片
(9)の圧接点までの間隔が最長となるように、受圧片(1
3)の後側面の形状を、後下方へ向かう傾斜面(15)の後端
から垂直に下向して、前方を向く湾曲面(16)とし、前記
傾斜面(15)と湾曲面(16)の交差する稜線(17)を、前記枢
軸(14)の中心より若干上方で、かつ枢軸(14)の中心より
最も離間した位置としてなる請求項1または2記載の配
線孔のキャップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33656795A JP3458299B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 配線孔のキャップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33656795A JP3458299B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 配線孔のキャップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09173157A JPH09173157A (ja) | 1997-07-08 |
JP3458299B2 true JP3458299B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=18300481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33656795A Expired - Fee Related JP3458299B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 配線孔のキャップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458299B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101479102B1 (ko) * | 2014-11-07 | 2015-01-07 | 주식회사 우드메탈 | 배선 통로를 갖는 책상 |
JP6939355B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-09-22 | 株式会社イトーキ | 配線ダクトのカバー装置 |
CN111864660A (zh) * | 2020-06-11 | 2020-10-30 | 安吉县广播电视网络有限公司 | 一种用于电视机顶盒与智慧家居硬件连接装置 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33656795A patent/JP3458299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09173157A (ja) | 1997-07-08 |
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