JP2002138030A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期安定性に優れ、メーキャップを施した顔
の上から塗布してもファンデーションのよれを生じず、
かつ経時でのうるおい感の優れた皮膚化粧料を提供す
る。 【解決手段】 ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸無
機塩、非極性炭化水素油、エステル油および非イオン性
界面活性剤からなるジェル組成物を化粧料全量に対して
0.1〜10.0重量%配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は皮膚化粧料に関し、
特にローションまたはクリームの形態で、メーキャップ
を施したファンデーションの上から使用して肌に潤いを
与える皮膚化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、朝、メーキャップを一度施した女性たちが日中に乾
燥しがちな目元や口元をケアする場合、従来の保湿用化
粧料では、メーキャップを施した顔の上から保湿液を塗
布するとファンデーションがよれてしまうという欠点が
あった。このため、メーキャップを一度全て落とし、次
いで保湿液を顔に塗布した後、再度メーキャップを施す
という手順をとるのが一般的であり、手間がかかり、煩
雑であるという不満があった。このようなことから、メ
ーキャップを施した上からでもファンデーションがよれ
ずに使用できる保湿液の開発が望まれていた。
【0003】本発明は以上述べたような従来の事情に対
処してなされたもので、メーキャップを施した顔の上か
ら塗布して使用することができ、かつ皮膚に対し潤いを
与える安定性に優れた皮膚化粧料を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸無機塩、非極性炭化水素油、エ
ステル油および非イオン性界面活性剤からなるジェル組
成物を化粧料全量に対して0.1〜10.0重量%配合
した皮膚化粧料であって、メーキャップを施したファン
デーションの上から使用することを特徴とする皮膚化粧
料である。
【0005】以下、本発明の構成について説明する。本
発明で使用されるジェル組成物は、ポリアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸無機塩、非極性炭化水素油、エステ
ル油および非イオン性界面活性剤からなるものである。
このジェル組成物を用いた技術としては、このジェル組
成物を増粘剤として化粧料中に配合したものが知られて
いるが(米国特許明細書第5,232,688号参
照)、メーキャップを施した顔の上からの使用専用の皮
膚化粧料として用いたものは知られていない。
【0006】本発明のジェル組成物中、ポリアクリルア
ミドは、分子量1,000〜5,000,000のもの
が使用できる。ポリアクリルアミドの配合量は、ジェル
組成物中、1.0〜50.0重量%が好ましく、特に
3.0〜30.0重量%が好ましい。
【0007】ポリアクリル酸無機塩については、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、
アルミニウム塩、硫酸カリウム塩、硫酸マグネシウム塩
又は硫酸アルミニウム塩が好ましく、特にその中でも、
ナトリウム塩が好ましい。ポリアクリル酸無機塩の配合
量は、ジェル組成物中、1.0〜20.0重量%が好ま
しく、特に3.0〜10.0重量%が好ましい。
【0008】非極性炭化水素油については、例えば、流
動パラフィン、ワセリン、パラフィン、セレシン、マイ
クロクリスタリンワックス、スクワランなどが配合でき
る。これらの中で、特に、C4〜20 の軽質イソパラフィ
ンを使うことが好ましい。炭化水素油の配合量は、1
0.0〜50.0重量%が好ましく、特に20.0〜4
0.0重量%が好ましい。
【0009】エステル油については、例えば、アジピン
酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン
酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−2−ヘキシ
ルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、イ
ソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソ
プロピル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸
オクチルドデシル、イソステアリン酸ブチル、イソステ
アリン酸ヘキシル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシ
ル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソノニ
ル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸−2−
エチルヘキシル、イソパルミチン酸オクチル、2−エチ
ルヘキサン酸イソステアリル、2−エチルヘキサン酸イ
ソステアリル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、
オクタン酸イソセチル、オクタン酸オクチルドデシル、
オレイン酸イソデシル、オレイン酸エチル、オレイン酸
オレイル、オレイン酸デシル、カプリン酸セチル、カプ
リン酸モノグリセリル、コハク酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、サリチル酸オクチル、サリチル酸ミリスチル、ジメ
チルオクタン酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセ
チル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸オクチル、ダ
イマー酸ジイソプロピル、テトライソステアリン酸ペン
タエリスリット、2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリ
ット、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリッ
ト、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステア
リン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸
ポリグリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、ト
リ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリオクタン酸
トリメチロールプロパン、トリ(カプリル・カプリン
酸)グリセリン、パルミチン酸イソステアリル、パルミ
チン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチ
ン酸−2−ヘキシルデシル、ヒドロキシステアリン酸イ
ソステアリル、ヒドロキシステアリン酸イソセチル、ヒ
ドロキシステアリン酸−2−エチルヘキシル、ヒドロキ
システアリン酸オクチルドデシル、ビバリン酸イソステ
アリル、ビバリン酸イソデシル、ビバリン酸−2−オク
チルドデシル、ヒマシ油脂肪酸メチル、プロピオン酸ア
ラキル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イ
ソセチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸
イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリス
チン酸デシル、ミリスチン酸ブチル、ミンク油脂肪酸エ
チル、ラウリン酸イソステアリル、ラウリン酸ヘキシル
等が挙げられる。エステル油の配合量は、ジェル組成物
中、5.0〜40.0%が好ましく、特に好ましい配合
量は10.0〜30.0重量%である。
【0010】非イオン性界面活性剤については、例え
ば、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビ
タンモノオレエート、POEソルビタンテトラオレエー
ト等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POEソル
ビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエー
ト、POEソルビット、ペンタオレエート、POEソル
ビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エ
ステル類、POEグリセリンモノステアレート、POE
グリセリンモノイソステアレート、POEグリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、
POEジオレエート、POEジステアリン酸エチレング
リコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリル
エーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリル
エーテル、POEベへニルエーテル、POE2−オクチ
ルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等
のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニル
エーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノ
ニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエー
テル類、プルロニック等のプルロニック型類、POE・
POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテト
ラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテ
ル、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・P
OPアルキルエーテル類、テトロニック等のテトラPO
E・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノ
イソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステア
レート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノ
イソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレ
イン酸等のPOE硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビッ
トミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノー
ルアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノ
ールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ
糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムアミド
縮合物、トリオレイルリン酸等が挙げられる。これらの
中で、特にPOEC12〜24アルキルエーテルを使うこと
が好ましい。非イオン性界面活性剤の配合量は、ジェル
組成物中、0.1〜20.0重量%が好ましく、特に
0.1〜10.0重量%が好ましい。
【0011】上記組成からなるジェル組成物としては、
例えばセピゲル−502(SEPIGEL−502,S
EPIC社製商品名)が挙げられる。また、ジェル組成
物の皮膚化粧料に対する配合量は、ジェル組成物の効果
を十分発揮するためには、皮膚化粧料全体の0.1〜1
0.0重量%であり、好ましくは、1.0〜5.0重量
%配合するのがよい。0.1重量%未満では、粘度が低
くなってしまい、10.0重量%を越えると、粘度が高
くなり過ぎ、さらには、メーキャップを施した顔に使用
すると、ファンデーションがよれてしまい本発明の機能
を満足しない。
【0012】また、本発明の皮膚化粧料は、二価以上の
水溶性多価アルコールおよび/または非還元糖を組み合
わせて配合したならば、メーキャップを施した顔の上か
ら塗布してもファンデーションがよれず、かつ皮膚に対
し保湿効果を付与する効果を一層高めることができる。
【0013】本発明で用いられる二価以上の水溶性多価
アルコールは、例えば、グリセリン、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、1,2−プロピレングリ
コール、1,3−プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトー
ル、マンニトール、1,2−ペンタンジオール、2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、1,2,3−ブタン
トリオール、1,2,4−ブタントリオール、へキシレ
ングリコール、イソプレングリコール等が挙げられる。
【0014】本発明に用いられる二価以上の多価アルコ
ールの配合量は、0.1〜5.0重量%が好ましく、更
に好ましくは0.5〜3.0重量%である。0.1重量
%より少ないと、塗布時の伸び、保湿効果の点で不足す
る場合があり、5.0重量%を越えるとメーキャップし
たファンデーションのよれを生じるので好ましくない。
【0015】また本願の第2の発明によれば、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸無機塩、非極性炭化水素
油、エステル油および非イオン性界面活性剤からなるジ
ェル組成物を化粧料全量に対して0.1〜10.0重量
%と、非還元糖とを配合したことを特徴とする皮膚化粧
料が提供される。
【0016】ここで、上記第2の発明によれば、ファン
デーションの上から使用する皮膚化粧料に限定されず、
保湿効果を有する基礎化粧料や下地化粧料、あるいはフ
ァンデーションとしての使用も可能である。
【0017】上記発明に用いられる非還元糖は、例え
ば、トレハロース、エリスリトール、マルチトール、キ
シリトール、ソルビトール等が挙げられる。還元糖では
安定性の点で問題を生じるため好ましくない。
【0018】本発明に用いられる非還元糖の配合量は、
0.1〜10.0重量%が好ましく、更に0.5〜5.
0重量%が好ましい。0.1重量%より少ないと、本発
明の効果である保湿効果が十分に得られない場合があ
り、10.0重量%を越えると使用性の面で重さ、べた
つきを生じるようになり好ましくない。
【0019】本発明の皮膚化粧料には、上記の必須構成
成分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的質的範囲内で、油脂類、ロウ類、脂肪酸類、アルコー
ル類、エステル類、シリコーン油、保湿剤、紫外線吸収
剤、紫外線散乱剤、メチルセルロースなどの増粘剤、界
面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、消炎剤、ビタミン、ホ
ルモンなどの薬剤、香料などの通常化粧品に配合される
他の成分を配合することが可能である。
【0020】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明は以下の実施例のみに限定されるもの
ではないことは言うまでもない。配合量は、全て重量%
である。
【0021】実施例1〜6,比較例1〜4 次の表1,表2に示すような配合処方により、以下の方
法で皮膚化粧料を調製した。ここで、セピゲル−502
(SEPIGEL−502;Sepic,Inc.,Fairfield,New
Jersey)とは、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸
ナトリウム、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソル
ビタン、C13〜C14イソパラフィン、イソステアリン酸
イソステアリル、精製水の6成分からなるものである。
得られた皮膚化粧料について、安定性試験および効果試
験を以下の方法で評価した。その結果を併せて表1,表
2に示す。
【0022】(製法)主釜にセピゲル−502を除く成
分を順次溶解し、最後にセピゲル−502を添加し、高
速ミキサーにて均一に混合する。脱泡・濾過し、皮膚化
粧料とする。
【0023】(安定性試験)50℃の恒温室における安
定性の評価を行った。 ◎:3ケ月間以上分離・離しょうすることなく安定であ
った。 ○:1ケ月間以上分離・離しょうすることなく安定であ
った。 △:2週間以上分離・離しょうすることなく安定であっ
た。 ×:分離・離しょうすることなく安定であるのが2週間
未満だった。
【0024】(使用性試験)美容技術者20名の顔全体
にまんべんなく各タイプのファンデーションを塗ってお
き、次いで得られた皮膚化粧料を塗布し、塗布時のファ
ンデーションのよれおよび塗布2時間後のうるおい感に
ついて、自己申告によって評価した。
【0025】(判定基準) 1.塗布時のファンデーションのよれ ◎:美容技術者の80%以上がファンデーションがよれ
ないと答えた。 ○:美容技術者の60%以上,80%未満がファンデー
ションがよれないと答えた。 △:美容技術者の40%以上,60%未満がファンデー
ションがよれないと答えた。 ×:美容技術者の40%未満がファンデーションがよれ
ないと答えた。
【0026】2.塗布2時間後のうるおい感 ◎:美容技術者の80%以上がうるおい感があると答え
た。 ○:美容技術者の60%以上,80%未満がうるおい感
があると答えた。 △:美容技術者の40%以上,60%未満がうるおい感
があると答えた。 ×:美容技術者の40%未満がうるおい感があると答え
た。
【0027】
【表1】 ─────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 6 ─────────────────────────────── 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 エタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 セピゲル−502 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 キサンタンガム − − − − − − ヒドロキシエチルセルロース − − − − − − メチルセルロース − − − − − − 1,3−ブチレングリコール − − 1.0 − − − トレハロース − − − 1.0 − 0.5 エリスリトール − − − − 1.0 0.5 マルトース 1.0 0.5 − − − − ラクトース − 0.5 − − − − カルボキシビニルポリマー 0.1 0.1 − 0.1 0.1 0.1 ─────────────────────────────── 安定性 △ △ ◎ ◎ ◎ ◎ 塗布時のファンデー ションのよれ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 塗布2時間後 のうるおい感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ───────────────────────────────
【0028】
【表2】
【0029】表1,表2から明らかなように、本発明品
は安定性・塗布時のファンデーションのよれ、塗布2時
間後のうるおい感についていずれも優れたものである。
【0030】 (製法)主釜にセピゲル−502を除く成分を順次溶解
し、最後にセピゲル−502を添加し、高速ミキサーに
て均一に混合する。脱泡・濾過し、皮膚化粧料とする。
得られた皮膚化粧料は、安定性に優れ、塗布時のファン
デーションのよれがなく、かつうるおい感のあるもので
あった。
【0031】 実施例8 皮膚化粧料 配合量(%) (1)精製水 残部 (2)エタノール 4.0 (3)セピゲルー502 3.0 (4)ソルビトール 3.0 (5)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.5 (6)キサンタンガム 0.3 (製法)主釜にセピゲル−502を除く成分を順次溶解
し、最後にセピゲル−502を添加し、高速ミキサーに
て均一に混合する。脱泡・濾過し、皮膚化粧料とする。
得られた皮膚化粧料は、安定性に優れ、塗布時のファン
デーションのよれがなく、かつうるおい感のあるもので
あった。
【0032】 実施例9 皮膚化粧料(水分補給・保湿用ジェル) 配合量(%) (1)ジプロピレングリコール 7.0 (2)ポリエチレングリコール1500 8.0 (3)カルボキシビニルポリマー 0.2 (4)セピゲル−502 5.0 (5)トレハロース 1.0 (6)ポリオキシエチレン(15) オレイルアルコールエーテル 5.0 (7)水酸化カルシウム 0.05 (8)パラベン 0.1 (9)エデト酸塩 0.03 (10)香料 0.1 (11)褐色防止剤 適量 (12)色剤 適量 (13)精製水 残部 (製法)(13)に、(3)、(5)を溶解の後、(4)を添加す
る。次いで、(2)、(9)、(12)を添加する。(1)に(6)を加
え、50〜55℃で加熱溶解し、これに(8)、(10)を加
える。先に調製した水相を撹拌しながらこれを徐々に添
加する。最後にアルカリ水溶液を添加し、中和のため十
分に撹拌する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚化粧
料は、長期安定性に優れ、メーキャップを施した顔の上
から塗布してもファンデーションのよれを生じず、かつ
経時でのうるおい感の優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 富幸 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AC011 AC102 AC111 AC132 AC152 AC182 AC331 AC342 AC482 AC532 AD042 AD071 AD091 AD092 AD112 AD211 AD212 AD352 BB04 CC03 CC04 CC05 DD41 EE12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸無
    機塩、非極性炭化水素油、エステル油および非イオン性
    界面活性剤からなるジェル組成物を化粧料全量に対して
    0.1〜10.0重量%配合した皮膚化粧料であって、
    メーキャップを施したファンデーションの上から使用す
    ることを特徴とする皮膚化粧料。
  2. 【請求項2】 二価以上の水溶性多価アルコールがさら
    に配合されている請求項1記載の皮膚化粧料。
  3. 【請求項3】 ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸無
    機塩、非極性炭化水素油、エステル油および非イオン性
    界面活性剤からなるジェル組成物を化粧料全量に対して
    0.1〜10.0重量%と、非還元糖とを配合したこと
    を特徴とする皮膚化粧料。
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