JP2002137869A - フランジボビン用タレット型巻取装置 - Google Patents

フランジボビン用タレット型巻取装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジボビン用タレット型巻取装置におい
て、満巻のボビンを脱着位置へ移動し、空ボビンを巻取
位置へ移動させながら、線条体の切断と巻き始め部分の
チャッキングを自動的に行なう。 【解決手段】フランジボビン3のフランジ3bの外側面
から巻芯部3aにわたって把持穴8をあけ、モータ軸4
と一体の円板5に線条把持手段6を設ける。この手段6
は、スライダ11と一体のチャック片31と円板5と一
体の受け部32を備え、スライダ11はピストン12に
作用する空気圧で作動し、受け部32は切断用の刃と把
持用の押さえ部分を備える。空ボビンが位置Aにきたと
き、ガイドローラ48によって線条体Yを通常のトラバ
ース幅T1 よりシフト幅T2 だけ余分にシフトさせてフ
ランジ3bに密着させ、線条体Yの内側に線条把持手段
6が接する状態でピストン12を作動させ、チャック片
31によって線条体Yを受け部32に押し付けて満巻側
を切断し、空ボビン側を把持して巻き始める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバー、糸
類などの線条体を、線条体同士の摩擦による擦れ傷を生
じさせることなく、又はフランジボビンに設けた巻始め
把持部と摩擦して傷を生じさせることがない、安全且つ
自動的に連続して巻き取ることができるタレット型巻取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タレット盤に複数のフランジボビンを装
着し、これらに線条体を連続して巻取る装置において
は、線条体の巻始め端部を把持するする手段として、フ
ランジの巻芯部側に渓谷形溝を設けたり、フランジの外
周にスリットを設けて線条体の端部を把持するものが知
られている(実用新案登録第2537184号公報)。
【0003】しかし、前記装置では、線条体の始端を把
持させるとき手作業で扱うため、渓谷形溝やスリットの
鋭利な縁部に手が触れたり、線条体の鋭利な切断端部に
手が触れるおそれがある。また前記の渓谷形溝を設けた
ものは、その縁部で後続する部分に傷が発生するおそれ
があり、スリットで把持させるものは、線条体の、スリ
ットの内端部から巻芯部までフランジ内側面に沿って張
り渡された部分と、巻芯部に巻かれる部分が略直角に交
差するため、巻き付け時に両部分に摩擦が生じて傷が発
生する原因となる。このため、特に光ファイバーのよう
に、表面の傷が致命的になるものに使用するのは好まし
くない。更に、フランジにスリットを設けるものは、ス
リットによるフランジの強度低下を補償するためにフラ
ンジを厚くする必要があり、重量が増加する不都合があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、線条体の巻
き始め部分をフランジボビンの巻芯部に自動的に把持さ
せることができ、且つ線条体の表面に傷を付けないで巻
き取る装置を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段のうち請求項1の手段は、互いに軸線を平行させ
てタレット盤に配設した少なくとも一対のスピンドルに
よりフランジボビンをそれぞれ保持し、前記タレット盤
の回転によってスピンドル上の各フランジボビンを、ト
ラバース手段に対向する巻取位置と待機位置との間で順
次位置を転換させ、巻取位置でフランジボビンの巻芯部
外周に線条体を巻き取るタレット型巻取装置において、
前記フランジボビンに、フランジ部の外側面から巻芯部
外周にわたる把持穴を設け、スピンドルにフランジボビ
ンを装着した状態で把持穴に臨む位置に、スピンドルと
一体の部材に設けた受け部と、外向きのチャック片をも
ち把持穴内で進退して線条体を受け部に向けて押し付け
るスライダとからなる線条把持手段を設けたことを特徴
とする。
【0006】この手段によれば、線条体の把持が線条把
持手段によって自動的に行なわれる。また線条体を巻芯
部に設けた把持穴内で把持するので、把持に続いて巻か
れる部分は、把持された巻き始め部分に巻き重なるだけ
であり、巻き付け時に摩擦が生じることはなく傷は発生
しない。
【0007】また請求項2の手段は、請求項1におい
て、前記タレット盤に保持された複数のフランジボビン
の内、空ボビンが巻取位置に到達し、満巻ボビンが待機
位置に到達し、且つ空ボビンの巻芯部の周速が線条体の
巻取速度にほぼ到達し、線条把持手段が線条体に内接す
る位置に来たとき、この線条把持手段が把持動作を行な
うようにしたことを特徴とする。この手段によれば、線
条体と線条把持手段の速度が同期するから、線条体の表
面に傷が付くことが防止され、線条体が撓んだり過度の
張力が作用するのが防止される。
【0008】請求項3の手段は、請求項1又は2におい
て、線条把持手段の受け部における線条体の流れの下流
側の位置にカッタを有し、受け部とチャック片で線条体
を把持すると共に線条体の下流側を切断するようにした
ことを特徴とする。この手段によれば、線条体の巻き終
わり部分の切断と巻き始め部分の把持が同時に行なわれ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1は回転自在に支
持されたタレット盤であり、その背後の直径線上にモー
タM1 ,M2 が取り付けられ、このモータM1 ,M2 の
軸4にスピンドル2a,2bが連設され、これにフラン
ジボビン3、3が嵌められ、後述するトラバース装置T
に近い位置にあるフランジボビン3を回転して線条体Y
を巻き取る。モータM1 とM2 、スピンドル2aと2b
及びこれらに付属する部材は、同一構造であって、タレ
ット盤1に180°位相を変えて設けてあり、巻取りを
する位置Aと、ボビンの脱着及び待機をする位置Bにあ
る点に違いがあるだけであるから、モータM1 、M2 、
スピンドル2a、2b以外の同一構造の部材について
は、原則として一方の部材のみに符号を付し、他方の部
材の符号の図示は省略する。
【0010】スピンドル2a,2bと一体のモータ軸4
には円板5が固定され、これに線条把持手段6とボビン
回り止めのピン7が設けられる。フランジボビン3は、
直径が50〜100mmの巻芯部3aの両端に外径が2
00〜300mmのフランジ部3bを合成樹脂で一体に
形成したものであり、円板5側を向くフランジボビン3
の外側面には、線条把持手段6に対向して把持穴8とピ
ン穴9が開けられている。把持穴8は、フランジ部3b
の外側面から内側面を越え巻芯部3aの周面の一部にわ
たって開けられている。線条把持手段6は、シリンダー
10、スライダ11と一体のピストン12、バネ13
と、把持のための後記する機構を備えており、円板5に
おけるこれと直径方向反対側にバランスウエイト14が
設けられている。
【0011】タレット盤1は、機枠15の段部15aに
設けた4個のローラ16(図2)で支持されるが、背後
に延長した支持部1aも図外の軸受で支持されている。
支持部1aの端部にはギヤ17が固定され、モータM3
で駆動されるピニオン18を介して減速駆動される。ギ
ヤ17、支持部1a、モータM1 、M2 中には通路1
9、20が穿設されてパイプ21、回転継ぎ手22で接
続され、通路19のギヤ17側の部分は、回転継ぎ手2
3、パイプ24、電磁切替弁25を介して空圧源26に
接続されており、通路20の終端は、パイプ20a(図
3)でシリンダー10におけるバネ13と反対側の部分
に接続され、バネ13の弾力に打ち勝つ空気圧でピスト
ンを移動させるようになっている。
【0012】図3は線条把持手段6の詳細図で、スピン
ドル2a,2bと一体の部材である円板5、5には、リ
ニアブッシュ27を挿入したハウジング28がネジ28
aで固定され、更にネジ28bで中間筒29が固定され
てシリンダー10が接続されている。リニアブッシュ2
7内には、前記スライダ11が挿入され、このスライダ
11の前部にはコ字形の凹部30が形成されて前端がチ
ャック片31となっており、スライダ11の後部にはピ
ストンロッド10aがネジ止めされている。
【0013】ハウジング28の左端の段穴内には、スト
ッパ板34とカッタホルダ35がネジ36で固定され、
カッタホルダ35の一部分は前記凹部30内に伸び、こ
の部分に図4に示す横方向の長さが異なる3枚の刃37
a,37b,37cを重ねた段付きのカッタ37がネジ
38で固定されており、これらによって線条把持手段6
の受け部32を構成し、前記チャック片31と共同して
線条体Yを切断し把持する。
【0014】図1において、タレット盤1には光電式の
回転センサ40が固定され、モータ軸4に、回転センサ
40を横切って回転するスリット付き円板41が固定さ
れ、フランジボビン3の回転位相及び回転周期が検出さ
れる。またタレット盤1の裏側には、その回転位相を検
出するためにカム42が突設され、これと共同する定点
リミットスイッチ43が機枠15に設置されている。
【0015】トラバース装置Tは、モータM4 で駆動さ
れるボールネジ45と直線運動するボールナット46を
備え、ボールナット46から伸びるスライドロッド47
にガイドローラ48が固定されている。49、50は、
ボールナット45の定点45aの位置を検出するための
光電式のセンサで、センサ49によってトラバース幅の
原点が設定され、センサ50によってボールナット45
が原点位置を越えてシフト位置に移動したことを検出す
る。モータM4 は、図外の制御装置で制御され、スピン
ドル2a,2b駆動用のモータM1 ,M2 と所定比率を
保って正逆回転してガイドローラ48を所定のトラバー
ス幅T1 で往復運動させる。そして満巻ボビンから空ボ
ビンへの線条体Yの掛け替え時には、ガイドローラ48
を通常のトラバース幅T1 を越えて、約5mmのシフト
幅T2 だけフランジ部3bの内側面から外側へシフトさ
せ、線条体Yをフランジ部3bの内側面に沿わせてから
チャック片31を作動させて線条体Yを把持する。
【0016】図3に示すようにチャック片31は、常時
はバネ13の弾力で押されてカッタ37の刃先との間に
隙間W1 があり、フランジ部3bの内側面との間に隙間
W2がある。隙間W2 は、線条体Yの直径よりやや大き
く、隙間W1 は、チャック片31が仮想線で示すように
カッタ37の刃先に当接したとき、チャック片31の左
端がフランジ部3bの厚さ内に納まる広さとされる。し
たがって線条体Yは、隙間W2 内に入り込むことがで
き、入り込んだ状態でシリンダ10に空気圧を導入する
と、チャック片31は、矢印V方向に移動して線条体Y
を切断すると共に把持し、フランジ部3bの下に隠れる
から、続いて巻き付けられる線条体Yと干渉することが
ない。
【0017】図2において、線条体Yは、ダンサーロー
ラ51とガイドローラ48を経て位置Aにあるフランジ
ボビン3に巻き取られ、満巻になるとタレット盤1は矢
印X方向に回転して位置Bに移動し、位置Aにあるスピ
ンドル2aに嵌めた空ボビン3に巻き取られることにな
るが、まず、空ボビン3が位置Aに近付くと、巻芯部3
aの周速が線条体Yの巻取速度に一致するようにモータ
M1 が増速され、巻付け角度範囲θ1 内でチャック片3
1によって把持される。θ2 は動作遅れ角度で、電磁弁
24に指令した後チャック片31が移動するまでの時間
に相当する。把持後は通常の巻取速度を保って回転し、
巻き層が5〜10mm形成されたとき電磁弁25が開い
てチャック片31は復元可能になる。更に通常の巻取速
度で回転を続けて満巻状態になると、ボビンは位置Bま
で公転し、同位置に到達したときは、位置Aにある空ボ
ビンの切替動作中は巻取速度に見合う回転速度で線条体
Yを巻き続け、切替動作が完了した時点で満巻ボビンの
回転を停止させる。
【0018】なお、前記モータM1,M2 としては、可変
速モータ又はトルクモータを使用でき、また一個のモー
タを使用してタイミングベルトとクラッチ機構を介して
並列的に駆動し、クラッチを電磁クラッチとして外部か
ら電気的に制御するか、又はタレット盤の回転に連動さ
せて機械的に断続又は加減速をコントロールすることも
可能である。
【0019】次に前記装置の作用を順を追って説明す
る。まず、図1、2に示すように一方のスピンドル2b
に担持されたフランジボビン3が満巻状態になり、タレ
ット盤1がモータM3 の作用で回転し、満巻ボビンが位
置Bに公転移動し、且つスピンドル2aに担持された空
ボビン3が巻取位置Aに向かって公転移動しているとき
は、トラバース装置TのモータM4 が動作し、ガイドロ
ーラ48を通常のトラバース幅の原点方向に移動させ、
空ボビンが巻取位置Aに到達する直前には、ガイドロー
ラ48を、通常のトラバース幅T1 を約5mmのシフト
幅T2 だけ越えて図1の仮想線位置までシフトして待機
させ、線条体Yを空ボビンのフランジ3bの内側面に沿
わせて隙間W2 内に進入可能の位置に誘導すると共に、
モータM1を増速させて巻芯部3aの周速度を線条体Y
の巻取速度とほぼ等しくなるように制御する。
【0020】そしてタレット盤1の回転が進み、リミッ
トスイッチ43が空ボビン3が位置Aに到達したことを
検知すると、電磁弁25が作動し、二つの線条把持手段
6のシリンダー10、10に同時に圧縮空気が送り込ま
れ、チャック片31が図3の矢印V方向に移動し、満巻
ボビンから空ボビンにわたる線条体Yを加圧してカッタ
37の最長の刃37aで切断し、短い刃37b,37c
で上流側部分を巻き始め部分としてチャッキングし把持
する。このとき位置BにあるモータM2 は停止する。そ
してトラバース装置TのモータM4 が動作してガイドロ
ーラ48を通常のトラバース幅T1 内に戻してトラバー
スさせ、通常の巻取速度で回転しているモータM1 によ
って巻取りが始まり、前記のように巻層が5〜10mm
になったとき電磁弁25が開いてチャッキング作用を解
除する。位置Bにある満巻ボビンにおいてもチャック片
31は同じく解除の動作をし、スピンドル2bからの抜
き取りを可能にする。
【0021】なお、前記の装置において、カッタ37に
替えて、切り込みが浅いか又は切り込みができないチャ
ッキング用部材を用いて、チャッキング点の回転と満巻
きボビンの回転によって、両ボビン3、3間で線条体Y
に張力を作用させて切断するようにしてもよく、また両
ボビン3、3間に別の切断機構を設けて切断してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1の手段によれば、線条体の巻始め部分をフランジボビ
ンに把持させる作業が、スピンドルと一体回転するよう
に設けた線条把持手段によって自動的に行なわれるの
で、人手を煩わすことなく安全で迅速になされ、且つこ
の巻始め部分を巻芯部に設けた把持穴内で把持するの
で、線条体がフランジ内側面に沿って張り渡されること
はなく、把持部近傍の線条体と続いて巻かれる線条体と
の間で、摩擦による傷が発生することは有り得ないとい
う効果がある。
【0023】また請求項2の手段によれば、線条体と線
条把持手段の速度が同期するから、線条体の表面に傷が
付くことが防止され、線条体が撓んだり過度の張力が作
用するのが防止される効果があり、請求項3の手段によ
れば、線条体の巻き終わり部分の切断と巻き始め部分の
把持が同時に行なわれ、巻取りの切り替えが迅速、円滑
になされる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタレット型巻取装置の一例を示す概
要図
【図2】 同装置の正面図
【図3】 線条把持手段の詳細図
【図4】 線条把持手段の受け部の詳細図
【符号の説明】
1 タレット 2a,2b スピンドル 3 フランジボビン 3a 巻芯部 3b フランジ 4 モータ軸 5 円板 6 線条把持手段 8 把持穴 10 シリンダ 11 スライダ 12 ピストン 13 バネ 26 空圧源 31 チャック片 32 受け部 37 カッタ 48 ガイドロー
ラ M1〜M4 モータ T トラ
バース装置 Y 線条体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに軸線を平行させてタレット盤に配
    設した少なくとも一対のスピンドルによりフランジボビ
    ンをそれぞれ保持し、前記タレット盤の回転によってス
    ピンドル上の各フランジボビンを、トラバース手段に対
    向する巻取位置と待機位置との間で順次位置を転換さ
    せ、巻取位置でフランジボビンの巻芯部外周に線条体を
    巻き取るタレット型巻取装置において、前記フランジボ
    ビンに、フランジ部の外側面から巻芯部外周にわたる把
    持穴を設け、スピンドルにフランジボビンを装着した状
    態で把持穴に臨む位置に、スピンドルと一体の部材に設
    けた受け部と、外向きのチャック片をもち把持穴内で進
    退して線条体を受け部に向けて押し付けるスライダとか
    らなる線条把持手段を設けたことを特徴とする、フラン
    ジボビン用タレット型巻取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記タレット盤に保
    持された複数のフランジボビンの内、空ボビンが巻取位
    置に到達し、満巻ボビンが待機位置に到達し、且つ空ボ
    ビンの巻芯部の周速が線条体の巻取速度にほぼ到達し、
    線条把持手段が線条体に内接する位置に来たとき、この
    線条把持手段が把持動作を行なうようにしたことを特徴
    とする、フランジボビン用タレット型巻取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、線条把持手段
    の受け部における線条体の流れの下流側の位置にカッタ
    を有し、受け部とチャック片で線条体を把持すると共に
    線条体の下流側をカッタで切断するようにしたことを特
    徴とする、フランジボビン用タレット型巻取装置。
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