JP2002137249A - 部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型 - Google Patents
部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型Info
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- JP2002137249A JP2002137249A JP2000339415A JP2000339415A JP2002137249A JP 2002137249 A JP2002137249 A JP 2002137249A JP 2000339415 A JP2000339415 A JP 2000339415A JP 2000339415 A JP2000339415 A JP 2000339415A JP 2002137249 A JP2002137249 A JP 2002137249A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂成形体の表面の一部に表皮を一体貼着し
てなる部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用
金型において、表皮のセット作業を手作業で精度良く行
なうことにより、従来の高価な表皮セット用ロボットを
廃止する。 【解決手段】 モールドプレス成形用下型40の表皮セ
ットエリアAに精度良く表皮12をセットするために、
表皮セットエリアAの縁部に沿って複数のクランプ機構
60と、ガイド用フロートピン70を配置し、表皮12
の取付用耳片12aをクランプ機構60のクランプ駒6
1の溝部64に挿入し、かつ表皮12の縁部を上下動可
能なガイド用フロートピン70の切欠き76に突き当
て、手作業での表皮12のセット作業性を高める。ある
いは、表皮セットエリアAの内部に複数のクランプ用フ
ロートピン80,90を上下動可能に設け、クランプ用
フロートピン80,90と金型型面との間で表皮12を
クランプ状に保持して、モールドプレス成形時における
表皮12の位置ズレを解消する。
てなる部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用
金型において、表皮のセット作業を手作業で精度良く行
なうことにより、従来の高価な表皮セット用ロボットを
廃止する。 【解決手段】 モールドプレス成形用下型40の表皮セ
ットエリアAに精度良く表皮12をセットするために、
表皮セットエリアAの縁部に沿って複数のクランプ機構
60と、ガイド用フロートピン70を配置し、表皮12
の取付用耳片12aをクランプ機構60のクランプ駒6
1の溝部64に挿入し、かつ表皮12の縁部を上下動可
能なガイド用フロートピン70の切欠き76に突き当
て、手作業での表皮12のセット作業性を高める。ある
いは、表皮セットエリアAの内部に複数のクランプ用フ
ロートピン80,90を上下動可能に設け、クランプ用
フロートピン80,90と金型型面との間で表皮12を
クランプ状に保持して、モールドプレス成形時における
表皮12の位置ズレを解消する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樹脂成形体の表
面の一部に表皮を貼着してなる部分表皮貼り樹脂成形体
の成形方法並びに成形用金型に係り、特に、表皮の位置
決め作業を簡単かつ精度良く行なえる部分表皮貼り樹脂
成形体の成形方法並びに成形用金型に関する。
面の一部に表皮を貼着してなる部分表皮貼り樹脂成形体
の成形方法並びに成形用金型に係り、特に、表皮の位置
決め作業を簡単かつ精度良く行なえる部分表皮貼り樹脂
成形体の成形方法並びに成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は車体のドアパネルに内装される
自動車用ドアトリム1を示すもので、樹脂成形体からな
るドアトリム本体2の表面中接部分にクロス等の表皮3
が一体貼着されている。
自動車用ドアトリム1を示すもので、樹脂成形体からな
るドアトリム本体2の表面中接部分にクロス等の表皮3
が一体貼着されている。
【0003】そして、上記自動車用ドアトリム1の成形
方法としては、ドアトリム1が量産部品であることか
ら、図18に示すモールドプレス成形工法が多用されて
いる。
方法としては、ドアトリム1が量産部品であることか
ら、図18に示すモールドプレス成形工法が多用されて
いる。
【0004】すなわち、モールドプレス成形装置は、所
定ストローク上下動可能なモールドプレス成形用上型4
と、この上型4と同一の型面を備えたモールドプレス成
形用下型5と、モールドプレス成形用下型5のマニホー
ルド5a、ゲート5bに溶融樹脂を供給する射出成形機
(図示せず)とから構成されており、図示するように、
モールドプレス成形用下型5の型面の一部に表皮3を予
めセットしておく。
定ストローク上下動可能なモールドプレス成形用上型4
と、この上型4と同一の型面を備えたモールドプレス成
形用下型5と、モールドプレス成形用下型5のマニホー
ルド5a、ゲート5bに溶融樹脂を供給する射出成形機
(図示せず)とから構成されており、図示するように、
モールドプレス成形用下型5の型面の一部に表皮3を予
めセットしておく。
【0005】ところで、樹脂成形体の全面に表皮を貼着
する場合には、表皮セット時の位置ズレは、表皮周縁の
巻き込みシロ寸法により吸収できるものの、図17に示
す部分表皮貼り構成のドアトリム1の場合には、精度良
く表皮3を位置決めした後、樹脂成形体2と一体化する
必要がある。
する場合には、表皮セット時の位置ズレは、表皮周縁の
巻き込みシロ寸法により吸収できるものの、図17に示
す部分表皮貼り構成のドアトリム1の場合には、精度良
く表皮3を位置決めした後、樹脂成形体2と一体化する
必要がある。
【0006】そのため、図19に示すように、モールド
プレス成形用下型5に上下動可能な表皮セットコマ6が
収容設置されており、表皮セットコマ6を上昇させた
(鎖線で示す)状態で表皮3の取付用耳片3aを下型5
に挟み込み、その後、表皮セットコマ6をシリンダ6a
を動作させて下降操作し、下型5と表皮セットコマ6に
より取付用耳片3aを挟み込んだ状態でモールドプレス
成形を行ない、樹脂成形体2と表皮3との一体成形を行
なっている。
プレス成形用下型5に上下動可能な表皮セットコマ6が
収容設置されており、表皮セットコマ6を上昇させた
(鎖線で示す)状態で表皮3の取付用耳片3aを下型5
に挟み込み、その後、表皮セットコマ6をシリンダ6a
を動作させて下降操作し、下型5と表皮セットコマ6に
より取付用耳片3aを挟み込んだ状態でモールドプレス
成形を行ない、樹脂成形体2と表皮3との一体成形を行
なっている。
【0007】そして、表皮3のセット位置にばらつきが
生じれば致命的であるため、従来では表皮セット用ロボ
ットを使用した表皮3のセット作業が不可欠となってい
た。
生じれば致命的であるため、従来では表皮セット用ロボ
ットを使用した表皮3のセット作業が不可欠となってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の部
分表皮貼り樹脂成形体においては、表皮3のセット位置
にばらつきが生じることは致命的な欠陥であったため、
表皮3のセット作業は手作業で行なうことができず、ロ
ボットを使用して行なっており、設備費用が嵩むととも
に、セット時間も20〜30秒とタクトが長くなり、生
産性の低下をもたらすという欠点が指摘されていた。
分表皮貼り樹脂成形体においては、表皮3のセット位置
にばらつきが生じることは致命的な欠陥であったため、
表皮3のセット作業は手作業で行なうことができず、ロ
ボットを使用して行なっており、設備費用が嵩むととも
に、セット時間も20〜30秒とタクトが長くなり、生
産性の低下をもたらすという欠点が指摘されていた。
【0009】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、部分表皮貼り樹脂成形体の成形
方法並びに成形用金型において、表皮のセット作業を簡
単かつ精度良く行なうことができる部分表皮貼り樹脂成
形体の成形方法並びに成形用金型を提供することを目的
としている。
ためになされたもので、部分表皮貼り樹脂成形体の成形
方法並びに成形用金型において、表皮のセット作業を簡
単かつ精度良く行なうことができる部分表皮貼り樹脂成
形体の成形方法並びに成形用金型を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、モールドプレス成
形用下型の表皮セットエリアの縁部に上下動可能に設け
られているクランプ機構を利用して、表皮をモールドプ
レス成形用下型の表皮セットエリアに位置決めした後、
モールドプレス成形用上下型の製品キャビティ内に溶融
樹脂を供給し、モールドプレス成形用上下型の型締めに
より樹脂成形体を所要形状に成形するとともに、この樹
脂成形体の表面の一部に表皮を一体貼着する部分表皮貼
り樹脂成形体の成形方法において、前記モールドプレス
成形用下型における表皮セットエリア縁部に沿って上下
動可能なガイド用フロートピンが複数箇所に設けられて
おり、このガイド用フロートピンに表皮の縁部を突き当
てガイドして、表皮の位置決めを行ない、モールドプレ
ス成形時には、溶融樹脂の樹脂圧によりガイド用フロー
トピンがモールドプレス成形用下型内に埋没して、下型
の型面を構成することにより、樹脂成形体の表面の一部
に表皮を一体貼着することを特徴とする。
に、本願の請求項1に記載の発明は、モールドプレス成
形用下型の表皮セットエリアの縁部に上下動可能に設け
られているクランプ機構を利用して、表皮をモールドプ
レス成形用下型の表皮セットエリアに位置決めした後、
モールドプレス成形用上下型の製品キャビティ内に溶融
樹脂を供給し、モールドプレス成形用上下型の型締めに
より樹脂成形体を所要形状に成形するとともに、この樹
脂成形体の表面の一部に表皮を一体貼着する部分表皮貼
り樹脂成形体の成形方法において、前記モールドプレス
成形用下型における表皮セットエリア縁部に沿って上下
動可能なガイド用フロートピンが複数箇所に設けられて
おり、このガイド用フロートピンに表皮の縁部を突き当
てガイドして、表皮の位置決めを行ない、モールドプレ
ス成形時には、溶融樹脂の樹脂圧によりガイド用フロー
トピンがモールドプレス成形用下型内に埋没して、下型
の型面を構成することにより、樹脂成形体の表面の一部
に表皮を一体貼着することを特徴とする。
【0011】ここで、溶融樹脂は、PP樹脂、タルク等
のフィラーを混入したPP樹脂、ABS樹脂等の汎用の
熱可塑性合成樹脂が使用でき、表皮としては、クロス等
の布地シートや、樹脂シート、又は、布地シートや樹脂
シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリウレタンフ
ォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート等が使
用でき、表面風合いに優れ、溶融樹脂が表面側に染み出
さない材質のものが適している。
のフィラーを混入したPP樹脂、ABS樹脂等の汎用の
熱可塑性合成樹脂が使用でき、表皮としては、クロス等
の布地シートや、樹脂シート、又は、布地シートや樹脂
シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリウレタンフ
ォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート等が使
用でき、表面風合いに優れ、溶融樹脂が表面側に染み出
さない材質のものが適している。
【0012】そして、請求項1に記載の発明によれば、
モールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに表皮を
セットする際、表皮の取付用耳片をクランプ機構にセッ
トして、更にガイド用フロートピンに表皮の縁部を突き
当てガイドすることにより、表皮のセット作業を手作業
で簡単かつ精度良く行なうことができる。
モールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに表皮を
セットする際、表皮の取付用耳片をクランプ機構にセッ
トして、更にガイド用フロートピンに表皮の縁部を突き
当てガイドすることにより、表皮のセット作業を手作業
で簡単かつ精度良く行なうことができる。
【0013】更に、モールドプレス成形用上下型の型締
めにより、溶融樹脂をモールドプレス成形する際、クラ
ンプ機構により表皮が保持された状態で樹脂成形体が成
形されるとともに、ガイド用フロートピンは、溶融樹脂
の樹脂圧によりモールドプレス成形用下型内に埋没し、
樹脂成形体にガイド用フロートピンによる開口が形成さ
れることがないため、樹脂成形体の表面の一部に表皮を
一体貼着できる。
めにより、溶融樹脂をモールドプレス成形する際、クラ
ンプ機構により表皮が保持された状態で樹脂成形体が成
形されるとともに、ガイド用フロートピンは、溶融樹脂
の樹脂圧によりモールドプレス成形用下型内に埋没し、
樹脂成形体にガイド用フロートピンによる開口が形成さ
れることがないため、樹脂成形体の表面の一部に表皮を
一体貼着できる。
【0014】本願の請求項2に記載の発明は、表皮をモ
ールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに位置決め
載置した後、モールドプレス成形用上下型間に形成され
る製品キャビティ内に溶融樹脂を表皮の下面側からモー
ルドプレス成形用下型の型面に供給して、モールドプレ
ス成形用上下型の型締めにより、樹脂成形体を所要形状
に成形するとともに、該樹脂成形体表面の一部に表皮を
一体貼着する部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法におい
て、前記モールドプレス成形用上下型のいずれかには、
表皮セットエリアの縁部に沿う内側に上下動可能な複数
のクランプ用フロートピンが配設され、これらクランプ
用フロートピンは、対向する上下型の型面に先当りし、
モールドプレス成形用上下型の型締め前まで表皮を所定
位置で保持することにより、表皮の位置ズレを規制しな
がら樹脂成形体の表面の一部に表皮を一体貼着すること
を特徴とする。
ールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに位置決め
載置した後、モールドプレス成形用上下型間に形成され
る製品キャビティ内に溶融樹脂を表皮の下面側からモー
ルドプレス成形用下型の型面に供給して、モールドプレ
ス成形用上下型の型締めにより、樹脂成形体を所要形状
に成形するとともに、該樹脂成形体表面の一部に表皮を
一体貼着する部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法におい
て、前記モールドプレス成形用上下型のいずれかには、
表皮セットエリアの縁部に沿う内側に上下動可能な複数
のクランプ用フロートピンが配設され、これらクランプ
用フロートピンは、対向する上下型の型面に先当りし、
モールドプレス成形用上下型の型締め前まで表皮を所定
位置で保持することにより、表皮の位置ズレを規制しな
がら樹脂成形体の表面の一部に表皮を一体貼着すること
を特徴とする。
【0015】そして、請求項2に記載の発明によれば、
モールドプレス成形用上下型の一方側に他方側の型面に
向けて付勢されたクランプ用フロートピンが表皮セット
エリアの外形縁部よりやや内側に沿って複数箇所に設け
られているため、モールドプレス成形用上型の下降動作
に連繋して、溶融樹脂の供給前にクランプ用フロートピ
ンの先端部分と対向する金型型面との間で表皮を保持で
き、溶融樹脂の流動により、表皮にセットズレ等が生じ
ることがない。
モールドプレス成形用上下型の一方側に他方側の型面に
向けて付勢されたクランプ用フロートピンが表皮セット
エリアの外形縁部よりやや内側に沿って複数箇所に設け
られているため、モールドプレス成形用上型の下降動作
に連繋して、溶融樹脂の供給前にクランプ用フロートピ
ンの先端部分と対向する金型型面との間で表皮を保持で
き、溶融樹脂の流動により、表皮にセットズレ等が生じ
ることがない。
【0016】本願の請求項3に記載の発明は、所定スト
ローク上下動可能なモールドプレス成形用上型と、モー
ルドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面を備え、
表皮セットエリアを有するモールドプレス成形用下型
と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、ゲート
に、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成形用下
型に接続される射出成形機と、モールドプレス成形用下
型の表皮セットエリアの縁部に設けられ、表皮の取付用
耳片を支持し、表皮をクランプするクランプ機構と、表
皮セットエリアの縁部に沿って上記クランプ機構と交互
に設けられ、表皮の位置ズレを規制する上下動可能なガ
イド用フロートピンとから構成されていることを特徴と
する。
ローク上下動可能なモールドプレス成形用上型と、モー
ルドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面を備え、
表皮セットエリアを有するモールドプレス成形用下型
と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、ゲート
に、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成形用下
型に接続される射出成形機と、モールドプレス成形用下
型の表皮セットエリアの縁部に設けられ、表皮の取付用
耳片を支持し、表皮をクランプするクランプ機構と、表
皮セットエリアの縁部に沿って上記クランプ機構と交互
に設けられ、表皮の位置ズレを規制する上下動可能なガ
イド用フロートピンとから構成されていることを特徴と
する。
【0017】ここで、クランプ機構は、モールドプレス
成形用下型の表皮セットエリアの縁部に沿って複数箇所
に設けられており、例えば、シリンダ等により、クラン
プ駒を上下動可能に制御するとともに、このクランプ駒
に表皮の取付用耳片を挿入するための切欠き等が設けら
れていれば良い。
成形用下型の表皮セットエリアの縁部に沿って複数箇所
に設けられており、例えば、シリンダ等により、クラン
プ駒を上下動可能に制御するとともに、このクランプ駒
に表皮の取付用耳片を挿入するための切欠き等が設けら
れていれば良い。
【0018】そして、モールドプレス成形時、クランプ
駒がシリンダの動作により下降して、クランプ駒とモー
ルドプレス成形用下型との間で表皮の取付用耳片を保持
することにより、表皮のセットズレを回避できる。
駒がシリンダの動作により下降して、クランプ駒とモー
ルドプレス成形用下型との間で表皮の取付用耳片を保持
することにより、表皮のセットズレを回避できる。
【0019】また、ガイド用フロートピンは、キャビテ
ィ内への溶融樹脂の供給に伴ない上下動作できるよう
に、上方に向けてスプリングによりバネ付勢されている
とともに、ストッパーにより上下ストローク量が規制さ
れている。
ィ内への溶融樹脂の供給に伴ない上下動作できるよう
に、上方に向けてスプリングによりバネ付勢されている
とともに、ストッパーにより上下ストローク量が規制さ
れている。
【0020】そして、請求項3に記載の発明によれば、
モールドプレス成形用下型の表皮セットエリアの縁部に
沿って複数箇所に表皮の取付用耳片を保持するクランプ
機構とクランプ機構の間に上下動可能なガイド用フロー
トピンを設けるという構成であるため、従来のロボット
を廃止することができる。
モールドプレス成形用下型の表皮セットエリアの縁部に
沿って複数箇所に表皮の取付用耳片を保持するクランプ
機構とクランプ機構の間に上下動可能なガイド用フロー
トピンを設けるという構成であるため、従来のロボット
を廃止することができる。
【0021】また、本願の請求項4に記載の発明は、所
定ストローク上下動可能なモールドプレス成形用上型
と、モールドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面
を備え、表皮セットエリアを有するモールドプレス成形
用下型と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、
ゲートに、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成
形用下型に接続される射出成形機と、モールドプレス成
形用下型の表皮セットエリアの縁部よりやや内側に沿っ
て対応するモールドプレス成形用上型の複数箇所に設け
られ、モールドプレス成形用下型の型面と当接して、表
皮セットエリアに載置した表皮を型締め前にクランプ状
に保持するクランプ用フロートピンと、該クランプ用フ
ロートピンを上下動作させるシリンダとから構成されて
いることを特徴とする。
定ストローク上下動可能なモールドプレス成形用上型
と、モールドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面
を備え、表皮セットエリアを有するモールドプレス成形
用下型と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、
ゲートに、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成
形用下型に接続される射出成形機と、モールドプレス成
形用下型の表皮セットエリアの縁部よりやや内側に沿っ
て対応するモールドプレス成形用上型の複数箇所に設け
られ、モールドプレス成形用下型の型面と当接して、表
皮セットエリアに載置した表皮を型締め前にクランプ状
に保持するクランプ用フロートピンと、該クランプ用フ
ロートピンを上下動作させるシリンダとから構成されて
いることを特徴とする。
【0022】本願の請求項5に記載の発明は、所定スト
ローク上下動可能なモールドプレス成形用上型と、モー
ルドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面を備え、
表皮セットエリアを有するモールドプレス成形用下型
と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、ゲート
に、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成形用下
型に接続される射出成形機と、モールドプレス成形用下
型の表皮セットエリアの縁部よりやや内側に沿って複数
箇所に設けられ、モールドプレス成形用上型の型面と当
接して、表皮セットエリアに載置した表皮を型締め前に
クランプ状に保持するクランプ用フロートピンと、該ク
ランプ用フロートピンを上下動作させるシリンダとから
構成されていることを特徴とする。
ローク上下動可能なモールドプレス成形用上型と、モー
ルドプレス成形用上型の型面とほぼ同一の型面を備え、
表皮セットエリアを有するモールドプレス成形用下型
と、モールドプレス成形用下型のマニホールド、ゲート
に、溶融樹脂を供給するようにモールドプレス成形用下
型に接続される射出成形機と、モールドプレス成形用下
型の表皮セットエリアの縁部よりやや内側に沿って複数
箇所に設けられ、モールドプレス成形用上型の型面と当
接して、表皮セットエリアに載置した表皮を型締め前に
クランプ状に保持するクランプ用フロートピンと、該ク
ランプ用フロートピンを上下動作させるシリンダとから
構成されていることを特徴とする。
【0023】そして、請求項4,5に記載の発明によれ
ば、製品キャビティ内に溶融樹脂を分配供給する際、表
皮の縁部はクランプ用フロートピンと金型型面との間で
保持されているため、位置ズレすることがなく、モール
ドプレス成形時には、溶融樹脂の樹脂圧により、クラン
プ用フロートピンが型内に埋没することにより、樹脂成
形体と表皮とを一体成形でき、表皮セットエリアに表皮
をラフにセットでき、従来のセット用ロボットを廃止で
きるとともに、表皮の外形状に変更が生じても、クラン
プ用フロートピンを変更する必要がない。
ば、製品キャビティ内に溶融樹脂を分配供給する際、表
皮の縁部はクランプ用フロートピンと金型型面との間で
保持されているため、位置ズレすることがなく、モール
ドプレス成形時には、溶融樹脂の樹脂圧により、クラン
プ用フロートピンが型内に埋没することにより、樹脂成
形体と表皮とを一体成形でき、表皮セットエリアに表皮
をラフにセットでき、従来のセット用ロボットを廃止で
きるとともに、表皮の外形状に変更が生じても、クラン
プ用フロートピンを変更する必要がない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る部分表皮貼り
樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型の実施形態につ
いて、自動車用ドアトリムの成形方法並びに成形用金型
に適用した具体例について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型の実施形態につ
いて、自動車用ドアトリムの成形方法並びに成形用金型
に適用した具体例について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0025】図1,図2は本発明方法を適用して製作し
た自動車用ドアトリムを示す正面図並びに断面図、図3
は本発明に係る成形用金型の全体図、図4は同成形用金
型におけるモールドプレス成形用下型の型面を真上から
みた平面図、図5は同成形用金型におけるクランプ機構
を示す構成説明図、図6は同成形用金型におけるガイド
用フロートピンの構成を示す構成説明図、図7乃至図1
2は本発明方法に係る樹脂成形体の成形方法を示すもの
で、図7はセット工程を示す全体図、図8はセット工程
におけるクランプ状態を示す説明図、図9は表皮セット
時における表皮とガイド用フロートピンとの関係を示す
説明図、図10は本発明方法におけるモールドプレス成
形時の状態を示す全体図、図11はモールドプレス成形
時におけるクランプ機構の動作を示す説明図、図12は
モールドプレス成形時におけるガイド用フロートピンの
動作を示す説明図である。
た自動車用ドアトリムを示す正面図並びに断面図、図3
は本発明に係る成形用金型の全体図、図4は同成形用金
型におけるモールドプレス成形用下型の型面を真上から
みた平面図、図5は同成形用金型におけるクランプ機構
を示す構成説明図、図6は同成形用金型におけるガイド
用フロートピンの構成を示す構成説明図、図7乃至図1
2は本発明方法に係る樹脂成形体の成形方法を示すもの
で、図7はセット工程を示す全体図、図8はセット工程
におけるクランプ状態を示す説明図、図9は表皮セット
時における表皮とガイド用フロートピンとの関係を示す
説明図、図10は本発明方法におけるモールドプレス成
形時の状態を示す全体図、図11はモールドプレス成形
時におけるクランプ機構の動作を示す説明図、図12は
モールドプレス成形時におけるガイド用フロートピンの
動作を示す説明図である。
【0026】更に、図13,図14は本発明方法の第2
実施形態に使用する成形金型の全体図並びに要部断面
図、図15,図16は本発明方法の第3実施形態におけ
る成形金型の全体図並びに要部断面図である。
実施形態に使用する成形金型の全体図並びに要部断面
図、図15,図16は本発明方法の第3実施形態におけ
る成形金型の全体図並びに要部断面図である。
【0027】まず、図1,図2において、自動車用ドア
トリム10は、所望の曲面形状に成形された樹脂成形体
11の表面の所定箇所(中接部分)に表皮12が一体貼
着されており、樹脂成形体11としては、タルクを混入
したポリプロピレン樹脂を素材として、また、表皮12
としては、裏面にバッキング処理を施したクロスが使用
されている。尚、表皮12の周縁端末は、樹脂成形体1
1に形成されている木目込み溝11a内に挿入されてい
る。
トリム10は、所望の曲面形状に成形された樹脂成形体
11の表面の所定箇所(中接部分)に表皮12が一体貼
着されており、樹脂成形体11としては、タルクを混入
したポリプロピレン樹脂を素材として、また、表皮12
としては、裏面にバッキング処理を施したクロスが使用
されている。尚、表皮12の周縁端末は、樹脂成形体1
1に形成されている木目込み溝11a内に挿入されてい
る。
【0028】次いで、上記自動車用ドアトリム10の成
形方法並びに成形用金型の構成について、図3乃至図1
0に基づいて説明する。
形方法並びに成形用金型の構成について、図3乃至図1
0に基づいて説明する。
【0029】まず、図3乃至図5は上記自動車用ドアト
リム10を成形するための成形用金型20の構成を示す
もので、成形用金型20は、所定ストローク上下動可能
なモールドプレス成形用上型30と、このモールドプレ
ス成形用上型30と対をなし、ほぼ同一の型面形状を備
えた固定側のモールドプレス成形用下型40と、このモ
ールドプレス成形用下型40に接続され、溶融樹脂Mを
供給するための射出成形機50と、モールドプレス成形
用下型40に設けられ、表皮12を手作業で精度良くセ
ットできるように工夫を施したクランプ機構60並びに
ガイド用フロートピン70とから大略構成されている。
リム10を成形するための成形用金型20の構成を示す
もので、成形用金型20は、所定ストローク上下動可能
なモールドプレス成形用上型30と、このモールドプレ
ス成形用上型30と対をなし、ほぼ同一の型面形状を備
えた固定側のモールドプレス成形用下型40と、このモ
ールドプレス成形用下型40に接続され、溶融樹脂Mを
供給するための射出成形機50と、モールドプレス成形
用下型40に設けられ、表皮12を手作業で精度良くセ
ットできるように工夫を施したクランプ機構60並びに
ガイド用フロートピン70とから大略構成されている。
【0030】更に詳しくは、モールドプレス成形用上型
30は、昇降用シリンダ31の動作により、型開き状態
から下死点であるモールドプレス成形工程まで所定スト
ローク上下動可能であるとともに、円滑な昇降動作を確
保できるように、四隅部にガイドポスト32が設けられ
ている。
30は、昇降用シリンダ31の動作により、型開き状態
から下死点であるモールドプレス成形工程まで所定スト
ローク上下動可能であるとともに、円滑な昇降動作を確
保できるように、四隅部にガイドポスト32が設けられ
ている。
【0031】一方、モールドプレス成形用下型40は、
射出成形機50からの溶融樹脂Mの供給路となるマニホ
ールド41とゲート42とが設けられており、特に、表
皮12を下型40にセットするため、表皮セットエリア
A(図4中斜線で示す)がゲート42を覆う箇所に設定
されている。そして、モールドプレス成形用下型40に
は、上記ガイドポスト32を支持するガイド孔部43が
設けられている。
射出成形機50からの溶融樹脂Mの供給路となるマニホ
ールド41とゲート42とが設けられており、特に、表
皮12を下型40にセットするため、表皮セットエリア
A(図4中斜線で示す)がゲート42を覆う箇所に設定
されている。そして、モールドプレス成形用下型40に
は、上記ガイドポスト32を支持するガイド孔部43が
設けられている。
【0032】更に、図4に示すように、モールドプレス
成形用下型40の表皮セットエリアAのウエスト側縁部
に沿って、クランプ機構60とガイド用フロートピン7
0が交互に配設されている。尚、表皮セットエリアAに
セットする表皮12には、クランプ機構60に対応して
取付用耳片12aが3箇所に付設されている。
成形用下型40の表皮セットエリアAのウエスト側縁部
に沿って、クランプ機構60とガイド用フロートピン7
0が交互に配設されている。尚、表皮セットエリアAに
セットする表皮12には、クランプ機構60に対応して
取付用耳片12aが3箇所に付設されている。
【0033】上記射出成形機50は、汎用のインライン
スクリュー方式のものであり、モールドプレス成形用下
型40に内装されるクランプ機構60は、図5に示すよ
うに、クランプ駒61が駆動用シリンダ62に連結した
シャフト63の先端に取り付けられ、クランプ駒61の
内面側には表皮12の取付用耳片12aを挿入セットす
る水平方向に沿う溝部64が形成されている。
スクリュー方式のものであり、モールドプレス成形用下
型40に内装されるクランプ機構60は、図5に示すよ
うに、クランプ駒61が駆動用シリンダ62に連結した
シャフト63の先端に取り付けられ、クランプ駒61の
内面側には表皮12の取付用耳片12aを挿入セットす
る水平方向に沿う溝部64が形成されている。
【0034】そして、この溝部64は、モールドプレス
成形用下型40の型面上に表皮12をセットする際、表
皮12の取付用耳片12aをクランプ駒61の溝部64
内に挿入しやすいように、クランプ駒61が上昇位置に
あるとき、表皮12と同一平面上に溝部64が位置する
ように設けられているのが良い。また、このクランプ駒
61は、駆動用シリンダ62の動作により下降操作した
とき、凹部45内に収容され、下型40の型面を構成す
る形状に設定されている。尚、駆動用シリンダ62は、
エジェクタプレート44に固定されている。
成形用下型40の型面上に表皮12をセットする際、表
皮12の取付用耳片12aをクランプ駒61の溝部64
内に挿入しやすいように、クランプ駒61が上昇位置に
あるとき、表皮12と同一平面上に溝部64が位置する
ように設けられているのが良い。また、このクランプ駒
61は、駆動用シリンダ62の動作により下降操作した
とき、凹部45内に収容され、下型40の型面を構成す
る形状に設定されている。尚、駆動用シリンダ62は、
エジェクタプレート44に固定されている。
【0035】更に、上記クランプ機構60と交互に表皮
セットエリアAの縁部に沿って設けられるガイド用フロ
ートピン70の構成は図6に示すように、サポート筒体
71内にガイド用フロートピン70が上下動自在に支持
されており、コイルスプリング72により常時上方にバ
ネ付勢され、かつガイド用フロートピン70の下側フラ
ンジ70aに固定されているストッパーピン73の下端
73aが固定ブロック74とぶつかることにより、ガイ
ド用フロートピン70の降下位置が規制され、かつガイ
ド用フロートピン70の下側フランジ70aがサポート
筒体71の上端内面71aにぶつかることにより、ガイ
ド用フロートピン70の上昇位置が規制される。尚、ガ
イド用フロートピン70の上下ストローク量は本実施形
態では2mmに調整されている。
セットエリアAの縁部に沿って設けられるガイド用フロ
ートピン70の構成は図6に示すように、サポート筒体
71内にガイド用フロートピン70が上下動自在に支持
されており、コイルスプリング72により常時上方にバ
ネ付勢され、かつガイド用フロートピン70の下側フラ
ンジ70aに固定されているストッパーピン73の下端
73aが固定ブロック74とぶつかることにより、ガイ
ド用フロートピン70の降下位置が規制され、かつガイ
ド用フロートピン70の下側フランジ70aがサポート
筒体71の上端内面71aにぶつかることにより、ガイ
ド用フロートピン70の上昇位置が規制される。尚、ガ
イド用フロートピン70の上下ストローク量は本実施形
態では2mmに調整されている。
【0036】また、ガイド用フロートピン70の上面7
5には、表皮12を位置決めセットし、かつ位置ズレを
規制する切欠き76が設けられており、ガイド用フロー
トピン70の上面75は、モールドプレス成形用下型4
0の型面を構成する。
5には、表皮12を位置決めセットし、かつ位置ズレを
規制する切欠き76が設けられており、ガイド用フロー
トピン70の上面75は、モールドプレス成形用下型4
0の型面を構成する。
【0037】このように、本実施形態における成形用金
型20においては、モールドプレス成形用下型40の表
皮セットエリアAにおけるウエスト側縁部に沿ってクラ
ンプ機構60並びにガイド用フロートピン70を交互に
配設したが、このことは、表皮セットエリアAにセット
される表皮12は、自動車用ドアトリム10の造形上、
アームレスト側に位置ズレすることがなく、また、アー
ムレスト側に位置ズレしたとしても、アームレストパッ
ド等を装着する関係で最終製品の外観性能に影響を与え
ることがなく、このため、表皮12の位置ズレは、ウエ
スト側に向けての位置ズレのみを考慮すれば良い。
型20においては、モールドプレス成形用下型40の表
皮セットエリアAにおけるウエスト側縁部に沿ってクラ
ンプ機構60並びにガイド用フロートピン70を交互に
配設したが、このことは、表皮セットエリアAにセット
される表皮12は、自動車用ドアトリム10の造形上、
アームレスト側に位置ズレすることがなく、また、アー
ムレスト側に位置ズレしたとしても、アームレストパッ
ド等を装着する関係で最終製品の外観性能に影響を与え
ることがなく、このため、表皮12の位置ズレは、ウエ
スト側に向けての位置ズレのみを考慮すれば良い。
【0038】次いで、上述した構成の成形用金型20を
使用した自動車用ドアトリム10の成形工程について、
図7乃至図12を基に詳細に説明する。
使用した自動車用ドアトリム10の成形工程について、
図7乃至図12を基に詳細に説明する。
【0039】まず、図7に示すように、表皮12をモー
ルドプレス成形用下型40のゲート42を覆うように表
皮セットエリアAにセットする。
ルドプレス成形用下型40のゲート42を覆うように表
皮セットエリアAにセットする。
【0040】そして、このとき、表皮12のウエスト側
縁部に沿ってクランプ機構60を構成するクランプ駒6
1並びにガイド用フロートピン70を有効に活用してセ
ットする。すなわち、表皮12とクランプ機構60の関
係は、図8に示すように、型開き状態においては、クラ
ンプ駒61は、最上方に位置しており、表皮12の取付
用耳片12aをクランプ駒61の溝部64に簡単に挿入
することができる。
縁部に沿ってクランプ機構60を構成するクランプ駒6
1並びにガイド用フロートピン70を有効に活用してセ
ットする。すなわち、表皮12とクランプ機構60の関
係は、図8に示すように、型開き状態においては、クラ
ンプ駒61は、最上方に位置しており、表皮12の取付
用耳片12aをクランプ駒61の溝部64に簡単に挿入
することができる。
【0041】また、図9に示すように、表皮12のウエ
スト側縁部については、ガイド用フロートピン70の上
面75に設けた切欠き76に突き当てセットする。この
とき、ガイド用フロートピン70は、コイルスプリング
72のバネ力によりモールドプレス成形用下型40の型
面より2mm上方に突出しており、モールドプレス成形
用上型30が下死点にきたとき、上下型の型間クリアラ
ンスが2.3mmであるのに対して、ガイド用フロート
ピン70の突出寸法が2mmであるため、溶融樹脂の樹
脂圧によりガイド用フロートピン70の下降動作が可能
となっている。
スト側縁部については、ガイド用フロートピン70の上
面75に設けた切欠き76に突き当てセットする。この
とき、ガイド用フロートピン70は、コイルスプリング
72のバネ力によりモールドプレス成形用下型40の型
面より2mm上方に突出しており、モールドプレス成形
用上型30が下死点にきたとき、上下型の型間クリアラ
ンスが2.3mmであるのに対して、ガイド用フロート
ピン70の突出寸法が2mmであるため、溶融樹脂の樹
脂圧によりガイド用フロートピン70の下降動作が可能
となっている。
【0042】このように、モールドプレス成形用下型4
0の表皮セットエリアAに表皮12をセットする際、ク
ランプ機構60やガイド用フロートピン70を使用する
ことにより、高価な表皮セット用ロボットを使用するこ
となく、作業者は手作業で簡単かつ迅速に表皮12のセ
ット作業を完了させることができる。
0の表皮セットエリアAに表皮12をセットする際、ク
ランプ機構60やガイド用フロートピン70を使用する
ことにより、高価な表皮セット用ロボットを使用するこ
となく、作業者は手作業で簡単かつ迅速に表皮12のセ
ット作業を完了させることができる。
【0043】次いで、表皮12のセット作業を完了した
後、モールドプレス成形用上型30が下降動作を行な
い、モールドプレス成形用上下型30,40が所定クリ
アランスに到達した段階で、モールドプレス成形用上型
30が一旦停止する。
後、モールドプレス成形用上型30が下降動作を行な
い、モールドプレス成形用上下型30,40が所定クリ
アランスに到達した段階で、モールドプレス成形用上型
30が一旦停止する。
【0044】そして、射出成形機50からマニホールド
41、ゲート42を通じて表皮12の下面側から溶融樹
脂Mが供給された後、モールドプレス成形用上型30が
下死点まで再度下降動作を始め、モールドプレス成形用
上下型30,40の製品キャビティC内に溶融樹脂Mが
行き渡り、図10に示すように、樹脂成形体11を所要
形状に成形するとともに、樹脂成形体11表面の一部に
表皮12を一体貼着する。
41、ゲート42を通じて表皮12の下面側から溶融樹
脂Mが供給された後、モールドプレス成形用上型30が
下死点まで再度下降動作を始め、モールドプレス成形用
上下型30,40の製品キャビティC内に溶融樹脂Mが
行き渡り、図10に示すように、樹脂成形体11を所要
形状に成形するとともに、樹脂成形体11表面の一部に
表皮12を一体貼着する。
【0045】この一連の成形工程において、クランプ機
構60の動作を図11を基に説明すると、クランプ駒6
1は、シリンダ62の動作により、モールドプレス成形
用上型30の下降動作と連繋して、下降を行なう。
構60の動作を図11を基に説明すると、クランプ駒6
1は、シリンダ62の動作により、モールドプレス成形
用上型30の下降動作と連繋して、下降を行なう。
【0046】そして、このクランプ駒61の下降動作に
より、溝部64から表皮12の取付用耳片12aが外れ
るとともに、この表皮12の取付用耳片12aは、モー
ルドプレス成形用下型40とクランプ駒61との間で挟
持され、表皮12のクランプ状態が維持された状態で樹
脂成形体11の成形が行なわれることになる。
より、溝部64から表皮12の取付用耳片12aが外れ
るとともに、この表皮12の取付用耳片12aは、モー
ルドプレス成形用下型40とクランプ駒61との間で挟
持され、表皮12のクランプ状態が維持された状態で樹
脂成形体11の成形が行なわれることになる。
【0047】また、ガイド用フロートピン70について
も、図12に示すように、製品キャビティC内に溶融樹
脂Mが充填された際、型間クリアランス2.3mmに対
してガイド用フロートピン70の突出寸法が2mmであ
るため、ガイド用フロートピン70の上面に溶融樹脂M
が充填され、このときの溶融樹脂Mの樹脂圧によりガイ
ド用フロートピン70はコイルスプリング72のバネ圧
に対してモールドプレス成形用下型40内に押し込ま
れ、ストッパーピン73が固定ブロック74に突き当た
るまで下降動作を行ない、このとき、ガイド用フロート
ピン70の上面はモールドプレス成形用下型40の型面
と面一となり、樹脂成形体11の成形に何等支障を与え
ない。
も、図12に示すように、製品キャビティC内に溶融樹
脂Mが充填された際、型間クリアランス2.3mmに対
してガイド用フロートピン70の突出寸法が2mmであ
るため、ガイド用フロートピン70の上面に溶融樹脂M
が充填され、このときの溶融樹脂Mの樹脂圧によりガイ
ド用フロートピン70はコイルスプリング72のバネ圧
に対してモールドプレス成形用下型40内に押し込ま
れ、ストッパーピン73が固定ブロック74に突き当た
るまで下降動作を行ない、このとき、ガイド用フロート
ピン70の上面はモールドプレス成形用下型40の型面
と面一となり、樹脂成形体11の成形に何等支障を与え
ない。
【0048】以上説明した本発明の第1実施形態におい
ては、モールドプレス成形用下型40における表皮セッ
トエリアAにセットする表皮12のウエスト側縁部に沿
ってクランプ機構60やガイド用フロートピン70を配
設して、表皮12のセットズレを防止できる成形用金型
20について説明したが、図13乃至図16に示す本発
明の第2実施形態及び第3実施形態は、表皮12の外形
を規制するのではなく、表皮12の縁部から内側に距離
をおいた部分を保持することにより、セットズレを解消
したものである。
ては、モールドプレス成形用下型40における表皮セッ
トエリアAにセットする表皮12のウエスト側縁部に沿
ってクランプ機構60やガイド用フロートピン70を配
設して、表皮12のセットズレを防止できる成形用金型
20について説明したが、図13乃至図16に示す本発
明の第2実施形態及び第3実施形態は、表皮12の外形
を規制するのではなく、表皮12の縁部から内側に距離
をおいた部分を保持することにより、セットズレを解消
したものである。
【0049】すなわち、図13,図14は、モールドプ
レス成形用上型30に表皮12をクランプするクランプ
用フロートピン80を採用した実施形態であり、図1
5,図16は、モールドプレス成形用下型40内にクラ
ンプ用フロートピン90を採用した実施形態である。
レス成形用上型30に表皮12をクランプするクランプ
用フロートピン80を採用した実施形態であり、図1
5,図16は、モールドプレス成形用下型40内にクラ
ンプ用フロートピン90を採用した実施形態である。
【0050】図13は、成形用金型20の全体構成を示
すもので、モールドプレス成形用上型30にクランプ用
フロートピン80が内装されているが、このクランプ用
フロートピン80は、シリンダ81により所定のタイミ
ングで所定ストローク量上下動作を行なう。
すもので、モールドプレス成形用上型30にクランプ用
フロートピン80が内装されているが、このクランプ用
フロートピン80は、シリンダ81により所定のタイミ
ングで所定ストローク量上下動作を行なう。
【0051】すなわち、モールドプレス成形用上型30
が下降動作を始め、溶融樹脂Mが供給する前において
は、図14(a)に示すように、シリンダ81の伸長動
作により、クランプ用フロートピン80がモールドプレ
ス成形用上型30の型面から下方に突出しており、クラ
ンプ用フロートピン80の先端80aとモールドプレス
成形用下型40との間で表皮12をクランプ状に保持し
ている。
が下降動作を始め、溶融樹脂Mが供給する前において
は、図14(a)に示すように、シリンダ81の伸長動
作により、クランプ用フロートピン80がモールドプレ
ス成形用上型30の型面から下方に突出しており、クラ
ンプ用フロートピン80の先端80aとモールドプレス
成形用下型40との間で表皮12をクランプ状に保持し
ている。
【0052】従って、表皮12の位置ズレが生じやすい
箇所において、クランプ用フロートピン80とモールド
プレス成形用下型40との間で表皮12がクランプされ
ているため、溶融樹脂Mの充填時、溶融樹脂の樹脂圧が
作用しても表皮12に位置ズレが生じることがない。
箇所において、クランプ用フロートピン80とモールド
プレス成形用下型40との間で表皮12がクランプされ
ているため、溶融樹脂Mの充填時、溶融樹脂の樹脂圧が
作用しても表皮12に位置ズレが生じることがない。
【0053】そして、図14(b)に示すように、モー
ルドプレス成形用上型40が下死点まで下降して、製品
キャビティC内に溶融樹脂Mが行き渡る際、シリンダ8
1の収縮動作により、クランプ用フロートピン80が上
昇して、クランプ用フロートピン80の先端80aがモ
ールドプレス成形用上型30の型面と面一になるまでモ
ールドプレス成形用上型30内に後退するため、クラン
プ用フロートピン80設置箇所に痕跡が残ることなく、
外観意匠性を損なうことがないばかりか、第1実施形態
の成形用金型20に比べ、金型構造を簡素化でき、コス
トダウンを招来できる。
ルドプレス成形用上型40が下死点まで下降して、製品
キャビティC内に溶融樹脂Mが行き渡る際、シリンダ8
1の収縮動作により、クランプ用フロートピン80が上
昇して、クランプ用フロートピン80の先端80aがモ
ールドプレス成形用上型30の型面と面一になるまでモ
ールドプレス成形用上型30内に後退するため、クラン
プ用フロートピン80設置箇所に痕跡が残ることなく、
外観意匠性を損なうことがないばかりか、第1実施形態
の成形用金型20に比べ、金型構造を簡素化でき、コス
トダウンを招来できる。
【0054】更に、造形上、表皮12の外形形状を変更
しても、上記クランプ用フロートピン80によるクラン
プ構造であるため、表皮12の外形形状に左右されるこ
とがないことから、表皮12の外形状を適宜変更でき、
造形自由度を高めることができる。
しても、上記クランプ用フロートピン80によるクラン
プ構造であるため、表皮12の外形形状に左右されるこ
とがないことから、表皮12の外形状を適宜変更でき、
造形自由度を高めることができる。
【0055】同様に図15,図16は、表皮12をクラ
ンプできるクランプ用フロートピン90をモールドプレ
ス成形用下型40に設置した実施形態を示すもので、図
15に全体図を示すが、クランプ用フロートピン90
は、シリンダ91により所定ストローク上下動可能で、
表皮セットエリアA内部に設けられている。
ンプできるクランプ用フロートピン90をモールドプレ
ス成形用下型40に設置した実施形態を示すもので、図
15に全体図を示すが、クランプ用フロートピン90
は、シリンダ91により所定ストローク上下動可能で、
表皮セットエリアA内部に設けられている。
【0056】従って、図16(a)に示すように、溶融
樹脂Mの供給前はシリンダ91の伸長動作によりクラン
プ用フロートピン90はモールドプレス成形用下型40
の型面より上方に突出して、表皮12をモールドプレス
成形用上型30の型面とクランプ用フロートピン90の
先端90aとでクランプ状に保持しており、表皮12の
位置ズレを防止するとともに、図16(b)に示すよう
に、製品キャビティC内に溶融樹脂Mが行き渡る際、シ
リンダ91が収縮動作してクランプ用フロートピン90
がモールドプレス成形用下型40内に後退して樹脂成形
体11と表皮12との一体成形が可能となる。
樹脂Mの供給前はシリンダ91の伸長動作によりクラン
プ用フロートピン90はモールドプレス成形用下型40
の型面より上方に突出して、表皮12をモールドプレス
成形用上型30の型面とクランプ用フロートピン90の
先端90aとでクランプ状に保持しており、表皮12の
位置ズレを防止するとともに、図16(b)に示すよう
に、製品キャビティC内に溶融樹脂Mが行き渡る際、シ
リンダ91が収縮動作してクランプ用フロートピン90
がモールドプレス成形用下型40内に後退して樹脂成形
体11と表皮12との一体成形が可能となる。
【0057】また、図13乃至図16に示す本発明の第
2実施形態及び第3実施形態においては、表皮12に取
付用耳片12aを形成する必要がないため、表皮12の
トリムカット作業が手際良く行なえ、かつ端材も少なく
て済む。
2実施形態及び第3実施形態においては、表皮12に取
付用耳片12aを形成する必要がないため、表皮12の
トリムカット作業が手際良く行なえ、かつ端材も少なく
て済む。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、モ
ールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに、手作業
で表皮を精度良くセットできるため、従来の表皮セット
用ロボットを廃止することができ、設備費を大幅に削減
できるとともに、表皮セット時間も大幅に短縮できるこ
とから、コストダウン並びに生産性を大幅に高めること
ができるという効果を有する。
ールドプレス成形用下型の表皮セットエリアに、手作業
で表皮を精度良くセットできるため、従来の表皮セット
用ロボットを廃止することができ、設備費を大幅に削減
できるとともに、表皮セット時間も大幅に短縮できるこ
とから、コストダウン並びに生産性を大幅に高めること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により成形した自動車用ドアトリム
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】本発明に係る成形用金型の第1実施形態を示す
全体図である。
全体図である。
【図4】図3に示す成形用金型におけるモールドプレス
成形用下型を示す平面図である。
成形用下型を示す平面図である。
【図5】図3に示す成形用金型におけるクランプ機構を
示す構成説明図である。
示す構成説明図である。
【図6】図3に示す成形用金型におけるガイド用フロー
トピンを示す構成説明図である。
トピンを示す構成説明図である。
【図7】本発明方法の第1実施形態における表皮のセッ
ト工程を示す説明図である。
ト工程を示す説明図である。
【図8】本発明方法の第1実施形態における表皮セット
工程でのクランプ機構の動作を示す説明図である。
工程でのクランプ機構の動作を示す説明図である。
【図9】本発明方法の第1実施形態における表皮セット
工程でのガイド用フロートピンの動作を示す説明図であ
る。
工程でのガイド用フロートピンの動作を示す説明図であ
る。
【図10】本発明方法の第1実施形態におけるモールド
プレス成形工程を示す全体図である。
プレス成形工程を示す全体図である。
【図11】図10に示すモールドプレス成形工程におけ
るクランプ機構の動作を示す説明図である。
るクランプ機構の動作を示す説明図である。
【図12】図10に示すモールドプレス成形工程におけ
るガイド用フロートピンの動作を示す説明図である。
るガイド用フロートピンの動作を示す説明図である。
【図13】本発明に係る成形用金型の第2実施形態を示
す全体図である。
す全体図である。
【図14】図13に示す成形用金型におけるクランプ用
フロートピンの動作を示すもので、(a)は表皮のクラ
ンプ状態、(b)はモールドプレス成形時の状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
フロートピンの動作を示すもので、(a)は表皮のクラ
ンプ状態、(b)はモールドプレス成形時の状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
【図15】本発明に係る成形用金型の第3実施形態を示
す全体図である。
す全体図である。
【図16】図15に示す成形用金型におけるクランプ用
フロートピンの動作を示すもので、(a)は表皮のクラ
ンプ状態、(b)はモールドプレス成形時の状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
フロートピンの動作を示すもので、(a)は表皮のクラ
ンプ状態、(b)はモールドプレス成形時の状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
【図17】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図であ
る。
る。
【図18】従来の自動車用ドアトリムのモールドプレス
成形工程を示す概要図である。
成形工程を示す概要図である。
【図19】従来のモールドプレス成形用金型における表
皮のクランプ状態を示す説明図である。
皮のクランプ状態を示す説明図である。
10 自動車用ドアトリム 11 樹脂成形体 12 表皮 12a 取付用耳片 20 成形用金型 30 モールドプレス成形用上型 31 昇降用シリンダ 32 ガイドポスト 40 モールドプレス成形用下型 41 マニホールド 42 ゲート 44 エジェクタプレート 50 射出成形機 60 クランプ機構 61 クランプ駒 62 シリンダ 64 溝部 70 ガイド用フロートピン 71 サポート筒体 72 コイルスプリング 73 ストッパーピン 76 切欠き 80,90 クランプ用フロートピン 81,91 シリンダ A 表皮セットエリア C 製品キャビティ M 溶融樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA11 AB11 AB16 AD16 AH23 CA11 CB01 CB16 CK41 CL02 CQ01 CQ07 4F206 AA11 AB11 AB16 AD16 AH23 JA07 JB15 JF05 JQ81
Claims (5)
- 【請求項1】 モールドプレス成形用下型(40)の表
皮セットエリア(A)の縁部に上下動可能に設けられて
いるクランプ機構(60)を利用して、表皮(12)を
モールドプレス成形用下型(40)の表皮セットエリア
(A)に位置決めした後、モールドプレス成形用上下型
(30,40)の製品キャビティ(C)内に溶融樹脂
(M)を供給し、モールドプレス成形用上下型(30,
40)の型締めにより樹脂成形体(11)を所要形状に
成形するとともに、この樹脂成形体(11)の表面の一
部に表皮(12)を一体貼着する部分表皮貼り樹脂成形
体の成形方法において、 前記モールドプレス成形用下型(40)における表皮セ
ットエリア(A)縁部に沿って上下動可能なガイド用フ
ロートピン(70)が複数箇所に設けられており、この
ガイド用フロートピン(70)に表皮(12)の縁部を
突き当てガイドして、表皮(12)の位置決めを行な
い、モールドプレス成形時には、溶融樹脂(M)の樹脂
圧によりガイド用フロートピン(70)がモールドプレ
ス成形用下型(40)内に埋没して、下型(40)の型
面を構成することにより、樹脂成形体(11)の表面の
一部に表皮(12)を一体貼着することを特徴とする部
分表皮貼り樹脂成形体の成形方法。 - 【請求項2】 表皮(12)をモールドプレス成形用下
型(40)の表皮セットエリア(A)に位置決め載置し
た後、モールドプレス成形用上下型(30,40)間に
形成される製品キャビティ(C)内に溶融樹脂(M)を
表皮(12)の下面側からモールドプレス成形用下型
(40)の型面に供給して、モールドプレス成形用上下
型(30,40)の型締めにより、樹脂成形体(11)
を所要形状に成形するとともに、該樹脂成形体(11)
表面の一部に表皮(12)を一体貼着する部分表皮貼り
樹脂成形体の成形方法において、 前記モールドプレス成形用上下型(30,40)のいず
れかには、表皮セットエリア(A)の縁部に沿う内側に
上下動可能な複数のクランプ用フロートピン(80,9
0)が配設され、これらクランプ用フロートピン(8
0,90)は、対向する上下型(30,40)の型面に
先当りし、モールドプレス成形用上下型(30,40)
の型締め前まで表皮(12)を所定位置で保持すること
により、表皮(12)の位置ズレを規制しながら樹脂成
形体(11)の表面の一部に表皮(12)を一体貼着す
ることを特徴とする部分表皮貼り樹脂成形体の成形方
法。 - 【請求項3】 所定ストローク上下動可能なモールドプ
レス成形用上型(30)と、モールドプレス成形用上型
(30)の型面とほぼ同一の型面を備え、表皮セットエ
リア(A)を有するモールドプレス成形用下型(40)
と、モールドプレス成形用下型(40)のマニホールド
(41)、ゲート(42)に、溶融樹脂(M)を供給す
るようにモールドプレス成形用下型(40)に接続され
る射出成形機(50)と、モールドプレス成形用下型
(40)の表皮セットエリア(A)の縁部に設けられ、
表皮(12)の取付用耳片(12a)を支持し、表皮
(12)をクランプするクランプ機構(60)と、表皮
セットエリア(A)の縁部に沿って上記クランプ機構
(60)と交互に設けられ、表皮(12)の位置ズレを
規制する上下動可能なガイド用フロートピン(70)と
から構成されていることを特徴とする部分表皮貼り樹脂
成形体の成形用金型。 - 【請求項4】 所定ストローク上下動可能なモールドプ
レス成形用上型(30)と、モールドプレス成形用上型
(30)の型面とほぼ同一の型面を備え、表皮セットエ
リア(A)を有するモールドプレス成形用下型(40)
と、モールドプレス成形用下型(40)のマニホールド
(41)、ゲート(42)に、溶融樹脂(M)を供給す
るようにモールドプレス成形用下型(40)に接続され
る射出成形機(50)と、モールドプレス成形用下型
(40)の表皮セットエリア(A)の縁部よりやや内側
に沿って対応するモールドプレス成形用上型(30)の
複数箇所に設けられ、モールドプレス成形用下型(4
0)の型面と当接して、表皮セットエリア(A)に載置
した表皮(12)を型締め前にクランプ状に保持するク
ランプ用フロートピン(80)と、該クランプ用フロー
トピン(80)を上下動作させるシリンダ(81)とか
ら構成されていることを特徴とする部分表皮貼り樹脂成
形体の成形用金型。 - 【請求項5】 所定ストローク上下動可能なモールドプ
レス成形用上型(30)と、モールドプレス成形用上型
(30)の型面とほぼ同一の型面を備え、表皮セットエ
リア(A)を有するモールドプレス成形用下型(40)
と、モールドプレス成形用下型(40)のマニホールド
(41)、ゲート(42)に、溶融樹脂(M)を供給す
るようにモールドプレス成形用下型(40)に接続され
る射出成形機(50)と、モールドプレス成形用下型
(40)の表皮セットエリア(A)の縁部よりやや内側
に沿って複数箇所に設けられ、モールドプレス成形用上
型(30)の型面と当接して、表皮セットエリア(A)
に載置した表皮(12)を型締め前にクランプ状に保持
するクランプ用フロートピン(90)と、該クランプ用
フロートピン(90)を上下動作させるシリンダ(9
1)とから構成されていることを特徴とする部分表皮貼
り樹脂成形体の成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000339415A JP2002137249A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000339415A JP2002137249A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002137249A true JP2002137249A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18814491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000339415A Pending JP2002137249A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 部分表皮貼り樹脂成形体の成形方法並びに成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002137249A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005343054A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Toyoda Iron Works Co Ltd | 表皮材を有する樹脂成形品の製造方法、および一体成形装置 |
| JP2006130870A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Hitachi Housetec Co Ltd | 成形品の製造方法 |
| WO2009019745A1 (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-12 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | 被成形品の落下防止機構 |
| JPWO2024062772A1 (ja) * | 2022-09-20 | 2024-03-28 |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000339415A patent/JP2002137249A/ja active Pending
Cited By (10)
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| KR101132136B1 (ko) | 2007-08-03 | 2012-04-03 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 피성형품의 낙하 방지 기구 |
| JPWO2024062772A1 (ja) * | 2022-09-20 | 2024-03-28 | ||
| JPWO2024062773A1 (ja) * | 2022-09-20 | 2024-03-28 | ||
| WO2024062773A1 (ja) * | 2022-09-20 | 2024-03-28 | 帝人株式会社 | 成形体の製造方法 |
| WO2024062772A1 (ja) * | 2022-09-20 | 2024-03-28 | 帝人株式会社 | ドアインナパネルの製造方法およびドアインナパネル |
| JP7745108B2 (ja) | 2022-09-20 | 2025-09-26 | 帝人株式会社 | 成形体の製造方法 |
| JP7804779B2 (ja) | 2022-09-20 | 2026-01-22 | 帝人株式会社 | ドアインナパネルの製造方法およびドアインナパネル |
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