JP2002136974A - 水質浄化処理装置 - Google Patents

水質浄化処理装置

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JP2002136974A JP2000335024A JP2000335024A JP2002136974A JP 2002136974 A JP2002136974 A JP 2002136974A JP 2000335024 A JP2000335024 A JP 2000335024A JP 2000335024 A JP2000335024 A JP 2000335024A JP 2002136974 A JP2002136974 A JP 2002136974A
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water
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stator
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Takanari Nabeshima
隆成 鍋嶌
Takeshi Nakajima
竹志 中島
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水の摩擦や渦損が小さく、駆動手段のエネルギ
ーを泡剪断力に効率良く変換し超微細気泡を発生する。 【解決手段】処理水を流入させるための流入口8aと、
空気を吸引するための吸気管11と、回転軸9に固定さ
れ、軸方向に延出した極歯13aを周方向に順番に配列
したロータ13と、ロータの複数の極歯13aの外周に
対して所定間隔で配置された複数の極歯17bを有する
略円環形のステータ16とを備え、ロータの複数の極歯
13aがそれぞれ軸方向に対して所定角度傾斜するよう
に形成され、回転軸9及びロータ13が回転すると、吸
気管11から空気を吸引し、流入口8aから処理水を流
入させ、ロータの複数の極歯13aとステータ16の複
数の極歯17bにより気泡を剪断して超微細気泡を生成
すると共に、流入した処理水を駆動磁界により磁化する
水質浄化処理装置1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機物等によって
汚濁・汚染された処理対象水の水質を浄化するための水
質浄化処理装置に係り、詳しくは吸気管から空気を吸引
し、流入口から処理水を流入させ、ステッピングモータ
のロータの複数の極歯とステータの複数の極歯により気
泡を剪断して超微細気泡を生成すると共に、流入した処
理水を駆動磁界により磁化することにより、処理水の摩
擦や渦損が小さく、駆動手段のエネルギーを泡剪断力に
効率良く変換でき、処理水に酸素を溶け込みやすくする
水質浄化処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の曝気による水質浄化処理方法につ
いて説明する。図8は、従来の気液混合装置の断面図で
ある。気液混合装置26の外筒27の上端には吸気管2
8が接続され、外筒27の上部側面には吸水口27aが
穿設されている。外筒27内には回転軸30を介して回
転式内筒31が回転自在に軸支されている。外筒27の
下端には大径の円環状の導水板32が形成され、導水板
32の外周部には複数の支柱33が垂下され、その下端
が水中モータ35に固定されている。回転軸30の回転
式内筒31の下方部位には羽根付散水板36が固定さ
れ、回転軸30は水中モータ35の軸に連結されてい
る。すなわち、水中モータ35が駆動すると、回転軸3
0、回転式内筒31及び羽根付散水板36が回転するよ
うになっている。
【0003】回転式内筒31の直径は、例えば27mm程
度、回転式内筒31の外周面と外筒27の内周面との間
の間隙g1の寸法は、例えば3〜10mm程度とする。羽
根付散水板36が回転すると、それと導水板32が協同
して、遠心ポンプと同様な働きをするから、それらの周
縁部寄りが大気圧以上(正圧)となり、反対に回転式内
筒31の下面寄りが大気圧以下(負圧)となる。そのた
め、間隙g1内も負圧となり、吸気管28からは空気が
流入し、吸水口27aからは処理対象水が流入する。
【0004】間隙g1内に流入した処理対象水は、回転
式内筒31の高速回転に引きずられて高速で回転しなが
ら、降下し、激しい渦流が発生する。流入した空気は、
処理対象水に混合され、無数の微小な気泡となる。発生
した気泡は、処理対象水と共に降下して、導水板33と
羽根付散水板36との間の間隙g2に流入し、羽根付散
水板36によって更に分割され、微小化されて水平方向
に放出され、処理対象水に拡散される。
【0005】処理対象水中に拡散された気泡は、溶存酸
素を増加させると共に、種々の有機物を効率的に酸化す
る。溶存酸素が増加することにより、処理水中の好気性
菌による好気性処理を促進させ、処理対象水を浄化す
る。酸化された有機物は、凝集して水面に浮上する。こ
れを定期的に捕集し且つ除去することによって、処理対
象水に対する浄化処理がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな気液混合装置26では、次のような問題があった。 (1)回転式内筒31により激しい渦流が発生し、水の
摩擦や渦流にともなう渦損により水中モータ35が効率
良く回転しない虞がある。 (2)回転式内筒31により発生した気泡は、導水板3
2と羽根付散水板36との間の間隙g2に流入し、羽根
付散水板36によって更に分割され、微小化されるが、
気泡を効率良く剪断して超微細化することができない。 (3)導水板33と羽根付散水板36では、あおこ等の
藻類の細胞膜を破壊することができない。
【0007】そこで、本発明は、水の摩擦や渦損が小さ
く、駆動手段のエネルギーを泡剪断力に効率良く変換し
て超微細気泡を発生する水質浄化処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水質浄化処
理装置は、処理水を流入させるための流入口と、空気を
吸引するための吸気管と、回転軸に固定され、軸方向に
延出した極歯を周方向に順番に配列したロータと、前記
ロータの複数の極歯の外周に対して所定間隔で配置され
た複数の極歯を有する略円環形のステータとを備え、前
記ロータの複数の極歯がそれぞれ軸方向に対して所定角
度傾斜するように形成され、前記回転軸及び前記ロータ
が回転すると、前記吸気管から空気を吸引し、前記流入
口から処理水を流入させ、前記ロータの複数の極歯と前
記ステータの複数の極歯により気泡を剪断して超微細気
泡を生成すると共に、流入した処理水を駆動磁界により
磁化することを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る水質浄化処理装置では、回転
軸及びロータが回転すると、吸気管から空気を吸引する
と共に、流入口から処理水を流入させ、ロータの複数の
極歯とステータの複数の極歯により気泡を剪断して超微
細気泡を生成する。同時に、流入した処理水を駆動磁界
により磁化する。超微細気泡を生成することにより、超
微細気泡中の酸素成分が超微細気泡を囲繞する処理水中
に効率的に溶け込み、処理水中の溶存酸素を増加させる
と共に、種々の有機物を効率的に酸化する。溶存酸素が
増加することにより、処理水中の好気性菌による好気性
処理を促進させ、処理水を浄化する。酸化された有機物
は、微小浮遊物質となり、後続の超微細気泡と付着し、
水面に浮上して凝集し、浮上スカムとなる。また、処理
水が磁化水となることにより、水分子が活性化させら
れ、当該水分子のクラスターはより小さくなり、気泡中
の酸素がクラスター間に溶け込みやすくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明に係る
水質浄化処理装置の実施の形態の一例を説明する。図1
は本発明に係る水質浄化処理装置を横方向にして河川・
湖沼に吊り下げた状態を示す概略図である。水質浄化処
理装置1は、河川、湖沼の水面上に浮遊する浮き袋2等
にチェーン3等によって吊り下げられて、河底・湖底か
ら間隔を有して水中内に保持されるように構成されてい
る。
【0011】図2は本発明に係る水質浄化処理装置1の
側断面図、図3はその背面図、図4は図2のV−V線断
面図である。水質浄化処理装置1は、空気と汚水を混合
する気液混合部6と、駆動モータと気泡発生部とが一体
化された微細気泡を発生するための水中モータ7から構
成されている。円筒状をしたハウジング8には水中モー
タ7の回転軸9の両端が軸受10,10を介して回転自
在に軸支されている。
【0012】軸受10はオイルレスベアリング材からな
るウオーターベアリングで螺旋溝が刻まれており、高速
回転時には回転軸9の回転により高内圧が発生して、回
転軸9が水圧により浮いた状態となり、金属同士の接触
はなくなり、一方、低速回転時にはオイルレスベアリン
グ材が回転軸9を支えるようになっている。
【0013】ハウジング8の上部左側には汚水を流入さ
せるための流入口8aと、空気を吸入するための吸気管
11が設けられている。吸気管11は、直立した管体が
用いられる。流入口8aの外側には、ゴミの流入防止の
ために、金網等のゴミよけを付設することもできる。な
お、ここでは吸気管11は直立・不撓の管体を用いてい
るが、これに限らず、可撓性のある管を用いてもよい。
【0014】水中モータ7はステッピングモータ方式で
あり、その回転軸9にはロータ13が8段固設されてい
る。すなわち、流入口8a側から順にロータ13A,1
3B,13C,13D,13E,13F,13G,13
Hが固設されている。各ロータ13の外周部には所定間
隔でN,S極が交互に着磁された多数の極歯13aが突
設されている(図4参照)。多数の極歯13aは回転軸
9と平行な線に対して所定角度αだけ傾斜するように形
成されている。これにより、極歯13aが矢印X方向に
回転すると、気液混合液が矢印Y方向に圧送される。な
お、極歯13aの傾斜角度αをロータ13A,13B,
13C,13D,13E,13F,13G,13Hにい
くにつれて小さくするように形成してもよい。
【0015】なお、回転軸9に8段のロータ13A,1
3B,13C,13D,13E,13F,13G,13
Hを固設したが、これに限らず、8段のロータ13A,
13B,13C,13D,13E,13F,13G,1
3Hを一体に成形してもよい。
【0016】ハウジング8の内周には円環状のステータ
16が嵌合されている。図5はステータ16の断面図で
ある。ステータ16は多数の略板状のステータコア17
と、多数のステータコア17を積層してステータコア1
7の極歯部17bに巻装された防水モールドコイルから
なるステータコイル18から形成されている。ステータ
コア17は、円環部17aと、円環部17aの内周から
中心に向かって突出した複数の極歯部17bと、円環部
17aに穿設されボルト19を挿通するための複数の孔
17cとから一体に形成されている。すなわち、積層さ
れた多数のステータコア17は4本のボルト19で締め
付けられ一体化されている。そして、図2に示すよう
に、ステータ16の内周面には所定間隔で円環状の凹溝
16aが形成されている。凹溝16aは流入した気液混
合液中の気泡をロータ13の極歯13aと協同して剪断
し、微細な気泡を生成するためのものである。
【0017】本発明は、ロータ13の複数の極歯13a
とステータ16の凹溝16aにより気液混合液の気泡を
剪断して超微細気泡を生成すると共に、流入した処理水
を駆動磁界により磁化することにより、処理水の摩擦や
渦損が小さく、水中モータ7のエネルギーを泡剪断力に
効率良く変換でき、処理水に酸素を溶け込みやすくする
ものである。
【0018】次に、水質浄化処理装置1の空気と処理対
象水の流れについて説明する。図2に示すように、水中
モータ7を駆動すると、回転軸9が回転し、ロータ13
A,13B,13C,13D,13E,13F,13
G,13Hが回転する。第1段のロータ13Aが回転す
ると、気液混合液は極歯13aにより後方に圧送される
ので、第1段のロータ13Aの後方の圧力が高くなると
共に、第1段のロータ13Aの前方に負圧が生じ、これ
により、吸気管11から空気が吸引されると共に、流入
口8aから処理対象水が流入される。
【0019】第1段のロータ13Aの極歯13aにより
後方に圧送された気液混合液は、ステータ16の凹溝1
6aにぶつかって、第2段のロータ13Bの極歯13a
により後方に圧送され、第2番目の凹溝16aにぶつか
り、このようにして順次後段のロータに圧送され、複数
の排出口8bから排出される。
【0020】図6は超微細気泡の発生の説明図である。
ロータ13が高速回転すると、多数の極歯13aも高速
回転する。それに伴って、気液混合液がステータ16の
極歯部17bや凹溝16aにぶつかって後方に圧送され
るが、この時、ロータ13の高速回転により、気泡21
がロータ13の極歯13aとステータ16の極歯部17
bや凹溝16aとで剪断され、更に微細な泡が生じる。
ロータ13の後段にいくにつれて、この泡は漸次微小に
なり、超微細気泡となる。
【0021】処理対象水中に放出された気泡の直径が超
微細化することにより、(1)全ての気泡が短時間で水
面に浮上することはなく、その漂う時間が長くなり、
(2)気泡全体の表面積、即ち気泡全体と処理対象水と
の接触面積が飛躍的に大きくなる。このため、処理対象
水中に拡散された超微細気泡は、溶存酸素を増加させる
と共に、種々の有機物を効率的に酸化する。溶存酸素が
増加することにより、処理対象水中の好気性菌による好
気性処理を促進させ、処理対象水を浄化する。酸化され
た有機物は、微小浮遊物質となり、後続の超微細気泡と
付着し、水面に浮上して凝集し、浮上スカムとなる。こ
の浮上スカムを定期的に捕集し且つ除去することによっ
て、処理対象水に対する浄化処理がなされる。
【0022】また、ロータ13の多数の極歯13aとス
テータ16の多数の極歯部17bや凹溝16aによる剪
断作用により、アオコ等の藻類の細胞を破壊することが
でき、藻類の繁殖を防止することができる。
【0023】更に、ロータ13の多数の極歯13aは
N,S極が交互に着磁されていること、及び駆動磁界に
より、処理対象水を磁化することができる。電気双極子
を成す水分子は磁界との相対運動が与えられると、それ
によってエネルギーが与えられ、エネルギー順位が引き
上げられる。すなわち、水分子が活性化せしめられ、当
該水分子のクラスターはより小さくなり、気泡中の酸素
がクラスター間に溶け込みやすくなり、また気泡が分割
されやすくなるものと考えられる。
【0024】このようにして、多数のロータ13の極歯
13aとステータ16の多数の極歯部17bや凹溝16
aにより、流入した気液混合液の無数の微小気泡が更に
分割され、超微細化されると共に、超微細気泡中の酸素
成分が超微細気泡を囲繞する処理対象水中に効率的に溶
け込むものと考えられる。
【0025】次に、第2の実施の形態の水質浄化処理装
置について説明する。図7は第2の実施の形態の水質浄
化処理装置23を示す側断面図である。水質浄化処理装
置23の水中ポンプ7′のステータ16′の内周面には
所定間隔で円環状の突部16′aが設けられ、この突部
16′aがロータ13の極歯13aと次段のロータ13
の極歯13a間に進出するように配置されており、その
他は上述した第1の実施の形態の水質浄化処理装置1の
水中ポンプ7と同様に構成されている。
【0026】従って、1個のロータ13とステータ1
6′の1個の突部16′aとにより気液混合液は4箇所
で剪断されるので、第1の実施の形態の水中モータ7の
1個のロータ13とステータ16の1個の凹溝16aと
により気液混合液は2箇所で剪断される(図6参照)の
に比して剪断部が2倍となり、微細な泡をより多く発生
することができる。これにより、第1の実施の形態の水
質浄化処理装置と同様な効果が得られる。なお、上述第
1及び第2の実施の形態では、吸気管11を1本、流入
口8aを1個としたが、これに限らず、複数の吸気管や
流入口を設けてもよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータの複数の極歯とステータの複数の極歯により気泡
を剪断して超微細気泡を生成するので、超微細気泡中の
酸素成分が超微細気泡を囲繞する処理水中に効率的に溶
け込み、処理水中の溶存酸素を増加させると共に、種々
の有機物を効率的に酸化させることができる。溶存酸素
が増加することにより、処理水中の好気性菌による好気
性処理を促進させ、処理水を浄化する。酸化された有機
物は、微小浮遊物質となり、後続の超微細気泡と付着
し、水面に浮上して凝集し、浮上スカムとなる。このよ
うにして、処理水を浄化処理することができる。
【0028】ロータとステータからなる水中ポンプによ
り駆動モータと気泡発生部とを一体化したので、構造が
簡単で、故障が少なく、信頼性の高い、低コストの水質
浄化処理装置を実現できる。
【0029】更に、流入した処理水を駆動磁界により磁
化して磁化水にするので、水分子が活性化させられ、当
該水分子のクラスターはより小さくなり、気泡中の酸素
がクラスター間に溶け込みやすくなると共に、気泡が分
割されやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水質浄化処理装置を横方向にして
河川・湖沼に吊り下げた状態を示す概略図である。
【図2】本発明に係る水質浄化処理装置の側断面図であ
る。
【図3】本発明に係る水質浄化処理装置の背面図であ
る。
【図4】図2のV−V線断面図である。
【図5】ステータの断面図である。
【図6】ロータとステータの要部の拡大図である。
【図7】第2の実施の形態の水質浄化処理装置を示す側
断面図である。
【図8】従来の気液混合装置の断面図である。
【符号の説明】
1,23 水質浄化処理装置 6 気液混合部 7,7′ 水中モータ 8 ハウジング 8a 流入口 8b 排出口 9 回転軸 10 軸受 11 吸気管 13 ロータ 13a 極歯 16,16′ ステータ 16a 凹溝 16′a 突部 17 ステータコア 17b 極歯部 18 ステータコイル 21 気泡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/20 C02F 3/20 Z 4G036 7/00 7/00 Fターム(参考) 4D029 AA01 AB01 BB11 4D037 AA05 AB02 AB03 BA03 CA05 CA07 CA12 4D050 AA12 AB06 BB01 BD01 CA11 CA17 4D061 DA08 DB04 EA19 EC01 EC09 4G035 AB17 AE13 4G036 AC26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理水を流入させるための流入口と、 空気を吸引するための吸気管と、 回転軸に固定され、軸方向に延出した極歯を周方向に順
    番に配列したロータと、 前記ロータの複数の極歯の外周に対して所定間隔で配置
    された複数の極歯を有する略円環形のステータとを備
    え、 前記ロータの複数の極歯がそれぞれ軸方向に対して所定
    角度傾斜するように形成され、前記回転軸及び前記ロー
    タが回転すると、前記吸気管から空気を吸引し、前記流
    入口から処理水を流入させ、前記ロータの複数の極歯と
    前記ステータの複数の極歯により気泡を剪断して超微細
    気泡を生成すると共に、流入した処理水を駆動磁界によ
    り磁化することを特徴とする水質浄化処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ステータが内周面に円環状の溝を有
    することを特徴とする請求項1に記載の水質浄化処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ステータが内周面に円環状の突部を
    有することを特徴とする請求項1に記載の水質浄化処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータの極歯が軸方向に複数列設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の水質浄化
    処理装置。
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