JP2002136909A - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents

塗布装置および塗布方法

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JP2002136909A
JP2002136909A JP2000334404A JP2000334404A JP2002136909A JP 2002136909 A JP2002136909 A JP 2002136909A JP 2000334404 A JP2000334404 A JP 2000334404A JP 2000334404 A JP2000334404 A JP 2000334404A JP 2002136909 A JP2002136909 A JP 2002136909A
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liquid
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Daiki Minamino
大樹 南野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数層の塗膜を同時重層塗布するに当たり、
各層の膜厚を均一に塗布するための塗布装置、塗布方法
を提供する。 【解決手段】 連続搬送される帯状支持体へ、別々の塗
布液を供給する2つ以上の塗布液供給口と、該供給口か
ら連結し幅手方向へ塗布液を広げる2つ以上のマニホー
ルドと、該マニホールドと連結し別々に塗布液を均一に
押し出す2つ以上のスリットと、それらのスリットを構
成する3つ以上のバーで構成される同時重層用エクスト
ルージョン型ダイコーターを用いて、前記帯状支持体へ
2層以上の塗布層を同時に塗布するエクストルージョン
型の塗布装置において、最下層からn番目までの塗布液
が流れるリップの支持体搬送方向の長さをLnとしたと
きLn>Ln-1であることを特徴とする塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続搬送する帯状
支持体上に塗布液を塗布するエクストルージョン塗布方
法に関し、更に詳しくは、高粘度の塗布液を薄膜で、且
つ、高速に塗布することを可能とするエクストルージョ
ン塗布方法及び塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は塗膜に高機能を持たせることを目
的に各層が独立の機能を持った多層の製品が多くなり、
生産効率の点から同時重層塗布が一般化している。特公
昭33−8977号には複数の層を混合させることなく
同時に塗布する方法としてスライド塗布方式やダイス内
で各層を合流させてからスリットより押し出しバックロ
ール上に支持された支持体へ塗布する方法が、さらに特
公昭58−31232号には両者を組み合わせた塗布方
法が開示されている。
【0003】塗布液の溶媒として揮発性の高い溶媒を使
用する場合、スライド塗布方式では開放部分が大きく溶
媒揮発に伴い塗布液物性が変化するという問題を有す
る。これに対しては塗布液が支持体に接触する直前まで
密閉系で溶媒の揮発が少なく、尚かつ高精度の膜厚分布
精度が得られるエクストルージョン型ダイコーターが広
く用いられている。
【0004】この場合、一般にコーターギャップと呼ば
れる塗布液吐出位置と支持体との距離が膜厚精度を規定
する重要なファクターとなる。このために塗布時の支持
体の位置を規定するため塗布位置で支持体をバックロー
ルで支持することが広く行われている。
【0005】エクストルージョン型ダイコーターで複数
層の塗布液を同時に塗布する場合、複数層が重ね合わさ
れるにつれリップ下の流量は増加していくが、コーター
と支持体の間の液架橋部であるビードを維持するために
は最上流の最も流量が少ない位置での液量に合わせたコ
ーターギャップとする必要があり、最下流の最も流量が
多い位置では流れる流量に対してコーターギャップは相
対的に狭いものになってしまう。エクストルージョン型
ダイコーターによる塗布でコーター幅手方向のコーター
ギャップの違いが生じた場合、スリットから吐出した塗
布液は幅手方向に移動し、仕上がる塗膜の塗布幅手方向
の膜厚分布が悪化するが、コーターギャップがリップ下
を流れる流量に対して相対的に狭い場合ビード内の圧力
は上昇し、圧力が低い場合に比べ幅手方向への液の流れ
が強く発生し膜厚分布が悪化しやすくなる。また、絶対
値としてコーターギャップの狭いものは広いものに比
べ、コーターの真直度やバックロールの振れなどの機械
精度の影響を受けやすくなり膜厚分布は悪化する。
【0006】これらの、課題に対する改良検討としては
例えば特開2000−153205号に単層塗布のため
のエクストルージョン型コーターのリップ長さを規定す
ることにより塗膜の均一性を改善する技術が提案されて
いるが、本発明で問題としているような同時多層塗布に
特有の問題を解決するものではなく、更なる改良が望ま
れている。
【0007】スライド塗布方式ではコーター、支持体間
で液保持する部分が無く、液架橋部であるビードではエ
クストルージョン塗布に比べて圧力が低いため上記のよ
うな問題は生じにくくなる。しかしながら塗布液の溶媒
として揮発性の高い溶媒を使用する場合、スリットから
流出した塗布液は被塗布物である支持体上に到達して所
定の塗膜厚に引き延ばされる前にスライド面上を流下し
ていくために粘度などの液物性が変化したり、スライド
面上で部分的に塗布液が乾燥することによりスライド面
を流下する塗膜を乱すことに起因する筋やムラなどの故
障を生ずることがあり、実質的に速乾性溶媒での塗布に
はほとんど使用されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
層の塗膜を同時重層塗布するに当たり、各層の膜厚を均
一に塗布するための塗布装置、塗布方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成によって達成された。
【0010】1.バックロールにより塗布反対面から塗
布位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送さ
れる帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の
塗布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液
を広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと
連結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリッ
トと、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構
成される同時重層用エクストルージョン型ダイコーター
を用いて、前記帯状支持体へ2層以上の塗布層を同時に
塗布するエクストルージョン型の塗布装置において、最
下層からn番目までの塗布液が流れるリップの支持体搬
送方向の長さをLnとしたときLn>Ln- 1であることを
特徴とする塗布装置。
【0011】2.3Ln-1>Ln>1.5Ln-1であるこ
とを特徴とする前記1記載の塗布装置。
【0012】3.バックロールにより塗布反対面から塗
布位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送さ
れる帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する3つ以上の
塗布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液
を広げる3つ以上のマニホールドと、該マニホールドと
連結し別々に塗布液を均一に押し出す3つ以上のスリッ
トと、それらのスリットを構成する4つ以上のバーで構
成される同時重層用エクストルージョン型ダイコーター
を用いて、前記帯状支持体へ3層以上の塗布層を同時に
塗布する際、少なくとも2つの塗布液がコーター内で合
流することにより支持体へ塗布液を吐出するスリットが
2つであり、2つのスリットから流出する塗布液群の
内、下層側を流れる塗布液群の平均粘度をμ1、合計吐
出流量をQ1、2つのスリットから流出する塗布液群の
内、上層側を流れる塗布液群の平均粘度をμ2、合計吐
出流量をQ2としたときμ1<μ2、Q1>Q2であること
を特徴とする塗布方法。
【0013】4.1.5μ1<μ2<10μ1、1.2Q2
<Q1<5Q2であることを特徴とする前記3記載の塗布
方法。
【0014】5.バックロールにより塗布反対面から塗
布位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送さ
れる帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の
塗布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液
を広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと
連結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリッ
トと、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構
成され、かつ、最下層の塗布液を吐出するスリットを形
成する2つのバーにのみ被塗布物である支持体と対向す
るリップを有し、それ以外の層を形成する塗布液を吐出
するスリットを形成するバーの内、支持体搬送方向下流
側にはリップを有さない同時重層用コーターを用いて、
前記帯状支持体へ2層以上の塗布層を同時に塗布する
際、最下層の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の
液に乗り支持体搬送方向へ持ち去られるようにしたこと
を特徴とする塗布方法。
【0015】6.バックロールにより塗布反対面から塗
布位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送さ
れる帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する3つ以上の
塗布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液
を広げる3つ以上のマニホールドと、該マニホールドと
連結し別々に塗布液を均一に押し出す3つ以上のスリッ
トと、それらのスリットを構成する4つ以上のバーで構
成され、かつ、最下層と最下層から2番目の塗布液を吐
出する2つのスリットを形成する3つのバーにのみ被塗
布物である支持体と対向するリップを有し、それ以外の
層を形成する塗布液を吐出するスリットを形成するバー
の内、支持体搬送方向下流側にはリップを有さない同時
重層用コーターを用いて、前記帯状支持体へ3層以上の
塗布層を同時に塗布する際、最下層と最下層から2番目
の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の液に乗り支
持体搬送方向へ持ち去られるようにし、かつ最下層の塗
布液粘度が最下層から2層目の塗布液粘度より低く、最
下層の塗布液吐出流量が最下層から2番目の塗布液吐出
流量より多いことを特徴とする塗布方法。
【0016】7.バックロールにより塗布反対面から塗
布位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送さ
れる帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の
塗布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液
を広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと
連結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリッ
トと、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構
成される同時重層用コーター用いて、前記帯状支持体へ
2層以上の塗布層を同時に塗布する際、最下層の塗布液
はスリットを出た直後に支持体上へ液架橋して乗り移
り、最下層の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の
液に乗り支持体搬送方向へ持ち去られるようにし、コー
ターと支持体の間に形成される液架橋部を支持体搬送方
向上流側から減圧することを特徴とする塗布方法。
【0017】本発明を更に詳しく説明する。本発明はバ
ックロール上に支持された支持体上に複数層の塗膜を同
時に形成するものであれば塗工される塗布液にはよらな
いが、一般的には写真感光材料、熱現像記録材料、アブ
レーション記録材料、磁気記録媒体、綱板表面処理、等
の塗布液の塗工に適用される。
【0018】2層以上の塗膜をエクストルージョン型ダ
イコーターで同時重層塗布する場合、支持体搬送方向に
向かってリップ長を長くすることが好ましい。リップ長
が同一、または支持体搬送方向に向かって短くなってい
る場合、塗布可能となるコーターギャップの限界値は狭
くなり、前述のように膜厚分布は悪化する。
【0019】支持体搬送方向のリップ長は、直前のリッ
プ長の1.5倍から3倍の間にすることが好ましい。
1.5倍以下ではコーターギャップ拡大の効果が少な
く、3倍以上では全リップ長が長くなりすぎリップ下の
全域でバックロール上の支持体との距離を一定間隔に配
置することが困難になる。
【0020】図1にエクストルージョン型ダイコーター
の塗布部断面の模式図を示す。図中4a、4b、4c、
・・・4m、4nはダイコーターを構成しているバーを
示し、ボルトで固定し構成されている。2a、2b、2
c、・・・2m、2nは各バーの先端のリップを示す。
3a、3b、・・・3mは各バーとバーとの間に出来る
スリットを示す。6a、6b、6c、・・・6mは塗布
液を幅方向に均一に供給するため、供給された塗布液を
一旦溜めるために各バーに配設されダイコーターの幅方
向に延設されたマニホールドを示す。各マニホールドに
別々の塗布液を供給するn個の塗布液供給口を有し、供
給された塗布液はマニホールドに連結している前記各ス
リットを通って支持体上に押し出されることで塗布が行
われる。5aはスリット3aより押し出される塗布液を
示し、5bはスリット3bより押し出される塗布液を示
し、5mはスリット3mより押し出される塗布液を示
す。
【0021】Aは塗布液5aにより形成される最下層を
示し、Bは塗布液5bにより形成される最下層Aに隣接
する層を示し、Mは塗布液5mにより形成される最上層
を示す。
【0022】1は図中の矢印方向(図中下から上)であ
る上流から下流に向かって連続搬送される支持体を示
す。尚、本発明において上流側とはダイコーターを基準
にして、支持体1が搬送されてくる側を言う。
【0023】ダイコーターでは、必要とする塗布層の数
に合わせ、バーの数を増やすことで、マニホールド、ス
リットを構成させることができる。ダイコーターの塗布
幅端部は様々な幅規制手段やサイドプレート等で所望の
塗布幅を得られるように封止されている。
【0024】図1で示される塗布方法に関しては、特開
昭56−95363号、同50−142643号に開示
されている単層での塗布方法、および、特開昭45−1
2390号、同46−236号に開示されている重層塗
布方式に関するものなど、塗布方式および塗布装置に関
し多くの特許が出願されている。これらの塗布方法はバ
ックロールで保持された支持体に対してコーターギャッ
プを通常1mm以下に保ちながら塗布する方法である。
コーターギャップとはダイコーターのリップと支持体と
の距離を言う。
【0025】これらダイコーターを用いバックロール上
に支持された支持体上に同時多層塗布により塗膜を形成
する場合、塗膜の安定性、安定膜厚分布を得るための重
要な要因としては、各スリットから押し出される塗布液
の物性(特に粘度)とコーターギャップであることが知
られており、これらを考慮しないと安定した塗布膜を得
ることはできない。
【0026】エクストルージョン型ダイコーターで塗布
を行う場合、1層塗布での膜厚と2層塗布での合計塗膜
厚が同一でも2層塗布とした方がよりコーターギャップ
を広くして塗布できる場合がある。これは、2層塗布時
の下層側の塗膜厚が上層側より厚く、かつ下層側の塗布
液粘度が上層側の塗布液粘度より低い場合である。エク
ストルージョン型ダイコーターによる3層以上の塗布の
場合はコーターギャップは狭くなってしまうが、コータ
ー内で各層の塗布液を合流させ、支持体への塗布供給を
2つのスリットのみにより行えば実質的に2層の塗布と
同様に扱うことが出来る。この時コーターギャップを広
くするための条件は、2つのスリットから流出する塗布
液群の内、下層側の塗布液群の平均粘度をμ1、合計吐
出流量をQ1、2つのスリットから流出する塗布液群の
内、上層側を流れる塗布液群の平均粘度をμ2、合計吐
出流量をQ2としたときμ1<μ2、Q1>Q2であること
である。
【0027】ここで言う平均粘度とは、例えば上流側は
最終的に一つのスリットに3つの塗布液が合流して吐出
する場合、塗布液1の粘度をμ11、流量をQ11、塗布液
2及び3の粘度をそれぞれμ12、μ13、流量をQ12、Q
13としたとき下層側の塗布液群の平均粘度μ1は下の式
で定義される。同様に、下流側は、最終的に一つのスリ
ットに2つの塗布液が合流して吐出する場合、塗布液4
の粘度をμ21,流量をQ21、塗布液5の粘度をμ22、流
量をQ22としたとき上層側の塗布液群の平均粘度μ2
下の式で定義される粘度である。
【0028】μ1=(μ11・Q11+μ12・Q12+μ13
13)/(Q11+Q12+Q13) μ2=(μ21・Q21+μ22・Q22)/(Q21+Q22) 上下層の塗布液群の平均粘度、吐出流量の関係は1.5
μ1<μ2<10μ1、1.2Q2<Q1<5Q2とすること
が好ましい。粘度比が1.5倍以下、または流量比が
1.2倍以下であるとコーターギャップ拡大の効果が少
なく、粘度比が10倍以上、または流量比が5倍以上あ
ると塗布後に液液界面が乱れて均一な塗膜が形成できな
くなる。図2では上層側へマニホールド6d及び6eか
ら供給される2層の塗布液5bが、下層側へはマニホー
ルド6a〜6cから供給される3層の塗布液5aがコー
ター内で合流する例を示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく上記条件を満たせば上層側、下層側が
より多くの塗布液群が合流したものでも良く、逆にどち
らかの層が一つの塗布液のみでも構わない。
【0029】塗布液を支持体上へ乗り移らせる場合には
塗布液を支持体へ押しつける何らかの力が必要になりエ
クストルージョン型ダイコーターによる塗布ではリップ
と支持体間に設けられた狭い間隙に塗布液を流出するこ
とにより生じる液圧が塗布液を支持体に押しつける力と
なる。しかしながら前述のようにこの圧が高いとコータ
ーギャップの幅手方向のアンバランスやバックロールの
偏芯などによる外因により膜厚分布が悪くなる。特に複
数層の塗布をエクストルージョン型ダイコーターにより
行う場合は液の内圧を高く保たないと塗布できないこと
がある。
【0030】一方スライド塗布では液架橋部にはエクス
トルージョン型ダイコーターの様に塗布液を押しつける
力が働かないため重力により塗布液を支持体に乗り移ら
せるか、液架橋部であるビードの上流側を減圧すること
により塗布液を支持体上へ引きつけることが一般的に行
われる。このためにスライド塗布ではコーターギャップ
の変動などの外因による膜厚分布の悪化がエクストルー
ジョン型ダイコーターを用いた塗布より少ない。しか
し、スライド塗布を行う場合は生産性向上のために塗布
速度を上げていく場合、後者のように減圧を利用して塗
布を行うことがほとんどで、エクストルージョン型ダイ
コーターを用いた塗布より設備的な負荷が増える。ま
た、前述したように塗布液の溶媒として揮発性の高い溶
媒を使用しする場合、スリットから流出した塗布液は被
塗布物である支持体上に到達して所定の塗膜厚に引き延
ばされる前にスライド面上を流下していくために粘度な
どの液物性が変化したり、スライド面上で部分的に塗布
液が乾燥することによりスライド面を流下する塗膜を乱
すことに起因する筋やムラなどの故障を生ずることがあ
る。
【0031】これらの問題を解決するための手段が本発
明の次の手段で、図3のようなコーターを用いたもので
ある。すなわち、最下層の塗布液を吐出するスリットを
形成する2つのバー4aと4bにのみ被塗布物である支
持体と対向するリップ2a及び2bを有し、それ以外の
層を形成する塗布液を吐出するスリットを形成するバー
の内、支持体搬送方向下流側にはリップを有さず、最下
層の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の液に乗り
支持体搬送方向へ持ち去られるようにしたものである。
【0032】ビードは最下層の塗布液部分ではエクスト
ルージョン型ダイコーターの形状を踏襲しており減圧な
どによる塗布液を支持体へ押しつける外力を必要としな
い。最下層より上層の液は支持体に押しつけるような流
れをとらないために液内に大きな圧力は発生せず、全体
としてみると全層をエクストルージョン型ダイコーター
で塗布するより低い液圧で塗布することができ、液圧上
昇による膜厚分布悪化を抑制することができる。また、
最下層より上層に位置する層は支持体上に到達するまで
の距離が極力短くなるようにスリットより吐出されるた
め、スライド塗布で揮発性の高い溶媒を使用する場合に
生じるスライド面上でのムラや乾きの問題も発生しな
い。さらに、最下層より上層に位置する層はスライド塗
布の様に重力により支持体方向へ流下させるわけではな
く、スリットから押し出された直後に下層液に乗って支
持体方向へ運ばれるため、コーターのバックロールに対
する設置位置はスライド塗布のように限定されるもので
はない。
【0033】塗布層が3層以上で、最下層の吐出液量が
少なく図3の様な塗布方式でもコーターギャップが狭く
膜厚分布が目標を達成できない場合は図4の様なコータ
ーを用いて塗布を行うことにより問題を解消できる。す
なわち、最下層と最下層から2番目の塗布液を吐出する
2つのスリットを形成する3つのバー4a、4b及び4
cにのみ被塗布物である支持体と対向するリップ2a、
2b及び2cを有し、それ以外の層を形成する塗布液を
吐出するスリットを形成するバーの内、支持体搬送方向
下流側にはリップを有さない同時重層用コーターを用い
て、最下層と最下層から2番目の塗布液以外はスリット
を出た直後に下層の液に乗り支持体搬送方向へ持ち去ら
れるようにし、かつ最下層の塗布液粘度が最下層から2
層目の塗布液粘度より低く、最下層の塗布液吐出流量が
最下層から2番目の塗布液吐出流量より多くする塗布方
法である。
【0034】前述したように、2層のエクストルージョ
ン型ダイコーターの場合、最下層の塗布液粘度が最下層
から2層目の塗布液粘度より低く、最下層の塗布液吐出
流量が最下層から2番目の塗布液吐出流量より多い場
合、2層分の塗布液を単層で塗布した場合よりコーター
ギャップを広くすることができるため、十分なコーター
ギャップを得ることができる。
【0035】最下層と最下層から2層目の塗布液粘度比
は1:1.5から1:10、流量比は1.2:1から
5:1の範囲にあることが好ましい。
【0036】塗布液粘度、流量の関係を上記のようにす
ることができない場合は、図5の様に全てのスリットを
形成するバーのリップを無くし、最下層の塗布液はスリ
ットを出た直後に支持体1上へ液架橋して乗り移り、最
下層の塗布液以外(5b〜5d)はスリットを出た直後
に下層の液に乗り支持体搬送方向へ持ち去られるように
し、コーターと支持体の間に形成される液架橋部を支持
体搬送方向上流側から減圧することにより塗布を行うこ
とができる。これが本発明の別の手段で、減圧設備(減
圧ポンプ7及び減圧部8)を設けなければならない設備
的な負荷は増えるが、塗布液物性、流量の構成によらず
十分に広いコーターギャップで塗布を行うことができ
る。
【0037】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれらの例に限定されるものではない。
【0038】実施例1 塗布液の調製 メチルエチルケトンにポリビニルブチラール溶解させ、
固形分濃度の異なる塗布液を得た。これらの塗布液の2
5℃での粘度をB型粘度計で測定したところ表1の粘度
であった。
【0039】
【表1】
【0040】この塗布液を各種のコーターにより目標塗
膜厚が得られるようスリットへの供給流量を調整した上
で吐出し、バックロールにより支持された100μmP
ETの支持体上に塗布した。バックロールは外径300
mm、面長1300mmのクロムメッキ表面処理を施し
た金属ロールで、塗布幅は1000mmとし、下記のウ
ェット膜厚で塗布速度30m/minで100m塗布し
た。
【0041】各層塗布液を表2の目標膜厚で塗布し、各
試料を得た。ここで、目標膜厚とは、塗布後乾燥前の各
層の膜厚を言う。
【0042】
【表2】
【0043】塗布には図6の様な形状でリップ長さが表
3の様に異なる3つのダイコーターを用いた。リップ長
さは3つのスリットを形成する4つのバーの最上流側か
ら2aをL1、2bをL2、2cをL3、2dをL4と
して示した。
【0044】塗布、乾燥後に得られた試料の膜厚を接触
式の膜厚計(東京精密社製 電機マイクロメーター ミ
ニコムM)を用いて幅手に2cm間隔で50点測定し、
その平均値に対する変動幅を幅手膜厚分布として評価し
た。また幅手50点の平均値を一つの値とし、長手50
cm間隔20個の値の平均値からの変動を長手膜厚分布
として評価した。結果を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表3に示す如く、各リップ長さの関係が本
発明の範囲内であれば膜厚が安定していることを確認し
た。
【0047】実施例2 図7のコーターを用いて、実施例1で調製した塗布液
を、各液の組み合わせで試料を作製し、幅手の膜厚分布
を測定した。リップ長は全て1mmとした。
【0048】
【表4】
【0049】表4に示す如く、各塗布液の粘度、流量の
関係が本発明の範囲内であれば膜厚が安定していること
を確認した。
【0050】実施例3 図6で4層スリットのエクストルージョン型ダイコータ
ーと、図3〜5で示されるコーターを用いて、実施例1
で調製した塗布液を、目標膜厚が表5の様になるよう4
層の同時重層塗布を行い幅手の膜厚分布を測定した。図
5のコーターを用いる場合はビード上流側の減圧度が−
60mmH2Oとなるよう調節して塗布を行った。結果
を表6に示す。
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】表6から、本発明の塗布方式であれば膜厚
が安定していることが確認された。
【0054】
【発明の効果】本発明により、複数層の塗膜を同時重層
塗布するに当たり、各層の膜厚を均一に塗布するための
塗布装置、塗布方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】エクストルージョン型ダイコーターの塗布部断
面の模式図である。
【図2】本発明の同時重層塗布用のエクストルージョン
型ダイコーターを用いた塗布装置を示す図である。
【図3】本発明の別の同時重層塗布用のエクストルージ
ョン型ダイコーターを用いた塗布装置を示す図である。
【図4】本発明の別の同時重層塗布用のエクストルージ
ョン型ダイコーターを用いた塗布装置を示す図である。
【図5】本発明の別の同時重層塗布用のエクストルージ
ョン型ダイコーターを用いた塗布装置を示す図である。
【図6】同時重層塗布用のエクストルージョン型ダイコ
ーターを用いた塗布装置を示す図である。
【図7】本発明の別の同時重層塗布用のエクストルージ
ョン型ダイコーターを用いた塗布装置を示す図である。
【符号の説明】
1 支持体 2a、2b、2c、2d、2e、2m、2n リップ 3a、3b、3c、3d、3m スリット 4a、4b、4c、4d、4e、4m、4n バー 5a、5b、5c、5d、5m 塗布液 6a、6b、6c、6d、6e、6m マニホールド 7 減圧ポンプ 8 減圧部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックロールにより塗布反対面から塗布
    位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送され
    る帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の塗
    布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液を
    広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと連
    結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリット
    と、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構成
    される同時重層用エクストルージョン型ダイコーターを
    用いて、前記帯状支持体へ2層以上の塗布層を同時に塗
    布するエクストルージョン型の塗布装置において、最下
    層からn番目までの塗布液が流れるリップの支持体搬送
    方向の長さをLnとしたときLn>Ln-1であることを特
    徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 3Ln-1>Ln>1.5Ln-1であること
    を特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 バックロールにより塗布反対面から塗布
    位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送され
    る帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する3つ以上の塗
    布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液を
    広げる3つ以上のマニホールドと、該マニホールドと連
    結し別々に塗布液を均一に押し出す3つ以上のスリット
    と、それらのスリットを構成する4つ以上のバーで構成
    される同時重層用エクストルージョン型ダイコーターを
    用いて、前記帯状支持体へ3層以上の塗布層を同時に塗
    布する際、少なくとも2つの塗布液がコーター内で合流
    することにより支持体へ塗布液を吐出するスリットが2
    つであり、2つのスリットから流出する塗布液群の内、
    下層側を流れる塗布液群の平均粘度をμ1、合計吐出流
    量をQ1、2つのスリットから流出する塗布液群の内、
    上層側を流れる塗布液群の平均粘度をμ2、合計吐出流
    量をQ2としたときμ1<μ2、Q1>Q2であることを特
    徴とする塗布方法。
  4. 【請求項4】 1.5μ1<μ2<10μ1、1.2Q2
    1<5Q2であることを特徴とする請求項3記載の塗布
    方法。
  5. 【請求項5】 バックロールにより塗布反対面から塗布
    位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送され
    る帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の塗
    布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液を
    広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと連
    結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリット
    と、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構成
    され、かつ、最下層の塗布液を吐出するスリットを形成
    する2つのバーにのみ被塗布物である支持体と対向する
    リップを有し、それ以外の層を形成する塗布液を吐出す
    るスリットを形成するバーの内、支持体搬送方向下流側
    にはリップを有さない同時重層用コーターを用いて、前
    記帯状支持体へ2層以上の塗布層を同時に塗布する際、
    最下層の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の液に
    乗り支持体搬送方向へ持ち去られるようにしたことを特
    徴とする塗布方法。
  6. 【請求項6】 バックロールにより塗布反対面から塗布
    位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送され
    る帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する3つ以上の塗
    布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液を
    広げる3つ以上のマニホールドと、該マニホールドと連
    結し別々に塗布液を均一に押し出す3つ以上のスリット
    と、それらのスリットを構成する4つ以上のバーで構成
    され、かつ、最下層と最下層から2番目の塗布液を吐出
    する2つのスリットを形成する3つのバーにのみ被塗布
    物である支持体と対向するリップを有し、それ以外の層
    を形成する塗布液を吐出するスリットを形成するバーの
    内、支持体搬送方向下流側にはリップを有さない同時重
    層用コーターを用いて、前記帯状支持体へ3層以上の塗
    布層を同時に塗布する際、最下層と最下層から2番目の
    塗布液以外はスリットを出た直後に下層の液に乗り支持
    体搬送方向へ持ち去られるようにし、かつ最下層の塗布
    液粘度が最下層から2層目の塗布液粘度より低く、最下
    層の塗布液吐出流量が最下層から2番目の塗布液吐出流
    量より多いことを特徴とする塗布方法。
  7. 【請求項7】 バックロールにより塗布反対面から塗布
    位置が保持され、上流から下流に向かって連続搬送され
    る帯状支持体へ、別々の塗布液を供給する2つ以上の塗
    布液供給口と、該供給口から連結し幅手方向へ塗布液を
    広げる2つ以上のマニホールドと、該マニホールドと連
    結し別々に塗布液を均一に押し出す2つ以上のスリット
    と、それらのスリットを構成する3つ以上のバーで構成
    される同時重層用コーター用いて、前記帯状支持体へ2
    層以上の塗布層を同時に塗布する際、最下層の塗布液は
    スリットを出た直後に支持体上へ液架橋して乗り移り、
    最下層の塗布液以外はスリットを出た直後に下層の液に
    乗り支持体搬送方向へ持ち去られるようにし、コーター
    と支持体の間に形成される液架橋部を支持体搬送方向上
    流側から減圧することを特徴とする塗布方法。
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