JP2002136559A - エアーマット - Google Patents

エアーマット

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JP2002136559A
JP2002136559A JP2000333617A JP2000333617A JP2002136559A JP 2002136559 A JP2002136559 A JP 2002136559A JP 2000333617 A JP2000333617 A JP 2000333617A JP 2000333617 A JP2000333617 A JP 2000333617A JP 2002136559 A JP2002136559 A JP 2002136559A
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Japan
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air
mat
treatment
air supply
bag
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Application number
JP2000333617A
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English (en)
Inventor
Shinichi Oguri
愼一 小栗
Mitsuaki Fujishiro
光明 藤代
Toshio Murai
俊夫 村井
Masaki Wada
正記 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨縮可能な施療袋や振動部材及びヒー
タと、各施療袋を膨縮させるエアー給排気装置やエアー
ホースを一体的に内袋に内装して、該内袋をマット本体
内に挿脱可能にした組立容易なエアーマットを提供す
る。 【解決手段】 複数の施療袋12・・と、これら各施
療袋12・・を膨縮させるエアー給排気装置13及びこ
れと各施療袋12・・とを接続するエアーホース14
と、該エアーホース14下面に敷設されるヒータ23と
を一体的に内袋2に内装すると共に、該内袋2を有クッ
ション性のマット本体11に内装して、エアー給排気装
置13からの圧空供給により各施療袋12・・を同時若
しくは順次或いは任意に膨縮させるようにし、組立容易
で最小限の使用面積で設置でき、且つマット本体11へ
温圧空を供給し得るよう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マット本体に膨縮する
施療袋と振動部材を配設すると共に施療袋を膨縮させる
エアー給排気装置を内装し、可及的にコンパクトに形成
して適宜の施療作用を行わせる事ができるようにするエ
アーマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマットとしては、ウレタン等の有
クッション性を有する素材で布団形状に形成したクッシ
ョンマットや、マット内部に空気を供給できるようにし
て、該供給空気圧により有クッション性を保つようにし
たエアーマット等が一般的である。
【0003】しかし、この種従来のクッションマットや
エアーマットは、平坦な形状にして、布団の下部に敷い
たり布団の代用としてのみ用いられるものである為、使
用方法が限定されるものであり、また睡眠前の疲労回復
手段の機能も無い為、リラックスして睡眠できないとい
う問題があった。
【0004】ところで、近年では、上記問題を解決すべ
く、複数の施療袋を内設せしめた有クッション性のマッ
ト本体に、各施療袋を膨縮させるエアー給排気装置をエ
アーホースを介して接続する事で、各施療袋を同時或い
は順次に膨縮させて適宜の押圧施療を行い得るようにし
たエアーマットが開発されており、既に商品化されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のエア
ーマットにおいては、施療袋を内装したマット本体と、
この施療袋に圧空を供給するエアー給排気装置とこれら
を接続するエアーホースが必要であるが、これらはマッ
ト本体から露出している為に、マット本体近傍に配置さ
れるエアー給排気装置やエアーホースが邪魔となり、そ
の近傍の通行の妨げや怪我等を誘発する原因となってい
た。
【0006】また、上記従来のエアーマットは、施療袋
を膨縮させてマット本体上部に仰臥した使用者の背部に
上方への押圧施療を行わせる事ができる為に、リラック
スした状態でソフトなマッサージを行わせる事ができる
のであるが、該マッサージが比較的にソフトである為に
飽き易く、逆に強固な施療が行えないという問題が生じ
ていた。
【0007】更に従来のエアーマットにおいては、冬場
等の季節には、使用時にマット本体が冷たく感じる為、
厚い毛布や敷布団を別に設けて使用する施療者もおり、
押圧施療が更に弱くなり、効果が望めないという問題も
あった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、膨縮可能な施療袋や振動部材及びヒータと、
各施療袋を膨縮させるエアー給排気装置やエアーホース
を一体的に内袋に内装して、該内袋をマット本体内に挿
脱可能にした組立容易なエアーマットを提供する事を目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】而して、本発明のエアー
マットは、上記目的を達成すべく以下のように構成され
るものである。
【0010】すなわち、本発明の請求項1記載のエアー
マットは、複数の施療袋を内設せしめた有クッション性
のマット本体に、前記各施療袋を膨縮させるエアー給排
気装置及びこれと各施療袋とを接続するエアーホースと
を一体的に内装すると共に、前記エアーホースの下面に
ヒータを敷設し、前記エアー給排気装置からエアーホー
スを介して圧空を供給する事により、各施療袋へ温圧空
を給排できるよう構成した事を特徴とするものである。
【0011】更に、本発明の請求項2記載のエアーマッ
トは、複数の施療袋と、これを膨縮させるエアー給排気
装置及びこれと各施療袋とを接続するエアーホースとを
内袋に一体的に内装して、該内袋を有クッション性のマ
ット本体に挿脱可能に構成した事を特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明の請求項3記載のエアーマッ
トは、施療袋近傍に振動部材を配設した事を特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】よって、本発明のエアーマットは、以上のよう
に構成する事により次のような作用をもたらすものであ
る。
【0014】すなわち、請求項1の本発明におけるエア
ーマットは、マット本体に配設された施療袋を膨縮させ
るエアー給排気装置及びエアーホースを、マット本体に
一体的に内装させている為、コンパクトであり、エアー
給排気装置やエアーホースがマット本体から露出する事
による通行の妨げや怪我を誘発する危険性も無く、最小
限の使用面積で有効な施療が行える。
【0015】更に、請求項1の本発明におけるエアーマ
ットは、マット本体に内装されるエアーホース下面にヒ
ータを敷設している為、エアー給排気装置から供給され
る圧空はエアーホースで暖められ、各施療袋へ温圧空が
給排されてマット本体が暖められ、温熱作用と施療袋の
膨縮作用により心地良い押圧施療が行える。
【0016】更に請求項2記載の本発明は、各施療袋や
エアー給排気装置及びエアーホースとを一体的に内袋に
内装して、これをマット本体内に入脱できるようにして
いる為、製造段階及び故障等の修理段階における組立作
業及び機器の取出し作業の効率化を図る事ができる。
【0017】また請求項3記載の本発明では、施療袋近
傍に振動部材が配設されている為、近傍の施療袋に振動
を付与させる事ができ、施療袋に振動と膨縮による強固
な押圧振動施療を行わせる事ができる。
【0018】
【発明の実施の態様】以下、本発明のエアーマットを、
図面に示す一実施例に基づきこれを詳細に説明する。
【0019】図1は本発明のエアーマットの一実施例を
示す斜視図であり、図2は本発明のエアーマットの一実
施例を示す縦断面図であり、図3は本発明のエアーマッ
トの一実施例を示す説明図である。
【0020】図1に示すエアーマット1は、複数の施療
袋12・・と、これら各施療袋12・・を膨縮させるエ
アー給排気装置13及びこれと各施療袋12・・とを接
続するエアーホース14と、該エアーホース14下面に
敷設されるヒータ23とを一体的に内袋2に内装すると
共に、該内袋2を有クッション性のマット本体11に内
装して、エアー給排気装置13からの圧空供給により各
施療袋12・・を同時若しくは順次或いは任意に膨縮さ
せるようにし、組立容易で最小限の使用面積で設置で
き、且つマット本体11へ温圧空を供給し得るよう構成
したものである。
【0021】前記マット本体11は、例えば綿や化学繊
維の他、ウレタンやスポンジ等の弾性を有するクッショ
ン性良好な素材を適宜に使用して、使用者の身体を載置
し得る形状に形成すれば良いのであるが、実施例では、
図2に示すように下面生地111を、ナイロン製内布1
12と、ポリエステル製中綿113と、ポリエステル8
0%で麻20%の混紡製外布114との三重で構成する
と共に、上面生地115を、ナイロン製内布116と、
遠赤・抗菌作用を有するポリエステル製中綿117と、
ポリエステル起毛品である外布114との三重で構成し
ている。
【0022】また、この前記下面生地111と上面生地
115とは、その接合面の周囲を縫製すると共に、足元
側一側をファスナー119で開閉自在に止着して袋状に
形成している。
【0023】更に前記マット本体11内部には、組立や
修理等を効率よくする為にファスナー119で開閉自在
にした内袋2が設けられており、該内袋2内にマット本
体11に敷設されるクッションウレタン21や、該クッ
ションウレタン21に上面が稍々突出するよう埋設され
る振動部材22とエアー給排気装置13が設けられ、且
つ該クッションウレタン21上部にはウレタン面24を
介してその上部に配設されるヒータ23と該ヒータ23
上部に配備されるエアーホース14や施療袋12が設け
られ、これらを一体的に内装してマット本体11に挿脱
できるようにしている。
【0024】前記施療袋12は、内外二層で構成され、
内層の材料には空気漏れ防止に有効なポリウレタンを用
いており、外層の材料には膨らみ過ぎ防止に有効な6−
ナイロンを用いて形成されたものであり、この施療袋1
2は、図3に示す実施例で示したように、前記マット本
体11の肩位置対応部及び腰部位置対応部に配設したも
のを例示しており、前記エアー給排気装置13からの圧
縮空気の供給によりエアーホース14を介してこれらに
供給して膨縮させ、施療者に空圧マッサージを行わせる
ようにしている。
【0025】尚、前記施療袋12は、前記マット本体1
1の中心左右に亘るよう対を成して配設されるものであ
り、図3の実施例では、マット本体の上端から50cm
の肩位置対応部と、80cmの腰部対応位置とに配設し
た例を示しているが、これに限らず、適宜位置に配設す
れば良い。
【0026】前記エアー給排気装置13は、前記各施療
袋12・・に圧縮空気を供給排出する為ものであり、該
エアー給排気装置13は、例えばエアーコンプレッサー
或いはエアーポンプなどの空気供給源131と、該空気
供給源131から圧縮空気を各施療袋12・・に分配す
る電磁弁132とを備えており、該電磁弁132と各施
療袋12・・間にエアーホース14が介設されている。
【0027】尚、前記エアー給排気装置13は、前記マ
ット本体11の足元側に配設される保護ケースで保守さ
れており、該保護ケースで前記空気供給源131及び電
磁弁132を保護する事ができるようにすると共に、こ
れらの作動音や給排気音等の雑音を吸収できるように
し、且つマット本体11のクッションウレタンや下面生
地111及び上面生地115の細埃の流入を防止できる
ようにしている。
【0028】また、前記エアー給排気装置13には、配
線31を介して圧縮空気の給排気を制御する制御装置3
が接続されており、該制御装置3は保護ケースに保守さ
れて前記マット本体11の足元側に配設されている。
【0029】また、前記制御装置3に制御されて前記エ
アー給排気装置13から各施療袋12・・への給排気を
行う為に、電源スイッチ4やこれを操作するリモコンケ
ース41を備えており、該リモコンケース41にマッサ
ージ選択スイッチをそれぞれ備える一方、これらの給排
気態様を指示制御する従来からのマイコン等の制御機構
を具備させて、各施療袋12・・への給排気を選択して
制御できるようにする事ができる。
【0030】前記振動部材22は、該クッションウレタ
ン21に上面が稍々突出するよう埋設されるものであ
り、該振動部材22としては、例えば、モータの軸芯に
偏心状に振子を設けたものや、電磁力で微振動を付与さ
せるようにする従来品を使用すれば良い。
【0031】また、前記ヒータ23は、前記ウレタン面
24上部に配設されるものであり、該ヒータ23として
は、従来からの面状ヒータや線状ヒータが用いられる。
【0032】
【発明の効果】よって、本発明におけるエアーマット
は、マット本体に配設された施療袋を膨縮させるエアー
給排気装置及びエアーホースを、マット本体に一体的に
内装させている為、別設置されるエアー給排気装置と該
エアー給排気装置と施療袋とを接続する露出型のエアー
ホースとを有する従来のエアーマットとは異なり、コン
パクトに設計でき、エアー給排気装置やエアーホースが
マット本体から露出する事による通行の妨げや怪我を誘
発する危険性も無く、最小限の使用面積で有効な施療が
行える。
【0033】更に、本発明におけるエアーマットは、マ
ット本体に内装されるエアーホース下面にヒータを敷設
している為、冬季には厚い毛布や敷布団を別に設ける必
要もあった従来のエアーマットとは異なり、エアー給排
気装置から供給される圧空はエアーホースで暖められて
各施療袋へ給排されてマット本体が暖められ、温熱作用
による血行促進と施療袋の膨縮作用による押圧施療との
相乗効果による心地良く効率的な施療が行える。
【0034】また本発明では、施用袋を振動させる振動
部材が配設されている為、単に施療袋を膨縮させる従来
のエアーマットとは異なり、施療袋に通常の膨縮作用と
振動膨縮作用を任意に行わせる事ができ、変化のある施
療を選択使用する事ができる。
【0035】更に本発明は、各施療袋やエアー給排気装
置及びエアーホースとを一体的に内袋に内装して、これ
をマット本体内に容易に挿脱できるようにしている為、
製造段階及び故障等の修理段階における組立作業及び機
器の取出し作業の効率化を図る事ができると共に、別設
置される外部エアー給排気装置やエアーホースを有する
従来型のエアマットとは異なり、梱包スペースも最小に
する事ができ、且つ運送費の軽減に役立ち、更に故障の
誘発を抑える事もできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアーマット装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明のエアーマット装置の一実施例を示す縦
断面図である。
【図3】本発明のエアーマット装置の一実施例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 エアーマット装置 11 マット本体 12 施療袋 13 エアー給排気装置 14 エアーホース 22 振動部材 23 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 正記 大阪府大阪市北区鶴野町4番A−424号 株式会社プロテックフジ内 Fターム(参考) 4C074 AA03 AA04 BB05 CC01 DD01 DD04 GG02 HH02 HH05 4C100 AD02 BA06 BB03 BC13 CA15 DA05 DA06 DA08 DA10 EA06 EA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の施療袋を内設せしめた有クッショ
    ン性のマット本体に、前記各施療袋を膨縮させるエアー
    給排気装置及びこれと各施療袋とを接続するエアーホー
    スとを一体的に内装すると共に、前記エアーホースの下
    面にヒータを敷設して構成した事を特徴とするエアーマ
    ット。
  2. 【請求項2】 複数の施療袋と、これを膨縮させるエア
    ー給排気装置及びこれと各施療袋とを接続するエアーホ
    ースとを内袋に一体的に内装して、該内袋を有クッショ
    ン性のマット本体に挿脱可能に構成した事を特徴とする
    エアーマット。
  3. 【請求項3】 前記施療袋近傍に振動部材を配設した事
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載のエアーマッ
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2213451A1 (es) * 2002-06-21 2004-08-16 Ana Maria Garcia Aznar Almohadon terapeutico.
WO2006006216A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Ngc Corporation 体操用緩衝マット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2213451A1 (es) * 2002-06-21 2004-08-16 Ana Maria Garcia Aznar Almohadon terapeutico.
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