JP2002135567A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JP2002135567A
JP2002135567A JP2000340568A JP2000340568A JP2002135567A JP 2002135567 A JP2002135567 A JP 2002135567A JP 2000340568 A JP2000340568 A JP 2000340568A JP 2000340568 A JP2000340568 A JP 2000340568A JP 2002135567 A JP2002135567 A JP 2002135567A
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JP2000340568A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Konno
野 美 紀 今
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • H04N1/626Detection of non-electronic marks, e.g. fluorescent markers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/38Circuits or arrangements for blanking or otherwise eliminating unwanted parts of pictures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/04Arrangements for exposing and producing an image
    • G03G2215/0426Editing of the image, e.g. adding or deleting

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 予めラインマーカでマークされた文書に対す
る編集を簡単かつ手軽に実現する画像編集装置を提供す
る。 【解決手段】 カラースキャナ52と、このカラースキ
ャナ52で文書を読取って得られた画像データを処理す
る画像処理部25とを備える画像編集装置において、カ
ラースキャナ52は、第1のカラーを有する文字または
線図の部分と、これら文字または線図の情報を覆うよう
に上記第1のカラーと異なる第2のカラーでマークされ
た部分とを含む原稿を読み取り、画像処理部25は、読
み取られた原稿の画像データのうち、上記被マーク部分
の画像データを編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像編集装置に関
し、特に、注意を喚起したい部分が予めラインマーカで
マークされた文書における被マーク部分に編集処理を実
行する画像編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙に印刷された文書に蛍光色のラインマ
ーカなどを用いて重要な情報をマークし、この情報を目
立たせることにより注意を喚起することは、一般的に広
く行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライン
マーカを用いて手作業にてマークすると、ラインが斜め
になったり、直線でなく多少上下または左右にぶれて蛇
行する事態がしばしば発生する。このため、ラインマー
カを用いた書込によって却って文書が醜くなる場合があ
る。
【0004】このような事態を防止するために、定規を
添えてラインを引くこともあるが、このような処置を施
すと、ライン書込の効率が落ちる、という問題があっ
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、予めラインマーカでマークされた文
書における被マーク部分に所望の編集処理を実行するこ
とにより簡単な文書編集を手軽に実現する画像編集装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の手段に
より上記課題の解決を図る。即ち、本発明の第1の態様
によれば、カラースキャナと、このカラースキャナで文
書を読取って得られた画像データを処理する画像処理部
とを備える画像編集装置において、上記カラースキャナ
は、第1のカラーを有する文字または線図の部分と、上
記文字または線図の情報を覆うように上記第1のカラー
と異なる第2のカラーでマークされた部分とを含む第1
の原稿を読み取り、上記画像処理部は、読み取られた上
記第1の原稿の画像データのうち上記被マーク部分の画
像データを編集する、画像編集装置が提供される。
【0007】また、本発明の第2の態様によれば、カラ
ースキャナと、このカラースキャナで文書を読取って得
られた画像データを処理する画像処理部とを備える画像
編集装置において、上記カラースキャナは、第1のカラ
ーを有する文字または線図の部分と、上記文字または線
図の情報を覆うように上記第1のカラーと異なる第2の
カラーでマークされた部分とを含む第1の原稿を読み取
り、上記画像処理部は、読み取られた上記第1の原稿の
画像データのうち上記被マーク部分の上記画像データに
基づいて上記被マーク部分の輪郭形状を矩形化し、上記
矩形の頂点の位置を認識し、これらの頂点の位置情報に
基づいて相互に近接する上記矩形領域を連結し、上記第
2のカラーを有する連結された矩形領域と、この連結さ
れた矩形領域内の上記文字または線図の情報とを含む画
像データを作成する、画像編集装置が提供される。
【0008】上記画像処理部が上記被マーク部分の輪郭
形状を矩形化し、その頂点の位置を認識し、これらの頂
点の位置情報に基づいて相互に近接する上記矩形領域を
連結し、上記第2のカラーを有する連結された矩形領域
と、この連結された矩形領域内の上記文字または線図の
情報とを含む画像データを作成するので、手作業により
乱れた輪郭形状で書き込まれたラインマークが端整に整
形される。
【0009】上記画像処理部の編集処理は、上記連結さ
れた矩形領域の画像データに基づいて、上記矩形領域の
周縁部の少なくとも一部を除く上記第2のカラーの情報
を消去して上記第2のカラーを有する細線の画像データ
を作成する処理を含む。これにより、原稿に書き込んだ
ラインマークを簡単に消去することができる。
【0010】また、上記画像処理部の編集処理は、上記
連結された矩形領域の画像データに対するあみかけ処理
を含む。
【0011】本発明の実施態様において、上記第2のカ
ラーは、複数種類のカラーを含み、上記画像処理部の編
集処理は、上記連結された矩形領域のうち、所望のカラ
ーと実質的に同一の上記第2のカラーを有する部分の画
像データに対するものであっても良い。
【0012】本発明の他の実施態様において、上記画像
編集装置は、複数の第3のカラーの画像データを予め格
納する記憶装置と、上記第3のカラーを表示するカラー
表示装置と、入力装置とをさらに備え、上記所望のカラ
ーは、上記カラー表示装置に表示された上記第3のカラ
ーから選択して上記入力装置により上記画像処理部に入
力したものである。
【0013】また、上記所望のカラーは、上記第1の原
稿の画像データから選択されたものでも良い。
【0014】また、本発明の第3の態様によれば、カラ
ースキャナと、このカラースキャナで文書を読取って得
られた画像データを処理する画像処理部とを備える画像
編集装置において、上記カラースキャナは、第1のカラ
ーを有する文字または線図の部分と、上記文字または線
図の情報を覆うように上記第1のカラーと異なる第2の
カラーでマークされた部分とを含む第1の原稿を読み取
るとともに、上記カラースキャナは、上記第1の原稿に
先立って上記第2のカラーを指定するための第2の原稿
を読み取り、上記画像処理部は、上記カラースキャナで
上記第2の原稿をスキャンした結果に基づき指定される
上記第2のカラーのマーク部分を編集処理することを特
徴とする画像編集装置が提供される。
【0015】上述した画像編集装置は、上記カラースキ
ャナによる上記第1の原稿のスキャン中に、上記第2の
カラーの変更を指示する指示手段をさらに備えることが
望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、以下の各図に
おいて、同一の部分には同一の参照番号を付してその説
明を適宜省略する。
【0017】図1は、本発明にかかる画像編集装置の実
施の一形態を備える複合型画像形成装置(マルチファン
クション型複写装置)の一例の外観を示す斜視図であ
る。
【0018】同図に示す複合型画像形成装置は、装置本
体200、操作パネル51、自動原稿送り装置(以下、
単にADFという)9、および給紙カセット252〜2
54,257、大容量給紙カセット255を備える。A
DF9は、装置本体200の上部に原稿カバーを兼ねて
開閉自在に設けられ、シート状の原稿を自動的に一枚ず
つ搬送する。操作パネル51は、装置本体200の上面
前部に設けられ、コピー条件並びにコピー開始を指示す
るための各種操作キーおよび各種表示器等を備える。給
紙カセット252、253、254は、装置本体200
の下部に着脱自在に設けられている。これら給紙カセッ
ト各々には、同一サイズの用紙が横方向または縦方向に
収納されており、必要に応じて選択できるようになって
いる。また、排紙トレイ362が装置本体200の左側
部に設けられ、コピー済みの用紙を受け取る。
【0019】給紙カセット257と大容量給紙カセット
255は、装置本体200の右側部にそれぞれ着脱自在
に設けられ、小容量の用紙と大容量の用紙がそれぞれ収
納できるようになっている。なお、給紙カセット257
は、用紙を手差しで供給するための手差しトレイ256
をその上面に有する。
【0020】装置本体200の内部には、記憶媒体とし
ての光磁気ディスクを受け入れて画像デ一夕等を記憶さ
せる光磁気ディスク装置(図示しない)が設けられ、こ
の光磁気ディスク装置の位置に対応する装置本体200
の前面上部には、光磁気ディスクを挿入するための挿入
口204が設けられている。
【0021】図1に示す複合型画像形成装置は、同図の
斜視図には図示しないが、装置本体200背面に設けら
れた、パラレルポート、シリアルポート(図示しな
い)、SCSI等の外部インタフェイスを備える。パラ
レルポートは、本装置がプリンタとして動作する際に、
本装置とPC(パーソナルコンピュータ)などの外部装
置とを接続する。シリアルポートは、本装置のメンテナ
ンス時において本装置の内部管理情報の読み出しおよび
本装置の機能設定のために、本装置とPCなどの外部装
置とを接続する。SCSIは、本装置と、マスタとして
動作する外部のコントローラとの間でコマンド/データ
通信を行う。
【0022】図2は、図1の複合型画像形成装置の内部
構成の一例を構造的に示す概略図である。
【0023】装置本体200内には、複写機能およびフ
ァクシミリ機能を実現するにあたり画像データを獲得す
る獲得手段としてのスキャナ部52と、画像を形成する
プリンタ部53が設けられている。
【0024】装置本体200の上面には、読取対象物、
つまり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載
置台212と、この原稿載置台212上に原稿を自動的
に搬送するADF9とが配設されている。このADF9
は、原稿載置台212に対して開閉可能に配設され、原
稿載置台に載置された原稿Dを原稿載置台212に密着
させる原稿押さえとしても機能する。
【0025】ADF9は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ208と、原稿の有無を検出するエンプティセンサ
209と、原稿トレイから原稿を一枚ずつ取り出すピッ
クアップローラ214と、取り出された原稿を搬送する
給紙ローラ215と、原稿の先端を整位するアライニン
グローラ対216と、アライニングローラ対216の上
流側に設けられ原稿の到達を検出するアライニングセン
サ286と、原稿Dのサイズを検出するサイズセンサ2
87と、原稿載置台212のほぼ全体を覆うように配設
された搬送ベルト218とを備えている。そして、原稿
トレイ208に上向きにセットされた複数枚の原稿は、
その最下の頁、つまり、最終頁から順に取り出され、ア
ライニングローラ対216により整位された後、搬送ベ
ルト218によって原稿載置台212の所定位置へ搬送
される。
【0026】ADF9において、搬送ベルト218を挟
んでアライニングローラ対216と反対側の端部には、
反転ローラ220と、非反転センサ221と、フラッパ
222と、排紙ローラ223とが配設されている。後述
するスキャナ部52により画像情報の読み取られた原稿
Dは、搬送ベルト218により原稿載置台212上から
送り出され、反転ローラ220、フラッパ221、およ
び排紙ローラ222を介してADF9上面の原稿排紙部
224上に排出される。
【0027】また、原稿Dの裏面を読み取る場合、フラ
ッパ222を切換えることにより、搬送ベルト218に
よって搬送されてきた原稿Dは、反転ローラ220によ
って反転された後、再度搬送ベルト218により原稿載
置台212上の所定位置に送られる。
【0028】なお、ADF9は、ピックアップローラ2
14、給紙ローラ215、およびアライニングローラ対
216を駆動する給紙モータと、搬送ベルト218、反
転ローラ220、および排紙ローラ223を駆動する搬
送モータとを含む。
【0029】装置本体200内に配設されたスキャナ部
52は、原稿載置台212に載置された原稿Dを照明す
る蛍光灯などの光源225、および原稿Dからの反射光
を所定の方向に偏向する第1のミラー226を有してい
る。これらの光源225および第1のミラー226は、
原稿載置台212の下方に配設された第1のキャリッジ
227に取り付けられている。この第1のキャリッジ2
16上には、原稿載置台212上に載置された原稿のサ
イズを検出する図示しないサイズセンサが取り付けられ
ている。第1のキャリッジ227は、原稿載置台212
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台の下方を往復
移動される。
【0030】また、原稿載置台212の下方には、原稿
載置台と平行に移動可能な第2のキャリッジ228が配
設されている。第2のキャリッジ228には、第1のミ
ラー226により偏向された原稿Dからの反射光を順に
偏向する第2および第3のミラー230、231が互い
に直角に取り付けられている。第2のキャリッジ228
は、第1のキャリッジ227を駆動する歯付きベルトな
どにより、第1のキャリッジ227に対して従動される
とともに、第1のキャリッジに対して1/2の速度で原
稿載置台212に沿って平行に移動される。
【0031】また、原稿載置台212の下方には、第2
のキャリッジ228上の第3のミラー231からの反射
光を集束する結像レンズ232と、結像レンズにより集
束された反射光を受光して光電変換するCCDセンサ2
34とが配設されている。結像レンズ232は、第3の
ミラー231により偏向された光の光軸を含む面内に、
駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動する
ことで反射光を所望の倍率で結像する。そして、CCD
センサ234は、入射した反射光を光電変換し、読み取
った原稿Dに対応する電気信号を出力する。
【0032】一方、プリンタ部53は、露光手段として
作用するレーザ露光装置240を備えている。レーザ露
光装置240は、光源としての半導体レーザ241と、
半導体レーザ241から出射されたレーザ光を連続的に
偏向する走査部材としてのポリゴンミラー236と、ポ
リゴンミラーを後述する所定の回転数で回転駆動する走
査モータとしてのポリゴンモータ237と、ポリゴンミ
ラーからのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラムへ
導く光学系242とを備えている。このような構成のレ
ーザ露光装置240は、装置本体200の後述する支持
フレームに固定および支持されている。
【0033】半導体レーザ241は、スキャナ部52に
より読み取られた原稿Dの画像情報に応じてオン・オフ
制御され、このレーザ光はポリゴンミラー236および
光学系242を介して感光体ドラムへ向けられ、感光体
ドラム周面を走査することによりドラム周面上に静電潜
像を形成する。
【0034】また、画像形成部50は、装置本体200
のほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感
光体ドラム244を有し、感光体ドラム244の周面に
は、レーザ露光装置240からのレーザ光により露光さ
れ所望の静電潜像が形成される。
【0035】感光体ドラム244の周囲には、ドラム周
面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ245と、
感光体ドラム244の周面上に形成された静電潜像に現
像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像す
る現像器246と、給紙カセット252、253、25
4、255、および257などから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム244から分
離させるための剥離チャージャ247と、感光体ドラム
244に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写
チャージャ248と、感光体ドラム244の周面からコ
ピー用紙を剥離する剥離爪249と、感光体ドラム24
4の周面に残留したトナーを清掃する清掃装置250
と、感光体ドラム244の周面を除電する除電器251
とが順に配置されている。
【0036】装置本体200内の下部には、それぞれ装
置本体200から引出し可能な給紙カセット252、2
53、254が互いに積層状態に配設され、各カセット
内にはサイズの異なるコピー用紙が装填されている。こ
れらのカセットの側方には大容量給紙カセット255が
設けられ、この大容量給紙カセット255には、使用頻
度の高いサイズのコピー用紙、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙が約3000枚収納されている。また、大容量
給紙カセット255の上方には、手差しトレイ256を
兼ねた給紙カセット257が脱着自在に装着されてい
る。
【0037】装置本体200内には、各カセットから感
光体ドラム244と転写チャージャ248との間に位置
した転写部を通って延びる搬送路258が形成され、搬
送路の終端には定着装置260が設けられている。
【0038】給紙カセット252、253、254、2
55、および257の近傍には、カセットから用紙を一
枚ずつ取り出すピックアップローラ263がそれぞれ設
けられている。また、搬送路258には、ピックアップ
ローラ263により取り出されたコピー用紙Pを搬送路
258を通して搬送する多数の給紙ローラ対264が設
けられている。
【0039】搬送路258において感光体ドラム244
の上流側にはレジストローラ対265が設けられてい
る。レジストローラ対265は、取り出されたコピー用
紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム244上
のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、
感光体ドラム周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙P
を転写部へ給紙する。レジストローラ対265の手前、
つまり、給紙ローラ264側には、コピー用紙Pの到達
を検出するアライニングセンサ266が設けられてい
る。
【0040】ピックアップローラ263により各カセッ
トから1枚ずつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ロー
ラ対264によりレジストローラ対265へ送られる。
そして、コピー用紙Pは、レジストローラ対265によ
り先端が整位された後、転写部に送られる。転写部にお
いて、感光体ドラム244上に形成された現像剤像、つ
まり、トナー像が、転写チャージャ248により用紙P
上に転写される。トナー像の転写されたコピー用紙P
は、剥離チャージャ247および剥離爪249の作用に
より感光体ドラム244周面から剥離され、搬送路25
2の一部を構成する搬送ベルト267を介して定着装置
260に搬送される。そして、定着装置260によって
現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対268および排紙ローラ対269
により排出口261から排紙トレイ262へ排出され
る。
【0041】搬送路258の下方には、定着装置260
を通過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ
対265へ送る自動両面装置(ADD)270が設けら
れている。自動両面装置270は、コピー用紙Pを一時
的に集積する一時集積部271と、搬送路258から分
岐し、定着装置260を通過したコピー用紙Pを反転し
て一時集積部271に導く反転路272と、一時集積部
に集積されたコピー用紙Pを一枚ずつ取り出すピックア
ップローラ273と、取り出された用紙を搬送路274
を通してレジストローラ対265へ給紙する給紙ローラ
275とを備えている。
【0042】また、搬送路258と反転路272との分
岐部には、コピー用紙Pを排出口261或いは反転路2
72に選択的に振り分ける振り分けゲート276が設け
られている。
【0043】両面コピーを行なう場合、定着装置260
を通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート276により
反転路272に導かれ、反転された状態で一時集積部2
71に一時的に集積された後、ピックアップローラ27
3および給紙ローラ対275により、搬送路274を通
してレジストローラ対265へ送られる。そして、コピ
ー用紙Pはレジストローラ対265により整位された
後、再び転写部に送られ、コピー用紙Pの裏面にトナー
像が転写される。その後、コピー用紙Pは、搬送路25
8、定着装置260および排紙ローラ269を介して排
紙トレイ262に排紙される。
【0044】また、この自動両面装置270を使用する
ことにより、用紙のプリントされた面を下側にして排出
することもできる。
【0045】図3は、図1および図2に示す複合型画像
形成装置の制御体系を示すブロック図である。本装置は
主CPU32により制御される基本処理部50、操作パ
ネルCPU1により制御される操作パネル部51、スキ
ャナCPU5により制御されるスキャナ部52、プリン
タCPU20により制御されるプリンタエンジン部53
により構成される。基本処理部50および操作パネル部
51は、本実施形態において画像処理部を構成する。主
CPU32は操作パネルCPU1、スキャナCPU5、
プリンタCPU20と通信を行ない、これらを制御して
いる。
【0046】操作パネルCPU1は、ROM2、RAM
3と接続され、これらのデータをもとに、操作パネル4
上のスイッチ(釦)の検知、LEDの点灯、消灯、表示
器の制御等を行なっている。
【0047】スキャナCPU5は、主CPU32との通
信により制御されており、ROM6、RAM7のデータ
に基づいて、ADF9、エディタ(座標入力装置)1
0、A/D(アナログ・デジタル変換回路)12、SH
D(シェーディング補正回路)13、ラインメモリ回路
14等の制御および、モータやソレノイド等の機構部品
を管理するメカニズムコントローラ(MCC)8の制御
を行なっている。
【0048】プリンタCPU20は、主CPU32との
通信により制御されており、ソータ15、LCF(ラー
ジカセットフィーダ)16、レーザ変調回路23、レー
ザドライブ回路22等の制御、及びモータ、ソレノイ
ド、スイッチ等メカコン19の制御を行なっている。
【0049】主CPU32には、ROM33、RAM3
4、データ切り替えおよびバッファメモリ回路24、本
実施形態において特徴的な画像処理部25、圧縮/伸長
回路26、ページメモリ回路30、ディスプレイ・メモ
リ回路29、プリンタ・コントローラ回路31、ディス
プレイフォントROM35、プリントフォントROM3
0、圧縮メモリ27、およびI/Fコントローラ回路2
8が接続されている。
【0050】ROM33は、主CPU32を制御するプ
ログラムを格納する。RAM34は、主CPU32のワ
ークエリアを提供する。データ切り替えおよびバッファ
メモリ回路24は、スキャナ52で読み取ったデータを
どこへ送るか、またはプリンタエンジンへはどのデータ
を送るのか等の切り替えおよびバッファリングを行な
う。画像処理回路25は、後述するように、スキャナ5
2から取り込んだ画像データのうち被マーク領域に対す
る様々な編集処理を行う。圧縮/伸長回路26は、画像
データの圧縮伸長を行なう。ページメモリ回路30は、
画像データをページ単位で蓄える。ディスプレイメモリ
回路29は、ディスプレイ37上への表示を行なう。プ
リンタコントローラ回路31は、パソコンなどからのコ
ードデータを画像データに展開する。ディスプレイフォ
ントROM35は、ディスプレイメモリ29上にコード
データを展開する。プリントフォントROM30は、ペ
ージメモリ30上にコードデータを展開する。圧縮メモ
リ27は、圧縮・伸長回路26により圧縮されたデータ
を蓄える。I/Fコントローラ回路28は、パソコンや
ファクシミリとのインタフェースを行なう。
【0051】次に、本実施形態の複合型画像形成装置が
原稿D内の被マーク領域に対して編集処理を行う動作に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0052】図4〜図11は、本実施形態の画像形成装
置による被マーク領域に対する編集処理(以下、被マー
ク領域編集処理という)動作を説明するフローチャート
である。これらのフローチャートのうち、図4〜図6
は、被マーク領域編集処理の概要を説明するフローチャ
ートであり、図7は、エリア外色計測の具体的手順を説
明するフローチャート、図8は、マーカ色の指定・色計
測の具体的手順を説明するフローチャート、図9は、近
接領域の連結処理の具体的手順を説明するフローチャー
トである。また、図10および図11は、この連結処理
の具体的アルゴリズムを説明するフローチャートであ
る。さらに、図12〜図14は、被マーク領域編集処理
を実行するときの具体的操作方法を示す説明図である。
【0053】図4に示すとおり、画像形成装置は、ま
ず、マーカ編集フラグがオフの状態で設定されている
(ステップS1)。被マーク領域編集処理を実行するた
めに、ユーザが被マーク領域編集釦を押下すると(ステ
ップS2)、この釦押下に伴い、画像形成装置は、マー
ク編集フラをオンとする(ステップS3)。その後画像
形成装置は、複写スタートキーが押下されたか否かを判
断し(ステップS4)、マーカ編集フラグオンの状態で
複写スタートキーが押下されたと判断すれば、後述する
ステップS5以下の動作に移る。一方、マーカ編集フラ
グがオンされていても、複写スタートキーが押下されて
いなければ、再び被マーク領域編集釦の押下を検出する
ステップへ戻る。なお、図4に示していないが、マーカ
編集フラグがオフの状態で複写スタートキーが押下され
たと判断された場合は、当然通常の複写動作のみを行
う。なお、これも図示しないが、マーカ編集フラグは、
オンされていても複写に用いるパラメータを初期化する
タイミングでオフにされる。本実施形態において、被マ
ーク領域編集釦は、例えば図12に示す釦62のよう
に、操作パネル4内の専用操作用の液晶表示装置(以
下、単にLCDという)に表示されるタッチパネル釦で
ある。
【0054】被マーク領域編集釦62を押下すると、L
CDに表示される画面は、図13に示すように、編集モ
ードの選択を促す画面に切り替わる。LCD画面の操作
指示領域61には、例えば「被マーク領域の編集モード
を指定してください」との文字が表示され、LCD画面
内の釦領域には、各種編集モードを表す釦71〜74が
表示される。本実施形態においては、図13に示すよう
に、マーカ整形(釦71)、枠つけ(釦72)、あみか
け(釦73)、色抜き(釦74)およびマーカ色変更
(釦75)の5種類の編集モードが選択できるようにな
っている。ここで、「マーカ整形編集」とは、原稿Dの
文字情報やイラスト情報のうち注意を喚起するために一
般的なラインマーカを用いて手作業にてマークしたもの
の、斜めになったり、蛇行して引かれた領域を直線や矩
形で囲まれた領域に整形する処理をいう。また、「枠つ
け」編集とは、手作業にてマークした領域をスキャンし
て得られた画像データをその濃淡差や色度差から枠部分
と、この枠部分以外の地部分に識別し、枠部分をユーザ
が指定した所望の色の画像信号に変更して文字・イラス
ト情報とともにプリンタエンジン部53に出力する処理
をいう。「あみかけ」編集とは、スキャンにより読み取
られた手作業による被マーク領域の地部分を所望の濃度
および色の梨地に変更し、あたかも被マーク領域に網が
掛けられたような画像信号にして出力する処理をいう。
マーカ整形編集、枠つけ編集およびあみかけ編集は、指
定した色(以下、指定マーカ色という)と実質的に同一
の色でマークされた領域に対する編集処理である。ま
た、「色抜き」編集とは、指定マーカ色と実質的に同一
の色でマークされた領域に対してマーカ色を消去する編
集処理をいう。さらに、「マーカ色変更」編集とは、ス
キャンにより読み取られた手作業による被マーク領域の
色を所望の色に変更して出力する処理をいう。これらの
編集モードは択一的なものでなく、複数のモードを組み
合わせて選択することも可能であり、例えば、マーカ整
形とあみかけ、枠つけとあみかけなどを選択することが
できる。
【0055】以下では、マーカ整形の編集モードを選択
した場合の処理を中心に図面を参照しながら説明する。
【0056】(1)マーカ整形の編集モード LCD画面のマーカ整形編集モード釦71を選択する
と、LCD画面が切り替わって図14に示すように、編
集の対象となるマーカの色を指定する方法の選択を促す
画面となる(操作指示領域61)。本実施形態によれ
ば、マーカ色を指定する方法として、4つの方法が準備
されている。
【0057】「リストから選択」する方法(釦81)
は、予め登録している色のリストから選択する方法であ
る。登録された色は、初期設定で登録された色と、次に
説明する他の方法でユーザが選択した色を後述する方法
で登録した色の双方を含む。
【0058】「原稿外領域スキャンで指定」する(以
下、エリア外指定という)方法(釦82)は、原稿Dの
サイズが原稿載置台212のサイズよりも小さい場合
に、図15に示すように、原稿Dを載置した領域以外の
ガラス上に、所望の指定マーカ色を塗った紙58を載置
し、スキャンすることによりその色を取り込んで指定す
る方法である。この領域外スキャン用の紙(以下、エリ
ア外色指定用紙片という)58は、原稿Dに並べて原稿
載置台212上に載置できるものであれば、そのサイズ
は任意であり、また、指定したい色を塗布する領域もス
キャンの方向に対応させる必要がなく、斜めの方向に塗
布しても良い。さらに、色は一色に限らず、エリア外指
定用紙片58の大きさに応じた種類だけ塗布できる。た
だし、この編集モードが選択された場合は、原稿D以外
の紙片が原稿載置台212に載置されるため、APSと
AMSをクリアし、原稿Dのサイズは、別途ユーザに指
定させる。
【0059】図14に戻り、「原稿スキャンで指定」す
る方法(釦83)は、原稿D内にラインマーカなどによ
り塗られた色をスキャンすることで原稿の一部分の色を
読み取り、読み取った色から選択して指定する方法であ
る。
【0060】さらに、「第0ページ(色指定用紙)スキ
ャンで指定」する方法(釦84)は、色指定用の任意の
紙を準備し、この色指定用紙に指定したい色を塗ってこ
れを第0ページ目の原稿として原稿Dの第1ページに先
立ってスキャンし、色指定用紙に塗られた色の画像デー
タを取り込み、取り込んだ色から選択して指定する方法
である。色指定用紙へ指定したい色を塗る方法は、図1
5に示すエリア外指定用紙片58と同様に、スキャン方
向に関係なく任意の方向・領域でよく、また、所望の種
類の色を塗っても良い。
【0061】次に、図4〜図6のフローチャートに従っ
て各編集モードごとの動作を順に説明する。
【0062】1)リストから選択する方法 「リストから選択」釦81を押下すると、図16に示す
ように、LCD画面がマーカ色の指定を促す画面に切り
替わる。LCD画面内には、予め登録された色をその名
称とともに表示するボタン91〜96が表示される。画
面の操作指示領域61の記載内容に従って、所望の色に
応じた釦を押下し、指定終了釦98を押下すると、押下
した釦に対応する色の情報がI/Fコントローラ28を
介して基本処理部50内のRAM34に格納されるとと
もに、マーカ色指定済フラグが有効になる。
【0063】図4に戻り、次に、スタートキーが押下さ
れると(ステップS4)、原稿Dの載置態様に応じて基
本処理部50のCPU32の指令によりスキャナ部52
が駆動する。原稿Dが原稿載置台212上に載置されて
いる場合は(ステップS5)、そのままスキャナ部52
が駆動して読み取られた原稿Dの画像データがページメ
モリ30上に展開される(ステップS7)。原稿DがA
DF9に載置されている場合は、スキャナCPU5から
の指令に従って、ADF9が駆動し(ステップS6)、
読み取られた画像データがページメモリ30上に展開さ
れる(ステップS7)。
【0064】図5に移り、マーカ色指定済フラグは、既
に有効とされており(ステップS8)、かつ、ここで
は、色指定用紙を用いないので、動作フローは、図6に
おけるステップS22へ移行する。ページメモリ30上
で展開された画像データは、画像処理部25へ転送さ
れ、指定マーカ色と実質的に同一の色を有する領域が認
識される(ステップS22)。
【0065】次に、このように認識した領域について既
知のデータ処理により矩形(多角形)化処理を実行し
(ステップS23)、本実施形態において特徴的な近接
領域の連結処理を実行する(ステップS24)。
【0066】近接領域の連結処理とは、矩形化された被
マーク領域が所定距離内で相互に近接している場合、近
接している被マーク領域を一定方向に連結させる処理を
いう。連結の方向は、ユーザが連結させようとしている
方向であり、本実施形態では、X方向もしくはY方向、
またはX方向およびY方向の双方から選択できる。X方
向を取り上げてより具体的に説明すると、例えば、図1
7(a)に示すように、X方向に距離dxだけ離隔して
近接する2つの矩形領域がある場合は、この距離dxが
連結処理を行なうか否かの判断基準となる最低間隔(以
下、分離認識最低間隔という)以下であれば、2つの矩
形領域を連結する処理となる。なお、図17(a)の紙
面右側に示す例は、多角形化を無効とした場合の一例で
あり、連結後の2つの矩形領域の境界線を消去して連続
した1つの矩形領域に変形した処理となる。また、図1
7(b)に示すように、ほぼX方向に並んでいるがY方
向にずれている場合は、Y座標が共通する部分のY方向
の長さdsyが、各矩形のY方向の辺の50%以上であ
れば、X方向で連結するものとする。図17(b)の右
側に示す例は、多角形化を有効とした場合の処理であ
り、2つの矩形の重複する辺は、そのまま維持されてい
る。
【0067】この一方、本実施形態においては、図17
(c)に示すように、Y座標で共通する部分がない場合
や、図17(d)に示すように、2つの矩形領域が一部
で互いに重複している部分を有する場合は、そのままの
形状を維持するものとする。
【0068】本実施形態における近接領域の連結処理の
具体的手順を図9のフローチャートを参照しながら説明
する。まず、X方向の分離認識最低間隔をSx(>
0)、Y方向の分離認識最低間隔をSy(>0)とする
(ステップS101)。次に、矩形化処理により形成さ
れた矩形がn個あるとすると、これらの矩形領域の各4
頂点のうち、任意に設定された原点に最も近い点の座標
を(X,Y)とし、各矩形についてXの値が小さ
い(同じであればYの値が小さい)順にA,A
・・・,Aとする(ステップS102)。次に、ま
ず、i=j=1とした上で(ステップS103)、jの
値をカウントアップし(ステップS104、S10
5)、AiとAjの位置関係を判断しながらj>nとな
るまで連結処理を行なう(ステップS106〜S10
8)。次に、i=i+1とiの値をカウントアップし
(ステップS109)、i>nとなるまで、これらステ
ップS104〜S109の手順を繰り返す。このような
処理により、A〜Aまでのすべての組み合わせにつ
いて位置関係の判断および連結処理を実行することがで
きる。
【0069】図18は、分離認識最低間隔の大きさを指
定する方法を示す説明図である。同図に示すように、L
CD画面の操作指示領域61には、「領域を分離して認
識する最低間隔を指定して下さい」と表示され、これに
より、分離認識最低間隔の大きさの指定が促される。連
結の方向は、本実施形態ではX方向およびY方向の双方
で指定できるようになっている(数値入力エリア12
1,122)。数値の入力は、操作パネル51内の図示
しないテンキーを用いる。連結処理を無効にしたい場合
は、数値として「0」を入力すればよい。また、近接領
域の連結処理に際して多角形化された形状のままの処理
をユーザが希望する場合は、多角形化処理有効釦124
を押下する。なお、以上の分離認識最低間隔等の設定
は、サービス技術員やユーザの管理者などが暗証コード
を入力した後に可能なものとし、これにより一般ユーザ
の操作上の負担を軽減することとしても良い。
【0070】近接領域を連結する具体的な処理方法につ
いて図面を参照しながら説明する。図19は、矩形化処
理の終了により得られた矩形領域A〜A10の一具体
例を示す模式図である。各矩形の間隔a〜a(X方
向)と分離認識最低間隔Sxとの間には、次の関係 a>Sx、a<Sx、a<Sx、a>Sx、a
<Sx があるものとし、また、各矩形の間隔b〜b(Y方
向)と分離認識最低間隔Syとの間には、次の関係 b>Sy、b<Sy、b>Sy、b>Sy、b
>Sy、b>Sy、b<Sy、b<Sy があるものとする。
【0071】従って、AとA、AおよびAとA
とはそれぞれ連結処理が行なわれるので、多角形化有
効の指定がなされている場合は、図20に示す形状に変
化する。なお、図19に示す矩形領域A〜A10に連
結処理を実行し、かつ、多角形化有効の指定をしていな
い場合は、図21に示すような形状となる。同図に示す
ように、連結された矩形領域A、A、A間の境界
線および矩形領域AとA10との境界線が消去され、
さらに、矩形領域Aの紙面左右の辺が、対応する矩形
領域A、Aの辺とそれぞれ連続するように、矩形領
域Aの領域が拡大される。
【0072】次に、矩形領域Aiと矩形領域Ajの連結
処理のアルゴリズムについて図10および図11のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0073】まず、矩形領域Aiの4頂点を(Xi1
i1)、(Xi2,Yi1)、(Xi1,Yi2)、
(Xi2,Yi2)とする(ステップS201)。ここ
で、Xi1<Xi2,Yi1<Yi2である。また、矩
形領域Ajの4頂点を(X ,Yj1)、(Xj2
j1)、(Xj1,Yj2)、(Xj2,Yj2)と
する(ステップS202)。ただし、Xj1<Xj2
j1<Yj2である。
【0074】次に、X方向における連結処理を実行す
る。まず、矩形領域Aiと矩形領域AjとでY座標が共
通する部分のY方向の長さdsyが、矩形領域Aiまた
は矩形領域AjのY方向の辺の50%以上あるか否かを
判定する。即ち、Yj2≧Y かつYi2≧Yj1
満たすか否かにより、まずY座標が共通する部分がある
か否かを判定する(ステップS203)。Yj2≧Y
i1かつYi2≧Yj1を満たさない場合は(ステップ
S203)、Y座標で共通する部分がないので、図11
のステップへ移行する。Yj2≧Yi1かつYi2≧Y
j1を満たす場合は(ステップS203)、Y座標で共
通する部分があるので、共通部分のY方向の長さdsy
が矩形領域のY方向の辺の50%以上であるか否かを判
定する。即ち、Yi1とYj1のうち大きい方をY
i2とYj2のうち小さい方をYとして、これらY
およびYが、 Y−Y>1/2(Yi2−Yi1) または、 Y−Y>1/2(Yj2−Yj1) という関係を満たすか否かを判定する(ステップS20
4)。これらの関係を満たさない場合は(ステップS2
04)、X方向に並んでいるとはいえないので、図11
のステップへ移行する。この一方、これらの関係を満た
す場合は(ステップS204)、矩形領域Aiと矩形領
域Ajとの間隔dxを算出し、分離認識最低間隔Sxと
対比する。即ち、 Xj2<Xi1かつXi1−Xj2<Sx または Xi2<Xj1かつXj1−Xi2<Sx のいずれかの関係を満たすか否かを判定する(ステップ
S205)。
【0075】これらの関係のいずれをも満たさない場合
は(ステップS205)、分離認識すべきと判定し、図
11のステップへ移行する。この一方、これらの関係の
いずれを満たす場合は、矩形領域Aiと矩形領域Ajと
の位置関係に応じてX方向での連結処理を行なう。即
ち、Xj2<Xi1である場合は(ステップS20
6)、Xi1およびXj2の座標値を1/2(Xi1
j2)とし(ステップS207)、Xj2≧Xi1
ある場合は(ステップS206)、Xj1およびX
の座標値を1/2(Xj1+Xi2)とする(ステップ
S208)。
【0076】次に、図11に移り、Y方向における連結
処理を実行する。まず、Xj2≧X i1かつXi2≧X
j1を満たすか否かにより、X座標が共通する部分があ
るか否かを判定する(ステップS209)。Xj2≧X
i1かつXi2≧Xj1を満たさない場合は(ステップ
S209)、X座標で共通する部分がないので、ステッ
プS215へ移行する。Xj2≧Xi1かつXi2≧X
j1を満たす場合は(ステップS209)、X座標で共
通する部分があるので、共通部分のX方向の長さdsx
が矩形領域のX方向の辺の50%以上であるか否かを判
定する。即ち、Xi1とXj1のうち大きい方をX
i2とXj2のうち小さい方をXとして、これらX
およびXが、 X−X>1/2(Xi2−Xi1) または、 X−X>1/2(Xj2−Xj1) という関係を満たすか否かを判定する(ステップS21
0)。これらの関係を満たさない場合は(ステップS2
10)、Y方向に並んでいるとはいえないので、ステッ
プS215へ移行する。この一方、これらの関係を満た
す場合は(ステップS210)、矩形領域Aiと矩形領
域Ajとの間隔dyを算出し、分離認識最低間隔Syと
対比する。即ち、 Yj2<Yi1かつYi1−Yj2<Sy または Yi2<Yj1かつYj1−Yi2<Sy のいずれかの関係を満たすか否かを判定する(ステップ
S211)。
【0077】これらの関係のいずれをも満たさない場合
は(ステップS211)、分離認識すべきと判定し、ス
テップS215へ移行する。この一方、これらの関係の
いずれを満たす場合は(ステップS211)、矩形領域
Aiと矩形領域Ajとの位置関係に応じてY方向での連
結処理を行なう。即ち、Yj2<Yi1である場合は
(ステップS212)、Yi1およびYj2の座標値を
1/2(Yi1+Yj2)とし(ステップS213)、
j2≧Yi1である場合は(ステップS212)、Y
i2およびXj1の座標値を1/2(Yi2+Yj1
とする(ステップS214)。
【0078】次に、多角形化処理を有効とするか否かの
判定を行なう。即ち、Yj2≧Y かつYi2≧Y
j1であって、かつ、Yj2≧Yi1かつYi2≧Y
j1の関係を満たすか否かを判定する(ステップS21
5)。この関係を満たさない場合は(ステップS21
5)、多角形化処理の有効・無効を問題にする必要がな
いので、AiとAjとの連結処理を終了させる。この一
方、ステップS215の関係を満たす場合であって、多
角形化処理が有効である場合は(ステップS216)、
上述の連結処理で得られた形状を維持して終了する。こ
の一方、多角形化処理が無効である場合には、連結後の
各矩形領域の境界線を消去し、かつ、X方向およびY方
向で多角形化された領域の各辺を元の矩形領域のうち面
積が大きい方の辺へ揃える処理を行なう。即ち、Xi1
とXj1の座標値をXi1とXj1のうち小さい方の座
標値へ変更し、かつ、Xi2とXj2の座標値をXi2
とXj2のうち大きい方の座標値へ変更する。同時に、
i1とYj1の座標値をYi1とYj1のうち小さい
方の座標値へ変更し、かつ、Yi2とYj2の座標値を
i2とYj2のうち大きい方の座標値へ変更する(ス
テップS217)。以上の処理によりn個の矩形領域に
対する連結処理が終了する。
【0079】図6に戻り、編集モードは、前述したとお
り、複数のモードを同時に選択できるので、ユーザが他
の編集モードをも選択している場合は、連結処理がなさ
れた矩形(多角形)化領域について選択された他の編集
処理を実行する(ステップS25)。また、センタリン
グや鏡像などの他の一般的な編集処理が指定されている
場合は、これらの処理を実行する。
【0080】以上の一連の編集処理が終了すると、その
画像データが圧縮/伸長回路26並びにデータ切り換え
およびバッファメモリ24を介してプリンタエンジン部
53に供給されて画像がプリントされる。さらに、AD
F9の給紙台に次の原稿Dが載置されている場合は(ス
テップS27)、ステップS6に戻ってADFが駆動す
る。ADF9の給紙台に原稿Dが載置されていない場合
(ステップS27)は、ステップS4の直前へ戻ってス
タートキーが押下されるまで待機する。
【0081】このように、本実施形態によれば、原稿の
被マーク領域を認識してこれを矩形領域とし、かつ、近
接した矩形領域があればこれらを連結する被マーク領域
編集処理を実行するので、手作業によりマークされたラ
インの乱れを直して整然としたラインによるマークを含
む画像を提供することができる。
【0082】2)エリア外指定方法 次に、エリア外指定の方法について図4〜図7を参照し
ながら説明する。この指定方法は、前述したとおり、手
置きで原稿を読み取る場合であって、原稿Dのサイズが
原稿載置台212のガラスのサイズよりも小さい場合に
選択することができる。
【0083】まず、ユーザは被マーク領域編集釦62
(図12参照)を押下し、被マーク領域編集モードを選
択した後、「原稿外領域スキャンで指定」釦82(図1
4参照)を押下する。これにより、エリア外の色認識指
定が有効となる。
【0084】次に、原稿Dを原稿載置台212上に載置
するとともに、ガラス上の余剰の領域に、所望の指定マ
ーカ色を塗ったエリア外色指定用紙片58を載置し(図
15参照)、さらに原稿Dのサイズを指定する。
【0085】この後、図4に示すとおり、スタートキー
を押下すると(ステップS4)、原稿読み取りは手置き
と判断され(ステップS5)、原稿Dとエリア外色指定
用紙片58とが原稿載置台212上に載置されたまま
で、スキャナ部52により原稿Dとエリア外色指定用紙
片58がスキャンされ、これらの画像データがページメ
モリ30上に展開される(ステップS7)。
【0086】図5に移り、この時点ではマーカ色指定済
フラグは無効であり(ステップS8)、かつ、エリア外
の色認識指定が有効となっているので(ステップS
9)、動作フローはエリア外色計測のステップに移行す
る(ステップS10)。
【0087】図7は、エリア外色計測の具体的手順を説
明するフローチャートである。
【0088】まず、i=1として(ステップS81)、
ページメモリ30上に展開された画像データのうち、原
稿D以外の領域であって、かつ、下地でない領域内で連
続した領域(以下、非下地領域という)を認識する。認
識された領域の数量をnとし、非下地領域R1〜Rnを
決定する(ステップS82)。iの値がn以下である間
は、連続した非下地領域Riの色成分の範囲を決定する
(ステップS84)。ここで、連続した非下地領域Ri
の濃度については多少の幅をもたせておく。次に、i=
i+1として(ステップS85)、S84のステップを
i>nになるまで繰り返す(ステップS83〜S8
5)。これにより、エリア外色指定用紙片85に塗られ
た色のデータがRAM34に全て格納される。各データ
には、Color_0〜Color_nと番号付けして
おく。
【0089】図5に戻り、決定した色成分に対して確認
および登録の手順を実行する(ステップS13〜S1
9)。具体的には、まず、Color_0〜Color
_nの色成分をLCDにそれぞれの色で画像表示する
(ステップS13)。図22は、このようなLCD画面
の一例である。ここでは説明の簡略のため、n=3とし
て3つの指定マーカ色を表示している。操作指示領域6
1には、指定マーカ色の確認を促す説明が表示され、ま
た、OK釦101とNG釦103も操作指示領域61内
に表示されている。表示された指定マーカ色にそれぞれ
近接して色登録釦105,107,109が表示されて
いる。ユーザが色登録釦を押下すると(図5、ステップ
S14)、LCD画面が、例えば図23に示すように切
り替わる。同図に示す例では、操作指示領域61に登録
名称の入力を促す説明が表示され、ユーザが任意に命名
できるようにアルファベットやひらがな等の釦が表示さ
れる。ユーザが登録名称を入力すると、入力された名称
は、名称表示部111に表示されるようになっている。
表示された名称を確認して決定釦113をユーザが押下
すると、色成分と名称とを組にして登録する(図5、ス
テップS15)。一つの指定マーカ色の登録が終了する
と、LCD画面は、図22に示す画面に戻り、次の色登
録を促す。全ての色登録が終了するか、または色登録の
途中もしくは色登録が全く行なわれずにNG釦103が
押下されると(ステップS16)、RAM34に格納し
ていたColor_0〜Color_nの色成分を全て
破棄し(ステップS17)、選択エリア外色認識指定が
有効か無効かの判断ステップS9の直前に戻り、マーカ
色の指定方法が改めて選択できるようにする。
【0090】NG釦103が押下されることなく、OK
釦101が押下されると、Color_0〜Color
_nの色成分を指定マーカ色として保存する(ステップ
S19)。
【0091】次に、図6に示すように、マーカ色指定済
フラグを有効とする(ステップS20)。ここでは色指
定用紙を用いていないので(ステップS21)、ステッ
プS22へ移行し、ページメモリ30上で展開された原
稿Dの画像データを画像処理部25へ転送し、上述のエ
リア外色計測の手順で指定したマーカ色と実質的に同一
の色を有する領域を認識する(ステップS22)。
【0092】次に、このように認識した領域について矩
形(多角形)化処理を実行し(ステップS24)、前述
した近接領域の連結処理を実行する(ステップS2
4)。また、ユーザが他の編集モードをも選択している
場合は、連結処理がなされた矩形(多角形)領域につい
て選択された他の編集処理を実行する(ステップS2
5)。また、センタリングや鏡像などの他の一般的な編
集処理が指定されている場合は、これらの処理を実行す
る。
【0093】以上の一連の編集処理が終了すると、その
画像データが圧縮/伸長回路26並びにデータ切り換え
およびバッファメモリ24を介してプリンタエンジン部
53に供給されて(ステップS26)、画像がプリント
される。
【0094】その後は、次の原稿が原稿載置台212に
載置されて(ステップS27)スタートキーが押下され
るまで(ステップS4)待機する。
【0095】3)原稿スキャンで指定する方法 次に、原稿スキャンで指定する方法について図面を参照
しながら説明する。この指定方法は、前述したとおり、
原稿D内にラインマーカ等で塗られた色から指定マーカ
色を選択する方法である。原稿Dは、ADF9上に載置
しても原稿載置台212上に載置しても良い。
【0096】図4に示すように、まず、被マーク領域編
集釦62(図12参照)を押下し(ステップS2)、被
マーク領域編集モードを選択した後(図13参照)、
「原稿スキャンで指定」釦83(図14参照)を押下す
る。
【0097】スタートキーを押下すると(ステップS
4)、原稿DがADF上に載置されている場合は(ステ
ップS5)、ADF9が駆動し(ステップS6)、手置
きの場合は(ステップS5)、ADF9が駆動すること
なく、原稿Dがスキャンされ読み取られた画像データが
ページメモリ30上に展開される(ステップS7)。
【0098】図5に移り、この時点ではマーカ色指定済
フラグは無効であり(ステップS8)、かつ、エリア外
の色認識指定は無効となっているので(ステップS
9)、ページメモリ30上に展開された画像データがL
CD画面に表示される(ステップS11)。
【0099】図24は、読み取られた原稿Dの画像デー
タを表示したLCD画面の一例である。同図に示すよう
に、ラインマーカで複数の色が書き込まれた原稿Dの画
像がLCD画面に表示されている。LCD画面の操作指
示領域61にはマーカ色の選択を促す説明が表示され、
また、決定釦121と終了釦123も表示される。これ
らの表示内容のうち、少なくとも原稿Dの画像部分の全
てと決定釦121および終了釦123は、タッチパネル
上に表示されている。
【0100】本実施形態では、このようなLCD画面を
用いて原稿Dに塗られた色と実質的に同一の色をマーカ
色として指定する。この手順を「マーカ色指定・色計
測」(ステップS12)と呼ぶ。
【0101】マーカ色指定・色計測の具体的手順を図8
のフローチャートを参照しながら説明する。まず、カウ
ンタiの値を1にする(ステップS91)。次に、ユー
ザは、LCD画面内で原稿Dの画像が表示された領域か
ら指定したい色を選択してこれに対応する領域を指やタ
ッチパネル専用ペン125等で触る。すると、操作パネ
ルCPU1は、タッチパネルに指触があったことを検知
して(ステップS92)、指触座標を取得し(ステップ
S93)、取得した指触座標の位置における画素の色成
分をRAM3(図3参照)に一時的に保存する(ステッ
プS94)。ユーザが決定釦121を押下すると(ステ
ップS95)、RAM3にテンポラリに保存しておいた
色成分は、Color_i(i=1)として基本処理部
50のRAM34に保存される(ステップS96)。指
で触れた位置が指定したい色の領域と異なっていた場合
は、決定釦121を押下することなく(ステップS9
5)、所望の領域に改めて触れればよい。色の指定は、
画面に表示された領域から複数個選択することができ
る。従って、終了釦123が押されるまで(ステップS
97)、以上のステップS92〜S96の手順は、i=
i+1とカウントアップしながら(ステップS98)、
繰り返される。終了釦123が押下されると、n=iと
し、マーカ色指定・色計測の手順は終了し、図5のステ
ップS13以降の指定マーカ色確認のステップへ移行す
る。
【0102】基本処理部50のRAM34に保存された
Color_0〜Color_nの色成分は、図22に
示したように、LCDにそれぞれ色で画像表示される
(ステップS13)。ユーザが色登録釦を押下して(ス
テップS14)、登録名称を入力し、LCD画面の名称
表示部111(図23参照)に表示された名称を確認し
て決定釦113(図23参照)をユーザが押下すると、
色成分と名称とを組にして登録する(ステップS1
5)。ユーザが希望する全ての色登録が終了するか、ま
たは色登録の途中もしくは色登録が全く行なわれずにN
G釦103(図22参照)が押下されると(ステップS1
6)、RAM34に格納していたColor_0〜Co
lor_nの色成分を全て破棄し(ステップS17)、
選択エリア外色認識指定が有効か無効かの判断ステップ
S9の直前に戻り、マーカ色の指定方法が改めて行なえ
るようになる。
【0103】NG釦103が押下されることなく、OK
釦101(図22参照)が押下されると(ステップS1
8)、Color_0〜Color_nの色成分は、指
定マーカ色として保存される(ステップS19)。これ
により、マーカ色指定済フラグが有効となる(図6、ス
テップS20)。ここでは色指定用紙を用いていないの
で(ステップS21)、ステップS22へ移行し、ペー
ジメモリ30上で展開された原稿Dの画像データを画像
処理部25へ転送し、上述のエリア外色計測の手順で指
定したマーカ色と実質的に同一の色を有する領域を認識
する(ステップS22)。
【0104】次に、このように認識した領域について矩
形(多角形)化処理を実行し(ステップS23)、前述
した近接領域の連結処理を実行する(ステップS2
4)。また、ユーザが他の編集モードをも選択している
場合は、連結処理がなされた矩形(多角形)領域につい
て選択された他の編集処理を実行する(ステップS2
5)。また、センタリングや鏡像などの他の一般的な編
集処理が指定されている場合は、これらの処理を実行す
る。
【0105】以上の一連の編集処理が終了すると、その
画像データが圧縮/伸長回路26並びにデータ切り換え
およびバッファメモリ24を介してプリンタエンジン部
53に供給されて画像がプリントされる。さらに、AD
F9の給紙台に次の原稿Dが載置されている場合は(ス
テップS27)、図4のステップS6に戻ってADFが
駆動される。ADF9の給紙台に原稿Dが載置されてい
ない場合(ステップS27)は、図4のステップS4へ
戻ってスタートキーが押下されるまで待機する。
【0106】4)色指定用紙スキャンで指定する方法 まず、色指定用紙に指定したい色を塗っておく。
【0107】次に、図4に示すように、被マーク領域編
集釦62(図12参照)を押下し(ステップS2)、被
マーク領域編集モード(図12参照)を選択した後、
「第0ページ目(色指定用紙)スキャンで指定」釦84
(図14参照)を押下する。
【0108】次に、色指定用紙を原稿Dの第1ページの
下に第0ページとして載置し、ADF9の原稿トレイ2
08上に載置するか、または第0ページ目から順次原稿
載置台212に載置する。
【0109】スタートキーを押下すると(ステップS
4)、ADF9にセットした場合は(ステップS5)、
ADFが駆動して(ステップS6)、スキャナ部52が
色指定用紙をスキャンする。読み取られた画像データ
は、ページメモリ30上に展開される(ステップS
7)。手置きの場合は(ステップS5)、スキャナ部5
2により色指定用紙がスキャンされ、読み取られた画像
データがページメモリ30上に展開される(ステップS
7)。
【0110】図5に移り、この時点ではマーカ色指定済
フラグは無効であり(ステップS8)、かつ、エリア外
の色認識指定は無効となっているので(ステップS
9)、ページメモリ30上に展開された画像データがL
CD画面(図24参照)に表示される(ステップS1
1)。
【0111】色指定用紙に塗られた色であってスキャン
されLCD画面上に表示された色の画像データを用いて
指定マーカ色を選択する方法および手順(ステップS1
2)は、3)で上述した原稿スキャンで指定する方法お
よび手順と実質的に同一である。従って、その具体的手
順も図8に示すフローと実質的に同一であるため、ここ
ではその説明を省略する。
【0112】LCD画面で選択したColor_0〜C
olor_nの色成分は、図22に示すように、LCD
画面上にそれぞれの色で画像表示される(ステップS1
3)。ユーザが色登録釦を押下し(ステップS14)、
図23に示すようにLCD画面を見ながらユーザが登録
名称を入力し、決定釦113をユーザが押下すると、色
成分と名称とを組にして登録する(ステップS15)。
ユーザが指定を希望する全ての色の登録が終了するか、
または色登録の途中もしくは色登録が全く行なわれずに
NG釦103(図22参照)が押下されると(ステップ
S16)、RAM34に格納していたColor_0〜
Color_nの色成分を全て破棄し(ステップS1
7)、選択エリア外色認識指定が有効か無効かの判断ス
テップS9の直前に戻る。NG釦103が押下されるこ
となく、OK釦101(図22参照)が押下されると
(ステップS18)、Color_0〜Color_n
の色成分を指定マーカ色として保存する(ステップS1
9)。
【0113】図6に移り、色成分Color_0〜Co
lor_nが保存されると、マーカ色の指定が完了する
ので、マーカ色指定済フラグを有効とする(ステップS
20)。ここでは、第0ページをスキャンで指定し、か
つ、色指定用紙をスキャンした直後であるので(ステッ
プS21)、処理手順は、ステップS27の直前へ移行
する。手置きの場合は(ステップS27)、色指定用紙
を原稿載置台212から除去して原稿Dの第1ページを
載置し、図4に示すように、スタートキーを押下する
(ステップS4)。これにより原稿の第1ページがスキ
ャンされ、読み取られた画像データは、ページメモリ3
0上に展開される(ステップS7)。この一方、ADF
9にセットしていた場合は(図6のステップS27)、
ADF9が駆動して(図4のステップS6)、原稿の第
1ページがスキャンされ、読み取られた画像データは、
ページメモリ30上に展開される(ステップS7)。
【0114】図5に移り、マーカ色指定済フラグが有効
となっているので(ステップS8)、動作フローは、図
6のステップS21の直前へ移行する。
【0115】色指定用紙のスキャンは既に終了してお
り、原稿Dの第1ページが既に読み込まれているので
(ステップS21)、ページメモリ30上で展開された
原稿Dの画像データは、画像処理部25へ転送される。
画像処理部25は、前述した色指定用紙を用いて選択さ
れ指定されたマーカ色と実質的に同一の色を有する領域
を認識する(ステップS22)。
【0116】次に、このように認識した領域について矩
形(多角形)化処理を実行し(ステップS23)、上述
した近接領域の連結処理を実行する(ステップS2
4)。また、ユーザが他の編集モードをも選択している
場合は、連結処理がなされた矩形(多角形)領域につい
て選択された他の編集処理を実行する(ステップS2
5)。また、センタリングや鏡像などの他の一般的な編
集処理が指定されている場合は、これらの処理を実行す
る。
【0117】以上の一連の編集処理が終了すると、その
画像データが圧縮/伸長回路26並びにデータ切り換え
およびバッファメモリ24を介してプリンタエンジン部
53に供給されて画像がプリントされる。さらに、AD
F9の給紙台に次の原稿Dが載置されている場合は(ス
テップS27)、図4のステップS6の直前に戻ってA
DFが駆動される。ADF9の給紙台に原稿Dが載置さ
れていない場合(ステップS27)は、図4のステップ
S4の直前に戻ってスタートキーが押下されるまで待機
する。
【0118】(2)枠つけの編集モード 枠つけの編集モードを選択した場合は、上述した一連の
ステップのうち、図6に示すステップS25において、
画像処理部25が、指定マーカ色と実質的に同一の色成
分を有する被マーク領域の画像データであって、連結処
理が終了した矩形領域の画像データに対し、濃淡差や色
度差から地(背景色)部分と文字・イラスト等の部分に
識別し、地部分の画像データの最も外側を予め定めた画
素幅のみ残し、残りを消去する。これにより、原稿Dの
文字・イラストの部分を囲むように枠つけがなされた画
像が形成される。なお、上述の画素幅は、ユーザによっ
て変更を可能にすることもできる。
【0119】(3)あみかけの編集モード あみかけの編集モードを選択した場合は、上述した一連
のステップのうち、図6に示すステップS25におい
て、画像処理部25が、指定マーカ色と実質的に同一の
色成分を有する被マーク領域の画像データに、所定サイ
ズおよび所定密度のドットデータで置き換える。これに
より、被マーク領域内に網が掛かったような画像が形成
される。ドットの密度は、ユーザによって変更可能であ
る。
【0120】(4)色抜きの編集モード 色抜きの編集モードを選択した場合は、上述した一連の
ステップのうち、図6に示すステップにおいて、ページ
メモリ30から画像処理部25へ転送された画像データ
に対し、指定マーカ色で塗られた領域を認識した後(ス
テップS22)、ステップS25の編集処理において、
認識した色成分のデータを消去すればよい。従って、ス
テップS22に続く、領域の矩形(多角形)化処理(ス
テップS23)と近接領域の連結処理(ステップS2
4)は実行しない。
【0121】(5)マーカ色変更の編集モード マーカ色の編集モードを選択した場合は、予めユーザに
マーカ色をどのような色に変更したいのか指定させるこ
とになる。変更後の色指定の方法は、図16に示すよう
に、予め決められた色の中からユーザに選択させても良
いし、先に説明した種々の色登録方法を用いても良い。
いずれにせよ、マーカ色変更の編集モードを選択した場
合は、上述した一連のステップのうち、図6に示すステ
ップにおいて、ページメモリ30から画像処理部25へ
転送された画像データに対し、指定マーカ色で塗られた
領域を認識した後(ステップS22)、ステップS25
の編集処理において、認識した色成分を予めユーザに指
定させた変更後のマーカ色の色に変更させればよい。
【0122】最後に一連の原稿を連続して読取るジョブ
の中で指定マーカ色を変更させる方法について説明す
る。このようなジョブ中に指定マーカ色を変更させるに
あたっては、ジョブ実行中にLCD上に図25に示すよ
うな表示をさせておき、マーカ色変更用釦130を表示
させる。
【0123】ユーザは、このマーカ色変更釦130を押
下することにより、画像形成装置側でこの押下を検出
し、これにより、図6において有効とされていたマーカ
色指定済フラグを無効とする。そして改めてユーザにマ
ーカ色を指定させることにより、新たな指定マーカ色へ
と変更させることができる。
【0124】以上、本発明の実施の一形態について詳述
したが、本発明は上記形態に限ることなく、当業者であ
れば、最初に規定した請求の範囲から逸脱することな
く、種々変形して実施できることは明らかである。
【0125】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明は、以下の
効果を奏する。
【0126】即ち、本発明によれば、読み取られた上記
第1の原稿の画像データのうち上記被マーク部分の画像
データを編集する画像処理部を備えるので、予めライン
マーカでマークされた文書における被マーク部分に対す
る編集を簡単かつ手軽に実現することができる。
【0127】また、本発明によれば、読み取られた上記
第1の原稿の画像データのうち被マーク部分の輪郭形状
を矩形化し、その頂点の位置情報に基づいて相互に近接
する上記矩形領域を連結し、第2のカラーを有する連結
された矩形領域と、この連結された矩形領域内の上記文
字または線図の情報とを含む画像データを作成する画像
処理部をそなえるので、手作業によるマーカラインが端
整に整形された画像を提供することができる。
【0128】また、本発明によれば、第1の原稿に先立
って第2のカラーを指定するための第2の原稿を読み取
る上記カラースキャナと、上記カラースキャナで上記第
2の原稿をスキャンした結果に基づき指定される上記第
2のカラーのマーク部分を編集処理する画像処理部とを
備えるので、所望のカラーを上記第2のカラーとして指
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像編集装置の実施の一形態を
備える複合型画像形成装置(マルチファンクション型複
写装置)の一例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の複合型画像形成装置の内部構成の一例を
構造的に示す概略図である。
【図3】図1および図2に示す複合型画像形成装置の内
部構成を機能的に示すブロック図である。
【図4】本実施形態の画像形成装置による被マーク領域
に対する編集処理動作の概要を説明するフローチャート
である。
【図5】本実施形態の画像形成装置による被マーク領域
に対する編集処理動作の概要を説明するフローチャート
である。
【図6】本実施形態の画像形成装置による被マーク領域
に対する編集処理動作の概要を説明するフローチャート
である。
【図7】エリア外色計測の具体的手順を説明するフロー
チャートである。
【図8】マーカ色の指定・色計測の具体的手順を説明す
るフローチャートである。
【図9】近接領域の連結処理の具体的手順を説明するフ
ローチャートである。
【図10】近接領域の連結処理の具体的アルゴリズムを
説明するフローチャートである。
【図11】近接領域の連結処理の具体的アルゴリズムを
説明するフローチャートである。
【図12】被マーク領域編集処理を実行するときの具体
的操作方法を示す説明図である。
【図13】被マーク領域編集処理を実行するときの具体
的操作方法を示す説明図である。
【図14】被マーク領域編集処理を実行するときの具体
的操作方法を示す説明図である。
【図15】エリア外指定によりマーカ色を指定する方法
の説明図である。
【図16】リストからマーカ色を指定する方法の説明図
である。
【図17】近接領域の連結処理を説明する模式図であ
る。
【図18】分離認識最低間隔の大きさを指定する方法を
示す説明図である。
【図19】矩形化された被マーク領域の一具体例を用い
た、近接領域の連結処理の説明図である。
【図20】矩形化された被マーク領域の一具体例を用い
た、近接領域の連結処理の説明図である。
【図21】矩形化された被マーク領域の一具体例を用い
た、近接領域の連結処理の説明図である。
【図22】エリア外指定により決定した色成分を確認す
る方法の説明図である。
【図23】エリア外指定により決定し、確認した色成分
を登録する方法の説明図である。
【図24】原稿スキャンでマーカ色を指定する方法の説
明図である。
【図25】マーカ色を変更させる方法の説明図である。
【符号の説明】
4 操作パネル 9 ADF 25 画像処理部 50 基本処理部 51 操作パネル部 52 スキャナ部 53 プリンタ部 62 被マーク領域編集釦 71 マーカ整形釦 73 あみかけ釦 74 色抜き釦 75 マーカ色変更釦 81〜84 マーカ色指定方法の選択釦 105,107,109 色登録釦 130 マーカ色変更用釦 200 複合型画像形成装置本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラースキャナと、このカラースキャナで
    文書を読取って得られた画像データを処理する画像処理
    部とを備える画像編集装置において、 前記カラースキャナは、第1のカラーを有する文字また
    は線図の部分と、前記文字または線図の情報を覆うよう
    に前記第1のカラーと異なる第2のカラーでマークされ
    た部分とを含む第1の原稿を読み取り、 前記画像処理部は、読み取られた前記第1の原稿の画像
    データのうち前記被マーク部分の画像データを編集す
    る、画像編集装置。
  2. 【請求項2】カラースキャナと、このカラースキャナで
    文書を読取って得られた画像データを処理する画像処理
    部とを備える画像編集装置において、 前記カラースキャナは、第1のカラーを有する文字また
    は線図の部分と、前記文字または線図の情報を覆うよう
    に前記第1のカラーと異なる第2のカラーでマークされ
    た部分とを含む第1の原稿を読み取り、 前記画像処理部は、読み取られた前記第1の原稿の画像
    データのうち前記被マーク部分の前記画像データに基づ
    いて前記被マーク部分の輪郭形状を矩形化し、前記矩形
    の頂点の位置を認識し、これらの頂点の位置情報に基づ
    いて相互に近接する前記矩形領域を連結し、前記第2の
    カラーを有する連結された矩形領域と、この連結された
    矩形領域内の前記文字または線図の情報とを含む画像デ
    ータを作成する、画像編集装置。
  3. 【請求項3】カラースキャナと、このカラースキャナで
    文書を読取って得られた画像データを処理する画像処理
    部とを備える画像編集装置において、 前記カラースキャナは、第1のカラーを有する文字また
    は線図の部分と、前記文字または線図の情報を覆うよう
    に前記第1のカラーと異なる第2のカラーでマークされ
    た部分とを含む第1の原稿を読み取るとともに、 前記カラースキャナは、前記第1の原稿に先立って前記
    第2のカラーを指定するための第2の原稿を読み取り、 前記画像処理部は、前記カラースキャナで前記第2の原
    稿をスキャンした結果に基づき指定される前記第2のカ
    ラーのマーク部分を編集処理することを特徴とする画像
    編集装置。
  4. 【請求項4】前記カラースキャナによる前記第1の原稿
    のスキャン中に、前記第2のカラーの変更を指示する指
    示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の画像編集装置。
JP2000340568A 2000-10-23 2000-11-08 画像編集装置 Abandoned JP2002135567A (ja)

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