JP2002135411A - Phsデータ通信システム及びphsデータ通信用プロトコル変換装置 - Google Patents

Phsデータ通信システム及びphsデータ通信用プロトコル変換装置

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JP2002135411A JP2000328133A JP2000328133A JP2002135411A JP 2002135411 A JP2002135411 A JP 2002135411A JP 2000328133 A JP2000328133 A JP 2000328133A JP 2000328133 A JP2000328133 A JP 2000328133A JP 2002135411 A JP2002135411 A JP 2002135411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHSデータ通信システムにおいて、接続先
が制限されたPHS端末装置相互間の接続を可能にする
こと。 【解決手段】 第1のプロトコルによってデータ通信を
行うPHS端末装置2は、PHS公衆網5及びプロトコ
ル変換装置1を介して、第2のプロトコルによってデー
タ通信を行うPHS端末装置3との間でデータ通信を行
う。このとき、プロトコル変換装置1は、前記第1のプ
ロトコルと第2のプロトコルを相互に変換し、PHS端
末装置2、3間のデータ通信を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、PHS(Personal Han
dyphone System)を利用してデータ通信を行うPHSデ
ータ通信システム、前記PHSデータ通信システムに使
用するプロトコル変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からPHSにおいて、PHS端末装
置間でデータ通信が行われている。PHSにおけるデー
タ通信プロトコルとして、PIAFS(PHS Internet A
ccessForum Standard)が使用されている。PIAFS
は、32kbps非制限ディジタルベアラ、もしくは64kb
ps非制限ディジタルベアラを用いて高品質にデータを伝
送する通信方法であり、32kbps速度固定のPIAFS
1.0版プロトコル(以下、PIAFS1.0と称す。)、6
4kbps速度固定のPIAFS2.0版プロトコル(以下、
PIAFS2.0と称す。)、32kbps又は64kbpsの速
度切替が可能なPIAFS2.1版プロトコル(以下、P
IAFS2.1と称す。)がある。
【0003】PIAFS2.1は32kbps又は64kbpsの
速度切替が特徴であるが、PIAFS2.1には、速度可
変タイプ1と速度可変タイプ2の2種類のプロトコルが
規定されている。速度可変タイプ1は、自局側からデー
タ通信速度切替を行う場合があるが、相手局からのデー
タ通信速度切替には対応しないプロトコルである。ま
た、速度可変タイプ2は、自局側からはデータ通信速度
切替を行わないが、相手局からのデータ通信速度切替に
は対応するプロトコルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6は、PIAFS1.
0〜PIAFS2.1のいずれかを用いたデータ通信機能を
有するPHS端末装置相互間の通信可否状況を示す表で
ある。図6に示すように、PIAFS2.1速度可変タイ
プ1端末装置は、PIAFS2.1速度可変タイプ1端末
装置、及び、PIAFS1.0速度固定端末装置及びPI
AFS2.0速度固定端末装置とは接続できないという仕
様上の制限がある。したがって、PIAFS2.1速度可
変タイプ1端末装置を用いた通信は通信相手が制限され
てしまい、利便性が低下するという問題があった。
【0005】尚、特開平11−177482号公報に
は、複数の低速(32kbps)通信可能なPHS電話機を
用いて、通信データを合成して高速(64kbps)で送信
するようにしたPHSデータ多重化通信システムが開示
されている。しかしながら、単にデータ通信を高速化し
ようとするにすぎず、PIAFSプロトコルを使用した
PHS端末装置同士の接続拡大は考慮していない。
【0006】また、特開2000−59459号公報に
は、相互に異なるプロトコルでデータ通信を行う複数の
機器間に通信プロトコルを変換するためのデータ通信機
器を設け、通信プロトコルの異なる機器間でもデータ通
信を行うことができるようにしたデータ通信システムが
開示されている。しかしながら、PIAFSプロトコル
を使用した機器とIEEE1394規格のプロトコルを
使用した機器との間でデータ通信を行う例であり、PI
AFSプロトコルを使用したPHS端末装置同士の接続
拡大は考慮していない。
【0007】また、特開2000−124899号公報
には、PIAFS通信手順を搭載していない端末装置と
PHS端末装置との間でデータ通信を可能にするため
に、PIAFS伝送フォーマットと同期PPP(Point
to Point Protocol)フォーマットを相互に変換するよ
うにしたターミナルアダプタ装置が開示されている。し
かしながら、PIAFSプロトコルを使用した機器とP
PPプロトコルを使用した機器との間でデータ通信を行
う例であり、PIAFSプロトコルを使用したPHS端
末装置同士の接続拡大は考慮していない。
【0008】また、特開平11−127146号公報に
は、伝送速度が速いか遅いか判別してPIAFSプロト
コルの切替を行い、これにより、エラーが発生した場合
の再同期確立までの時間を短縮する伝送速度切替ターミ
ナルアダプタ装置が開示されている。しかしながら、単
に再同期確立までの時間を短縮しているにすぎず、PI
AFSを使用したPHS端末装置同士の接続拡大は考慮
していない。
【0009】また、特開平11−284684号公報に
は、PHSデータ通信と有線でのデータ通信ではプロト
コルが相違するため、プロトコル変換を行うことによっ
てデータ通信を可能にした無線通信システムが開示され
ている。しかしながら、PIAFSプロトコルを使用し
た端末装置とPPPプロトコルを使用した機器との間で
データ通信を行う例であり、PIAFSプロトコルを使
用したPHS端末装置同士の接続拡大は考慮していな
い。
【0010】本発明は、PHSデータ通信システムにお
いて、接続先が制限されたPHS端末装置相互間の接続
を可能にすることを課題としている。また、本発明は、
接続先が制限されたPHS端末装置相互間の接続を可能
にするためのプロトコル変換装置を提供することを課題
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
プロトコルによりデータ通信を行う第1のPHS端末装
置と、前記第1のPHS端末装置とはリンク確立不能な
第2のプロトコルによりデータ通信を行う第2のPHS
端末装置と、前記第1、第2のPHS端末装置間に配設
され、前記第1のプロトコルによるデータ信号と第2の
プロトコルによるデータ信号を相互に変換して出力する
プロトコル変換装置とを備え、前記プロトコル変換装置
は、前記第2のPHS端末装置を子機として登録する記
憶手段と、無線通信網を介して前記第1のPHS端末装
置から受信したデータ信号を終端して前記第1のPHS
端末装置とリンク確立可能な第3のプロトコルによるデ
ータ信号を出力すると共に、プロトコル変換手段から入
力された第3のプロトコルによるデータ信号を前記無線
通信網を介して前記第1のPHS端末装置に送信する第
1の制御手段と、前記第1の制御手段から入力された前
記第3のプロトコルによるデータ信号を前記第2のプロ
トコルによるデータ信号に変換し第2の制御手段に出力
すると共に、前記第2の制御手段から入力された前記第
2のプロトコルによるデータ信号を前記第3のプロトコ
ルによるデータ信号に変換して前記第1の制御手段に出
力する前記プロトコル変換手段と、前記プロトコル変換
手段から入力された前記第2のプロトコルによるデータ
信号を無線制御手段に出力すると共に、前記無線制御手
段から受信した前記第2のPHS端末装置のデータ信号
を終端して前記プロトコル変換手段に出力する第2の制
御手段と、前記第2の制御手段と前記第2のPHS端末
装置間のデータ送受信を、前記第2のプロトコルで無線
により行う無線制御手段とを備えて成ることを特徴とす
るPHSデータ通信システムが提供される。第1、第2
のPHS端末装置はプロトコル変換装置を介することに
よってリンクが確立され、相互にデータ通信が行なわれ
る。
【0012】ここで、前記記憶手段にはさらに、前記第
1のプロトコルによりデータ通信を行う第3のPHS端
末装置が子機として登録され、前記第1の制御手段は、
無線通信網を介して前記第1のPHS端末装置から受信
したデータ信号を終端して前記第1のPHS端末装置と
リンク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信号を
出力すると共に、前記プロトコル変換手段及び前記第2
の制御部から入力された第3のプロトコルによるデータ
信号を前記無線通信網を介して前記第1のPHS端末装
置に送信する第1の制御部と、前記無線制御手段から受
信したデータ信号を終端して前記第3のプロトコルによ
るデータ信号を前記第1の制御部に出力すると共に、前
記第1の制御部から入力された前記第3のプロトコルに
よるデータ信号を前記無線制御手段に出力する第2の制
御部とを備え、前記無線制御手段は、前記記憶手段に記
憶されたPHS端末装置の情報に基づき、前記第1のP
HS端末装置の通信先に応じて、前記第1の制御手段又
は前記第2の制御手段の一方を選択し、前記第2のPH
S端末装置又は第3のPHS端末装置とリンク確立する
ように構成してもよい。
【0013】また、前記第1のプロトコルとして自局側
からデータ通信速度の切替は行うが相手局からのデータ
通信速度切替には対応しないプロトコルを使用し、前記
第3のプロトコルとして自局側からデータ通信速度の切
替は行わないが相手局からのデータ通信速度切替には対
応するプロトコルを使用することができる。
【0014】さらに、前記第1のプロトコルとしてPI
AFS2.1速度可変タイプ1、前記第2のプロトコルと
してPIAFS1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1
速度可変タイプ1、前記第3のプロトコルとしてPIA
FS2.1速度可変タイプ2を使用することができる。
【0015】また、本発明によれば、第2のプロトコル
によりデータ通信を行う第2のPHS端末装置を子機と
して登録する記憶手段と、無線通信網を介して第1のP
HS端末装置から受信したデータ信号を終端して前記第
1のPHS端末装置とリンク確立可能な第3のプロトコ
ルによるデータ信号を出力すると共に、プロトコル変換
手段から入力された第3のプロトコルによるデータ信号
を前記無線通信網を介して前記第1のPHS端末装置に
送信する第1の制御手段と、前記第1の制御手段から入
力された前記第3のプロトコルによるデータ信号を前記
第2のプロトコルによるデータ信号に変換し第2の制御
手段に出力すると共に、前記第2の制御手段から入力さ
れた前記第2のプロトコルによるデータ信号を前記第3
のプロトコルによるデータ信号に変換して前記第1の制
御手段に出力するプロトコル変換手段と、前記プロトコ
ル変換手段から入力された前記第2のプロトコルによる
データ信号を無線制御手段に出力すると共に、前記無線
制御手段から受信した前記第2のPHS端末装置のデー
タ信号を終端して前記プロトコル変換手段に出力する第
2の制御手段と、前記第2の制御手段と前記第2のPH
S端末装置間のデータ送受信を、前記第2のプロトコル
で無線により行う無線制御手段とを備えて成ることを特
徴とするプロトコル変換装置が提供される。第1の制御
手段は、無線通信網を介して第1のPHS端末装置から
受信したデータ信号を終端して前記第1のPHS端末装
置とリンク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信
号を出力すると共に、プロトコル変換手段から入力され
た第3のプロトコルによるデータ信号を前記無線通信網
を介して前記第1のPHS端末装置に送信する。プロト
コル変換手段は、前記第1の制御手段から入力された前
記第3のプロトコルによるデータ信号を前記第2のプロ
トコルによるデータ信号に変換し第2の制御手段に出力
すると共に、前記第2の制御手段から入力された前記第
2のプロトコルによるデータ信号を前記第3のプロトコ
ルによるデータ信号に変換して前記第1の制御手段に出
力する。第2の制御手段は、前記プロトコル変換手段か
ら入力された前記第2のプロトコルによるデータ信号を
無線制御手段に出力すると共に、前記無線制御手段から
受信した前記第2のPHS端末装置のデータ信号を終端
して前記プロトコル変換手段に出力する。無線制御手段
は、前記第2の制御手段と前記第2のPHS端末装置間
のデータ送受信を、前記第2のプロトコルで無線により
行う。
【0016】ここで、前記第1のプロトコルとしてPI
AFS2.1速度可変タイプ1、前記第2のプロトコルと
してPIAFS1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1
速度可変タイプ1、前記第3のプロトコルとしてPIA
FS2.1速度可変タイプ2を使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るPHSデータ通信システムのハードウェア構成図であ
る。図1において、プロトコル変換機能を有するプロト
コル変換装置1は、64kbps速度固定のPIAFS(PH
S Internet Access Forum Standard)2.0版プロトコル
(以下、PIAFS2.0と称す。)と、32kbps又は6
4kbpsの速度切替が可能なPIAFS2.1版プロトコル
(以下、PIAFS2.1と称す。)とを相互に切り替え
るプロトコル変換機能を有しており、第3のPHS端末
装置を構成するPIAFS2.1の32/64kbps速度可
変タイプ1端末装置3と、第2のPHS端末装置を構成
するPIAFS2.0の64kbps速度固定端末装置4が、
記憶手段を構成するメモリ(図示せず)にPHS端末装
置として登録されている。複数のPHS端末装置3、4
を記憶手段に登録する方法としては、例えば、PHS端
末装置3、4を各々特定可能な複数の識別記号が登録さ
れる。PHS公衆網5の対局に、相手側端末装置となる
と共に第1のPHS端末装置を構成するPIAFS2.1
の32/64kbps速度可変タイプ1端末装置2が存在し
ている。
【0018】図2は、PIAFS2.0のデータ信号とP
IAFS2.1のデータ信号を相互にプロトコル変換する
機能、即ち、PIAFS2.0/2.1変換機能を有するプロ
トコル変換装置1の構成を示すブロック図である。図2
において、PIAFS2.0とPIAFS2.1相互の変換を
行うPIAFS2.0/2.1プロトコル変換部101は、6
4kbps速度固定の通信速度でデータ通信を行うPIAF
S2.0制御部102と、32kbps又は64kbpsのいずれ
か一方の通信速度でデータ通信を行う速度可変タイプ2
PIAFS2.1制御部104とに接続されている。これ
により、プロトコル変換装置1は、PIAFS2.0/2.1
変換機能を有する無線データ通信を実現する手段として
PIAFS2.1の32/64kbps速度可変タイプ2プロ
トコルとPIAFS2.0の64kbps速度固定プロトコル
の可逆変換機能を有する。ここで、プロトコル変換部1
01はプロトコル変換手段を構成し、制御部102は第
2の制御手段を構成し又、制御部104は第1の制御手
段を構成している。また、制御部104は第1の制御部
を構成している。
【0019】PIAFS2.0制御部102は、PIAF
S2.0/2.1プロトコル変換部101とRF制御部105
とに接続されており、プロトコル変換装置1に子機登録
されている端末装置のPIAFS2.0の64kbps速度固
定端末装置4のリンク確立時の通信パスとなる。また、
PIAFS2.1制御部103は、PIAFS2.1制御部1
04とRF制御部105とに接続されており、プロトコ
ル変換装置1に子機登録されている端末装置のPIAF
S2.1版の32/64kbps速度可変タイプ1端末装置3
のリンク確立時の通信パスとなる。図6に示すように、
PIAFS2.1速度可変タイプ2は、全てのPIAFS
プロトコルを用いたPHS端末装置に対してリンク確立
可能なプロトコルであるため、制御部103は全てのP
IAFSプロトコルを使用してデータ通信を行うPHS
端末装置とリンク確立可能な制御部である。尚、制御部
103は第2の制御部を構成すると共に、制御部104
とともに第1の制御手段を構成している。
【0020】PIAFS2.1制御部104は、PIAF
S2.0/2.1プロトコル変換部101とPIAFS2.1制御
部103とに接続されており、対局の端末装置からPH
S公衆網を介して登録子機までのリンク確立時には必ず
通信パスに含まれるPHS公衆網5へのインタフェース
の役割を担う。図6に示すように、PIAFS2.1速度
可変タイプ2は、全てのPIAFSプロトコルを用いた
PHS端末装置に対してリンク確立可能なプロトコルで
あるため、制御部104は全てのPIAFSプロトコル
を使用してデータ通信を行うPHS端末装置とリンク確
立可能な制御部である。
【0021】RF制御部105は、PIAFS2.0制御
部102とPIAFS2.1制御部103とに接続されて
おり、対局の端末装置(相手局)からPHS公衆網を介
して登録子機までのリンク確立時には必ず通信パスに含
まれる登録子機の無線ポートの役割を担っている。RF
制御部105は、無線ポートを介して、制御部102と
PHS端末装置4間のリンク確立を制御すると共に、制
御部103とPHS端末装置3間のリンク確立を制御す
る無線制御手段を構成している。
【0022】以上のように構成された本発明の実施の形
態について、(1)PIAFS2.1速度可変タイプ1端
末装置2とPIAFS2.0の64kbps速度固定端末装置
4を相互接続する場合の動作、及び、(2)PIAFS
2.1速度可変タイプ1端末装置2とPIAFS2.1速度可
変タイプ1端末装置3の相互接続を行う場合の動作につ
いて説明する。
【0023】尚、この場合に相手側端末装置となるPH
S端末装置2のPHS公衆網までの接続処理は公知の処
理方法であるためその説明は省略するものとし、従来通
りの方法でPHS公衆網に対してPIAFS2.1にて6
4kbps非制限ディジタルベアラ通信するものとする。ま
た、本実施の形態では、プロトコル変換装置1にはPH
S端末装置3、4が子機として登録されている例で説明
するが、PHS端末装置2も子機として登録するように
してもよい。各端末装置2、3、4は既存のPIAFS
に対応した装置であるため、PIAFSの規定に従った
動作を行い、図6に示すように、PIAFSにおいて規
定されている各種データ伝送プロトコルを実装した端末
装置間におけるリンク確立動作を行う。
【0024】以下、図6を参照しながら、前記(1)の
動作と前記(2)の動作それぞれにおけるプロトコル変
換装置1を用いたリンク確立時の動作について説明す
る。尚、前記(1)と前記(2)のいずれの場合も、基
本となる通信パスは、PHS端末装置2〜PHS公衆網
5〜プロトコル変換装置1〜PHS端末装置3又はPH
S端末装置4、となって共通であるため、その部分につ
いての詳細な説明は省略し、プロトコル変換装置1内部
における通信パスについて詳細に説明する。
【0025】図3は、端末装置2と端末装置4の相互接
続(前記(1))を行う場合のリンク確立時の通信パス
を示す図で、図1及び図2と同一部分には同一符合を付
している。この場合は、本来ならば図6に示すように、
PIAFS2.1速度可変タイプ1端末装置とPIAFS
1.0/2.0速度固定端末装置との接続となるため、リンク
確立はできない仕様に当てはまる。そこで、PIAFS
2.1制御部104、PIAFS2.0制御部102で、
各々、端末装置2、端末装置4からのデータ信号を一旦
終端させ、PIAFS2.0/2.1プロトコル変換部101
を介してPIAFS2.0/2.1プロトコル変換を実施して
から各々の対局の制御部102、104にデータを受け
渡すようにする。
【0026】即ち、PHS公衆網5を介して受信した端
末装置2からのデータ信号は、PIAFS2.1制御部1
04によって終端する。また、RF制御部を介して受信
した端末装置4からのデータ信号は、PIAFS2.0制
御部102によって終端する。PIAFS2.1制御部1
04からのデータ信号及びPIAFS2.0制御部102
からのデータ信号は、PIAFS2.0/2.1プロトコル変
換部101によってPIAFS2.0/2.1プロトコル変換
を実施してから各々の対局の制御部102、104にデ
ータを出力する。
【0027】したがって、プロトコル変換装置1内の通
信パスは、PIAFS2.1制御部104〜PIAFS2.0
/2.1プロトコル変換部101〜PIAFS2.0制御部1
02〜RF制御部105、となる。これにより、PIA
FSの仕様上の制限によりリンク確立が不可能な端末装
置2、3の組合せでも相互接続が可能となる。
【0028】次に、PIAFS2.1速度可変タイプ1端
末装置2とPIAFS2.1速度可変タイプ1端末装置3
の相互接続(前記(2))について説明する。図4は、
端末装置2と端末装置3の相互接続を行う場合のリンク
確立時の通信パスを示す図で、図1乃至図3と同一部分
には同一符合を付している。この場合はPIAFS2.1
同士であるためPIAFS2.0/2.1プロトコル変換は必
要ないが、図6に示すように、PIAFS2.1速度可変
タイプ1端末装置とPIAFS2.1速度可変タイプ1端
末装置のとの接続となるため、通常、リンク確立はでき
ない仕様に当てはまる。
【0029】そこで、PIAFS2.1制御部104もし
くはPIAFS2.1制御部103で端末装置2もしくは
端末装置3からのデータを一旦終端させる。即ち、PH
S公衆網5を介して受信した端末装置2からのデータ信
号は、PIAFS2.1制御部104によって終端する。
また、RF制御部105を介して受信した端末装置3か
らのデータ信号は、PIAFS2.1制御部103によっ
て終端する。
【0030】PIAFS2.1制御部104とPIAFS
2.1制御部103は、図6で示すところのPIAFS2.1
速度可変タイプ2端末装置とPIAFS2.1速度可変タ
イプ2端末装置との接続に相当する。よって、この制御
部103、104同士のデータ通信は64kbps速度固定
で問題なく行われ、各々の対局の制御部データを受け渡
すことができる。したがって、プロトコル変換装置1内
の通信パスは、PIAFS2.1制御部104〜PIAF
S2.1制御部103〜RF制御部105、となる。よっ
て、PIAFSの仕様上の制限によりリンク確立が不可
能な端末装置の組合せでも相互接続が可能となる。
【0031】ところで、PIAFSに対応したPHS端
末装置として、ISDN(Integrated Service Digital
Network)用ターミナルアダプタ装置への応用が考えら
れる。既存のターミナルアダプタの中には、PHS端末
装置を子機として収納してPIAFSによる無線データ
通信が可能な機種がある。図5は、本実施の形態におけ
るPIAFS2.0/2.1プロトコル変換機能を搭載したタ
ーミナルアダプタ装置のブロック図で、図1乃至図4と
同一部分には同一符合を付している。
【0032】図5において、ターミナルアダプタ装置
は、プロトコル変換部601、ISDNインタフェース
として機能するISDN制御部602、呼接続を制御す
るための呼制御部603、ターミナルアダプタ装置全体
の制御を司るターミナルアダプタ装置制御部604、ア
ナログポートに接続されアナログ機器の制御を行うアナ
ログ制御部、DTE(Data Terminal Equipment)ポー
トに接続されデジタル機器を制御するDTE制御部60
6、無線ポートに接続されたRF無線部105とを備え
ている。
【0033】プロトコル変換部601及びRF制御部1
05が、前述したプロトコル変換装置1を応用した回路
ブロックで、従来のターミナルアダプタのPIAFS制
御部に置き換えて使用される部分であり、図2と同一部
分には同一符号を付している。ターミナルアダプタ装置
としての一般的な動作は公知であるために説明は省略す
るが、PIAFSプトコル変換動作に関しては、前述し
たプロトコル変換装置1と同様の動作となる。即ち、プ
ロトコル変換部601は、前記同様にPIAFSプロト
コル変換を行うことにより、呼制御部603、ISDN
制御部602及びPHS公衆網を介してPHS端末装置
とデータ通信を行うと共に、RF制御部105を介して
図示しない記憶手段に登録されたPHS端末装置をデー
タ通信を行う。この構成により、従来のターミナルアダ
プタでは不可能なPHS公衆網を介したPHS端末装置
同士の無線データ通信が可能となる。
【0034】以上述べたように、本発明の実施の形態に
係るPHSデータ通信システムは、第1のプロトコル
(PIAFS2.1速度可変タイプ1プロトコル)により
データ通信を行う第1のPHS端末装置2と、第1のP
HS端末装置2とはリンク確立不能な第2のプロトコル
(PIAFS1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1速
度可変タイプ1プロトコル)によりデータ通信を行う第
2のPHS端末装置4と、第1のPHS端末装置2と第
2のPHS端末装置4間に配設され、前記第1のプロト
コルによるデータ信号と第2のプロトコルによるデータ
信号を相互に変換して出力するプロトコル変換装置1と
を備え、プロトコル変換装置1は、第2のPHS端末装
置4を子機として登録する記憶手段と、無線通信網であ
るPHS公衆網5を介して第1のPHS端末装置2から
受信したデータ信号を終端して第1のPHS端末装置2
とリンク確立可能な第3のプロトコル(PIAFS2.1
速度可変タイプ2プロトコル)によるデータ信号を出力
すると共に、プロトコル変換手段(プロトコル変換部1
01)から入力された第3のプロトコルによるデータ信
号をPHS公衆網5を介して第1のPHS端末装置2に
送信する第1の制御手段(制御部103、104)と、
前記第1の制御手段から入力された前記第3のプロトコ
ルによるデータ信号を前記第2のプロトコルによるデー
タ信号に変換し第2の制御手段(制御部102)に出力
すると共に、前記第2の制御手段から入力された前記第
2のプロトコルによるデータ信号を前記第3のプロトコ
ルによるデータ信号に変換して前記第1の制御手段に出
力するプロトコル変換手段と、前記プロトコル変換手段
から入力された前記第2のプロトコルによるデータ信号
を無線制御手段(RF制御部105)に出力すると共
に、前記無線制御手段から受信した第2のPHS端末装
置4のデータ信号を終端して前記プロトコル変換手段に
出力する第2の制御手段と、前記第2の制御手段と第2
のPHS端末装置4間のデータ送受信を、前記第2のプ
ロトコルで無線により行う無線制御手段とを備えて成る
ことを特徴としている。
【0035】また、前記記憶手段にはさらに、前記第1
のプロトコルによりデータ通信を行う第3のPHS端末
装置3が子機として登録され、前記第1の制御手段(制
御部103、104)は、PHS公衆網5を介して第1
のPHS端末装置2から受信したデータ信号を終端して
第1のPHS端末装置2とリンク確立可能な第3のプロ
トコルによるデータ信号を出力すると共に、前記プロト
コル変換手段及び第2の制御部103から入力された第
3のプロトコルによるデータ信号をPHS公衆網5を介
して第1のPHS端末装置2に送信する第1の制御部1
04と、前記無線制御手段から受信したデータ信号を終
端して前記第3のプロトコルによるデータ信号を第1の
制御部104に出力すると共に、第1の制御部104か
ら入力された前記第3のプロトコルによるデータ信号を
前記無線制御手段に出力する第2の制御部103とを備
え、前記無線制御手段は、前記記憶手段に記憶されたP
HS端末装置の情報に基づき、第1のPHS端末装置2
の通信先に応じて、前記第1の制御手段又は前記第2の
制御手段の一方を選択し、第2のPHS端末装置4又は
第3のPHS端末装置3とリンク確立することを特徴と
している。尚、前記第1のプロトコルはPIAFS2.1
速度可変タイプ1、前記第2のプロトコルはPIAFS
1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1速度可変タイプ
1、前記第3のプロトコルはPIAFS2.1速度可変タ
イプ2が使用される。
【0036】したがって、全てのPIAFS対応のPH
S端末装置を利用することが可能になる。よって、図6
に示すPIAFS2.1の仕様上の制限によりリンク確立
出来ずに切断となってしまうPHS端末装置の組合せの
場合でも相互接続を可能とし、端末装置の選択肢を拡大
することが可能になる。これにより、プロトコル変換装
置1の所有者はPIAFSの対応版数を意識せずにPH
S端末装置を選択できるメリットが得られる。また、接
続相手の制限を低減することができ、利便性が向上す
る。
【0037】また、本実施の形態に係るプロトコル変換
装置は、前記第2のプロトコルによりデータ通信を行う
第2のPHS端末装置3を子機として登録する記憶手段
と、PHS公衆網5を介して第1のPHS端末装置2か
ら受信したデータ信号を終端して第1のPHS端末装置
2とリンク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信
号を出力すると共に、プロトコル変換手段(プロトコル
変換部101)から入力された第3のプロトコルによる
データ信号をPHS公衆網5を介して前記第1のPHS
端末装置2に送信する第1の制御手段(制御部104)
と、前記第1の制御手段から入力された前記第3のプロ
トコルによるデータ信号を前記第2のプロトコルによる
データ信号に変換し第2の制御手段(制御部102)に
出力すると共に、前記第2の制御手段から入力された前
記第2のプロトコルによるデータ信号を前記第3のプロ
トコルによるデータ信号に変換して前記第1の制御手段
に出力するプロトコル変換手段と、前記プロトコル変換
手段から入力された前記第2のプロトコルによるデータ
信号を無線制御手段(RF制御部105)に出力すると
共に、前記無線制御手段から受信した前記第2のPHS
端末装置のデータ信号を終端して前記プロトコル変換手
段に出力する第2の制御手段と、前記第2の制御手段と
前記第2のPHS端末装置間のデータ送受信を、前記第
2のプロトコルで無線により行う無線制御手段とを備え
て成ることを特徴としている。
【0038】したがって、全てのPIAFS対応のPH
S端末装置を利用することが可能になる。よって、図6
に示すPIAFS2.1の仕様上の制限によりリンク確立
出来ずに切断となってしまうPHS端末装置の組合せの
場合でも相互接続を可能とし、端末装置の選択肢を拡大
することが可能になる。これにより、プロトコル変換装
置1の所有者はPIAFSの対応版数を意識せずに子機
端末装置を選択することが可能になる。また、接続相手
の制限を低減することができ、利便性が向上する。
【0039】
【発明の効果】本発明のPHSデータ通信システムによ
れば、プロトコルの相違によって接続先が制限されたP
HS端末装置相互間の接続が可能になる。また、本発明
のプロトコル変換装置によれば、プロトコルの相違によ
って接続先が制限されたPHS端末装置相互間の接続を
可能にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るPHSデータ通信
システムのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るプロトコル変換装
置のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るPHSデータ通信
システムの動作を説明するためのブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るPHSデータ通信
システムの動作を説明するためのブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るターミナルアダプ
タ装置のブロック図である。
【図6】 PIAFS1.0〜PIAFS2.1のいずれかを
用いたデータ通信機能を有するPHS端末装置相互間の
通信可否状況を示す図である。
【符号の説明】
1・・・プロトコル変換装置 2〜4・・・PHS端末装置 5・・・無線通信網を構成するPHS公衆網 101・・・プロトコル変換手段を構成するプロトコル
変換部 102・・・第2の制御手段を構成する制御部 103、104・・・第1の制御手段を構成する制御部 105・・・無線制御手段を構成するRF制御部 601・・・プロトコル変換部 602・・・ISDN制御部 603・・・呼制御部 604・・・ターミナルアダプタ装置制御部 605・・・アナログ制御部 606・・・DTE制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA09 CB02 DA03 DA19 5K034 AA17 AA20 DD03 EE03 EE10 FF11 HH01 HH02 HH61 KK28 LL01 5K051 AA05 AA08 BB02 CC07 DD15 FF07 HH26 JJ14 5K067 AA21 BB04 BB21 EE02 EE12 EE25 HH21 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプロトコルによりデータ通信を行
    う第1のPHS端末装置と、 前記第1のPHS端末装置とはリンク確立不能な第2の
    プロトコルによりデータ通信を行う第2のPHS端末装
    置と、 前記第1、第2のPHS端末装置間に配設され、前記第
    1のプロトコルによるデータ信号と第2のプロトコルに
    よるデータ信号を相互に変換して出力するプロトコル変
    換装置とを備え、前記プロトコル変換装置は、 前記第2のPHS端末装置を子機として登録する記憶手
    段と、 無線通信網を介して前記第1のPHS端末装置から受信
    したデータ信号を終端して前記第1のPHS端末装置と
    リンク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信号を
    出力すると共に、プロトコル変換手段から入力された第
    3のプロトコルによるデータ信号を前記無線通信網を介
    して前記第1のPHS端末装置に送信する第1の制御手
    段と、 前記第1の制御手段から入力された前記第3のプロトコ
    ルによるデータ信号を前記第2のプロトコルによるデー
    タ信号に変換し第2の制御手段に出力すると共に、前記
    第2の制御手段から入力された前記第2のプロトコルに
    よるデータ信号を前記第3のプロトコルによるデータ信
    号に変換して前記第1の制御手段に出力する前記プロト
    コル変換手段と、 前記プロトコル変換手段から入力された前記第2のプロ
    トコルによるデータ信号を無線制御手段に出力すると共
    に、前記無線制御手段から受信した前記第2のPHS端
    末装置のデータ信号を終端して前記プロトコル変換手段
    に出力する第2の制御手段と、 前記第2の制御手段と前記第2のPHS端末装置間のデ
    ータ送受信を、前記第2のプロトコルで無線により行う
    無線制御手段とを備えて成ることを特徴とするPHSデ
    ータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段にはさらに、前記第1のプ
    ロトコルによりデータ通信を行う第3のPHS端末装置
    が子機として登録され、前記第1の制御手段は、 無線通信網を介して前記第1のPHS端末装置から受信
    したデータ信号を終端して前記第1のPHS端末装置と
    リンク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信号を
    出力すると共に、前記プロトコル変換手段及び前記第2
    の制御部から入力された第3のプロトコルによるデータ
    信号を前記無線通信網を介して前記第1のPHS端末装
    置に送信する第1の制御部と、 前記無線制御手段から受信したデータ信号を終端して前
    記第3のプロトコルによるデータ信号を前記第1の制御
    部に出力すると共に、前記第1の制御部から入力された
    前記第3のプロトコルによるデータ信号を前記無線制御
    手段に出力する第2の制御部とを備え、 前記無線制御手段は、前記記憶手段に記憶されたPHS
    端末装置の情報に基づき、前記第1のPHS端末装置の
    通信先に応じて、前記第1の制御手段又は前記第2の制
    御手段の一方を選択し、前記第2のPHS端末装置又は
    第3のPHS端末装置とリンク確立することを特徴とす
    る請求項1記載のPHSデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1のプロトコルは自局側からデー
    タ通信速度の切替は行うが相手局からのデータ通信速度
    切替には対応しないプロトコルであり、前記第3のプロ
    トコルは自局側からデータ通信速度の切替は行わないが
    相手局からのデータ通信速度切替には対応するプロトコ
    ルであることを特徴とする請求項1又は2記載のPHS
    データ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1のプロトコルはPIAFS2.1
    速度可変タイプ1、前記第2のプロトコルはPIAFS
    1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1速度可変タイプ
    1、前記第3のプロトコルはPIAFS2.1速度可変タ
    イプ2であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か一に記載のPHSデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 第2のプロトコルによりデータ通信を行
    う第2のPHS端末装置を子機として登録する記憶手段
    と、 無線通信網を介して第1のPHS端末装置から受信した
    データ信号を終端して前記第1のPHS端末装置とリン
    ク確立可能な第3のプロトコルによるデータ信号を出力
    すると共に、プロトコル変換手段から入力された第3の
    プロトコルによるデータ信号を前記無線通信網を介して
    前記第1のPHS端末装置に送信する第1の制御手段
    と、 前記第1の制御手段から入力された前記第3のプロトコ
    ルによるデータ信号を前記第2のプロトコルによるデー
    タ信号に変換し第2の制御手段に出力すると共に、前記
    第2の制御手段から入力された前記第2のプロトコルに
    よるデータ信号を前記第3のプロトコルによるデータ信
    号に変換して前記第1の制御手段に出力する前記プロト
    コル変換手段と、 前記プロトコル変換手段から入力された前記第2のプロ
    トコルによるデータ信号を無線制御手段に出力すると共
    に、前記無線制御手段から受信した前記第2のPHS端
    末装置のデータ信号を終端して前記プロトコル変換手段
    に出力する第2の制御手段と、 前記第2の制御手段と前記第2のPHS端末装置間のデ
    ータ送受信を、前記第2のプロトコルで無線により行う
    無線制御手段とを備えて成ることを特徴とするプロトコ
    ル変換装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のプロトコルはPIAFS2.1
    速度可変タイプ1、前記第2のプロトコルはPIAFS
    1.0、PIAFS2.0又はPIAFS2.1速度可変タイプ
    1、前記第3のプロトコルはPIAFS2.1速度可変タ
    イプ2であることを特徴とする請求項5記載のプロトコ
    ル変換装置。
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