JP2005244273A - データ通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続されている他の通信機器の固有アドレスを利用することにより、データ中継を可能とするデータ通信制御装置を提供すること。
【解決手段】中継対象のデータフレームのモニタリングを行い、通信リンクの接続/切断タイミングを判断する通信制御部201と、データフレーム中のアドレスの変換を行い、アドレス情報記憶部204への登録/削除を制御するアドレス管理部202と、接続されている他通信機器の固有アドレスの情報を記憶するアドレス情報記憶部204を備え、中継通信機器101は、中継通信機器102との認証リンクに、有線接続している他の通信機器110の固有アドレスを使用して接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のネットワークを備えた通信システムにおけるデータ通信制御装置であって、特に、データの中継通信に関するものである。
従来、通信システムを構成する通信機器は、通信機器毎に一意に決定可能な機器固有アドレスを保有しており、この機器固有アドレスを用いて、通信機器間のデータ通信を可能としている。2つのネットワーク(例えば、有線ネットワークと無線ネットワーク)を介してデータ通信を行う技術として、ブリッジやルータなどの中継通信機器が、中継対象のデータを、送信元アドレスを中継通信機器自身の機器固有アドレスとし、送信先アドレスをアクセス相手の中継通信機器の機器固有アドレスとしたブリッジフレームに変換して伝送する技術があった(例えば、特許文献1参照)。図1は、従来の通信システムの構成の一例を示すシステム構成図である。ここでは、中継通信機器101と102は、相互に無線ネットワークを介して接続しており、さらに中継通信機器101は、複数の通信機器(110、111、112と有線ネットワークを介して接続しており、中継通信機器102は、複数の通信機器(120、121、122と有線ネットワークを介して接続しているものとする。また、各通信機器は、図中に示したように機器固有アドレスを有している。例えば、通信機器110と通信機器121とがデータ通信を行う場合、通信機器110が送信したデータは、中継通信機器101から中継通信機器102に通知され、中継通信機器102が通信機器121に転送することになる。この場合、図8に示すように、中継通信機器101と中継通信機器102の間の認証リンクは、中継通信機器自身の機器固有アドレスを使用して確立される。
特開2000−094516号公報
しかしながら、前記従来の技術では、2つの中継通信機器間のデータ伝送は、これら2つの中継通信機器自身の機器固有アドレスを用いて制御されているため、中継通信機器間が無線ネットワークを介して接続している場合、1つの認証リンクにより無線接続されることになる。これにより、同時に複数のデータ通信(例えば、通信機器110と通信機器120、通信機器111と通信機器121、通信機器112と通信機器122)が発生した場合、1つの認証リンク上に、複数のデータ通信用のデータが混在して流れることになり、通信回線負荷(通信トラフィック)が増加し、通信品質や通信速度が低下するという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明のデータ通信制御装置は、複数のネットワークを備えた通信システムにおいて、接続された他の通信機器の固有アドレスをアドレス情報として1つ以上記憶するアドレス情報記憶手段と、自固有アドレスの代わりに前記アドレス情報記憶手段が記憶している前記固有アドレスを用いて通信を制御し、受信した中継対象のデータを送信する通信制御手段を有し、接続された他の通信機器の固有アドレスを用いてデータの中継通信処理を行うことができる。
本発明のデータ通信制御装置によれば、中継通信機器以外の他通信機器の機器固有アドレスを用いて通信リンクの接続が可能となり、同時の複数の通信リンクが確立でき、同時に複数のデータ通信が発生した場合でも、通信回線負荷が増加せず、通信品質や通信速度の低下を防ぐことが可能となる。
また、中継通信機器間のデータ通信において、ブリッジフレームへの変換に対応するための通信プロトコルの拡張などが不要となり、通常の通信プロトコルをそのまま使用することができる。
また、異なるネットワークを接続するために従来使用されていたブリッジハブなどの機器が不要となり、通信システムの構築コストを削減することができ、さらに、通信システムの構築における自由度が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の通信システムの構成として、従来の通信システムと同様の図1を用いる。なお、ここでは、一例として、中継通信機器101と中継通信機器102の間の通信プロトコルとして、IEEE802を用いて無線ネットワークで接続されており、中継通信機器101と通信機器110、111、112は、Ethernet(登録商標)により有線LANで接続されているものとする。また、中継通信機器101は、ブリッジ機能を有しておらず、本発明のデータ通信制御装置を備えている。一方、中継通信機器102は、ブリッジ機能を有しているとする。なお、中継通信機器間(101と102間)を無線ネットワークとしたが、有線ネットワークを介して接続してもよく、中継通信機器102も本発明のデータ通信制御装置を備えてもよい。また、中継通信機器が中継する2つ以上のネットワークは、異なるプロトコルで通信制御されていてもよいし、同じプロトコルであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるデータ通信制御装置の構成を示す図である。図1の中継通信機器101が、データ通信制御装置を備えている。
データ通信制御装置は、通信制御部201と、アドレス管理部202と、プロトコル変換処理部203と、アドレス情報記憶部204と、リンク処理部205と、受信部206と、送信部207とを備えている。
受信部206は、データ通信制御装置に接続している他の通信機器からの中継対象のデータフレーム(アドレス変換前のデータフレーム)を受信し、通信制御部201に通知する。例えば、受信バッファキューを備え、受信バッファキューに格納された複数のデータフレームの処理を順次行い、複数の通信機器からのデータフレームの受信制御を可能とする。
通信制御部201は、受信部206から通知された中継対象のデータフレームのモニタリングを行い、中継対象のデータフレームをアドレス管理部202に通知し、アドレス管理部202から応答として受け取ったアドレス変換後のデータフレームを送信部207に通知する。また、認証リンクの接続や切断のタイミングを判断し、リンク処理部205に要求を行う。
アドレス管理部202は、通信制御部201から中継対象のデータフレームを受け取ると、データフレーム中の送信元固有アドレス情報と送信先固有アドレス情報を検出し、検出した送信元固有アドレス情報と送信先固有アドレス情報がアドレス情報記憶部204に格納されているか否かを確認し、確認結果を通信制御部に通知する。また、通信制御部201から通知された中継対象のデータフレーム内の送信先固有アドレス情報と送信元固有アドレス情報を、アドレス情報記憶部204を参照して変換処理を行い、アドレス変換後のデータフレームを通信制御部201に返す。
アドレス情報記憶部204は、1つ以上の固有アドレス情報を記憶保持している。図3に、アドレス情報記憶部204に格納されているデータの具体例を示す。図3(A)の例では、送信元固有アドレス情報と送信先固有アドレス情報を1:1に関連付けて記憶している。また、図3(B)の例では、送信先固有アドレス情報と送信元固有アドレス情報をN:1に関連付けて記憶している。また、図3(C)の例では、送信先固有アドレス情報と送信元固有アドレス情報だけでなく、さらにプロトコル種別を記憶している。なお、ここでは、送信元固有アドレス情報と送信先固有アドレス情報を関連付けて記憶するとしたが、関連付けた情報として記憶せずに、単独の固有アドレスを複数記憶してもよい。また、HASHテーブルなどを用いてアドレス情報を記憶することにより、検索処理を高速にすることが可能となる。
プロトコル変換処理部203は、アドレス管理部202からの指示に従い、中継対象のデータフレームを、異なる通信プロトコルのデータフォーマットへ変換する。アドレス管理部202は、アドレス変換処理を行う際に、アドレス情報記憶部204に格納されているプロトコル種別に基づきプロトコルの変換が必要か否かの判断を行う。
リンク処理部205は、通信制御部201からの要求に従い、認証リンクの接続処理や切断処理を行う。認証リンクに使用する固有アドレスは、自身の固有アドレスには限定されず、通信制御部201からの指示に従う。これにより、同時に複数の通信リンク(認証リンク)を確立することが可能となる。
送信部207は、通信制御部201から通知された中継対象のデータフレーム(アドレス変換後のデータフレーム)を、データ通信制御装置に接続している他の通信機器へ送信する。例えば、送信バッファキューを備え、送信バッファキューに格納された複数のデータフレームの処理を順次行い、複数の通信機器へのデータフレームの送信制御を可能とする。
以上により、本発明のデータ通信制御装置は、他通信機器の機器固有アドレス(自身の機器固有アドレス以外)を用いて通信リンクの接続が可能となり、この通信リンクを用いて他通信機器へのデータの中継処理が行える。
なお、プロトコル変換処理部203は、アドレス情報記憶部204にプロトコル種別が格納されている場合にのみ使用されるため、本発明のデータ通信制御装置は、プロトコル変換処理部203を備えていない構成でもよい。
図4は、本発明のデータ通信制御装置を用いた際の接続状態の概要の一例を示している。ここでは、図1の通信機器110と通信機器121がデータ通信を行うケースに(図1の破線)ついて図示している。
中継通信機器101は、自身の固有アドレスである固有アドレス1だけでなく、有線接続している通信機器110の固有アドレスである固有アドレス10も保持しており、中継通信機器101と中継通信機器102間の認証リンクに固有アドレス10を使用して接続している。中継通信機器101は、この認証リンクを使用して、通信機器110から受け取ったデータフレームを中継通信機器102に送信する。また、中継通信機器102は、この認証リンクを使用して、通信機器121から受け取ったデータフレーム(送信先固有アドレスは固有アドレス10)を中継通信機器101に送信する。これにより、中継通信機器102から見て、中継通信機器101は、通信機器110になりすますことが可能となる。また、図4において、通信機器110と通信機器121間のデータ通信が可能となるだけでなく、通信機器110と中継通信機器102を通信の終端としたデータ通信も可能となる。
図5は、本発明のデータ通信制御装置を用いた際の接続状況の概要の別の一例を示している。ここでは、図1の通信機器110と通信機器121がデータ通信を行うだけでなく、更に通信機器111と中継通信機器102を通信の終端としてデータ通信を行うケースについて図示している。
中継通信機器101は、自身の固有アドレスである固有アドレス1だけでなく、有線接続している通信機器110の固有アドレスである固有アドレス10と、通信機器111の固有アドレスである固有アドレス111も保持しており、中継通信機器101と中継通信機器102間に2つの認証リンクが確立しており、1つの認証リンクに固有アドレス10を使用し、もう1つの認証リンクに固有アドレス11を使用している。中継通信機器101は、通信機器110から受け取ったデータフレームを中継通信機器102に送信する際に、固有アドレス10の認証リンクを使用する。また、中継通信機器101は、通信機器111から受け取ったデータフレームを中継通信機器102に送信する際に、固有アドレス11の認証リンクを使用する。一方、中継通信機器102は、通信機器121から受け取ったデータフレーム(送信先固有アドレスは固有アドレス10)を中継通信機器101に送信する際に、固有アドレス10の認証リンクを使用する。また、中継通信機器102は、通信機器111へのデータフレーム(送信先固有アドレスは固有アドレス11)を送信する際に、固有アドレス11の認証リンクを使用する。これにより、中継通信機器102から見て、中継通信機器101は、通信機器110や通信機器111になりすますことが可能となる。また、中継通信機器101と中継通信機器102間の複数の認証リンク(通信リンク)を使用したデータ通信が可能となることにより、従来と比べて中継通信機器間の回線負荷を低減することが可能となる。
図6は、本発明のデータ通信制御装置における、他通信機器の固有アドレスを用いた認証リンク接続/切断処理の流れの一例を示している。なお、ここでは図1の破線で示した通信機器110から通信機器121へデータ通信するケースを具体例として使用する。
通信制御部201は、中継通信機器101に中継対象の通信機器が接続されたことを検出する(ステップS601)。具体的には、IPアドレスから機器固有アドレスを知るためのプロトコルであるARP(Address Resolution Protocol)を用いて処理を行う。通信機器110が中継通信機器101に有線接続した時、通信制御部201がARP要求フレーム701を受け取ることで接続を検出する。なお、ARPフレームのデータフォーマットは、図7に示した通り、Ethernet(登録商標)宛先アドレス702と、Ethernet(登録商標)送信元アドレス703と、プロトコルタイプ704と、ARP/RARPメッセージ705とから構成されている。
通信制御部201は、受け取ったARP要求フレームをアドレス管理部202に通知し、アドレス管理部202が、ARP要求フレーム内のEthernet(登録商標)送信元アドレス(機器固有アドレス)703を読み出し、接続した通信機器の機器固有アドレスを検出する(ステップS602)。つまり、Ethernet(登録商標)送信元アドレス703には、通信機器110の固有アドレスである固有アドレス10が格納されていることになる。また、Ethernet(登録商標)宛先アドレス702には、通信相手である通信機器121の固有アドレスである固有アドレス21が格納されている。
次に、アドレス管理部202は、読み出した機器固有アドレスがアドレス情報記憶部204に記憶済みか否かを確認する(ステップS603)。アドレス情報記憶部204に記憶済みの場合(ステップS603がYes)、ステップS606に遷移する。一方、アドレス情報記憶部204に記憶されていない場合(ステップS603がNo)、アドレス管理部202は、読み出した機器固有アドレスを一時保存し、通信制御部201に確認結果を通知する(ステップS604)。通信制御部201は、読み出した固有アドレスでの認証リンクの接続をリンク処理部205に指示する。リンク処理部205は、通知された固有アドレスを用いて、中継通信機器102との間の認証リンク接続処理を行う(ステップS605)。例えば、接続した通信機器が通信機器110の場合、固有アドレス10で認証リンクが確立することになる。
通信制御部201は、中継通信装置102との間の認証リンクが接続完了した後に、送信部207を介してARP要求フレームを中継通信装置102に送信することで、ARP処理を実行する(ステップS606)。
通信制御部201が、受信部206を介してARP応答フレームを正常に受信すると(ステップS607がYes)、アドレス管理部202は、ステップS604で一時保存した固有アドレスを、正式にアドレス情報記憶部204に登録する(ステップS608)。ただし、既にアドレス情報記憶部204に登録済み(記憶済み)の場合、再登録は行わない。具体的には、通信機器121からのARP応答フレームが中継通信機器102を経由して中継通信機器101に通知されると、送信先固有アドレスが固有アドレス21、送信元固有アドレスが固有アドレス10のアドレス情報が、アドレス情報記憶部204に記憶される。つまり、固有アドレス10の認証リンクが接続中であり、この認証リンクを使用して、通信機器110と通信機器121間のデータ通信が可能となる。
一方、通信制御部201が、ARP応答フレームを正常に受信できない場合(ステップS607がNo)、アドレス管理部202にアドレス情報記憶部204から対象のアドレス情報を削除し(ステップS609)、対象の固有アドレスでの認証リンクの切断をリンク処理部205に指示する。リンク処理部205は、中継通信機器102との間の認証リンク(通知された固有アドレス)切断処理を行う(ステップS610)。具体的には、中継通信機器101が、通信機器121からのARP応答フレームの受信に失敗した場合、アドレス情報記憶部204に記憶済みである対象アドレス情報(送信先固有アドレスが固有アドレス21、送信元固有アドレスが固有アドレス10のアドレス情報)を削除し、中継通信装置102との間の固有アドレス10の認証リンクを切断する。つまり、固有アドレス10の認証リンクは確立しておらず、通信機器110と通信機器121間のデータ通信はできない。
以上により、本発明のデータ通信制御装置は、他通信機器の機器固有アドレス(自身の機器固有アドレス以外)を用いて通信リンクの接続が可能となり、この通信リンクを用いて他通信機器へのデータの中継処理が行える。
なお、通信機器110からのデータ通信の開始を受けて、中継通信装置101が処理を開始するとしたが、それだけに限定せず、中継通信装置101が定期的に接続中の通信機器を検出することで、アドレス情報記憶部に格納されている情報を更新し、認証リンクの接続/切断処理を実行してもよい。また、通信相手である中継通信機器102からのアクセス(例えば、ARP要求の受信)により、処理を開始してもよい。
なお、ステップS608で、アドレス情報記憶部204に再登録を行わないとしたが、上書き処理を行ってもよい。また、通信制御部201が、アドレス情報記憶部204に記憶済みか否かの情報を保持しておき、ARP応答フレーム受信時に判断することにより、登録が必要な場合のみ、アドレス管理部202へ通知するようにしてもよい。
また、不必要になったアドレス情報をアドレス情報記憶部204から削除するエイジング機能を備えていてもよい。具体的には、通常、ARP処理は一定周期で行なわれるため、ARP要求/応答フレームが一定期間内に更新されない場合に、対象のアドレス情報をアドレス情報記憶部204から削除することで実現できる。
本発明にかかるデータ通信制御装置は、他通信機器の機器固有アドレスを用いて通信リンクの接続を可能とし、有線ネットワークや無線ネットワークに接続する通信端末や中継機器などに有効である。また、通信機能を有する機器であれば、各種の家電機器、情報処理端末、産業機器などにも利用可能である。
本発明の実施の形態における通信システム構成図 本発明の実施の形態におけるデータ通信制御装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるアドレス情報記憶部に格納されているデータの一例を示す図 本発明の実施の形態におけるデータ通信制御装置を用いたデータ中継処理時の接続状態の概要の一例を示す図 本発明の実施の形態におけるデータ通信制御装置を用いたデータ中継処理時の接続状態の概要の一例を示す図 本発明の実施の形態におけるデータ通信制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態におけるARPフレームのデータフォーマットを示す図 従来の中継通信機器を用いたデータ中継処理時の接続状態の概要の一例を示す図
符号の説明
101,102 中継通信機器
110,111,112,120,121,122 通信機器
201 通信制御部
202 アドレス管理部
203 プロトコル変換処理部
204 アドレス情報記憶部
205 リンク処理部
206 受信部
207 送信部
701 ARP要求/応答フレーム
702 Ethernet(登録商標)宛先アドレス
703 Ethernet(登録商標)送信元アドレス
704 プロトコルタイプ
705 ARP/RARPメッセージ

Claims (6)

  1. 複数のネットワークを備えた通信システムにおいて、データの中継通信処理を行うデータ通信制御装置であって、
    前記通信システムを構成する複数の通信機器は、通信機器毎に自身の機器固有アドレスを保有しており、
    接続された他の通信機器の固有アドレスをアドレス情報として1つ以上記憶するアドレス情報記憶手段と、
    自固有アドレスの代わりに前記アドレス情報記憶手段が記憶している前記固有アドレスを用いて通信を制御し、受信した中継対象のデータを送信する通信制御手段を備えることを特徴とするデータ通信制御装置。
  2. 受信した中継対象のデータに基づき、接続された他の通信機器の固有アドレスを検出するアドレス管理手段をさらに備え、
    前記アドレス情報記憶手段は、前記アドレス管理手段が検出した前記固有アドレスをアドレス情報として1つ以上記憶することを特徴とする請求項1記載のデータ通信制御装置。
  3. 前記アドレス管理手段は、前記アドレス情報記憶手段を参照し、前記中継対象のデータに含まれるアドレス情報の変換処理を行うことを特徴とする請求項2記載のデータ通信制御装置。
  4. 前記アドレス情報記憶手段は、送信元固有アドレスと送信先固有アドレスとを関連付けて前記アドレス情報として1つ以上記憶することを特徴とする請求項2記載のデータ通信制御装置。
  5. 前記アドレス情報記憶手段は、前記アドレス情報にプロトコル情報を含み、
    前記アドレス情報記憶手段を参照し、前記中継対象のデータのフォーマットの変換処理を行うプロトコル変換処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデータ通信制御装置。
  6. 前記アドレス情報記憶手段が記憶している前記固有アドレスを用いて、通信リンクの接続制御を行うリンク処理手段を更に備え、複数の通信リンクを同時に確立することを特徴とする請求項1記載のデータ通信制御装置。
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