JP2002135372A - 携帯電話と連携したパソコン - Google Patents
携帯電話と連携したパソコンInfo
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Abstract
場所以外にパソコンを持ち出す場合に携行荷物が増え
る、あるいはパソコンの容積が増え携帯性が損なわれる
という問題があった。別の課題として、パソコンのセキ
ュリティシステムを簡便に実現する必要があった。 【解決手段】常に携帯することが前提となってきた携帯
電話にマウス機能を持たせることにより、携帯型パソコ
ンの携帯性を損なうことなく、常置型パソコンと同等の
操作性を維持できる。同時にこの携帯電話の着信番号
や、使用者が特に定めて携帯電話に登録した番号や文字
列など特定の情報を予めパソコンにも登録しておき、パ
ソコンの使用時にパソコンに自動的に認証させること
で、そのパソコンが操作できるように設定することで、
セキュリティシステムとして使用でき、常置型・携帯型
を問わずパソコンのセキュリティを高めることが出来
る。さらに外部記憶媒体としても利用し、利便性を高め
る。
Description
およびセキュリティを高める技術に関する物である。
よく使われている装置の一つにマウスがある。マウスは
非使用時でも机の一部を占有し、また携帯型パソコンな
どと一緒に用いる場合で、外出先でもマウスを利用する
ためには、荷物の数が増え利便性に劣る。このため特許
公開平10−307680など、マウスを非使用時に本
体に格納するなどの工夫が考えられている。
ンのセキュリティシステムに関する物がある。現在セキ
ュリティシステムはますます重要視されつつある。特に
盗難の危険性の高い携帯機器である携帯型パソコンやペ
ンコンピュータにおいては喫緊の問題となっており、特
許公開平7−191794では特定の入力用ペン装置で
しかパソコン側が入力を受け付けない、といったシステ
ムが考案されている。
ソコン間のデータ転送には、標準となっているフロッピ
ー(登録商標)ディスクなど、外部記録媒体が使用され
ている。
を格納する方法では、本体に格納スペースを要してパソ
コンの容積が増加するため、携帯性が損なわれるという
問題点がある。また別部品として持ち歩く際には、その
別部品の数が増えるたびに置き忘れなどの危険性が増
す。
ステムでは、特定の入力用ペン装置という電子機器を、
通常使う筆記具以外にも持ち歩く必要があり、冗長度が
増し、別にマウスを持ち歩くという不便さと同じ問題を
持つ。さらにペンは小さく、一度無くせばそれを見つけ
ることは難しい。また、このシステムではペンコンピュ
ータ以外に応用先は少なく、汎用性に欠けているのが問
題であった。
でのデータ転送にはフロッピーなどの外部媒体が一般的
であるが、容量も小さく、不便である。大容量媒体とし
てMOも用いられるが、元のパソコンから複写先のパソコ
ンまで、持参する必要がある。通信回線を通じたデータ
転送も考えられるが、守秘性に問題がある。
決すべく、常に持ち歩くことが当然となりつつある携帯
電話(PHSも含む)を利用した技術である。携帯電話は、
その名の通り常に携帯することが常識となりつつあり、
これ無しに外出することは考えられなくなりつつある。
また、携帯電話自身も小型化され、持ち歩きに便利なよ
うになっている。そこでこの携帯電話にポインティング
デバイスの機能を持たせたとしても、通常持ち歩く機器
が増加することにはならない。ポインティングデバイス
の機能を持たせる際には、すでに携帯電話に装着済みの
キーを用いてもよいし、新たにボールを装着させてマウ
スの機能を持たせてもよい。
を持ち、その番号を識別番号として所有者の特定に利用
できる。あるいは使用者によって特定の番号や文字列
(パスワード)を携帯電話およびパソコンに登録するこ
ともできる。携帯電話は常に持ち歩くため、その特定の
携帯電話無しでは操作できないようにパソコンを設定し
ておけば、大事なデータをパソコンに残したままでもパ
ソコンの紛失・盗難や不在時にパソコンから無断でデー
タを引き出されたりデータを壊されたりといった心配が
なくなる。また携帯電話を紛失しても、その携帯番号に
電話すれば、携帯電話を見つけることはたやすい。通信
業者による追跡も可能である。
り、フロッピーディスクなどと比べて大容量化が容易で
ある。パソコン間のデータ授受にこれを利用すれば、外
出時に別途フロッピーディスクやMOを持ち運ぶ必要性が
無くなる。市販のスマートメディアやメモリースティッ
クの様に小さすぎず、紛失する可能性も小さい。
体構成図を示す(実施例1)。ここでの携帯電話は折り
畳みタイプのものを例に取っているが、折り畳みでない
携帯電話でも特に差はない。パソコンと携帯電話はケー
ブルで接続される。ここではUSBと呼ばれる標準インタ
ーフェースを利用し、携帯電話をマウスとして利用中に
携帯電話の充電も行う。USB以外の、例えば無線を含む
インターフェースであっても、基本的機能としては同じ
物を実現できる。
上部に設けられている。携帯電話の裏面には、図2の様
に通常のマウスと同じくボールが内蔵されており、この
ボールが机などとの摩擦で回転することでマウスとして
機能する。
場合は、パソコン側のマイク・スピーカを使用して通話
できるようなソフトウェアを搭載する。逆にマウスとし
て使用中に電話をかける場合には、パソコン側からダイ
アルをする様に携帯電話へ指示する。
されているボタンを利用することもできる。この場合、
マウスを机上でなくとも操作できるため、便利である。
を示す。パソコンは、使用する携帯電話の識別番号を読
みとり、登録された携帯電話からの操作であるかどうか
をチェックする。これによりパソコンの不正使用を防ぐ
ことが出来る。この携帯電話の情報読みとりにはパソコ
ンから別途通信回線を経由して認証することも考えられ
る。パソコンは使用者の設定により、登録された携帯電
話(マウス)以外では一切の操作、あるいは一部の操作
を不可能とすることもできる。
をマウスなどのポインティングデバイスとして使うだけ
でなく、パソコンの子機とすることも出来る。すなわ
ち、接続中に必要なデータをパソコンから携帯電話、あ
るいは逆方向へと転送させる。データの双方向転送によ
り、従来のフロッピーディスクやMOなどが果たしていた
機能も付与出来る。
話を、本来の使用方法であるインターネットへの接続機
器として使用できる。すなわち、この携帯電話は電話、
マウス、モデムの3つの機能を1台の機器でまかなわせ
る。これにより、外出先へ3つの別々の機器を持参して
煩わしさを感じること無しに常置場所と同じ環境で作業
を行うことが可能となる。
も考えられる。この場合にはパソコン側にも無線装置を
搭載する。無線装置として電話回線を用いた場合は、操
作する携帯電話の番号は通信回線を介して認証すると、
当該携帯電話が盗難などにあった場合、通信業者により
その番号を無効にするなどの処置を通じて、パソコンの
操作も不能とさせられるので、セキュリティ機能が高ま
る。
るバイブレータを利用することで、パソコンでゲームを
する際に、その臨場感を高めるといった使い方も可能で
ある。
つつある。このため、本発明を利用した場合には携帯電
話の管理にさえ注意していれば、パソコンからのデータ
漏洩の心配が激減する。また、特定パソコンが特定の携
帯電話の接続無しでは操作できないために、当該パソコ
ンが特定の携帯電話無しには他者にとり価値がないこと
が一般に周知されれば、パソコン本体の盗難可能性も激
減する。万が一両方とも盗難にあったとしても、通信事
業者により携帯電話の居場所を突き止めることや、通信
事業者により特定携帯電話を通話不能とし、パソコンの
入出力を不能にさせることもでき、よりセキュリティを
高めることが出来る。
気にせず、携帯電話を持つだけでオフィスより外出でき
るようになる。この時、携帯電話にデータを転送してお
けば、外出時にフロッピーディスクを持ち歩く必要も無
くなる。
目覚ましい物があった。本体の容積は激減し、情報の処
理量は圧倒的に増加した。しかしまだ大きな変化を受け
ていない物が2つある。一つはディスプレイの面積であ
り、もう一つはキーボードに代表される入力機器であ
る。どちらもまだコンパクト化への有望な技術は確立し
ていない。
くく、コンパクト化に適さない。またいかに携帯型パソ
コン付属のトラックボールが進化しようとも、別部品で
構成されるマウスに勝るポインティングデバイスが無い
ことは、現状でのマウスの普及状況や、デスクトップパ
ソコン用のキーボードにタッチパッドやアキュポイント
を搭載した物が無く、別にマウスを使用することから見
れば明らかである。よって固定されたパソコン、あるい
は持ち運びには多少不便であるが携帯型パソコンが将来
無くなることは考えられない。
パソコンの機能も持ちつつあるが、上述のように入力の
簡便さおよび画面の見やすさの点でパソコンの機能を完
全に代替する可能性はない。よってこれら2つの機器の
連携を取ることは、利便性を高める上で飛躍的な効果が
ある。
ウスとして用いることが出来れば、移動先で使用する機
会の多い携帯型パソコンに便利なマウスを使用できるこ
との利便性増大効果は大きく、その増大効果は画期的と
いってよい。さらに、携帯電話のメモリを利用すれば従
来のフロッピーディスクに取って代われるため、利便性
がさらに向上する。
ウスとして使用している状態を示した説明図である(実
施例1)。
に外出するビジネスマンの図である。
の中に必要データを格納 して部屋を飛び出すビジネスマン 8はパソコン
Claims (4)
- 【請求項1】携帯電話(PHSも含む)の入力デバイスをパ
ソコンの入力デバイスとして利用したパソコン - 【請求項2】 請求項1に記載のパソコンは、特定の識
別番号を持つ携帯電話でしか操作出来ないように設定で
きるパソコン 【請求後3】 請求項2の携帯電話の識別番号は使用者
によって設定され、パソコンにも同じ識別番号が登録さ
れており、番号照合が合わない限り使用できないパソコ
ン - 【請求項3】 請求項1または2に記載のパソコンで、
携帯電話をモデムとして接続したパソコン - 【請求項4】 請求項1または2に記載のパソコンで、
携帯電話を外部情報記録体として使用したパソコン
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000320771A JP2002135372A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 携帯電話と連携したパソコン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000320771A JP2002135372A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 携帯電話と連携したパソコン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002135372A true JP2002135372A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18798998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000320771A Pending JP2002135372A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 携帯電話と連携したパソコン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002135372A (ja) |
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