JP2002134621A - マスクデータ合成方法、マスクデータ検証方法及び半導体集積装置 - Google Patents

マスクデータ合成方法、マスクデータ検証方法及び半導体集積装置

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JP2002134621A
JP2002134621A JP2000329927A JP2000329927A JP2002134621A JP 2002134621 A JP2002134621 A JP 2002134621A JP 2000329927 A JP2000329927 A JP 2000329927A JP 2000329927 A JP2000329927 A JP 2000329927A JP 2002134621 A JP2002134621 A JP 2002134621A
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data
hard macro
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interface cell
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JP2000329927A
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Fumiko Konuma
扶美子 小沼
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Seiko Epson Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマクロブロックのマスクデータが合成
されたマスクデータについて互いの接続端子のチェック
が不要なマスクデータ合成方法、マスクデータ検証方法
及びこれらを用いた半導体集積装置を提供する。 【解決手段】 チップ10のハードマクロ配置領域40
の内縁部に設けられたG/Aインタフェースセル領域5
0と、ハードマクロ配置領域40にシュリンクして配置
されるハードマクロの周辺部に設けられたハードマクロ
IFセル領域80とに、ハードマクロの接続端子に対応
して設けられたIFセルを同などの形状の所与の配線層
により構成された接続パッドで構成し、G/Aインタフ
ェースセル領域50の接続パッドと、ハードマクロ配置
領域40の接続パッドとが互いにオーバラップするよう
に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のマクロブロ
ックを含むマスクデータを合成するためのマスクデータ
合成方法、マスクデータ検証方法及びこれらを用いて製
造された半導体集積装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、消
費者のニーズに最適な製品を提供するため、製品に搭載
するシステム大規模集積回路(Large Scale Integratio
n:以下、LSIと略す。)の生産の多品種化及び少量
化が進んでいる。このためLSIメーカは、ユーザが要
求する機能を実現するLSIチップをできるだけ早く市
場に投入する必要に迫られている。
【0003】この場合、LSIメーカは、電子回路の機
能ブロックであるIP(Intellectual Property)を利
用してシステムLSIを設計することが多くなってい
る。すなわち、LSIメーカは、機能ブロックごとに提
供されるデータを合成して、LSIチップ全体のデータ
を作成する。
【0004】提供されるデータは、開発フェーズによっ
て回路図データやレイアウトデータなどの種々のデータ
がある。例えば、合成される機能ブロックがレイアウト
データとして提供される場合、互いに隣接して配置され
るレイアウトデータの境界に、入出力される信号名や配
置される位置情報などを有する端子情報を設ける。そし
て、当該端子情報を有する機能ブロック単位のレイアウ
トデータ同士を合成し、チップ全体のレイアウトデータ
として、マスクデータを作成する。
【0005】一般的に、提供される機能ブロックが複雑
化・高度化すると、いわゆる下地から配線層までの配置
配線が行われたハードマクロとして、レイアウトデータ
が提供される。このようなハードマクロは、ゲートアレ
イで実現された付加回路と共に集積することによって、
ユーザが必要とする機能を備えるシステムLSIを短期
間で提供することができる。また、LSIメーカは、ハ
ードマクロ部の複雑な機能の検証、クリティカルパスの
検証を行うことなく、設計通りの複雑な機能を高速で実
現する機能ブロックを得ることができる。
【0006】またLSIメーカでは、提供されたハード
マクロに対してシュリンクを行うことによって、チップ
サイズの縮小化を図る場合もある。この場合、ハードマ
クロが設計されたデザインルールと、付加回路を実現す
るゲートアレイの設計環境におけるデザインルールが相
違するため、互いのデザインルールの整合を図る必要が
生ずる。また、配置される層の構成も異なるため、これ
らの整合を図る必要もある。
【0007】ここで、デザインルールとは、例えばレイ
アウト配置に関する設計基準を意味する。
【0008】通常、LSIメーカでは、検証工数を考慮
して、機能面、特性面で既に最適化されているハードマ
クロ部分の設計変更を行わない。このような場合には、
ハードマクロのレイアウトデータと、ゲートアレイのレ
イアウトデータを、それぞれ別個にEBデータ変換を行
ってマスクデータを作成し、これらマスクデータ同士を
合成して、1チップのマスクデータとすることが行われ
る。
【0009】しかしながら、ハードマクロ部分、ゲート
アレイ部分それぞれ単体で、エディタ画面などでマスク
データが問題なかったと判断された場合であっても、ハ
ードマクロのシュリンクを行ってEBデータ変換を行う
と、マスクに描画されるスポットサイズに依存したデー
タの丸め込みが発生する。したがって、EBデータ変換
後のマスクデータをエディタ画面などでチェックする
と、シュリンク後の配線がEBデータ変換単位としての
グリッドにのっていないという事態が発生する。
【0010】すなわち、マスクデータ単体では問題なか
ったとしても、ハードマクロ部分とゲートアレイ部分の
合成後のマスクデータにはスリットが生じ、不具合の原
因となる場合があることを意味する。そのため、ハード
マクロをシュリンクする場合、EBデータ変換して合成
した後のマスクデータについては、全ての端子について
黙視でチェックする必要があり、検証工数の増大を招い
ていた。
【0011】本発明は以上のような技術的課題に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、例えば
シュリンクされたマクロブロックを含む複数のマクロブ
ロックのマスクデータが合成されたマスクデータについ
て各マクロブロック間の接続端子のチェックが不要なマ
スクデータ合成方法、マスクデータ検証方法及びこれら
を用いた半導体集積装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数のマクロブロックのマスクデータを合
成するためのマスクデータ合成方法であって、同一の所
与の層を含むインタフェースセルを有する第1及び第2
のマクロブロックを、前記所与の層が互いにオーバラッ
プするように配置し、前記配置された状態の前記第1及
び第2のマクロブロックの第1及び第2のマスクデータ
からマスクデータを生成することを特徴とする。
【0013】ここで、マクロブロックとは、論理機能を
構成する回路の単位をいう。
【0014】本発明によれば各マクロブロックに、同一
の所与の層を含むインタフェースセルを設け、インタフ
ェースセルの当該層が互いにオーバラップするように配
置した状態で、各マクロブロックのマスクデータを合成
するようにした。これにより、マクロブロック間の接続
はインタフェースセル同士の配置により保証されるた
め、マクロブロック間の接続状態を黙視でチェックする
必要がなくなり、設計工数を大幅に削減することができ
るようになる。
【0015】また本発明に係るマスクデータ合成方法
は、前記第1及び第2のマクロブロックの第1及び第2
のインタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一の形
状をなし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴とす
る。
【0016】本発明によれば、第1及び第2のインタフ
ェースセルに含まれる所与の層をほぼ同一の形状をし、
かつほぼ同一の位置に配置するようにしたので、他方の
マクロブロックの対応するインタフェースセル以外の他
の部分と電気的に接続されないことが保証され、かつマ
クロブロック間の接続のためのインタフェースセル領域
のサイズの縮小化をも図ることが可能となる。
【0017】また本発明に係るマスクデータ合成方法
は、前記第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも
1つは、シュリンクされたハードマクロのマスクデータ
であることを特徴とする。
【0018】ここでハードマクロとは、いわゆる下地か
ら上層の配線層までの各層で配置配線が行われており、
構成する各回路の接続関係、各回路を接続する配線及び
その配置が固定化された回路の構成単位をいう。
【0019】本発明によれば、合成されるマクロブロッ
クのマスクデータのうち少なくとも1つをシュリンクさ
れたハードマクロのマスクデータを用いて、マスクの描
画スポットサイズに依存して丸め込みが発生した場合で
あっても、両マクロブロック間の接続にいわゆるスリッ
トが生じすることがない。しかも、各マクロブロックに
設けられたインタフェースセルの所与の層が互いにオー
バラップするように配置されるため、マクロブロック間
の接続が保証され、両マクロブロック間の接続関係を黙
視チェックする必要がなくなる。これは、システムLS
I設計においてマクロブロックを容易に用いることがで
きるようになり、システムLSIのチップサイズの縮小
化をも実現することができることにもなり、チップの低
コスト化に大きく貢献することができる。
【0020】また本発明に係るマスクデータ合成方法
は、第2のマスクデータの第2のインタフェースセルが
第1のマスクデータの第1のインタフェースセルにオー
バラップする方向の長さは、EBデータ変換単位として
定義されるグリッド数が3以上であることを特徴とす
る。
【0021】本発明によれば、互いに隣接して配置され
る両方のマクロブロックがシュリンクなどによってマス
ク描画のスポットサイズに依存したデータの丸め込みが
あった場合であっても、互いに1グリッドだけ丸め込み
が行われるため、少なくとも残り1グリッドは必ずオー
バラップされた状態が維持されることになる。したがっ
て、スリットの発生の可能性を全くなくすことで、信頼
性の高いシステムLSI設計を行うことができる。
【0022】また本発明は、複数のマクロブロックのマ
スクデータを合成したマスクデータ検証方法であって、
所与の層を含むインタフェースセルを有する第1のマク
ロブロックの第1のマスクデータが、前記第1のマクロ
ブロックにおける第1のデザインルールを満たすか否か
を検証し、前記所与の層を含むインタフェースセルを有
する第2のマクロブロックの第2のマスクデータが前記
第2のマクロブロックにおける第2のデザインルールを
満たすか否かを検証し、前記第2のマクロブロックのイ
ンタフェースセルと前記第1のマクロブロックのインタ
フェースとを互いにインタフェースセルの前記所与の層
がオーバラップするように配置することによって、前記
第1及び第2のマスクデータを合成したマスクデータの
検証を省略することを特徴とする。
【0023】本発明によれば、各マクロブロックに、同
一の所与の層を含むインタフェースセルを設け、インタ
フェースセルの当該層が互いにオーバラップするように
配置した状態で、各マクロブロックのマスクデータを合
成するようにして、合成後はインタフェースセルの層を
オーバラップして配置してマクロブロック間の接続を保
証したので、各マクロブロックレベルで、各マクロブロ
ックが設計されたデザインルールを満足しているか否か
を検証するだけで、合成後のマスクデータの検証を省略
することができる。これにより、設計品質を大幅に向上
させることができると共に、設計工数を削減することが
できるようになる。
【0024】また本発明に係るマスクデータ検証方法
は、前記第1及び第2のマスクデータが有する第1及び
第2のインタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一
の形状をなし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴
とする。
【0025】本発明によれば、第1及び第2のインタフ
ェースセルに含まれる所与の層をほぼ同一の形状をし、
かつほぼ同一の位置に配置するようにしたので、他方の
マクロブロックの対応するインタフェースセル以外の他
の部分と電気的に接続されないことが保証され、マスク
データの合成を容易化すると共に、合成後のマスクデー
タの検証を不要として、検証工数を大幅に削減すること
ができる。
【0026】また本発明に係るマスクデータ検証方法
は、前記第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも
1つは、シュリンクされたハードマクロのマスクデータ
であることを特徴とする。
【0027】本発明によれば、合成されるマクロブロッ
クのマスクデータのうち少なくとも1つをシュリンクさ
れたハードマクロのマスクデータを用いて、マスクの描
画スポットサイズに依存して丸め込みが発生した場合で
あっても、両マクロブロック間の接続にいわゆるスリッ
トが生じすることがない。しかも、各マクロブロックに
設けられたインタフェースセルの所与の層が互いにオー
バラップするように配置されるため、マクロブロック間
の接続が保証され、両マクロブロック間の接続関係を黙
視チェックする必要がなくなる。
【0028】また本発明に係るマスクデータ検証方法
は、第2のマスクデータの第2のインタフェースセルが
第1のマスクデータの第1のインタフェースセルにオー
バラップする方向の長さは、EBデータ変換単位として
定義されるグリッド数が3以上であることを特徴とす
る。
【0029】本発明によれば、互いに隣接して配置され
る両方のマクロブロックがシュリンクなどによってマス
ク描画のスポットサイズに依存したデータの丸め込みが
あった場合であっても、互いに1グリッドだけ丸め込み
が行われるため、少なくとも残り1グリッドは必ずオー
バラップされた状態が維持されることになり、検証工数
の削減と設計期間の短縮化と両立させることができる。
【0030】また本発明は、複数のマクロブロックのマ
スクデータを合成したマスクデータに基づいて製造され
た半導体集積装置であって、同一の所与の層を含むイン
タフェースセルを有する第1及び第2のマクロブロック
を前記所与の層が互いにオーバラップするように配置し
て、前記第1及び第2のマクロブロックの第1及び第2
のマスクデータを合成したマスクデータに基づいて製造
されたことを特徴とする。
【0031】本発明によれば各マクロブロックに、同一
の所与の層を含むインタフェースセルを設け、インタフ
ェースセルの当該層が互いにオーバラップするように配
置した状態で、各マクロブロックのマスクデータを合成
するようにしたので、マクロブロック間の接続状態を黙
視でチェックする必要がなくなり、設計工数の削減に伴
う低コスト化を実現した半導体集積装置を提供すること
ができる。
【0032】また本発明に係る半導体集積装置は、前記
第1及び第2のマスクデータが有する第1及び第2のイ
ンタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一の形状を
なし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴とする。
【0033】本発明によれば、第1及び第2のインタフ
ェースセルに含まれる所与の層をほぼ同一の形状をし、
かつほぼ同一の位置に配置するようにしたので、他方の
マクロブロックの対応するインタフェースセル以外の他
の部分と電気的に接続されないことが保証され、かつマ
クロブロック間の接続のためのインタフェースセル領域
のサイズの縮小化をも図り、高信頼性かつ低コスト化を
実現する半導体集積装置を提供することができる。
【0034】また本発明に係る半導体集積装置は、前記
第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも1つは、
シュリンクされたハードマクロのマスクデータであるこ
とを特徴とする。
【0035】本発明によれば、合成されるマクロブロッ
クのマスクデータのうち少なくとも1つをシュリンクさ
れたハードマクロのマスクデータを用いて、マスクの描
画スポットサイズに依存して丸め込みが発生した場合で
あっても、両マクロブロック間の接続にいわゆるスリッ
トが生じすることがない。しかも、各マクロブロックに
設けられたインタフェースセルの所与の層が互いにオー
バラップするように配置されるため、マクロブロック間
の接続が保証され、両マクロブロック間の接続関係を黙
視チェックする必要がなくなる。したがって、設計期間
を短縮して、ユーザのニーズに最適で、かつチップサイ
ズの縮小化に伴う低コスト化を実現した半導体集積装置
を提供することができる。
【0036】また本発明に係る半導体集積装置は、第2
のマスクデータの第2のインタフェースセルが第1のマ
スクデータの第1のインタフェースセルにオーバラップ
する方向の長さは、EBデータ変換単位として定義され
るグリッド数が3以上であることを特徴とする。
【0037】本発明によれば、互いに隣接して配置され
る両方のマクロブロックがシュリンクなどによってマス
ク描画のスポットサイズに依存したデータの丸め込みが
あった場合であっても、互いに1グリッドだけ丸め込み
が行われるため、少なくとも残り1グリッドは必ずオー
バラップされた状態が維持されることになり、検証工数
の削減と設計期間の短縮化とを実現できる半導体集積装
置を提供することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を用いて詳細に説明する。
【0039】1. 本実施形態の半導体集積装置 本実施形態における半導体集積装置は、ゲートアレイ
(Gate Array:以下、G/Aと略す。)部と、ハードマ
クロ部という2つのマクロブロックを含む。ここで、マ
クロブロックとは、論理機能を構成する回路の単位をい
う。
【0040】ハードマクロ部は、いわゆる下地から上層
の配線層までの各層で配置配線が行われており、構成す
る各回路の接続関係、各回路を接続する配線及びその配
置が固定化されたマクロブロックである。
【0041】G/A部は、予めアレイ状に配列した基本
セル同士を、ユーザが設計した仕様に応じて所与の配線
層により接続することで、所望の機能を有する回路を実
現するマクロブロックである。
【0042】一般的に、ハードマクロ部はCPU(Cent
ral Processing Unit)などの高機能化された回路部を
含み、これに対するインタフェース(InterFace:以
下、IFと略す。)機能や付加回路などを実現するG/
Aと共に集積化することによって、ユーザのニーズに適
合したシステムLSIを早期に開発することができる。
【0043】本実施形態における半導体集積装置では、
このようなハードマクロ部がシュリンクされて配置さ
れ、互いに各マクロブロックのマスクデータを合成し
て、製造に必要なマスクデータが作成される。
【0044】図1(A)、(B)に、マスクデータ合成
前における各マクロブロックのチップイメージを示す。
【0045】本実施形態における半導体集積装置は、上
述したようにG/A部と、ハードマクロ部とを含む。こ
こでG/A部は、半導体集積装置と外部回路との間の電
気的なIF機能を有する入出力(Input/Output:以下、
I/Oと略す。)回路を含むI/Oセルが配置されるI
/Oセル領域を含むものとする。
【0046】G/A部は、図1(A)に示すように、チ
ップ10の周辺部に沿ってI/Oセルが配置されるI/
Oセル領域20と、予めアレイ状に配列された基本セル
を含み互いの基本セル同士若しくはI/Oセル領域20
のI/Oセルと所与の配線層で電気的に接続されるG/
A領域30とを含む。
【0047】I/Oセル領域20には、チップ10の外
縁部に、各I/Oセルに対応して電極パッド12が配列
される。
【0048】G/A領域30は、配置されるハードマク
ロに対応した形状のハードマクロ配置領域40を含む。
【0049】ハードマクロ配置領域40の内縁部には、
G/Aインタフェースセル領域50が配置される。
【0050】G/Aインタフェースセル領域50には、
ハードマクロ配置領域40に配置されるハードマクロと
電気的に接続するために、ハードマクロの接続端子それ
ぞれに対応して、IFセルが配置される。
【0051】IFセルは、G/A領域30の基本セルと
接続された第1、第2の配線層による引き出し線と電気
的に接続された第2の配線層からなる接続パッドを含
む。ここで、第1の配線層と第2の配線層とは、互いに
同層の配線層であってもよい。
【0052】図2に、G/Aインタフェースセル領域5
0のレイアウト拡大イメージの一例を示す。
【0053】ここでは、図1(A)に示す破線部分10
0のレイアウト拡大イメージを示す。このように、G/
Aインタフェースセル領域50には、ハードマクロの接
続端子それぞれに対応して、破線部分100においてI
Fセル1101〜1105が配置される。
【0054】IFセル1101〜1105は、それぞれG
/Aインタフェースセル領域50の領域幅にわたって、
第2の配線層から構成された接続パッド1121〜11
5からなる。この接続パッド1121〜1125は、そ
れぞれ第2の配線層から構成された引き出しパッド及び
引き出し線1141〜1145と電気的に接続され、コン
タクト1161〜1165を介して第1の配線層から構成
された引き出し線118 1〜1185と電気的に接続され
る。
【0055】第1の配線層から構成される引き出し線1
181〜1185は、それぞれG/A領域30を構成する
いずれかの基本セルと電気的に接続される。
【0056】図1に戻って説明を続ける。
【0057】上述したようなG/Aインタフェースセル
領域50を含むハードマクロ配置領域40に配置される
ハードマクロ部には、図1(B)に示すハードマクロ6
0が所与のシュリンク率にしたがって単純シュリンクが
行われた回路部が配置される。ここで、単純シュリンク
とは、アナログ回路部などの特定の回路部を除き、所与
のシュリンク率でそのまま形状をシュリンクすることを
いう。
【0058】本実施形態における半導体集積装置におい
て集積化されるハードマクロ60は、ハードマクロコア
領域70と、ハードマクロIFセル領域80とを含む。
【0059】ハードマクロコア領域70は、ハードマク
ロの高機能化を実現するトランジスタにより構成された
回路部領域であり、例えば演算回路やメモリ回路などを
含むCPUが配置される。
【0060】ハードマクロIFセル領域80には、ハー
ドマクロコア領域70を構成する各回路と図1(A)に
示すG/A領域の基本セルとを電気的に接続するため
に、ハードマクロの接続端子それぞれに対応してIFセ
ルが配置される。
【0061】このIFセルは、ハードマクロコア領域7
0の各回路と接続された第2、第3の配線層による引き
出し線と電気的に接続された第2の配線層からなる接続
パッドを含む。ここで、第2の配線層と第3の配線層と
は、互いに同層の配線層であっても良い。要は、ハード
マクロIFセル領域80に配置されるIFセルの接続パ
ッドを構成する配線層と、G/Aインタフェースセル領
域50に配置されるIFセルの接続パッドを構成する配
線層とが同一層の配線層であれば良い。
【0062】また、ハードマクロIFセル領域80に配
置されるIFセルの接続パッドと、G/Aインタフェー
スセル領域50に配置されるIFセルの接続パッドと
が、互いにほぼ同一の形状であることが望ましい。
【0063】図3に、ハードマクロIF領域80のレイ
アウト拡大イメージの一例を示す。
【0064】ここでは、図1(B)に示す破線部分13
0のレイアウト拡大イメージを示す。このように、ハー
ドマクロIFセル領域80には、ハードマクロの接続端
子それぞれに対応して、破線部分130においてIFセ
ル1401〜1405が配置される。
【0065】ここで、IFセル1401〜1405は、そ
れぞれ図2に示すG/Aインタフェースセル領域60の
IFセル1101〜1105に対応している。
【0066】IFセル1401〜1405は、それぞれハ
ードマクロIFセル領域80の領域幅にわたって、第2
の配線層から構成された接続パッド1421〜1425
らなる。この接続パッド1421〜1425は、それぞれ
第2の配線層から構成された引き出しパッド及び引き出
し線1441〜1445と電気的に接続され、コンタクト
1461〜1465を介して第3の配線層から構成された
引き出し線1481〜1485と電気的に接続される。
【0067】第3の配線層から構成される引き出し線1
481〜1485は、それぞれハードマクロコア領域70
を構成するいずれかの回路と電気的に接続される。
【0068】図4に、図1(A)、(B)に示す2つの
マクロブロックの合成後のチップ全体のイメージを示
す。
【0069】このように、図1(A)に示すチップ10
のハードマクロ配置領域40には、図1(B)に示すハ
ードマクロ60がシュリンクされて配置される。その
際、G/Aインタフェースセル領域50と、ハードマク
ロIFセル領域80とが互いにオーバラップするように
配置される。この結果、G/Aインタフェースセル領域
50のIFセルの接続パッドと、ハードマクロIFセル
領域80のIFセルの接続パッドとが、オーバラップす
るように配置される。両領域の接続パッドは互いに同一
の配線層により構成されているため、G/A領域30の
基本セルと、ハードマクロコア領域70の回路とが電気
的に接続される。
【0070】このような接続をさらに容易にするため、
G/Aインタフェースセル領域50と、シュリンク後の
ハードマクロIFセル領域80とはほぼ同一の形状であ
ることが望ましい。また、G/Aインタフェースセル領
域50のIFセルの接続パッドと、シュリンク後のハー
ドマクロIFセル領域80のIFセルの接続パッドとは
ほぼ同一の形状で、ほぼ同一の位置に配置されることが
さらに望ましい。
【0071】図5に、図4の破線部分200のレイアウ
ト拡大イメージの一例を示す。
【0072】この破線部分200は、チップ10におい
て図1(A)の破線部分100とほぼ同一の位置を拡大
しているものとする。ただし、図2、図3と同一部分に
は同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0073】すなわち、図1(B)に示すハードマクロ
60がシュリンクされて配置された結果、G/A部のG
/Aインタフェースセル領域50とハードマクロ部のハ
ードマクロIFセル領域80とがオーバラップして配置
される。したがって、G/Aインタフェースセル領域5
0のIFセルの接続パッド1121〜1125は、それぞ
れハードマクロIFセル領域80のIFセルの接続パッ
ド1421〜1145とオーバラップするように配置され
る。
【0074】両領域の接続パッドは互いに同一の配線層
により構成されているため、G/A領域30の基本セル
と、ハードマクロコア領域70の回路とが電気的に接続
される。
【0075】特に、G/Aインタフェースセル領域50
と、シュリンク後のハードマクロIFセル領域80とは
ほぼ同一の形状とし、さらにG/Aインタフェースセル
領域50のIFセルの接続パッドと、シュリンク後のハ
ードマクロIFセル領域80のIFセルの接続パッドと
はほぼ同一の形状として、ほぼ同一の位置に配置させる
ことによって、2つのマクロブロックの合成に伴う合成
後のマスクデータの検証を不要にすることができる。
【0076】例えばG/Aインタフェースセル領域50
のIFセルの接続パッド1122の形状が、対応するハ
ードマクロセルIFセル領域の接続パッド1422の形
状と異なり、接続パッド1122の形状を考慮しないと
きには、マクロブロックの合成後において、想定してい
ない隣の接続パッドに対応する接続パッド1421、1
423とオーバラップして配置される場合もある。
【0077】しかしながら、G/Aインタフェースセル
領域50とハードマクロIFセル領域80において対応
する接続パッド同士をほぼ同一の形状とすることによっ
て、上述したような隣接接続パッドとの接続の可能性を
なくすことができると共に、このようなマクロブロック
間の接続のためのIFセル領域のサイズの縮小化をも図
ることが可能となる。
【0078】また、各マクロブロックのIFセルの接続
パッドについて、互いに他のIFセルの接続パッドとオ
ーバラップする方向の長さが、少なくともEBデータ変
換単位としてのグリッド数で、3グリッド以上あること
が望ましい。なお、これら接続パッドがオーバする方向
の長さの上限値は、接続パッドを伸ばして隣接して配置
されるマクロブロックの配線層と電気的に接続されない
範囲のグリッド数である。
【0079】これにより、例えば互いに隣接して配置さ
れる両方のマクロブロックがシュリンクなどによってマ
スク描画のスポットサイズに依存したデータの丸め込み
があった場合であっても、互いに1グリッドだけ丸め込
みが行われるため、少なくとも残り1グリッドは必ずオ
ーバラップされた状態が維持されることになる。
【0080】 2. 本実施形態におけるマスクデータの合成処理 次に、上述した2つのマクロブロックのマスクデータの
合成処理の流れについて説明する。
【0081】図6に、本実施形態における半導体集積装
置の製造に必要なマスクデータを作成する処理の流れを
示す。
【0082】上述したように、本実施形態における半導
体集積装置は、G/A部と、ハードマクロ部という2つ
のマクロブロックを含む。
【0083】一般的に、ハードマクロ部が他のLSIメ
ーカから提供されたものである場合、ハードマクロ部が
設計された設計環境におけるデザインルールは、G/A
部におけるデザインルールとは異なる。さらにまた、こ
れらは配置される層の構成も異なる。
【0084】そのため、デザインルールが異なるマクロ
ブロックのレイアウトデータを合成して、G/Aの設計
環境における一連の設計ツール(レイアウトエディタな
ど)を用いることができない。そこで、本実施形態で
は、G/A部とハードマクロ部とは、別個にEBデータ
変換を行い、その変換結果であるマスクデータ同士を合
成して、チップの製造に必要な1チップのマスクデータ
を生成する。
【0085】まず、デザインルールの異なるマクロブロ
ックを含む1チップのマスクデータを生成するのに先立
って、G/A部のレイアウトデータとハードマクロのレ
イアウトデータは、それぞれ個々のデザインルール上で
レイアウト検証され、それぞれのマクロブロックが設計
されたデザインルールを満たしている必要がある。
【0086】そして、ユーザが要求する仕様に応じて、
G/A領域30の基本セル、I/Oセル領域20のI/
Oセルが所与の配線層で接続されたG/A部のレイアウ
トデータ300について、図1(A)に示すようにハー
ドマクロ配置領域40の内縁部に、G/Aインタフェー
スセル領域50を設ける。G/Aインタフェースセル領
域50には、図2に示したIFセルを挿入し(レイアウ
トデータ変更310)、変更レイアウトデータ320を
生成する。
【0087】変更レイアウトデータ320は、EBデー
タ変換330により、G/A部のEBデータ340に変
換される。
【0088】EBデータ変換330では、例えばデータ
フォーマットの変換を行うと共に、マスクの描画スポッ
トのサイズに依存してEBデータ変換単位としてのグリ
ッドの変換が行われ、マスクデータとしてのEBデータ
の合わせ込みが行われる。
【0089】一方、図1(B)に示すハードマクロ部の
レイアウトデータ350は、そのままEBデータ変換3
60により、ハードマクロ部のEBデータ370に変換
される。ここでは、ハードマクロ部のレイアウトデータ
350には、図3に示したようなIFセルが既に設けら
れているものとしている。
【0090】EBデータ変換360では、所与のシュリ
ンク率にしたがってサイジングが行われると共に、ハー
ドマクロ部が設計されたデザインルールとG/A部が設
計されるデザインルールとの違いを吸収するための各層
におけるデータの合わせ込み処理が行われる。また、例
えばデータフォーマットの変換が行われると共に、マス
クの描画スポットのサイズに依存してEBデータ変換単
位としてのグリッドの変換が行われ、マスクデータとし
てのEBデータの合わせ込みが行われる。
【0091】このようにして変換されたG/A部のEB
データ340と、ハードマクロ部のEBデータ370
は、EBデータ合成380により、1チップのEBデー
タ390が生成される。
【0092】このEBデータ390は、1チップのマス
クデータ400として、上述したような本実施形態にお
ける半導体集積装置の製造に用いられる。
【0093】このような本実施形態の半導体集積装置の
マスクデータの合成の効果を説明するために、図2で説
明したIFセルが設けられないG/A部とハードマクロ
部のマスクデータを合成する場合の合成処理について述
べる。
【0094】図7に、IFセルが設けられないG/A部
とハードマクロ部のマスクデータを合成する処理の流れ
を示す。
【0095】ただし、図6と同一部分には同一符号を付
し、適宜説明を省略する。
【0096】まず、ユーザが要求する仕様に応じて、G
/A領域30の基本セル、I/Oセル領域20のI/O
セルが所与の配線層で接続されたG/A部のレイアウト
データ300について、EBデータ変換330により、
G/A部のEBデータ410に変換される。
【0097】一方、図1(B)に示すハードマクロ部の
レイアウトデータ350は、そのままEBデータ変換3
60により、ハードマクロ部のEBデータ370に変換
される。ここでは、ハードマクロ部のレイアウトデータ
350には、図3に示したようなIFセルが既に設けら
れているものとしている。
【0098】このようにして変換されたG/A部のEB
データ410と、ハードマクロ部のEBデータ370
は、EBデータ合成380が行われる。
【0099】しかしながら、シュリンクを行ったハード
マクロ部では、シュリンクにより、マスクの描画スポッ
トに依存したグリッドの変換が行われ、データの丸め込
みが発生する。そのため、ハードマクロ部とG/A部と
を接続する接続パッドの位置が、変換されたグリッド上
の位置に変更される場合がある。すなわち、シュリンク
により発生したデータの丸め込みにより、ハードマクロ
部とG/A部とを接続する接続パッドの位置がずれ、ス
リットを発生させる場合があることを意味する。
【0100】そこで、この場合、EBデータ合成380
によって合成されたマスクデータを、エディタ上で、全
ての接続端子について個々に黙視チェックを行う必要が
ある(検証420)。
【0101】黙視チェックの結果、スリットが発見され
たとき(スリット検証430:Y)、そのスリットを除
去するためG/A部のレイアウトデータを修正する(修
正440)。修正されたG/A部の修正レイアウトデー
タ450は、再びEBデータ変換330により、EBデ
ータに変換される。
【0102】一方、黙視チェックの結果、スリットが発
見されなかったとき(スリット検証430:N)、EB
データ合成380によって合成された1チップEBデー
タ460を、1チップのマスクデータ470として、上
述したような本実施形態における半導体集積装置の製造
に用いられる。
【0103】このようにG/A部にIFセルを設けない
場合、シュリンクしたハードマクロ部のシュリンクによ
るデータ丸め込みのため、黙視チェックが必要となって
しまうという問題がある。このため、設計工数の増大を
招く。さらに、黙視チェックによるチェック漏れがあっ
た場合には、さらに後工程で不具合として発見されるこ
とからより開発期間の長期化と、コスト高を招く。
【0104】これに対して、図6に示したように本実施
形態における半導体集積装置を構成する2つのマクロブ
ロックのマスクデータの合成は、G/A部にハードマク
ロ部とほぼ同一の形状のIFセル領域を設け、互いにマ
クロブロック間を接続するためのIFセルにこれに互い
に同一の配線層から構成するようにして、オーバラップ
して配置するようにした。
【0105】これにより、ハードマクロ部のシュリンク
によりデータ丸め込みが発生した場合であっても、オー
バラップして配置されるIFセルの接続パッド間の電気
的な接続を保証することができ、図7に示したようなマ
クロブロック間の接続端子の接続チェックを一切不要と
することができる。
【0106】これにより、設計工数の削減と、設計期間
の短縮化により、システムLSIの製造コストの低コス
ト化と、他社に先駆けていち早く市場投入を行うことが
できるようになる。
【0107】本発明は本実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能で
ある。
【0108】また本実施形態では、マクロブロックの1
つとしてハードマクロを含むものとして説明したが、こ
れに限定されることはない。互いにG/Aにより実現さ
れたマクロブロックであっても、同様に接続関係の黙視
チェックを行うことなく、複数のマクロブロックのマス
クデータを合成することができる。
【0109】さらに本実施形態では、2つのマクロブロ
ックを合成する場合について説明したが、これに限定さ
れるものではない。例えば3つ以上のマクロブロックを
合成する場合も、同様に合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)は、マスクデータ合成前に
おける各マクロブロックのチップイメージを示す説明図
である。
【図2】G/Aインタフェースセル領域のレイアウト拡
大イメージの一例を示す説明図である。
【図3】ハードマクロIF領域のレイアウト拡大イメー
ジの一例を示す説明図である。
【図4】本実施形態における2つのマクロブロックの合
成後のチップ全体のイメージを示す説明図である。
【図5】本実施形態における合成後のチップのレイアウ
ト拡大イメージの一例を示す説明図である。
【図6】本実施形態における半導体集積装置の製造に必
要なマスクデータを作成する処理の流れを示す流れ図で
ある。
【図7】IFセルが設けられないG/A部とハードマク
ロ部のマスクデータを合成する処理の流れを示す流れ図
である。
【符号の説明】
10 チップ 12 電極パッド 20 I/Oセル領域 30 G/A領域 40 ハードマクロ配置領域 50 G/Aインタフェースセル領域 60 ハードマクロ 70 ハードマクロコア領域 80 ハードマクロIFセル領域 1101〜1105、1401〜1405 IFセル 1121〜1125、1421〜1425 接続パッド 1141〜1145、1441〜1445 引き出しパッド
及び引き出し線 1161〜1165、1461〜1465 コンタクト 1181〜1185、1481〜1485 引き出し線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマクロブロックのマスクデータを
    合成するためのマスクデータ合成方法であって、 同一の所与の層を含むインタフェースセルを有する第1
    及び第2のマクロブロックを、前記所与の層が互いにオ
    ーバラップするように配置し、 前記配置された状態の前記第1及び第2のマクロブロッ
    クの第1及び第2のマスクデータからマスクデータを生
    成することを特徴とするマスクデータ合成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1及び第2のマクロブロックの第1及び第2のイ
    ンタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一の形状を
    なし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴とするマ
    スクデータ合成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかにおいて、 前記第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも1つ
    は、シュリンクされたハードマクロのマスクデータであ
    ることを特徴とするマスクデータ合成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 第2のマスクデータの第2のインタフェースセルが第1
    のマスクデータの第1のインタフェースセルにオーバラ
    ップする方向の長さは、EBデータ変換単位として定義
    されるグリッド数が3以上であることを特徴とするマス
    クデータ合成方法。
  5. 【請求項5】 複数のマクロブロックのマスクデータを
    合成したマスクデータ検証方法であって、 所与の層を含むインタフェースセルを有する第1のマク
    ロブロックの第1のマスクデータが、前記第1のマクロ
    ブロックにおける第1のデザインルールを満たすか否か
    を検証し、 前記所与の層を含むインタフェースセルを有する第2の
    マクロブロックの第2のマスクデータが前記第2のマク
    ロブロックにおける第2のデザインルールを満たすか否
    かを検証し、 前記第2のマクロブロックのインタフェースセルと前記
    第1のマクロブロックのインタフェースとを互いにイン
    タフェースセルの前記所与の層がオーバラップするよう
    に配置することによって、前記第1及び第2のマスクデ
    ータを合成したマスクデータの検証を省略することを特
    徴とするマスクデータ検証方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1及び第2のマスクデータが有する第1及び第2
    のインタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一の形
    状をなし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴とす
    るマスクデータ検証方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6のいずれかにおいて、 前記第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも1つ
    は、シュリンクされたハードマクロのマスクデータであ
    ることを特徴とするマスクデータ検証方法。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかにおいて、 第2のマスクデータの第2のインタフェースセルが第1
    のマスクデータの第1のインタフェースセルにオーバラ
    ップする方向の長さは、EBデータ変換単位として定義
    されるグリッド数が3以上であることを特徴とするマス
    クデータ検証方法。
  9. 【請求項9】 複数のマクロブロックのマスクデータを
    合成したマスクデータに基づいて製造された半導体集積
    装置であって、 同一の所与の層を含むインタフェースセルを有する第1
    及び第2のマクロブロックを前記所与の層が互いにオー
    バラップするように配置して、前記第1及び第2のマク
    ロブロックの第1及び第2のマスクデータを合成したマ
    スクデータに基づいて製造されたことを特徴とする半導
    体集積装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第1及び第2のマスクデータが有する第1及び第2
    のインタフェースセルは、前記所与の層がほぼ同一の形
    状をなし、ほぼ同一の位置に配置されることを特徴とす
    る半導体集積装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10のいずれかにおい
    て、 前記第1及び第2のマスクデータのうち少なくとも1つ
    は、シュリンクされたハードマクロのマスクデータであ
    ることを特徴とする半導体集積装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれかにおい
    て、 第2のマスクデータの第2のインタフェースセルが第1
    のマスクデータの第1のインタフェースセルにオーバラ
    ップする方向の長さは、EBデータ変換単位として定義
    されるグリッド数が3以上であることを特徴とする半導
    体集積装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007335864A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Silicon Storage Technology Inc 複数のソースからの集積回路のデザインを合併する方法
JP2013521641A (ja) * 2010-03-05 2013-06-10 マイクロニック マイデータ アーベー 複数の幾何学的ピクセル画像を合成する方法及び単一の変調器ピクセル画像を生成する方法

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KR101824748B1 (ko) * 2010-03-05 2018-02-01 마이크로닉 아베 다수의 기하학적 화소 이미지들을 병합하고 단일 변조기 화소 이미지를 생성하는 방법

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