JP2002133444A - 映像情報作成装置 - Google Patents

映像情報作成装置

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JP2002133444A
JP2002133444A JP2000321117A JP2000321117A JP2002133444A JP 2002133444 A JP2002133444 A JP 2002133444A JP 2000321117 A JP2000321117 A JP 2000321117A JP 2000321117 A JP2000321117 A JP 2000321117A JP 2002133444 A JP2002133444 A JP 2002133444A
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small
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JP2000321117A
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Kenji Saito
賢治 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP01978843A priority patent/EP1329852A4/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T13/00Animation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なコンピュータによる低速映像情報作成
装置であっても、コンピュータグラフィックス技術によ
る動画の作成、特に実在する物についての三次元画像情
報を移動部品や背景部品として取り扱えるようにするこ
とにより、CG技術のさらなる発展を図り、併せて番組
制作費用の削減を図る。 【解決手段】 実画像の三次元画像情報を入力するため
の非接触型三次元デジタイザ装置や三次元レーザー形状
計測システムなどの入力手段をもつ。前記入力手段によ
り入力した実画像三次元画像情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段から読み出した実画像三次元画像情報
にコンピュータグラフィックス技術を適用して動きを付
与し動画情報を生成する動画情報生成手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックス技術によって動画作成を行う映像情報作成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータグラフィックス(CG)技
術によって動画作成を行う映像情報作成装置は、映画産
業、コマーシャルなどで広く利用されている。特に映画
産業では、CG技術により創り出された動物が映画の主
役として活躍したり、人物が変化していってロボットに
なったりという具合に、CG技術なしには最先端の映画
を語れない時代となっている。
【0003】CGの要素技術には、三次元物体を創る
(これをモデリングと称す)、三次元物体を照明を当て
て写真を撮る(レンダリングと称す)、動画を創る(ア
ニメーションと称す)などがある。モデリングには、三
次元物体に衣服を着せるテクスチャマッピング、動物の
毛皮を付けるファー等の詳細技術がある。モデリング作
業は、レンダリングで作業中の三次元物体を観察し、不
具合点を修正する作業である。動物が動く場合は、骨格
(スケルトン)を定め、固定関節と移動可能な骨を、少
しずつ動かした画像を作り、記憶して、目的の動きの画
面を作る。複雑な動きを自然な動きにするために、人間
の関節の位置を測定する測定器を着て動作することで、
各関節がどのような動きをするかのデータを取る(モー
ションキャプチャ)。
【0004】マンガの場合には、動画情報にかかわる部
品を入力作業で作成する。実在しない世界の表現も可能
であり、これがCGの特長である。
【0005】以上はCG技術の概要であり、これについ
ては、例えば、文献『コンピュータグラフィックの基礎
知識−塩川厚著、オーム社』等で解説され、CG技術は
既に実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】動画を構成する部品に
は、移動するものと、移動しない背景がある。従来にお
けるCG技術による動画作成においては、移動部品も背
景部品もともに、三次元画像情報として、オペレータが
コンピュータを用いてマニュアル的に作成していた。そ
のコンピュータとしては、高速コンピュータを必要と
し、また、動画を1枚ずつ作成するため、多大な労力を
必要としていた。
【0007】また、実在する物、例えば実在の人物、動
物、樹木、家、山、河、商品などについては、その三次
元画像情報をCG技術における移動部品や背景部品とし
て取り扱うことにおいて、未だ未熟な状況におかれてい
る。すなわち、実在する物を部品として取り扱い、それ
を自由自在に動かす等の技術が未完成である。
【0008】本発明は、安価なパソコンなどによる低速
映像情報作成装置であっても、CG動画の作成、特に実
在する物についての三次元画像情報を移動部品や背景部
品として取り扱えるようにすることにより、CG技術の
さらなる発展を図り、併せて番組制作費用の削減を図る
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】映像情報作成装置につい
ての本発明は、次のような手段を講じることにより、上
記の課題を解決するものである。
【0010】実画像とは、実在するものについての画像
の意味である。実在するものとしては多種多様なものが
あるが、動画という観点から分類すると、移動するもの
である動体と移動しない静止体および背景とに分けるこ
とができる。移動しない静止体については、これを背景
に統括することができる。この実在する部品である動体
と背景を同時に複数の方向から撮影または撮像したもの
が実画像の三次元画像情報であり、それぞれ移動部品、
背景部品と呼んで、それらはコンピュータグラフィック
ス技術で取り扱うことができるものである。
【0011】本発明の映像情報作成装置は、そのような
実在する部品である実画像の三次元画像情報の入力手段
を備えている。そのような入力手段としては、例えば、
非接触型三次元デジタイザ装置や三次元レーザー形状計
測システムなどがある。これらにより実在する部品(被
写体)の三次元画像情報をコンピュータに取り込むこと
が可能である。あるいは、実在する部品についての複数
の角度から撮影した写真の情報から三次元画像情報を作
成することも可能である。その実画像三次元画像情報の
入力を自動的に行えるので、作業労力の軽減を図ること
ができる。背景も実在する場合は、複数の角度からの写
真撮影で済み、大道具制作費またはロケ費用の削減が可
能である。なお、この実画像三次元画像情報の入力を行
うコンピュータは、一般的には高速コンピュータとな
る。
【0012】また、本発明による映像情報作成装置は、
前記の入力手段によって入力した実画像三次元画像情報
を記憶する記憶手段と、その記憶手段から読み出した実
画像三次元画像情報にコンピュータグラフィックス技術
を適用して動きを付与し動画情報を生成する動画情報生
成手段とを備えている。
【0013】動画情報生成手段は、記憶手段から実画像
三次元画像情報を読み出し、所要のコンピュータグラフ
ィックス技術を利用して、その実画像三次元画像情報に
所望の動きを付与し、動画情報を自動的に生成する。
【0014】実画像についても三次元画像情報として扱
うことにより、動画を構成する複数の画面をコンピュー
タが計算して描画することが可能なため、1枚ずつ描く
必要がなくなり、大幅な労力削減が可能となる。
【0015】これは、コンピュータによって部品の三次
元画像情報に基づいて色々な視点からの画像を自動生成
をすることが可能であり、部品が移動しても、移動を示
す複数の画面から構成される動画の全ての画像を同じ三
次元画像情報から生成することができるためである。
【0016】以上のように本発明によれば、実在する物
体、人物等の動画をコンピュータグラフィックス技術を
用いて容易に自動作成することができる。その結果とし
て、次のような利点が生じる。
【0017】実在する人物として例えばタレントを取り
上げると、そのタレントに実際に演技をさせることに代
えて、そのタレントの実画像三次元画像情報をあらかじ
め取得しておけば、あとは、そのタレントの不在の状態
でも、任意の日時において、そのタレントの実画像三次
元画像情報を読み出し、コンピュータグラフィックス技
術の範囲内で自由に動かして、所望の動作の動画情報を
作成することができる。タレントは演技することが不要
であり、拘束時間を大幅に緩和することができるため、
制作費用の削減が可能となる。
【0018】実在のタレントであれば、高所からの飛び
降りなどの危険な行動や大河を一気に飛び越えるなどの
突飛な現実にはあり得ない行動については、これを実行
することが実際上無理である。しかし、タレントの実画
像三次元画像情報をもとにしてコンピュータグラフィッ
クス技術を利用して作成する動画情報の場合には、その
ような制約がなく、そのコンピュータグラフィックス技
術の範囲の中で思いどおりのシチュエーションで動画情
報を自由自在に作成することができる。
【0019】背景については、実在するものの三次元画
像情報を利用するため、大道具が不要となる等、番組制
作費を大幅に削減することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を総括
的に説明する。
【0021】本願第1の発明の映像情報作成装置は、実
画像の三次元画像情報を入力する入力手段と、前記入力
手段により入力した実画像三次元画像情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段から読み出した実画像三次元画
像情報にコンピュータグラフィックス技術を適用して動
きを付与し動画情報を生成する動画情報生成手段とを備
えていることを特徴とする。
【0022】この第1の発明の構成は、上記の〔課題を
解決するための手段〕の項の構成を別の表現形態で記述
したものに相当し、それによる作用については、同じく
上記の〔課題を解決するための手段〕の項で説明したの
と実質的に同様のものとなる。すなわち、実在する部品
である実画像の三次元画像情報の入力を自動的に行える
ので、作業労力の軽減を図ることができる。
【0023】また、記憶手段から読み出した実画像三次
元画像情報に対して所要のコンピュータグラフィックス
技術をもって所望の動きを付与し、動画情報を自動的に
生成することができる。実画像についても三次元画像情
報として扱うことにより、動画を構成する複数の画面を
コンピュータが計算して描画することが可能なため、1
枚ずつ描く必要がなくなり、大幅な労力削減が可能とな
り、また、背景については大道具が不要となる等、番組
制作費を大幅に削減することができる。
【0024】本願第2の発明の映像情報作成装置は、実
画像の三次元画像情報を入力する入力手段と、前記入力
手段により入力した実画像三次元画像情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段から読み出した実画像三次元画
像情報から小画像情報を生成する小画像情報生成手段
と、前記実画像三次元画像情報と前記小画像情報とを関
連付けて記憶する記憶手段と、三次元空間表現用の場面
枠を表示する手段と、前記記憶手段から前記小画像情報
を読み出してその小画像を小画像枠において表示する手
段と、前記小画像枠における小画像を表示上で選択し前
記場面枠の所望位置に移動させ貼り付ける手段と、前記
貼り付けた小画像の前記場面枠における配置情報を記憶
する手段と、前記場面枠に表示されている小画像の表現
形態を前記場面枠内で修正する手段と、前記場面枠に表
示されている小画像の動作形態を前記場面枠内で変更す
る手段と、前記修正後または変更後の小画像の配置情報
を更新する手段と、前記場面枠内での変更前の小画像か
ら変更後の小画像までの動作変化を演算して時系列的な
一連の動画情報を作成する動画情報作成手段と、前記作
成した動画情報を記憶する手段とを備えていることを特
徴とする。
【0025】この第2の発明による作用は次のとおりで
ある。本発明では、部品の三次元画像情報について、詳
細画像情報と簡略画像情報の2種類を扱う。部品の三次
元画像情報は、部品の表面上の点の位置と色の情報で構
成する。ただし、色の情報はない場合もある(モノク
ロ)。詳細画像情報は表面上の点の密度を高く記述する
が、簡略画像情報は表面上の点の密度を100分の1程
度(一例)としたものであり、情報量も100分の1程
度となる。なお、この数値はあくまで参考のための一例
を挙げたにすぎず、任意の数であってよい。簡略画像情
報から作成した画像は荒いものであるが、動画の確認が
可能な程度とする。例えば、部品の正面から見た画像
(一例)を簡略画像情報から作成し、またはその部品を
示すマンガ(一例)を作成し、部品固有の番号または名
称を追加した画面を部品の小画像と称す。この小画像に
は、その部品の詳細画像情報または簡略画像情報と関連
付ける情報を含むものとする。
【0026】例えば、モデリング、デジタイズ、レンダ
リング等の機能を搭載したコンピュータグラフィックス
制作システムにおいて、実画像三次元画像情報から生成
した小画像情報を小画像枠に表示する(サムネイル表示
とも呼ばれる)。表示する小画像情報は、通常は複数あ
る。小画像枠に表示された小画像情報にかかわる小画像
を、例えばドラッグ・アンド・ドロップ操作などによっ
て選択し、場面枠の所望位置に移動させて貼り付ける。
このときの小画像の貼り付け位置は配置情報として記憶
される。このような作業を繰り返すことにより、場面枠
において背景と動体の組み合わせからなる場面を仮に形
作る。場面枠内での小画像の表現形態については、これ
を修正することが可能である。より好ましい場面を作る
ためである。修正については、サイズの大小変化、回
転、遠近、上下左右の位置微調整などがある。また、小
画像の動作形態を変更することも可能である。動作形態
とは、立つ、座る、寝る、飛ぶ、歩く、走る等々であ
る。修正や変更をしたときには、その修正後または変更
後の小画像の配置情報が更新される。
【0027】そして、小画像に動きを与えるために、動
画情報作成手段によって、場面枠内での変更前の小画像
から変更後の小画像までの動作変化を演算して時系列的
な一連の動画情報を作成する。その作成された動画情報
は記憶される。
【0028】以上において、実在する部品としての実画
像三次元画像情報にかかわる小画像のもとで、動画を構
成する複数の画面をコンピュータが計算して描画するこ
とが可能なため、1枚ずつ描く必要が無くなり、労力削
減が可能となる。
【0029】これは、コンピュータによって部品の三次
元画像情報から色々な視点からの画像を自動生成をする
ことが可能であり、部品が移動しても、移動を示す複数
の画面から構成される動画の全ての画像を同じ三次元画
像情報から生成することができるためである。
【0030】移動するものは、人間や動物、自動車等で
あるが、人間や動物には歩く、走る等の移動様式があ
る。移動様式に合わせた動作を規定して、移動動作をコ
ンピュータによって自動描画をすることにより、労力削
減が可能である。
【0031】タレント等の部品が広い川を飛び越えるな
ど、現実にはあり得ない画像の作成についても自由自在
に作成することが可能となる。タレントは演技が不要
で、拘束時間も短いため、制作費用の削減も可能とな
る。
【0032】背景も実在する場合は、複数の角度からの
写真撮影で済み、大道具制作費またはロケ費用の削減が
可能である。
【0033】本願第3の発明の映像情報作成装置は、上
記の第2の発明において、前記動画情報作成手段は、前
記小画像が貼り付けられている前記場面枠を複製する手
段と、前記複製された場面枠における小画像を前記場面
枠内で移動させる手段と、前記移動にかかわる前記小画
像の移動様式を指定する手段と、前記場面枠内での複製
前の小画像から複製後の小画像までの動作時間を指定す
る手段と、前記複製前の小画像から前記複製後の小画像
までの動作変化にかかわる時系列的な一連の動画情報の
作成において前記指定された動作時間分の動画情報が作
成されるように制御する手段とを備えていることを特徴
とする。
【0034】この第3の発明による作用は次のとおりで
ある。すでに小画像が貼り付けられた場面枠を複製した
のち、その複製場面枠内で小画像を移動させる。これ
で、元の場面枠での小画像の位置から複製場面枠での小
画像の位置への遷移の情報が得られる。また、小画像を
移動させるべき移動様式を指定する。移動様式とは、歩
くとか走るとか飛ぶとかの動作形態のことである。ま
た、複製前の小画像から複製後の小画像までの動作時間
を指定するが、相対的にゆっくりとした動きにしたいと
きは動作時間を長めに設定し、相対的に速い動きにした
いときには動作時間を短めに設定する。以上のように準
備をしておいて、複製前の小画像から前記複製後の小画
像までの動作変化にかかわる時系列的な一連の動画情報
の作成を行うが、そのときに、前記の移動様式において
の前記の指定された動作時間分の動画情報を自動的に作
成することが可能となる。
【0035】本願第4の発明の映像情報作成装置は、上
記の第3の発明において、前記複製された場面枠におけ
る三次元空間での視野を変更する手段と、前記複製前の
小画像から前記複製後の小画像までの動作変化にかかわ
る時系列的な一連の動画情報の作成において前記視野の
変更を加味した状態で動画情報が作成されるように制御
する手段とを備えていることを特徴とする。
【0036】この第4の発明による作用は次のとおりで
ある。時系列的な一連の動画情報の作成において、視野
を1つに固定化した状態で作成するだけでなく、視野そ
のものを動かしてのダイナミックな動画情報の作成を可
能としている。つまり、ズームした状態での動画情報の
作成が可能となっている。
【0037】本願第5の発明の映像情報作成装置は、上
記の第3・第4の発明において、前記複製された場面枠
における三次元空間での視点を変更する手段と、前記複
製前の小画像から前記複製後の小画像までの動作変化に
かかわる時系列的な一連の動画情報の作成において前記
視点の変更を加味した状態で動画情報が作成されるよう
に制御する手段とを備えていることを特徴とする。
【0038】この第5の発明による作用は次のとおりで
ある。時系列的な一連の動画情報の作成において、視点
を1点に固定化した状態で作成するだけでなく、視点そ
のものを動かしてのダイナミックな動画情報の作成を可
能としている。つまり、カメラ移動や視方向の変更(パ
ン)を伴う状態での動画情報の作成が可能となってい
る。
【0039】本願第6の発明の映像情報作成装置は、上
記の第2〜第5の発明において、前記場面枠に付随して
その場面枠の場面を説明する記述を行うための場面説明
枠を表示する手段と、前記場面枠の場面におけるセリフ
を記述するためのセリフ枠を表示する手段と、前記場面
枠において選択された小画像に対して前記セリフ枠に記
述されたセリフを貼り付ける手段とを備えていることを
特徴とする。
【0040】この第6の発明による作用は次のとおりで
ある。動画番組(映画、TV番組等)を制作する手順の
概要は、原作本、台本、演技・撮影、編集、ポスプロで
ある。原作本は作家が作成する通常の書物である。優秀
であるかまたは特長のある原作本を選択して、動画番組
の制作を企画する。次に台本を作成する。台本は、動画
番組の内容を記述するもので、出演者、場面構成、セリ
フ等を詳細に記述する。台本は、主として場面と場面の
説明および出演者のセリフの組み合わせ(これを絵コン
テと称する)で構成される。
【0041】通常、一般的には、絵コンテは、場面毎に
複数の制作者により作成されることが多い。絵コンテ作
成ツールは、場面毎の複数の絵コンテを指定された順序
で、結合し、または入れ替える機能を装備している。こ
の機能は、番組制作上の編集作業に相当する。
【0042】従来であれば、番組制作において、全ての
場面で出演者が演技をして撮影を行っていた。これに対
して、本発明においては、出演者の三次元画像情報をコ
ンピュータ上で作成して、コンピュータ上で演技を創
り、動画像の作成が可能となるのであるが、セリフにつ
いてもコンピュータ上での作成が可能となっている。本
発明では、絵コンテをコンピュータを使用して、絵コン
テや後述する台本を容易に作成することを意図してい
る。また、絵コンテの場面構成を詳細に記述し、この絵
コンテ間の移動情報を指定することで、動画の生成も可
能になることを意図している。
【0043】場面説明枠では、対応する場面枠での場面
がどのようなシーンであるのかの説明を記述する。ま
た、セリフ枠では、対応する場面枠で話されるセリフを
記述する。そして、セリフと小画像とを関連付けるため
に、セリフ枠におけるセリフを場面枠における小画像に
対して貼り付ける。
【0044】絵コンテの作成については、部品の簡略画
像情報を使用することで、パソコン等の低速コンピュー
タで可能なものとする。パソコン上の絵コンテ作成ツー
ルは、以下のようなものである。
【0045】パソコンには、絵コンテ作成に必要な部品
の簡略画像情報を入力する。パソコンの画面に、場面を
示す場面枠と、入力した複数の小画像を表示する小画像
枠と、場面を説明する場面説明枠と、セリフを入力する
セリフ枠が表示される。場面を示す枠には、視点を示す
記号が表示されていて、標準的な視野が指定されてい
る。小画面を選択して、ドラッグ・アンド・ドロップ操
作などによって小画像を場面の枠内の適当な位置に貼り
付ける。マウス操作で、部品の大きさ、向きを設定す
る。複数の部品を貼り付けて場面を記述する。場面の説
明枠には、番組名称、場面の名称、シーン番号等の情報
を入力する。
【0046】セリフは、セリフ欄に記述する。セリフ
は、話す人、当該場面が開始してからセリフを始めるま
での時間を指定して、また、必要に応じて、音声の自動
生成も行い、また当該部品口をセリフの発生らしく動か
すことも行う。これで1枚の絵コンテ作成が完了する。
【0047】以上のようにして、低速なコンピュータで
あるパソコンなどの低速映像情報作成装置を使用して、
場面枠と場面説明枠とセリフ枠とが相互に関連付けられ
てなる絵コンテを容易に作成することが可能となる。
【0048】本願第7の発明の映像情報作成装置は、上
記の第6の発明において、前記セリフ枠に記述されたセ
リフについて発生するタイミングを指定する手段と、前
記指定されたタイミングで対応するセリフを音声合成し
て出力する手段とを備えていることを特徴とする。
【0049】この第7の発明による作用は次のとおりで
ある。絵コンテに記述されたセリフについて、話す人な
どの小画像を指定してセリフとの関連付けを行うととも
に、当該場面が開始してからセリフを始めるまでの時間
すなわちタイミングを指定する。必要に応じて、話す人
などの小画像に関連付けた音声の発音様式を指定し、あ
るいは話す順番を指定し、前言終了後から話出すまでの
時間を指定する。そして、指定のタイミングで対応する
セリフを音声合成することにより、動画の作成と同時
に、当該人物等に指定された様式で、セリフを話す音声
情報を作成する。すなわち、セリフを絵コンテから自動
生成することができる。
【0050】なお、音声情報について、自動生成すると
説明したが、必ずしもそれにとらわれる必要性はなく、
従来実施されている映像に合わせて音声タレントに話し
てもらう方法(アテレコ)で作成してもよくて、この場
合でも、費用はあまり必要とはせず、さほど問題ではな
い。
【0051】本願第8の発明の映像情報作成装置は、上
記の第7の発明において、前記セリフの出力のタイミン
グに同期して前記小画像における口を表す小画像を発音
形状に動かす制御を行う手段を備えていることを特徴と
する。
【0052】この第8の発明による作用は次のとおりで
ある。動画の作成と同時に、絵コンテ中の当該人物等の
口を、絵コンテに記述したセリフの発音に似せて自動的
に動す動作が自動付加される。したがって、口を動かす
ための別途の作業を不要化する。
【0053】以上によって、1枚の絵コンテの作成が完
了する。
【0054】本願第9の発明の映像情報作成装置は、上
記の第1〜第8の発明において、場面枠、場面説明枠、
セリフ枠で構成される1つの場面を記述する情報を単位
の絵コンテとして、複数の絵コンテをまとめて管理する
手段を備えていることを特徴とする。複数の絵コンテを
まとめたものは、これを台本と称することができるが、
例えば番組1本分の絵コンテをまとめて台本とするな
ど、その台本を1つの有効な映像情報として管理するこ
とが可能となる。
【0055】本願第10の発明の映像情報作成装置は、
上記の第9の発明において、複数の絵コンテで構成さ
れ、単位の放送番組等を記述したものを台本として、前
記管理されている複数の台本の一つを指定し、特定の絵
コンテを指定された場合はその絵コンテから、指定がな
ければ最初からそれぞれ動画情報を表示する手段と、必
要に応じて音声情報を出力する手段とを備えていること
を特徴とする。
【0056】この第10の発明による作用は次のとおり
である。台本または台本の一部である絵コンテを指定し
て、その部分から絵コンテに記述された動画情報を生成
して表示する、あるいは必要に応じて音声を生成して出
力する。したがって、台本のプレビュー(再生しての確
認)を行うことが可能である。
【0057】例えば、プレビュー指令で作成された動画
をパソコン画面上で視聴できる。この動画は、通常は簡
略画像情報によるものとする。それは荒い画面である
が、動画の内容は確認可能なものである。不具合があれ
ば、各場面に修正を加え、動画生成、プレビューを繰り
返し、完全なものとする。場面が変わる場合は、新場面
を指定すると、場面枠内が消去され、場面名称も消去さ
れ、新たな場面の入力ができる。
【0058】本願第11の発明の映像情報作成装置は、
上記の第1〜第10の発明において、高速映像情報作成
装置と低速映像情報作成装置とを連携させて構成されて
おり、前記高速映像情報作成装置は、前記実画像三次元
画像情報から画像情報の一部を削除した簡略画像情報を
作成し、前記低速映像情報作成装置にデータ転送する機
能を有し、前記低速映像情報作成装置は、データ転送さ
れてきた前記簡略画像情報において前記各手段の処理を
実行し、前記簡略画像情報による台本を作成し、前記高
速映像情報作成装置にデータ転送する機能を有し、前記
高速映像情報作成装置は、データ転送されてきた前記簡
略画像情報による台本を前記詳細画像情報としての実画
像三次元画像情報を基に作成した台本に変換する機能を
有するものに構成されていることを特徴とする。
【0059】この第11の発明による作用は次のとおり
である。高速コンピュータなどの高速映像情報作成装置
は、人物等もしくは背景を表す実画像三次元画像情報か
ら画像情報の一部を削除した情報すなわち簡略画像情報
を作成し、低速コンピュータ(パソコン)などの低速映
像情報作成装置に対して簡略画像情報をデータ転送す
る。低速映像情報作成装置は、データ転送されてきた簡
略画像情報において前記各手段の処理を実行し、簡略画
像情報による台本を作成し、高速コンピュータに対して
その台本をデータ転送する。高速映像情報作成装置は、
データ転送されてきた簡略画像情報による台本を詳細画
像情報としての実画像三次元画像情報を基に作成した台
本に変換する。
【0060】より具体的に説明すると、高速コンピュー
タには、その台本にかかわる絵コンテの作成に必要な部
品の詳細画像情報を入力する。高速コンピュータ上で
も、絵コンテ作成ツールの操作は同じであるが、動画作
成指令では、部品の詳細画像情報により動画作成が行わ
れる。高速コンピュータでは、CRT画面上でのプレビ
ューではなく、スクリーンまたは、モニターTVに映し
出す手段を装備して、本番環境での確認ができるものと
する。不具合があれば、高速コンピュータ上の絵コンテ
を修正する。タレントの悲しい表情など、微妙な表現が
必要な場合は、タレントの演技を実写してこれを、部品
(動く部品)として入力し、絵コンテに貼り付けること
で、実写映像の挿入も可能なものとする。
【0061】このように、パソコン等の低速システムで
簡略画像情報を使用して作成した台本を、高速システム
に入力して、もとの三次元画像情報を使用して台本の動
画情報、音声情報を作成することが可能となる。
【0062】なお、部品情報は、他の番組でも使用可能
であり、大容量記憶装置に記憶し、一括管理して、再利
用できる環境の構築も必要となるであろう。部品情報の
再利用により、さらに番組の制作費の削減を図ることが
期待される。
【0063】なお、将来パソコンの性能が向上した場合
は、パソコンでも詳細画像情報による絵コンテ作成をし
ても構わない。
【0064】(具体的な実施の形態)以下、本発明にか
かわる映像情報作成装置の具体的な実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0065】本発明の実施の形態の映像情報作成装置に
おける高速コンピュータの構成例を図1に示す。図1に
おいて、デジタイザ1は、実物の被写体または写真等か
ら三次元画像情報を入力する三次元画像情報入力装置で
ある。高速コンピュータ本体2は、単数または複数の高
速プロセッサを備えているとともに、大容量記憶機能を
もつコンピュータである。マウス3およびキーボード5
は、高速コンピュータ本体2を操作するものである。C
RT4は、高速コンピュータ本体2の情報を表示するも
のである。モニターTV6は、高速コンピュータ本体2
からの画像出力を表示するものである。
【0066】CG入力機能7は、高速コンピュータ本体
2に、画像作成およびデジタイザ1からの画像取り込み
機能が装備されていることを示す。台本作成機能8は、
高速コンピュータ本体2に、場面枠、場面説明枠、セリ
フ枠から構成される台本入力および出力機能が装備され
ていることを示す。動画作成機能9は、高速コンピュー
タ本体2に、台本で指定された動画を作成する機能およ
び視聴確認(プレビュー)の機能が装備されていること
を示す。簡略画像作成機能および小画像作成機能10
は、高速コンピュータ本体2に、台本作成に使用する小
画像作成機能と、プレビューに使用する簡略画像作成機
能が装備されていることを示す。簡略画像・小画像入出
力機能は、ネットワーク通信機能11を介して他のコン
ピュータとの入出力機能が備わっていることを示す。ネ
ットワーク通信機能11は、他の高速コンピュータやパ
ソコンと通信をする機能が備わっていることを示す。
【0067】図2は本発明の実施の形態の映像情報作成
装置におけるパソコンでのシステム構成例を示す。図2
において、デジタイザ12は、実物の被写体または写真
等から三次元画像情報を入力する三次元画像情報入力装
置である。デジタイザ12が破線で囲ってあるのは、通
常この機能は、図1の高速コンピュータで実行し、パソ
コンシステムではあまり実行しないことを示す。CRT
13は、パソコン本体14からの表示情報を表示する。
パソコン本体14は、プロセッサ、記憶装置を内蔵する
コンピュータである。キーボード15、マウス16は、
パソコン本体14を操作するものである。
【0068】CG入力機能17は、三次元CG画像を作
成、または被写体または写真からデジタイザ12により
三次元画像情報を入力する機能がパソコン本体14に装
備されていることを示す。この枠が破線であることは、
この機能は、通常は、図1の高速コンピュータで実行
し、簡略画像・小画像入出力機能20により情報を入力
して使用することを示す。台本作成機能18は、場面
枠、場面説明枠、セリフ枠から構成される台本入力およ
び出力機能がパソコン本体14に装備されていることを
示す。動画作成機能19は、簡略画像に基づき動画を作
成して、プレビューする機能をパソコン本体14が装備
していることを示す。簡略画像・小画像入出力機能20
は、図1の高速コンピュータで作成した簡略画像・小画
像を入力する機能または記憶している簡略画像・小画像
を出力する機能をパソコン本体14が装備していること
を示す。ネットワーク通信機能21は、他のパソコンま
たは高速コンピュータと通信する機能がパソコン本体1
4に装備されていることを示す。
【0069】図3は、非接触型三次元デジタイザの例を
示す。被写体23を第1のカメラ24、第2のカメラ2
5、第3のカメラ26、第4のカメラ27および第5の
カメラ28の5台のカメラが同時に撮影し、この情報を
計算して被写体23の三次元画像情報を作成する。異な
る2方向からの画像により被写体の凹凸を計算し、この
処理を隣接するカメラの全てについて実行する。この図
では、各カメラの画像を高速コンピュータ本体2に取り
込む仕組みは省略してある。
【0070】図4は、本発明の映像情報作成装置の動作
の一例としての場面作成の説明図である。図4におい
て、小画像枠71は、三次元画像情報を示す小画像を表
示する。小画像72は家、小画像73は人A、小画像7
4は樹木、小画像75は立て看板、小画像76は人Bを
示す。場面枠61は、場面を示す。樹木62は、小画像
74をドラッグ・アンド・ドロップ操作で貼り付けたも
のである。この際、小画像74は小画像枠71において
そのまま残り、複製された小画像が貼り付けられる。家
63は、小画像72を貼り付けたもので、人A64は小
画像76を貼り付けたもの、人B65は小画像73を貼
り付けたもの、立て看板66は小画像75を貼り付けた
ものである。場面枠61に貼り付けた小画像は、人A、
人B等のように三次元画像情報の実体よりは、固有名詞
等を含めた個別の画像とし、場面の人物が誰であるか分
かるようにする。
【0071】貼り付けた小画像の向きや大きさ、位置の
微調整には、小画像をダブルクリックして、小画像の位
置に簡略画像情報による三次元画像情報を表示し、同時
に付近にプルダウンメニュー等を表示して、大小、回
転、遠近、左右などの微調整が可能なものとする。プル
ダウンメニュー(一例)の終了で、三次元の実像表示か
ら小画像表示に戻る。
【0072】図5は、本発明の実施の形態の映像情報作
成装置の動作の一例としての場面の複製と人物移動例を
示す。場面枠81は、人物等の小画像が貼り付いた場面
枠61をそのまま複製したものである。小画像82,8
3,86は複製したままである。小画像64は小画像8
4に、小画像65は小画像85に移動させた。破線の小
画像は、移動前の位置である。移動後の小画像84,8
5の詳細設定は、ダブルクリックによる実画表示および
プルダウンメニューによる微調整、およびこの場合は移
動をしたので、プルダウンメニューには移動様式の項目
も表示され、選択により、歩く、走る等の移動様式も設
定する。
【0073】場面枠61と場面枠81の間の時間を設定
することで、場面枠61と場面枠81の間の動画を作成
する。
【0074】図6は、場面の複製と視点移動例を示す。
図6において場面枠91は、図5の場面枠81を複製し
たものである。場面枠91の小画像92,93,94,
95,96は移動していない。カメラ位置97は場面中
央にある。カメラ位置97をドラッグ・アンド・ドロッ
プ操作して位置98に移動する。場面枠91を複製する
と、カメラ位置の移動により、場面枠99のように複製
される。場面枠91と場面枠99間の時間を指定して、
動画を作成させると、この間、カメラ位置が移動してい
る動画が生成される。
【0075】場面枠91から場面枠99の間ではカメラ
位置のみ移動したが、人物の移動やカメラ位置のみなら
ず、カメラの視野(ズーム)の変更も可能である。
【0076】図7は、動作・移動様式の説明図である。
図7において人物31は、直立姿勢を左横から見てい
る。人物32は左手を少し前に、右足を少し前に出した
ところで、接地しているのは、左足である。接地足は地
面に固定している。人物33では、この動作がもう少し
進み、人物34では、右足が接地したことを示す。人物
31から34は人物が歩く場合を示している。この動作
を左右交互に実行することで、歩く動作になる。
【0077】図8は、人物の骨格を示す。骨格は関節が
支点となり、関節間を接続する骨で構成される。関節4
1,42は肩の関節で、この関節は歩く動作ではあまり
動かない。関節43は、腕の関節で、関節41とは骨で
接続されているため、関節41と関節43の距離は変わ
らない。関節44は右腕の関節、以下同様に、関節45
から50は体の関節である。人物の動作は、移動可能関
節が動くことで構成される。人物の複雑な動作や、より
自然な動作で、CGの人物を動かすために、関節位置を
測定する測定器を身につけた人物が動作して、関節の位
置情報を測定する。この作業をモーションキャプチャと
称して、人物の動き方で、動物の動きまで自然な動きに
見えるように動かすこともできる。動作様式は、標準的
な場合が多い。本発明では、標準的な動きをモーション
キャプチャ等で動きの情報を取得し定めておく。前記プ
ルダウンメニューの動作様式を指定した場合、動作様式
に該当する動きの情報により動かす。しかし、番組によ
っては、標準で準備した動作様式では表現できず、多く
の場面でモーションキャプチャをしなければならないこ
ともある。しかし、モーションキャプチャのうち使用可
能な様式は、忍び足、後ずさり等、プルダウンメニュー
には動作様式を追加する。
【0078】図9は、絵コンテの例を示す。図9におい
て場面枠101は、小画像が貼り付いたものである。セ
リフ102には、人物A、人物Bのセリフが記入されて
いる。場面説明枠103は、場面番号、カット番号等が
記述されている。場面枠101,セリフ102,場面説
明枠103で1枚の絵コンテが構成される。
【0079】図10は、セリフ貼り付けの説明図であ
る。貼り付け作業111は、セリフAをマウスのドラッ
グ・アンド・ドロップ操作で、場面の人物に貼り付け、
貼り付け作業112は、セリフBを場面の他の人物に貼
り付けている。貼り付け時、その近くにパネル113を
表示し、場面が開始してからのセリフの開始時間、前の
セリフ終了後から次のセリフの間合い時間等が指定でき
る。右上のパネル113は、表示されたパネルの拡大図
である。
【0080】貼り付け作業により、当該セリフを人物が
発声することになる。人物は、口を動かすのみの場合
と、音声合成で発声する場合の設定が可能である。ただ
し、現状の技術では、音声合成による発声は、人間の自
然な発声にはならず、当面はロボットまたは動物等、人
間以外のものに限られる。人間の発声は、動画完成後
に、動画を見ながらセリフを発声して録音し、後で動画
と音声を合わせる手法(アテレコ)で制作される。
【0081】これで1枚の絵コンテ作成が完了する。次
の絵コンテの作成を指令すると、シーン番号がインクリ
メントされ、場面枠の内容は変化なし、セリフは消去さ
れる。場面枠に表示されている小画像をドラッグ・アン
ド・ドロップ操作などによって移動させて、その部品の
移動量を指定する。移動した小画像をダブルクリックし
て、プルダウンメニューにより、歩く、走る等の移動様
式を指定する。移動のための動作をする動画(複数の画
像から構成される)を作成するためには、部品の骨格の
定義や、モーションキャプチャ、滑りの修正など、自然
な動きを生成するための高度な技術を必要とするが、こ
の技術は、本発明の主旨ではない。
【0082】図11は、高速コンピュータとパソコンの
役割例の説明図である。図11において、フローチャー
ト121は高速コンピュータの番組制作手順である。高
速コンピュータは高速映像情報作成装置に相当し、パソ
コンは低速映像情報作成装置に相当している。
【0083】三次元CG情報入力122は、CG情報
を、キーボード5およびマウス3を使用して入力する作
業である。入力された情報は、三次元画像情報として記
憶する。
【0084】デジタイザ実画情報入力123は、図3の
非接触型三次元デジタイザ等を使用して実物からの三次
元画像情報を入力する作業である。入力された情報は、
三次元画像情報として記憶する。
【0085】画像情報簡略化124は、記憶してある三
次元画像情報を簡略化して簡略画像情報として記憶し、
小画像を作成して記憶する作業である。
【0086】絵コンテ作成125は、場面枠へ小画像を
貼り付けて場面を構成し、場面の複製と小画像の移動・
移動様式の指定をし、場面の説明、セリフの記述、セリ
フの貼り付けをする作業である。ここで使用する三次元
画像情報は、簡略画像情報でもよいし、簡略画像情報で
ない詳細画像情報でも構わない。この作業枠が破線表示
であるが、これは、通常パソコンで行う作業であること
を示す。
【0087】台本確認126は簡略画像情報または、非
簡略画像情報である詳細画像情報により動画を作成して
視聴し確認する作業である。動画作成127は、確認し
た台本から詳細画像情報で動画を作成する作業である。
【0088】フローチャート131は、パソコンの番組
の制作手順を示す。
【0089】三次元CG情報入力132は、CG情報を
キーボード15およびマウス16を使用して入力する作
業である。入力された情報は、三次元画像情報として記
憶する。
【0090】デジタイザ実画情報入力133は、図3の
非接触型三次元デジタイザ等を使用して実物からの三次
元画像情報を入力する作業である。入力された情報は、
三次元画像情報として記憶する。これらの作業は、通
常、高速コンピュータで実行する。
【0091】画像情報簡略化134は、記憶してある三
次元画像情報を簡略化して簡略画像情報として記憶し、
小画像を作成して記憶する作業である。この作業も通常
は高速コンピュータで実施する。
【0092】絵コンテ作成135は、場面枠へ小画像を
貼り付けて場面を構成し、場面の複製と小画像の移動・
移動様式の指定をし、場面の説明、セリフの記述、セリ
フの貼り付けをする作業である。この作業は、簡略画像
情報を使用して、パソコン上で実行する。
【0093】台本確認136は、簡略画像情報を使用し
て、台本から動作を作成し、視聴、確認する作業であ
る。
【0094】台本確認137は、詳細画像情報を使用し
て台本から動画を作成して、視聴、確認する作業であ
る。この作業は通常、高速コンピュータで実行するが、
パソコンで実行しても構わない。しかし長時間を必要と
する。
【0095】動画作成138は、詳細画像情報を使用し
て台本から動画を作成する作業である。この作業は、通
常、高速コンピュータで実行する。
【0096】画像情報簡略化124から絵コンテ作成1
35への矢印は、高速コンピュータで作成した簡略画像
情報をパソコンに転送して、パソコン上で絵コンテ作成
を実行することを示す。台本確認136から台本確認1
26への矢印はパソコンで作成した台本を高速コンピュ
ータに転送して、詳細画像情報で動画作成を実行するこ
とを示す。
【0097】以上のように本発明の実施の形態の映像情
報作成装置によれば、台本・絵コンテをコンピュータ上
で作成するツールを作成し、絵コンテに既存のCG技術
と音声合成技術を組み合わせることにより、以下の各項
目の効果を実現できる。
【0098】1.実在する物体・人物の三次元画像情報
を取り込み、CG技術を利用して実在する物体・人物の
動画を作成することができ、タレント拘束時間の大幅短
縮、自然の景色の利用で大道具が不要等、番組制作費の
大幅な削減が可能である。
【0099】2.CG技術の利用により、実在のタレン
トに高所からの飛び降り等の危険な行動や、大河を一気
に飛び越えるなど現実にはあり得ない動画の作成も自由
自在に行うことができる。
【0100】3.台本、絵コンテをコンピュータ上で作
成し、絵コンテから動画を生成してプレビューすること
により、机上で番組の制作が可能である。このため、番
組制作費の削減ができる。
【0101】4.三次元画像情報の簡略画像情報を作成
して、パソコン等の低速コンピュータでも番組の制作が
可能で、パソコン上で完成した台本を高速コンピュータ
に転送して、高速コンピュータ上では、詳細画像情報で
の動画作成が可能である。
【0102】5.移動動作の他、セリフによる口動かし
の動画作成が可能である。
【0103】6.セリフによる音声合成ができる。
【0104】
【発明の効果】以上のように映像情報作成装置について
の本発明によれば、実在する物体・人物等の三次元画像
情報を取り込み、コンピュータグラフィックス技術を用
いて実在する物体・人物等の動画を作成することができ
るため、タレント拘束時間を大幅に短縮化することがで
き、また、背景について、実在するものの三次元画像情
報を利用するため、大道具が不要となる等、番組制作費
を大幅に削減することが可能となる。
【0105】また、タレントの実画像三次元画像情報を
もとにしてコンピュータグラフィックス技術の範囲の中
で思いどおりのシチュエーションで動画情報を作成する
ことができるため、高所からの飛び降りなどの危険な行
動や大河を一気に飛び越えるなどの突飛な現実にはあり
得ない行動についても、自由自在にその動画を作成する
ことが可能となる。
【0106】さらに、高速映像情報作成装置で簡略画像
情報を作成し、それを低速映像情報作成装置に渡して、
低速映像情報作成装置で絵コンテや台本を作成し、その
台本をもとに高速映像情報作成装置では詳細画像情報で
動画を作成するので、メインの作業を行うのがパソコン
などの低速映像情報作成装置でよく、これによってもよ
り効率良く、かつ低廉に実在の部品についての動画を容
易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置に
おける高速コンピュータシステム構成例の説明図
【図2】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置に
おけるパソコンでのシステム構成例の説明図
【図3】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置に
おける非接触型三次元デジタイザの例の説明図
【図4】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての場面作成の説明図
【図5】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての場面の複製と人物移動例の説明図
【図6】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての場面の複製と視点移動例の説明図
【図7】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての動作・移動様式の説明図
【図8】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての骨格の説明図
【図9】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置の
動作の一例としての絵コンテの例
【図10】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置
の動作の一例としてのセリフ貼り付けの説明図
【図11】 本発明の一実施の形態の映像情報作成装置
における高速コンピュータとパソコンの役割例の説明図
【符号の説明】 1 デジタイザ 2 高速コンピュータ本体 3 マウス 4 CRT 5 キーボード 6 モニターTV 7 CG入力機能 8 台本作成機能 9 動画作成機能 10 簡略画像作成機能 11 ネットワーク通信機能 12 デジタイザ 13 CRT 14 パソコン本体 15 キーボード 16 マウス 17 CG入力機能 18 台本作成機能 19 動画作成機能 20 簡略画像・小画像入出力機能 21 ネットワーク通信機能 23 被写体 61 場面枠 71 小画像枠 81 複製された場面枠 91 場面枠 99 複製された場面枠 101 場面枠 102 セリフ枠 103 場面説明枠 111 セリフAの貼り付け作業 112 セリフBの貼り付け作業
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 AA09 BA07 BA08 BA11 BA12 DA07 EA12 EA19 EA24 FA02 FA09 FA10 FA12 5C023 AA01 AA10 AA11 AA21 AA34 AA35 AA37 AA38 BA01 BA11 BA15 CA01 CA08 DA04 DA08 EA02 5C061 AB01 AB04 AB08 AB24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実画像の三次元画像情報を入力する入力
    手段と、前記入力手段により入力した実画像三次元画像
    情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読み出し
    た実画像三次元画像情報にコンピュータグラフィックス
    技術を適用して動きを付与し動画情報を生成する動画情
    報生成手段とを備えていることを特徴とする映像情報作
    成装置。
  2. 【請求項2】 実画像の三次元画像情報を入力する入力
    手段と、前記入力手段により入力した実画像三次元画像
    情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読み出し
    た実画像三次元画像情報から小画像情報を生成する小画
    像情報生成手段と、前記実画像三次元画像情報と前記小
    画像情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、三次元空
    間表現用の場面枠を表示する手段と、前記小画像情報に
    かかわる小画像を小画像枠において表示する手段と、前
    記小画像枠における小画像を表示上で選択し前記場面枠
    の所望位置に移動させ貼り付ける手段と、前記貼り付け
    た小画像の前記場面枠における配置情報を記憶する手段
    と、前記場面枠に表示されている小画像の表現形態を前
    記場面枠内で修正する手段と、前記場面枠に表示されて
    いる小画像の動作形態を前記場面枠内で変更する手段
    と、前記修正後または変更後の小画像の配置情報を更新
    する手段と、前記場面枠内での変更前の小画像から変更
    後の小画像までの動作変化を演算して時系列的な一連の
    動画情報を作成する動画情報作成手段と、前記作成した
    動画情報を記憶する手段とを備えていることを特徴とす
    る映像情報作成装置。
  3. 【請求項3】 前記動画情報作成手段は、前記小画像が
    貼り付けられている前記場面枠を複製する手段と、前記
    複製された場面枠における小画像を前記場面枠内で移動
    させる手段と、前記移動にかかわる前記小画像の移動様
    式を指定する手段と、前記場面枠内での複製前の小画像
    から複製後の小画像までの動作時間を指定する手段と、
    前記複製前の小画像から前記複製後の小画像までの動作
    変化にかかわる時系列的な一連の動画情報の作成におい
    て前記指定された動作時間分の動画情報が作成されるよ
    うに制御する手段とを備えていることを特徴とする請求
    項2に記載の映像情報作成装置。
  4. 【請求項4】 前記複製された場面枠における三次元空
    間での視野を変更する手段と、前記複製前の小画像から
    前記複製後の小画像までの動作変化にかかわる時系列的
    な一連の動画情報の作成において前記視野の変更を加味
    した状態で動画情報が作成されるように制御する手段と
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の映像情
    報作成装置。
  5. 【請求項5】 前記複製された場面枠における三次元空
    間での視点を変更する手段と、前記複製前の小画像から
    前記複製後の小画像までの動作変化にかかわる時系列的
    な一連の動画情報の作成において前記視点の変更を加味
    した状態で動画情報が作成されるように制御する手段と
    を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載の映像情報作成装置。
  6. 【請求項6】 前記場面枠に付随してその場面枠の場面
    を説明する記述を行うための場面説明枠を表示する手段
    と、前記場面枠の場面におけるセリフを記述するための
    セリフ枠を表示する手段と、前記場面枠において選択さ
    れた小画像に対して前記セリフ枠に記述されたセリフを
    貼り付ける手段とを備えていることを特徴とする請求項
    2から請求項5までのいずれかに記載の映像情報作成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記セリフ枠に記述されたセリフについ
    て発生するタイミングを指定する手段と、前記指定され
    たタイミングで対応するセリフを音声合成して出力する
    手段とを備えていることを特徴とする請求項6に記載の
    映像情報作成装置。
  8. 【請求項8】 前記セリフの出力のタイミングに同期し
    て前記小画像における口を表す小画像を発音形状に動か
    す制御を行う手段を備えていることを特徴とする請求項
    7に記載の映像情報作成装置。
  9. 【請求項9】 場面枠、場面説明枠、セリフ枠で構成さ
    れる1つの場面を記述する情報を単位の絵コンテとし
    て、複数の絵コンテをまとめて管理する手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれ
    かに記載の映像情報作成装置。
  10. 【請求項10】 複数の絵コンテで構成され、単位の放
    送番組等を記述したものを台本として、前記管理されて
    いる複数の台本の一つを指定し、特定の絵コンテを指定
    された場合はその絵コンテから、指定がなければ最初か
    らそれぞれ動画情報を表示する手段と、必要に応じて音
    声情報を出力する手段とを備えていることを特徴とする
    請求項9に記載の映像情報作成装置。
  11. 【請求項11】 高速映像情報作成装置と低速映像情報
    作成装置とを連携させて構成されており、 前記高速映像情報作成装置は、前記実画像三次元画像情
    報から画像情報の一部を削除した簡略画像情報を作成
    し、前記低速映像情報作成装置にデータ転送する機能を
    有し、 前記低速映像情報作成装置は、データ転送されてきた前
    記簡略画像情報において前記各手段の処理を実行し、前
    記簡略画像情報による台本を作成し、前記高速映像情報
    作成装置にデータ転送する機能を有し、 前記高速映像情報作成装置は、データ転送されてきた前
    記簡略画像情報による台本を前記詳細画像情報としての
    実画像三次元画像情報を基に作成した台本に変換する機
    能を有するものに構成されていることを特徴とする請求
    項1から請求項10までのいずれかに記載の映像情報作
    成装置。
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