JP2002131891A - フォトマスクの洗浄方法およびそれに用いられる洗浄液 - Google Patents

フォトマスクの洗浄方法およびそれに用いられる洗浄液

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眞一郎 田中
Masashi Muranaka
誠志 村中
Itaru Sugano
至 菅野
Hiromasa Yamamoto
博正 山本
Ken Ogushi
建 大串
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトマスクに付着したマスクパターンを形
成するためのレジストを除去するための洗浄方法と洗浄
液とを提供する。 【解決手段】 洗浄液として、主成分となる縮合リン酸
アンモニウム、補助剤となる尿素またはその変態成分お
よび酸を含む水溶性の洗浄液6を用いる。その洗浄液6
を洗浄槽5に入れ、レジストの残渣を含む異物が付着し
たフォトマスク1を洗浄液6に浸漬して、異物を除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトマスクの洗
浄方法およびそれに用いられる洗浄液に関し、特に、フ
ォトマスクに塗布された、マスクパターンを形成するた
めのフォトマスク用レジストを除去するためのフォトマ
スクの洗浄方法と、そのような洗浄に用いられる洗浄液
とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、半導体基
板上に所定のパターニングを施すために、ガラスフォト
マスク(以下、「フォトマスク」と記す。)を用いて写
真製版処理が行なわれる。そのフォトマスクには、所定
のパターンが形成された遮光膜が形成されている。
【0003】フォトマスクの遮光膜は、フォトマスクの
全面に形成した、たとえばクロムなどの遮光膜となる金
属膜にフォトマスク用レジスト(以下、「レジスト」と
記す。)を塗布し、所定の写真製版およびエッチング処
理を施すことによって形成される。エッチング処理の
後、フォトマスクの表面に存在するレジストが洗浄液に
よって除去される。その除去は具体的に以下のように行
われる。
【0004】まず、有機溶剤によりレジストの大部分を
フォトマスクから剥離させて除去する。次に、フォトマ
スクを硫酸と過酸化水素水の混合液に浸漬して、遮光膜
の表面に存在するレジスト残渣を除去する。次に、フォ
トマスクをアンモニアと過酸化水素水の混合液に浸漬し
て、フォトマスクのガラス表面に付着した異物を除去す
る。従来、フォトマスクはこのように洗浄されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フォトマスクの洗浄方法では次のような問題があった。
図9に示すように、フォトマスク101の遮光膜102
の表面に付着したレジストの残渣を含む異物104は、
上述したように、硫酸と過酸化水素水の混合液にフォト
マスクを浸漬することによって洗浄除去される。このと
き、遮光膜102の表面は硫酸を含む洗浄液によって、
その表面がエッチングされることになる。
【0006】そのため、図10に示すように、当初、膜
厚t1であった遮光膜102の膜厚は、洗浄後にはエッ
チングされた分だけ薄くなって膜厚t2となる。遮光膜
102の表面がエッチングされることで、遮光膜102
の表面に付着していた異物104が表面から離れて洗浄
液に取り込まれ、異物104が除去されることになる。
【0007】ところが、図11に示すように、フォトマ
スク101が硫酸を含む洗浄液に浸漬された状態では、
金属からなる遮光膜102の表面電位に起因して、遮光
膜102の表面から一旦離れた異物104が遮光膜10
2の表面に再付着する傾向にある。
【0008】また、硫酸の場合、その粘度が高く、硫酸
に含まれる異物を効果的に除去する薬液フィルターがな
いために、そのような硫酸に含まれる異物も遮光膜10
2の表面に付着する傾向にある。その結果、再付着する
異物により清浄度の高いフォトマスクを得ることが困難
であった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、1つの目的はフォトマスクの遮光膜
に付着した異物を効果的に除去することができるフォト
マスクの洗浄方法を提供することであり、他の目的は、
そのような洗浄方法に用いられる洗浄液を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフォトマス
クの洗浄方法は、フォトマスクに塗布された、マスクパ
ターンを形成するためのフォトマスク用レジストを除去
するためのフォトマスクの洗浄方法であって、主成分と
なる縮合リン酸アンモニウムと、補助剤となる尿素また
はその変態成分と、酸とを含む洗浄液を用いてレジスト
を除去するレジスト除去工程を備えている。
【0011】このフォトマスクの洗浄方法によれば、遮
光膜の表面と異物との間に反発力が作用して、遮光膜か
ら一旦除去された異物を遮光膜に再付着させることなく
効果的に除去することができることが判明した。また、
遮光膜に大きなダメージを与えることもないことも判明
した。
【0012】フォトマスクの洗浄を容易に行なうため
に、レジスト除去工程はフォトマスクを洗浄液に浸漬す
る工程を含んでいることが好ましい。
【0013】またより清浄度の高いフォトマスクの洗浄
を行なうために、レジスト除去工程は洗浄液をフォトマ
スクに噴きつける工程を含んでいることがさらに好まし
い。
【0014】さらに、遮光膜に付着した異物の除去効果
を高めるために、レジスト除去工程は洗浄液に超音波を
印加する工程を含んでいること、洗浄液の温度を80℃
以上100℃以下とすること、あるいは界面活性剤を含
んでいることが好ましい。
【0015】本発明に係る洗浄液は、フォトマスクに塗
布された、マスクパターンを形成するためのフォトマス
ク用レジストを除去するための洗浄液であって、主成分
となる縮合リン酸アンモニウムと補助剤となる尿素また
はその変態成分と酸とを含んでいる。
【0016】この洗浄液によれば、遮光膜の表面と異物
との間に反発力が作用することが確認され、遮光膜から
一旦除去された異物を遮光膜に再付着させることなく効
果的に除去することができることが判明した。しかも、
遮光膜に大きなダメージを与えることがないことが判明
した。
【0017】遮光膜に付着した異物の除去効果を高める
とともに、遮光膜へのダメージを抑制する観点から、酸
はリン酸またはオルトリン酸であることが好ましい。
【0018】また、遮光膜に付着した異物を効果的に除
去するために、洗浄液は界面活性剤を含んでいることが
好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係るレジストを除去するための
フォトマスクの洗浄方法とその洗浄に用いられる洗浄液
について説明する。
【0020】図1に示すように、フォトマスク1の遮光
膜2は、フォトマスク1の表面に形成したレジスト3の
パターンをマスクとして、遮光膜2となる金属膜(図示
せず)に所定のエッチング処理を施すことによって形成
される。次に、レジスト3が残ったフォトマスク1を、
まず、有機溶剤に浸漬して(図示せず)、レジスト3の
大部分を遮光膜2から剥離させる。このとき、有機溶剤
ではレジスト3を完全に除去することができない。
【0021】そこで次に、図2に示すように、遮光膜2
の表面に付着したレジスト残渣を含む異物4を、所定の
洗浄液にて除去することになる。
【0022】ここで、その洗浄液について説明する。洗
浄液は、主成分となる縮合リン酸アンモニウム、補助剤
となる尿素またはその変態成分および酸を含む水溶性の
洗浄液である。縮合リン酸アンモニウムとしては、重合
度200以下の縮合リン酸アンモニウムであることが望
ましい。
【0023】これは、縮合リン酸アンモニウムの重合度
が200を超えると、縮合リン酸アンモニウムが十分に
溶解せずに洗浄効果が低下するからである。重合度が2
00以下であれば、縮合リン酸アンモニウムのモノマー
であっても洗浄効果が得られることが確認された。
【0024】また、酸としては、フォトマスクに形成さ
れた遮光膜の溶解性の観点から、リン酸またはオルトリ
ン酸であることが望ましい。さらに、遮光膜に付着した
異物を効果的に除去するために洗浄液に界面活性剤を加
えることも望ましい。
【0025】次に、上述した洗浄液を用いた洗浄方法に
ついて説明する。図3に示すように、洗浄槽5に上記洗
浄液6を入れる。次に、異物が付着したフォトマスク1
を洗浄液6に浸漬する。このとき、洗浄液6の温度を8
0℃以上100℃以下に設定することが望ましい。洗浄
液の温度が80℃よりも低い温度では、異物を効果的に
除去することが困難である。一方、洗浄液の温度が10
0℃を超えると、水分の蒸発が顕著になって洗浄液の濃
度の制御が困難になる。
【0026】洗浄液6にフォトマスク1を適当な時間浸
漬することで、遮光膜2の表面がエッチングされること
になる。なお、図1に示す遮光膜2は、遮光膜のパター
ンの一部を示しているのに対して、図3に示す遮光膜2
はパターンの全体を示す。
【0027】このように洗浄液6にフォトマスク1を浸
漬することで、図4に示すように、当初、膜厚t1であ
った遮光膜2の膜厚は、洗浄後にはエッチングされた分
だけ薄くなって膜厚t2となる。なお、この実施の形態
でいう膜厚t2は、当初の膜厚t1よりも薄くなること
を示したものであり、従来技術において説明した洗浄後
における膜厚t2と同じ膜厚になることを意味するもの
ではない。
【0028】次に、フォトマスク1をアンモニアと過酸
化水素水の混合液に浸漬して(図示せず)、フォトマス
ク1のガラス表面に付着した異物を除去する。その後、
フォトマスク1を乾燥させて洗浄処理が完了する。
【0029】この洗浄方法によれば、特に図4に示す工
程において、遮光膜2の表面がエッチングされること
で、遮光膜2の表面に付着していた異物4は表面から離
れることになる。このとき、図5に示すように一旦遮光
膜2の表面から離れた異物4が遮光膜2の表面に再付着
するのが抑制され、高い洗浄効果が得られることが判明
した。
【0030】これは、従来、硫酸を用いて洗浄していた
場合では、金属膜からなる遮光膜の表面電位に起因して
一旦遮光膜の表面から離れた異物が遮光膜の表面に引き
寄せられて再付着していたのと比較すると、本洗浄液を
用いて洗浄する場合には、むしろ遮光膜2の表面と異物
4との間に反発力が作用して、異物4の再付着が抑制さ
れるものと考えられる。
【0031】また、洗浄液6そのものに含まれる異物も
既存の薬液フィルターによって除去することができるた
め、硫酸の場合のように、既存の薬液フィルターでは薬
液に含まれる異物を除去することができないということ
がなくなり、フォトマスク1の清浄度をさらに高めるこ
とができることがわかった。
【0032】さらに、この洗浄液を用いた洗浄方法では
遮光膜がある程度エッチングされることになるが、遮光
膜に与えるダメージも洗浄する時間を調節したり、洗浄
液に含まれる酸としてリン酸またはオルトリン酸とする
ことで問題のないレベルとすることができることが確認
された。
【0033】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係る洗浄方法について説明す
る。なお、実施の形態2〜4においては、実施の形態1
において説明した洗浄液による洗浄工程だけを説明し、
その前後の工程については前述した工程と同様なので、
その説明を省略する。
【0034】実施の形態1においては、フォトマスクを
洗浄液に浸漬することによって、フォトマスクに付着し
たレジスト等の異物を洗浄する場合について説明した。
実施の形態2においては、実施の形態1において説明し
た洗浄液をフォトマスクに噴射することによって洗浄す
る方法について説明する。
【0035】すなわち、図6に示すように、ノズル7か
ら洗浄液をフォトマスク1に向けて噴射する。このと
き、レジスト等の異物が付着した遮光膜2に向けて重点
的に噴射しながら、フォトマスク1の全面に洗浄液6を
まんべなく噴きつけることで、フォトマスク1に付着し
た異物を完全に除去することができる。
【0036】特に、この洗浄方法では、フォトマスク1
には常に新鮮な洗浄液6が噴きつけられることになり、
フォトマスク1に異物が再付着するのをほぼ完全になく
すことができる。その結果、フォトマスク1の清浄度を
さらに高めることができることがわかった。
【0037】なお、この場合には、洗浄液の温度として
は特に限定されないが、実施の形態1において説明した
ように、洗浄液の温度を80℃以上100℃以下にする
ことで、フォトマスク1に付着しているレジスト等の異
物を効果的に除去することができる。
【0038】実施の形態3 本実施の形態では、実施の形態1において説明した洗浄
液に超音波を印加してフォトマスクを洗浄する方法につ
いて説明する。
【0039】図7に示すように、洗浄槽として、たとえ
ば底面に超音波振動子8が装着された洗浄槽5を用い
る。その洗浄槽5に洗浄液6を入れて、レジストなどの
異物の付着したフォトマスク1を浸漬する。そして、超
音波振動子8により洗浄液6を振動させる。
【0040】この洗浄方法では、特に洗浄液6が振動す
ることで、フォトマスク1に付着した異物をより効果的
に除去することができる。
【0041】なお、この場合にも、洗浄液の温度を80
℃以上100℃以下にすることで、超音波の印加ととも
にフォトマスク1に付着しているレジスト等の異物をさ
らに効果的に除去することができる。
【0042】実施の形態4 本実施の形態においては、洗浄液に超音波を印加して洗
浄する他の方法について説明する。
【0043】図8に示すように、ノズルとして、先端部
分に超音波振動子9が装着されたノズル7を用いる。そ
のノズル7からレジストなどの異物が付着したフォトマ
スク1に向けて洗浄液を噴射する。ノズル7から噴射す
る洗浄液には、超音波振動子9によって超音波が印加さ
れる。
【0044】超音波が印加された洗浄液をフォトマスク
の遮光膜2に重点的に噴きつけながら、フォトマスク1
の全面にまんべんなく噴きつけることで、レジストなど
の異物を完全に除去することができる。
【0045】この洗浄方法では、フォトマスク1に常に
新鮮な洗浄液が噴きつけられることに加えて、洗浄液に
超音波が印加されていることで、除去された異物をフォ
トマスク1の表面に再付着させることなく、より確実に
除去することができる。
【0046】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記の説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るフォトマスクの洗浄方法に
よれば、遮光膜の表面と異物との間に反発力が作用し
て、遮光膜から一旦除去された異物を遮光膜に再付着さ
せることなく効果的に除去することができることが判明
した。また、遮光膜に大きなダメージを与えることもな
いことも判明した。
【0048】フォトマスクの洗浄を容易に行なうため
に、レジスト除去工程はフォトマスクを洗浄液に浸漬す
る工程を含んでいることが好ましい。
【0049】またより清浄度の高いフォトマスクの洗浄
を行なうために、レジスト除去工程は洗浄液をフォトマ
スクに噴きつける工程を含んでいることがさらに好まし
い。
【0050】さらに、遮光膜に付着した異物の除去効果
を高めるために、レジスト除去工程は洗浄液に超音波を
印加する工程を含んでいること、洗浄液の温度を80℃
以上100℃以下とすること、あるいは界面活性剤を含
んでいることが好ましい。
【0051】本発明に係る洗浄液によれば、遮光膜の表
面と異物との間に反発力が作用することが確認され、遮
光膜から一旦除去された異物を遮光膜に再付着させるこ
となく効果的に除去することができることが判明した。
しかも、遮光膜に大きなダメージを与えることがないこ
とが判明した。
【0052】遮光膜に付着した異物の除去効果を高める
とともに、遮光膜へのダメージを抑制する観点から、酸
はリン酸またはオルトリン酸であることが好ましい。
【0053】また、遮光膜に付着した異物を効果的に除
去するために、洗浄液は界面活性剤を含んでいることが
好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る洗浄方法の一工
程を示す断面図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図である。
【図3】 同実施の形態において、図2に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、図3に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図である。
【図5】 同実施の形態において、図4に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る洗浄方法の一工
程を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係る洗浄方法の一工
程を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4に係る洗浄方法の一工
程を示す断面図である。
【図9】 従来のフォトマスクの洗浄方法の一工程を示
す断面図である。
【図10】 図9に示す工程の後に行われる工程を示す
断面図である。
【図11】 図10に示す工程の後に行われる工程を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 フォトマスク、2 遮光膜、3 レジスト、4 異
物、5 洗浄槽、6洗浄液、7 ノズル、8、9 超音
波振動子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/04 C11D 3/04 3/06 3/06 3/26 3/26 7/08 7/08 7/16 7/16 7/32 7/32 17/08 17/08 G03F 7/42 G03F 7/42 H01L 21/027 H01L 21/30 502P (71)出願人 397020283 フアインポリマーズ株式会社 東京都中央区日本橋本町4丁目11番2号 (72)発明者 田中 眞一郎 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 村中 誠志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 菅野 至 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 博正 大阪府大阪市中央区伏見町三丁目3番7号 岸本産業株式会社内 (72)発明者 大串 建 千葉県東葛飾郡関宿町西高野353 フアイ ンポリマーズ株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB21 BB30 BB38 2H096 AA24 LA02 LA03 3B201 AA02 AB01 BB02 BB21 BB82 BB92 BB94 BB96 CB01 4H003 DA15 DC04 EA08 EA11 EB18 ED02 FA06 FA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトマスクに塗布された、マスクパタ
    ーンを形成するためのフォトマスク用レジストを除去す
    るためのフォトマスクの洗浄方法であって、 主成分となる縮合リン酸アンモニウムと、補助剤となる
    尿素またはその変態成分と、酸とを含む洗浄液を用いて
    前記レジストを除去するレジスト除去工程を備えた、フ
    ォトマスクの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記レジスト除去工程は、前記洗浄液を
    前記フォトマスクに噴きつける工程を含む、請求項1記
    載のフォトマスクの洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記レジスト除去工程は、前記フォトマ
    スクを前記洗浄液に浸漬する工程を含む、請求項1記載
    のフォトマスクの洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記レジスト除去工程は、前記洗浄液に
    超音波を印加する工程を含む、請求項1〜3のいずれか
    に記載のフォトマスクの洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記洗浄液の温度は80℃以上100℃
    以下である、請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマ
    スクの洗浄方法。
  6. 【請求項6】 前記洗浄液は界面活性剤を含む、請求項
    1〜5のいずれかに記載のフォトマスクの洗浄方法。
  7. 【請求項7】 フォトマスクに塗布された、マスクパタ
    ーンを形成するためのフォトマスク用レジストを除去す
    るための洗浄液であって、 主成分となる縮合リン酸アンモニウムと、 補助剤となる尿素またはその変態成分と、 酸とを含む、洗浄液。
  8. 【請求項8】 前記酸はリン酸またはオルトリン酸であ
    る、請求項7記載の洗浄液。
  9. 【請求項9】 界面活性剤をさらに含む、請求項7また
    は8に記載の洗浄液。
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