JP2002131633A - 内視鏡用対物レンズ - Google Patents

内視鏡用対物レンズ

Info

Publication number
JP2002131633A
JP2002131633A JP2000323488A JP2000323488A JP2002131633A JP 2002131633 A JP2002131633 A JP 2002131633A JP 2000323488 A JP2000323488 A JP 2000323488A JP 2000323488 A JP2000323488 A JP 2000323488A JP 2002131633 A JP2002131633 A JP 2002131633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
endoscope
optical axis
lens
aspherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000323488A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Murayama
稔 村山
Kazushige Tanaka
千成 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000323488A priority Critical patent/JP2002131633A/ja
Publication of JP2002131633A publication Critical patent/JP2002131633A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画角が広い内視鏡用対物レンズにおいて、非
球面を設けて負の歪曲収差を大きくすることによって、
球面のみで構成された内視鏡用対物レンズより画面周辺
での像面照度比を大きくし、周辺部まで明るく見える画
像を得ること。 【構成】 物体側から順に、負のパワーの前群、絞り、
及び正パワーの後群からなり、後群中に、光軸から離れ
るに従い曲率がきつくなる非球面からなる正パワー面
と、光軸から離れるに従い曲率が緩くなる非球面からな
る負パワー面との少なくとも一方を配置し、あるいは、
前群中に、光軸から離れるに従い曲率が緩くなる非球面
からなる正パワー面と、光軸から離れるに従い曲率がき
つくなる非球面からなる負パワー面との少なくとも一方
を配置した内視鏡用対物レンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、内視鏡用対物レンズに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】内視鏡による観察の問題点
の一つとして、観察視野内の周辺光量の低下の問題があ
る。その原因は、対物レンズ自体に起因する原因と、照
明光源に起因する原因とに分けられる。照明光源に起因
する問題は、ライトガイドバンドルファイバーによる照
明では、その配光分布が観察範囲の中心部では明るく、
周辺部では暗くなるのが避けられない。
【0003】対物レンズに起因する問題は、画角が大き
い程コサイン4乗則によって周辺部での像面照度比が小
さくなるという問題と、最近広く用いられている電子内
視鏡に固有の次の問題とがある。
【0004】ファイバーや固体撮像素子に結像する従来
の内視鏡用対物レンズは、テレセントリックであった。
このような光学系は、小型化、短全長化が困難である。
そこで、近年、撮像画面直前にマイクロレンズを配する
ことにより、テレセン角を大きく(射出瞳距離=射出瞳
位置から像面までの距離を短く)し、レンズの小径化、
短全長化を可能にする固体撮像素子がある。しかしなが
ら、このような固体撮像素子には、シェーディングがあ
り、同じ光量の光が固体撮像素子に入射した場合、その
中心部の出力に比べ、たとえば、素子の水平方向端で
は、出力が低下してしまう。つまり、周辺光量の低下の
問題はより拡大される。
【0005】また、非球面レンズを用いた内視鏡用対物
レンズがあるが、従来のものは、負の歪曲収差を補正す
る目的でなされたものであり、画面周辺部の像面照度比
は球面レンズのみで構成された内視鏡用対物レンズより
も小さくなる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、画角が広い内視鏡用対物レン
ズにおいて、画面周辺での像面照度比を大きくし、周辺
部まで明るく見える画像が得られるようにすることを目
的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明による内視鏡用対物レンズは、そ
の第一の態様によると、物体側から順に、負又は0のパ
ワーの前群、絞り、及び正パワーの後群からなり、後群
中に、光軸から離れるに従い曲率がきつくなる非球面か
らなる正パワー面と、光軸から離れるに従い曲率が緩く
なる非球面からなる負パワー面との少なくとも一方を配
置したことを特徴としている。別言すると、後群中に、
光軸から離れるに従い近軸での曲率半径からなる球面レ
ンズより厚さが徐々に薄くなるような非球面を有するレ
ンズを含ませたことを特徴としている。非球面は、具体
的には、例えば接合面でない最も像側の凸の面に配置す
ることができる。
【0008】本発明の内視鏡用対物レンズは、別の態様
によると、物体側から順に、負のパワーの前群、絞り、
及び正パワーの後群からなり、前群中に、光軸から離れ
るに従い曲率が緩くなる非球面からなる正パワー面と、
光軸から離れるに従い曲率がきつくなる非球面からなる
負パワー面との少なくとも一方を配置したことを特徴と
している。別言すると、前群中に、光軸から離れるに従
い近軸での曲率半径からなる球面レンズより厚さが徐々
に厚くなるような非球面を有するレンズを含ませたこと
を特徴としている。非球面は、具体的には、例えば接合
面でない最も物体側の凸の面に配置することができる。
【0009】本発明の内視鏡用対物レンズにおいて、非
球面形状を x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
A12y12・・・ (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
は円錐係数、A4、A6、A8、A10・・・・・は各
次数の非球面係数)で定義したとき、各非球面が、次式
(1)を満足することが好ましい。 (1)0.005<|A4|×f3<5.0 但し、 f:全系の焦点距離、 である。
【0010】
【発明の実施態様】本発明の内視鏡用対物レンズは、図
1、図3、図5、図7、図9及び図11の各実施例のレ
ンズ構成図に示すように、物体側から順に、負又は0の
パワーの前群10、絞りS、及び正パワーの後群20か
らなっている。いずれの実施例も、前群10は、平凹レ
ンズまたは物体側に凸の単メニスカスレンズからなり、
後群20は、物体側から順に、正単レンズ21、負レン
ズ22、及び両凸レンズ23からなっていて、負レンズ
22と両凸レンズ23は貼り合わせされている。後群2
0の後方には、撮像素子の撮像面30の前方に位置する
カバーガラス(フィルタ類)31が位置している。
【0011】本実施形態では、後群20中に、光軸から
離れるに従い曲率がきつくなる非球面からなる正パワー
面と、光軸から離れるに従い曲率が緩くなる非球面から
なる負パワー面との少なくとも一方が配置されている。
このような非球面の正パワー面と非球面の負パワー面の
少なくとも一方を有するレンズは、その厚さが、光軸か
ら離れるに従い、近軸の球面レンズより薄くなる。後群
20中にこのような非球面を有するレンズを配置する場
合には、前群10のパワーは負または0とする。
【0012】あるいは、前群10中に、光軸から離れる
に従い曲率が緩くなる非球面からなる正パワー面と、光
軸から離れるに従い曲率がきつくなる非球面からなる負
パワー面との少なくとも一方を配置する態様でもよい。
このような非球面の正パワー面と非球面の負パワー面の
少なくとも一方を有するレンズは、その厚さが、光軸か
ら離れるに従い、近軸の球面レンズより厚くなる。前群
10中にこのような非球面を有するレンズを配置する場
合には、前群10のパワーは負とする。
【0013】このような非球面を有するレンズを、前群
10または後群20中に配置すると、負の歪曲収差は大
きくなるが、周辺光量の低下の問題を低減することがで
きる。
【0014】条件式(1)は、非球面の形状を規定して
いる。条件式(1)の上限を超えると、像面湾曲が大き
くなり、非球面以外の面で補正するのが困難になる。下
限を超えると、非球面による歪曲収差の増加が少なく、
画面周辺部での像面照度比を大きくする効果が小さい。
【0015】次に具体的な数値実施例について説明す
る。諸収差図中、球面収差で表される色収差(軸上色収
差)図及び倍率色収差図中、SAは球面収差、SCは正
弦条件、d線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収
差であり、Sはサジタル、Mはメリディオナル、Yは像
高である。また、表中のFEは物体距離10mmでの実効
F値、Fは全系の焦点距離、Wは半画角(°)、Mは物体
距離10mmでの近軸横倍率、FBはバックフォーカス、
Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、Ndは
d線の屈折率、νはアッベ数を示す。バックフォーカス
FBは、撮像面30とカバーガラス31の最終面との距離
で表している。回転対称非球面は次式で定義される。 x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
A12y12・・・ (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
は円錐係数、A4、A6、A8、A10・・・・・は各
次数の非球面係数)
【0016】[実施例1]図1は、実施例1のレンズ構
成を示し、図2は図1のレンズ構成での諸収差を示す。
表1はその数値データである。この実施形態では、非球
面は、後群20の像側の最終面(面No.7)の像側に
凸の面に形成されている。
【0017】
【表1】 FE=1:5.9 F=1.42 M=-0.139 W = 69.5 FB= 0.05 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.025 0.30 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -2.100 1.06 1.77250 49.6 4 -1.124 0.05 ‐ ‐ 5 5.094 0.30 1.92286 18.9 6 1.761 1.19 1.66910 55.4 7* -2.562 1.29 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 7 0.00 -4.85401×10-3 -1.56284×10-3
【0018】[実施例2]図3は、実施例2のレンズ構
成を示し、図4は図3のレンズ構成での諸収差を示す。
表2はその数値データである。この実施形態では、非球
面は、後群20の像側の最終面(面No.7)の像側に
凸の面に形成されている。
【0019】
【表2】 FE = 1:5.8 F =1.45 M =-0.142 W= 68.1 FB=0.05 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.471 0.30 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -1.368 0.80 1.77250 49.6 4 -0.929 0.05 ‐ ‐ 5 19.995 0.30 1.92286 18.9 6 1.908 1.24 1.66910 55.4 7* -1.829 1.27 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 7 0.00 -8.15799×10-3 -7.37785×10-3
【0020】[実施例3]図5は、実施例3のレンズ構
成を示し、図6は図5のレンズ構成での諸収差を示す。
表3はその数値データである。この実施形態では、非球
面は、後群20中の面No.5に形成されている。
【0021】
【表3】 FE = 1:5.7 F =1.44 M = -0.141 W= 69.1 FB=0.04 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.39 1.51633 64.1 2 1.108 0.31 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -1.590 1.01 1.88300 40.8 4 -1.194 0.05 ‐ ‐ 5* 7.967 0.31 1.92286 18.9 6 1.680 1.22 1.77250 49.6 7 -2.636 1.51 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 5 0.00 1.52032×10-2 -5.95020×10-3
【0022】[実施例4]図7は、実施例4のレンズ構
成を示し、図8は図7のレンズ構成での諸収差を示す。
表4はその数値データである。この実施形態では、非球
面は、後群20の像側の最終面(面No.7)の像側に
凸の面に形成されている。
【0023】
【表4】 FE = 1:5.9 F = 1.49 M = -0.146 W = 68.2 FB=0.05 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.596 0.30 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -1.362 1.00 1.88300 40.8 4 -1.093 0.05 ‐ ‐ 5 15.347 0.35 1.92286 18.9 6 1.926 1.12 1.77250 49.6 7* -2.782 1.41 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 7 0.00 -2.24868×10-2 1.96315×10-3
【0024】[実施例5]図9は、実施例5のレンズ構
成を示し、図10は図9のレンズ構成での諸収差を示
す。表5はその数値データである。この実施形態では、
非球面は、前群10の最も物体側の面(面No.1)の
物体側に凸の面に形成されている。
【0025】
【表5】 FE = 1:5.8 F = 1.39 M =-0.136 W= 69.4 FB=0.05 面NO. R D Nd ν 1* 6.000 0.40 1.51633 64.1 2 0.748 0.30 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -2.780 1.00 1.88300 40.8 4 -1.110 0.15 ‐ ‐ 5 26.946 0.30 1.92286 18.9 6 1.765 1.27 1.77250 49.6 7 -2.567 1.17 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ ‐ ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 1 0.00 -6.39361×10-2 2.25126×10-2
【0026】[実施例6]図11は、実施例6のレンズ
構成を示し、図12は図11のレンズ構成での諸収差を
示す。表6はその数値データである。この実施形態で
は、非球面は、前群10中の面No.2に形成されてい
る。
【0027】
【表6】 FE = 1:5.8 F = 1.45 M =-0.142 W = 68.7 FB=0.05 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2* 0.991 0.31 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -6.015 1.00 1.88300 40.8 4 -1.192 0.05 ‐ ‐ 5 -30.681 0.34 1.92286 18.9 6 1.978 1.48 1.77250 49.6 7 -2.424 1.06 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐ *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 2 0.00 4.29430×10-1 1.52182
【0028】[比較例]表7は比較例の数値データであ
る。この比較例は、非球面は含ませることなく、実施例
1ないし6の内視鏡用対物レンズと同等の半画角が得ら
れるように設計したものである。
【0029】
【表7】 FE =1:5.8 F =1.40 M = -0.137 W = 68.1 FB=0.05 面NO. R D Nd ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.006 0.30 ‐ ‐ 絞 ∞ 0.06 ‐ ‐ 3 -2.483 1.00 1.88300 40.8 4 -1.084 0.11 ‐ ‐ 5 -36.342 0.34 1.92286 18.9 6 1.961 1.23 1.77250 49.6 7 -2.413 1.21 ‐ ‐ 8 ∞ 1.00 1.51633 64.1 9 ∞ 0.30 1.53113 62.4 10 ∞ - ‐ ‐
【0030】表8は、以上の実施例1ないし6と比較例
について、像高y=1.07と1.34とにおける像面照度比(光
軸(y=0)上での像面照度を100とした場合の値)と歪曲
収差を調べた結果である。この表8から、本発明による
内視鏡用対物レンズは、歪曲収差は比較例に比して大き
いものの、像面照度比では著しい改善が見られることが
分かる。
【0031】
【表8】 半画角 歪曲収差 像面照度比 像高 y=1.34 y=1.34 / y=1.07 y=1.34 / y=1.07 実施例1 69.5 -65.0 / -33.0 78.2 / 85.1 実施例2 68.1 -63.3 / -32.1 80.2 / 87.2 実施例3 69.1 -64.7 / -32.8 82.5 / 87.5 実施例4 68.2 -64.5 / -33.1 87.3 / 94.0 実施例5 69.4 -64.0 / -32.9 71.0 / 79.9 実施例6 68.7 -64.1 / -32.3 77.7 / 82.7 比較例 68.1 -61.8 / -31.0 69.6 / 78.2
【0032】表9は、以上の実施例1ないし6の非球面
の非球面係数(A4、A6)の値と、条件式(1)の値につ
いての一覧表である。実施例1ないし6は、いずれも条
件式(1)を満足している。
【0033】
【表9】 焦点距離 非球面 A46 |A4|×f3 実施例1 1.42 7面 -4.85401×10-3 -1.56284×10-3 1.40310×10-2 実施例2 1.45 7面 -8.15799×10-3 -7.37785×10-3 2.51185×10-2 実施例3 1.44 5面 1.52032×10-2 -5.95020×10-3 4.56144×10-2 実施例4 1.49 7面 -2.24868×10-2 1.96315×10-3 7.45351×10-2 実施例5 1.39 1面 -6.39361×10-2 2.25126×10-2 1.73344×10-1 実施例6 1.45 2面 4.29430×10-1 1.52182 1.30728
【0034】
【発明の効果】本発明の内視鏡用対物レンズによれば、
画面周辺での像面照度比を大きくし、周辺部まで明るく
見える画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例1の
レンズ構成図である。
【図2】図1のレンズ構成の諸収差図である。
【図3】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例2の
レンズ構成図である。
【図4】図3のレンズ構成の諸収差図である。
【図5】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例3の
レンズ構成図である。
【図6】図5のレンズ構成の諸収差図である。
【図7】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例4の
レンズ構成図である。
【図8】図7のレンズ構成の諸収差図である。
【図9】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例5の
レンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ構成の諸収差図である。
【図11】本発明による内視鏡用対物レンズの実施例6
のレンズ構成図である。
【図12】図11のレンズ構成の諸収差図である。
【符号の説明】
10 前群 20 後群 21 正単レンズ 22 負レンズ 23 両凸レンズ 30 撮像面 31 カバーガラス
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA10 LA03 PA03 PA18 PB04 QA01 QA02 QA07 QA17 QA18 QA21 QA26 QA34 QA42 QA45 RA04 RA05 RA12 RA13 RA32 RA42 RA43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負又は0のパワーの前
    群、絞り、及び正パワーの後群からなり、 上記後群中に、光軸から離れるに従い曲率がきつくなる
    非球面からなる正パワー面と、光軸から離れるに従い曲
    率が緩くなる非球面からなる負パワー面との少なくとも
    一方を配置したことを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、負又は0のパワーの前
    群、絞り、及び正パワーの後群からなり、 後群中に、光軸から離れるに従い近軸での曲率半径から
    なる球面レンズより厚さが徐々に薄くなるような非球面
    を有するレンズを含むことを特徴とする内視鏡用対物レ
    ンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の内視鏡用対物レ
    ンズにおいて、上記非球面は、接合面でない最も像側の
    凸の面に配置されている内視鏡用対物レンズ。
  4. 【請求項4】 物体側から順に、負のパワーの前群、絞
    り、及び正パワーの後群からなり、 上記前群中に、光軸から離れるに従い曲率が緩くなる非
    球面からなる正パワー面と、光軸から離れるに従い曲率
    がきつくなる非球面からなる負パワー面との少なくとも
    一方を配置したことを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
  5. 【請求項5】 物体側から順に、負のパワーの前群、絞
    り、及び正パワーの後群からなり、 前群中に、光軸から離れるに従い近軸での曲率半径から
    なる球面レンズより厚さが徐々に厚くなるような非球面
    を有するレンズを含むことを特徴とする内視鏡用対物レ
    ンズ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の内視鏡用対物レ
    ンズにおいて、上記非球面は、接合面でない最も物体側
    の凸の面に配置されている内視鏡用対物レンズ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    内視鏡用対物レンズにおいて、非球面形状を x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
    A12y12・・・ (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
    は円錐係数、A4、A6、A8、A10・・・・・は各
    次数の非球面係数)で定義したとき、 各非球面が、次式(1)を満足することを特徴とする内
    視鏡用対物レンズ。 (1)0.005<|A4|×f3<5.0 但し、 f:全系の焦点距離。
JP2000323488A 2000-10-24 2000-10-24 内視鏡用対物レンズ Withdrawn JP2002131633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323488A JP2002131633A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 内視鏡用対物レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323488A JP2002131633A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 内視鏡用対物レンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002131633A true JP2002131633A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18801146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000323488A Withdrawn JP2002131633A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 内視鏡用対物レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002131633A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5893801B2 (ja) * 2013-10-30 2016-03-23 オリンパス株式会社 撮像装置
CN112255778A (zh) * 2020-11-05 2021-01-22 之江实验室 一种超细径大景深高分辨率内窥光学成像系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145614A (ja) * 1989-11-01 1991-06-20 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JPH06148518A (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 Olympus Optical Co Ltd 撮影レンズ
JPH09113799A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Konica Corp レトロフォーカスタイプ撮影レンズ
JPH1048514A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JP2000171700A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Konica Corp 広角レンズ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145614A (ja) * 1989-11-01 1991-06-20 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JPH06148518A (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 Olympus Optical Co Ltd 撮影レンズ
JPH09113799A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Konica Corp レトロフォーカスタイプ撮影レンズ
JPH1048514A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JP2000171700A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Konica Corp 広角レンズ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5893801B2 (ja) * 2013-10-30 2016-03-23 オリンパス株式会社 撮像装置
US10437039B2 (en) 2013-10-30 2019-10-08 Olympus Corporation Image-acquisition apparatus
CN112255778A (zh) * 2020-11-05 2021-01-22 之江实验室 一种超细径大景深高分辨率内窥光学成像系统
CN112255778B (zh) * 2020-11-05 2022-08-02 之江实验室 一种超细径大景深高分辨率内窥光学成像系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4189257B2 (ja) ズームレンズ系
JP2017173807A (ja) 撮像光学系
JPH04275514A (ja) 内視鏡用対物レンズ
US20090015938A1 (en) Wide-angle lens, optical apparatus and method for focusing
US7538953B2 (en) Zoom lens system
JPH0990214A (ja) 広角結像レンズ
JP2016075860A (ja) 顕微鏡結像レンズ、顕微鏡装置、及び、撮像光学系
JPH11125767A (ja) 撮影レンズ系
JP2016139087A (ja) 結像光学系
JP6025440B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP3206930B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP7051940B2 (ja) 反射屈折光学系の撮像レンズ
JP3713250B2 (ja) 接眼変倍光学系
JPH0921952A (ja) ズームレンズ
JPH05215966A (ja) 大口径比望遠ズームレンズ
JP2002323654A (ja) 小形ズームレンズ
JP4929902B2 (ja) 単焦点レンズと、これを有する撮像装置
JP7146436B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP6584142B2 (ja) 撮像光学系及びそれを有する撮像装置
JP2007310179A (ja) ズームレンズ
JPH10288736A (ja) 内視鏡対物レンズ系
JP2008008981A (ja) ファインダー光学系とこれを有する光学機器
JP3450544B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP2007212777A (ja) ズームレンズ
JP3033148B2 (ja) コンパクトなズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110113