JP2002130003A - 油圧走行車両 - Google Patents

油圧走行車両

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JP2002130003A
JP2002130003A JP2000320760A JP2000320760A JP2002130003A JP 2002130003 A JP2002130003 A JP 2002130003A JP 2000320760 A JP2000320760 A JP 2000320760A JP 2000320760 A JP2000320760 A JP 2000320760A JP 2002130003 A JP2002130003 A JP 2002130003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの過回転を防止しつつ、運転フィーリ
ングを向上させる。 【解決手段】 作業用圧力スイッチ44により操作レバ
ーBLの操作を検出し、走行用圧力スイッチ45により
アクセルペダル15の操作を検出する。操作レバーBL
の非操作時にアクセルペダル15の操作が所定時間計時
されると、エンジン回転数を回転数設定器47で設定さ
れた所定の回転数以下に制限する。操作レバーBLが操
作されると、アクセルペダル15の操作に拘わらずエン
ジン回転数を回転数設定ダイヤル46で設定した回転数
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイール式油圧ショベ
ルなどの油圧走行車両に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイール式油圧ショベル等の油圧走行車
両は、原動機で駆動される可変容量油圧ポンプからの吐
出油を駆動源とし、この圧油を走行用油圧モータに供給
して走行駆動するとともに、作業用アクチュエータに供
給して掘削などの作業を行う。この場合、走行用油圧モ
ータや作業用アクチュエータの駆動圧が所定値以上にな
ると可変容量油圧ポンプの傾転量を小さくする、馬力制
御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今日、油圧
モータを小型化することが効率などの点から望まれてい
る。しかしながら、油圧モータを小型化すると、車両の
高速走行時にモータが過回転するおそれがある。それを
防止するため、例えば走行時の原動機回転数を作業時の
原動機回転数よりも低く設定すると、走行、作業を繰り
返し行うような場合に回転数が頻繁に切り換えられ、運
転者にとって不快なものとなる。
【0004】本発明の目的は、モータの過回転を防止し
つつ、運転フィーリングを向上させることができる油圧
走行車両の原動機回転数制御装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図面に対応
付けて本発明を説明する。 (1)請求項1に記載の油圧走行車両は、原動機2で駆
動される油圧ポンプ10,20と、油圧ポンプ10,20
から吐出される圧油で駆動される走行用油圧モータ1
と、油圧ポンプ10,20から吐出される圧油で駆動さ
れる作業用油圧アクチュエータ32〜35と、走行用油
圧モータ1の回転数を調節するアクセルペダル15と、
作業用油圧アクチュエータ32〜35を操作する操作レ
バー手段BLと、アクセルペダル15の操作を検出する
ペダル検出手段45と、操作レバー手段BLの操作を検
出する操作レバー検出手段44と、原動機2の回転数を
調節する回転数調節手段28と、回転数調節手段28を
制御する回転数制御手段50と、走行時の原動機2の回
転数の上限を設定する走行上限設定手段47とを備え、
操作レバー検出手段44により操作レバー手段BLの操
作が検出されないとき、ペダル検出手段45によりアク
セルペダル15の操作が所定時間t1以上検出される
と、原動機2の回転数が少なくとも走行上限設定手段4
7により設定された回転数になるように、回転数制御手
段50が回転数調節手段28を制御することにより上述
した目的は達成される。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の油圧走行車
両において、原動機2の回転数Naを設定する回転数設
定手段46を備え、操作レバー検出手段44により操作
レバー手段BLの操作が検出されると、アクセルペダル
15の操作に拘わらず、原動機2の回転数が回転数設定
手段46により設定された回転数Naになるように、回
転数制御手段50が回転数調節手段28を制御するもの
である。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の油圧走行車
両において、操作レバー検出手段44により操作レバー
手段BLの操作が検出されないとき、ペダル検出手段4
5によりアクセルペダル15の操作が所定時間t1以上
検出されると、原動機2の回転数が走行上限設定手段4
7によって設定された回転数または回転数設定手段46
によって設定された回転数Naのいずれか低い値になる
ように、回転数制御手段50が回転数調節手段28を制
御するものである。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記
載の油圧走行車両において、油圧ポンプ10を可変容量
型として、この油圧ポンプ10に作用する負荷を検出す
る負荷検出手段41を備え、負荷検出手段41によって
検出された負荷が所定値P1以上になると、原動機2の
回転数が少なくとも走行上限設定手段47により設定さ
れた回転数よりも高い値になるように、回転数制御手段
50が回転数調節手段28を制御するものである。 (5)請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記
載の油圧走行車両において、回転数制御手段50が、ペ
ダル検出手段45の故障を判定する故障判定手段55を
有し、故障判定手段55によりペダル検出手段の故障が
判定されると、原動機2の回転数が少なくとも走行上限
設定手段47により設定された回転数になるように、回
転数調節手段28を制御するものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【実施の形態】図1〜図10により本発明をホイール式
油圧ショベルに適用した場合について説明する。ホイ−
ル式油圧ショベルは、ホイール式(タイヤ式)の走行体
上に旋回体を旋回可能に搭載し、この旋回体に作業用ア
タッチメントを取付けたものである。
【0008】図1は本発明によるホイール式油圧ショベ
ルの油圧回路図である。この油圧回路は、図示しないエ
ンジンにより駆動されるメインポンプ10,20と、メ
インポンプ10に対して直列に配設された4つのコント
ロールバルブ11〜14と、メインポンプ20に対して
直列に配設された5つのコントロールバルブ21〜25
と、コントロールバルブ11,25により制御された圧
油により駆動される走行モータ1と、コントロールバル
ブ12により制御された圧油により駆動されるバケット
シリンダ32と、コントロールバルブ13,23により
制御された圧油により駆動されるブームシリンダ33
と、コントロールバルブ14,22により制御された圧
油により駆動されるアームシリンダ34と、コントロー
ルバルブ21により制御された圧油により駆動される旋
回モータ35とを備えている。コントロールバルブ24
は予備のコントロールバルブである。走行モータ1,ブ
ームシリンダ33,アームシリンダ34はメインポンプ
10,20からの圧油が合流して動作速度を高速化する
合流回路で駆動される。パイロットポンプ10Aは後述
するパイロット回路へパイロット圧油を供給するととも
に、後述するアクセルペダルの操作/非操作、操作レバ
ーの操作/非操作の検出回路(図5)にも供給される。
【0009】図2は図1に示した走行油圧回路の詳細を
示す図である。なお、図2の走行油圧回路は図1の一方
のメインポンプ10と一方の走行用コントロールバルブ
11について示すものである。図2に示すように、エン
ジン(原動機)2により駆動される可変容量型メインポ
ンプ10からの吐出油は、コントロールバルブ11によ
りその方向および流量が制御され、カウンタバランスバ
ルブ3を内蔵したブレーキバルブ4を経て可変容量型走
行モータ1に供給される。走行モータ1の回転はトラン
スミッション5によって変速され、プロペラシャフト
6,アクスル7を介してタイヤ8に伝達され、ホイール
式油圧ショベルが走行する。走行駆動圧力(モータ駆動
圧)はポンプ圧力として圧力センサ41で検出される。
トランスミッション5の変速比は不図示のレバー操作に
よりロー/ハイいずれかに決定される。
【0010】メインポンプ10の傾転量はポンプレギュ
レータ10Bにより調整される。ポンプレギュレータ1
0Bはトルク制限部を備え、このトルク制限部にポンプ
吐出圧力がフィードバックされ、馬力制御が行なわれ
る。馬力制御とは図3に示すようないわゆるP−qp制
御である。なお、本実施の形態では、アクセルペダル1
5の操作量に応じて原動機回転数が変化する、いわゆる
アクセル制御ではなく、アクセルペダル15の操作量に
応じてコントロールバルブ11の開度を制御する、いわ
ゆるバルブ制御を行う。このバルブ制御の下、後述する
ように、走行時の最高回転数は1600r.p.m.に、高馬
力走行時の回転数は2150r.p.mに、作業時の最高回
転数は1950r.p.m.にそれぞれ制御される。この馬力
制御により、ポンプ吐出圧力Pとポンプ傾転量qpとで
決定される負荷がエンジン出力を上回らないように、レ
ギュレータ10Bによってポンプ傾転量qpが制御され
る。すなわち、上記フィードバックポンプ圧力Pがレギ
ュレータ10Bに導かれると、図3のP―qp線図に沿
ってポンプ傾転量qpが制御される。
【0011】走行モータ1の傾転量はレギュレータ1A
で調整される。レギュレータ1Aにはモータ駆動圧に応
じたパイロット圧が作用するようになっており、これに
よって、モータ傾転量qmは例えば大小2段階に切り換
えられる。すなわち、モータ駆動圧が所定値P1以上に
なるとレギュレータ1Aに所定以上のパイロット圧が作
用してモータ傾転量qmは最大とされ、モータ駆動圧が
所定値P1未満ではモータ傾転量qmは最小とされる。
【0012】パイロット回路は、パイロットポンプ10
Aと、アクセルペダル15の踏込みに応じてパイロット
2次圧力を発生する一対の走行パイロットバルブ16
A,16Bと、このパイロットバルブ16A,16Bに後
続し、パイロットバルブ16A,16Bへの戻り油を遅
延する一対のスローリターンバルブ17A,17Bとを
有する。アクセルペダル15は、その前側の踏み込み操
作(前踏み)および後側の踏み込み操作(後踏み)によ
りそれぞれ前方向および後方向へ回動可能であり、前踏
みによりパイロットバルブ16Aが駆動され、後踏みに
よりパイロットバルブ16Bが駆動される。これによっ
て、パイロット回路からのパイロット圧はコントロール
バルブ11のパイロットポートに作用し、そのパイロッ
ト圧に応じてコントロールバルブ11はF位置またはR
位置に切り換えられる。その結果、メインポンプ10か
らの圧油が走行モータ1に作用し、ペダル操作量に応じ
た速度で走行モータ1が回転し、車両が走行する。
【0013】アクセルペダル15の前踏みによる車両走
行中にペダル操作をやめると、走行パイロットバルブ1
6Aがパイロットポンプ10Aからの圧油を遮断し、そ
の出口ポートがタンクと連通される。この結果、コント
ロールバルブ11のパイロットポートに作用していた圧
油がスローリターンバルブ17A,走行パイロットバル
ブ16Aを介してタンクに戻る。このとき、スローリタ
ーンバルブ17Aの絞りにより戻り油が絞られるから、
コントロールバルブ11は徐々に中立位置に切り換わ
る。コントロールバルブ11が中立位置に切り換わる
と、メインポンプ10からの吐出油はタンクへ戻り、走
行モータ1への駆動圧油の供給が遮断され、カウンタバ
ランスバルブ3も図示の中立位置に切り換わる。
【0014】この場合、車体は慣性力により走行を続
け、走行モータ1はモータ作用からポンプ作用に変わ
り、図中Bポート側が吸入、Aポート側が吐出となる。
走行モータ1からの圧油は、カウンタバランスバルブ3
の絞り(中立絞り)により絞られるため、カウンタバラ
ンスバルブ3と走行モータ1との間の圧力が上昇して走
行モータ1にブレーキ圧として作用する。これにより走
行モータ1はブレーキトルクを発生し車体を制動させ
る。ポンプ作用中に吸入油量が不足すると、走行モータ
1にはメイクアップポート18より油量が補充される。
ブレーキ圧はリリーフバルブ19A,19Bにより、そ
の最高圧力が規制される。
【0015】ホイール式油圧ショベルの作業アタッチメ
ントはたとえば、ブーム、アーム、バケットからなる。
運転室にはアーム用、ブーム用およびバケット用のパイ
ロット操作レバーが設けられている。図4は作業アタッ
チメント用パイロット回路を代表してブームパイロット
回路を示している。ブーム操作レバーBLを操作する
と、その操作量に応じて減圧弁(パイロットバルブ)P
Vで減圧されたパイロットポンプ10Aからの圧力によ
り油圧パイロット切換式のブーム用コントロールバルブ
13,23(図1)が切換わり、メインポンプ10から
の吐出油がコントロールバルブ13,23を介してブー
ムシリンダ33に導かれ、ブームシリンダ33の伸縮に
よりブームが昇降する。ブーム操作レバーBLをブーム
上げ側に操作するとブームシリンダ33のボトム側に圧
油が供給され、ブーム下げ側に操作するとブームシリン
ダ33のロッド側に圧油が供給される。
【0016】図5は、アクセルペダル15の操作/非操
作状態と、操作レバーの操作/非操作状態とを検出する
回路を説明する図である。パイロットポンプ10Aから
の吐出油は、管路L1を介してバケット用コントロール
バルブ12、ブーム用コントロールバルブ13、アーム
用コントロールバルブ14、旋回用コントロールバルブ
21、アーム用コントロールバルブ22、ブーム用コン
トロールバルブ23および予備用コントロールバルブ2
4を通ってタンクへ導かれるとともに、管路L2を介し
て走行モータ用コントロールバルブ11および25を通
ってタンクへ導かれる。管路L1、L2にはそれぞれ絞
り42,43が設けられ、絞り42,43の下流側に作
業用圧力スイッチ44と走行用圧力スイッチ45がそれ
ぞれ設けられている。コントロールバルブ12〜14,
21〜24のいずれか一つが操作されると、絞り42の
下流側の管路L1の圧力が上昇し、圧力スイッチ44が
オンしてコントロールバルブ12〜14,21〜24す
なわち操作レバーの操作が検出される。同様に、コント
ロールバルブ11,25が操作されると、絞り45の下
流側の管路L2の圧力が上昇し、圧力スイッチ45がオ
ンしてコントロールバルブ11,25、すなわちアクセ
ルペダル15の操作が検出される。
【0017】図6はエンジン回転数を制御する制御回路
のブロック図であり、CPUなどで構成されるコントロ
ーラ50により各機器が制御される。エンジン2のガバ
ナ26は、リンク機構27を介してパルスモータ28に
接続され、パルスモータ28の回転によりエンジン回転
数が制御される。すなわち、パルスモータ28の正転で
エンジン回転数が上昇し、逆転で低下する。このパルス
モータ28の回転は、コントローラ50からの制御信号
により制御される。ガバナ26にはリンク機構27を介
してポテンショメ−タ29が接続され、このポテンショ
メ−タ29によりエンジン2の回転数に応じたガバナレ
バー角度を検出し、エンジン制御回転数Nθとしてコン
トローラ50に入力される。コントローラ50にはま
た、運転室からの操作によりエンジン回転数を設定する
回転数設定ダイヤル46と、図1に示した圧力センサ4
1と、図5に示した圧力スイッチ44,45と、所定の
回転数1600r.p.m.,2150r.p.m.を設定する回転
数設定器47,48と、所定の最小回転数(例えば90
0r.p.m.)を設定する回転数設定器49がそれぞれ接続
されている。なお、回転設定ダイヤル46では900r.
p.m.〜1950r.p.m.の範囲で回転数が設定される。
【0018】図7はコントローラ50の詳細を説明する
概念図である。関数発生器51は、予め定められた図示
のような特性により回転数設定ダイヤル46(ポテンシ
ョメータ)からの信号に対応する目標回転数(ダイヤル
回転数Na)を出力する。回転数設定器47に設定され
た所定回転数1600r.p.m.は、回転数制限スイッチ5
2が閉じているとき最小値選択回路53に入力される。
最小値選択回路53では設定回転数1600r.p.m.とダ
イヤル回転数Naとを比較し、2入力のうち最小値を選
択する。回転数制限スイッチ52は以下のような閉成信
号により閉じられる。
【0019】走行用圧力スイッチ45からのオン/オフ
信号はタイマ54と故障判定回路55にそれぞれ入力さ
れる。タイマ54は、走行用圧力スイッチ45からのオ
ン信号を所定時間t1(例えば2秒)計時すると閉成信
号出力器56に所定の信号を出力する。これによって、
閉成信号出力器56は閉成信号を出力し、回転数制限ス
イッチ52を閉じる。所定時間t1計時後は、リセット
信号が入力されるまで閉成信号出力器56はタイマの状
態に拘わらず閉成信号を続けて出力する。タイマ54は
走行用圧力スイッチ45からのオフ信号により、または
オン信号の所定時間t1の計時によりリセットされる。
作業用圧力スイッチ44からのオン/オフ信号は閉成信
号出力器56と閉成信号スイッチ57にそれぞれ入力さ
れる。閉成信号出力器56からの閉成信号は、作業用圧
力スイッチ44からのオン信号(リセット信号)によっ
てその出力を停止する。閉成信号スイッチ57は、作業
用圧力スイッチ44からのオン信号によって開放され、
オフ信号によって閉じられる。
【0020】故障判定回路55は走行用圧力スイッチ4
5の故障を判定する。走行用圧力スイッチ45は、正常
時には5Vの入力に対して0.5V(オフ信号)、また
は4.5V(オン信号)を出力するように調整されてい
る。圧力スイッチ55が異常信号を出力すると、すなわ
ち、5Vを出力すると故障判定回路55はスイッチ45
の断線と判定し、0Vを出力するとショートと判定し
て、回転数制限スイッチ52に閉成信号を出力する。こ
れによって、走行用圧力スイッチ45の故障時に、回転
数制限スイッチ52が閉じられる。
【0021】関数発生器58は、圧力センサ41からの
検出信号Pdが所定値(例えば、モータ傾転量qmの切
換圧力P1)以上になるとハイレベル信号を出力し、所
定値未満ではローレベル信号を出力する。アンドゲート
59は、走行用圧力スイッチ45がオン、すなわち、走
行用圧力スイッチ45から4.5Vが入力され、かつ関
数発生器58からハイレベル信号が出力されると切換信
号を出力し、設定切換スイッチ61を接点b側から接点
a側に切り換える。設定切換スイッチ61の各接点a,
bはそれぞれ回転数設定器48,49に接続されてい
る。設定切換スイッチ61が接点a側に切り換えられる
と設定回転数2150r.p.m.が最大値選択回路62に入
力され、接点b側に切り換えられると設定回転数900
r.p.m.が最大値選択回路62に入力される。
【0022】最大値選択回路62では、設定回転数21
50r.p.m.または900r.p.m.と最小値選択回路53で
選択された回転数とを比較し、その最大値を選択する。
そして、選択値(回転数指令値Nin)は、サーボ制御部
63でポテンショメータ29により検出したガバナレバ
ー27の変位量に相当する制御回転数Nθと比較され、
図8に示す手順にしたがって両者が一致するようにパル
スモータ28が制御される。
【0023】図8において、まずステップS21で回転
数指令値Ninと制御回転数Nθとをそれぞれ読み込み、
ステップS22に進む。ステップS22では、Nθ−N
inの結果を回転数差Aとしてメモリに格納し、ステッ
プS23において、予め定めた基準回転数差Kを用い
て、|A|≧Kか否かを判定する。肯定されるとステッ
プS24に進み、回転数差A>0か否かを判定し、A>
0ならば制御回転数Nθが回転数指令値Ninよりも大き
い、つまり制御回転数が目標回転数よりも高いから、エ
ンジン回転数を下げるためステップS25でモータ逆転
を指令する信号をパルスモータ28に出力する。これに
よりパルスモータ28が逆転しエンジン2の回転数が低
下する。
【0024】一方、A≦0ならば制御回転数Nθが回転
数指令値Ninよりも小さい、つまり制御回転数が目標回
転数よりも低いから、エンジン回転数を上げるためステ
ップS26でモータ正転を指令する信号を出力する。こ
れにより、パルスモータ28が正転し、エンジン回転数
が上昇する。ステップS23が否定されるとステップS
27に進んでモータ停止信号を出力し、これによりエン
ジン41の回転数が一定値に保持される。ステップS2
5〜S27を実行すると始めに戻る。
【0025】以上のように構成された油圧走行車両の特
徴的な動作についてさらに具体的に説明する。 (1) 図9は、圧力スイッチ44,45とエンジン回
転数との関係を示すタイムチャートである。なお、図9
では、圧力センサ41によって検出されたモータ駆動圧
は所定値未満(Pd<P1)であり、関数発生器58は
ローレベル信号を出力する。これによって、図7の設定
切換スイッチ61は接点b側に切り換えられ、最大値設
定回路には回転数900r.p.m.が入力される。また、回
転数設定ダイヤル46によりダイヤル回転数Naを掘削
作業に適した回転数(例えば1950r.p.m.)に設定し
ており、そのダイヤル回転数1950r.p.m.が最小値設
定回路53に入力される。
【0026】−走行または作業の単独動作− ここで、操作レバーが非操作、かつアクセルペダル15
が非操作のとき、圧力スイッチ44,45はともにオフ
信号を出力し、最小値設定回路53ではダイヤル回転数
1950r.p.m.が選択され、さらに、最大値設定回路6
2でもダイヤル回転数1950r.p.m.が選択される。サ
ーボ制御部63ではポテンショメータ29からの検出値
に相当する制御回転数Nθがこの回転数1950r.p.m.
となるようにパルスモータ28を制御し、これによっ
て、エンジン回転数はダイヤル回転数1950r.p.m.に
制御される。その状態からアクセルペダル15を踏み込
み操作して車両走行を開始すると走行用圧力スイッチ4
5はオン信号を出力し、タイマ54が起動する。タイマ
起動後、所定時間未満(t<2)でアクセルペダル15
の操作をやめると、閉成信号出力器56は閉成信号を出
力することなく、図9(a)に示すように、エンジン回
転数はダイヤル回転数1950r.p.m.のままである(t
=t1)。これによって、わずかな車両移動のような場
合にエンジン回転数がいちいち変化することなく、運転
フィーリングが良好である。
【0027】一方、タイマ起動後、所定時間(t=2)
が経過すると閉成信号出力器56は閉成信号を出力して
閉成信号スイッチ57を閉じ、最小値設定回路53では
回転数設定器47の設定回転数1600r.p.m.が選択さ
れ、最大値選択回路62でもその回転数1600r.p.m.
が選択される。その結果、エンジン回転数は設定回転数
1600r.p.m.に制御される(t=t2)。これによっ
て、通常の車両走行時にはエンジン回転数が設定回転数
1600r.p.m.に抑えられ、ポンプ吐出量が制限されて
走行モータ1の過回転が防止される。その後、アクセル
ペダル15の操作をやめるとタイマ54はリセットされ
るが、閉成信号出力器56は閉成信号を続けて出力し、
エンジン回転数は設定回転数1600r.p.m.に保たれる
(t=t3)。これによって、信号待ち等でアクセルペ
ダル15の操作をやめてもエンジン回転数は抑えられた
ままであり、燃費の悪化が防止される。
【0028】その状態から、操作レバーを操作すると、
作業用圧力スイッチ44はオン信号を出力し、閉成信号
出力器56をリセットして閉成信号の出力を停止させる
とともに、閉成信号スイッチ57を開放する。その結
果、回転数制限スイッチ52は開放され、最小値選択回
路53ではダイヤル回転数1950r.p.m.が選択され
て、エンジン回転数はダイヤル回転数1950r.p.m.に
制御される(t=t4)。これによって、操作レバーの
操作によりエンジン回転数は即座にダイヤル回転数19
50r.p.m.に制御され、作業性が向上する。その後、操
作レバーの操作をやめると作業用圧力スイッチ44はオ
フ信号を出力し、閉成信号スイッチ57を閉じる。この
とき、閉成信号出力器56は閉成信号を出力しないの
で、エンジン回転数はダイヤル回転数1950r.p.m.の
ままである(t=t5)。したがって、操作レバーを繰
り返し操作する場合には、エンジン回転数はダイヤル回
転数1950r.p.m.に保たれ、回転数の頻繁な変更が防
止される。
【0029】−作業と走行の複合動作− 操作レバーとアクセルペダル15を複合操作した場合、
エンジン回転数は次のように変化する。すなわち、車両
走行時にエンジン回転数が設定回転数1600r.p.m.に
制御された状態(t=t60)で、操作レバーを操作する
と、作業用圧力スイッチ44からのオン信号により閉成
信号スイッチ57が開放する。これによって、回転数制
限スイッチ52が開放し、図9(b)に示すように、エ
ンジン回転数はダイヤル回転数1950r.p.m.に制御さ
れる(t=t6)。また、車両走行時に操作レバーを操
作してエンジン回転数をダイヤル回転数1950r.p.m.
とした後(t=t70)、走行中に操作レバーの操作をや
めてタイマ54が所定時間(t=2)を計時すると、閉
成信号出力器56は閉成信号を出力し、エンジン回転数
は設定回転数1600r.p.m.に制御される(t=t
7)。これによって、車両走行時には操作レバーの操作
をやめてから所定時間(t=2)待たずに、エンジン回
転数を設定回転数1600r.p.m.にすることができる。
【0030】作業時にエンジン回転数がダイヤル回転数
1950r.p.m.に制御された状態で、アクセルペダル1
5を操作してタイマ54が所定時間(t=2)を計時後
(t=t80)、操作レバーの操作をやめると、即座に閉
成信号出力器56は閉成信号を出力し、図9(c)に示
すように、エンジン回転数は設定回転数1600r.p.m.
に制御される(t=t8)。これによって、作業終了直
後にエンジン回転数を抑えて走行することができる。
【0031】(2) 回転数設定ダイヤル46の設定値
(ダイヤル回転数)を変化させた場合、その設定値と圧
力スイッチ44,45、エンジン回転数との関係は図1
0(a)、(b)に示すようになる。なお、図10
(a)、(b)では圧力センサ41によって検出された
モータ駆動圧は所定値以下(Pd<P1)である。図1
0(a)に示すように、ダイヤル設定値を回転数設定器
47で設定された設定回転数1600r.p.m.以下に設定
すると、アクセルペダル15の操作に拘わらず、すなわ
ち回転数制限スイッチ52の開閉に拘わらず、最小値選
択回路53ではダイヤル回転数が選択される。これによ
って、エンジン回転数はダイヤル回転数に追従して制御
され、例えばダイヤル回転数を1000r.p.m.に設定す
れば車両の微速走行などが容易になる。
【0032】図10(b)に示すように、ダイヤル回転
数を最大値1950r.p.m.に設定し、アクセルペダル1
5を所定時間(t=2)以上操作すれば、最小値選択回
路53では設定回転数1600r.p.m.が選択され、エン
ジン回転数は設定回転数1600r.p.m.に制御される
(t=t9)。その後、ダイヤル回転数を設定回転数1
600r.p.m.以下(例えば1000r.p.m.)に設定する
と、エンジン回転数はそのダイヤル回転数1000r.p.
m.に制御され(t=t10)、ダイヤル回転数を最大値1
950r.p.m.に設定すれば、エンジン回転数は設定回転
数1600r.p.m.に制御される(t=t11)。すなわ
ち、走行時にはダイヤル回転数の大きさに拘わらずエン
ジン回転数は少なくとも設定回転数1600r.p.m.以下
に抑えられ、これによって、走行モータ1の過回転が防
止される。操作レバーを操作すると、閉成信号の出力が
停止して最小値選択回路53ではダイヤル設定値195
0r.p.m.が選択され、エンジン回転数はダイヤル回転数
1950に制御される(t=t12)。これによって、以
降、エンジン回転数はダイヤル回転数に追従して変化す
る。
【0033】(3) 圧力センサ41の検出値Pdと回
転数設定ダイヤル46の設定値、走行用圧力スイッチ4
5、エンジン回転数との関係は図10(c)に示すよう
になる。なお、図10(c)では、作業用圧力スイッチ
はオフ信号を出力している。車両走行時にモータ駆動圧
が増加して圧力センサ41の検出値が所定値P1以上に
なると、関数発生器58はハイレベル信号を出力し、設
定切換スイッチ61を接点a側に切り換える。その結
果、最大値設定回路62では回転数設定器48で設定さ
れた設定回転数2150r.p.m.が選択されて、エンジン
回転数は設定回転数2150r.p.m.になる(t=t1
3)。これにより、高馬力走行が可能となり、車両発進
時等、モータ駆動トルクが大きくなる場合でも出力不足
のないスムーズな走行が行える。その後、モータ駆動ト
ルクが減少して圧力センサ41の検出値Pdが所定値P
1以下になると、関数発生器58はローレベル信号を出
力し、設定切換スイッチ61を接点b側に切り換える。
これにより、最大値選択回路62では設定回転数160
0r.p.m.が選択され、エンジン回転数は設定回転数16
00r.p.m.に制御される(t=t14)。その結果、低馬
力走行時にはエンジン回転数が設定回転数1600r.p.
m.(ダイヤル回転数が1600r.p.m.以下のときはダイ
ヤル回転数)まで減少し、エンジン回転数は負荷に応じ
て最適に制御される。
【0034】故障判定回路55により走行用圧力スイッ
チ45の故障判定がなされると、故障判定回路55は回
転数制限スイッチ52に閉成信号を出力する。これによ
って、最小値選択回路53では設定回転数1600r.p.
m.またはダイヤル回転数の最小値が選択され、その選択
値は最大値選択回路62でもそのまま選択されて、エン
ジン回転数は少なくとも設定回転数1600r.p.m.以下
に抑えられる。これによって、センサの故障時であって
も走行モータ1の過回転が防止される。
【0035】このように本実施の形態では、アクセルペ
ダル15が所定時間以上操作されると、エンジン回転数
を少なくとも所定の設定回転数1600r.p.m.以下に制
御するようにしたので、走行モータ1の過回転が防止さ
れるとともに、わずかな車両移動と作業とを繰り返し行
う場合などにエンジン回転数が頻繁に変わることなく、
運転フィーリングが向上する。また、例えば図9のt=
t2に示したように、アクセルペダル15の操作を開始
してから所定時間後にエンジン回転数が減少するので、
ペダル操作開始と同時にエンジン回転数が減少する場合
のような違和感がない。また、モータ駆動圧に応じてエ
ンジン回転数を所定の設定回転数2150r.p.m.まで増
加させるようにしたので、高馬力運転も可能である。さ
らに、走行時にエンジン回転数をダイヤル設定値と設定
回転数1600r.p.m.のいずれか最小値に制御するよう
にしたので、車両の微速走行も容易に行える。
【0036】また、操作レバーが操作されると、即座に
エンジン回転数をダイヤル設定値に制御するようにした
ので、操作レバーの操作と同時にエンジン回転数を作業
に適した値に制御することができ、作業性が向上する。
さらに、操作レバーの操作により閉成信号出力器56か
らの信号をリセットするようにしたので、エンジン回転
数が設定回転数1600r.p.m.に制御されると、以降、
信号待ちなどによりアクセルペダル15の操作をやめて
も操作レバーが操作されるまでエンジン回転数は設定回
転数1600r.p.m.のままであり、燃費の悪化を防止す
ることができる。
【0037】さらにまた、走行、作業を圧力スイッチ4
4,45により検出し、その検出値に基づいてエンジン
回転数を制御するようにしたので、走行、作業を切り換
える切換スイッチなどの操作が不要である。また、アク
セル制御では走行パイロット圧を検出するためのセンサ
が必要になるが、本実施の形態ではコントロールバルブ
11の切換量に応じてエンジン回転数を制御するので、
その種のセンサが不要となる。さらに、走行用圧力スイ
ッチ45の故障を判定し、故障時にエンジン回転数を設
定回転数1600r.p.m.以下に制限するようにしたの
で、この場合も走行モータ1の過回転が防止される。
【0038】なお、上記実施の形態では、走行用圧力ス
イッチ45によりアクセルペダル15の操作を検出する
ようにしたが、アクセルペダル15の所定量以上の操作
を検出するようにしてもよい。また、高馬力走行以外に
おいて、走行時のエンジン回転数の上限を作業時のエン
ジン回転数の上限よりも低く設定したが、ポンプ傾転量
qpを制限することで走行モータ1の過回転が防止でき
れば、走行時のエンジン回転数の上限を作業時のエンジ
ン回転数の上限よりも高く設定してもよい。さらに、上
記実施の形態では、回転数設定ダイヤル46により作業
時の回転数を可変に設定するようにしたが、重負荷モー
ド、軽負荷モードなどの作業モードに応じてエンジン回
転数を設定するようにしてもよい。さらにまた、作業時
のエンジン回転数を可変とするのではなく、所定回転数
に固定してもよい。また、上記実施の形態では、アクセ
ルペダル15の所定時間の操作後、エンジン回転数を所
定回転数に設定し、ペダル操作をやめてもその回転数を
保持するようにしたが、ペダル非操作時にエンジン回転
数を別の回転数(例えばアイドル回転数)に制御するよ
うにしてもよい。さらに、モータ駆動圧に応じて高馬力
運転を行うようにしたが、新たに高馬力運転スイッチを
設け、このスイッチオンにより高馬力運転を有効とし、
スイッチオフにより高馬力運転を禁止するようにしても
よい。油圧ポンプ10を可変容量型としたが、固定容量
型としてもよい。
【0039】以上の実施の形態において、操作レバーB
Lなどが操作レバー手段を、パルスモータ28などが回
転数調節手段を、走行用圧力スイッチ45がペダル検出
手段を、作業用圧力スイッチ44が操作レバー検出手段
を、コントローラ50が回転数制御手段を、回転数設定
器47が走行上限設定手段を、回転数設定ダイヤル46
が回転数設定手段を、圧力センサ41が負荷検出手段
を、故障判定回路55が故障判定手段をそれぞれ構成す
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1の発明によれば、操作レバー手段の操作
が検出されないとき、アクセルペダルの操作が所定時間
以上検出されると、原動機の回転数を少なくとも走行上
限設定手段で設定された上限値に制限するようにしたの
で、モータの過回転が防止されるとともに、わずかな車
両移動と作業とを繰り返し行う場合などにエンジン回転
数が頻繁に変わることなく、運転フィーリングが向上す
る。 (2)請求項2の発明によれば、操作レバー手段の操作
が検出されると、アクセルペダルの操作に拘わらず、原
動機の回転数を回転数設定手段で設定された設定値に制
御するようにしたので、操作レバーの操作と同時にエン
ジン回転数を作業に適した値に制御することができ、作
業性が向上する。 (3)請求項3の発明によれば、操作レバー手段の操作
が検出されないとき、アクセルペダルの操作が所定時間
以上検出されると、原動機の回転数を走行上限設定手段
または回転数設定手段で設定された回転数のいずれか低
い値に制御するようにしたので、車両の微速走行も容易
に行える。 (4)請求項4の発明によれば、可変容量油圧ポンプに
作用する負荷が所定値以上になると、原動機の回転数を
少なくとも走行上限設定手段で設定された回転数よりも
高い値に制御するようにしたので、高馬力運転も可能で
ある。 (5)請求項5の発明によれば、アクセルペダルの操作
を検出するペダル検出手段の故障が判定されると、原動
機の回転数を少なくとも走行上限設定手段で設定された
上限値に制限するようにしたので、センサの故障時にも
走行モータの過回転が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホイール式油圧ショベルの油圧回
路図。
【図2】図1の走行油圧回路の詳細を示す図。
【図3】図2の可変容量ポンプのP−qp線図。
【図4】作業用パイロット油圧回路のうちブームパイロ
ット回路を示す図。
【図5】操作レバーの操作/非操作とアクセルペダルの
操作/非操作を検出する回路を示す図。
【図6】エンジン回転数を制御する制御回路のブロック
図。
【図7】図6に示す制御回路の詳細を説明する図。
【図8】エンジン回転数の制御手順を示すフローチャー
ト。
【図9】制御回路の動作を説明するタイムチャート(そ
の1)。
【図10】制御回路の動作を説明するタイムチャート
(その2)。
【符号の説明】
1 走行用油圧モータ 2 原動機 10,20 可変容量油圧ポンプ 10A パイロ
ットポンプ 11〜14、21〜25 コントロールバルブ 15 アクセルペダル 28 パルスモ
ータ 41 圧力センサ 44 作業用圧
力スイッチ 45 走行用圧力スイッチ 46 回転数設
定ダイヤル 47 回転数設定器 50 コントロ
ーラ 55 故障判定回路 BL 操作レバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 11/04 F02D 11/04 H 11/10 11/10 U 29/00 29/00 B 45/00 362 45/00 362H F15B 11/17 F15B 11/16 A Fターム(参考) 3G065 BA04 CA02 CA22 CA39 DA10 DA14 DA15 EA10 FA06 FA12 GA00 GA10 GA34 GA46 JA02 JA04 JA09 JA11 KA05 KA29 3G084 BA03 CA03 DA02 DA03 DA27 EA07 EA11 EB12 EC07 FA10 FA33 3G093 AA08 AA11 BA06 BA19 CA04 DA01 DA06 DB22 DB23 EA03 EB05 EC02 EC04 FA08 FA11 3H089 AA60 AA72 AA81 BB15 CC01 CC08 DA02 DA03 DA06 DA13 DB03 DB08 DB13 DB33 DB45 DB49 DB55 EE17 EE22 EE32 FF01 FF07 FF10 GG02 JJ02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機で駆動される油圧ポンプと、 前記油圧ポンプから吐出される圧油で駆動される走行用
    油圧モータと、 前記油圧ポンプから吐出される圧油で駆動される作業用
    油圧アクチュエータと、 前記走行用油圧モータの回転数を調節するアクセルペダ
    ルと、 前記作業用油圧アクチュエータを操作する操作レバー手
    段と、 前記アクセルペダルの操作を検出するペダル検出手段
    と、 前記操作レバー手段の操作を検出する操作レバー検出手
    段と、 前記原動機の回転数を調節する回転数調節手段と、 前記回転数調節手段を制御する回転数制御手段と、 走行時の前記原動機の回転数の上限を設定する走行上限
    設定手段とを備え、 前記回転数制御手段は、前記操作レバー検出手段により
    前記操作レバー手段の操作が検出されないとき、前記ペ
    ダル検出手段により前記アクセルペダルの操作が所定時
    間以上検出されると、前記原動機の回転数が少なくとも
    前記走行上限設定手段により設定された回転数になるよ
    うに、前記回転数調節手段を制御することを特徴とする
    油圧走行車両。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の油圧走行車両におい
    て、 前記原動機の回転数を設定する回転数設定手段を備え、 前記回転数制御手段は、前記操作レバー検出手段により
    前記操作レバー手段の操作が検出されると、前記アクセ
    ルペダルの操作に拘わらず、前記原動機の回転数が前記
    回転数設定手段により設定された回転数になるように、
    前記回転数調節手段を制御することを特徴とする油圧走
    行車両。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の油圧走行車両におい
    て、 前記回転数制御手段は、前記操作レバー検出手段により
    前記操作レバー手段の操作が検出されないとき、前記ペ
    ダル検出手段により前記アクセルペダルの操作が所定時
    間以上検出されると、前記原動機の回転数が前記走行上
    限設定手段によって設定された回転数または前記回転数
    設定手段によって設定された回転数のいずれか低い値に
    なるように、前記回転数調節手段を制御することを特徴
    とする油圧走行車両。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の油圧走
    行車両において、 前記油圧ポンプは可変容量型であって、 この油圧ポンプに作用する負荷を検出する負荷検出手段
    を備え、 前記回転数制御手段は、前記負荷検出手段によって検出
    された負荷が所定値以上になると、前記原動機の回転数
    が少なくとも前記走行上限設定手段により設定された回
    転数よりも高い値になるように、前記回転数調節手段を
    制御することを特徴とする油圧走行車両。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の油圧走
    行車両において、 前記回転数制御手段は、前記ペダル検出手段の故障を判
    定する故障判定手段を有し、前記故障判定手段により前
    記ペダル検出手段の故障が判定されると、前記原動機の
    回転数が少なくとも前記走行上限設定手段により設定さ
    れた回転数になるように、前記回転数調節手段を制御す
    ることを特徴とする油圧走行車両。
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