JP2002129942A - 発熱体ユニット - Google Patents

発熱体ユニット

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JP2002129942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動や熱変形に対処できる発熱体ユニットを
得る。 【解決手段】 円筒状の金属製の缶体1内部に複数のシ
ーズヒータ5を放射状に位置させるとともに、このシー
ズヒータ5の一端であるターミナル5aを並列接続させ
る集電ボックス4とを有し、これらの缶体1と缶体1内
に位置する集電ボックス4とを放射状にリブ3aを形成
してなる支持金具3で接合し、さらに、押え金具7でシ
ーズヒータ5を押え、且つ、押え金具7を前記支持金具
3のリブ3aに固定した発熱体ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンを利用したバス、トラック、乗用車等の排ガス清浄装
置の再生用熱源として用いられる発熱体ユニットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンから排出される排気
ガスには、黒鉛の原因となる微粒子のカーボンが多量に
含まれている。このカーボンを除去するために排気ガス
排出通路の途中にSiC等からなるフィルターが設置さ
れているが、短期間でフィルターが目詰まりして新しい
フィルターとの交換が必要となる。
【0003】このため、フィルターの近傍に電気ヒータ
を用いた発熱体ユニットを設置し、カーボンで目詰まり
したフィルターをこの発熱体ユニットで加熱することに
よって、このフィルターに蓄積したカーボンを燃焼さ
せ、浄化再生する方法が提案されている。(例えば特開
平3−179120号公報) この発熱体ユニットは、カーボンを燃焼させる電気ヒー
タとしてニクロム線ヒータやシーズヒータが用いられて
いるが、近年は金属性の円筒体の内部にシーズヒータの
発熱部を挿入して位置させるとともに、このシーズヒー
タの端末部を電源に接続する構造が主流となっている。
【0004】図5は、その従来のディーゼルエンジンの
排気ガス清浄装置の概略説明図を示している。
【0005】図において、15はバス、トラック、乗用
車、フォークリフト等の車体、16はこの車体15内に
組み込まれた駆動用のディーゼルエンジン、17はディ
ーゼルエンジン16から排出される排気ガスの排出通路
で、終端が後部で開口しており、またその途中にはSi
C等からなるフィルターユニット18と、このフィルタ
ーユニット18の排気ガス流入側に接してカーボンで目
詰まりしたフィルターユニット18を加熱し、その中に
蓄積したカーボンを燃焼させる発熱体ユニット19が設
置されている。
【0006】また、図4に示すように、フィルター6に
均一に排気ガスが当たるようにするために、排気ガスの
流入口側に整流板2を配置し下流にヒータ5、フィルタ
ー6が配置されたものもある(特開平9−68032号
公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常整流板にはセラミ
ックや、パンチングメタルのように開口部を多数設けた
金属板が使われるが、セラミックへは溶接等でシーズヒ
ータや集電ボックスを固定出来ず、振動や熱変形により
セラミックやフィルターへ応力がかかり割れてしまうと
いう問題があった。
【0008】また、パンチングメタルのような金属板へ
はシーズヒータを押え金具で溶接することで固定できる
がパンチングメタルの穴がランダムに開いているため取
り付け位置が決めにくいものであり、パンチングメタル
の穴位置を特定するとコスト高になるなどの問題を有し
ていた。
【0009】さらにパンチングメタルにシーズヒータを
固定した場合強度的に弱く耐久性に問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、整流板とシーズヒータの間に支持金具を
配設し、この支持金具と缶体、集電ボックスを溶接し、
さらにシーズヒータを押える押え金具を支持金具へ溶接
したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、円筒状の金属製の缶体
内部に複数のシーズヒータを放射状に位置させるととも
に、このシーズヒータの一端であるターミナルを並列接
続させる集電ボックスとを有し、これらの缶体と缶体内
に位置する集電ボックスとを放射状にリブを形成してな
る支持金具で接合し、さらに押え金具でシーズヒータを
押え、且つ、押え金具を前記支持金具のリブに固定して
発熱体ユニットを構成したものである。
【0012】このように構成したことにより、ヒータの
振動や熱変形を押えることが出来、整流板やフィルター
の破損という問題点を解決し、組立て作業性を向上させ
るものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す発熱体ユニ
ットの側面断面図である。図2は同じく平面図、図3は
同じく部分断面図である。
【0014】図において、1は外郭を構成する円筒状の
缶体である。この缶体1の中をディーゼルエンジンから
排出される排気ガスを通過させるものであり、その流入
側に整流板2を配置し、流出側にフィルター6を配置
し、その間にシーズヒータ5などを有しているものであ
る。
【0015】3は支持金具であり放射状にリブ3aを有
している。4は集電ボックス、5は本実施例では6本で
構成されるシーズヒータであり、放射状に形成され、こ
のシーズヒータ5の一方の端部にターミナル5aを有し
ている。シーズヒータ5のターミナル5aは缶体1内部
中央部の集電ボックス4の中で並列接続し、1本の集電
電極9として缶体1の外部に導かれている。
【0016】これらの各部品の固定手段としては、支持
金具3の外周と缶体1を溶接するとともに、支持金具3
の中央穴部に集電ボックス4を溶接する。これにより、
集電ボックス4が振動することを抑えるものである。
【0017】また、7は押え金具であり、この押え金具
7でシーズヒータ5を押え、さらに押え金具7を前記支
持金具3のリブ3aに溶接することによりシーズヒータ
5を固定する。この押え金具7とシーズヒータ5は缶体
1の円周方向に隙間を空けておき加熱時の熱膨張による
シーズヒータ5の伸びは円周方向へ伸び、近接するフィ
ルター6の方向へは伸びないようにしてある。
【0018】8は発熱体ユニットであり、前記した缶体
1、整流板2、支持金具3、集電ボックス4、シーズヒ
ータ5、押え金具7、集電電極9等で構成されているも
のである。
【0019】次に、本実施例の発熱体ユニット8を排気
ガス清浄装置に組み込んだ場合の作用を説明する。
【0020】排気ガスは排気ガス流入口側より入り、発
熱体ユニット8の整流板2を通りフィルター6を通過し
て排出側より排気される。この時フィルター6には排気
ガス内のカーボンが付着するので適宜な時期に発熱体ユ
ニット8に通電し、フィルター6に蓄積したカーボンを
燃焼させ、フィルター6を浄化再生するものである。
【0021】発熱体ユニットは支持金具で缶体、集電ボ
ックスを溶接し、また押え金具でシーズヒータを押え且
つ支持金具に溶接したことにより、車両の振動に対して
も十分な強度を有し、さらにシーズヒータの熱膨張に対
しても押え金具に隙間を設けることで対処してあり、シ
ーズヒータが熱変形してもフィルターに当たらないよう
にしてあり、フィルターが破損するということがなくな
るものである。
【0022】
【発明の効果】円筒形の金属製の缶体内部に支持金具を
配置し、この支持金具を集電ボックスおよび缶体と溶接
することで振動に対する強化を図るとともに、全体的な
強度を増すことができる。
【0023】また、支持金具と押え金具によりシーズヒ
ータの熱変形を抑えることが出来るものであり、整流板
やフィルターの破損という問題点を解決し、さらに押え
金具の取り付けを容易にすることが出来、組立て作業性
の向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発熱体ユニットの側面
断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく一部断面図である。
【図4】従来例を示す発熱体ユニットを含む排気ガス清
浄装置の概略図である。
【図5】従来のディーゼルエンジンの排気ガス清浄装置
の概略説明図である。
【符号の説明】
1:缶体 2:整流板 3:支持金具 3a:リブ 4:集電ボックス 5:シーズヒータ 5a:ターミナル 6:フィルター 7:押え金具 8:発熱体ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の金属製の缶体(1)内部に複数
    のシーズヒータ(5)を放射状に位置させるとともに、
    このシーズヒータ(5)の一端であるターミナル(5
    a)を並列接続させる集電ボックス(4)とを有し、こ
    れらの缶体(1)と缶体(1)内に位置する集電ボック
    ス(4)とを放射状にリブ(3a)を形成してなる支持
    金具(3)で接合し、さらに、押え金具(7)でシーズ
    ヒータ(5)を押え、且つ、押え金具(7)を前記支持
    金具(3)のリブ(3a)に固定したことを特徴とする
    発熱体ユニット。
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