JP2002161731A - 発熱体ユニット - Google Patents

発熱体ユニット

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JP2002161731A
JP2002161731A JP2000362068A JP2000362068A JP2002161731A JP 2002161731 A JP2002161731 A JP 2002161731A JP 2000362068 A JP2000362068 A JP 2000362068A JP 2000362068 A JP2000362068 A JP 2000362068A JP 2002161731 A JP2002161731 A JP 2002161731A
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JP
Japan
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heat
exhaust gas
heater
filter
producing
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Pending
Application number
JP2000362068A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Tsuyukubo
尚史 露久保
Nobuhide Uruno
信英 宇留野
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易でカーボンを効率よく燃焼させる
発熱体ユニットを得る。 【解決手段】 円筒状の金属製の缶体1内部に複数のシ
ーズヒータ5を放射状に位置させるとともに、このシー
ズヒータ5の一端であるターミナル5aを並列接続させ
る集電ボックス2を中央に配置し、さらにシーズヒータ
5の発熱部分3を缶体1外周部に位置させ、中央部は非
発熱部分4とした発熱体ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気熱源として広
く応用されるシーズヒータに関し、特にディーゼルエン
ジンを利用したバス、トラック、乗用車等の排ガス清浄
装置の再生用熱源として用いられる発熱体ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンから排出される排気
ガスには、黒鉛の原因となる微粒子のカーボンが多量に
含まれている。このカーボンを除去するために排気ガス
排出通路の途中にSiC等からなるフィルターが設置さ
れているが、短期間でフィルターが目詰まりして新しい
フィルターとの交換が必要となる。
【0003】このため、フィルターの近傍に電気ヒータ
を用いた発熱体ユニットを設置し、カーボンで目詰まり
したフィルターをこの発熱体ユニットで加熱することに
よって、このフィルターに蓄積したカーボンを燃焼さ
せ、浄化再生する方法が提案されている。(例えば特開
平3−179120号公報) この発熱体ユニットは、カーボンを燃焼させる電気ヒー
タとしてニクロム線ヒータやシーズヒータが用いられて
いるが、近年は金属性の円筒体の内部にシーズヒータの
発熱部を挿入して位置させるとともに、このシーズヒー
タの端末部を電源に接続する構造が主流となっている。
【0004】図3は、その従来のディーゼルエンジンの
排気ガス清浄装置の概略説明図を示している。
【0005】図において、15はバス、トラック、乗用
車、フォークリフト等の車体、16はこの車体15内に
組み込まれた駆動用のディーゼルエンジン、17はディ
ーゼルエンジン16から排出される排気ガスの排出通路
で、終端が後部で開口しており、またその途中にはSi
C等からなるフィルターユニット18と、このフィルタ
ーユニット18の排気ガス流入側に接してカーボンで目
詰まりしたフィルターユニット18を加熱し、その中に
蓄積したカーボンを燃焼させる発熱体ユニット19が設
置されている。
【0006】また、金属の缶体は外部へ熱が放出するた
め缶体外周部の温度が低くなりカーボンが燃焼しにくい
ためヒータ内部の抵抗発熱線の巻きピッチを変えて缶体
外周部に位置するヒータの一部が他の部分より高温にな
るようにして外周部分の温度が熱の放出で低くならない
ようにしたものもある。(特開平8−193509号公
報参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の発熱体にあ
っては、抵抗発熱線のピッチを変えて表面温度を部分的
に変える場合、ヒータ内部に組み込む前に抵抗発熱線の
ピッチを一部分伸ばす作業が必要である。また、ヒータ
完成後のピッチの変化位置はバラツキが多く、寸法を管
理するのが困難となるものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、放射状に配置したシーズヒータの発熱部
分を缶体外周側に偏らせて位置させ中央部は非発熱部分
としたものである。
【0009】また、排ガス流入側上流にシーズヒータの
電極を束ねる集電ボックスを配置することで流入した排
ガスを発熱部分に多く拡散させるようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、円筒状の金属製の缶体
内部に複数のシーズヒータを放射状に位置させるととも
に、このシーズヒータの一端であるターミナルを並列接
続させる集電ボックスを中央に配置し、さらにシーズヒ
ータの発熱部分を缶体外周部に位置させ、中央部は非発
熱部分としたことにより、温度分布を均一にした発熱体
ユニットを構成したものである。
【0011】このように構成したことにより、缶体外周
部は高温になり中央部は非発熱部分が多いため各部品の
耐熱温度を超え得るほど高温にならない。また、排ガス
流入側上流にシーズヒータの電極を束ねる集電ボックス
を配置することで流入した排ガスを発熱部分が多い缶体
外周部に拡散させることが出来るものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す発熱体ユニ
ットの側面断面図である。図2は同じく発熱体ユニット
をフィルター側から見た平面図である。
【0014】図において、1は外郭を構成する円筒状の
缶体である。この缶体1の中を車両等のディーゼルエン
ジンから排出される排気ガスを通過させるものであり、
その流入側にシーズヒータ5を配置し、流出側にフィル
ター6を配置させているものである。
【0015】2は集電ボックス、5は本実施例では6本
で構成されるシーズヒータであり、放射状に形成され、
このシーズヒータ5の一方の端部に電極となるターミナ
ル5aを有している。シーズヒータ5のターミナル5a
は排ガスの流入側上流で缶体1内部中央部の集電ボック
ス2の中で束ねられ並列接続し、1本の集電電極7とし
て缶体1の外部に導かれている。
【0016】3はシーズヒータ5の発熱部分であり、こ
の発熱部分3を缶体1の外周側に偏らせて位置させ中央
部は非発熱部分4としてある。
【0017】8は発熱体ユニットであり、前記した缶体
1、集電ボックス2、シーズヒータ5、集電電極7等で
構成されているものである。
【0018】次に、本実施例の発熱体ユニット8を排気
ガス清浄装置に組み込んだ場合の作用を説明する。
【0019】排気ガスは排気ガス流入口側より入り、発
熱体ユニット8のシーズヒータ5を通りフィルター6を
通過して排出側より排気される。この時フィルター6に
は排気ガス内のカーボンが付着するので適宜な時期に発
熱体ユニット8に通電し、フィルター6に蓄積したカー
ボンを燃焼させ、フィルター6を浄化再生するものであ
る。
【0020】この時、缶体1外周部は高温になり中央部
は非発熱部が多いため各部品の耐熱温度を超え得るほど
高温にならない。また、排ガス流入側上流の中央にシー
ズヒータ5の電極を束ねる集電ボックス2を配置するこ
とで、流入した排ガスを発熱部分が多い缶体1外周部に
拡散させるものである。
【0021】
【発明の効果】円筒形の金属製の缶体内部にシーズヒー
タを放射状に位置させるとともに、集電ボックスを中央
に配置し、さらにシーズヒータの発熱部分を缶体外周部
に位置させ、中央部を非発熱部分としたことにより、缶
体外周部は高温になり中央部は非発熱部分が多いため各
部品の耐熱温度を超えるほど高温にならない。
【0022】また、排ガス流入側上流の中央にシーズヒ
ータの電極を束ねる集電ボックスを配置することで流入
した排ガスを発熱部分が多い缶体外周部に拡散させるこ
とができ、外周部分でのカーボンの燃焼が効率よく行わ
れるものである。
【0023】また、シーズヒータの抵抗発熱線のピッチ
を変えることもないので、寸法管理も容易で、且つシー
ズヒータの製造も容易であり、従って容易に発熱体ユニ
ットの温度を均一にすることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発熱体ユニットの側面
断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】従来のディーゼルエンジンの排気ガス清浄装置
の概略説明図である。
【符号の説明】
1:缶体 2:集電ボックス 3:発熱部分 4:非発熱部分 5:シーズヒータ 5a:ターミナル 6:フィルター 8:発熱体ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の金属製の缶体(1)内部に複数
    のシーズヒータ(5)を放射状に位置させるとともに、
    このシーズヒータ(5)の一端であるターミナル(5
    a)を並列接続させる集電ボックス(2)を中央に配置
    し、さらにシーズヒータ(5)の発熱部分(3)を缶体
    (1)外周部に位置させ、中央部は非発熱部分(4)と
    したことを特徴とする発熱体ユニット。
JP2000362068A 2000-11-29 2000-11-29 発熱体ユニット Pending JP2002161731A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270198A (ja) * 2007-03-26 2008-11-06 Ngk Insulators Ltd 加熱装置
JP2015520010A (ja) * 2012-03-26 2015-07-16 ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングHeraeus Noblelight GmbH 基板照射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270198A (ja) * 2007-03-26 2008-11-06 Ngk Insulators Ltd 加熱装置
JP2015520010A (ja) * 2012-03-26 2015-07-16 ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングHeraeus Noblelight GmbH 基板照射装置

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