JPH05288036A - 加熱式ハニカム構造体 - Google Patents

加熱式ハニカム構造体

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JPH05288036A
JPH05288036A JP4118273A JP11827392A JPH05288036A JP H05288036 A JPH05288036 A JP H05288036A JP 4118273 A JP4118273 A JP 4118273A JP 11827392 A JP11827392 A JP 11827392A JP H05288036 A JPH05288036 A JP H05288036A
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corrugated plate
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Yukihisa Takeuchi
幸久 竹内
Kouou Yamazaki
康櫻 山崎
Atsushi Okajima
篤 岡島
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時における高温と低温との繰り返しのた
めに,波板と平板との間のズレに伴うスコーピングを発
生するということがなく,また加熱状態の調整が可能な
ハニカム構造体を提供すること。 【構成】 複数の平板21〜24と波板31〜34とを
渦巻き状に巻回したハニカム構造体で,両板は金属板で
あると共に少なくともその一方の表面に絶縁被膜を有す
る。複数の波板のうち第1波板31とこれに隣接する両
側の平板21,22とは,入口端11において導電可能
に接合され,出口端12は接合されていない。逆に,第
2波板32とこれに隣接する両側の平板22,23と
は,出口端12において導電可能に接合され,入口端1
1では接合されていない。加熱用電流は,うず巻き状の
平板と波板とを,それらがジグザグ状になった部分を流
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,排気ガス浄化用触媒担
体,ディーゼルパティキュレートのトラッパなどに用い
る,渦巻き状の加熱式ハニカム構造体に関する。
【0002】
【従来技術】例えば,自動車の排気浄化に用いるヒータ
触媒,そのスタートアップヒータ,ディーゼルエンジン
の排気中のパティキュレートを捕集するためのトラッパ
においては,平板と波板とを渦巻き状に巻回したハニカ
ム構造体が用いられている(例えば,特開平2−223
622号,特開平3−32923号)。これらハニカム
構造体は,薄肉の材料を用いて,容易に通気性のコルゲ
ート構造体(後述の図5,6参照)に製造できる点で優
れている。
【0003】
【解決しようとする課題】ところで,上記ヒータ触媒,
スタートアップ用ヒータ,トラッパは,触媒層を高温に
したり,捕集したパティキュレートを燃焼除去させるた
め,約350〜1000℃に通電加熱される。それ故,
ハニカム構造体は,その長期使用中において上記加熱の
繰り返しにより,ハニカム構造体の中心部分が前方ある
いは後方へ少しづつ突出していくという,スコーピング
を生ずることがある。つまり,平板と波板の相互間にズ
レを生じて,ハニカム構造体の軸方向へのズレを生ず
る。
【0004】そこで,図15に示すごとく,中心電極4
1に巻回した平板21〜24と,波板31〜34と,こ
れらの外周に配置した外筒電極42とよりなり,外筒電
極方向と直角方向に多数のガス通路90とを有する加熱
式ハニカム構造体9において,ガス通路90の入口端9
1と出口端92の両方において平板21〜24と波板3
1〜34とを溶接部95により接合することも考えられ
る。
【0005】この場合にはスコーピングを防止できる。
しかし,この場合は上記入口端91と出口端92の両端
面において,平板21〜24と波板31〜34とが溶接
により接合されている。そのため,ハニカム構造体9の
加熱に当たって,中心電極41と外筒電極42との間に
電圧を印加したとき,その電流は平板及び波板の両端の
接合部95を直線状に流れてしまう。そのため,平板又
は波板の内部に電流が流れずハニカム構造体が加熱され
なくなってしまう。
【0006】そこで,これに対応するため,平板を波板
よりも予め突出させておき,両者の巻回時平板の突出部
を波板方向に折曲すると共に両者を抵抗溶接し,両者を
一体化することが提案されている(特開平1−2421
53号公報)。また,巻回した平板と波板において,そ
のガス通路の入口端における波板の山部又は谷部のいず
れか一方を平板と周方向において連続的に接合し,ガス
通路の出口端における波板の上記接合と異なるサイドの
谷部又は山部を,他の平板と周方向に連続的に接合する
ことが提案されている(特開平3−86244号公
報)。
【0007】しかしながら,これらのハニカム構造体に
おいても,スコーピングの防止が充分でないと共に,ハ
ニカム構造体内部の各部分における加熱状態が充分でな
い。即ち,ハニカム構造体においては,例えば中心電極
41と外筒電極42の付近は比較的ガス流量が低い。そ
のため,熱が奪われ難いが,その間の中間部分ではガス
流量が多く熱を奪われ易い。そのため,例えばこの中間
部分を集中的に加熱できるよう構成することが望まれ
る。
【0008】また,中心電極41は,ハニカム構造体の
外部へ連結されているため,熱が放出され易く,中心電
極付近のガス通路は特にスタートアップ時に昇温され難
い。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,スコーピン
グの発生がなく,加熱状態の調整が可能なハニカム構造
体を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,複数の平板と波板とを渦
巻き状に巻回してなると共に,平板及び波板は金属板で
あって少なくとも一方の表面には絶縁被膜を有し,ま
た,巻回中心部には中心電極を,一方外周部には外筒電
極を有し,上記巻回方向と直角方向には多数のガス通路
を形成してなり,両電極間に電圧を印加することにより
発熱させる形式のハニカム構造体であって,上記複数の
波板のうち第1波板とこれに隣接する両側の平板とはガ
ス通路の入口端において互いに導電可能に接合されてお
り,一方その出口端においては両者は接合されておら
ず,逆に,他の第2波板とこれに隣接する両側の平板と
はガス通路の入口端においては接合されておらず,一方
その出口端においては両者が互いに導電可能に接合され
ていることを特徴とする加熱式ハニカム構造体にある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,ガ
ス通路の入口端において第1波板とこれに隣接する平板
とを導電可能に接合し,その出口端は接合せず,一方逆
に出口端において第2波板とこれに隣接する平板とを導
電可能に接合し,その入口端は接合しないこと,つまり
入口端を接合した場合には出口端は接合せず,出口端側
を接合した場合には入口端は接合しないことである。
【0011】上記第1波板,第2波板は,複数の平板を
任意に選択することにより特定する。本発明では,入口
端を接合する平板を第1波板,出口端を接合する平板を
第2波板としている。第1波板と第2波板は,交互に選
択することが好ましい。これにより,加熱用電流が各平
板を順次通って,ハニカム構造体全体が加熱される。上
記平板及び波板は,帯状の金属板であり,少なくとも一
方はその表面に電気絶縁被膜を有している。
【0012】このような絶縁被膜は,種々の方法により
金属板表面に形成できる。例えば,金属板としてFe
(残)−(18〜25wt%)Cr−(3〜6wt%)
Al−(0.01〜1wt%)REM(希土類元素,例
えば,ランタンLa,セリウムCe,イットリウムY
等)〔以下,これをFe−Cr−Al−REMと記す〕
の薄い板(板厚0.03〜0.15mmの箔)を用い
る。そして,この素材を900℃以上の温度で1時間以
上,空気中で加熱することにより,その表面に強固な酸
化物層,即ち絶縁被膜が形成される。
【0013】また,金属板は上記と同じものを使用し,
その表面にアルミナゾルを付着させ,それを900℃以
上の温度で1時間以上加熱させる。これにより,アルミ
ナゾルがアルミナとなり,Fe−Cr−Al−REMの
表面に,絶縁被膜としての酸化物層が形成される。この
場合は該絶縁被膜は,前記方法で作成されたものと,ア
ルミナゾルから作られたアルミナとの混合層となり,強
固な酸化物層となる。
【0014】次に,金属板は上記と同じものを使用し,
その表面に有機糊料とアルミナとを混合したスラリーを
付着させ,焼結させることによって,表面にアルミナの
層を形成する。この場合,一般のアルミナゾルを絶縁被
膜が必要な部分にだけ付着させることも可能であり,そ
の後の焼成によって,アルミナ層を形成させる。上記有
機糊料としては,メチルセルロース,エチルセルロー
ス,ブチラールエポキン樹脂等,接合力があり,かつ加
熱処理されたとき,飛散してなくなるものを用いる。
【0015】次に,上記入口端,出口端における接合
は,接合される第1波板又は第2波板とこれに隣接する
両側の平板との間において,加熱用の電流が流れるよ
う,導電可能に接合される必要がある。このような接合
方法としては,接合部分にロー材を介在させ,ロー材の
溶解温度で接合させる方法がある。また,レーザー溶接
法,アルゴン溶接法などがある。
【0016】また,例えばFe−Cr−Al−REMで
作られた平板と波板との間の上記接合部分に,Fe−C
r−Al−REM材料からなる1〜200μm程度の粒
径の粉末を介在させ,これらを焼結によって,金属拡散
接合させる方法を用いることもできる。これらの方法を
用いた接合部分は,機械的強度が高い。また,この場合
は,上記接合部分には,上記絶縁被膜を形成しておかな
い。或いは絶縁被膜を削除する。
【0017】また,上記発明においては,平板と波板と
は,中心電極の近くにおいては,入口端及び出口端の両
者とも,隣接する平板と導電可能に接合されていること
を特徴とする加熱式ハニカム構造体とすることもでき
る。上記の「中心電極近」とは,ハニカム構造体の半径
の50%以下をいう。
【0018】このような構成を採る場合には,中心電極
近くにおいては,平板と波板の入口端及び出口端におい
て,ハニカム構造体の半径方向に直線的に加熱用電流が
流れる。そのため,中心電極近くの平板及び波板の発熱
を抑制することができる。それ故,発熱のピーク部分
を,ガス流量の多い中心電極と外筒電極との中間付近に
設定することができる。
【0019】また,上記発明においては,平板と波板と
は,中心電極の近くにおいては,ガス通路に沿った接触
面が導電可能に接合されていることを特徴とする加熱式
ハニカム構造体とすることもできる。このような構成を
採る場合には,中心電極近くの平板と波板は,その接合
部分において,ハニカム構造体の半径方向に加熱用電流
が流れる。そのため,上記と同様に中心電極近くの発熱
を抑制し,発熱のピーク部分を上記と同様に中間付近に
設定することができる。
【0020】上記のごとく,平板と波板とをガス通路に
沿った接触面において接合する方法としては,絶縁被膜
を形成することなく両者の接触面を接触させ,高温に加
熱する方法がある。これにより,両面間に金属分子の移
動が生じ,金属接合が生ずる。また,ロー材により接合
することもできる。或いは,溶接,金属粉末の焼結によ
る接合方法もある。また,本発明においては,中心電極
は中空体とすることができる。これにより,中心電極付
近からハニカム構造体外部への放熱を防止することがで
きる。そのため,特に,ハニカム構造体の加熱初期にお
ける,中心電極付近の加熱遅れを防止することができ
る。
【0021】
【作用及び効果】本発明においては,上記のごとく,第
1波板は入口端において隣接する波板と導電可能に接合
され,出口端においては接合されず,逆に第2波板は入
口端においては接合されずに出口端において隣接する波
板と導電可能に接合されている。
【0022】そこで,まずスコーピングに関しては,本
発明においては,上記のごとくガス通路の入口端を接合
した場合には出口端側を接合せず,一方出口端側を接合
した場合には入口端側を接合していない。換言すれば,
波板はガス通路の一方で接合され,他方は自由状態にあ
る。そのため,ハニカム構造体に加熱冷却が繰り返し生
じても,波板は自由に伸縮することができる。
【0023】また,平板も,同一の波板には,入口端又
は出口端のいずれかが接合されているのみで,両端が同
一の波板に拘束されている訳ではない。そのため,平板
も,上記加熱,冷却の繰り返しに対して,自由に伸縮で
きる。したがって,波板,平板ともに,無理な熱応力が
発生せずスコーピング発生のおそれがない。
【0024】次に,加熱状態に関しては,中心電極と外
筒電極との間に加熱用電圧が印加されたときには,その
電流はまず第1波板の入口端側の接合部において一方の
平板から第1波板に入り他方の平板に入る。該電流は,
該他方の平板の中をガス通路に沿って出口端側へ流れ,
出口端側の接合部において隣接する第2波板に入り,更
に他方の平板に入る。そして,電流は,その平板をガス
通路に沿って上記とは,逆方向に入口端側に流れ,入口
端側の接合部において,上記と同様に他の第1波板に入
り更に他方の平板に入る。
【0025】このようにして,加熱電流は,概略平板の
中を順次ジグザグ状に流れるものは少量で,大部分はう
ず巻き状の平板や波板の中を流れる。この流れる量は,
ジグザグ状の電流経路の抵抗値の大きさと,うず巻き状
の平板や波板だけの中を流れる電流経路の抵抗値の大き
さとによって決まる。うず巻き状の平板,波板の中を大
部分の電流が流れると,発熱状態は均一になるが,ジグ
ザグ状にも電流が流れ,その割合が大きくなるにつれ中
心電極付近の温度が高くなる傾向にある。
【0026】また,前記のごとく,中心電極付近の入口
端及び出口端を,或いは中心電極付近の平板と波板の接
触部分を,導電可能に接合する場合には,前記のごとく
部分的に加熱状態を調整することもできる。以上のごと
く,本発明によれば,スコーピングの発生がなく,加熱
状態の調整が可能な加熱式ハニカム構造体を提供するこ
とができる。
【0027】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる加熱式ハニカム構造体につき,
図1〜図7を用いて説明する。本例のハニカム構造体1
は,まず図1,図5,図6に示すごとく,複数の平板2
1〜24と波板31〜34とを渦巻き状に巻回してな
る。上記平板21〜24及び波板31〜34は,図2に
示すごとく,その表面に,後述する接合部分15を除い
て,絶縁被膜20,30を有する金属板(実施例2に示
すFe−Cr−Al−REM)である。
【0028】また,ハニカム構造体1は,図1〜図4に
示すごとく,その中心部に中心電極41を,一方外周部
には外筒電極42を有し,巻回方向と直角方向には多数
のガス通路10を形成してなる。そして,このハニカム
構造体は,中心電極41と外筒電極42との間に電圧を
印加することにより,全体を加熱する形式の加熱式ハニ
カム構造体である。
【0029】ここに重要なことは,次のごとく波板と平
板との接合状態である。即ち,図1〜図4に示すごと
く,上記複数の波板31〜34のうち,第1波板31と
これに隣接する両側の平板21,22とは,ガス通路1
0の入口端11において互いに導電可能に接合され,接
合部15を有する。また,該第1波板31は,ガス通路
10の出口端12においては接合されておらず自由状態
にある(図1)。
【0030】一方,逆に第2波板32とこれに隣接する
両側の平板22,23とは,ガス通路10の入口端11
においては,接合されていない。また,該第2波板32
は,出口端において,上記平板22,23に導電可能に
接合されて,接合部15を有する(図1,図2)。
【0031】上記平板21〜24,波板31〜34は,
図2に示すごとく,その表面に絶縁被膜20,30を有
し,両者の接触部分は互いに電気的に絶縁されている。
しかし,上記接合部15を形成する部分には,絶縁被膜
20,30が形成されていない。また,本例において
は,入口端11を接合する第1波板は波板31,33
を,出口端12を接合する第2波板は波板32,34と
している。即ち,第1波板と第2波板を交互に配置して
いる。
【0032】また,図7に示すごとく,上記中心電極4
1と外筒電極42との間には,電源43,スイッチ44
を介在させて,ハニカム構造体1に加熱用の電圧を印加
するためのヒート回路が形成されている。図7におい
て,符号G及び矢印は,排気ガス等のガス及びその流れ
を示す。本例の加熱式ハニカム構造体1は,実施例2に
具体例を示すごとく,例えば自動車の排気ガス浄化用触
媒の担体に用いる。
【0033】次に作用効果につき説明する。本例のハニ
カム構造体1は,その使用に当たって,前記のごとく,
加熱,放冷が繰り返される。そのため,スコーピングが
発生しようとする。しかし本例の波板31〜34は,前
記のごとく,平板21〜24に対して,入口端11と出
口端12とにおいて交互に,導電可能に接合されてお
り,出口端又は入口端の一方が自由状態にある。
【0034】そのため,ハニカム構造体1に,加熱冷却
が繰り返し生じても,波板31〜34は自由に伸縮する
ことができる。また,平板21〜24も,同一の波板に
は,入口端11又は出口端12のいずれかが接合されて
いるのみである。そのため,上記加熱冷却の繰り返しに
対して自由に伸縮できる。したがって,波板31〜3
4,平板21〜24ともに,無理な熱応力が発生せず,
スコーピング発生のおそれがない。
【0035】また,加熱状態に関しては,中心電極41
と外筒電極42との間に加熱用電圧が印加されたときに
は,電流は中心電極41から外筒電極42に向かって流
れる。このとき,図2に示すごとく,電流Eは矢印で示
すごとく,平板21の入口端211から接合部15,第
1波板31の入口端311を経て,更に第1波板31と
平板22との間の接合15を経て平板22に入る。
【0036】そして,平板22の中を,ガス通路10に
沿って,入口端から出口端に向かって流れる。その後平
板22の出口端側においては,上記と同様に,図1より
知られるごとく,接合部15から第2波板32に入る。
そして,第2波板32の出口端を経て,更に第2波板3
2と平板23との接合部15を経て平板23に入る。そ
して,平板23内を入口端11側に向かって流れる。
【0037】このようにして,上記電流Eはうず巻き状
の平板21〜24,波板31〜34の部分に大部分の電
流が流れ,平板内にも上記のごとくジグザグ状に少量の
電流が流れる。その結果,中心電極部付近の温度が高く
なるが,概略ハニカム構造体全体を加熱することができ
る。
【0038】実施例2 本例は,実施例1に示したものと同様のハニカム構造体
を,自動車の排気ガス浄化用触媒の担体に用いた具体例
を示すものである。まず,上記ハニカム構造体を作製す
るに当たっては,平板21(他の平板も同様)及び波状
に加工した波板31(他の波板も同様)を準備する。平
板21は,長さ900〜1000mm,幅(ガス通路方
向)35mmのものを4枚準備した。この平板21に
は,その表裏面に,空気中高温処理によって形成したA
2 3 を主成分とする絶縁被膜20が形成されている
(図2)。
【0039】但し,前記接合部15を形成する部分に
は,入口端又は出口端に,2〜3mmの幅で絶縁被膜は
形成されていない。一方,波板31は,長さ900〜1
000mm,幅35mmのものを4枚準備した。波板3
1の表面には,絶縁被膜は形成されていない。上記平板
及び波板は,共にFe(残部)−20wt%Cr−5w
t%Al−0.1wt%REM(前記参照)の,厚み
0.05mmの金属板を用いた。
【0040】その後,上記8枚の平板21,波板31を
交互に積層させた状態で,これらの基端部を中心電極4
1に電気溶接し,次いで図5,図6に示すごとく巻回し
た。巻回後,巻回物の外周と外筒電極42の外周との間
に,ニッケルのロー材を配置し,両者を圧入した。その
後,800〜1200℃の不活性ガス中または真空中
(1×10-4Torr)で焼成し,接合させた。これに
より,平板21と波板31との接触部分において,平板
21に絶縁被膜が形成されていない部分と波板31(本
例では絶縁被膜は形成されていない)とが,金属拡散に
より接合され,接合部15を形成する。
【0041】なお,上記平板21と波板31の端部の接
合において,強い接合が得られないときには,平板21
の絶縁被膜が形成されていない部分に,上記と同様組成
のFe−Cr−Al−REMの粉末8ペーストで付着さ
せておく。これにより,該粉末が上記加熱焼成時に溶融
し,両者が強固に接合される。以上により,ハニカム構
造体が作製される。
【0042】次に,上記ハニカム構造体に触媒担体とし
てのγ−Al2 3 粉末を付着させる。即ち,γ−Al
2 3 粉末と有機糊料とからなるスラリー中に,上記ハ
ニカム構造体を浸漬し,平板及び波板の表面にγ−Al
2 3 粉末のスラリーを付着させる。次いで,このスラ
リー付着ハニカム構造体を600〜800℃で乾燥焼成
し,γ−Al2 3 層を平板及び波板の表面に強固に固
着させる。これにより,担体用のハニカム構造体が得ら
れた。
【0043】次に,このハニカム構造体のγ−Al2
3 層の中に,排気浄化触媒としての,Pt,Ph,P
d,Ruなどを担持させる。これにより,触媒を担持し
た排気浄化用ハニカム構造体が得られた。その後,この
ハニカム構造体を,自動車エンジンの排気パイプ中のコ
ンバータ内に設置する。その他は,実施例1と同様であ
る。
【0044】上記ハニカム構造体は,直径約90mm,
幅35mmである。中心電極41と外筒電極42との間
には,12ボルトの加熱用電圧が印加でき,150〜2
00Aの電流が流れるよう構成されている(図7)。ま
た,通電時間10〜15秒で,ハニカム構造体は350
〜400℃に加熱することができた。
【0045】上記ハニカム構造体は,排気量2000c
cのエンジンのマニホールド直下に装着してある。この
触媒ハニカム構造体においては,加熱スタート後10〜
15秒で,排気ガス中の炭化水素,一酸化炭素,窒素酸
化物を大幅に浄化することができた。また,このハニカ
ム構造体は,長時間の使用においても,スコーピングは
何ら発生しなかった。
【0046】実施例3 本例は,図8に示すごとく,平板21〜24の幅は外筒
電極42と同じであるが,波板31〜34の幅は,外筒
電極42よりも少し短く構成したものである。そして,
波板31,33は,ハニカム構造体1の入口端11にお
いては,平板21〜24よりも若干後退し,出口端12
においては平板21〜24と同じ位置にある。また,波
板32,34は,上記と逆に,出口端12が平板21〜
24より後退している。
【0047】具体的には,平板21〜24の幅が35m
mであるのに比して,波板31〜34の幅は32〜34
mmである。その他は実施例1と同様である。上記のご
とく,波板31,33と波板32,34とを,出口端1
2又は入口端11側へ寄ておくことにより,その端面が
揃った部分のみを放電接合等により接合できる。そのた
め,上記各波板を,出口端12側又は入口端11側にお
いて,隣接する平板に対して容易に接合することがで
き,生産性も向上する。また,本例においても,実施例
1と同様の効果を得ることができる。
【0048】実施例4 本例は,図9に示すごとく,中心電極41の付近におい
ては,平板21(22〜24も同様)と波板31(32
〜34も同様)の入口端及び出口端の両端を,導電可能
に接合部15により接合した例である。また,平板21
と波板31とは,中心電極41の付近では,同じ幅であ
るが,それよりも外方は実施例3と同様に波板31の幅
が小さくなっている。その他は実施例3と同様である。
【0049】即ち,まず平板21は,同図のAに示すご
とく,同じ幅を有し,外周縁部29を3〜4mm残し,
絶縁被膜20が形成されている。一方,波板31は,同
図のBに示しすごとく,中心電極41の付近に巻回され
る部分が平板21と同じ等幅部37を有し,それよりも
外方側は段差部38を有している。段差部38は,同図
の下方が少し欠落したようになっており,等幅部37よ
りもその幅が小さい。
【0050】そのため,波板31を巻回したときには,
同図Cの右方部分に示すごとく,波板31の入口端31
1は平板の入口端11と同じ位置にあるが,波板31の
出口端312側は平板の出口端よりも後退している。そ
して,波板31と33は上記形状を有し,波板32と3
4とは,これと逆に上記段差部38が出口端側に形成さ
れている。そのため,波板32,34の入口端は,平板
21〜24の入口端側よりも後退している(図9Cの右
方部分)。
【0051】上記平板21〜24と波板31〜34とを
巻回し,次いで,平板と波板との幅方向端面において両
者が同じ位置にある部分を,実施例3のごとく,放電接
合する。これにより,図9Cに示すごとく,中心電極4
1の近くには,平板と波板の両端に導電可能な接合15
を有する短絡部370が形成される。一方,それより
も,外方(外筒電極42側)には,実施例3と同様に,
片面に交互に接合部15を有するジグザグ部380が形
成される。
【0052】上記ハニカム構造体においては,これに実
施例1と同様に加熱用電圧を印加すると,電流の大部分
はうず巻き状の平板,波板を流れ,少量の電流がジグザ
グ部を流れる。なお,短絡部370においては,平板及
び波板の両端が接合されているので,電流は入口端,出
口端を半径方向に流れ(短絡)る。そのため,ジグザグ
部380は中心電極に近い部分が高温に加熱され易い
が,全体も加熱される。一方短絡部370は,ジグザグ
部よりの熱の伝導で加熱される程度の加熱状態となる。
【0053】それ故,本例によれば,中心電極41付近
(半径の50%)は,熱伝導によって加熱されるのみで
ある。一方ガスの流量が多い中間部分〜外周部は,上記
のごとく積極的に加熱することができ,加熱状態の調整
を行うことができる。その他,実施例1と同様の効果を
得ることができる。
【0054】実施例5 本例のハニカム構造体は図10に示すごとく,中心電極
41の付近は,平板21〜24と波板31〜34の接触
部分も,互いに導電可能に接合して接合部16を形成し
たものである。また,実施例3と同様に,波板31〜3
4は,平板21〜24よりもその幅が小さい。また,同
図Cに示すごとく,波板31,33は,ガス通路の入口
端11においては平板21と同じ位置にあるが,出口端
12に置いては平板21よりも内側にある。一方,波板
32,33は上記と逆の配置である。
【0055】上記接合状態とするために,同図Aに示す
如く,平板21〜24は,実施例4(図9)に比して,
中心電極の近くには絶縁被膜20を形成していない。こ
こに,平板の全長の約30%が絶縁被膜20を有する絶
縁被膜形成部28を,残りが金属表面部27を形成して
いる。これらは,平板の表面,裏面とも同様である。ま
た,平板の外周部分29には同図Aに示すごとく,接合
部15を形成するため,絶縁被膜は形成されていない。
【0056】本例のハニカム構造体においては,中心電
極41の付近は,ハニカム構造体の半径の約50%の範
囲において,平板21〜24と波板31〜34とがその
接触部分において全て導電可能な接合16を形成してい
る。上記接合16は,平板の上記金属表面部27と波板
との接触部を,溶接,ロー付け,焼結等により接合する
ことにより形成する。その他は,実施例3と同様であ
る。
【0057】本例のハニカム構造体によれば,中心電極
41の付近において,平板と波板とがその接触部分にお
いて前面接合されている。そのため,この部分では,加
熱用電流が短絡して流れることになる。それ故,実施例
4と同様に,中心電極付近は発熱が抑制され,それより
も外周方向に,発熱のピークを設定することができる。
その他,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0058】実施例6 本例は,図11に示すごとく,実施例4のハニカム構造
体において,中心電極41の付近の平板21〜24と波
板31〜34とをその接触部分において導電可能に接合
し,接合部16を形成したものである。換言すれば,実
施例4に示した,段差部38を有する波板31〜34
(図9B)と,実施例5に示した金属表面部27を有す
る平板21〜24(図10A)とを用いたものである。
本例によれば,実施例5と同様の効果を得ることができ
る。
【0059】実施例7 本例においては,中心電極付近を電気的に短絡した場合
(上記実施例5,図10。これを試料Yとする)と,短
絡しなかった場合(実施例1,図1。これを試料Zとす
る)とにおける,発熱状態をテストした。テストに供し
たハニカム構造体は,図13に示すごとく,直径Rが8
9mm,幅Wが35mm,中心電極の直径Dが8mmで
ある。
【0060】上記発熱テストにおいては,ハニカム構造
体の幅方向において,その端面より17mmの深さに熱
電対を配置し,中心電極41と外筒電極42との間に
3.1KWの電圧を印加した。そして,通電20秒後に
おける,半径方向の各部の温度を測定した。その結果
を,図12に,横軸に中心電極から外筒電極までの距離
(mm),縦軸に温度(℃)を採って示した。
【0061】同図より知られるごとく,中心電極付近に
電気的短絡部を設けた試料Yは,その短絡部では温度が
余り高くないことが分かる。一方,短絡部を設けていな
い試料Zは,中心電極付近においては温度が高いが,一
方ハニカム構造体の半径の半分よりも外方では,逆に試
料Yよりも低温となっている。上記より知られるごと
く,中心電極付近に電気的短絡部を設けたハニカム構造
体Y(実施例4〜6)は,通気量の多い中心電極と外筒
との中間付近における発熱を大きくすることができる。
【0062】実施例8 本例は,図14に示すごとく,実施例1のハニカム構造
体において,中心電極41の内部に中空部412を形成
したものである。本例においては,中心電極41が中空
体であるため,質量が低減した分だけ,中心電極41の
昇温により奪われる熱を抑制することができる。そのた
め,加熱スタート時におけるハニカム構造体の昇温時間
を短くすることができる。その他,実施例1と同様の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるハニカム構造体の,図5のA
−A線矢視断面図。
【図2】実施例1のハニカム構造体における,要部拡大
断面図。
【図3】実施例1における平板と波板の巻回状態を示す
説明図。
【図4】実施例1における平板と波板の接合状態を示す
説明図。
【図5】実施例1のハニカム構造体における,巻回状態
を示す正面図。
【図6】実施例1のハニカム構造体の一部省略正面図。
【図7】実施例1のハニカム構造体の側面図及びヒータ
回路図。
【図8】実施例3のハニカム構造体における断面図。
【図9】実施例4のハニカム構造体における,平板
(A),波板(B)及びハニカム断面(C)の説明図。
【図10】実施例5のハニカム構造体における,平板
(A),波板(B)及びハニカム断面(C)の説明図。
【図11】実施例6のハニカム構造体における,平板
(A),波板(B)及びハニカム断面(C)の説明図。
【図12】実施例7におけるハニカム構造体の,半径方
向の温度分布を示す線図。
【図13】実施例7のハニカム構造体における斜視図。
【図14】実施例8のハニカム構造体の断面図。
【図15】従来のハニカム構造体の断面図。
【符号の説明】
1...ハニカム構造体, 10...ガス通路, 11...入口端, 12...出口端, 15,16...接合部, 21〜24...平板, 31〜34...波板, 41...中心電極, 42...外筒電極,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の平板と波板とを渦巻き状に巻回し
    てなると共に,平板及び波板は金属板であって少なくと
    も一方の表面には絶縁被膜を有し,また,巻回中心部に
    は中心電極を,一方外周部には外筒電極を有し,上記巻
    回方向と直角方向には多数のガス通路を形成してなり,
    両電極間に電圧を印加することにより発熱させる形式の
    ハニカム構造体であって,上記複数の波板のうち第1波
    板とこれに隣接する両側の平板とはガス通路の入口端に
    おいて互いに導電可能に接合されており,一方その出口
    端においては両者は接合されておらず,逆に,他の第2
    波板とこれに隣接する両側の平板とはガス通路の入口端
    においては接合されておらず,一方その出口端において
    は両者が互いに導電可能に接合されていることを特徴と
    する加熱式ハニカム構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1において,平板と波板とは,中
    心電極の近くにおいては,入口端及び出口端の両者と
    も,隣接する平板と導電可能に接合されていることを特
    徴とする加熱式ハニカム構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1において,平板と波板とは,中
    心電極の近くにおいては,ガス通路に沿った接触面が導
    電可能に接合されていることを特徴とする加熱式ハニカ
    ム構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1において,中心電極は中空体で
    あることを特徴とする加熱式ハニカム構造体。
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