JP2002129841A - 回転ドア装置 - Google Patents

回転ドア装置

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JP2002129841A
JP2002129841A JP2000325811A JP2000325811A JP2002129841A JP 2002129841 A JP2002129841 A JP 2002129841A JP 2000325811 A JP2000325811 A JP 2000325811A JP 2000325811 A JP2000325811 A JP 2000325811A JP 2002129841 A JP2002129841 A JP 2002129841A
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JP
Japan
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entrance
door device
partition panel
exit
revolving door
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JP2000325811A
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Motoki Nagato
基記 永登
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SANWA TAJIMA KK
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SANWA TAJIMA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出入り方向のスペースが小さい出入り口部に
回転ドア装置を取付けるにあたり、通行しやすい回転ド
ア装置に構成する。 【解決手段】 出入り口部2aにセンターコア4を設け
ると共に、回転誘導体5に仕切りパネル7を揺動自在に
連結し、仕切りパネル7が、センターコア4の外周と湾
曲壁体2内周面とのあいだを、出入り方向に常時直交す
る姿勢を維持する状態で出入り口部2aを回転移動する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の出入り口
部となる開口部等に設けられる回転ドア装置の技術分野
に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種回転ドア装置において
は、回転誘導体に支持される複数枚の仕切りパネルが出
入り口部を回転移動することにより、出入り口部の通風
を遮断して、屋内側の温度を恒常的に維持しながらの開
閉を行うように構成したものがある。このようなものに
おいて、出入り口部の中心部には、該中心部を支点とし
て回転する回転誘導体が設けられる構成としたものが知
られており、このものでは、回転誘導体の外周部に仕切
りパネルの一側部が一体的に支持され、回転誘導体の回
転に伴い仕切りパネルが回転するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来のも
のでは、仕切りパネルは一側部が回転誘導体に一体的に
支持される構成であり、仕切りパネルが回転するとき、
仕切りパネル他側部は略真円形状の移動軌跡をえがくこ
とになる。このため、出入り口部に必要なスペースとし
て、前記仕切りパネル他側部が描く真円形状の移動軌跡
に相当するスペースを確保しなければならない。しかる
に、回転ドア装置を配設する場所によっては、出入り口
部の幅方向は大きく確保できても、出入り方向のスペー
スを大きく確保できない場合があり、このような場合で
は、仕切りパネル他側部が描く移動軌跡を出入り方向の
スペースに合わせたものにしなければならず、回転ドア
装置自体を小型化せざるを得ないという問題がある。し
かも、この場合に、出入り口部を出入りする通行者の移
動軌跡は、仕切りパネルの回転軌跡に沿う円弧状(湾曲
状)となるが、回転ドア装置が小型化された場合、湾曲
角度が大きくなってしまい通行し難いという問題もあ
り、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、建築物に設けられる回転ドア装
置であって、該回転ドア装置を、躯体開口部に配されて
出入り口部を形成する湾曲壁体と、出入り口部の中央に
配されるセンターコアと、出入り口部の中心と同芯状と
なる円形軌跡を描くように回転移動する回転誘導体と、
回転誘導体に揺動自在に支持され、回転誘導体の回転移
動に伴いセンターコアの外周を回転する複数枚の仕切り
パネルと、該仕切りパネルのパネル面が出入り口部の出
入り方向に対して常時直交する姿勢を保持するための姿
勢保持手段とを備えて構成したものである。このように
することによって、回転ドア装置を取付けるにあたり、
出入り方向の配設スペースを小さくすることができる。
このものにおいて、本発明の仕切りパネルは、少なくと
も三枚のものが等間隔を存して配されているものとする
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4の図面に基づいて説明する。図面において、1は
躯体の開口部に設けられる回転ドア装置であって、該回
転ドア装置1を構成する湾曲壁体2は、左右方向外方に
湾曲して形成され円弧状体を躯体開口部両側に立設する
ことで構成され、該円弧状体の対向間に出入り口部2a
となる空間が形成され、前後にそれぞれ開口(入口部、
出口部)2b、2cが形成されている。また、湾曲壁体
2の上端部には、略円形状の天井面3aと、該天井面3
aの外周縁部から下方に向けて折曲されたフランジ部3
bとが形成された天井フレーム3が一体的に取付けられ
ている。4は出入り口部2aの中央部に位置し、床面F
と天井フレーム3とのあいだに配されるセンターコアで
あって、該センターコア4は一対の円弧状体の端部同志
が前後において対向した形状に形成されるが、その形状
は、出入り口部2aの中心点Oを基準として点対称かつ
線対称状に形成されている。そして、センターコア4の
外径は、前後方向長さLが湾曲壁体2により設定された
出入り口部の前後長さlよりも短く設定されるととも
に、左右方向長さはセンターコア4外周と湾曲壁体2内
周とのあいだの距離(左右方向長さ)Hが何れの箇所も
一定になるよう、中央部ほど膨出する状態となるように
寸法設定されている。
【0006】5は天井フレーム3の天井面3aに回動自
在に支持される円板状の回転誘導体であって、該回転誘
導体5は、出入り口部の中心点Oと同芯状に配され、天
井フレーム3側に配された開閉機6の駆動力に基づい
て、前記中心点Oを支点として平面視で反時計回りに方
向に回転移動し、これによって回転誘導体5の外径側周
縁部が円形軌跡を描くように設定されている。そして、
回転誘導体5の外径部には、周回り方向三分割される部
位に位置してブラケット5aが一体的に配され、これら
各ブラケット5aに仕切りパネル7がそれぞれ連結され
るように設定されている。
【0007】前記各仕切りパネル7は、前記センターコ
ア4外周と湾曲壁体2内周とのあいだの距離(左右方向
長さ)Hよりも僅かに幅狭な左右長さと、床面と天井フ
レーム天井面3aの近傍に近接対向する上下長さとに寸
法設定されている。また、各仕切りパネル7は、矩形状
のパネル板材7aの周回り(四周)に枠材7bが配され
たものに形成され、上側枠材7bの左右方向中央位置
に、連結軸8が上方に突出配設されている。そして、こ
れら各仕切りパネル7の連結軸8を、前記回転誘導体5
のブラケット5aに軸回り方向回動自在に軸承せしめる
ことで、仕切りパネル7は連結軸位8を支点として回転
誘導体5に対して軸回り方向に揺動する設定となってい
る。
【0008】一方、各仕切りパネル7下端部の一側部に
は、ローラ支軸9が下方に向けて突設されており、該ロ
ーラ支軸9の突出先端部にガイドローラ9aが軸承され
ている。一方、床面には、各仕切りパネル7の一側部に
おける移動回転軌跡(後述する)に対応してガイド溝1
0が凹設されており、該ガイド溝10に、仕切りパネル
7側のガイドローラ9aが係合されている。これによっ
て、各仕切りパネル7は、上端部の左右方向中央部が連
結軸8を介して回転誘導体5に誘導支持を受ける一方、
下端部の一側部が床面側のガイド溝10とガイドローラ
9aとの係合部による支持および移動案内を受け、これ
ら両者の支持を受けることによって、パネル面が出入り
方向に直交する姿勢を維持した状態で回転移動するよう
に設定されており、これらの構成が仕切りパネル7の姿
勢保持手段となっている。
【0009】このようにして、仕切りパネル7は図3に
示すような状態で回転移動するが、仕切りパネル7がセ
ンターコア4の左側に位置している状態では、一側部が
センターコア4の左側外周面に近接対向し、他側部が左
側湾曲壁体2の内周面に近接対向する姿勢を維持しなが
ら回転移動する。そして、仕切りパネル7が出入り口部
2aの各開口2b、2c近傍(前後端部近傍)に達する
と、前記姿勢を維持した状態でスライド状に略横移動す
るようにして移動し、そして、仕切りパネル7がセンタ
ーコア4の右側に位置している状態では、一側部が右側
湾曲壁体2の内周面に近接対向し、他側部がセンターコ
ア4の右側外周面に近接対向する姿勢を維持しながら回
転移動するように設定され、仕切りパネル7一側部の回
転軌跡は図3(A)の一点鎖線で示すような出入り口部
2aに偏芯する略円形状になり、前記ガイド溝10はこ
の略円形状の形状になっている。そして、三枚の仕切り
パネル7は、三枚のものがそれぞれセンターコア4の左
右に分散して位置する(図3(A)、(C)、(E))
状態、または、一枚が出入り口部2aの前後端部の何れ
かに位置し、残りの二枚はセンターコア4の左右に位置
する(図2(B)、(D))状態で回転しており、何れ
の状態であっても、出入り口部2aの開口が連通状態と
なることはない。そして、通行者は、屋外側を向く前端
に位置する仕切りパネル7がセンターコア4の右側に移
動したとき出入り口部2a内に入り、そのまま該仕切り
パネル7について歩くことで出入り口部2aから室内側
に通行することができるように設定されている。
【0010】さらに、本実施の形態の仕切りパネル7
は、パネル材7aの一側部が上下方向を向く枠材7bに
対して複数のヒンジ11を介して連結されている。さら
に、パネル材7aの上端部と上側枠材7bとのあいだに
は、通電状態となることで連結状態から連結解除状態に
変姿する電磁装置12が装着されており、回転ドア装置
1の近傍に設けられた非常スイッチ(図示せず)の操作
があった場合に、電磁装置12に通電がなされ、パネル
材7aの上端部と上側枠材7bとを連結解除状態にする
ように設定されており、このようにしたとき、パネル材
7aはヒンジ11を介して枠材7bに蝶着されるだけの
構成となり、パネル材7aを押し操作して図4に示すよ
うに揺動させることで、出入り口部2aを入口部2bと
出口部2cとが連通状となる開放状態に維持できるよう
に設定されている。
【0011】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、開閉機6の駆動に伴い回転誘導体5が回転す
ると、該回転誘導体5に連結された各仕切りパネル7は
センターコア4の外周に沿うようにして出入り口部2a
を回転移動するが、この場合に、各仕切りパネル7は、
上側枠材7aの左右方向中間部が回転誘導体5により誘
導され、下側枠材7aの一側部が床面に形成されたガイ
ド溝10にガイドされて回転方向を規制されている。こ
の結果、各仕切りパネル7は、出入り口部2aの出入り
方向に直交する姿勢を維持した状態で、かつ仕切りパネ
ル7の両側部が、一方は湾曲壁体2内周面、他方はセン
ターコア4外周面に沿う状態で回転移動を行い、常に出
入り口部の通風が遮断され、屋内側の温度が恒常的に維
持された状態での開閉がなされる。しかも、仕切りパネ
ル7は、出入り口部の中心点Oと同芯状の回転軌跡を描
くように回転移動する回転誘導体5に連結されており、
かつ、出入り口部2aの出入り方向に直交する姿勢を維
持したまま回転するため、出入り口部2aの前後位置に
おいても仕切りパネル7が前後方向に向く姿勢となるこ
とはなく、左右方向にスライド移動するようにして移動
をし、もって、出入り口部2aのスペースとしては、従
来の仕切りパネルの一側部が常に回転中心側に位置する
もののように円形状のスペースを必要とすることなく、
前後方向のスペースを小さくすることができる。従っ
て、出入り口部の幅方向は大きく確保できても、出入り
方向のスペースを大きく確保できないような設置場所に
あっても、好適に配設することができる。
【0012】さらに、このものでは、出入り口部2aの
左右幅方向にくらべて出入り方向のスペースが小さくて
よいものでありながら、回転ドア装置1を小型化するの
ではなく、仕切りパネル7の回転移動におけるパネル姿
勢を変えることで出入り方向のスペースを小さくする構
成であるので、従来の真円状の回転軌跡となる回転ドア
装置を出入り方向スペースに合わせて小型化するものの
ように、通行者の移動軌跡の湾曲角度が小さくなって、
通行しにくくなるような不具合もない。
【0013】尚、本発明は前記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、回転誘導体としては、各仕切り
パネルに連結するブラケットと、これらブラケットを連
結するチエンとで構成したものであってもよい。さら
に、姿勢保持手段としては、各仕切りパネルの姿勢調整
をするための電動モータを設け、該電動モータを回転誘
導体の回転状態に対応してコンピュータ制御すること
で、仕切りパネルを出入り方向に常時直交するように構
成することができる。さらには、回転誘導体の一回転に
対応して仕切りパネルを位置回転させるピニオンラック
を、仕切りパネルと回転誘導体とのあいだに設けるよう
にしてもよく、種々の姿勢保持手段を採用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転ドア装置の全体斜視図である。
【図2】回転ドア装置の一部正面図である。
【図3】図3(A)、(B)、(C)、(D)、(E)
はそれぞれ仕切りパネルの回転移動を示す平面パターン
図である。
【図4】仕切りパネルが連結解除状態となったときの平
面パターン図である。
【符号の説明】
1 回転ドア装置 2 湾曲壁体 2a 出入り口部 3 天井フレーム 4 センターコア 5 回転誘導体 6 開閉機 7 仕切りパネル 7b 枠材 8 連結軸 9a ガイドローラ 10 ガイド溝 11 ヒンジ 12 電磁装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物に設けられる回転ドア装置であっ
    て、該回転ドア装置を、躯体開口部に配されて出入り口
    部を形成する湾曲壁体と、出入り口部の中央に配される
    センターコアと、出入り口部の中心と同芯状となる円形
    軌跡を描くように回転移動する回転誘導体と、回転誘導
    体に揺動自在に支持され、回転誘導体の回転移動に伴い
    センターコアの外周を回転する複数枚の仕切りパネル
    と、該仕切りパネルのパネル面が出入り口部の出入り方
    向に対して常時直交する姿勢を保持するための姿勢保持
    手段とを備えて構成した回転ドア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、仕切りパネルは、少
    なくとも三枚のものが等間隔を存して配されている回転
    ドア装置。
JP2000325811A 2000-10-25 2000-10-25 回転ドア装置 Pending JP2002129841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007063632A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Nabtesco Corporation 出入口装置

Cited By (1)

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WO2007063632A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Nabtesco Corporation 出入口装置

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