JP2002129291A - 耐火性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体 - Google Patents
耐火性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体Info
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Abstract
テンサイト系ステンレス鋼溶接構造体を提供する。 【解決手段】質量%で,C:0.005-0.1,Si≦0.50, Mn≦1.
5,P:≦O.030,S:≦0.0050,Cr:10.O-15.0,Ni:O.5-6.O,Mo:
O.3-3.O, N≦:0.03,Al≦0.15,Ti:O.003-0.050 を含有
し,NiとMoの含有量が(1) 式の関係を満たし,残部Fe及び
不可避的不純物からなり,600 ℃での耐力が常温耐力に
対し2/3 以上であるマルテンサイト系ステンレス鋼母材
に対し,前記母材と同一範囲内の成分を含有し,かつ(2)
及び(3) 式でのB 値,C 値が夫々14.0〜17.O、-11.8 以
上の範囲にある溶接金属。A =[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0
…(1), B=[Ni]+0.5[Mn]+30[C]+O.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[S
i] …(2),C=[Ni]+0.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6
[Si]…(3)
Description
ルテンサイト系ステンレス鋼よりなる板、形鋼、鋼管な
どの建築用鋼材を溶接で組み立てた、耐火性に優れたマ
ルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体に関する。
要請から、建築構造用鋼材には高温強度が必要とされ
る。一般構造用炭素鋼では300℃以上の高温に曝され
ると急激に強度が低下するため、鋼材表面への重度の耐
火被覆施工などが必要とされてきたが、耐火被覆施工に
は建設コスト増大などの問題があるため、従来より耐火
被覆を必要としないか、必要としても軽度の施工で済む
耐火性に優れた鋼材が要求されてきており、これに対し
て600℃での降伏強度が常温降伏強度規格値の2/3
以上を保証し、常温の引張強度が490Mpa あるいは5
70Mpa 級の、特開平2−77523号公報に開示され
たような低合金鋼鋼材が実用化されてきている。
耐火鋼で所望の耐火性能は得られるが、低合金系である
ため防錆性、耐食性が不十分で裸使用は困難であり、防
錆塗装が必須となっている。すなわち、耐火被覆は省略
できても防錆塗装は省略できず、このため施工コストが
嵩んでいる。
る鋼材としては、各種ステンレス鋼が想定されるが、実
際に柱や梁などの建築構造に使用されている鋼材として
は、意匠性などが重視される極く限られた用途でのオー
ステナイト系ステンレス鋼(例えばSUS304)を除
けば殆ど見られない。その最大の理由は、構造物に必須
となる強度、靭性と溶接性をバランス良く満たす鋼種が
なかったためであるが、最近では特開平11−3235
07号公報に開示されたように、溶接性に有害なCを低
減してNiを添加したマルテンサイト系ステンレス鋼を
建築構造用材料に展開する技術が提唱されてきている。
しかしながら、前述の耐火性の要請に対して十分応えら
れる技術には至っていない。
インパイプにおいて、特開平9−316611号公報に
開示されたように、溶接性、耐食性に優れ、パイプライ
ンとして十分な高温強度を有するマルテンサイト系ステ
ンレス鋼材が提案されてきている。しかしながら、パイ
プラインで定義される高温とは100ないし150℃程
度であり、建築用耐火鋼材で規定される600℃に比べ
ると遥かに低い。したがって、無塗装で建築構造に適用
可能な低C系マルテンサイト系ステンレス鋼において、
常温での強度・靭性は無論のこと、600℃の高温条件
で十分な強度が得られる鋼材は未だ提示されていない状
況にある。
材のみならず溶接部での高温強度が問題であり、特に溶
接金属部が重要となる。図1に示す溶接構造部の断面に
おいて、溶接金属は溶接材料と母材の一部が溶け込んで
構成されるものであり、自ずと母材と異なる成分組成と
なる。母材の高温強度が十分でも溶接金属で不十分であ
れば、構造物全体としては十分な高温強度が得られな
い。そして、従来のJIS Z3321などに記載され
ているステンレス用溶接材料を用いた場合には、溶接金
属部で十分な高温強度が得られないという問題がある。
を克服するものであり、特に溶接部において600℃で
の耐力が常温での耐力規格最小値の2/3以上を保証す
るマルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体を提供する
ことを目的とする。
テンサイト系ステンレス鋼母材の強度、靭性、耐食性、
高温耐力からみた成分設計を行い、次に種々の溶接材料
を用いた溶接試験を重ねて溶接部の高温耐力を評価して
きた。その結果、母材と同等の高温耐力を得るための溶
接金属の成分条件を解明した。本発明は、上記の知見に
基づいて構築したものであり、その要旨は以下の通りで
ある。
たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、60
0℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上で
あるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材と
同一範囲の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および(3)
式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上17.
0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを有す
ることを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧O ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3)
たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、60
0℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上で
あるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材と
同一範囲の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および(3)
式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上17.
0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを有す
ることを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0 ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3)
する。先ず、本発明における母材の成分の限定理由につ
いて述べる。 C:Cは、Moと同様に高温強度を確保するために必要
な元素であり、0.005%未満の含有量では600℃
における高温耐力が不十分となる。しかしながら、含有
させ過ぎると溶接熱影響部の靭性が劣化する。このた
め、両者のバランスから最適範囲を0.005%〜0.
1%とした。
添加されて残留しているもので、溶接熱影響部での靭性
に有害なフェライト相を形成する元素であるため、脱酸
に必要とされる最小限の含有量とすべきであり、0.5
%以下を適正範囲とした。
される熱間加工性に有害なSを硫化物として固定して無
害化する元素であると共に、オーステナイト安定化元素
でもあり、熱影響部靭性に有害なフェライトの形成を抑
制する作用を有するため含有させるが、含有し過ぎても
その効果は飽和するため、上限を1.5%とした。
あり、10.0%以上の含有が必要であるが、反面フェ
ライト安定化元素でもあり、含有量が多いと溶接熱影響
部靭性を劣化させるフェライト相が形成され易くなるた
め、15.0%を上限とした。
り、かつオーステナイトを安定化させフェライト生成を
防止する効果をもつ元素である。このため、0.5%を
下限として含有させる。しかしながら、多量に含有させ
ると600℃における高温耐力が低下するため、その上
限を6.0%とした。なおNiの含有量は、後述のMo
含有量との関係で最適化される。
元素であると共に、高温耐力を維持する上で必要かつ不
可欠の元素である。このため、0.3%を下限として含
有させるが、フェライト形成能の強い元素であるため、
溶接部靭性にも配慮して含有量上限を3.0%とした。
せ、靭性を低下させる元素であり、Cのように高温強度
を改善する効果を有さない。このため0.03%を上限
として規制した。
素であると共に、脱硫を促進して前記のS含有量を安定
的に確保するために含有させるが、過度に含有させると
酸化物系介在物が多くなることに加えて窒化物も生成さ
れるようになり、靭性が低下する。このため含有量の上
限を0.15%とした。
存在し溶接熱影響部の粒成長を抑止して靭性を改善する
効果を有する。またMnと同様、熱間加工性に有害なS
を硫化物として固定して無害化する効果も有する。この
ため、0.003%を下限として含有させるが、過剰に
含有させると粗大窒化物が現われて熱間加工性が低下す
ると共に、炭化物が形成されて靭性劣化をきたすため、
上限を0.050%とした。
力に及ぼすMo,Ni量の影響を図2に示す。これよ
り、本発明のNi含有量で高温耐力の点から、必要とな
る条件はA≧0となる範囲である。
力、耐食性、溶接性や靭性、熱間加工性を改善するため
に、以下に述べる元素の1種以上を選択的に添加するこ
とができる。 Cu:CuはNiと同様、耐食性改善に有効な元素であ
ると共に、フェライト生成防止効果を有する元素である
ため含有させるが、過剰に含有させると熱間加工性が劣
化するので上限を3.0%とした。
るのに有効な元素であるため、Mo含有量が低い場合に
は補足的に含有させても良いが、高価な元素でもあるこ
とから含有量の上限は1.0%とした。
有するため、Wと同様に、Mo含有量が低い場合には補
足的に含有させても良いが、過剰に含有させると熱間加
工性や溶接性が劣化するので、上限を1.0%とした。
を僅かながら改善させる効果を有すると共に溶接熱影響
部硬さを低下させるのに有効である。しかしながら、多
く含有させても効果は飽和するので、含有量の上限をそ
れぞれNb:0.05%,V:0.1%とした。
0.0005〜0.0050% Ca:Caは、熱間加工性改善に有効な元素であり、必
要に応じて0.0005%以上含有させるが、含有量が
多すぎると粗大酸化物による靭性劣化を招くため、含有
量の上限を0.005%とした。 B:Bも熱間加工性改善に有効な元素であり、0.00
05%を下限として含有させるが、0.0050%超え
て含有させると溶接割れを起こすため、適正範囲を0.
0005〜0.0050%とした。
物元素であり、高温耐力には直接影響しないが、靭性や
熱間加工性に害する作用をもつため可及的に低レベルと
するのが望ましい。現在の精錬技術で工業的かつ経済的
に到達可能な範囲として、P:0.03%以下、S:
0.005%以下が望ましい。
ついて述べる。以上の組成よりなり600℃での耐力が
常温耐力の2/3以上となる母材と成分系が同一条件に
あることを前提とした上で、さらに前記(2),(3)式で定
義する成分指標B値,C値が所定の範囲にある必要があ
る。
影響する金属組織に関連する指標である。当該成分系の
溶接金属の金属組織は、マルテンサイト単相、あるいは
マルテンサイト+オーステナイトの2相、あるいはマル
テンサイト+フェライトの2相、あるいはマルテンサイ
ト+オーステナイト+フェライトの3相のいずれかとな
るが、マルテンサイトは高温強度確保には有利であるが
靭性が劣り、オーステナイトは靭性に優れるものの高温
強度を低下させ、フェライトはマルテンサイトと類似の
作用を有する他、溶接金属の割れ防止にも役立つ。した
がって、耐火建築構造に適用される溶接金属としては、
これら3相が最適条件でバランス良く共存することが必
要となる。
組織における相分率は概ね成分含有量をもって近似する
ことができるので、その最適条件をB値,C値をもって
以下のように決定した。 B値:低すぎるとオーステナイト相が出現せず靭性の低
い溶接金属となってしまう。また高すぎるとオーステナ
イト分率が多くなり過ぎて高温耐力が母材より大幅低下
してしまう。このため、適正範囲として14.0から1
7.0の範囲を設定した。 C値:低すぎるとフェライトが出現せず溶接金属に割れ
が生じてしまうので、−11.8以上を適正とした。
する。表1に示す組成の鋼を溶製して造塊法にて鋳造し
た後、該鋳片を1200℃に加熱して板厚10mmの板圧
延を施し、室温まで冷却した後、焼戻処理を施して母材
とした。この母材に開先加工を行い、表2に示す成分の
溶接材料を用いてTIG溶接を行った。この溶接部およ
び母材部を対象として、JIS Z2241に従った常
温引張り試験およびJIS G0567に従った600
℃での高温引張試験を行った。
明では、溶接部において目的とする常温耐力の2/3以
上の600℃耐力が得られる。一方、比較例 No.10,
11,12は、母材が本発明の成分範囲から外れている
ため、母材部の耐火特性で溶接部全体の耐火特性が決定
されている。比較例 No.13は溶接金属部においてもB
値が発明範囲を外れているため、所期の耐火特性は得ら
れない。また、比較例No.14は、溶接金属部のC値が
本発明範囲を外れているため、溶接割れが生じる。
材および溶接金属の成分を最適化することにより、耐火
性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体が
得られる。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 質量%で、 C :0.005〜0.1%、 Si:0.50%以下、 Mn:1.5%以下、 Cr:10.0〜15.0%、 Ni:0.5〜6.0%、 Mo:0.3〜3.0% を含有し、NiとMoの含有量が下記 (1)式の関係を満
たして、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、6
00℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上
であるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材
と同一範囲内の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および
(3) 式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上1
7.0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを
有することを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト
系ステンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0 ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3) - 【請求項2】 質量%で、 C :0.005〜0.1%、 Si:0.50%以下、 Mn:1.5%以下、 P ≦0.030%、 S ≦0.0050%、 Cr:10.0〜15.0%、 Ni:0.5〜6.0%、 Mo:0.3〜3.0%、 N :0.03%以下、 Al:0.15%以下、 Ti:0.003〜0.050%、 および Cu:3.0%以下、 W :1.0%以下、 Sn:1.0%以下、 Nb:0.05%以下、 V :0.1%以下の1種または2種以上 を含有し、NiとMoの含有量が下記 (1)式の関係を満
たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、60
0℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上で
あるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材と
同一範囲の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および(3)
式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上17.
0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを有す
ることを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0 ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3) - 【請求項3】 質量%で、 C :0.005〜0.1%、 Si:0.50%以下、 Mn:1.5%以下、 P ≦0.030%、 S ≦0.0050%、 Cr:10.0〜15.0%、 Ni:0.5〜6.0%、 Mo:0.3〜3.0%、 N :0.03%以下、 Al:0.15%以下、 Ti:0.003〜0.050%、 および Ca:0.0005〜0.005%、B:0.0005〜0.0050% の1種または2種 を含有し、NiとMoの含有量が下記 (1)式の関係を満
たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、60
0℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上で
あるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材と
同一範囲の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および(3)
式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上17.
0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを有す
ることを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0 ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3) - 【請求項4】 質量%で、 C :0.005〜0.1%、 Si:0.50%以下、 Mn:1.5%以下、 P ≦0.030%、 S ≦0.0050%、 Cr:10.0〜15.0%、 Ni:0.5〜6.0%、 Mo:0.3〜3.0%、 N :0.03%以下、 Al:0.15%以下、 Ti:0.003〜0.050%、 および Cu:3.0%以下、 W :1.0%以下、 Sn:1.0%以下、 Nb:0.05%以下、 V :0.1%以下の1種または2種以上、 さらに Ca:0.0005〜0.005%、B:0.0005〜0.0050% の1種または2種 を含有し、NiとMoの含有量が下記 (1)式の関係を満
たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、60
0℃における耐力が常温での耐力に対して2/3以上で
あるマルテンサイト系ステンレス鋼母材と、前記母材と
同一範囲の成分を含有し、なおかつ下記 (2)および(3)
式で定義するB値、C値がそれぞれ14.0以上17.
0以下、−11.8以上の範囲にある溶接金属とを有す
ることを特徴とする耐火性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼溶接構造体。 A=[Mo]-4.41[Ni]+22.94 ≧0 ……(1) B=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]+0.8[Cr]+0.8[Mo]+1.2[Si]……(2) C=[Ni]+O.5[Mn]+30[C]-1.1[Cr]-1.1[Mo]-1.6[Si]……(3)
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|---|---|---|---|
| JP2000329984A JP4592173B2 (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 耐火性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼溶接構造体 |
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2000
- 2000-10-30 JP JP2000329984A patent/JP4592173B2/ja not_active Expired - Lifetime
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