JP2002129120A - リサイクル型水性接着剤組成物 - Google Patents

リサイクル型水性接着剤組成物

Info

Publication number
JP2002129120A
JP2002129120A JP2000323252A JP2000323252A JP2002129120A JP 2002129120 A JP2002129120 A JP 2002129120A JP 2000323252 A JP2000323252 A JP 2000323252A JP 2000323252 A JP2000323252 A JP 2000323252A JP 2002129120 A JP2002129120 A JP 2002129120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
peeling
plastic sheet
adhesive
emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000323252A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiya Shimoma
澄也 下間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konishi Co Ltd filed Critical Konishi Co Ltd
Priority to JP2000323252A priority Critical patent/JP2002129120A/ja
Publication of JP2002129120A publication Critical patent/JP2002129120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質ボードにプラスチックシートを接着し
たプラスチックオーバーレイ化粧板を材破することなく
容易に再剥離して材料のリサイクルを図ることができる
接着剤を提供する。 【解決手段】 プラスチックシートと多孔質ボードを貼
り合わせてプラスチックオーバーレイ化粧板とするため
の接着剤は、(A)トルエン不溶分が70質量%以上の
ポリビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官
能性モノマー系共重合体エマルジョンおよび(B)ポリ
ウレタンエマルジョンを配合してなる水性接着剤組成物
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
トと多孔質ボードを接着してなるプラスチックオーバー
レイ化粧板用接着剤において、加熱炉の中で遠赤外線照
射、または、紫外線照射することにより再剥離機能を生
じる水性接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来から塩ビ合板を代表とするプラスチッ
クオーバーレイ化粧板は、オフィス、マンション、住宅
などの建材、住宅機器あるいは車両などの分野で広く用
いられている。これらは木目調の印刷を施したポリ塩化
ビニル、ポリエステル、ポリオレフィンを素材とした化
粧シートと木質ボードすなわち多孔質ボードを水性接着
剤で貼り合わせてオーバーレイ加工した化粧板自体、あ
るいはそれらを組立加工したものからなっている。
【0003】ところで、オフィス、マンション、住宅な
どの建材、住宅機器、車両などはリフォームや解体作業
を行う場合、これらは多大な産業廃棄物として環境に放
出されることとなり、従来から深刻な社会問題の一因と
なっている。とりわけプラスチックオーバーレイ化粧板
からプラスチックシートを再剥離することなく一括処理
する場合は、リサイクルすることも適わず、一層の環境
破壊となる恐れがある。
【0004】予めリサイクルを考えて再剥離しやすいよ
うに弱接着材料を用いてプラスチックシートを木質ボー
ドに貼り合わせたプラスチックオーバーレイ化粧板で
は、建材や住宅機器などとしての日常の使用時に、オー
バーレイしたプラスチックシートの剥がれや浮きを生じ
易く、耐久性を要求される住宅、車両などの材料に使用
するには根本的に問題であった。すなわち、接着製品で
あるプラスチックオーバーレイ化粧板は使用時において
は安心して使用できる基本性能を有しなければならず、
不要時にはできるだけ簡単に材料の破壊を伴わずに再剥
離できるものでなければならない。そして材料の破壊を
伴わずに簡単に再剥離できるならば、資源としてリサイ
クルして再利用できる利点を生ずる。
【0005】しかし、残念ながら必要時にその要求され
る品質・性能を与え、不要時に極めて簡単に再剥離でき
てリサイクルを容易とするような都合の良い接着剤は、
いまだ見当たらないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、プラ
スチックオーバーレイ化粧板など一旦接着させた接着製
品において、将来の再剥離などのリサイクル技術まで踏
み込んで考慮した接着剤を開発することにある。
【0007】ところでオーバーレイするプラスチックシ
ートとして塩ビは環境上から使用が控えられる。そこ
で、プラスチックシートと多孔質ボードの接着において
は、ポリエステル、ポリオレフィンシートなど難接着材
料を含む塩ビ以外のプラスチックシートにおいて良好な
接着性を与えるものでなければならない。そして、これ
らのプラスチックオーバーレイ化粧板は建材、住宅機器
などに用いられることから、耐水性、耐熱性、JAS2
類浸漬剥離試験など業界の品質要求試験に合格する性能
水準を発現しなければならない。さらにプラスチックオ
ーバーレイ化粧板は、接着製品として実際に使用されて
いるときには十分な接着状態、接着性能を持続している
ことが必要で、リサイクルするときにはプラスチックシ
ートのみを手で容易に剥離できる程度の自然剥離性を具
備しているものでなければならない。さらに、完全に自
然剥離することがもっとも望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、熱膨張性微
粒中空体すなわち熱膨張性マイクロカプセルをエマルジ
ョン系接着剤に配合する研究を行っていた。その目的
は、熱膨張性微粒中空体の膨張力を利用して、この接着
剤を使用して形成したプラスチックオーバーレイ化粧板
を加熱により再剥離する機能を与えることである。
【0009】これら接着剤を用いたプラスチックオーバ
ーレイ化粧板は、一般的に汎用される加熱オーブンを用
いたところ、加熱に時間がかかり、さらに再剥離は熱い
うちに行わないと剥離できないことがわかった。
【0010】本発明者は、加熱炉を用いることを前提と
した高性能かつ再剥離性を備えた接着剤を開発し、これ
を既に特許出願(特願2000−306867号)を行
っている。その発明は(A)トルエン不溶分が70質量
%以上のポリビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニ
ル−多官能性モノマー系共重合体エマルジョンおよび
(B)スルホン酸変性したアニオン性ポリウレタンエマ
ルジョン(C)熱膨張性微粒中空体からなる水性接着剤
であり、熱膨張性微粒中空体を配合による弊害である接
着性と耐水性の低下を(A)成分と(B)成分の相乗効
果で弊害の発生を抑制するものであった。その後、さら
に短時間で完全に自然剥離する技術を追求した。
【0011】その結果、エネルギー照射装置を備えた加
熱炉を用いて再剥離する接着剥離方法に到達した。さら
に研究を重ねた結果、エネルギー照射として遠赤外線照
射した場合に、見事に再剥離し、これを放冷した場合で
あっても、極めて簡単に再剥離できることを見いだし
た。
【0012】この実験過程で(C)熱膨張性微粒中空体
を全く含まない接着剤、すなわち(A)トルエン不溶分
が70質量%以上のポリビニルアルコール含有エチレン
−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共重合体エマルジョ
ンおよび(B)ポリウレタンエマルジョンで貼り合せた
プラスチックオーバーレイ化粧板を、加熱炉の中で遠赤
外照射したときに、完全に自然剥離することを発見し
た。この再剥離機能は、熱膨張性微粒中空体を配合し、
加熱炉の中で遠赤外照射したときに比べて少し時間はか
かるが、再剥離機能としてもっとも望ましいフィルムの
自然剥離に至るものである。さらに遠赤外照射に代わ
り、紫外線照射を行っても、同程度で自然剥離すること
を確認した。
【0013】この場合、遠赤外照射を用いることなく、
単に加熱炉(150℃)に長時間放置しても、再剥離現
象は起こらないことも再確認した。さらに、この接着剤
の実用性を確認するために、プラスチックオーバーレイ
化粧板を80℃にて100時間の連続加熱、直射日光の
照射を想定した1000時間のサンシャイン(紫外線)
テストにおいても、接着性能の維持を確認し、本発明を
完成するに至った。
【0014】以下に上記の課題を解決するための本発明
の手段について説明する。請求項1の発明では、多孔質
ボードにプラスチックシートを接着してなるプラスチッ
クオーバーレイ化粧板用の接着剤において、接着剤は
(A)トルエン不溶分が70質量%以上のポリビニルア
ルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー
系共重合体エマルジョンおよび(B)ポリウレタンエマ
ルジョンを配合してなることを特徴とする遠赤外線また
は紫外線に感受性を備えた再剥離可能な水性接着剤組成
物である。
【0015】本発明の接着剤は、ポリエステル、ポリオ
レフィンシートなど難接着材料を含むプラスチックシー
トに良好な接着性を有し、これらプラスチックオーバー
レイ化粧板は、使用時は耐水性、耐熱性、JAS2類浸
漬剥離試験など優れた性能を発現する。使用後は、加熱
炉の中で遠赤外線照射または紫外線照射することで再剥
離機能を与えることができる。
【0016】請求項2の発明では、(A)成分のトルエ
ン不溶分が70質量%以上のポリビニルアルコール含有
エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共重合体エ
マルジョン100質量部(固形分)に対して、(B)成
分のポリウレタンエマルジョン2〜50質量部(固形
分)を配合してなることを特徴とする請求項1の手段に
おける遠赤外線または紫外線に感受性を備えた再剥離可
能な水性接着剤組成物である。
【0017】この範囲の配合が本発明の効果を最大限に
発揮できる領域である。
【0018】請求項3の発明は、(B)成分のポリウレ
タンエマルジョンは、アニオン性ポリウレタンエマルジ
ョンであることを特徴とする請求項1または2の手段に
おける遠赤外線または紫外線に感受性を備えた再剥離可
能な水性接着剤組成物である。
【0019】請求項4の発明は、アニオン性ポリウレタ
ンエマルジョンは、スルホン酸変性したアニオン性ポリ
ウレタンエマルジョンであることを特徴とする請求項3
の手段における遠赤外線または紫外線に感受性を備えた
再剥離可能な水性接着剤組成物である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の水性接着剤組成物は、
(A)成分であるトルエン不溶分が70質量%以上のポ
リビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能
性モノマー系共重合体エマルジョン、(B)ポリウレタ
ンエマルジョンから構成されている。
【0021】上記トルエン不溶分が70質量%以上のポ
リビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能
性モノマー系共重合体エマルジョンは、特開平9−19
4811号公報に示される製造方法を用いて得ることが
でき、プラスチックシート面への接着性確保のため使用
される成分であり、加熱することによりプラスチックシ
ートのみを再剥離することを可能とするためには、トル
エン不溶分が70質量%以上の範囲にあることを必須条
件とする。
【0022】このトルエン不溶分は、共重合体の皮膜
2.0gを200mlのトルエンを用いて60℃で24
時間抽出した後に、回収される不溶分の質量を測定し、
下記の数1の式により求める。
【0023】
【数1】トルエン不溶分(質量%)=〔残差質量(g)
/皮膜質量(g)〕×100
【0024】多官能性モノマーとは、共重合体の構成成
分として2個以上のエチレン性二重結合を供給し得るモ
ノマーで、具体例として、トリアリルシアヌレート、ト
リアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレートなどが
挙げられる。
【0025】上記トルエン不溶分が70質量%以上のポ
リビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能
性モノマー系共重合体エマルジョンのエチレン/酢酸ビ
ニルの質量比は5〜30/95〜70であるが、接着剤
の造膜性、皮膜の柔軟性、接着物の耐熱性などの点から
10〜30/90〜70であるのが好ましく、多官能性
モノマー/酢酸ビニルの質量比は0.05〜0.4/1
00で、より好ましくは0.1〜0.2/100であ
る。ポリビニルアルコールの含有量は、全ポリマー当た
り好ましくは1〜10質量%、より好ましくは3〜8質
量%の範囲で選択すれば、水性ポリウレタンとの相互作
用により、各種プラスチックへの接着性がよくなる。ま
た、トルエン不溶分の存在は、優れた耐熱クリープ性と
再剥離性を与える要因となる。トルエン不溶分が70質
量%未満では、良好な耐熱クリープ性と再剥離性は得ら
れない。優れた耐熱クリープ性と再剥離性を与えるトル
エン不溶分の割合は、好ましくは85〜100質量%で
ある。
【0026】上記トルエン不溶分が70質量%以上のポ
リビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能
性モノマー系共重合体エマルジョンには、必要に応じ
て、他のモノマーが共重合されてもよい。上記の他のモ
ノマーとしては、例えば、アクリル酸;メタクリル酸;
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸エチルなどのアクリル酸エステル;メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸エチルなどのメタクリル酸エス
テル;(メタ)アクリル酸以外のカルボキシル基含有モ
ノマーの他、スルホン酸、水酸基、エポキシ基、メチロ
ール基、アミノ基、アミド基などの官能基を含有する各
種モノマーが使用可能である。
【0027】上記ポリウレタンエマルジョンは、プラス
チックシートとの接着性、特に耐熱クリープ性を発現さ
せるために使用される成分である。
【0028】上記ポリウレタンエマルジョンの好ましい
具体例としては、大日本インキ化学工業(株)製ハイド
ランHW−111、HW−311、HW−333、HW
−350、HW−334、HW−337、AP−20、
AP−60LM、AP−80、住友バイエルウレタン
(株)製ディスパコールU−42、U−53、U−5
4、三洋化成工業(株)製ユープレンUXA−300
5、UX−306、UX−312、第一工業製薬(株)
製スーパーフレックス107M、110、126、13
0、150、460、700,750、820などが挙
げられる。
【0029】また、上記ポリウレタンエマルジョンの固
形分濃度としては、20〜60質量%であるが、作業
性、機械的安定性などの点から35〜55質量%である
のが好ましい。
【0030】上記ウレタンエマルジョンのうち、スルホ
ン酸変性したアニオン性ポリウレタンエマルジョンは、
pHが酸性領域でも安定性が高く、上記トルエン不溶分
が70質量%以上のポリビニルアルコール含有エチレン
−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共重合体エマルジョ
ンと容易に配合が可能である。
【0031】このスルホン酸変性したアニオン性ポリウ
レタンエマルジョンとはウレタンポリマー分子内にスル
ホネート基を有し、通常はスルホネート塩となって乳化
安定しているエマルジョンをいう。
【0032】このスルホネート基はエステル結合に対す
る加水分解反応をほとんど促進しないことから貯蔵安定
性に優れている。なお、本発明でいう遠赤外線または紫
外線に対する感受性とは、加熱炉のみを用いた場合には
全く再剥離性を生じることなく、遠赤外線または紫外線
の照射を併用したときに発生した特異現象を表現するた
めの説明用語である。しかしながら本発明のポリマー組
成が、なぜこのような不可解な剥離現象を生み出すかに
ついては、理論的に解明できていない。
【0033】本発明の実施にあたっては、標準的には水
性加工釜を用いて、トルエン不溶分が70質量%以上の
ポリビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官
能性モノマー系共重合体エマルジョン、スルホン酸変性
されたアニオン性ポリウレタンエマルジョンを混合加工
する。この場合、増粘剤、pH調整剤、充填材、トルエ
ン、キシレンなどの有機溶剤、可塑剤、消泡剤、防黴剤
を配合することができる。
【0034】本発明の水性接着剤組成物は、(A)トル
エン不溶分が70質量%以上のポリビニルアルコール含
有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共重合体
エマルジョンおよび(B)ポリウレタンエマルジョンに
おける、好ましい範囲は、(A)成分100質量部(固
形分)に対して、(B)成分2〜50質量部(固形
分)、特に3〜40質量部(固形分)であることが好ま
しい。(A)成分に対して(B)成分が少なすぎると耐
熱クリープ特性が著しく低下し、多すぎると常態接着強
さの低下、接着剤使用時の作業性不良、コスト高となる
傾向が生じる。
【0035】本発明における水性接着剤組成物は、連続
ラミネーターマシンにて使用され、通常ロールスプレッ
ダーにて合板、MDFなどの多孔質ボード類に塗布し、
プラスチックシートを貼り合わしてプラスチックオーバ
ーレイ化粧板とすることができる。
【0036】上記方法にて接着されたプラスチックオー
バーレイ化粧板をリサイクルを目的として再剥離する際
には、プラスチックオーバーレイ化粧板を130℃以上
の雰囲気下に赤外線照射しながら放置する。150℃の
場合は、10分以上放置することで自然剥離してくる。
さらに、150℃において紫外線照射する場合も、10
分以上放置することで自然剥離してくる。
【0037】
【実施例】以下に実施例を記載し、本発明を詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0038】EVA(1)の製造 トルエン不溶分が70質量%以上のポリビニルアルコー
ル含有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共重
合体エマルジョンは、エチレン/酢酸ビニルの質量比が
17/83、多官能性モノマーとしてトリアリルイソシ
アヌレートを用いて、その多官能性ポリマー/酢酸ビニ
ルの質量比が0.1/100となるように選択して共重
合したものであって、ポリビニルアルコールの含有量が
全ポリマーの5質量%となるようにして、加圧重合装置
にポリビニルアルコール水溶液を仕込み、設計値に見合
うエチレンガスを封入した後に、酢酸ビニルと多官能性
モノマーの混合溶液を滴下し、加圧下で50〜70℃に
て乳化重合することにより得られた。このポリマーのト
ルエン不溶分は92.5質量%で、その性状は、粘度2
000mPa・s/25℃、固形分55.3質量%、p
H4.6であった。この樹脂エマルジョンをEVA
(1)とする。
【0039】EVA(2)の製造 多官能性モノマー/酢酸ビニルの質量比を0.07/1
00にした以外は、EVA(1)と同様な方法で樹脂エ
マルジョンを得た。このポリマーのトルエン不溶分は7
5.5質量%で、その性状は、粘度200mPa・s/
25℃、固形分55.0質量%、pH4.5であった。
この樹脂エマルジョンをEVA(2)とする。
【0040】EVA(3)の製造 多官能性モノマー/酢酸ビニルの質量比を0.01/1
00にした以外は、EVA(1)と同様な方法で樹脂エ
マルジョンを得た。このポリマーのトルエン不溶分は6
5.3質量%で、その性状は、粘度1800mPa・s
/25℃、固形分55.4質量%、pH4.6であっ
た。この樹脂エマルジョンをEVA(3)とする。
【0041】(実施例1) (A)トルエン不溶分が70質量%以上のポリビニルア
ルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー
系共重合体エマルジョンとして、EVA(1)を用い、
pH調整剤にてEVA(1)のpHを8.0に調整した
後、(A)成分100質量部(固形分)に対して、
(B)ウレタンエマルジョンとしてカルボン酸変性され
たアニオン性ポリウレタンエマルジョン(以下、「C含
有PU」と記載する。)(固形分濃度45質量%、pH
8)を20質量部(固形分)を加えて十分に混合し、水
性接着剤組成物を得た。
【0042】(実施例2〜3、比較例1〜2)表に示す
配合量のEVA(1)、EVA(2)、EVA(3)
[以上、成分(A)]、C基含有PU、スルホン酸変性
したアニオン性ポリウレタンエマルジョン(以下、「S
基含有PU」と記載する。)[以上、成分(B)]を使
用した以外は、実施例1と同様に水性接着剤組成物を得
た。
【0043】上記実施例および比較例で得られた水性接
着剤組成物について、下記の性能評価を行い、その結果
を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】このように実施例においては、耐熱クリー
プ性、温水浸漬性能が優れ、150℃以上の雰囲気下の
温風循環器中では長時間放置してもプラスチックシート
の自然剥離が発生しないが、150℃以上の雰囲気下に
おいて10分間遠赤外線または紫外線を照射することに
よりプラスチックシートが自然剥離することを認め、さ
らには放冷した後もプラスチックシートのみを簡単に剥
離すること認めた。比較例1のようにポリビニルアルコ
ール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー系共
重合体エマルジョンのトルエン不溶分が65.3質量%
の場合、150℃雰囲気下において10分間遠赤外線ま
たは紫外線を照射することにより自然剥離が発生せず、
照射後、直ちに手で剥離してもプラスチックシート側に
も接着剤皮膜が付着した、すなわち、凝集破壊状態で剥
離するため、剥離したプラスチックシートを容易にリサ
イクルに供することが困難である。比較例2のようにポ
リウレタンエマルジョンを配合しない場合では、耐熱ク
リープ性が乏しい結果を得た。
【0046】(プラスチック化粧板サンプルの作製)得
られた水性接着剤組成物を、3.0mm厚のJAS1類
ラワン合板にゴムロールを用いて、110g/m2の塗
布量となるよう均一に塗布し、この水性接着剤組成物塗
布面に0.08mm厚のポリエチレンテレフタレート製
化粧シートを貼り合わせた後、22℃雰囲気下で0.2
MPaの圧力で1時間圧締した。解圧後、同温度にて5
日間放置養生して、プラスチックオーバーレイ化粧板サ
ンプルを作製した。
【0047】(JAS2類浸漬剥離試験)得られた化粧
板サンプルを75mm角に切断し、70℃温水中に2時
間浸漬後、60℃恒温器にて3時間乾燥したときのプラ
スチックシートの剥離長さを測定した。
【0048】なお、評価は、○:剥離なし、△:1辺あ
たり25mm以内の剥離あり、×:1辺あたり25mm
を超える剥離あり、で示す。このとき、△以上がJAS
基準に適合する。
【0049】(耐熱クリープ試験)得られた化粧板サン
プルを25mm(幅)×200mm(長さ)に切断し、
ポリエチレンテレフタレート製化粧シート側を端から縦
方向に50mm剥離した後、水平に置き、剥離したポリ
エチレンテレフタレート製化粧シートを垂れ下がったま
まの状態で70℃恒温器中に1時間放置した後、剥離し
ているポリエチレンテレフタレート製化粧シートの先端
に500gの荷重にかけて24時間後の剥離長さを測定
した。この場合、剥離長さが短いほど耐熱クリープ特性
が優れていることを示す。
【0050】(遠赤外線照射装置による再剥離試験)得
られた化粧板サンプルを150mm角に切断し、表1に
示す各温度に設定した遠赤外線ミニジェットMJS−2
00((株)ジャード製)内を10分間通過させ、各温
度で再剥離状態を評価した。
【0051】再剥離状態の評価は、次の基準に基づく。 ◎:プラスチックシートの自然剥離が発生し、放冷後も
容易にプラスチックシートのみを剥離できる ○:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
でき、放冷後も容易にプラスチックシートのみを剥離で
きる △:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
できるが、放冷後に剥離すれば合板の材料破壊が発生す
る ×:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に剥
離するとプラスチックシート側に接着剤が付着した、す
なわち、凝集破壊状態で剥離する ××:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に
剥離すると合板の材料破壊が発生する の5段階で評価を行い、このうち本発明の実用的な範囲
は○以上である。
【0052】(紫外線照射装置による再剥離試験)得ら
れた化粧板サンプルを150mm角に切断し、150℃
に調温した紫外線硬化装置パナキュアーNUX7328
F−467(松下電工(株)製)中を10分間通過させ
ることで、再剥離状態を評価した。
【0053】再剥離状態の評価は、次の基準に基づく。 ◎:プラスチックシートの自然剥離が発生し、放冷後も
容易にプラスチックシートのみを剥離できる ○:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
でき、放冷後も容易にプラスチックシートのみを剥離で
きる △:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
できるが、放冷後に剥離すれば合板の材料破壊が発生す
る ×:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に剥
離するとプラスチックシート側に接着剤が付着した、す
なわち、凝集破壊状態で剥離する ××:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に
剥離すると合板の材料破壊が発生する の5段階で評価を行い、このうち本発明の実用的な範囲
は○以上である。
【0054】(温風循環器による再剥離試験)得られた
化粧板サンプルを150mm角に切断し、楠本化成
(株)製熱風循環器HISPEC HT210を150
℃に調温して、10分間および24時間放置後、再剥離
状態を評価した。
【0055】再剥離状態の評価は、次の基準に基づく。 ◎:プラスチックシートの自然剥離が発生し、放冷後も
容易にプラスチックシートのみを剥離できる ○:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
でき、放冷後も容易にプラスチックシートのみを剥離で
きる △:プラスチックシートの自然剥離が発生しないが、直
に剥離することで容易にプラスチックシートのみを剥離
できるが、放冷後に剥離すれば合板の材料破壊が発生す
る ×:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に剥
離するとプラスチックシート側に接着剤が付着した、す
なわち、凝集破壊状態で剥離する ××:プラスチックシートの自然剥離が発生せず、直に
剥離すると合板の材料破壊が発生する の5段階で評価を行い、このうち本発明の実用的な範囲
は○以上である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は多孔質ボ
ードにプラスチックシートを接着してなるプラスチック
オーバーレイ化粧板用の接着剤において、接着剤は
(A)トルエン不溶分が70質量%以上のポリビニルア
ルコール含有エチレン−酢酸ビニル−多官能性モノマー
系共重合体エマルジョンおよび(B)ポリウレタンエマ
ルジョンを配合してなる水性接着剤組成物としたので、
加熱雰囲気中でこの水性接着剤組成物により貼り合わせ
たプラスチックオーバーレイ化粧板に遠赤外線または紫
外線を照射することにより、単に外部加熱よる剥離に比
して短い時間で、かつ、材料破壊を生じることなく、自
然剥離をしてプラスチックシートが分離できるなど、こ
の発明の水性接着剤組成物は遠赤外線または紫外線に感
受性を備えて再剥離できリサイクルを容易とする、従来
の接着剤にない優れた効果を奏するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質ボードにプラスチックシートを接
    着してなるプラスチックオーバーレイ化粧板用の接着剤
    において、接着剤は(A)トルエン不溶分が70質量%
    以上のポリビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニル
    −多官能性モノマー系共重合体エマルジョンおよび
    (B)ポリウレタンエマルジョンを配合してなることを
    特徴とする遠赤外線または紫外線に感受性を備えた再剥
    離可能な水性接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分のトルエン不溶分が70質量
    %以上のポリビニルアルコール含有エチレン−酢酸ビニ
    ル−多官能性モノマー系共重合体エマルジョン100質
    量部(固形分)に対して、(B)成分のポリウレタンエ
    マルジョン2〜50質量部(固形分)を配合してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線または紫外線
    に感受性を備えた再剥離可能な水性接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分のポリウレタンエマルジョン
    は、アニオン性ポリウレタンエマルジョンであることを
    特徴とする請求項1または2記載の遠赤外線または紫外
    線に感受性を備えた再剥離可能な水性接着剤組成物。
  4. 【請求項4】 アニオン性ポリウレタンエマルジョン
    は、スルホン酸変性したアニオン性ポリウレタンエマル
    ジョンであることを特徴とする請求項3記載の遠赤外線
    または紫外線に感受性を備えた再剥離可能な水性接着剤
    組成物。
JP2000323252A 2000-10-23 2000-10-23 リサイクル型水性接着剤組成物 Pending JP2002129120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323252A JP2002129120A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 リサイクル型水性接着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323252A JP2002129120A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 リサイクル型水性接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002129120A true JP2002129120A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18800977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000323252A Pending JP2002129120A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 リサイクル型水性接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002129120A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445690B1 (ko) * 2001-11-26 2004-08-21 장상준 앨범식 폼스틱 패널을 위한 이형 접착제 및 이를 이용한패널
WO2008071469A1 (de) * 2006-12-14 2008-06-19 Henkel Ag & Co. Kgaa Hot melt für mikrowellen-erwärmung
US20180148646A1 (en) * 2015-06-18 2018-05-31 Denka Company Limited Soil erosion prevention agent excellent in freeze-thaw stability
WO2024057879A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 ブラザー工業株式会社 層形成方法、基材再生方法、及び印刷物製造方法

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589373A (en) * 1978-12-27 1980-07-05 Nippon Gakki Seizo Kk Composition for low-pressure bonding
JPS5976972A (ja) * 1982-10-22 1984-05-02 住友ノ−ガタツク株式会社 乗り物内装材料用接着剤組成物
JPS60163981A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 Sumitomo Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH05125349A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 接着剤組成物
JPH06256749A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 接着剤組成物
JPH09194811A (ja) * 1996-01-12 1997-07-29 Sumitomo Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH09208913A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Sekisui Chem Co Ltd ホットメルト接着剤
JPH09316416A (ja) * 1996-05-24 1997-12-09 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 接着剤組成物、接着剤組成物の製造方法および手動ポンプ式スプレー型接着剤
JPH1081865A (ja) * 1996-07-17 1998-03-31 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH10130593A (ja) * 1996-10-25 1998-05-19 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 粘着シートおよびその製造方法
JPH10140126A (ja) * 1996-11-14 1998-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物、それを用いた接着方法ならびに化粧シート被覆材料の製造方法
JPH10330709A (ja) * 1997-04-01 1998-12-15 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物及び表面化粧材
JP2000008019A (ja) * 1998-06-24 2000-01-11 Konishi Co Ltd 水性接着剤組成物
JP2001212900A (ja) * 1999-11-22 2001-08-07 Sumitomo Chem Co Ltd 易剥離性積層体
JP2002060712A (ja) * 2000-08-11 2002-02-26 Konishi Co Ltd 水性接着剤組成物
JP2002121519A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着剤組成物

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589373A (en) * 1978-12-27 1980-07-05 Nippon Gakki Seizo Kk Composition for low-pressure bonding
JPS5976972A (ja) * 1982-10-22 1984-05-02 住友ノ−ガタツク株式会社 乗り物内装材料用接着剤組成物
JPS60163981A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 Sumitomo Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH05125349A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 接着剤組成物
JPH06256749A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 接着剤組成物
JPH09194811A (ja) * 1996-01-12 1997-07-29 Sumitomo Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH09208913A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Sekisui Chem Co Ltd ホットメルト接着剤
JPH09316416A (ja) * 1996-05-24 1997-12-09 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 接着剤組成物、接着剤組成物の製造方法および手動ポンプ式スプレー型接着剤
JPH1081865A (ja) * 1996-07-17 1998-03-31 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物
JPH10130593A (ja) * 1996-10-25 1998-05-19 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 粘着シートおよびその製造方法
JPH10140126A (ja) * 1996-11-14 1998-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物、それを用いた接着方法ならびに化粧シート被覆材料の製造方法
JPH10330709A (ja) * 1997-04-01 1998-12-15 Sekisui Chem Co Ltd 接着剤組成物及び表面化粧材
JP2000008019A (ja) * 1998-06-24 2000-01-11 Konishi Co Ltd 水性接着剤組成物
JP2001212900A (ja) * 1999-11-22 2001-08-07 Sumitomo Chem Co Ltd 易剥離性積層体
JP2002060712A (ja) * 2000-08-11 2002-02-26 Konishi Co Ltd 水性接着剤組成物
JP2002121519A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着剤組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445690B1 (ko) * 2001-11-26 2004-08-21 장상준 앨범식 폼스틱 패널을 위한 이형 접착제 및 이를 이용한패널
WO2008071469A1 (de) * 2006-12-14 2008-06-19 Henkel Ag & Co. Kgaa Hot melt für mikrowellen-erwärmung
US20180148646A1 (en) * 2015-06-18 2018-05-31 Denka Company Limited Soil erosion prevention agent excellent in freeze-thaw stability
US10519372B2 (en) * 2015-06-18 2019-12-31 Denka Company Limited Soil erosion prevention agent excellent in freeze-thaw stability
WO2024057879A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 ブラザー工業株式会社 層形成方法、基材再生方法、及び印刷物製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100460233B1 (ko) 박리 가능한 표면층을 가진 적층체 및 적층체로부터표면층을 박리하는 방법
JP5095926B2 (ja) 粘着剤及びこれを用いた粘着体
JPH05148467A (ja) 酢酸ビニル/エチレン/アクリレート共重合体水性エマルジヨンを含む粘着性の感圧接着剤組成物
WO2006088255A1 (ja) フィルム粘着テープ
JP6582904B2 (ja) 電磁誘導加熱用ホットメルト接着シート、それを用いた接着構造物、及び接着構造物の製造方法
JPH08127755A (ja) 帯電防止性アンカーコート剤及び積層複合フィルム
JP2002129120A (ja) リサイクル型水性接着剤組成物
CN101595194A (zh) 粘合性树脂组合物和粘合方法
JP2002060712A (ja) 水性接着剤組成物
TW201835265A (zh) 自潤濕黏著劑組成物
JP3413400B2 (ja) 再剥離可能な積層体およびその再剥離方法
JP3591641B2 (ja) リサイクル型プライマー組成物、その再剥離方法
JP3591639B2 (ja) リサイクル型水性接着剤組成物
JP3591640B2 (ja) リサイクル型水性接着剤
JP3413401B2 (ja) 再剥離可能な積層体およびその再剥離方法
JP2006036878A (ja) 水性接着剤組成物
JPH09176599A (ja) 熱硬化性接着剤組成物
JP2008179668A (ja) シールテープ
JP6582881B2 (ja) 電磁誘導加熱用ホットメルト接着シート、それを用いた接着構造物、及び接着構造物の製造方法
JP2007051240A (ja) 接着剤組成物
WO2023182500A1 (ja) 窓材及び透光性屋根材
JP2000096011A (ja) 粘着シ―ト
WO2023182499A1 (ja) 窓材及び透光性屋根材
JPH0324174A (ja) 粘着シートの製造方法
JPH07278502A (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物及び両面粘着テープ