JP2002128217A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP2002128217A
JP2002128217A JP2000332260A JP2000332260A JP2002128217A JP 2002128217 A JP2002128217 A JP 2002128217A JP 2000332260 A JP2000332260 A JP 2000332260A JP 2000332260 A JP2000332260 A JP 2000332260A JP 2002128217 A JP2002128217 A JP 2002128217A
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JP2000332260A
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Masaru Yamaki
優 八巻
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Komatsu Forklift KK
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Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費の少ない冷凍冷蔵の自動倉庫とす
る。 【解決手段】 収納室5内に荷物収納部9を設け、この
荷物収納部9を架台10に前チェーン33、後チェーン
34を設けると共に、その前チェーン33と後チェーン
34に亘って複数の杆体35を連結したものとし、この
杆体35に荷物を入れる容器36を着脱自在に吊り下げ
て前後チェーン33,34を駆動することで容器36
を、前記収納室5と荷役室6を連通する開閉自在な開口
部7と対向した受け渡し位置に順次移動できるようにし
て自動倉庫とする。前記荷役室6に駆動源43を設け、
この駆動源43を動力伝達部44等を介して前記前後チ
ェーン33,34を駆動する回転軸45に連結し、その
動力伝達部44等を通して収納室5と荷役室6に熱が伝
わらないようにする。これによって、駆動源43が収納
室5内の冷気で冷却されないので、電力消費の少ない冷
凍冷蔵の自動倉庫とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として冷凍冷蔵
の自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】庫内を冷凍設備で低温、例えば−60度
とした冷凍冷蔵倉庫が知られている。庫内に収納棚とこ
の収納棚に沿って走行するスタッカクレーンを設置した
自動倉庫が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の冷凍冷蔵倉庫の
庫内は低温、例えば−60度であるから、庫内に作業者
が入って荷役作業することは大変な苦渋作業である。こ
のことを解消するために前述の収納棚とスタッカクレー
ンを庫内に設置して冷凍冷蔵の自動倉庫とすることが考
えられるが、この冷凍冷蔵の自動倉庫は次のような問題
点を有する。
【0004】前記スタッカクレーンは、台車にマストを
設けると共に、そのマストに沿ってキャリッジを昇降可
能に設け、このキャリッジにフォーク爪を出入り移動可
能に設けたもので、台車を走行する動力源、キャリッジ
を昇降する動力源、フォーク爪を出入り動作する動力源
及び、台車の走行位置、キャリッジの昇降位置等を検出
するセンサ等を備え、動力源としては電動モータが一般
的に用いられる。
【0005】前述のスタッカクレーンを冷凍冷蔵倉庫の
庫内に設置すると電動モータ・センサーが庫内の冷気で
冷却されて凍結等する恐れがあり、電気ヒータで電動モ
ータ、センサーを加熱して凍結等を防止する必要があ
る。このために、電気ヒータの発生する熱で庫内の温度
が上昇し、冷凍設備の冷凍能力を余分に大として庫内を
設定温度とするので、冷凍設備の電力消費が多くなる。
また、電気ヒータ自身の電力消費もある。これらが相俟
って電力消費が多く、電気代が高い冷凍冷蔵の自動倉庫
となってしまう。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自動倉庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、開閉自在
な開口部7で庫外に連通している庫内に、荷物支持部材
を着脱自在に支持する複数の支持部と、この複数の支持
部を、前記開口部7と対向した受け渡し位置に順次移動
する移動機構を備えた荷物収納部9を設け、前記移動機
構の駆動部を動力伝達機構を介して庫外の駆動源43に
連結し、その動力伝達機構を介して庫内と庫外とに熱が
伝わらないようにしたことを特徴とする自動倉庫であ
る。
【0008】第2の発明は、第1の発明において前記駆
動源43の回転数によって受け渡し位置に移動した支持
部を判別できるようにした自動倉庫である。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て架台10に移動自在に設けた無端状のチェーンで移動
機構とし、このチェーンの長手方向に間隔を置いて設け
た複数の被係止部で支持部とし、荷物支持部材の係止部
37aを前記被係止部に係止して吊り下げ支持して持ち
上げることで外れるようにし、昇降する荷置き台51b
を備えた無人式の荷役車両51を開口部7を通って庫内
の受け渡し位置と庫外とに亘って走行自在とした自動倉
庫である。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、荷物収納部9の支持部
を受け渡し位置に順次移動することで、その支持部に支
持された荷物支持部材が開口部7と対向した受け渡し位
置に順次移動する。よって、開口部7から荷役車両等を
受け渡し位置に移動することで、支持部に支持された荷
物支持部材を受けたり、荷役車両で支持した荷物支持部
材を支持部に支持できるから、庫内の荷物収納部9に荷
物を収納したり、荷取りすることができる自動倉庫とな
る。
【0011】また、駆動源43は庫外に設けてあると共
に、その駆動源43と庫内の荷物収納部9の駆動部を連
結する動力伝達機構を通して庫内と庫外に熱に伝わるこ
とがない。よって、冷凍冷蔵の自動倉庫とした場合に駆
動源43が庫内の冷気で冷却されることがなく、その駆
動源43を電気ヒータの熱で加温して凍結防止する必要
がなく、電気ヒータの消費電力が不要であると共に、冷
凍設備の冷却能力を必要以上に大きくする必要がない。
これらが相俟って、電力消費が少なく電気代が安い冷凍
冷蔵の自動倉庫とすることができる。
【0012】第2の発明によれば、受け渡し位置に移動
した支持部を判別できるので、荷物収納部9に収納され
ている荷物支持部材(つまり、荷物)を記憶して存庫管
理することが可能である。
【0013】第3の発明によれば、荷役車両51の荷置
き台51bを上昇することで支持部に支持された荷物支
持部材を支持して荷受けでき、荷置き台51bを下降す
ることで、その荷置き台51b上の荷物支持部材を支持
部に支持して荷渡しできる。よって、荷物収納部9に荷
物を自動的に荷受け、荷渡しすることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、断熱性
を有する壁体1と断熱性を有する屋根2で冷凍冷蔵倉庫
3としてある。この冷凍冷蔵倉庫3は仕切り壁体4で収
納室(つまり庫内)5と荷役室(つまり庫外)6に区画
されている。前記収納室5が低温、例えば−65度、荷
役室6が弱低温、例えば−25度となるように図示しな
い冷凍設備で冷却される。前記収納室5と荷役室6は仕
切り壁体4に形成した開口部7で連通し、この開口部7
はドア8で開閉される。前記荷役室6は図示しない出入
口で倉庫外部に開口し、その出入口もドアで開閉され
る。
【0015】前記収納室5内に図1、図2、図3に示す
ように、荷物収納部9が設けてある。この荷物収納部9
は、後述する荷物支持部材を着脱自在に支持する複数の
支持部と、この複数の支持部を、前記開口部7と対向し
た受け渡し位置に順次移動する移動機構を備えている。
後述する荷役車両を開口部7から受け渡し位置に走行す
ることで、前記支持部に支持された荷物支持部材を受け
て荷役室6に取り出しできると共に、荷役車両に支持し
た荷物支持部材を支持部に支持して収納できるようにし
てある。この荷役車両は無人式でも有人式でも良い。
【0016】前記荷物収納部9は骨組体10を備えてい
る。この骨組体10は床11の前後方向両側部に、左右
方向に間隔を置いて立設した複数の前支柱12、後支柱
13と、この各支柱12,13の上端部間に横架した左
上横材14、右上横材15と、各前支柱12、後支柱1
3の上端部間に横架した前後上横材16及び前支柱12
間及び後支柱13間に上下方向に間隔を置いて連結した
複数(4つ)のガイド横材17、前支柱12と後支柱1
3間に横架した複数の横材18等によって略門型で左右
方向に長尺で、前後中間部に左右方向に連続した空間部
19を有する。
【0017】前記前支柱12及び後支柱13は前後一対
であり、その一対の前支柱12間及び一対の後支柱13
間には左右方向に連続した点検用等の歩行部20が上下
方向に間隔を置いて4つ設けてある。
【0018】前記骨組体10の左端部の前後(最も左側
の前後支柱12,13)における上部寄りには一対の上
前スプロケット21、一対の上後スプロケット22が取
付けてある。前記骨組体10の左端部の前後における下
部寄りには一対の下前スプロケット23、一対の下後ス
プロケット24が取付けてある。前記骨組体10の右端
部の前後(最も右側の前後支柱12,13)における上
部、下部には上前スプロケット25、上後スプロケット
26、下前スプロケット27、下後スプロケット28が
取付けてある。前記骨組体10の右端寄り前後の上下中
間部には上中間前スプロケット29、上中間後スプロケ
ット30、下中間前スプロケット31、下中間後スプロ
ケット32が取付けてある。
【0019】前記各前スプロケットに亘って無端状の前
チェーン33が巻掛けてあり、前記各後スプロケットに
亘って無端状の後チェーン34が巻掛けてある。この前
後チェーン33,34は骨組体10に左右方向に亘って
上下方向に間隔を置いて交差しないように巻掛けられ、
相互に平行で左右方向に向う4つの直線状部aと、上下
方向に向う左上縦部b、左下縦部c、右縦部d、右寄り
縦部eを有する。
【0020】前記前チェーン33と後チェーン34に跨
って被係止部、例えば杆体35が長手方向に等しい間隔
を置いて横架連結してある。この各杆体35の長手方向
両端部に設けたローラ35aが前記ガイド横材17の上
面に接している。前記各杆体35に3つの荷物支持部
材、例えば容器36が前後方向に間隔を置いて左右揺動
自在で、かつ着脱自在にそれぞれ吊り下げてある。前記
容器36は図4に示すように上面が開口した箱形状で、
その前後に一対のフック37が一体的に設けてある。こ
のフック37は略下向き鉤形状の係止部37aを有し、
この係止部37aが前記杆体35に係止することで容器
36が杆体35に吊り下げ支持されると共に、容器36
を持ち上げると係止部37bが杆体35から外れる。
【0021】このようであるから、前チェーン33と後
チェーン34を同期して移動することで、各容器36は
左右方向及び上下方向に水平姿勢を維持して移動する。
つまり、容器36は平行移動する。
【0022】前記前チェーン33と後チェーン34に跨
って横架連結した複数の杆体15が荷物支持部材(容器
36)を着脱自在に支持する複数の支持部を構成する。
前記前チェーン33と後チェーン34が、前記支持部を
受け渡し位置に順次移動する移動機構を構成する。
【0023】前記床11に収納室5と荷役室6に連続し
た凹陥部40が形成してある。この凹陥部40の荷役室
6側部分に電気モータ41、減速機42等の動力源43
が設けてある。この減速機42の出力側は動力伝達部
(トランスファ)44の入力側に連結し、この動力伝達
部44の出力側は収縮室5側に位置している。前記凹陥
部40の収納室5側に回転軸45が前後方向に向けて設
けてある。この回転軸45は骨組体10よりも左側方に
位置し、その一端部はスプロケット、チェーン46を介
して前記動力伝達部44の出力側に連結している。前記
回転軸45の前端寄り部と前記一方の上前スプロケット
21の軸21a、一方の下前スプロケット23の軸23
aに亘って前駆動用チェーン47がスプロケットを介し
てそれぞれ巻掛けてある。前記回転軸45の後端寄り部
と前記一方の上後スプロケット22の軸22a、一方の
下後スプロケット24の軸24aに亘って後駆動用チェ
ーン48がスプロケットを介して巻掛けてある。
【0024】このようであるから、電動モータ41を駆
動することで前後チェーン33,34が各スプロケット
を経て移動する。この時、各杆体35はローラ35aを
介してガイド横材27の上面に沿って移動するので、容
器36の自重及び荷物の重量で前後チェーン33,34
が垂れ下がることがない。
【0025】前記回転軸45、前後駆動用チェーン4
7,48等が移動機構の駆動部を構成している。前記動
力伝達部44とチェーン46等が前記駆動部と駆動源4
3を連結する動力伝達機構を構成している。
【0026】前記凹陥部40は、前記前後駆動用チェー
ン47,48が通る部分を残して蓋体49で閉塞されて
いると共に、凹陥部40と動力伝達部44のケースとの
間に図示しない断熱材が設けられ、この凹陥部40(つ
まり、前記動力伝達機構)を通って収納室5と荷役室6
とに亘って熱が伝わらないようにしてある。
【0027】図2に示すように、床11には前記開口部
7を通して3組の一対のレール50が前後方向に間隔を
置いて前記3つの容器36と対向して敷設してある。こ
の各レール50に沿って無人式の荷役車両51が収納室
5における骨組体10の左側方の受け渡し位置と荷役室
6の搬送部52とに亘って走行自在としてある。この荷
役車両51は台車本体51aに荷置き台51bを昇降自
在に設けたもので、図1に示すように受け渡し位置とし
て荷置き台51bを仮想線で示すように上昇することで
受け渡し位置の容器36を持ち上げて杆体35から離脱
できる。前記搬送部52は昇降する一対のローラコンベ
ア52aを備え、この一対のローラコンベア52a間に
搬送台車51を位置させ、一対のローラコンベア52a
を上昇することで荷置き台51b上の容器36を支持す
ると共に、一対のローラコンベア52aを下降すること
でローラコンベア52a上の容器36を荷置き台51b
の上に置くことができる。
【0028】前記骨組体10の左端部(受け渡し位置)
と仕切り壁体4との間の距離は前記1つの容器36が設
置可能な程度の短かい距離で、前記荷役車両51が収納
室5内に入り込む距離は容器36の左右寸法よりも若干
大きい程度と短かく、容器36の後述する受け渡しを短
時間で効率良く行うことができる。
【0029】また、有人式の荷役車両で容器36の受け
渡しを行う場合に、その荷役車両は開口部7と受け渡し
位置との間の短かい距離だけ収納室5内で走行すれば良
く、広い収納室5内を走行して荷役する場合に比べてオ
ペレータの負担が低減する。
【0030】次に収納室6内に荷物を収納・取り出しす
る動作を説明する。駆動モータ41を駆動して前チェー
ン33と後チェーン34を同期して移動し、各容器36
を左右方向及び上下方向に平行移動する。この容器36
の移動量(つまり、杆体35の移動量)は電動モータ4
1の回転数に比例した値となるので、各容器36、各杆
体35にあらかじめ番号をつけておき、電動モータ41
の基準回転位置に対する回転数によって何番の杆体35
が前述の受け渡し位置に移動したかを判別できると共
に、その杆体35に何番の容器36を支持したかを記憶
するようにしてある。例えば、図5に示すように電動モ
ータ41の回転数をセンサ60で検出してコントローラ
61に入力し、そのコントローラ61があらかじめ設定
した電動モータ41の基準回転位置に対する回転数によ
って受け渡し位置に移動した杆体35の番号を判別する
と共に、その杆体35に支持した容器36の番号を記憶
する。前記コントローラ61は庫外に設置してある。こ
のことは、あらかじめ学習して記憶させる。
【0031】荷役指令部62から取り出しする容器36
の番号をコントローラ61に入力する。コントローラ6
1は電動モータ41を駆動し、取り出しする番号の容器
36を支持している杆体35が受け渡し位置に移動した
時に電動モータ41を停止する。これと同時にドア8の
開閉用電動モータ63に開き指令を出力して開口部7を
開放し、荷役車両51に走行指令を出力して受け渡し位
置まで走行する。荷置き台51bを上昇して取り出しす
る番号の容器36を持ち上げて支持し、荷役車両51を
荷役室6に向けて走行する。ドア8を閉じ、搬送部52
で容器36を搬送する。
【0032】容器36を収納する場合には、前述と反対
の動作を行う。例えば、容器36が吊り下げられていな
い杆体35が受け渡し位置となるまで電動モータ41を
駆動する。荷役車両51の荷置き台51bに容器36を
載置して受け渡し位置まで走行し、荷置き台51bを下
降してフック37の係止部37aを杆体35に係合して
容器36を杆体35に吊り下げる。コントローラ61は
何番の杆体35に何番の容器36を吊り下げたかを記憶
する。
【0033】前述のようであるから、任意の容器36を
取り出したり、収納することができると共に、収納され
ている容器36をコントローラ61が記憶することで在
庫管理ができる。
【0034】なお、前チェーン33、後チェーン34を
上下で別々として上下に受け渡し位置を有する形状と
し、開口部7を上下に設けても良い。
【0035】前記凹陥部40を形成せずに電動モータ等
を床11に設置し、それらを箱体で覆って動力伝達機構
を通して収納室5と荷役室6に熱が伝わらないようにし
ても良い。また、前記電動モータ41の出力側(減速機
42の出力側)を所定の長さの筒体内に挿入した軸の一
端部に連結し、この軸の他端部を傘歯車等で回転軸45
に連結して動力伝達機構とし、筒体を通して熱が伝わら
ないようにしても良い。つまり、荷役室6に設けた電動
モータ41、減速機42より成る駆動源43と前後チェ
ーン33,34の駆動部(回転軸45)を連結する動力
伝達機構を通して収納室5と荷役室6に熱が伝わらない
ようにすれば良い。
【0036】また、前後チェーン33,34に容器36
を吊り下げるのではなく、チェーンやラック、ピニオン
等で荷台を水平方向に移動するようにし、その荷台に荷
物支持部材を載置して支持するようにしても良い。この
場合には荷台が支持部で、チェーン、ラック、ピニオン
が移動機構となる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、荷物収納
部9の支持部を受け渡し位置に順次移動することで、そ
の支持部に支持された荷物支持部材が開口部7と対向し
た受け渡し位置に順次移動する。よって、開口部7から
荷役車両等を受け渡し位置に移動することで、支持部に
支持された荷物支持部材を受けたり、荷役車両に支持さ
れた荷物支持部材を支持部に支持できるから、庫内の荷
物収納部9に荷物を収納したり、荷取りすることができ
る自動倉庫となる。
【0038】また、駆動源43は庫外に設けてあると共
に、その駆動源43と庫内の荷物収納部9の駆動部を連
結する動力伝達機構を通して庫内と庫外に熱に伝わるこ
とがない。よって、冷凍冷蔵の自動倉庫とした場合に駆
動源43が庫内の冷気で冷却されることがなく、その駆
動源43を電気ヒータの熱で加温して凍結防止する必要
がなく、電気ヒータの消費電力が不要であると共に、冷
凍設備の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がない。
これらが相俟って、電力消費が少なく電気代が安い冷凍
冷蔵の自動倉庫とすることができる。
【0039】請求項2に係る発明によれば、受け渡し位
置に移動した支持部を判別できるので、荷物収納部9に
収納されている荷物支持部材(つまり、荷物)を記憶し
て存庫管理することが可能である。
【0040】請求項3に係る発明によれば、荷役車両5
1の荷置き台51bを上昇することで支持部に支持され
た荷物支持部材を支持して荷受けでき、荷置き台51b
を下降することで、その荷置き台51b上の荷物支持部
材を支持部に支持して荷渡しできる。よって、荷物収納
部9に荷物を自動的に荷受け、荷渡しすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す自動倉庫の縦断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態を示す自動倉庫の横断面図
である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】容器の斜視図である。
【図5】制御回路図である。
【符号の説明】
5…収納室(庫内)、6…荷役室(庫外)、7…開口
部、9…荷物収納部、10…架台、33…前チェーン
(移動機構)、34…後チェーン(移動機構)、35…
杆体(支持部)、36…容器(荷物支持部材)、41…
電動モータ、42…減速機、43…駆動源、44…動力
伝達部(動力伝達機構)、45…回転軸(駆動部)、4
6…チェーン(動力伝達機構)、51…搬送台車、51
b…荷置き台。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在な開口部7で庫外に連通してい
    る庫内に、荷物支持部材を着脱自在に支持する複数の支
    持部と、この複数の支持部を、前記開口部7と対向した
    受け渡し位置に順次移動する移動機構を備えた荷物収納
    部9を設け、 前記移動機構の駆動部を動力伝達機構を介して庫外の駆
    動源43に連結し、 その動力伝達機構を介して庫内と庫外とに熱が伝わらな
    いようにしたことを特徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】 前記駆動源43の回転数によって受け渡
    し位置に移動した支持部を判別できるようにした請求項
    1記載の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 架台10に移動自在に設けた無端状のチ
    ェーンで移動機構とし、このチェーンの長手方向に間隔
    を置いて設けた複数の被係止部で支持部とし、 荷物支持部材の係止部37aを前記被係止部に係止して
    吊り下げ支持して持ち上げることで外れるようにし、 昇降する荷置き台51bを備えた無人式の荷役車両51
    を開口部7を通って庫内の受け渡し位置と庫外とに亘っ
    て走行自在とした請求項1又は2記載の自動倉庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102991926A (zh) * 2012-12-18 2013-03-27 江苏速升自动化装备股份有限公司 一种用于挖掘机生产的车架立体仓库
CN113180384A (zh) * 2021-05-08 2021-07-30 江西华鑫环宇科技集团有限公司 一种轨道式密集架

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