JP2002127674A - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシルInfo
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- JP2002127674A JP2002127674A JP2000321149A JP2000321149A JP2002127674A JP 2002127674 A JP2002127674 A JP 2002127674A JP 2000321149 A JP2000321149 A JP 2000321149A JP 2000321149 A JP2000321149 A JP 2000321149A JP 2002127674 A JP2002127674 A JP 2002127674A
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
で、且つ操作性のよいシャープペンシルを安価に提供可
能とする。 【構成】 軸筒内で芯ケースに連結したチャックをスプ
リングで引込み側に附勢し、そのチャックを第1の締め
リングに係合した時に芯を把持し、チャックを前進して
上記締めリングより離脱させた時に芯を開放し、更にチ
ャックを前進して軸筒の前端に設けた口先部内で第2の
締めリングにチャックの先端部を係合させた時に芯が把
持され、その芯把持状態で後退可能となるように構成さ
れたシャープペンシルに於いて、芯ケースの後端に設け
たノック部を軸筒に対して前後退して上記チャックを第
1の締めリングより係脱して口先部の先端から芯を繰り
出し、少なくとも第2の締めリングにチャックの先端が
係合する直前からダンパーが作動してノック力が急増す
ると共に、第2の締めリングにチャックの先端が係脱し
て口先部の先端から突出した芯を口先部内に収容可能と
する。
Description
クで芯を把持して筆記するようにし、チャックの小スト
ロークで芯を口先部の先端から繰り出し、大ストローク
で口先部内に芯を収納するように構成したシャープペン
シルの改良に関する。
ックと連結した芯ケースと接続してノック部が軸の後端
より突出しており、そのノック部を小ストロークで軸推
移させてチャックを第1の締めリングと係脱させて芯を
軸先より突出させ、大ストロークで軸推移させてチャッ
クを第2の締めリングに係合して後退させ、芯を軸先よ
り収納させるようにしている。即ち、上記ストローク差
を手加減で行っており、その為に芯を繰り出したい時に
芯を収納してしまう問題がある。また上記小ストローク
と大ストロークを判別する為に、ノック部等にストロー
クの表示を設けたものも知られているが目加減、手加減
に頼ったものであり不便差は解消されていない。
芯ケースに連結したチャックをスプリングで引込み側に
附勢し、そのチャックを第1の締めリングに係合したと
き芯を把持し、チャックを前進して上記締めリングより
離脱したときに芯を開放し、更にチャックを前進させた
ときに軸の先端内部に位置させた第2の締めリングにチ
ャックの先端部を係合させて芯を把持したまま後退可能
に構成したシャープペンシルに於いて、後軸の後端より
突出したノック部の後端を軸推移して、上記チャックを
第1の締めリングより係脱して軸先より芯を繰り出すと
共に、軸筒を先軸と後軸とで回転自在に連結して構成
し、上記芯ケースと後軸との間にカム部を形成して先軸
に対して後軸を回転した時、第2の締めリングにチャッ
クの先端を係合して後退させ、芯を軸先より収納するよ
うにしたものが知られている。この方法によって目加
減、手加減による小ストロークと大ストロークの判別が
確実となり誤動作の問題が解消されたが、操作性が面倒
であるという新たな問題の発生となっている。
ロークの判別が容易で、且つ操作性のよいシャープペン
シルを安価に提供可能とする。
成する為に以下の構成を有する。請求項1に記載のシャ
ープペンシルは、軸筒内で芯ケースに連結したチャック
をスプリングで引込み側に附勢し、そのチャックを第1
の締めリングに係合した時に芯を把持し、チャックを前
進して上記締めリングより離脱させた時に芯を開放し、
更にチャックを前進して軸筒の前端に設けた口先部内で
第2の締めリングにチャックの先端部を係合させた時に
芯が把持され、その芯把持状態で後退可能となるように
構成されたシャープペンシルに於いて、芯ケースの後端
に設けたノック部を軸筒に対して前後退して上記チャッ
クを第1の締めリングより係脱して口先部の先端から芯
を繰り出し、少なくとも第2の締めリングにチャックの
先端が係合する直前からダンパーが作動してノック力が
急増すると共に、第2の締めリングにチャックの先端が
係脱して口先部の先端から突出した芯を口先部内に収容
するようにしたことを特徴とする。
シルは、請求項1に記載のシャープペンシルに於いて、
芯ケースの前方外周に設けられた突部と、その前方より
芯ケースに被嵌されたスライド筒の内段との間にダンパ
ー用のスプリングが弾発された状態でスライド筒の後端
が芯ケースの突部に係止され、芯ケースと伴に前進して
スライド筒の前端が軸筒に設けた段部に当接し時点で芯
ケースのみが前進してダンパーが作動するように構成さ
れてなる。
る。軸筒1は先端の外周に螺子部を有した筒体で、その
螺子部に口先部2が螺合されると共に、筆記の際に把持
される軸筒1の前方外周と口先部の後方外周にかけてゴ
ムまたは熱可塑性のエラストマーよりなるグリップ11
が設けられている。
に第1の締めリング5を被嵌した状態で軸筒1の前端部
内孔に配設され、チャック3の後端が軸筒1内で芯ケー
ス4の前端に連結されると共に軸筒の前段部1aと芯ケ
ース4の前端から適宜後方外周部に設けた段部4aとの
間にスプリング8が敷設されて、チャック3が軸筒1に
対し引込み側に附勢されている。
パイプ部2a(口先部と一体でも別体のパイプが取り付
けられてもよい)を有し、内径部先端に芯を摩擦保持す
る保持チャック2b(ゴム製の保持チャックを装着、あ
るいは樹脂製の口先部と一体に形成されてもよい。)が
設けられ、その後方に第2の締めリング7が嵌装され、
第2の締めリング7が所定の間隔で前後動可能となるよ
うに第2の締めリング7の前端が当接する段部と第2の
締めリング7の後端が当接する止めリング6が固定され
ている。(樹脂製の口先部の場合には一体の突部として
形成することが可能である。)また上記第1の締めリン
グ5は口先部2の止めリング6の後端に当接する範囲で
前後動する。その間隔が芯の繰り出し量を決定する主た
る要素となる。(止めリングがない場合には当接する段
部を形成する。)
部4bと、その前方より芯ケース4の外周部に被嵌され
たスライド筒9の内段9aとの間にダンパー用のスプリ
ング10が弾発された状態でスライド筒9の後端が芯ケ
ース4の突部4bに係止される。
孔の前端に内段9aを有し、その筒体の側面に後端に開
口したスリット部9bが形成されている。スリット部9
bは前方に向かって狭くなるテーパー部9dが形成さ
れ、そのテーパー部9dの前端に段部9cが形成され
て、さらに段部9cの前方に前端が閉塞した矩形上の孔
部9eが形成されてなる。またスリット部9bは、バラ
ンス上2箇所で設けられているが1箇所でも3箇所でも
よい。また上記芯ケース4に設けられた突部4bはスリ
ット部9bに嵌挿する形状となされており、その突部4
bがテーパー部9dを弾性的に拡開して段部9dの前面
に突部4bが係止され、その突部4bが孔部9eの前端
に当接する間隔で芯ケース4に対してスライド筒9は後
退可能となされている。なお芯ケースにスライド筒を係
止する手段は上記実施例に限定されないものである。
4cが一体に設けられ、その内孔部に消しゴム13が止
着されると共に外周部にキャップ12が嵌着されて、そ
の後端部がノック部となされている。
は第1の締めリング5に係合した時に芯を把持してお
り、キャップ12の後端をノックしてチャック3と伴に
第1の締めリングが前進し、第1の締めリング5が止め
リング6の後端に当接して前進が阻止されるまで芯も前
進する。またチャック3の締め付けが解除されることで
芯の把持が開放される。以上のノック前進とノック解除
による後退を繰り返すことにより芯は徐々に繰り出され
る。
に設けた口先部内で第2の締めリング7にチャックの先
端部を係合させた時に芯が把持され、その芯把持状態が
維持されて後退することによって口先部の先端パイプ2
aの先端から突出した芯が収容される。また第2の締め
リング7にチャック3の先端が係合する直前から、芯ケ
ース4と伴に前進したスライド筒9の前端が軸筒1に設
けた後段部1bに当接して前進が阻止され、ダンパー用
のスプリング10が圧縮(ダンパーが作動)されてノッ
ク力が急増するので芯を繰り出す時のノック作動と、芯
を収容する時のノック作動の差異が容易に把握できる。
(因みに芯を繰り出す時のノック力は略4.41Nで、
芯を収容するノック力は略10.79Nである。)
り、小ストロークと大ストロークの判別が容易となっ
て、従来のこの種のシャープペンシルが芯の繰り出しと
芯の収容の為のチャックのストローク差をノック部を目
加減、手加減によって行っている為に、意図しないで芯
を繰り出したりする問題が解消される。また芯の繰り出
しと芯の収容の為のストローク差を簡単な構造でノック
力の差異を明確にすることで達成でき、操作性のよいシ
ャープペンシルを安価に提供することが可能となる。
半断面図である。
である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸筒内で芯ケースに連結したチャックを
スプリングで引込み側に附勢し、そのチャックを第1の
締めリングに係合した時に芯を把持し、チャックを前進
して上記締めリングより離脱させた時に芯を開放し、更
にチャックを前進して軸筒の前端に設けた口先部内で第
2の締めリングにチャックの先端部を係合させた時に芯
が把持され、その芯把持状態で後退可能となるように構
成されたシャープペンシルに於いて、 芯ケースの後端に設けたノック部を軸筒に対して前後退
して上記チャックを第1の締めリングより係脱して口先
部の先端から芯を繰り出し、少なくとも第2の締めリン
グにチャックの先端が係合する直前からダンパーが作動
してノック力が急増すると共に、第2の締めリングにチ
ャックの先端が係脱して口先部の先端から突出した芯を
口先部内に収容するようにしたことを特徴とするシャー
プペンシル。 - 【請求項2】 芯ケースの前方外周に設けられた突部
と、その前方より芯ケースに被嵌されたスライド筒の内
段との間にダンパー用のスプリングが弾発された状態で
スライド筒の後端が芯ケースの突部に係止され、芯ケー
スと伴に前進してスライド筒の前端が軸筒に設けた段部
に当接し時点で芯ケースのみが前進してダンパーが作動
するように構成された請求項1に記載のシャープペンシ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000321149A JP4565729B2 (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000321149A JP4565729B2 (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | シャープペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002127674A true JP2002127674A (ja) | 2002-05-08 |
JP4565729B2 JP4565729B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=18799329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000321149A Expired - Fee Related JP4565729B2 (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4565729B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2353592A1 (en) | 2002-09-26 | 2011-08-10 | Japan Science and Technology Agency | Therapeutic causing contraction of mucosal tissue and method of treating diseases relating to mucosal tissues |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57162882U (ja) * | 1981-04-03 | 1982-10-14 |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000321149A patent/JP4565729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57162882U (ja) * | 1981-04-03 | 1982-10-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2353592A1 (en) | 2002-09-26 | 2011-08-10 | Japan Science and Technology Agency | Therapeutic causing contraction of mucosal tissue and method of treating diseases relating to mucosal tissues |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4565729B2 (ja) | 2010-10-20 |
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